JPH011787A - 冷媒用ハロカーボンブレンド - Google Patents

冷媒用ハロカーボンブレンド

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JPH011787A
JPH011787A JP63-142755A JP14275588A JPH011787A JP H011787 A JPH011787 A JP H011787A JP 14275588 A JP14275588 A JP 14275588A JP H011787 A JPH011787 A JP H011787A
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ドナルド・バーナード・バイベンス
ヘレン・アン・コノン
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イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の背景] この発明は、冷却および加熱用途用の冷媒組成物に係り
、特には、ハロカーボンの三元系およびそれ以上のブレ
ンドに関する。
ある種のハロカーボンのオゾン破壊潜在性(ozone
 depletionpotential)に対する関
心は。
より低いオゾン破壊潜在性を有する代替化合物の研究を
うながしている。ジクロロジフルオロメタンは最も広く
使用されている冷媒であり、その高いオゾン破壊潜在性
により使用が減少するものと予想されている。
冷媒用途において、より具体的には自動車の空調システ
ムにおいて、冷媒は、しばしば、使用中の漏れ、例えば
シャフトシール、ホース接続およびハンダ接合を介して
失われる。加えて、冷媒は、冷凍・冷却機に対しておこ
なわれる保全工程中に大気に放出され得る。
現在使用されているほとんどの市販の冷媒は純粋の液体
または共沸物であり、これら冷媒の多くは大気に放出さ
れたときオゾン破壊の潜在性を有する。冷媒の非共沸混
合物のいくつかも使用できるが、それらは、冷媒仕込み
の一部が大気に漏れあるいは排出されると組成が変化す
るという不利点を持つ、これら混合物が引火性あるいは
易燃性(VIa厘gable)成分を含むならば、冷凍
・冷却機からの蒸気漏出中に生じる組成変化によりそれ
らはまた引火性のものとなり得る。この組成変化および
分別から生じる蒸気圧変化により冷凍齢冷却機の操作も
悪影響を受ける。
したがって1重要な蒸気圧の冷媒特性および広範囲の組
成にわたる非引火性を維持し、しかも減少したオゾン破
壊潜在性を有する代替冷媒が必要とされるのである。
[発明の概要] ここに見い出されたものは、大気圧において約−50℃
ないし約−30℃の範囲内の沸点を有する第1のハロカ
ーボン約10ないし60重量%。
大気圧において約−30℃ないし約−5℃の範囲内の沸
点を有する第2のハロカーボン約10ないし60!kf
i%、および大気圧において約−15℃ないし約30℃
の範囲内の沸点を有する第3のへロカーボン約IOない
し75重量%を含んでなる冷媒であって、該第2のハロ
カーボンは該第1のハロカーボンよりも沸点が高く、該
第3のハロカーボンは該第2のハロカーボンよりも沸点
が高く、該ハロカーボンは少なくとも1つのフッ素原子
を含有し、該ハロカーボンの少なくとも1つは水素原子
を含有し、該第1および第3のハロカーボンは非引火性
ないし難燃性であり、該第1、第2および第3のハロカ
ーボン並びにそれらの割合は得られる冷媒が非引火性な
いし難燃性でありかつ約O℃ないし約100℃の温度範
囲にわたってジクロロジフルオロメタンの蒸気圧と実質
的に等しい蒸気圧を有するように選ばれ、該冷媒はジク
ロロジフルオロメタンのオゾン破壊潜在性よりも実質的
に低いオゾン破壊潜在性を有することを特徴とする特の
冷媒である。
好ましくは、新規冷媒の成分は、−50℃ないし10℃
の範囲内のノーマル(nor■al)沸点を有する。ま
た、好ましくは、ハロカーボンのうち少なくとも2種は
