JPH01179376A - 熱電モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

熱電モジュールおよびその製造方法

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JPH01179376A
JPH01179376A JP63000574A JP57488A JPH01179376A JP H01179376 A JPH01179376 A JP H01179376A JP 63000574 A JP63000574 A JP 63000574A JP 57488 A JP57488 A JP 57488A JP H01179376 A JPH01179376 A JP H01179376A
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electrode
thermoelectric
conductivity type
piece
electrode piece
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JP63000574A
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Toshitaka Ota
敏隆 太田
Takenobu Kajikawa
武信 梶川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱電モジュールおよびその製造方法に関する。
[従来の技術] 従来の熱電モジュールは、溶融育成したインゴット状の
熱電材料を切断してバルク状の熱電素子を作り、素子と
導電性電極とをハンダ付は等で接合して作製されていた
。このようにして作られた熱電素子は性能指数が大きい
ため、熱電モジュールの変換特性が良いという利点を有
している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の熱電モジュールにおいては、■熱
電素子の厚さを1.5mm以下にすると製造歩留りが著
しく低下するため、素子を小形化することが困難であり
、熱電モジュール単位出力当りの熱電材料の重量が重く
、材料費が高いこと、■熱電材料の切断工程での熱電材
料の割れや、ハンダ付は等の接合工程の不良によって発
生する導通不良や電極間の短絡のために、熱電モジュー
ル製造工程の歩留りを著しく低下させ、また製品不良を
生じ易いこと、および■熱電素子が1個ずつ単品で製造
され、しかも脆いために熱電モジュールの製造工程の自
動化が困難であり、加工費が高いこと、という3つの重
大な問題点があった。
本発明は上述した従来の欠点を解決し、単位出力当りの
重量が小さい熱電モジュールを提供すること、およびそ
のような熱電モジュールを歩留り良く、かつ低い加工費
で製造し得る製造方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明熱電モジュー
ルはそれぞれ複数の電極片からなる第1および第2の電
極片を具え、第1および第2の電極は異なる面上にあっ
て互いに対向し、第1の電極の各電極片の一端と第2の
電極の各電極片の一端とが第1の導電形を有する熱電素
子を介して、かつ第1の電極の各電極片の他端と第2の
電極の各電極片の他端とが第1の導電形とは異なる第2
の導電形を有する熱電素子を介して接続されることによ
って、第1の電極の各電極片と第2の電極の各電極片と
が交互に接続されていることを特徴とする。
本発明製造方法は異なる治具上にそれぞれ第1および第
2の電極を構成する複数の電極片を配置する工程と、配
置された第1の電極の各電極片の表面の一端に第1の導
電形の熱電材料層を形成し、第2の電極の各電極片の表
面の一端に第1の導電形と異なる第2の導電形の熱電材
料層を形成する工程と、第1および第2の電極を、第1
の電極の各電極片の一端と第2の電極の各電極片の一端
とが第1の導電形を有する熱電材料層を介して、かつ第
1の電極の各電極片の他端と第2の電極の各電極片の他
端とが第1の導電形とは異なる第2の導電形を有する熱
電材料層を介して接続されるように位置合わせする工程
と、位置合わせされた第1.第2の電極および熱電材料
層を加熱して熱電材料層を焼結する工程からなることを
特徴とする。
さらに本発明方法は異なる治具上にそれぞれ第1および
第2の電極を構成する複数の電極片を配置する工程と、
配置された第1の電極および第2の電極のうち一方の電
極の各電極片の表面の一端に第1の導電形の熱電材料層
を形成し、他端に第1の導電形と異なる第2の導電形の
熱電材料層を形成する工程と、第1および第2の電極を
、第1の電極の各電極片の一端と第2の電極の各電極片
の一端とが第1の導電形を有する熱電材料層を介して、
かつ第1の電極の各電極片の他端と第2の電極の各電極
片の他端とが第1の導電形とは異なる第2の導電形を有
する熱電材料層を介して接続されるように位置合わせす
る工程と、位置合わせされた第1.第2の電極および熱
電材料層を加熱して熱電材料層を焼結する工程からなる
ことを特徴とする。
さらに本発明方法は治具上に第1の導電形を有する所定
形状の複数の熱電材料層と、第1の導電形と異なる第2
の導電形を有する所定形状の複数の熱電材料層を形成し
、焼結して熱電素子とする工程と、異なる治具上にそれ
ぞれ第1および第2の電極を構成する複数の電極片を配
置する工程と、複数の電極片のそれぞれの両端部表面に
ハンダ層を形成する工程と、第1.第2の電極および熱
電素子を、第1の電極の各電極片の一端と第2の電極の
各電極片の一端とが第1の導電形を有する熱電素子を介
して、かつ第1の電極の各電極片の他端と第2の電極の
各電極片の他端とが第1の導電形とは異なる第2の導電
形を有する熱電素子を介して接続されるように位置合わ
せする工程と、位置合わせされた第1.第2の電極およ
び熱電素子を加熱して各電極片と熱電素子とをハンダづ
けする工程からなることを特徴とする。
[作 用] 本発明の熱電モジュールは、その構造が薄形なので1.
