JPH0784582B2 - 粘着剤組成物 - Google Patents
粘着剤組成物Info
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- JPH0784582B2 JPH0784582B2 JP27822886A JP27822886A JPH0784582B2 JP H0784582 B2 JPH0784582 B2 JP H0784582B2 JP 27822886 A JP27822886 A JP 27822886A JP 27822886 A JP27822886 A JP 27822886A JP H0784582 B2 JPH0784582 B2 JP H0784582B2
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- sensitive adhesive
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、粘着剤組成物に関し、より詳細には窓ガラ
ス飛散防止用粘着フィルム、ガラス貼付用ラベル、偏光
フィルムなどに使用される粘着剤組成物に関する。
ス飛散防止用粘着フィルム、ガラス貼付用ラベル、偏光
フィルムなどに使用される粘着剤組成物に関する。
窓ガラス飛散防止用粘着フィルム、ガラス貼付用ラベ
ル、偏光フィルムなどに使用される粘着剤組成物には、
従来、例えばシランカップリング剤と粘着剤との混和物
があり、シート基材の片面にこの混和物の薄層を塗布し
て粘着シートが製造されている(実公昭58−8757号公
報)。また、アクリル系樹脂およびエポキシ基含有シラ
ン化合物を含有してなる粘着剤組成物(特公昭61−7369
号公報)、およびポリアクリル酸エステル系粘着剤にMe
−OR(Meは金属、ORはアルコキシ基またはアシレート基
を表す)の金属化合物を添加してなる粘着剤組成物(特
公昭58−196283号公報)が知られている。
ル、偏光フィルムなどに使用される粘着剤組成物には、
従来、例えばシランカップリング剤と粘着剤との混和物
があり、シート基材の片面にこの混和物の薄層を塗布し
て粘着シートが製造されている(実公昭58−8757号公
報)。また、アクリル系樹脂およびエポキシ基含有シラ
ン化合物を含有してなる粘着剤組成物(特公昭61−7369
号公報)、およびポリアクリル酸エステル系粘着剤にMe
−OR(Meは金属、ORはアルコキシ基またはアシレート基
を表す)の金属化合物を添加してなる粘着剤組成物(特
公昭58−196283号公報)が知られている。
しかしながら、シランカップリング剤と粘着剤との混和
物では、カップリング剤自身の安定性や粘着剤塗工物の
性能安定性およびセパレータとの剥離性が良好ではな
く、従って性能の経時変化や粘着シートの作業性がよく
なかつた。アクリル系樹脂およびエポキシ基など含有す
るシラン化合物を含有してなる粘着剤組成物では、シリ
コン処理セパレータとの剥離性が悪くさらに架橋効果が
少ないために凝集力が不足している。また、ポリアクリ
ル酸エステル系粘着剤にMe−ORの金属化合物を添加して
なる粘着剤組成物では、ポットライフが適切でなく従っ
て塗工性が良好でなくガラス接着力の耐水性が比較的低
い。
物では、カップリング剤自身の安定性や粘着剤塗工物の
性能安定性およびセパレータとの剥離性が良好ではな
く、従って性能の経時変化や粘着シートの作業性がよく
なかつた。アクリル系樹脂およびエポキシ基など含有す
るシラン化合物を含有してなる粘着剤組成物では、シリ
コン処理セパレータとの剥離性が悪くさらに架橋効果が
少ないために凝集力が不足している。また、ポリアクリ
ル酸エステル系粘着剤にMe−ORの金属化合物を添加して
なる粘着剤組成物では、ポットライフが適切でなく従っ
て塗工性が良好でなくガラス接着力の耐水性が比較的低
い。
この発明は上記の背景に基づいてなされたものであり、
その目的とするところは、耐水性、耐湿性に優れた対ガ
ラス接着力を有し、向上された凝集力を有し、しかも粘
着剤溶液の塗工安定性およびセパレータとの剥離性が良
好であり、従って粘着シートの作業性に優れている粘着
剤組成物を提供することである。
その目的とするところは、耐水性、耐湿性に優れた対ガ
ラス接着力を有し、向上された凝集力を有し、しかも粘
着剤溶液の塗工安定性およびセパレータとの剥離性が良
好であり、従って粘着シートの作業性に優れている粘着
剤組成物を提供することである。
この発明によれば、前記問題点は、アクリル酸アルキル
エステル99.9〜90重量%と水酸基含有エチレン性不飽和
