JPH01180846A - エーテル化合物、その殺虫、殺ダニ剤としての用途およびその中間体 - Google Patents

エーテル化合物、その殺虫、殺ダニ剤としての用途およびその中間体

Info

Publication number
JPH01180846A
JPH01180846A JP63003989A JP398988A JPH01180846A JP H01180846 A JPH01180846 A JP H01180846A JP 63003989 A JP63003989 A JP 63003989A JP 398988 A JP398988 A JP 398988A JP H01180846 A JPH01180846 A JP H01180846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
atom
formula
represented
hydrogen atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63003989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2541263B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Tsushima
和礼 対馬
Akira Tanabe
陽 田辺
Hiroshi Kishida
博 岸田
Tohei Takagaki
高垣 東平
Noritada Matsuo
憲忠 松尾
Toshihiko Yano
俊彦 矢野
Hiroaki Fujimoto
藤本 博明
Izumi Fujimoto
いずみ 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP398988A priority Critical patent/JP2541263B2/ja
Publication of JPH01180846A publication Critical patent/JPH01180846A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2541263B2 publication Critical patent/JP2541263B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規なエーテル化合物、その製造法、その殺虫
、殺ダニ剤としての用途およびその中間体に関するもの
である。
〈従来の技術〉 これまで、特開昭59−225185号公報に、ある種
のエーテル化合物が殺虫活性を有することが記載されて
いる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、それらの化合物は、その殺虫効力におい
て必ずしも充分満足すべきものとは言い難い。
く課題を解決するための手段〉 本発明省らは、このような状況に鑑み、優れた殺虫、殺
ダニ活性を有する化合物を開発すべく種々検討した結果
、下記の化合物が上述のような欠点の少ない優れた殺虫
、殺ダニ性化合物であることを見出し、本発明に至った
即ち、本発明は一最大α〕 〔式中、R□およびR3は同一または相異なり、水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アル
コキシ基またはハロアルコキシ基を表わすかまたはR1
とR2とが結合してアルキレンジオキシ基、ハロアルキ
レンジオキシ基またはアルキレン基を表わす。R3は水
素原子またはフッ素原子を表わす。R4は水素原子、ハ
ロゲン原子、アルキル基またはハロアルキル基を表わす
。Zは−CH−で示される基または窒素原子を表わす。
Yは酸素原子または−NH−で示される基を表わす。〕
で示されるエーテル化合物(以下、本発明化合物と記す
。)、その製造法、それを有効成分とする殺虫、殺ダニ
剤、それを用いる殺虫、殺ダニ方法およびその製造中間
体となる化合物を提供するものである。
本発明化合物が特に有効な害虫の具体例としては、例え
ばウンカ類、ヨコバイ類、アブラムシ類、カメムシ類、
コナジラミ類などの半翅目、コナガ、ニカメイガ、コブ
ノメイガ、ヨトウ類、ウワバ類、モンシロチョウ、イガ
、コイガなどの鱗翅目、イエカ類、ハマダラカ類、ヤブ
カ類、イエバエ類、ニラバエ類、クロバエ類などの双翅
目、チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、トビイロゴキブ
リ、ワモンゴキブリなどの網翅目、その他鞘翅目、膜翅
目、膜翅目、直翅目などがあげられ、またダニとしては
ニセナミハダニ、ナミハダニ、ミカンハダニなどのハダ
ニ類などがあげられる。
本発明化合物の具体例としては、例えば以下のような化
合物があげられる。
1−(4−フルオロフェノキシ)−8−(8−フェノキ
シベンジルオキシ)−2−(トリフルオロメチル)プロ
パン 1−(4−フルオロフェノキシ)−8−(4−フルオロ
−3−フェノキシベンジルオキシ)−2−(トリフルオ
ロメチル)プロパン1−(4−メチルフェノキシ)−8
−(8−フェノキシベンジルオキシ)−2−(トリフル
オロメチル)プロパン1−(4−メチルフェノキシ)−
8−(4−フルオロ−8−フェノキシベンジルオキシ)
−2−(トリフルオロメチル)プロパン 1−(4−)リフルオロメチルフェノキシ)−8−(8
−フェノキシベンジルオキシ)−2−(トリフルオロメ
チル)プロパン 1−(4−)リフルオロメチルフェノキシ)−8−(4
−フルオロ−3−フェノキシベンジルオキシ)−2−(
トリフルオロメチル)プロノ〈 ン 1−(8−フルオロフェノキシ)−8−(4−フルオロ
−3−フェノキシベンジルオキシ)−2−()リフルオ
ロメチル)プロパン1−(4−フルオロフェノキシ)−