四位出力当りの重量を従来品と比較して大幅に軽量化で
きる。
また本発明の製造方法によれば、熱電素子を構成する材
料の薄層の形成と焼結により熱電素子を製造するため、
0.3111I11以下の厚さの熱電素子を製造でき、
従来不可能であった熱電モジュールの小形化、ひいては
材料費の低下が実現できる。
[実施例] 以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図に本発明の熱電モジュールの実施例を示す。図(
A)は上面図、図(B)は側面図、図(C)は底面図で
ある。
図に示すように、本実施例の熱電モジュールはそれぞれ
13個および12個の電極片1および2からなる下部電
極と上部電極とを具χ、下部電極の電極片1と上部電極
の電極片2とは、その両端においてp形の熱電素子3お
よびn形の熱電素子4によって接続されている。このよ
うな構成の熱電モジュールの、例えば下部電極を低温源
(TC)に、上部電極を高温源(Th)に接すると、n
形素子ではTc−Thの向きの、p形素子ではTh−T
Cの向きの電流が生起するので、出力端子IA、IBか
ら電力を取り出すことができる。
熱電素子としては、好適にはビスマス・アンチモン・セ
レン・テルル合金にドーパントを添加してp形およびn
形としたものを使用することかできる。より具体的には
、p形素子としては(sb2Te3)x(Bi2Te3
)y(Sb2SL3)z、但しx = 0.70〜0.
72゜y=0.23〜0.27. z = 0.03〜
0.05で示される合金に2〜5重量%のTeを添加し
た材料を、n形素子としては(B12Te3) u (
Sb2Te3) v (Sb2Se3)w 、但しU=
 0.90〜0.98.  v = O〜0.5 、 
 w = 0.02〜0.05で示される合金に1.5
〜2.Ox 10”mol/cm3の5b13を添加し
た材料を用いることができる。
さらに、n形ドーパントとしては)I 3 B r 2
や5bCI13、p形ドーパントとしてはSeの他、上
記の擬三元合金に使用可能なドーパントは全て使用でき
る。また、p形素子にはSeやTeをドープした(Sb
2Tes) 75 (et2re3) 25、n形素子
には(Bi2Te3) 75(Bi2Se3) 25を
始めとする擬二元合金も使用可能である。
電極材料としては、ニッケル、タングステン。
モリブデン等の金属材料およびモリブデン、タングステ
ン、ニッケル等でコーティングした銅やアルミニウム、
タングステン箔やモリブデン箔等をクラッドした銅やア
ルミニウム等の導電性複合材料の使用が可能である。
次に本発明の熱電モジュールの製作例を第2図を参照し
て説明する。
p形熱電素子用材料として(Sb2Tel) 0.72
 (Bi2Te3) 0.25 (Sb2Sea) o
、 osの組成の合金に3,5重量%のTeをドープし
て作製したインゴットを、n形熱電素子用材料として(
Bi2Te3)o、 9 (Sb2Te3) 0.05
(Sb2Se3)o、 osの組成の合金に1.7x 
10I9rrIol/cm3の5b13をドーピングし
て作製したイレゴットを、それぞれボールミル等で粉砕
し、プロピレングリコールなどの溶剤を混合してペース
ト状にした。
第2図(A)に示すように治具の所定の位置にタングス
テンでコーティングした銅からなる複数の電極片1を配
置した。なお、第2図においては、図示の便宜上1列の
電極片のみを示しであるが、電極片は平面上に1モジユ
一ル分またはそれ以上の所定の個数が複数列配列されて
いる。
次に第2図(B)に示すように、この各電極片1の一端
部に前述したp形のペースト3Aを、印刷などの手法に
よって所定の形状および厚さを持つ層として形成し、5
0℃で乾燥した。
第2図(C)および(D) に示すように、各電極片1
と同様に配置された同種の材料からなる各電極片2の一
端にn形のペースト層4Aを形成し、乾燥した。
次に第2図(E)に示すように、熱電材料のペースト層
が形成された各電極片を治具上に固定したまま、各電極
片1および2が熱電材料のペースト層3Aと4八を挟ん
