JPH0117867Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0117867Y2
JPH0117867Y2 JP15077983U JP15077983U JPH0117867Y2 JP H0117867 Y2 JPH0117867 Y2 JP H0117867Y2 JP 15077983 U JP15077983 U JP 15077983U JP 15077983 U JP15077983 U JP 15077983U JP H0117867 Y2 JPH0117867 Y2 JP H0117867Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
reset
flip
flop
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15077983U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59189336U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15077983U priority Critical patent/JPS59189336U/ja
Publication of JPS59189336U publication Critical patent/JPS59189336U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0117867Y2 publication Critical patent/JPH0117867Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はチヤタリング除去機能を持つ入力回路
に関する。
一般に機械的接点を持つスイツチはチヤタリン
グを生じ、これを電気的に取り除く回路はいろい
ろ考えられている。
しかし、ストツプウオツチ等の時計装置に於い
てはスイツチの押された瞬間を確実に捕え且つチ
ヤタリングも取り除かねばならず入力回路の構成
は非常に困難になる。
本考案は上記の問題を解決し比較的簡単な入力
回路を提供するものである。
以下図面によつて本考案の実施例を説明する。
第1図aは従来の入力回路の一例で簡単な構成
で確実に動作するがいくつかの欠点を持つてい
る。第1図bにタイミングチヤートを示し、第1
図aの回路動作を説明する。入力としてAが入い
ると2個のノアゲートによるR−Sフリツプフロ
ツプがセツトし、D型フリツプフロツプに於いて
CLAが“H”になつた瞬間出力信号が出てメモ
リーされる。つまりCLAの1周期間はチヤタリ
ングをカバーする。R−Sフリツプフロツプを常
時定期的にリセツトする信号RAはCLAより遅れ
ているため、CLAによつてD型フリツプフロツ
プの書き込み後R−Sフリツプフロツプがリセツ
トされセツト出力がそれ以後無かつたならD型フ
リツプフロツプよりの出力も無くなる。
欠点としてはチヤタリングを防止できる様に
CLAの周期を決定しなくてはいけない事で、通
常の入力スイツチでは5msec程のチヤタリングを
考慮する必要があり5msecより大きな間隔でサン
プリングされるのと等価になつて素速い応答は不
可能で、1/1000秒台をストツプウオツチで計時す
る様な入力回路には使用できない。また、リセツ
ト優先のため、リセツト入力RAが入力されてい
る期間にはR−Sフリツプフロツプから出力を取
り出す事ができないという欠点も有する。
第2図aは本考案の実施例の回路図である。ノ
アゲート2と3、そして6と7が各々R−Sフリ
ツプフロツプを形成し各セツト入力にはスイツチ
1よりの入力が接続されている。優先入力である
リセツト側については一方はRB、他方はメモリ
ー5の出力が接続されている。4と5は遅延回路
で“H”でトリガーするD型フリツプフロツプ4
と“H”の間にラツチするマスターのみによるメ
モリー5によりCBのパルス幅の期間が遅延時間
となる。
第2図bのタイミングチヤートによる説明をす
ると、入力Bは6,7によるR−Sフリツプフロ
ツプをセツトしOUTには瞬間的に出力が出る。
2と3によるR−Sフリツプフロツプはリセツト
入力RBを除くタイミングでのB入力でセツトさ
れその出力はWとなる。このWとOUTをノアゲ
ート8と入力してY出力をなす。このY出力をD
型フリツプフロツプ4がクロツクCBの“H”で
トリガーしてZ出力が出る。Z出力をメモリー5
がクロツクCB“H”の間にラツチするため出力X
がなされ、クロツクCBに応じてノアゲート8出
力が遅延される。この出力により6と7のR−S
フリツプフロツプをリセツトする。このリセツト
入力はスイツチが押されている間は継続するので
スイツチ1が開放され再び押されるまでOUTに
は出力が現われない。
遅延回路はチヤタリングの除去と共にOUTの
最小パルス幅を補償するのでCBのパルス幅だけ
は出力として得られる。本考案ではスイツチのチ
ヤタリング性能に応じてCBとRBの周期を任意に
選択でき、出力も入力スイツチと同期して得られ
るので迅速に制御回路を働かせる事ができる。
CBとRBによつて除去できるチヤタリング期間
はRBが“L”になり次にCBが“L”になるまで
の間で最大この時間幅、入力が無くなつてしまう
様なチヤタリングでも対応できる。
尚、2と3のR−Sフリツプフロツプを設けた
効果について詳述する。第2図bのタイミングチ
ヤートの右側に示されるような入力Bが印加され
た場合を考える。入力BはCBが“H”になる前
に入力され、次のCBが“H”となるときに入力
が一時的に無くなるような信号である。この場
合、ノアゲート8の出力をD型フリツプフロツプ
4がすぐにクロツクCBでトリガーするため、R
−Sフリツプフロツプ6,7のリセツト入力はす
でに“H”となり、OUTのパルス幅は狭い。
問題となるのは入力Bは無くなる部分である。
R−Sフリツプフロツプ2,3が設けられていな