8−(6−フェノキシ−2−ピリジルメトキシ)−2−
(トリフルオロメチル)プロパン 1−(4−フルオロフェノキシ)−1−(5−フルオロ
−6−7二ノキシー2−ピリジルメトキシ)−2−(ト
リフルオロメチル)プロパン 1−(4−フルオロフェノキシ)−8−(8−(4−プ
ロモフヱノキシ)−4−フルオロベンジルオキシ)−2
−()リフルオロメチル)プロパン 1−(4−フルオロフェノキシ)−8−(8−アニリツ
ー4−フルオロベンジルオキシ)−2−(トリフルオロ
メチル)プロパン 1−(4−フルオロフェノキシ)−8−[8−(4−ク
ロロアニリノ)−4−フルオロベンジルオキシ)−2−
()リフルオロメチル)プロノ(ン 1−(4−フルオロフェノキシ)−8−〔8−(4−ト
リフルオロメチルフェニル)−4−フルオロベンジルオ
キシ)−2−(トリフルオロメチル)プロパン 1−(8−メチルフェノキシ)−8−(8−フェノキシ
ベンジルオキシ) −2−(?−リフルオロメチル)プ
ロパン 1−(3−、メチルフェノキシ)−8−(4−フルオロ
−3−フェノキシベンジルオキシ)−2−(トリフルオ
ロメチル)プロパン 1−(8−)リフルオロメトキシフェノキシ)−8−(
4−フルオロ−8−フェノキシベンジルオキシ)−2−
()リフルオロメチル)プロノ(ン 1−(4−フルオロフェノキシ)−8−(6−(4−フ
ルオロフェノキシ)−2−ビリジルメ)+シ)−2−(
)リフルオロメチル)ブロノく ン 1−(4−フルオロフェノキシ)−8−[6−(4−ク
ロロフェノキシ)−5−フルオロ−2−ピリジルメトキ
シ〕〜2−(トリフルオロメチル)プロパン 1−フェノキシ−8−(8−フェノキシベンジルオキシ
)−2−(トリフルオロメチル)ブロノ(ン 1−フェノキシ−8−(4−フルオロ−8−フェノキシ
ベンジルオキシ)−2−(トリフルオロメチル)プロパ
ン 1−(5−インダニルオキシ)−8−(8−フェノキシ
ベンジルオキシ)−2−(トリフルオロメチル)プロパ
ン 1−(5−インダニルオキシ)−8−(4−フルオロ−
8−フェノキシベンジルオキシ〕−2−(トリフルオロ
メチル)プロパン 1−[8,4−(ジフルオロメチレン)ジオキシフェノ
キシ〕−8−(4−フルオロ−8−フェノキシベンジル
オキシ)−2−(トリフルオロメチル)プロパン 1−〔8,4−(ジフルオロメチレン)ジオキシフェノ
キシ]−8−(8−フェノキシベンジルオキシ)−2−
(トリフルオロメチル)プロノ(ン 1−(8,4−(テトラフルオロエチレン)ジオキシフ
ェノキシ)−8−(4−フルオロ−8−フェノキシベン
ジルオキシ)−2−()リフルオロメチル)プロパン 1−(4−フルオロフェノキシ)−8−[:8−(4−
フルオロフェノキシ)ベンジルオキシ〕−2−(トリフ
ルオロメチル)プロパン1−〔4−フルオロフェノキシ
)−8−(8−(4−メチルフェノキシ)ベンジルオキ
シ〕−2−(トリフルオロメチル)プロパン1−(4−
トリフルオロメチルフェノキシ)−8−(8−(4−ク
ロロフェノキシ)ベンジルオキシ)−2−()リフルオ
ロメチル)プロノ(ン 1−(8−トリフルオロメチルフェノキシ)−8−1”
8−(4−フルオロフェノキシ〕−4−フルオロベンジ
ルオキシ)−2−()リフルオロメチル)プロパン l−〔4−フルオロフェノキシ)−8−(8−(4−ブ
ロモフェノキシ)ベンジルオキシ〕−2−(トリフルオ
ロメチル)プロパン1−(4−メチル−8−フルオロフ
ェノキシ)−8−[8−(4−ブロモフェノキシ)−4
−フルオロペンジルオキシ)−2−Cトリフルオロメチ
ル)プロパン 1−(4−フルオロフェノキシ)−8−[8−(4−ブ
ロモフェノキシ)ベンジルオキシ〕−2−(トリフルオ
ロメチル)プロパン1−(8,4−ジクロロフェノキシ
) −8−(4−フルオロ−8−フェノキシベンジルオ
キシ)−2−(トリフルオロメチル〕プロパン■−(8
−フルオロ−4−メチルフェノキシ)−8−(4−フル
オロ−8−フェノキシベンジルオキシ)−2−()リフ
ルオロメチル)プロノ(ン 1−(8,4−メチレンジオキシフェノキシ)−8−(
4−フルオロ−8−フェノキシベンジルオキシ)−2−
()リフルオロメチル)プロノ(ン 1−(8,4−メチレンジオキシフェノキシ)−8−(
8−フェノキシベンジルオキシ)−2−(トリフルオロ
メチル)プロパン 1−(4−エトキシ−8−フルオロフェノキシ)−8−
(4−フルオロ−8−フェノキシベンジルオキシ)−2
−()リフルオロメチル)プロパン 1−(8,4−ジメチルフェノキシ) −8−(4−フ
ルオロ−8−フェノキシベンジルオキシ)−2−()リ
フルオロメチル)プロパン1−(8−クロロ−4−フル
オロフェノキシ)−8−(4−フルオロ−8−フェノキ
シベンジルオキシ)−2−(トリフルオロメチル)プロ
ノ(ン 1−(4−)リフルオロメトキシフェノキシ)−8−(
6−フェノキシ−2−ピリジルメトキシ)−2−()リ
フルオロメチル)プロパン1−(4−メチルフェノキシ
)−8−(6−フェノキシ−2−ピリジルメトキシ) 
−2−(トリフルオロメチル)プロパン 1−(4−クロロフェノキシ)−8−(4−フルオロ−
8−フェノキシベンジルオキシ)−2−(トリフルオロ
メチル)プロパン 1−(4−ブロモフェノキシ)−8−(4−フルオロ−
8−フェノキシベンジルオキシ)−2−〔トリフルオロ
メチル〕プロパン 1−(4−エチルフェノキシ)−8−(4−フルオロ−
8−フェノキシベンジルオキシ)−2−(トリフルオロ
メチル)プロパン 1−(4−メトキシフェノキシ)−8−(4−フルオロ
−8−フェノキシベンジルオキシ)−2−()リフルオ
ロメチル)プロパン1−(4−エトキシフェノキシ)−
8−(4−フルオロ−8−フェノキシベンジルオキシ)
−2−()リフルオロメチル)プロパン1−(4−ジフ
ルオロメトキシフェノキシ)−8−(4−フルオロ−8
−フェノキシベンジルオキシ)−2−(トリフルオロメ
