JPS6244158B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6244158B2
JPS6244158B2 JP4417882A JP4417882A JPS6244158B2 JP S6244158 B2 JPS6244158 B2 JP S6244158B2 JP 4417882 A JP4417882 A JP 4417882A JP 4417882 A JP4417882 A JP 4417882A JP S6244158 B2 JPS6244158 B2 JP S6244158B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foundation
bolt
grout
tank
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4417882A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58163890A (ja
Inventor
Fujio Ito
Susumu Kako
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Plant Construction Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Plant Construction Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Plant Construction Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4417882A priority Critical patent/JPS58163890A/ja
Publication of JPS58163890A publication Critical patent/JPS58163890A/ja
Publication of JPS6244158B2 publication Critical patent/JPS6244158B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Foundations (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はタンク等の機器を所定の基礎台に据付
ける機器の据付方法に関する。
〔発明の技術的背景〕
一般に原子力発電設備等のプラント設備工事に
おいて、大形の機器たとえば大形のタンクは建屋
完成後には搬入不可能となる。このため建屋工事
の途中で上記タンクの搬入が行なわれている。す
なわちタンクを据付けるタンク室のフロア・壁お
よび基礎台のコンクリート打設、養生後に大型ク
レーンによつてタンクを搬入して基礎台上に据付
ける。この際従来はパツカープレートを所定の基
礎台上に複数設ける方法がおこなわれている。そ
こで第1ないし第4図を参照して上記パツカープ
レートを設ける従来のタンク据付方法について説
明する。
まずタンクを据付ける室のフロアおよび壁のコ
ンクリートを打設すると同時にタンクを据付ける
基礎台も打設する。その際、第1図および堂2図
に示すように基礎台1の中に必要長を残して複数
の基礎ボルト2を所定の位置に埋め込む。そして
上記フロア・壁および基礎台1が一定のコンクリ
ート強度を有するべく養生期間をおき、この養生
期間経過後基礎台1上面をチツピングする。この
チツピング作業は後述するラムパツクグラウト4
等の基礎台1の付着性およびその後の強度を高め
る為に行なわれる。そしてチツピングした後基礎
台1上面に数ケ所タンクのベースプレートを支え
る為の鋼板製プレート3(以後パツカープレート
という)を前述したラムパツクグラウト4を介し
て設置する。このラムパツクグラウト4は、セメ
ント、砂および水の重量比を1:1:0.23〜0.3
としたコンクリートである。そして上記パツカー
プレート3を設置する際パツカープレート3の上
面のレベルを規定のレベルに調整した状態で設置
する。この状態でラムパツクグラウト4が必要な
コンクリート強度を得るまで養生期間をおき、こ
の養生期間経過後再度パツカープレート3上面の
レベルを確認してもし規定のレベルと違つていた
場合にはグラインダ(図示せず)等でパツカープ
レート3上面をけずり規定のレベルに調整する。
そして規定のレベルに調整されていることを確認
したら、大型クレーンにてタンクを吊上げ基礎台
1上に据付け、基礎ボルト2にナツトを装着して
固定し必要があれば基礎台表面の仕上げを行な
う。
〔背景技術の問題点〕
しかしながらこのようなタンク据付方法におい
ては、ラムパツクグラウト4を介してパツカープ
レート3を設置し、これによつてレベル調整を行
なう作業は熟練工等の特殊技術を必要とし、きわ
めて困難な作業であり、また上記ラムパツクグラ
ウト4が必要なコンクリート強度を有する迄養生
期間をおかなければならず、この養生期間中はタ
ンクの搬入はもちろんのこと建屋工事も中断され
る。このためきわめて能率が悪く、工期が長期化
する不具合があつた。
〔発明の目的〕
本発明は以上の点にもとづいてなされたもので
その目的とするところは、据付ける機器のレベル
調整が容易であり、また作業が能率的で工期を著
しく短縮することが可能な機器の据付方法を提供
することにある。
〔発明の概要〕
本発明は上面に基礎ボルトを突設した機器据付
用の基礎台を打設する工程と、ベースプレートに
上下に螺進自在なレベル調整用のアジヤストボル
トが取付けられた機器を上記基礎台上に載置する
工程と、上記アジヤストボルトを螺進させて機器
のレベルを調整する工程と、上記基礎ボルトに螺
