JPH01182696A - 機材の据付け方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、機材の据付は方法に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、例えば、船体甲板上にウィンチ等の補機器を設置
するには、第３図に示すように、甲板１上に鋼板によっ
て基台２を構築し、基台２上に水平レベル調整用ライナ
ー３を介して補機器４をボルト止めする。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上述した、従来の機材の据付は方法は、次の問
題点を有している。即ち、甲板１が水平である場合には
、基台２を比較的容易に構築することができるが、図示
のように、甲板ｌが傾斜している場合には、基台２の上
面が水平になるように基台２を構築することが困難であ
り、ライナー３による調整にも時間を要する。

このようなことから、この発明の目的は、各種機材を基
台上に容易に水平に据え付けることができる、機材の据
付は方法を提供することにある。

〔問題点を解決するだめの手段〕

この発明は、据付は面上において、据付けられる機材に
形成されたボルト孔に対応する位置に、据付はボルトを
鉛直に固定し、前記据付はボルトの周囲の前記据付は面
上に型枠を構築し、前記型枠内に液状のチョック材を流
し込み、そして、前記チョック材の硬化後、前記チョッ
ク材の上面から突出した前記ボルトのネジ部を、前記機
材に形成されたボルト孔に挿入してボルト止めすること
に特徴を有するものである。

次に、この発明の１機材の据付は方法の一実施態様を図
面を参照しながら説明する。

第１図は、この発明の、機材の据付は方法の一実施態様
を示す断面図、第２図は、同平面図である。

第１図および第２図に示すように、この発明は、甲板１
面上（据付は面上）において、据付けられる補機器４（
機材）に形成された複数個のボルト孔４Ａに対応する位
置に、据付はボルト５をそのネジ部を上に向けて各々鉛
直に固定し、複数本の据付はボルト５の周囲の甲板１上
に型枠６を構築し、型枠６内にエポキシ樹脂等からなる
、時間経過後、硬化する液状チョック材７を流し込む。

そして、チョック材７の上面から突出した据付はボルト
５のネジ部を、補機器４のボルト孔４Ａ内に挿入して補
機器４をボルト止めする。

型枠６内に流し込まれたチョック材７は、液状であるの
で、甲板１がたとえ傾斜していても、その硬化後６上面
は完全に水平面に形成される。従って、補機器４の据付
けに際して、従来のようにライナーによって据付はレベ
ルの調整を行う等の作業が不要となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、液状チョック
材の硬化後は、その上面が水平になることを利用するこ
とによって、据付は面の状態によらず、機材の据付けが
、きわめて容易に行えるといった有用な効果がもたらさ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の、機材の据付は方法の−実施態様
を示す断面図、第２図は、同平面図、第３図は、従来の
、機材の据付は方法を示す正面図である。図面゛におい
て、 １・・・甲板、　　　　　　　２・・・基台、３・・・
ライナー、　　　　　４・・・補機器、５・・・据付は
ボルト、　　　６・・・型枠、７・・・チョック材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 据付け面上において、据付けられる機材に形成されたボ
   ルト孔に対応する位置に、据付けボルトを鉛直に固定し
   、前記据付けボルトの周囲の前記据付け面上に型枠を構
   築し、前記型枠内に液状のチヨツク材を流し込み、そし
   て、前記チヨツク材の硬化後、前記チヨツク材の上面か
   ら突出した前記ボルトのネジ部を、前記機材に形成され
   たボルト孔に挿入してボルト止めすることを特徴とする
   、機材の据付け方法。