い場合、入力B=Wとなり、タイミングチヤート
は第2図bの点線のようになる。この部分では、
ノアゲート8の入力W、OUTは共に“L”であ
り、ノアゲート8出力は“H”となる。この出力
をクロツクCBでトリガーしてしまうとR−Sフ
リツプフロツプ6,7をリセツトしていた出力X
はすぐに“L”となり、リセツトを解除する。こ
の瞬間には入力Bが“H”の状態であり、R−S
フリツプフロツプ6,7は再びセツトされる。つ
まり、チヤタリングを吸収できずに2回の入力と
判別してしまうのである。
一方、R−Sフリツプフロツプ2,3が存在す
れば、遅延回路による遅延時間が短くOUTがす
ぐに“L”にリセツトされた後もスイツチ入力B
が続く間はR−Sフリツプフロツプ6,7のリセ
ツトを維持せしめることができるため、チヤタリ
ングを確実に吸収できる。
OUTからノアゲート8へのフイードバツクは
電源投入時に6と7のR−Sフリツプフロツプが
セツトで決まり、リセツト入力が無い条件で定ま
るとOUTは“H”になつたままで一番最初にス
イツチが押された信号を検出できないのでその自
動復帰用である。これは極く短かいパルス雑音等
で上記と同様の状態になつても復帰できる。
本考案は回路的にも比較的少ない素子数である
のでIC設計上も有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は入力回路の従来例、第2図は本考案の
実施例である。 1……入力スイツチ、4……D型フリツプフロ
ツプ、5……ラツチメモリー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力スイツチ、該入力スイツチ1によつてセツ
    トされる第1のリセツト優先フリツプフロツプ
    6,7、該入力スイツチ1によつてセツトされ且
    つ周期的なリセツト信号をリセツト入力とする第
    2のリセツト優先フリツプフロツプ2,3、該第
    1のリセツト優先フリツプフロツプ6,7及び該
    第2のリセツト優先フリツプフロツプ2,3の
    各々の出力を入力するノアゲート8、該ノアゲー
    ト8の出力を遅延する遅延回路4,5を備え、該
    遅延回路4,5により遅延された信号の反転信号
    を該第1のリセツト優先フリツプフロツプのリセ
    ツト入力とし、該第1のリセツト優先フリツプフ
    ロツプの出力をスイツチ入力信号としたことを特
    徴とする入力回路。
JP15077983U 1983-09-29 1983-09-29 入力回路 Granted JPS59189336U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15077983U JPS59189336U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 入力回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15077983U JPS59189336U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 入力回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59189336U JPS59189336U (ja) 1984-12-15
JPH0117867Y2 true JPH0117867Y2 (ja) 1989-05-24

Family

ID=30334322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15077983U Granted JPS59189336U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 入力回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59189336U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59189336U (ja) 1984-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0117867Y2 (ja)
JPS6316711A (ja) タイミング装置
JP2693648B2 (ja) 逓倍装置
JPH0633617Y2 (ja) 開閉接点のチヤタリング防止回路
JP2620170B2 (ja) 信号断検出回路
JPS6234345Y2 (ja)
JP2504190B2 (ja) チャタリング防止回路
KR880000912Y1 (ko) 비동기 펄스 신호의 택일회로
JPS5920732U (ja) タイマ回路
JPH0113464Y2 (ja)
JPH0223092B2 (ja)
SU1175030A1 (ru) Устройство дл контрол последовательности импульсов
JPS6128426Y2 (ja)
JPH0113655B2 (ja)
SU1056441A1 (ru) Устройство дл подавлени дребезга контакта кнопки
JPS5922975B2 (ja) 信号優先順位決定回路
JPS6023884Y2 (ja) 復帰遅延回路
SU1569971A1 (ru) Переключающее устройство
JPH0625056Y2 (ja) Eclモノマルチ回路
JPS62261986A (ja) ノイズ除去能力を有するパルス計測回路
JPS601978B2 (ja) チヤタリング防止回路
JPH0537306A (ja) フリツプフロツプ回路
JPH0661805A (ja) 同期化回路
JPS62219200A (ja) 警報表示装置の試験方式
JPS5947896U (ja) 電子時計