チル)プロノく ン 1−(4−トIJフルオロメトキシフェノキシ)−8−
(4−フルオロ−8−フェノキシベンジルオキシ)−2
−()リフルオロメチル)プロ/(ン 1−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)−8−(6
−フェノキシ−2−ピリジルメトキシ)−2−(トリフ
ルオロメチル)プロパン1−(8−トリフルオロメチル
フェノキシ)−8−(6−フェノキシ−2−ピリジルメ
トキシ)−2−()−リフルオロメチル)プロパン次に
、本発明化合物の製造法について説明する。
(製造法1) 本発明化合物は一般式( 〔式中、R1およびR1は前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるアルコール化合物と一最大χs C式中、R3、R4、YおよびZは前記と同じ意味を表
わし、Xはハロゲン原子を表わす。〕で示されるハロゲ
ン化合物とを塩基の存在下に反応させることにより製造
される。
該反応は通常、N、N−ジメチルホルムアミド(DMF
)、ジメチルスルホキシド(DMSO)やテトラヒドロ
フラン(THF)、ジオキサン、エチレングリコールジ
メチルエーテル(DME)等のエーテル類、ベンゼン、
トルエン、キシレン、ヘキサン等の炭化水素類、水など
の溶媒中で行われ、用いられる塩基としては、例えばア
ルカリ金属の水素化物、水酸化物、アルコキシドやアル
キルリチウム等があげられる。反応時間は通常1〜48
時間で、室温〜加熱下に行われ、必要に応じてクラウン
エーテル類、有機四級アンモニウム塩、ホスホニウム塩
、スルホニウム塩等の相間移動触媒やヘキサメチルホス
ホロアミド(HMPA)等を用いることもできる。
尚、上記の一般式(4)で示されるアルコール化合物は
、2−(トリフルオロメチル)−1,8−プロパンジオ
ールと一最大瑣 〔式中、R1およびR2は前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるフェノール化合物とを塩基の存在下に反応さ
せることにより製造され、本発明化合物を製造する上で
重要な中間体である。
−最大(資)で示される化合物としては、例えば次のよ
うなものがあげられる。
8−(4−フルオロフェノキシ)−2−()リフルオロ
メチル)プロパン−1−オール8−(4−メチルフェノ
キシ)−2−()リフルオロメチル)プロパン−1−オ
ール8−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)−2−
()リフルオロメチル〕プロパンー1−オール 8−(3−フルオロフェノキシ)−2−()リフルオロ
メチル)プロパン−1−オール3−(8−メチルフェノ
キシ)−2−(トリフルオロメチル)プロパン−1−オ
ール8−(8−)リフルオロメチルフェノキシ)−2−
()リフルオロメチル)プロパン−1−オール 8−フェノキシ−2−(トリフルオロメチル)プロパン
−1−オール 3−(5−インダニルオキシ)−2−(1−リフルオロ
メチル)プロパン−1−オール8−[8,4−(ジフル
オロメチレン)ジオキシフェノキシ]−2−()リフル
オロメチル)プロパン−1−オール 8−(8,4−(テトラフルオロエチレン)ジオキシフ
ェノキシ、]−2−()リフルオロメチル)プロパン−
1−オール 8−(4−メチル−8−フルオロフェノキシ)−2−(
)リフルオロメチル)プロパン−1−オール 8−(8,4−ジクロロフェノキシ) −2−()リフ
ルオロメチル)プロパン−1−オール8−(8,4−ジ
メチルフェノキシ) −2−()リフルオロメチル)プ
ロパン−1−オール8−(8,4−メチレンジオキシフ
ェノキシ)−2−()リフルオロメチル)プロパン−1
−オール 8−(8−クロロ−4−フルオロフェノキシ)−2−(
)リフルオロメチル)プロパン−1−オール 8−(4−エトキシ−8−フルオロフェノキシ)−2−
()リフルオロメチル)プロパン−1−オール 8−(4−クロロフェノキシ)−2−()リフルオロメ
チル)プロパン−1−オール8−(4−ブロモフェノキ
シ)−2−()−リフルオロメチル)プロパン−1−オ
ール(21〕 8−(4−エチルフェノキシ)−2−()−リフルオロ
メチル)プロパン−1−オール8−(4−メトキシフェ
ノキシ)−2−()リフルオロメチル)プロパン−1−
オール8−(4−エトキシフェノキシ)−2−(トリフ
ルオロメチル)プロパン−1−オール  −8−(4−
ジフルオロメトキシフェノキシ)−2−(トリフルオロ
メチル)プロパン−1−オール 8−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)−2−(
)−リフルオロメチル)プロパン−1−オール (製造法2) 本発明化合物は、また、−最大凹 に3 〔式中、R3、R4、YおよびZは前記と同じ意味を表
わす。〕 で示されるアルコール化合物と一般弐闘〔式中、R1お
よびR2は前記と同じ意味を表わし、ガはハロゲン原子
を表わす。〕 で示されるハロゲン化合物とを塩基の存在下に反応させ
ることによっても製造される。
用いられる一般式(ロ)で示されるハロゲン化合物とし
てはガがヨウ素原子または臭素原子で示されるものが好
ましい。
該反応は通常、DMF、 DMSO,HMPAやジオキ
サン、DME等のエーテル類または一般式(ロ)で示さ
れるハロゲン化合物などを溶媒として用いて行い、また
、用いられる塩基としては、アルカリ金属の水素化物、
炭酸塩、アルコキシド等があげられる。また、銅粉やハ
ロゲン化銅を添加して反応を行うこともできる。
反応時間は通常1〜96時間で、加熱下に行われ、必要
によりクラウンエーテル類やHMPAを用いることもで
きる。
尚、上記の一般式図で示されるアルコール化合物は、2
−(トリフルオロメチル)−1,8−プロパンジオール
と一般式(8)で示されるハロゲン化合物とを塩基の存