モノマー0.1〜10重量%との共重合体100重量部に、下記
式Iの金属キレート0.05〜5重量部を添加してなる粘着
剤組成物によつて達成される。
エステル99.9〜90重量%と水酸基含有エチレン性不飽和
モノマー0.1〜10重量%との共重合体100重量部に、下記
式Iの金属キレート0.05〜5重量部を添加してなる粘着
剤組成物によつて達成される。
M(RCOCHCOR)n(RCOCHCOOR′)m …I (式中、Mは金属、RおよびR′は炭素数1〜3のアル
キル基、nおよびmは4≧m+n≧2,m≧0,n≧0の整数
である) この発明の好ましい態様において安定剤としてRCOCH2CO
RまたはRCOCH2COOR′(式中RおよびR′は上記と同じ
意味を持つ)を含めることができる。
キル基、nおよびmは4≧m+n≧2,m≧0,n≧0の整数
である) この発明の好ましい態様において安定剤としてRCOCH2CO
RまたはRCOCH2COOR′(式中RおよびR′は上記と同じ
意味を持つ)を含めることができる。
この発明の態様として、式IのMを、ニッケル、アルミ
ニウム、鉄、チタン、亜鉛、ジルコニウムまたはスズと
することができる。
ニウム、鉄、チタン、亜鉛、ジルコニウムまたはスズと
することができる。
また、この発明の態様として、式I中のRをメチル、
R′をエチルとすることが好ましい。
R′をエチルとすることが好ましい。
この発明を以下より詳しく説明する。
この発明で用いられる共重合体はアクリル酸アルキルエ
ステルと水酸基含有エチレン性不飽和モノマーとの反応
物である。このアクリル酸アルキルエステルとしてアク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸n−ペンチル、アクリル酸イソペンチル、アクリル
酸n−ヘキシル、アクリル酸イソヘキシル、アクリル酸
n−ヘプチル、アクリル酸イソヘプチル、アクリル酸n
−オクチル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸2−
エチルヘキシル、アクリル酸イソノニル、などがある。
ステルと水酸基含有エチレン性不飽和モノマーとの反応
物である。このアクリル酸アルキルエステルとしてアク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリ
ル酸n−ペンチル、アクリル酸イソペンチル、アクリル
酸n−ヘキシル、アクリル酸イソヘキシル、アクリル酸
n−ヘプチル、アクリル酸イソヘプチル、アクリル酸n
−オクチル、アクリル酸イソオクチル、アクリル酸2−
エチルヘキシル、アクリル酸イソノニル、などがある。
また、水酸基含有エチレン性不飽和モノマーとしてアク
リル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロ
キシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピルな
どがある。
リル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロ
キシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピルな
どがある。
共重合体中のコモノマーの割合いは、アクリル酸アルキ
ルエステルが99.9〜90重量%であり、水酸基含有エチレ
ン性不飽和モノマーが0.1〜10重量%である。この水酸
基含有エチレン性不飽和モノマーの含量が少ないと充分
な架橋効果が得られず凝集力が不足するようになり、他
方この水酸基含有エチレン性不飽和モノマーの含量が多
いと浸水時にポリマー自身の白化などが起って耐接着力
の低下につながるからである。この共重合体生成反応は
通常の方法で行うことができる。
ルエステルが99.9〜90重量%であり、水酸基含有エチレ
ン性不飽和モノマーが0.1〜10重量%である。この水酸
基含有エチレン性不飽和モノマーの含量が少ないと充分
な架橋効果が得られず凝集力が不足するようになり、他
方この水酸基含有エチレン性不飽和モノマーの含量が多
いと浸水時にポリマー自身の白化などが起って耐接着力
の低下につながるからである。この共重合体生成反応は
通常の方法で行うことができる。
この発明において共重合体に金属キレートが添加され
る。この金属キレートは下記式Iで表される。
る。この金属キレートは下記式Iで表される。
M(RCOCHCOR)n(RCOCHCOOR′)m …I 式中、Mは金属、RおよびR′は炭素数1〜3のアルキ
ル基、nおよびmは4≧m+n≧2,m≧0,n≧0の整数で