装されたナツトを仮締めする工程と、上記機器の
ベースプレートと基礎台との間にグラウトを打設
する工程と、上記グラウトが固化したのちに上記
基礎ボルトのナツトを本締めする工程とを具備し
たものである。したがつてアジヤストボルトを螺
進させるだけで機器のレベル調整をおこなうこと
ができ、きわめて容易に機器のレベル調整をおこ
なうことができる。また、基礎台の養生が完了し
たらただちに機器の据付をおこなうことができ、
作業能率がよく工期を短縮することができるもの
である。
〔発明の実施例〕
以下第5図ないし第10図を参照して本発明の
一実施例を説明する。
まず、第5図および第6図に示す如く据付ける
べきタンク101下部に円周状に設けられたベー
スプレート102に基礎ボルトが挿通する孔10
3およびガス抜き孔104を設ける。そしてこの
ベースプレート102の裏面には上記孔103の
まわりに第6図に示すように4ケ所にアジヤスト
ボルト用ナツト105を溶接する。このナツト1
05にはそれぞれ上記アジヤストボルト106が
先端がベースプレート102につき当るまで軽く
ねじ込まれる。このアジヤストボルト106はタ
ンク101を基礎台上に据付けした後レベルを調
整する為のものである。また前記ガス抜き用の孔
104は後述するグラウト注入工程においてグラ
ウトが十分充填されたかどうかの確認およびグラ
ウトより発生するガスを抜く為のもので、一定間
隔を有して円周上に設けられている。
そして、まず第7図に示すようにタンク101
を据付ける室のフロアおよび壁のコンクリートを
打設する時にタンク101を据付ける基礎台10
7も同時に打設する。その際必要長残した状態で
基礎ボルト108を所定の位置に複数本埋め込
む。そして上記フロア・壁および基礎台107が
必要なコンクリート強度を有する迄一定の養生期
間をおき、この養生期間経過後第8図に示すよう
に基礎台107の上面をチツピングし、同時に調
整板を置く場所を平坦に仕上げる。そしてこの平
坦に仕上げた所に調整板109を前記タンク10
1のベースプレート102の裏面に設けられたア
ジヤストボルト106の位置に対応した位置に置
く。そして第9図に示すようにタンク101を大
型クレーンで吊り上げ基礎台107上に吊り下げ
据付ける。その際基礎台107にあらかじめ埋め
込まれている基礎ボルト108をタンク101の
ベースプレート102の基礎ボルト孔103に挿
通しかつアジヤストボルト106は調整板109
上に当接させる。そしてアジヤストボルト106
をトルクレンチ(図示せず)等で回しレベルを調
整する。もしアジヤストボルト106のみでは調
整しきれない場合には上記調整板109を追加し
て調整する事も可能である。そしてレベル調整が
終了した後基礎ボルト108に座金110を介し
てナツト111を装着しタンク101の移動を抑
える程度の軽いトルクで仮締めする。そして次に
第10図に示すように、基礎ボルト108および
アジヤストボルト106を囲むべく型枠112を
取りつける。この型枠は注入するグラウトの流出
を防止し基礎面を形成する為のものである。そし
て上記型枠112取付後グラウト113をホース
114にて型枠112内に注入し、ベースプレー
ト102と基礎台107の間に充填する。上記グ
ラウト113は流動性が高く無収縮性のものであ
る。またホース114によつて注入しなくてもバ
ケツト(図示せず)等を使用しても可能である。
そしてベースプレート102のガス抜き穴104
よりグラウト113が浮き出てくる迄注入を続
け、このグラウト113の充填を完全なものとす
る。そしてグラウト113を注入した後注入した
グラウト113が必要なコンクリート強度を有す
る迄養生期間をおき養生期間経過後型枠112を
取りはずし、基礎ボルト108に装着されている
ナツト111を本締めしタンク101を固定す
る。
そして、この方法によれば従来のパツカープレ
ートによつてレベル調整をしていた場合と違いア
ジヤストボルト106を螺進させる事によつてレ
ベル調整ができるので特殊技術を必要とせず、ま
た従来のラムパツクグラウトの養生期間が必要な
いので建屋工事等にも不必要に工事中断期間が生
じること無く工期を著しく短縮することができる
のである。
なおアジヤストボルト106は第11図ないし
第14図に示すごとく取り付けてもよい。
たとえば第11図に示すようにアジヤストボル
ト106を前記実施例のものより長いものとし、
タンク101のベースプレート102に孔115
を設けアジヤストボルト106が貫通するべく構
成する。
このようにすればアジヤストボルト106によ
つて調整可能な範囲が広がりレベル調整を行ない
やすくなる。また前記実施例では大巾なレベル調
整は調整板106の枚数を増加することによつて
行なつてきたが長いアジヤストボルトを使つた場
合には、その必要がない。
また第12図は前記第11図で示したアジヤス
トボルト106をベースプレート102の裏面側
からではなく表面側より挿通した場合のもので、
これはトルクレンチによるアジヤストボルト10
6の螺進を上面側からおこなえるので、作業が容
易である。
また第13図はタンク101のベースプレート
102にねじ切り加工をしそこに直接アジヤスト
ボルト106を螺合させた場合を示したものであ
る。これによるとアジヤストボルト106用のナ
ツトが不要となり、レベル調整も容易である。も
ちろんこの実施例においてもアジヤストボルト1
06をベースプレート102の表面側あるいは裏
面側から螺合させることができる。
また第14図はアジヤストボルト106用ナツ
ト105をベースプレート102の裏面に溶接で
きない場合あるいはねじ切り加工等の操作を行う
スペースがない場合に、ベースプレートの側面に
前記ナツト105を溶接した場合である。
さらに第15図に示す如く、支持金物109を