、同−炭素上に水素およびフッ素を有する。さらに、ハ
ロカーボンのうちl!!のみが同−炭素上に水素および
フッ素を有する場合、そのハロカーボンは好ましくは中
間の沸点を有する化合物である。CHF2CHF、(F
C−134)におけるように同一分子内に水素およびフ
ッ素を有する炭素原子が1個を越えて存在していてもよ
い。
上記第1のハロカーボン、第2のハロカーボン、および
第3のハロカーボンのそれぞれは、上述の範囲内の沸点
を有するハロカーボンの2種以上からなっていてもよい
また、この発明の冷媒を凝縮し、およびその後これを被
冷却物との熱交換関係において蒸発させることを含む冷
却の発生方法もこの発明により提供される。
最後に、上記冷媒を被加熱物との熱交換関係において凝
縮し、その後これを蒸発されることを含む加熱の発生方
法が提供される。
[発明の詳細な説明] 冷凍・冷却(refrigeratic+n)とは、冷
却または加熱効果を生み出すためにある物質における物
理的変化を利用することを意味する。物理的変化は1例
えば、固体状態から液体状態への変化、または液体状態
から蒸気状態の変化あるいはその逆の順序であり得る。
冷媒とは、冷凍番冷却において物理的変化を受ける物質
を意味する。
オゾン破壊潜在性とは、1.0に設定された同−比のF
c−11のエミッションから結果するオゾン破壊潜在性
と比較した、ある化合物のエミッションから結果する成
層圏中の計算されたオゾン破壊潜在性の比を意味する。
オゾン破壊潜在性の −計算方法は、D、 J、ウエブ
ルス(Wuebbleg)による「ザOレラティブeエ
フィシエンシー・オブ・ア拳ナンバーφオブOハロカー
ボンズ・フォー・デストロイイングφストラドフェリツ
ク・オゾン」 、ローレンス・リバーモア・ラバラトリ
ー・レポートUCID−18924,1981年1月、
およびり、 lウエブルスによる「クロロカーポン・エ
ミッション・シナリオズ:ポテンシャル・インパクトΦ
オン・ストラドフェリツク・オゾン」、ジャーナル拳ジ
オフィジックス・リサーチ、88.1433−1443
.1983に記載されている。
非引火性ないし難燃性(nonfla■5able)と
は。
H,F、カワード他による「リミッッ0オブ・フラマビ
リティー・オブ・ガシイズ・アンド・ベイバーズ」、プ
レッティン5o3、ワシントン。
U、S、ビューロー・オブ・マインズ、1952に記載
されているようにスパークイブナイタ−に供されたとき
空気中のガス混合物が燃えないことを意味する。
「ジクロロジフルオロメタン(FC−12)のき気圧と
実質的に等しい蒸気圧」とは、約0ないし約100℃の
温度範囲にわたって同一温度においてFC−12の蒸気
圧の±25%である庫気圧を意味する。FC−12の蒸
気圧は、「ハンドブック・オブーケミストリー・アンド
・フィジックス」第50版1頁D−163に記載されて
ぃる。
ジクロロジフルオロメタンのオゾン破壊潜在性よりも実
質的に低いオゾン破壊潜在性とは、ジクロロジフルオロ
メタンのオゾン破壊潜在性よりも少なくとも50%低い
オゾン破壊潜在性を意味する。
この発明の冷媒は、少なくとも3つのハロカーボッを含
み、空調機およびヒートポンプシステムを含む圧縮サイ
クル用途に有用であり、冷却および加熱の双方を生み出
すために有用である。この発明の冷媒は、米国特許環4
,482,465号に記載されているような冷凍参冷却
に使用することができる。
この発明のハロカーボッの少なくとも1つは水素原子を
含有すべきであることが見い出された。
その理由の1つは、そのハロカーボンが塩素を含んでい
る場合、水素原子を含むことはそのノ\口力−ポンを大
気中で分解させ、オゾン破壊を減少yせるからである。
上に述べたように、冷媒組成物が引火性成分を含む場合
、放散された蒸気もしくは残りの冷媒が漏れたときに引
火性となる可使性は、高度に望ましくない安全性障害と
なる。この発明の組成物は、最低沸点ハロカーボッおよ
び最高沸点l\ロカーボンが非引火性ないし難燃性であ