ある。この発明において式IのMを、ニッケル、アルミ
ニウム、鉄、チタン、亜鉛、ジルコニウムまたはスズと
することが好ましい。また、この発明において、式I中
のRをメチル、R′をエチルとすることが好ましい。例
えば、その様な金属キレートとして、第二鉄トリスアセ
チルアセトネート、アルミニウムトリスアセチルアセト
ネート、アルミニウムモノアセチルアセトネートビス
(エチルアセトアセテート)、アルミニウムトリス(エ
チルアセトアセテート)などがある。この金属キレート
の添加量は、共重合体100重量部対し0.05〜5重量部で
ある。この範囲をより少ないと充分な架橋効果および耐
水性接着力が得られず、他方この範囲を超えると粘着力
をレベルが低くなるからである。
ル基、nおよびmは4≧m+n≧2,m≧0,n≧0の整数で
ある。この発明において式IのMを、ニッケル、アルミ
ニウム、鉄、チタン、亜鉛、ジルコニウムまたはスズと
することが好ましい。また、この発明において、式I中
のRをメチル、R′をエチルとすることが好ましい。例
えば、その様な金属キレートとして、第二鉄トリスアセ
チルアセトネート、アルミニウムトリスアセチルアセト
ネート、アルミニウムモノアセチルアセトネートビス
(エチルアセトアセテート)、アルミニウムトリス(エ
チルアセトアセテート)などがある。この金属キレート
の添加量は、共重合体100重量部対し0.05〜5重量部で
ある。この範囲をより少ないと充分な架橋効果および耐
水性接着力が得られず、他方この範囲を超えると粘着力
をレベルが低くなるからである。
この発明において粘着剤組成物に、共重合体および金属
キレート以外に、所望により種々の添加剤を加えること
ができる。その様なものとして、安定剤、紫外線吸着
剤、光安定剤、酸化防止剤などがある。この発明におい
て好ましい安定剤として、RCOCH2CORまたはRCOCH2COO
R′で表される化合物、例えば、アセチルアセトン、ア
セト酢酸エチルなどがあり、金属の種類に合せて選択す
ることが望ましい。この安定剤の添加によつて塗工性を
長時間維持することができる。
キレート以外に、所望により種々の添加剤を加えること
ができる。その様なものとして、安定剤、紫外線吸着
剤、光安定剤、酸化防止剤などがある。この発明におい
て好ましい安定剤として、RCOCH2CORまたはRCOCH2COO
R′で表される化合物、例えば、アセチルアセトン、ア
セト酢酸エチルなどがあり、金属の種類に合せて選択す
ることが望ましい。この安定剤の添加によつて塗工性を
長時間維持することができる。
この発明による粘着剤組成物は、例えばシリコン処理さ
れたセパレータ上に塗工し更にプラスチックフィルムに
転写されて粘着シートに用いられ、このシートが窓ガラ
ス飛散防止用などとして用いられる。
れたセパレータ上に塗工し更にプラスチックフィルムに
転写されて粘着シートに用いられ、このシートが窓ガラ
ス飛散防止用などとして用いられる。
上記のような構成を有するので、アクリル系共重合体の
OH基と金属キレートとが架橋を行い凝縮力が向上され
る。更に、この金属キレートのキレート残基がガラス表
面のOH基と反応しガラスに対する接着力が改善され、水
が侵入してきても接着強度を維持することができる。こ
の粘着剤組成物においてOH基のみの系からなるので、浸
水時にガラスからの溶出アルカリに影響を受けず接着力
が低下しない。この発明において添加される金属キレー
トは水、アルコールとの反応性が小さく水分等の影響を
受けず耐水性、耐湿性を粘着剤組成物に付与し、かつ長
時間の性能安定性が保てる。この発明の好ましい態様
で、金属キレートの配位子と同じ化合物を安定剤として
加えると長期に渡って塗工性が損なわれない。
OH基と金属キレートとが架橋を行い凝縮力が向上され
る。更に、この金属キレートのキレート残基がガラス表
面のOH基と反応しガラスに対する接着力が改善され、水
が侵入してきても接着強度を維持することができる。こ
の粘着剤組成物においてOH基のみの系からなるので、浸
水時にガラスからの溶出アルカリに影響を受けず接着力
が低下しない。この発明において添加される金属キレー
トは水、アルコールとの反応性が小さく水分等の影響を
受けず耐水性、耐湿性を粘着剤組成物に付与し、かつ長
時間の性能安定性が保てる。この発明の好ましい態様
で、金属キレートの配位子と同じ化合物を安定剤として
加えると長期に渡って塗工性が損なわれない。
この発明を例によつて具体的に説明する。以下、特別に
断らない限り「部」および「%」は重量部および重量%
を表すものとする。
断らない限り「部」および「%」は重量部および重量%
を表すものとする。
