JP3212631B2 - 発泡体用粘着剤組成物 - Google Patents

発泡体用粘着剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粘着性のテープ、ラベ
ル、シート或は両面接着テープ等の各種粘着性加工品に
使用される粘着剤組成物で特に高温時の粘着物性に優れ
発泡体用アクリル系粘着剤組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、粘着剤としてはゴム系、アクリル
系、ポリビニルエーテル系、シリコーン系等が挙げられ
るが、ゴム系は耐老化性に、ポリビニルエーテル系は耐
熱性に問題があり、シリコーン系は接着力が充分でない
ため、アクリル系のものが多く使われている。
【0003】該粘着剤は粘着性のテープ、ラベル、シー
ト或は両面接着テープ等の各種粘着性加工品として使用
されているが、中でも例えば発泡体等を自動車の天井に
貼ったり、温水プールや温泉、浴室等の窓ガラスの被覆
等、高温雰囲気下で使用される場合や自動車部品用液晶
ディスプレイ等、近くに発熱源が存在する用途で使用さ
れる際には、単に室温での粘着力、保持力、タック等の
粘着物性のみならず、高温においても室温なみの粘着物
性を保持することが要求されている。
【0004】従来一般のアクリル系樹脂粘着剤において
は、かかる要求を満足させることは容易ではなく、当業
者によって種々の改善が試みられているところであり、
例えば特開昭51−19036号公報には(a)エポキ
シ基を有するエチレン性不飽和化合物、(b)アクリル
酸アルキルエステルを含むビニル単量体と、(c)上記
(a)及び(b)と共重合可能なα、β不飽和カルボン
酸とからなる共重合体に対して第三級アミノ化合物を含
有させてなる感圧性接着剤組成物が提案されており、耐
老化性と耐熱性とを備えて高い凝集力と強い粘着力とを
発揮させるという効果を期待している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭51−
19036号公報における感圧性接着剤組成物におい
て、耐熱性の向上が主張されているが、該公報で意昧す
る耐熱性は、一度、感圧性接着剤の塗工品を高温にさら
した後室温まで冷却した後の粘着物性を指しているもの
で、本願の目指す基材との接着性の点においての高温時
の粘着物性の改善についてはまだ満足のいくものではな
い。
【0006】なかんずく、例えば発泡体を基材として粘
着加工品を製造する際、従来のアクリル系樹脂をそのま
ま発泡体基材に転写塗布した場合には、非発泡性の基材
に転写塗布する場合に比較して、かなりの粘着力の低下
はもとより、特に高温下での低下が認められるので、室
温での使用時はもちろんのこと、高温時の粘着物性をよ
り改善したアクリル系樹脂粘着剤の開発が求められてい
るのが実情である。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者等はかか
る課題を解決するために鋭意研究を行った結果、分子内
エポキシ基含有するエチレン性不飽和単量体のうち
でもアリルグリシジルエーテルを成分とするアクリル系
共重合体にイソシアネート系化合物を添加してなる発泡
体用粘着剤組成物がその目的を達成し得ることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち本発明は、「(a)(メタ)アクリル
酸エステルモノマーの少なくとも1種が50〜98重量
%、(b)分子内にカルボキシル基含有するビニル
ノマーの少なくとも1種が1〜10重量%、(c)アリ
ルグリシジルエーテルが0.5〜10重量%、(d)上
記以外のビニルモノマーの少なくとも1種が0.5〜3
0重量%を成分とするアクリル系共重合体100重量部
に、イソシアネート系化合物0.5〜3重量部を添加し
てなる発泡体用粘着剤組成物。」である。
【0009】本発明の特徴は、アクリル系共重合体の単
量体の一つとしてアリルグリシジルエーテルを使用する
点にあり、かかる単量体の使用により高温でも良好な粘
着物性を維持し、特に発泡体用途において優れた適性を
示すものである。本発明の(a)成分である(メタ)ア
クリル酸エステルモノマーのエステルとしては、メチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル等任意のもの
であってよい。
【0010】(b)成分の分子内にカルボキシル基
するビニルモノマーとしては、アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸等のモノカルボン酸、マレイン酸、フ
マール酸、シトラコン酸、グルタコン酸、イタコン酸等