り、その結果中間沸点成分が引火性であっても初期組成
物が非引火性ないし難燃性であるばかりでなく、さらに
漏れ蒸気も残りの冷媒も引火性ではないように調製する
ことができる。
この発明は、冷媒FC−12の蒸気圧/温度関係と実質
的に等しい蒸気圧/温度関係を有する三元およびそれ以
上のハロカーボンブレンドを提供するものであり、加え
て、この発明のある種のブレンドは、実質的な蒸発損失
、例えば初期冷媒仕込みの50%まであるいはそれ以上
の後であってもFC−12の蒸気圧/温度関係に近接し
た関係を保持する。冷媒FC−12の蒸気圧/温度関係
に似た蒸気圧/温度関係は、FC−12を使用するため
に設計された現存の冷凍・冷却装置をほとんどあるいは
全く変更することなくこの発明の冷媒にも使用できるの
で、特に望ましい、この発明の冷媒は、成分としてFC
−12を含めることもできるし排除することもできる。
加えて、この発明の冷媒は、冷媒全体の蒸発中に冷媒が
引火性とならないように引火性成分を第2のハロカーボ
ンとして含むように容易に調製できることが見い出され
ている。
最後に、この発明の冷媒はFC−12のオゾン破壊潜在
性よりも相当低いオゾン破壊潜在性を有する。
3つあるいはそれ以上のハロカーボンを、得られる蒸気
圧/温度関係が1通常の冷媒操作範囲のOないし100
℃にわたって、かつ冷媒仕込みの実質的な蒸発の後であ
ってさえ、FC−12のそれと実質的に等しくなるよう
な割合でブレンドできることが見い出されている。
冷媒の成分は、大気圧において約−50℃ないし約+3
0℃の沸点範囲を有するハロカーボンから選ばれる。有
用なハロカーボンは1個ないし4個の炭素原子を有する
フッ素化炭素化合物を含み、水素、塩素および臭素をも
含むことができる。好ましいハロカーボンが下記表に列
挙されている。この表には、Fc−12のデータが主に
比較の目的で含まれている。
表 FC−32CI(2F2     −51.7    
0FC−125C)(F2CF3   −48.5  
 0FC−115CClF2CF3   −38.7 
  0.3FC−12CCl2F2    −29.8
   0.9FC−134CHF2CHF2   −1
9.7    0FC−2281C)(BrF2   
 −15      −FC−142b    CCl
F2C)13   −9.2   0.05この発明の
ブレンドは、典型的には、上記衣から少なくとも3つの
化合物を用いて調製される。
重要な概念は、ブレンドは低沸点化合物(約−50℃な
いし約−30℃の沸点範囲)、中間沸点化合物(約−3
0℃ないし約−5℃の沸点範囲)および高沸点化合物(
約−15℃ないし約30℃の沸点範囲)から調製される
ということである。
ブレンドの成分間の相互作用の程度に依存して、液体ブ
レンドおよび平衡蒸気を収容する適当な容器から蒸気が
漏れるときに生じる、広範囲の組成にわたってブレンド
の蒸気圧/温度関係が比較的変化しないことが見い出さ
れた。前に述べたように、このことは重要な発見である
。というのは、このことは、三元(あるいはそれ以上)
のブレンドの冷媒仕込みが仕込みの実質量例えば50%
が蒸気漏れにより損失してもFC−12に非常にマツチ
した蒸気圧を保持できることを示すものであるからであ
る。その結果、同様の重量損失において蒸気圧が大きく
変化する二元ブレンドに対して重要な利点となる。この
タイプの挙動を示すブレンドの一例は、FC−22、F
C−152aおよびFC114の初期液体重量%がそれ
ぞれ40%、20%および40%のブレンドである。
この概念の三元(またはそれ以上)のブレンド付加的な
利点は、中間沸点ハロカーボンとして引火性化合物を含
むブレンドは、蒸気漏れにより生じる組成変化中に非引
火性ないし難燃性であり続は得るという点にある。上記
三元ブレンドの中間灯点ハロカーボンは、FC−152
aで、引火性化合物である。FC−22およびFC−1
52aのブレンドは、FC−152a濃度25%を越え
ると引火性である。FC−114およびFC−152a