実施例1 ブチルアクリレート(BA) …95 部 ヒドロシキエチルメタアクリレート(HEA) …5 部 ベンゾイルパーオキサイド …0.2部 上記組成の成分を酢酸エチル/トルエン混合溶媒中で7
時間反応させ、不揮発分30%のアクリル系共重合体を得
た。
時間反応させ、不揮発分30%のアクリル系共重合体を得
た。
アクリル系共重合体100部に第二鉄アセチルアセトネー
ト0.5部を添加し粘着剤組成物を得た。
ト0.5部を添加し粘着剤組成物を得た。
得た粘着剤組成物をこれをセパレータ上に塗工し、100
℃で2分間乾燥し、25μポリエステルフィルムに転写し
て試料を作成した。
℃で2分間乾燥し、25μポリエステルフィルムに転写し
て試料を作成した。
この試料について、厚さ1.5mmのJIS R3201に規定する
普通板ガラス(25mm×150mm)に貼付し、20℃、65%RH
で24時間放置し、更に7日間水に浸漬後、取出して水を
抜きとり、直ちに角度180゜の粘着力を常態ガラスにつ
いての粘着力と共に測定した。その結果を第1表に示
す。また、JIS Z0237−11に準じて、ステンレス板に20
×20mm2の面積で貼りつけ、40℃の雰囲気で1kgの荷重を
かける方法によって保持力を測定した。その結果を第1
表に示す。
普通板ガラス(25mm×150mm)に貼付し、20℃、65%RH
で24時間放置し、更に7日間水に浸漬後、取出して水を
抜きとり、直ちに角度180゜の粘着力を常態ガラスにつ
いての粘着力と共に測定した。その結果を第1表に示
す。また、JIS Z0237−11に準じて、ステンレス板に20
×20mm2の面積で貼りつけ、40℃の雰囲気で1kgの荷重を
かける方法によって保持力を測定した。その結果を第1
表に示す。
比較例1 金属キレートを添加しなかつたこと以外、実施例1と同
様に粘着剤組成物を調製し、粘着力および保持力を測定
した。その結果を第1表に示す。
様に粘着剤組成物を調製し、粘着力および保持力を測定
した。その結果を第1表に示す。
実施例2 金属キレートとしてアルミニウムトリス(エチルアセト
アセテート)0.5部を用いたこと以外、実施例1と同様
に粘着剤組成物を調製し、粘着力および保持力を測定し
た。その結果を第1表に示す。
アセテート)0.5部を用いたこと以外、実施例1と同様
に粘着剤組成物を調製し、粘着力および保持力を測定し
た。その結果を第1表に示す。
比較例2 金属アルコラートとしてアルミニウムイソプロピレート
0.5部を用いたこと以外、実施例1と同様に粘着剤組成
物を調製し、粘着力および保持力を測定した。その結果
を第1表に示す。
0.5部を用いたこと以外、実施例1と同様に粘着剤組成
物を調製し、粘着力および保持力を測定した。その結果
を第1表に示す。
実施例3 金属キレートとしてアルミニウムアセトアセトネート)
0.5部を用いたこと以外、実施例1と同様に粘着剤組成
物を調製し、粘着力および保持力を測定した。その結果
を第1表に示す。
0.5部を用いたこと以外、実施例1と同様に粘着剤組成
物を調製し、粘着力および保持力を測定した。その結果
を第1表に示す。
比較例3 下記組成から共重合体を作製したこと以外、実施例1と
同様に粘着剤組成物を調製し、粘着力および保持力を測
定した。その結果を第1表に示す。
同様に粘着剤組成物を調製し、粘着力および保持力を測
定した。その結果を第1表に示す。
BA …94部 アクリル酸 (AA) … 1部 HEA … 5部 比較例4 金属キレートとしてアルミニウムアセチルアセトネート
0.5部を用いたこと以外、比較例3と同様に粘着剤組成
物を調製し、粘着力および保持力を測定した。その結果
を第1表に示す。
0.5部を用いたこと以外、比較例3と同様に粘着剤組成
物を調製し、粘着力および保持力を測定した。その結果
を第1表に示す。
この結果から、この発明の粘着剤組成物によつて耐水
性、耐湿性に優れた粘着力を有する粘着シートを得るこ
とができる。
性、耐湿性に優れた粘着力を有する粘着シートを得るこ
とができる。
上記の説明から分かるようにこの発明によつて次の効果
を得ることができる。
を得ることができる。
耐水性、耐湿性に優れた粘着力を有する粘着シートを得
ることができる。架橋剤としての効果を兼ねるので、凝
縮力を改善することができる。また、粘着剤溶液の貯蔵
安定性、塗工物の性能安定性およびセパレータ剥離性を
向上させるので、粘着シートの作業性を大幅に改善す
る。
ることができる。架橋剤としての効果を兼ねるので、凝
縮力を改善することができる。また、粘着剤溶液の貯蔵
安定性、塗工物の性能安定性およびセパレータ剥離性を