で対向し、かつ各電極片のそれぞれ両端部にp形層3A
とn形層4Aが位置するように位置決めして、固定用治
具で固定した。
その後第2図(F)に示すように、アルゴン雲囲気中で
約175℃、3時間以上のあぶり工程を経て、同一雰囲
気中で460〜480℃の温度で焼結し、同時に固相拡
散反応により、熱電素子3および4と電極1および2と
を接合することにより熱電モジュールを製造した。
熱電モジュールは海洋温度差を熱源とした発電モジュー
ルの場合、例えば面積3mm X 9mm 、厚さ0.
3mmの熱電素子と、面積11mmX 11mm、厚さ
1mmのタングステンでコーティングした銅電極からな
るものが得られ、従来法による素子(13mmφ×1.
5n+n+厚)の20分の1以下の体積を持ち、即位出
力当りの素子重量を10分の1以下とすることができた
第3図に本発明の熱電モジュールの製造方法の他の実施
例を示す。まず、前述した組成のp形およびn形の熱電
材料のペーストを準備した。図(A) に示すように、
治具上に1モジユ一ル分またはそれ以上の所定の個数の
電極片1を配置する。
次に図(B)に示すように、各電極片1の両端部にp形
およびn形の熱電素子のペースト層3Aおよび4Aを形
成し、乾燥した。ついで図(C)に示すように、電極片
2をペースト層4Aおよび3A上に位置決めした。その
後、前述したように、あぶり工程を経て焼結を行い、熱
電モジュールを作製した。
第2図および第3図に示した実施例によれば、熱電モジ
ュールの製造時に熱電材料の切断工程が不必要であるこ
と、および熱電素子と電極との接合が熱電モジュールの
焼結工程と同時に進行する固相拡散反応となっているた
め、ハンダ付は等の接合工程が不必要であることから、
従来不可能であった歩留りと信頼性の著しい向上が実現
できる。
第4図に本発明の熱電モジュールの製造方法のさらに他
の実施例を示す。先の実施例と同一組成のp形およびn
形の熱電材料ペーストを準備した。図(A) に示すよ
うに、石英ガラス板等の治具5上に、p形のペースト層
3Aを所定の形状、厚さを持たせて所定の位置に1モジ
ユ一ル分以上同時に印刷などの手法で形成し、50℃で
乾燥した。ついでアルゴン雰囲気中で約175℃、3時
間以上のあぶり工程後、同一雰囲気中で460〜480
℃の温度で焼結することによりp形の熱電素子3を1モ
ジユ一ル分以上同時に、所定の位置に製造した。
図(B)  に示すように、全く同様にして複数のn形
熱電素子4を治具上の所定の位置に、所定の形状で形成
した。ついで図(C)に示すように、治具上の所定の位
置に銅電極片1を配列し、各電極片1の両端部にビスマ
ス・スズの共晶ハンダ6のペーストを印刷などの手法で
形成し、乾燥した。同様にして、図(D)に示すように
、各上部電極片2上にハンダペースト層7を形成し、乾
燥した。次に図(E) に示すように、p形およびn形
の熱電素子3.4を所定の位置に保ったまま、各下部銅
電極片1上に形成されたハンダ7上に位置決めし、さら
に図(F)  に示すように、ハンダ層8を形成した各
上部銅電極片2を熱電素子3.4の上に位置決めした後
、加熱し、ハンダ付けすることにより、熱電モジュール
を製造した。
このようにして製造した熱電モジュールは、先の実施例
と同様に、海洋温度差を熱源と1.た発電モジュールの
場合、例えば面積3mm X 9mm 、厚さ0.3n
++nの熱電素子と、面積11mmX 11n+II+
、厚さin+mのタングステンでコーティングした銅電
極からなるものが得られ、従来法による素子(13mm
φ×1.5n+m厚)の20分の1以下の体積を持ち、
単位出力当りの素子重量を10分の1以下とすることが
できた。
本発明に使用される熱電素子材料は上述したカルコゲナ
イド系合金のほかに、亜鉛アンチモン合金や鉛テルル合
金など、熱電モジュールの使用目的や使用温度範囲に合
わせて、熱電性能指数が大きく、焼結可能な材料は全て
使用できる。溶剤としては、ペーストの粘度を調節でき
、乾燥、あぶり工程で完全に除去できるものが使用でき
る。導電性電極材料としては焼結時に熱電素子材料との