のブレンドは、FC−152ac度30%を越えると引
火性である。上記三元ブレンドについて、このブレンド
は液上の蒸気が漏れて液体蒸発を完結したときでもFC
−152aの引火性濃度には達しないことが見い出され
た。このことは、もう一つの驚くべき発見を説明してい
る:ブレンドが、引火性成分が中間沸点物であるように
選ばれた場合、蒸気損失中ブレンドが引火性とはならな
いように組成を調節できる。これは、初期蒸気漏れは低
沸点非引火性成分において富み、蒸気漏れは次に高沸点
非引火性成分において富んでいるからである。引火性成
分を含む二元ブレンドは、続行する蒸気漏れ中に引火性
となり得る。再度述べると、この挙動により、三元(ま
たはそれ以上)のブレンドは、商業的冷凍・冷却用途に
とって二元ブレンドに対して利点を持つのである。
上記三元ブレンドは、また、FC−12と比較してオゾ
ン破壊潜在性において70%の減少をもたらす、これは
成分オゾン破壊潜在性値の単純な重量比に基づいている
。工業界は、オゾン層に対する潜在的悪影響が少ない代
替フルオロカーボン化合物を探究しているので、この減
少は非常に意義深いものである。
この発明の好ましいブレンドは、約30〜40重量%の
FC−22,約15〜25重量%のFC−152a、お
よび約30〜40重量%(7)FC−114である。よ
り好ましいブレンドは約40重量%(71FC−22、
約20重量%(7)FC−152aおよび約40重量%
のFC−114である。最も好ましいブレンドは約36
重量%のFC−22、約24重量%(7)FC−152
aおよび約40重量%のFC−114である。
ここで規定し例示されたへロカーボンから当業者により
調製され得るところの、これらの望ましい特性を有する
他の三元およびそれ以上のブレンドがある。
例えば、この発明の目的で調製できる他のブレンドは次
の通りである。
FC−125,FC−134a、 FC−12420,
40,40FC−125,FC−152a、 FC−3
1825,20,55FC−22,FC−134,FC
−31835,25,40FC−115,FC−134
,FC−31850,30,20FC−115,FC−
152a、 FC−14350,20,30FC−22
,FC−152a、 FC−14340,20,40F
C−22,FC−142b、 FC−11440,25
,35加えて、各温度範囲から1つを越えるハロカーボ
ンを選択できる。この記載の目的は、あらゆる可能なブ
レンド組成物を同定することではなく、王元(またはそ
れ以上)のブレンドが、成分に依存して、成分間の相互
作用および選択された組成に対して及ぼす予期されなか
った性質の発見を説明することである。
この発明の冷媒は、当業者によく知られている簡単な混
合方法により調製できる・ この発明の具体例を以下説明する。他の指摘がないかぎ
り、全ての%は重量基準である。これらの例は単に説明
的なものであり、この発明の範囲を制限するものでない
ことを理解すべきである。
実」1例ニー1 液体濃度40%FC−22,20%FC−152aおよ
び40%FC−114からなるブレンドを調製した。こ
のブレンドのオゾン破壊潜在性は0.26であると計算
され、これはオゾン破壊潜在性0.9を有するFC−1
2と比べて70%の減少である。このブレンドの蒸気圧
は0〜100℃の温度範囲にわたってFC−12の蒸気
圧の15%以内にあった。23.5℃で、このプL/7
ドは、FC−12の蒸気圧90psiaに匹敵する98
psiaの蒸気圧を持った。
蒸気漏れ中に生じる組成変化に伴なう蒸気圧変化が驚く
ほど小さいことを示すために、上記液体ブレンドおよび
平衡蒸気を収容する適当な容器から蒸気を漏れさせた。
初期ブレンド仕込みの53%が蒸気漏れにより消失した
後、液体組成は、29%FC−22,19%FC−15
2aおよび52%FC−114に変化した。蒸気圧は2
2.8℃で87psiaに減少した。これはFC−12
の蒸気圧の3%以内である。
このブレンドの非引火性を示すために、ブレンド仕込み