向上させるので、粘着シートの作業性を大幅に改善す
る。
Claims (4)
- 【請求項1】アクリル酸アルキルエステル99.9〜90重量
%と水酸基含有エチレン性不飽和モノマー0.1〜10重量
%との共重合体100重量部に、下記式Iの金属キレート
0.05〜5重量部を添加してなる粘着剤組成物。 M(RCOCHCOR)n(RCOCHCOOR′)m …I (式中、Mは金属、RおよびR′は炭素数1〜3のアル
キル基、nおよびmは2≦m+n≦4,m≧0,n≧0の整数
である) - 【請求項2】安定剤としてRCOCH2CORまたはRCOCH2COO
R′(式中RおよびR′は上記と同じ意味を持つ)を含
む特許請求の範囲第1項記載の粘着剤組成物。 - 【請求項3】式IのMが、ニッケル、アルミニウム、
鉄、チタン、亜鉛、ジルコニウムまたはスズである、特
許請求の範囲第1項または第2項記載の粘着剤組成物。 - 【請求項4】式I中のRがメチル、R′がエチルである
特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の粘
着剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27822886A JPH0784582B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 粘着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27822886A JPH0784582B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 粘着剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63130686A JPS63130686A (ja) | 1988-06-02 |
JPH0784582B2 true JPH0784582B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=17594402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27822886A Expired - Lifetime JPH0784582B2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 粘着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784582B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5424598B2 (ja) * | 2008-09-09 | 2014-02-26 | 日東電工株式会社 | 光学フィルム用粘着剤組成物、光学フィルム用粘着剤層、粘着型光学フィルムおよび画像表示装置 |
JP2010217227A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 感圧接着剤組成物及び光学部材表面保護フィルム |
JP6279827B2 (ja) * | 2011-12-20 | 2018-02-14 | 日東電工株式会社 | 粘着剤組成物、粘着剤層および粘着シート |
JP6109932B2 (ja) * | 2013-05-24 | 2017-04-05 | ニッタ株式会社 | 感温性粘着剤 |
JP6456723B2 (ja) * | 2015-02-25 | 2019-01-23 | マクセルホールディングス株式会社 | 粘着テープ |
JP6590079B2 (ja) * | 2016-10-14 | 2019-10-16 | 信越化学工業株式会社 | 熱伝導性複合シリコーンゴムシートおよびその製造方法 |
CN113980159B (zh) * | 2021-10-29 | 2023-01-10 | 盛鼎高新材料有限公司 | 一种离子化改性乙烯-丙烯酸类共聚物及其制备方法、离子型聚合物中间膜及应用 |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP27822886A patent/JPH0784582B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63130686A (ja) | 1988-06-02 |
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