の多価カルボン酸、及びこれらの無水物がある。 (d)成分の上記以外のビニルモノマーとしては、2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ジエチレング
リコールモノ(メタ)アクリレート等やN−メチロール
アクリルアミド等のヒドロキシル基含有モノマーの他
に、スチレン、酢酸ビニル、アクリルニトリル、アクリ
ルアミド等が挙げられる。
【0011】本発明のアクリル系共重合体は、(a)
(メタ)アクリル酸エステルモノマー50〜98重量
%、好ましくは70〜98重量%、(b)分子内にカル
ボキシル基含有するビニルモノマー1〜10重量%、
好ましくは2〜6重量%、(c)アリルグリシジルエー
テル0.5〜10重量%、好ましくは0.5〜4重量
(d)上記以外のビニルモノマー0.5〜30重量
%、好ましくは3〜10重量%の組成である共重合体で
ある。
【0012】かかる各成分量のいずれかの一つでも限定
範囲を外れると、本願の目的である高温での粘着物性は
著しく低下する。特に前記した特開昭51−19036
号公報記載の粘着剤と本願の粘着剤との大きな違いは、
共重合体成分として本願は(c)成分として分子内に
ポキシ基含有するエチレン性不飽和単量体をアリルグ
リシジルエーテルに限定する点にある。かかるアリルグ
リシジルエーテル成分が(b)分子内にカルボキシル基
含有するビニルモノマーとアクリル系共重合体に特定
量共存することによって、該共重合体とイソシアネート
系化合物から得られた本願の粘着剤が従来のものからは
期待し得なかった高温時の粘着物性の向上を発揮するも
のである。
【0013】本発明のアクリル系共重合体は、前述の
(a),(b),(c),(d)のモノマーを有機溶剤
中でラジカル共重合させる如き、当業者周知の方法によ
って容易に製造される。前記重合に用いられる有機溶剤
としては、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素
類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、n−プ
ロピルアルコール、iso−プロピルアルコールなどの
脂肪族アルコール類、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類などが
挙げられる。
【0014】前記ラジカル重合に使用する重合触媒とし
ては、通常のラジカル重合触媒であるアゾビスイソブチ
ロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、ジ−t−ブチ
ルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイドなど
が具体例として挙げられる。本発明のイソシアネート系
化合物としては、トリレンジイソシアネート、水素化ト
リレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネートの
トリメチロールプロパン付加物、キシリレンジイソシア
ネートのトリメチロールプロパン付加物、エチレンジイ
ソシアネート、1,4−ブタンジイソシアネート、ジシ
クロヘキシルメタンジイソシアネート、シクロヘキサン
ジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネー
ト、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、ト
リフェニルメタントリイソシアネート、メチレンビス
(4−フェニルメタン)トリイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート等が挙げられ、トリレンジイソシア
ネートのトリメチロールプロパン付加物が実用的であ
る。
【0015】本発明のイソシアネート系化合物の添加量
は、アクリル系共重合体100重量部に対して0.5〜
5重量部、好ましくは0.5〜3重量部である。添加量
が0.5重量部未満では使用効果が認め難く、一方、5
重量部を越えて添加すると該粘着剤は硬くなり過ぎ、室
温での接着力が低下する。尚、架橋を促進するために酸
触媒、例えばパラトルエンスルホン酸、リン酸、塩酸、
塩化アンモニウム等も随時添加可能である。該架橋促進
剤の添加量は架橋剤に対して10〜50重量%である。
【0016】かくして得られる粘着剤組成物には本発明
の目的を逸脱しない範囲で従来公知の粘着剤用添加剤を
必要に応じて添加することは勿諭可能である。かかる公
知の添加剤としてはリン酸エステル系、アミン系などの
各種界面活性剤、シリコーン樹脂、パラフィンワックス
等の剥離性調節剤、テルペン系樹脂、フェノール系樹
脂、クマロン系樹脂、ロジン系化合物、石油系樹脂等の
粘着性付与剤等、更には顔料、可塑剤等も配合できる。
【0017】本発明の発泡体用粘着剤組成物の塗布方法