在下に反応させることにより製造される。
(製造法8) 本発明化合物は、また、−最大(− に3 〔式中、R3、R4、YおよびZは前記と同じ意味を表
わし、X“はハロゲン原子、メシルオキシ基またはトシ
ルオキシ基を表わす。〕で示される化合物と一最大rJ
V+で示されるフェノール化合物とを塩基の存在下に反
応させることにより製造することもできる。
該反応は通常、DMF、 DMSOlHMPAやTHF
ジオキサン、DME等のエーテル類などを溶媒として用
いて行われ、また、用いられる塩基としては、例えばア
ルカリ金属の水素化物やアルコキシド、アルキルリチウ
ム等があげられる。反応時間は通常、1〜24時間で、
室温〜加熱下に行われ、必要に応じてクラウンエーテル
類、HMPA等を用いることもできる。
上記に示した本発明化合物の製造法において、原料化合
物である一般式(資)、(IVII等で示される化合物
を製造する際に用いられる式( %式% [ で示される2−(トリフルオロメチル)−1,8=プロ
パンジオールは、重要な中間体であり、本発明には弐(
で示される化合物も含まれる。
本発明化合物を殺虫、殺ダニ剤の1効成分として用いる
場合は、他の何らの成分も加えず、そのままで用いても
よいが、通常は、固体担体、液体担体、ガス状担体、界
面活性剤、その他の製剤用補助剤、餌等と混合し、ある
いは線香やマット等の基材に含浸して、乳剤、水和剤、
粉剤、粒剤、油剤、エアゾール、蚊取線香や電気蚊取マ
ット等の加熱燻蒸剤、フォッギング等の煙霧剤、非加熱
燻蒸剤、毒餌等に製剤して使用する。
これらの製剤には有効成分として本発明化合物を、重量
比で0.01%〜95%含有する。
使用される固体担体としては、カオリンクレー、アッタ
バルジャイトクレー、ベントナイト、酸性白土、ピロフ
ィライト1、タルク、珪藻土、方解石、トウモロコシ穂
軸粉、クルミ殻粉、尿素、硫酸アンモニウム、合成含水
酸化珪素等の微粉末あるいは粒状物が挙げられ、液体担
体としては、ケロシン、灯油等の脂肪族炭化水素、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、メチルナフタレン等の芳香
族炭化水素、ジクロロメタン、トリクロロエタン、四塩
化炭素等のハロゲン化炭化水素、メタノール、エタノー
ル、イソプロパツール、エチレングリコール、セロソル
ブ等のアルコール、アセトン、メチルエチルケトン、シ
クロヘキサノン、イソホロン等のケトン、ジエチルエー
テル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル、
酢酸エチル等のエステル、アセトニトリル、イソブチロ
ニトリル等のニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド等の酸アミド、ジメチルスルホキシド、
大豆油、綿実油等の植物油等が挙げられる。ガス状担体
としては、フロンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメ
チルエーテル等が挙げられる。
乳化、分散、湿層等のために用いられる界面活性剤とし
ては、アルキル硫酸エステル塩、アルキル(アリール)
スルホン酸塩、ジアルキルスルホこはく酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキルアリールエーテルりん酸エステル塩
、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮金物等の陰イオン
界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリ
マー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤が挙
げられる。固着剤や分散剤等の製剤用補助剤としては、
リグニンスルホン酸塩、アルギン酸塩、ポリビニルアル
コール、アラビアガム、糖蜜、カゼイン、ゼラチン、C
MC(カルボキシメチルセルロース)、松根油、寒天等
が挙げられ、安定剤としては、PAP(酸性りん酸イソ
プロピル)、TCP(りん酸トリクレジル)等のりん酸
アルキル、植物油、エポキシ化部、前記の界面活性剤、
BHTSBHA等の酸化防止剤、オレイン酸ナトリウム
、ステアリン酸カルシウム等の脂肪酸塩、オレイン酸メ
チル、ステアリン酸メチル等の脂肪酸エステル等が挙げ
られる。
このようにして得られる製剤は、そのままであるいは水
で稀釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線
虫剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改
良剤等と混合して用いることもできる。
本発明化合物を殺虫剤として用いる場合、その施用量は
、通常10アールあたり52〜500fであり、乳剤、
水和剤等を水で希釈して施用する場合は、その施用濃度
は101)pm〜11000ppであり、粉剤、粒剤、
油剤、エアゾール等は、何ら希釈することなく、製剤の
ま\で施用する。
〈実施例〉 以下、本発明を製造例、参考例、製剤例および試験例に
てさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例の
みに限定されるものではない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1(!&!造法1による本発明化合物(1)の製
造)45%水酸化ナトリウム水溶液177 IF、トル
エン8mJおよびテトラブチルアンモニウムプロミド1
0m1の混合溶液に8−フェノキシベンジルプロミド1
05mFおよび8−(4−フルオロフェノキシ)−2−
()リフルオロメチル)−1−プロパツール95m2を
トルエン8mJに溶かした液を室温下に加えた。12時
間室温で攪拌した後、反応液を希塩酸−氷水にあけ、ト