固相拡散反応により電気的および機械的な特性の良い接
合を実現でき、しかも、焼結時や熱電モジュールの使用
時に拡散の過度な進行により熱電変換特性を劣化させな
い材料、すなわち前述した金属材料および導電性複合材
料の使用が可能である。ただし、第2図および第3図に
示した製造方法においては、銅や鉄および30μmのニ
ッケルメッキを施した銅は焼結時に熱電変換特性を劣化
させるため、ビスマス・アンチモン・セレン・テルル系
合金からなる熱電素子材料用の導電性電極材料としては
不適当である。p形およびn形の熱電素子用材料層を電
極片上に形成する方法は、印刷法のほかにプラズマスプ
レー法、およびペーストの粘度を小さく調整し、ノズル
から熱電ペーストを噴出して所定の形状を形成する方法
が使用できる。後者の場合、スクリーンやマスクが不要
なことが特徴である。あぶりおよび焼結霊囲気はアルゴ
ン希釈水素や窒素など、焼結中に熱電素子の酸化を防ぐ
ための不活性雰囲気または還元雰囲気が使用可能である
。これらの場合も実施例と同様に、材料費と加工費の大
幅な削減、および歩留りと信頼性の著しい向上が可能で
ある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の熱電モジュールは、その
構造が薄形なので、単位出力当りの重量を従来品と比較
して大幅に軽量化できる。
また本発明の製造方法によれば、熱電素子を構成する材
料の薄層の形成と焼結により熱電素子を製造するため、
0.34nm以下の厚さの熱電素子を製造でき、従来不
可能であった熱電モジュールの小形化、ひいては材料費
の低下が実現できる。また、各工程が1モジユ一ル分以
上同時に処理できる工程となっているため熱電モジュー
ルを数モジュール分−度に製造できること、成形と焼結
たけて構成されているため、容易に自動化できることか
ら、従来不可能であった加工費の低減が実現できる。
さらに、熱電材料の切断工程やハンダ付は工程で生じて
いた歩留りの低下や不良品の発生を防止でき、加工費の
低減と信頼性の向上が実現てきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による熱電モジュールの構成を示す図で
ありて、図(A)は上面図、図(B)は側面図、図(C
)は底面図、 第2図、第3図および第4図はそれぞれ本発明による熱
電モジュールの製造法の実施例の工程図である。 1・・・下部電極片、 2・・・上部電極片、 3.4・・・熱電素子、 5.6・・・治具、 7.8・・・ハンダ層。 指定代理人 工業技術院電子技術総合研究所長第1図 第4図 手続補正書 1、事件の表示 特願昭63−574号 2、発明の名称 熱電モジュールおよびその製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 114工業技術院長  飯 塚 幸 三4、指定代理人 6、補正の対象 明細書の「2、特許請求の範囲」の欄、「3、発明の詳
細な説明」の欄および図面 θも 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)明細書第9頁第19行の「形成し、焼結して」を
「無加圧で形成し、非酸化性ガス流中で焼結して」に補
正する。 (3)明細書第13頁第2行の「料の使用」を「料、ま
たはアンチモンをコーティングしたタングステン、モリ
ブデンまたはニッケルからなる複合材料の使用」に補正
する。 (4)図面のうち第4図を別紙のとおり補正する。 以上 特許請求の範囲 1)それぞれ複数の電極片からなる第1および第2の電
極片を具え、該第1および第2の電極は異なる面上にあ
って互いに対向し、前記第1の電極の各電極片の一端と
前記第2の電極の各電極片の一端とが第1の導電形を有
する熱電素子を介して、かつ前記第1の電極の各電極片
の他端と前記第2の電極の各電極片の他端とが前記第1
の導電形とは異なる第2の導電形を有する熱電素子を介
して接続されることによって、前記第1の電極の各電極
片と前記第2の電極の各電極片とが交互に接続されてい