としては、該組成物を有機溶剤、例えばトルエン、酢酸
エチル、メチルセロソルブ、エチルセルソルブ等の単独
又は混合液に樹脂固形分として10〜40重量%程度溶
解した溶液を基材上にドクターブレード、ロールコー
ト、刷毛塗り等によって塗布し、乾燥後の膜厚が5〜4
0μ程度となるように調節する。乾燥は常温、加熱のい
ずれで行っても良い。又、他の塗布方法としては、樹脂
固形分として40〜50重量%程度の溶液を離型紙上に
アプリケーターで塗工し、乾燥する。その後、対象基材
に転写塗工し、膜厚が50〜75μ程度の粘着シートを
得る方法等がある。
【0018】本発明の粘着剤組成物を塗布する基材とし
ては特に制限はなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレー
ト)、軟質ポリ塩化ビニル、アクリルートリアセチルセ
ルロース等の各種プラスチック、もしくは紙、布、金属
箔あるいはこれらを材料とする複合成形物が挙げられ
る。これらの基材の形状はフイルム、シート状等、必ず
しも均一な形態をしている必要はなく、発泡体や織布、
不織布等の任意のものであって良い。
【0019】本発明の粘着剤組成物の特色はそれを発泡
体状物に塗布した時に顕著に発揮され、従来の粘着剤か
らは全く期待できなかった高温時の粘着物性向上に寄与
する。従って、かかる発泡体粘着テープ、シートを高温
にさらされる雰囲気においても安心して使用できるの
で、その産業上の有用性は極めて大である。発泡体とし
てはポリウレタンフォーム、ポリスチレンフォーム、A
BSフォーム、塩化ビニル樹脂フォーム、ポリエチレン
フォーム、ポリプロピレンフォーム、フェノール樹脂フ
ォーム、ユリア樹脂フォームなどが挙げられ、特にポリ
ウレタンフォームが実用的である。
【0020】かかる商品形態としてはテープ、ラベル、
シートや種々の成形物が挙げられる。本願で得られる粘
着シートを貼り付ける対象基材は特に限定されないが、
ステンレス板、アルミニウム板、鋼板、銅板等をはじめ
とするあらゆる材質の金属板、メラミン板、フェノール
板等の合成樹脂化粧板、合板、単板、ガラス板などのい
わゆる板状物の他、棒状物、陶器や各種成形物の表面に
貼り付けることができる。
【0021】
【作 用】本発明のアクリル共重合体の共重合単量体
であるアリルグリシジルエーテルは、該共重合体にイソ
シアネート系化合物を添加してなる粘着剤組成物の高温
での粘着物性を向上させる作用を有する。
【0022】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。 〔アクリル系共重合体の製造〕2−エチルヘキシルアク
リレート45重量部、n−ブチルアクリレート44重量
部、アクリル酸3.9重量部、アリルグリシジルエーテ
ル2重量部、ヒドロキシエチルメタクリレート0.1重
量部、酢酸ビニル5重量部、酢酸エチル100重量部、
アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.1重量部
をコンデンサー、撹拌機及び温度計付きのフラスコに仕
込み、90℃に加温して重合させ、重合途中にトルエン
10重量部にAIBN0.1重量部を溶解させた重合触
媒液を逐次追加しながら7時間重合させた後、トルエン
を加えて濃度を調整し、樹脂分40重量%、粘度300
0cps/25℃の樹脂溶液を得た。得られた共重合体
(A)の重合率は99.8%であった。また、その組成
を表1に示す。
【0023】上記例に準じて表1〜5に示されている各
共重合体成分を用い、共重合体(B)〜(H)及び
(イ)〜(ル)を製造した。表1,2の樹脂(A)〜
(H)は成分(a)、(b)、(c)、(d)の種類と
量を本願規定内で変化させたもので、実施例中で用いて
その効果を確認したものである。また表3,4の樹脂
(イ)〜(チ)は各成分の量を本願規定外としたもので
あり、対照例中で用いたもので樹脂(イ)、(ロ)は
(a)成分と(d)成分を、樹脂(ハ)、(ニ)は
(b)成分を、樹脂(ホ)、(へ)は(c)成分を、樹
脂(ト)、(チ)は(d)成分をそれぞれ範囲外とし
た。
【0024】表5の樹脂(リ)、(ヌ)、(ル)は本願
の(c)アリルグリシジルエーテルの代わりに他の分子
内にエポキシ基含有するビニルモノマーを用いたもの
であり、他の成分及びその含有量は樹脂(A)と同じで
ある。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
【0030】〔粘着剤組成物の製造及び物性評価〕実施
例1 共重合体(A)100重量部(樹脂分45重量%の酢酸
エチルートルエン溶液)に重合ロジンのペンタエリスリ
トールエステル15重量部、塩素化ポリプロピレン2重
量部、及び架橋剤としてトリレンジイソシアネート(3
モル)のトリメチロールプロパン(1モル)付加物2.