ルエンで2回抽出した。トルエン層を併せ、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧下にトルエンを除去して得た
残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒;
ヘキサン:酢酸エチル=5:1)に付し、1−(4−フ
ルオロフェノキシ)−8−(8−フェノキシベンジルオ
キシ)−2−()リフルオロメチル)フロン(ン151
mFを得た。
n24°’  1.5807 ’H−NMR(CDC43溶媒、TMS内部標準)δ(
ppm) 2.45〜8.10(m、 IH) 8.8
0(d、2H)4.18(d、2H) 4.48(s、
2H)6.75〜7.50(m、 13H) 19F−NMR(CDCJ3溶媒、CF3CO,H外部
標準)δ(1)1)m) −40,8(m、IF)+1
4.7(d、8F) 製造例2(製造法2による本発明化合物(2)の製造)
8−(8−フェノキシベンジルオキシ)−2−(トリフ
ルオロメチル)プロパツール146myを4−プロモベ
ンゾトリフルオリド5mJ  に溶解し、炭酸カリウム
74m?およびヨウ化第−銅50mFを加え120℃で
10時間、さらに150℃で25時間攪拌した。反応液
を希塩酸−氷水にあけ酢酸エチルで抽出した。有機層を
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
減圧下に溶媒を除去して得た残渣をシリカゲル薄層クロ
マトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=5
 : 1 )に付し、1−(4−トリフルオロメチルフ
ェノキシ)−8−(8−フェノキシベンジルオキシ)−
2−()リフルオロメチル)プロパンBmyを得た。
n24・’  1.5146 IH−NMR(CDcI3溶媒、TMS内部標準)δ(
ppm) 8.67(d、2H) 4.10(d、2H
)4.45(s、2H) 製造例8(製造法8による本発明化合物(1)の製造)
アルゴン気流下、水素化カリウム68mF(含量85%
)を乾燥DMSO1mlに加え、気体の発1(止tつだ
後、4−フルオロフェノール67mfのDMSO溶液1
溶液1全jl下に攪拌しながら滴下シた。80分後、8
−(8−フェノキシベンジルオキシ)−2−)リフルオ
ロメチル−1−プロピル メタンスルホナー) 202
mfのDMSO溶液1溶液1室j下に攪拌しながら滴下
し、さらに−夜攪拌を続けた。反応液をIN−塩酸10
mjに注ぎ、ジエチルエーテルで抽出した。
エーテル層を水で2回、飽和食塩水で1同順次洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を除去し
て得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展
開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=10:1)に付し、1
−(4−フルオロフェノキシ)−8−(8−フェノキシ
ベンジルオキシ)−2−()リフルオロメチル)プロパ
ン43mfを得た。
n%”・’  1.5862 IH−NMR(CDCn、溶媒、TMS内部標準)δ(
1)I)m) 2.50〜2.90(m、IH) 8.
55(d、J=6Hz、2H) 4.05(d、J=6
Hz、2H)4.85(brs、2H) 19 F−NMR(CDCIs溶媒、CF、GO,H外
部標準)δ(ppm) +14.0(d、9F)製造例
4(製造法1による本発明化合物(19)の製造)窒素
雰囲気下、46%水酸化ナトリウム水溶液73m?、テ
トラブチルアンモニウムプロミド6 mWおよびトルエ
ン2mJの混合溶液に8−フェノキシ−2−(トリフル
オロメチル)−1−プロパツール69mfおよび8−フ
ェノキシベンジルプロミド72m2をトルエン21nJ
に溶かした液を室温下に加えた。14時間攪拌した後、
反応液を希塩酸−氷水にあけ、トルエンで2回抽出しt
こ。トルエン層を併せ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を除去して得た残
渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー(展開溶媒;ヘ
キサン:トルエン=1:1)に付し、1−7エノキシー
8−フェノキシベンジルオキシ−2−(トリフルオロメ
チル)プロパン96m1Fを得た。
H2B・’  1.5882 IH−NMR(CDCJ、溶媒、TMS内部標準)δ(
1)pm)2.50〜8.15(m、IH) 8.81
(d、2H)4.24(d、2H) 4.51(s、2
H)”F−NMR(CDCJs溶媒、CF3CO,H外
部標準)δ(ppm ) + 11.4(di 製造例5(製造法3による本発明化合物(5)の製造)
窒素雰囲気下、水素化カリウム(含量85%)409m
Fを乾燥DMSO10mJニ加え、気体ノ発生が止まっ
た後、8−(8−フェノキシベンジルオキシ)−2−ト
リフルオロメチルプロピルプロミド941mfとセサモ
ール520mFとを乾燥DMSO10mノに溶かした液
を水冷下に滴下した。室温で10時間攪拌した後、反応
液を希塩酸−氷水にあけ、ジエチルエーテルで2回抽出
した。エーテル層を併せ、飽和食塩水で洗浄した後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下に溶媒を除去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=15:1)に付し、
1− (8゜4−メチレンジオキシフェノキシ)−8−
(8−フェノキシベンジルオキシ) −2−(トリフル
オロメチル)プロパン410mf14Sだ。