重量損失1O125,50,75および98%において
、蒸気漏れ試験中に液体および蒸気試料を分析した。7
5%重量損失において蒸気中における最も高いFC−1
52ag度は23.3%であった。この時点で、総蒸気
含有率は33.3%FC−22,23,3%FC−15
2aおよび43.4%FC−114であった。FC−2
2、FC−152aおよびFC−114のこの組成にお
ける引火性下限は30%FC−152aである。したが
って、わずか23.3%FC−152aであるので、こ
の混合物は非引火性である。
支l皇−」 液体濃度32.4%FC−22,13,2%FC−15
2aおよび54.4%FC−114からなるブレンドを
調製した。このオゾン破壊潜在性は0.34と計算され
た。このブレンドの蒸気圧は24℃で91psiaであ
り、FC−12のそれと合致していた。蒸気漏れにより
初期ブレンド仕込みの50%が消失した後、液組成は1
8.8%FC−22.9.9%FC−152aおよび7
1.3%FC−114に変化した。
50%重量損失において蒸気中の最も高いFC−152
am度は16.7%であり、これもまた非引火性ブレン
ドであった。
実」1億ニー】 この明細書で説明した重要な性質を有するブレンドを作
るために、3つを越えるハロカーボンを組合せることが
できる。液体濃度50%FC−22,15%FC−15
2a、15%FC−142bおよび20%FC−114
からなるブレンドを調製した。このブレンドのオゾン破
壊潜在性はO,tSと計算され、FC−12と比較して
オゾン破壊潜在性が83%減少した。22.8℃におい
て、ブレンドの蒸気圧は100psiaであり、これは
同一温度におけるFC−12の蒸気圧90psiaに匹
敵する。蒸気漏れにより初期ブレンド仕込みの60%が
消失した後、液組成は32.2%FC−22,15,6
%FC−152a、21%FC−142bおよび31.
2%FC−114に変化した。24.0℃で蒸気圧が8
7psiaに減少したが、これは同温度におけるFC−
12の蒸気圧の4%以内である。
支ム遺−」 液体濃度54.2%FC−22,9,6%FC−152
aおよび36.2%FC−124からなるブレンドを調
製した。このブレンドのオゾン破壊潜在性は0.04と
計算され、これはFC−12のそれと比べて96%の減
少である。ブレンド蒸気圧は20.8℃で93psia
であり、これは同温度でのFC−12の蒸気圧86ps
iaに匹敵する。蒸気漏れにより初期ブレンド仕込みの
68%が消失した後、蒸気圧は22.8℃で84psi
aに減少したが、これはFC−12の蒸気圧90psi
aの7%以内である。
1厘遺−」 液体濃度37.0%FC−22,23,9%FC−14
2bおよび39.1%FC−114からなるブレンドを
調製した。このブレンドのオゾン破壊潜在性は0.26
と計算され、FC−12と比べてオゾン破壊潜在性にお
ける71%減少である。ブレンド蒸気圧は22.5℃で
87.7psiaであり、これは同温度におけるFC−
12の蒸気圧88.2psiaに匹敵する。
出願入代理入弁理土鈴江武彦

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大気圧において約−50℃ないし約−30℃の範
    囲内の沸点を有する第1のハロカーボン約10ないし6
    0重量%、大気圧において約−30℃ないし約−5℃の
    範囲内の沸点を有する第2のハロカーボン約10ないし
    60重量%、および大気圧において約−15℃ないし約
    30℃の範囲内の沸点を有する第3のハロカーボン約1
    0ないし75重量%を含んでなる冷媒であって、該第2
    のハロカーボンは該第1のハロカーボンよりも沸点が高
    く、該第3のハロカーボンは該第2のハロカーボンより
    も沸点が高く、該ハロカーボンは少なくとも1つのフッ
    素原子を含有し、該ハロカーボンの少なくとも1つは水
    素原子を含有し、該第1および第3のハロカーボンは非