0重量部(75重量%酢酸エチル溶液)を添加して粘着
剤を製造した。
【0031】粘着剤を乾燥後膜厚が65μとなるよう
に離型紙上に塗布して、80℃で1分乾燥後、100m
m厚のエーテル型発泡ウレタンシート(発泡倍率30
倍)に貼り合わせて粘着シートを得た。かかる粘着シー
トについて対SUS板、対ポリプロピレン樹脂板の接着
力、曲面接着力、耐熱90度保持力を測定した。結果を
表7に示した。
【0032】○接着力の測定(90度引きはがし法) 試験片は幅25mm、長さ200mm、試験板はSUS
304(280番研磨品)、ポリプロピレン樹脂、及び
ガラスを使用し、圧着後20分で測定する以外は、JI
S Z 0237の粘着力の測定法に準じて測定を行っ
た。
【0033】○曲面接着力の測定 75mmφの鉄製円筒の曲面に、幅25mm、長さ12
0mmの試験片を貼付けて17時間常態(23℃、湿度
65%)で放置後、更に80℃で4時間保持し、剥がれ
具合を長辺方向の長さで評価した。
【0034】○軟化点の測定 SUS304(280番研磨品)の試験板に、幅25m
m、長さ75mmの試験片を貼り付け、15分常態(同
上)で放置後、試験板の一端をとめ金で止め、試験片が
鉛直に垂れ下がるようにし、折り重ねた部分の端に31
0gのおもりを取り付け、38℃で15分保持し、その
後3℃/5分の割で昇温し、試験片が落下した時の温度
を測定する以外は、JIS Z 0237の保持力の測
定に準じて測定した。
【0035】○耐熱90度保持力の測定 SUS304(280番研磨品)の試験板に、幅50m
m、長さ75mmの試験片を、貼付長さ120mmで貼
り付け、常態(同上)で24時間放置後、80℃で1時
間保持し、更に80℃で1時間100gの荷重をかけ、
60分後の剥がれ長さを測定する以外は、JIS Z
0237の保持力の測定法に準じて測定した。例えば、
60分後の剥がれ長さが10mmの場合には、60(1
0)と表記した。
【0036】実施例2〜8 実施例1で共重合体(A)及び架橋剤のトリレンジイソ
シアネート(3モル)のトリメチロールプロパン(1モ
ル)付加物のかわりに表6に示した共重合体(B)〜
(H)と各種イソシアネート系化合物の添加量を変化さ
せて使用する以外は、同例に準じて実験を行った。結果
を表7に示す。
【0037】
【表6】
【0038】
【表7】
【0039】対照例1〜8 実施例1で共重合体(A)にかえて共重合体(イ)〜
(チ)を使用する以外は同例と同様に実験を行い、各共
重合体成分の含有量が本願規定外の場合の効果を調べ
た。結果を表8に示す。
【0040】
【表8】
【0041】対照例9〜13 実施例1で表9に示した様に架橋剤の種類と量をかえる
以外は同例と同様に実験を行い、結果を表10に示し
た。ここで対照例9,10は架橋剤の量を本願のイソシ
アネート系化合物以外のものにかえてその効果を調べ
た。
【0042】
【表9】
【0043】
【表10】
【0044】対照例14〜16 実施例1で共重合体(A)にかえて共重合体(リ)〜
(ル)を使用する以外は同例と同様に実験を行い、各共
重合体成分の本願アリルグリシジルエーテル以外の分子
内にエポキシ基含有するエチレン性不飽和化合物を使
用した場合の効果を調べた。結果を表11に示す。
【0045】
【表11】
【0046】実施例9〜12 実施例1で評価シートの発泡体を表12に示す発泡体に
かえる以外は同例に準じて発泡体粘着シートを得、粘着
物性を測定した。結果を表12に併せて示す。
【0047】
【表12】
【0048】
【発明の効果】本発明の粘着剤組成物は高温での粘着物
性が優れた効果を示し、産業上極めて有用な粘着剤を提
供する。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−101174(JP,A) 特開 昭62−275115(JP,A) 特開 昭57−182373(JP,A) 特開 昭61−47772(JP,A) 特開 平1−271472(JP,A) 特開 昭56−155268(JP,A) 特開 平1−178567(JP,A) 特開 昭56−95965(JP,A) 特開 昭59−111115(JP,A) 特開 昭58−40377(JP,A) 特許2592875(JP,B2) 特公 昭37−1471(JP,B1) 特公 昭62−39183(JP,B2) 特公 昭48−1420(JP,B1) 米国特許3903057(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 1/00 - 201/10 CA(STN) REGISTRY(STN) WPI/L(QUESTEL)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)(メタ)アクリル酸エステルモノ
    マーの少なくとも1種が50〜98重量% (b)分子内にカルボキシル基含有するビニルモノマ
    ーの少なくとも1種が1〜10重量% (c)アリルグリシジルエーテルが0.5〜10重量% (d)上記以外のビニルモノマーの少なくとも1種が
    0.5〜30重量%を成分とするアクリル系共重合体1
    00重量部に、イソシアネート系化合物0.5〜3重量
    部を添加してなる発泡体用粘着剤組成物。
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