n%!・’  1.5509 IH−NMR(CDCj、溶媒、TMS内部椋準)δ(
ppm)2.51〜8.20(m、IH) 8.79(
d、2H)4.20(d、2H) 4.50(s、2H
)5.88(s、2H) 6.80〜7.50(m、1
2H)19F−NMR(CDCJ、溶媒、CF、C02
H外部標準)δ(ppm)+12.7f山 上記の製造例1〜5に準じて製造された本発明化合物の
いくつかを第1表に示す。
次に、本発明化合物を製造する際の原料化合物である式
(で示される化合物および一最大園で示される化合物の
製造例を以下に示す。
製造例6(式(で示される化合物の製造)窒素雰囲気下
、2−ヒドロキシメチル−8,8゜8−トリフルオロプ
ロピオン酸12. Ofを乾燥THF50mJに溶解し
、ボラン−T HF I M溶液150mlを水冷下に
滴下した。10時間室温で撹拌した後、再度氷冷し、上
記のボラン−THFHF溶液5フ 攪拌し、反応液を希塩酸−氷水に加えた。減圧下に溶媒
を除去して得た残渣よりジエチルエーテルにて2回抽出
した。エーテル層を併せ、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧下に溶媒を除去して2−(トリフルオロメチル
)−1.8−プロパンジオールの粗生成物92を得た。
さらに、減圧蒸留により沸点185〜142℃(67諺
HP)の留分5,6tを得た。
IH−NMR(重アセトン溶媒、TMS内部標準)δ(
 ppm) 2.2 5 〜2.8 5 (m. IH
)8、70 〜4.40(m,6H;重水により8.8
 8f山)”F−NMR(重アセトン溶媒−CF,Co
,H外部標準)δ( p pm )  + 1 2.8
(d)製造例7(−最大園でR,−F, R,=Hの化
合物の製造)窒素雰囲気下、水素化ナトリウム(60%
油性) 6 6 8myを乾燥ジオキサンに懸濁し、こ
れに2−(トリフルオロメチル)−1.8−プロパンジ
オール1.85Fをゆっくり加えた。気体発生カ止まっ
た後、4−フルオロヨードベンゼン5、7Fとヨウ化第
−銅20m1とを加え24時間加熱還流した。次に、反
応液にHMPAおよび15−クラウン−5を各2mj加
え、さらに24時間加熱還流した。反応液を希塩酸−氷
水にあけ、酢酸エチルで8回抽出した。酢酸エチル層を
併せ、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下に溶媒を除去した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:
酢酸エチル=4:1)に付し、8−(4−フルオロフェ
ノキシ)−2−(トリフルオロメチル)−1−プロパノ
−ル95m1を得た。
IH−NMR(CDCJ3溶媒、TMS内部標準)δ(
ppm)2.05〜2.55(br、1)()2.50
〜8.15(m。
IH) 8.90〜4.40(m、4H)6.80〜7
.25(m、4H) 11F−NMR(CDCJ3溶媒、CF、CへH外部標
準)δ(ppm)+15.2(d、8F) −89,8(m、IF) 次に、本発明化合物を製造する際の原料化合物である一
最大凹および(で示される化合物の製造例を参考例とし
て示す。
806mFを乾燥DMF10mJに懸濁し、これに2−
(トリフルオロメチル)−1,8−ブロノでンジオール
1.Ofを乾燥DMF5mノに溶かした液を水冷下にて
滴下した。水冷下に1時間攪拌後、8−フェノキシベン
ジルプロミド1.88tを乾燥D M F 5mjに溶
かした液を滴下した。室温で12時間攪拌した後、反応
液を希塩酸−氷水にあけ、酢酸エチルで2回抽出した。
酢酸エチル層を併せ、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、減圧下に溶媒を除去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=8:1)に付し、8
−(8−フェノキシベンジルオキシ)−2−()リフル
オロメチル)−1−プロパツール0.82 Fを得た。
”H−NMR(CDC1s溶媒、TMS内部標準)δ(
ppm)2.17(brt、IH) 2.25〜2.8
6(m、IH)8.65〜4.00(m、4H) 4.
47(s、2H)6.70〜7.50 (m、 9H) 1o p NMR(CDCAm溶媒、CF、CへH外部
標準)δ(ppm ) + 14.7(d) 参考例2(−最大(で示される化合物の製造)8−フェ
ノキシベンジルアルコール4.00fおよび1,8−ジ
アザビシクロ[5,4,0]]ウンデカー7−エン0.
804のアセトニトリル溶液40mJに0℃で攪拌下に
2−(トリフルオロメチル)アクリル酸ベンジル4.6
2のアセトニトリル溶液10mlを滴下した。0℃で1
時間、さらに室温で5時間攪拌した後反応液をIN塩酸
20m1に注ぎ、ジエチルエーテルで抽出した。エーテ
ル層を水、飽和食塩水で順次洗浄後無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧下に溶媒を除去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
展開溶媒;ヘキサン:エーテル=10:1)に付し、8
−(8−フェノキシベンジルオキシ)−2−()リフル
オロメチル)プロピオン酸ベンジル405mFを得た。
”H−NMR(CDC1x溶媒、TMS内部標準)δ(
ppm)8.80〜8.90(m、IH) 8.90〜
4.20(m、2H) 4.50(s、2H) 5.2
5(s、2H)6.90〜7.eo(m、 14H) 1@F−NMR(CDC1a溶媒、CF、CO,H外部
標準)δ(pI)m)+18.0は) 上記のようにして得られた8−(8−フェノキシベンジ
ルオキシ)−2−()リフルオロメチル)プロピオン酸
ベンジル885mj’のTHFHF溶液2屹l℃で攪拌
下、ジイソブチルアルミニウムのIM)ルエン溶液1.