    引火性ないし難燃性であり、該第1、第2および第3の
    ハロカーボン並びにそれらの割合は得られる冷媒が非引
    火性ないし難燃性でありかつ約0℃ないし約100℃の
    温度範囲にわたってジクロロジフルオロメタンの蒸気圧
    と実質的に等しい蒸気圧を有するように選ばれ、該冷媒
    はジクロロジフルオロメタンのオゾン破壊潜在性よりも
    実質的に低いオゾン破壊潜在性を有し、並びに該冷媒は
    ジクロロジフルオロメタンを除外することを特徴とする
    冷媒。
  2. (2)該ハロカーボンの少なくとも2つが、同一炭素上
    にフッ素原子および水素原子の両者を含有することを特
    徴とする請求項1記載の冷媒。
  3. (3)該第2のハロカーボンが、同一炭素原子上にフッ
    素原子および水素原子の両者を含有することを特徴とす
    る請求項1記載の冷媒。
  4. (4)少なくとも1つのハロカーボンが CH_2F_2、CHF_2CF_3、CF_3CH_
    3、CHClF_2、、CF_3CF_2CF_3およ
    びCClF_2CF_3からなる群の中から選ばれ、少
    なくとも1つのハロカーボンがCF_3CH_2F、C
    HF_2CH_3、CHF_2CHF_2、CHBrF
    _2、CHClFCF_3、 CHF_2CClF_2、CClF_2CH_3および
    C_4F_8よりなる群の中から選ばれ、および少なく
    とも1つのハロカーボンがCHBrF_2、CHClF
    CF_3、CHF_2CClF_2、CClF_2CH
    _3、C_4F_8、 CClF_2CClF_2、CCl_2FCF_3およ
    びCHF_2CH_2Fよりなる群の中から選ばれ、最
    も高い沸点のハロカーボンおよび最も低い沸点のハロカ
    ーボンが非引火性ないし難燃性であり、および少なくと
    も3つの異なるハロカーボンが選択されていることを特
    徴とする請求項1記載の冷媒。
  5. (5)第1のハロカーボンがFC−22であり、第2の
    ハロカーボンがFC−152aであり、第3のハロカー
    ボンがFC−114であり、該ハロカーボン類は該冷媒
    中において、それぞれ、合計冷媒重量の約30〜40%
    、約15〜25%、および約30〜40%の割合で存在
    していることを特徴とする請求項1記載の冷媒。
  6. (6)第1のハロカーボンがFC−22であり、第2の
    ハロカーボンがFC−152aであり、第3のハロカー
    ボンがFC−114であり、該ハロカーボン類は該冷媒
    中において、それぞれ、合計冷媒重量の約40%、約2
    0%、および約40%の割合で存在していることを特徴
    とする請求項5記載の冷媒。
  7. (7)第1のハロカーボンがFC−22であり、第2の
    ハロカーボンがFC−152aであり、第3のハロカー
    ボンがFC−114であり、該ハロカーボン類は該冷媒
    中において、それぞれ、合計冷媒重量の約36%、約2
    4%、および約40%の割合で存在していることを特徴
    とする請求項1記載の冷媒。
  8. (8)請求項1記載の冷媒を凝縮させ、しかる後該冷媒
    を被冷却物との熱交換関係において蒸発させることを特
    徴とする冷却の生成方法。
  9. (9)請求項1記載の冷媒組成物を被加熱物との熱交換
    関係において凝縮し、しかる後該冷媒を蒸発させること
    を特徴とする加熱の生成方法。
JP63142755A 1987-06-09 1988-06-09 冷媒用ハロカーボンブレンド Expired - Lifetime JP2550154B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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