あらかじめ基礎台107中に埋め込んでおいても
よい。
なお、この場合は基礎台107を打設する時点
で基礎ボルト108とともに上記支持金物109
も埋め込む。この際支持金物109の上面のレベ
ルは、調整しておくものとする。そして養生期間
経過後基礎台107上面をチツピングし、上記支
持金物の上面を露出させ、タンクを据付けるので
ある。
したがつて支持金物109のレベルさえ正確に
調整しておけば調整板は不要となり、またタンク
を据付けた時のアジヤストボルトの接地も安定し
たものになる。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明は上面に基礎ボルトを突設し
た機器据付用の基礎台を打設する工程と、ベース
プレートに上下に螺進自在なレベル調整用のアジ
ヤストボルトが取付けられた機器を上記基礎台上
に載置する工程と、上記アジヤストボルトを螺進
させて機器のレベルを調整する工程と、上記基礎
ボルトに螺装されたナツトを仮締めする工程と、
上記機器のベースプレートと基礎台との間にグラ
ウトを打設する工程と、上記グラウトが固化した
のちに上記基礎ボルトのナツトを本締めする工程
とを具備したものである。したがつてアジヤスト
ボルトを螺進させるだけで機器のレベル調整をお
こなうことができ、きわめて容易に機器のレベル
調整をおこなうことができる。また、基礎台の養
生が完了したらただちに機器の据付をおこなうこ
とができ、作業能率がよく工期を短縮することが
できる等、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は従来のタンク据付方法を
示したもので、第1図は基礎台の平面図、第2図
は第1図のA−A線に沿う断面図、第3図は基礎
台上にパツカープレートをおいた所を示す平面
図、第4図は第3図のB−B線に沿う断面図であ
る。第5図ないし第15図は本発明の一実施例を
示す図で第5図はタンクのベースプレートにアジ
ヤストボルトを取付ける所を示す断面図、第6図
は第5図のC−C矢視図、第7図ないし第10図
は各工程を順をおつて示した断面図、第11図な
いし第15図はアジヤストボルトの別の取付例を
示す断面図である。 101……タンク、102……ベースプレート
(フランジ)、103……基礎ボルト孔、106…
…アジヤストボルト、107……基礎台、108
……基礎ボルト、109……調整板、113……
グラウト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上面に基礎ボルトを突設した機器据付用の基
    礎台を打設する工程と、ベースプレートに上下に
    螺進自在なレベル調整用のアジヤストボルトが取
    付けられた機器を上記基礎台上に載置する工程
    と、上記アジヤストボルトを螺進させて機器のレ
    ベルを調整する工程と、上記基礎ボルトに螺装さ
    れたナツトを仮締めする工程と、上記機器のベー
    スプレートと基礎台との間にグラウトを打設する
    工程と、上記グラウトが固化したのちに上記基礎
    ボルトのナツトを本締めする工程とを具備したこ
    とを特徴とする機器の据付方法。
JP4417882A 1982-03-19 1982-03-19 機器の据付方法 Granted JPS58163890A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4417882A JPS58163890A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 機器の据付方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP4417882A JPS58163890A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 機器の据付方法

Publications (2)

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JPS58163890A JPS58163890A (ja) 1983-09-28
JPS6244158B2 true JPS6244158B2 (ja) 1987-09-18

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ID=12684320

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JP4417882A Granted JPS58163890A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 機器の据付方法

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61220319A (ja) * 1985-03-26 1986-09-30 松下電器産業株式会社 三相コンデンサ装置
JPS61177297U (ja) * 1985-04-25 1986-11-05
JP7018253B2 (ja) * 2016-03-09 2022-02-10 センクシア株式会社 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造の建て方工法

Also Published As

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JPS58163890A (ja) 1983-09-28

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