ることを特徴とする熱電モジュール。 2)前記熱電素子がp形およびn形のビスマス・アンチ
モン・セレン・テルルの合金からなり、前記電極材料が
タングステン、モリブデンまたはニッケルのうちの一種
、またはタングステン、モリブデンまたはニッケルでコ
ーティングまたはめっきした銅またはアルミニウム、旦
ゲステン箔またはモリブデン箔をクラッドした銅または
アルミニウムからなる複合材料またはアンチモンをコー
ティングしたタングステン。 モリブデンまたはニッケルからなる複合材料であること
を特徴とする第1項記載の熱電モジュール。 3)前記第1の電極の各電極片と前記第2の電極の各電
極片とが熱電素子のみを介して接続されていることを特
徴とする第1項または第2項記載の熱電モジュール。 4)異なる治具上にそれぞれ第1および第2の電極を構
成する複数の電極片を配置する工程と、 前記配置された第1の電極の各電極片の表面の一端に第
1の導電形の熱電材料層を形成し、前記第2の電極の各
電極片の表面の一端に前記第1の導電形と異なる第2の
導電形の熱電材料層を形成する工程と、 前記第1および第2の電極を、前記第1の電極の各電極
片の一端と前記第2の電極の各電極片の一端とが第1の
導電形を有する熱電材料層を介して、かつ前記第1の電
極の各電極片の他端と前記第2の電極の各電極片の他端
とが前記第1の導電形とは異なる第2の導電形を有する
熱電材料層を介して接続されるように位置合わせする工
程と、 前記位置合わせされた第1.第2の電極および熱電材料
層を加熱して前記熱電材料層を焼結する工程からなるこ
とを特徴とする熱電モジュールの製造方法。 5)異なる治具上にそれぞれ第1および第2の電極を構
成する複数の電極片を配置する工程と、 前記配置された第1の電極および第2の電極のうち一方
の電極の各電極片の表面の一端に第1の導電形の熱電材
料層を形成し、他端に前記第1の導電形と異なる第2の
導電形の熱電材料層を形成する工程と、 前記第1および第2の電極を、前記第1の電極の各電極
片の一端と前記第2の電極の各電極片の一端とが第1の
導電形を有する熱電材料層を介して、かつ前記第1の電
極の各電極片の他端と前記第2の電極の各電極片の他端
とが前記第1の導電形とは異なる第2の導電形を有する
熱電材料層を介して接続されるように位置合わせする工
程と、 前記位置合わせされた第1.第2の電極および熱電材料
層を加熱して前記熱電材料層を焼結する工程からなるこ
とを特徴とする熱電モジュールの製造方法。 6)治具上に第1の導電形を有する所定形状の複数の熱
電材料層と、該第1の導電形と異なる第2の導電形を有
する所定形状の複数の熱電材料層を無加圧で形成し、非
酸化性ガス流中で焼結して熱電素子とする工程と、 異なる治具上にそれぞれ第1および第2の電極を構成す
る複数の電極片を配置する工程と、 前記複数の電極片のそれぞれの両端部表面にハンダ層を
形成する工程と、 前記第1.第2の電極および前記熱電素子を、前記第1
の電極の各電極片の一端と前記第2の電極の各電極片の
一端とが第1の導電形を有する熱電素子を介して、かつ
前記第1の電極の各電極片の他端と前記第2の電極の各
電極片の他端とが前記第1の導電形とは異なる第2の導
電形を有する熱電素子を介して接続されるように位置合
わせする工程と、 前記位置合わせされた第1.第2の電極および熱電素子
を加熱して前記各電極片と熱電素子とをハンダづけする
工程からなることを特徴とする熱電モジュールの製造方
法。 (以下、余白)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ複数の電極片からなる第1および第2の
    電極片を具え、該第1および第2の電極は異なる面上に
    あって互いに対向し、前記第1の電極の各電極片の一端
    と前記第2の電極の各電極片の一端とが第1の導電形を
    有する熱電素子を介して、かつ前記第1の電極の各電極
    片の他端と前記第2の電極の各電極片の他端とが前記第
    1の導電形とは異なる第2の導電形を有する熱電素子を