1mJをアルゴン気流下で加えた。0℃で1時間、さら
に室温で10時間攪拌した後、反応液をIN塩酸5mJ
に注ぎジエチルエーテルで2回抽出した。エーテル層を
併せ、水、飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧下にエーテルが約2ml残るま
で濃縮した。得られた濃縮物にトリエチルアミン202
mfを加え、0℃で攪拌下、メタンスルホニルクロリド
252mFを滴下した。0℃で5時間攪拌した後、反応
液をIN塩酸5m、1に注ぎジエチルエーテルで2回抽
出した。エーテル層を併せ、水、飽和重曹水で順次洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に溶媒を除
去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=10:1)
に付し、8−(8−フェノキシベンジルオキシ)−2−
トリフルオロメチル−1−プロピル メタンスルホナー
ト801mj’を得た。
lH−NMR(CDCJ3溶媒、TMS内部標準)δ(
ppm)2.40〜2.80(m、IH)  2.85
(S、8H)8.55(d、J=6Hz、2H)4.8
0(d、J=6Hz、2H)4.85(S、2H)6.
60〜7.85(m、9H) 1”F−NMR(CDCj8溶媒、CF、CO,H外部
標準)δ(pI)m)+14.8は) 次に、本発明化合物を有効成分とする殺虫、殺ダニ剤の
製剤例を示す。部は重量部である。
製剤例1 本発明化合物(1)〜(22)の各々0.2部、キシレ
ン2部および脱臭灯油97.8部を混合し、油剤を得る
製剤例2 本発明化合物(1)〜(22)の各々10部、ポリオキ
シエチレンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシル
ベンゼンスルホン酸カルシウム6部およびキシレン70
部をよく混合して乳剤を得る、。
製剤例8 本発明化合物(1)20部、フェニトロチオン10部、
リグニンスルホン酸カルシウム8部、ラウリル硫酸ナト
リウム2部および合成含水酸化珪素65部をよく粉砕混
合して水和剤を得る。
製剤例4 本発明化合物(2)1部、カルバリール2部、カオリン
クレー87部およびタルク10部をよく粉砕混合して粉
剤を得る。
製剤例5 本発明化合物(8)5部、合成含水酸化珪素1部、リグ
ニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト80部お
よびカオリンクレー62部をよく粉砕混合し、水を加え
てよく練り合せた後、造粒乾燥して粒剤を得る。
製剤例6 本発明化合物(4) 0.05部、テトラメスリン0.
2部、レスメスリン0.05部、キシレン7部、脱臭灯
油82.7部を混合溶解し、エアゾール容器に充填し、
バルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じて噴射
剤(液化石油ガス)60部を加圧充填すればエアゾール
を得る。
製剤例7 本発明化合物(5) 0.8 Fにアレスリンのd−ト
ランス第一菊酸エステル0.8fを加え、メタノール2
0mJに溶解し、蚊取線香用担体(タブ粉:粕粉:木粉
を8:5:1の割合で混合)99.42と均一に攪拌混
合し、メタノールを蒸散させた後、水150rllJを
加え、充分練り合せたものを成型乾燥すれば蚊取線香を
得る。
次に、本発明化合物を用いる殺虫、殺ダニ方法に関する
試験例を示す。なお本発明化合物は、第1表の化合物番
号で示し、比較対照に用いた化合物は、第2表の化合物
記号で示す。
7/′ /’         (45) 第   2   表 試験例1 製剤例2に準じて得られた下記本発明化合物の乳剤の水
による200倍希釈液(500ppm相当)2mlを1
3fのハスモンヨトウ用人工飼料にしみこませ、直径1
1画のポリエチレンカップに入れた。その中にハスモン
ヨトウ4令幼虫を10頭放ち、6日後に生死を調査し死
出率を求めた(2反復)。
結果を第8表に示す。
第   8   表 試験例2 製剤例2に準じて得られた下記本発明化合物および対照
化合物の乳剤の水による200倍稀釈液(500ppm
相当)にイネ茎(長さ約12個)を1分間浸漬した。風
乾後、試験管にイネ茎を入れ、抵抗性系統のツマグロヨ
コバイ成虫を10頭放ち、1日後に生死を調査し、死出
率を求めた(2反復)。
第   4   表 試験例8 直径5.5 onのポリエチレンカップの底に同大のF
紙をしき、製剤例2に準じて調製した下記本発明化合物
および対照化合物の乳剤の水による667倍希釈液(1
50ppm相当) 0.7mJを一紙上に滴下し、餌と
してシ冒糖80mFを均一に入れた。その中にイエバエ
雌成虫10頭を放ち、フタをして48時間後にその生死
を調べ死出率を求めた(2反復)。
結果を第5表に示す。
第   5   表 試験例4 播種7日後の鉢植ツルナシインゲン(初生葉期)に、−
葉当り10頭のニセナミハダニの雌成虫を寄生させ、2
5℃の恒温室で保管した。
6日後、製剤例2に準じて調製した下記本発明化合物お
よび対照化合物の乳剤を水で有効成分が500 ppm
になるように希釈し、ターンテーブル上で1鉢あたり1
5m1散布し、同時に2mlを土壌潅注した。
8日後にツルナシインゲンのハダニによる被害程度を調
査した。
効果判定基準は m:はとんど被害が認められない。
十二少し被害が認められる。
丑:無処理区と同様の被害が認められる。
とじた。結果を第6表に示す。
〈発明の効果〉 本発明化合物は、半翅目害虫、鱗翅目害虫、双翅目害虫
、網翅目害虫、鞘翅目害虫、膜翅目害虫、直翅目害虫、
ハダニ類等の各種害虫に対し、極めて優れた殺虫7.j
殺ダニ効力を示すものである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1およびR_2は同一または相異なり、水
    素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、
    アルコキシ基またはハロアルコキシ基を表わすかまたは
    R_1とR_2とが結合してアルキレンジオキシ基、ハ
    ロアルキレンジオキシ基またはアルキレン基を表わす。 R_3は水素原子またはフッ素原子を表わす。R_4は
    水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはハロアルキ
    ル基を表わす。Zは−CH=で示される基または窒素原
    子を表わす。Yは酸素原子または−NH−で示される基
    を表わす。〕 で示されるエーテル化合物。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1およびR_2は同一または相異なり、水
    素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、
    アルコキシ基またはハロアルコキシ基を表わすかまたは
    R_1とR_2とが結合してアルキレンジオキシ基、ハ
    ロアルキレンジオキシ基またはアルキレン基を表わす。 〕 で示されるアルコール化合物と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_3は水素原子またはフッ素原子を表わし、
    R_4は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはハ
    ロアルキル基を表わす。Zは −CH=で示される基または窒素原子を表わし、Yは酸
    素原子または−NH−で示される基を表わす。Xはハロ
    ゲン原子を表わす。〕 で示されるハロゲン化合物とを塩基の存在下に反応させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエーテ
    ル化合物の製造法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_3は水素原子またはフッ素原子を表わし、
    R_4は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはハ
    ロアルキル基を表わす。Zは −CH=で示される基または窒素原子を表わす。 Yは酸素原子または−NH−で示される基を表わす。〕 で示されるアルコール化合物と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1およびR_2は同一または相異なり、水