    介して接続されることによって、前記第1の電極の各電
    極片と前記第2の電極の各電極片とが交互に接続されて
    いることを特徴とする熱電モジュール。
  2. (2)前記熱電素子がp形およびn形のビスマス・アン
    チモン・セレン・テルルの合金からなり、前記電極材料
    がタングステン、モリブデンまたはニッケルのうちの一
    種、またはタングステン、モリブデンまたはニッケルで
    コーティングした銅またはアルミニウムからなる複合材
    料、またはアンチモンをコーティングしたタングステン
    、モリブデンまたはニッケルからなる複合材料であるこ
    とを特徴とする第1項記載の熱電モジュール。
  3. (3)前記第1の電極の各電極片と前記第2の電極の各
    電極片とが熱電素子のみを介して接続されていることを
    特徴とする第1項または第2項記載の熱電モジュール。
  4. (4)異なる治具上にそれぞれ第1および第2の電極を
    構成する複数の電極片を配置する工程 と、 前記配置された第1の電極の各電極片の表面の一端に第
    1の導電形の熱電材料層を形成し、前記第2の電極の各
    電極片の表面の一端に前記第1の導電形と異なる第2の
    導電形の熱電材料層を形成する工程と、 前記第1および第2の電極を、前記第1の電極の各電極
    片の一端と前記第2の電極の各電極片の一端とが第1の
    導電形を有する熱電材料層を介して、かつ前記第1の電
    極の各電極片の他端と前記第2の電極の各電極片の他端
    とが前記第1の導電形とは異なる第2の導電形を有する
    熱電材料層を介して接続されるように位置合わせする工
    程と、 前記位置合わせされた第1、第2の電極および熱電材料
    層を加熱して前記熱電材料層を焼結する工程からなるこ
    とを特徴とする熱電モジュールの製造方法。
  5. (5)異なる治具上にそれぞれ第1および第2の電極を
    構成する複数の電極片を配置する工程 と、 前記配置された第1の電極および第2の電極のうち一方
    の電極の各電極片の表面の一端に第1の導電形の熱電材
    料層を形成し、他端に前記第1の導電形と異なる第2の
    導電形の熱電材料層を形成する工程と、 前記第1および第2の電極を、前記第1の電極の各電極
    片の一端と前記第2の電極の各電極片の一端とが第1の
    導電形を有する熱電材料層を介して、かつ前記第1の電
    極の各電極片の他端と前記第2の電極の各電極片の他端
    とが前記第1の導電形とは異なる第2の導電形を有する
    熱電材料層を介して接続されるように位置合わせする工
    程と、 前記位置合わせされた第1、第2の電極および熱電材料
    層を加熱して前記熱電材料層を焼結する工程からなるこ
    とを特徴とする熱電モジュールの製造方法。
  6. (6)治具上に第1の導電形を有する所定形状の複数の
    熱電材料層と、該第1の導電形と異なる第2の導電形を
    有する所定形状の複数の熱電材料層を形成し、焼結して
    熱電素子とする工程 と、 異なる治具上にそれぞれ第1および第2の電極を構成す
    る複数の電極片を配置する工程 と、 前記複数の電極片のそれぞれの両端部表面にハンダ層を
    形成する工程と、 前記第1、第2の電極および前記熱電素子 を、前記第1の電極の各電極片の一端と前記第2の電極
    の各電極片の一端とが第1の導電形を有する熱電素子を
    介して、かつ前記第1の電極の各電極片の他端と前記第
    2の電極の各電極片の他端とが前記第1の導電形とは異
    なる第2の導電形を有する熱電素子を介して接続される
    ように位置合わせする工程と、 前記位置合わせされた第1、第2の電極および熱電素子
    を加熱して前記各電極片と熱電素子とをハンダづけする
    工程からなることを特徴とする熱電モジュールの製造方
    法。
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