    素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、
    アルコキシ基またはハロアルコキシ基を表わすかまたは
    R_1とR_2とが結合してアルキレンジオキシ基、ハ
    ロアルキレンジオキシ基またはアルキレン基を表わす。 X′はハロゲン原子を表わす。〕 で示されるハロゲン化合物とを塩基の存在下に反応させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエーテ
    ル化合物の製造法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_3は水素原子またはフッ素原子を表わし、
    R_4は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはハ
    ロアルキル基を表わす。Zは −CH=で示される基または窒素原子を表わす。 Yは酸素原子または−NH−で示される基を表わす。X
    ″はハロゲン原子、メシルオキシ基またはトシルオキシ
    基を表わす。〕 で示される化合物と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1およびR_2は同一または相異なり、水
    素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、
    アルコキシ基またはハロアルコキシ基を表わすかまたは
    R_1とR_2とが結合してアルキレンジオキシ基、ハ
    ロアルキレンジオキシ基またはアルキレン基を表わす。 〕 で示されるフェノール化合物とを塩基の存在下に反応さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエー
    テル化合物の製造法。
  5. (5)特許請求の範囲第1項記載のエーテル化合物を有
    効成分として含有することを特徴とする殺虫、殺ダニ剤
  6. (6)特許請求の範囲第1項記載のエーテル化合物を用
    いる殺虫、殺ダニ方法。
  7. (7)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1およびR_2は同一または相異なり、水
    素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、
    アルコキシ基またはハロアルコキシ基を表わすかまたは
    R_1とR_2とが結合してアルキレンジオキシ基、ハ
    ロアルキレンジオキシ基またはアルキレン基を表わす。 〕 で示されるアルコール化合物。
  8. (8)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される2−(トリフルオロメチル)−1,3−プロ
    パンジオール。
JP398988A 1988-01-11 1988-01-11 エ―テル化合物、その殺虫、殺ダニ剤としての用途およびその中間体 Expired - Lifetime JP2541263B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP398988A JP2541263B2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11 エ―テル化合物、その殺虫、殺ダニ剤としての用途およびその中間体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP398988A JP2541263B2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11 エ―テル化合物、その殺虫、殺ダニ剤としての用途およびその中間体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01180846A true JPH01180846A (ja) 1989-07-18
JP2541263B2 JP2541263B2 (ja) 1996-10-09

Family

ID=11572427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP398988A Expired - Lifetime JP2541263B2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11 エ―テル化合物、その殺虫、殺ダニ剤としての用途およびその中間体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2541263B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2541263B2 (ja) 1996-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2097384A (en) Fluorinated benzyl esters of tetramethylcyclopropane carboxylic acid
JPH0466871B2 (ja)
JPH0825948B2 (ja) アルデヒド化合物
US4772633A (en) 6-pyridyl- and 6-phenyl-3-phenyl-1-hexenes and -1-hexynes, composition containing them, and insecticidal and acaricidal method of using them
JPH01180846A (ja) エーテル化合物、その殺虫、殺ダニ剤としての用途およびその中間体
JPS6345233A (ja) ジフルオロハロメトキシフエニル誘導体およびそれを含有する殺虫、殺ダニ剤
EP0315370A2 (en) Ether compounds and their production, and insecticidal and/or acaricidal compositions containing them
AU605224B2 (en) Fluorinated ethers
JPH0533221B2 (ja)
EP0315916B1 (en) Ether compound, a method for producing it, a composition containing it as an active ingredient and its use
JPS60115545A (ja) 炭化水素系化合物を有効成分とする殺虫剤
JPH0517916B2 (ja)
JPS6172754A (ja) ピリジルピリドン誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
JPH0729969B2 (ja) エーテル化合物およびそれを有効成分とする殺虫剤
CA1185621A (en) .alpha.-ALLENYL-3-PHENOXYBENZYL ALCOHOLS AND HALIDES
JPH0272134A (ja) 新規なエーテル化合物、その製造法およびエーテル化合物を有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JPH06711B2 (ja) ベンジルエ−テル誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤
JPH072664B2 (ja) エーテル化合物およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JPS6176462A (ja) エーテル化合物およびそれを有効成分とする殺虫剤
JPS6064949A (ja) オキシム誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤
JPH042578B2 (ja)
JPH0422903B2 (ja)
JPS61229887A (ja) 有機スズ化合物、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
JPS62106037A (ja) エ−テル化合物およびそれを有効成分とする殺虫剤
JPH0449280A (ja) エステル化合物、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