JPH01178545A - 溶融樹脂流路内置換用組成物 - Google Patents

溶融樹脂流路内置換用組成物

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JPH01178545A
JPH01178545A JP62335824A JP33582487A JPH01178545A JP H01178545 A JPH01178545 A JP H01178545A JP 62335824 A JP62335824 A JP 62335824A JP 33582487 A JP33582487 A JP 33582487A JP H01178545 A JPH01178545 A JP H01178545A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明はエチレン−ビニルアルコール共重合体(以下E
VOHと記す)を溶融成形する装置において溶融流路内
に残存するEVOHをすみやかに排出でき、かつEVO
Hを再度、流路内に導入した場合、該パージング剤の残
存による製品不良ロスが大巾に改善される溶融樹脂流路
内置換用組成物(以下パージング剤と記す場合がある)
に関する。
B、従来の技術 EVOHは今日、食品等の包装用フィルム、容器、特に
酸素に対するバリアー性が必要な食品。
保香性を必要とする製品などに対する使用を目的とする
分野において、有効性が認められている。
しかし、EVOHを溶融押出し成形を行なう場合、長時
間運転を行なうと、樹脂流路内の滞留部分などでEVO
Hがゲル化あるいは分解が生じ、製品中にプッ、ゲル状
物の混入、あるいは厚みムラ、スジ等の発現による外見
不良が生じる事がある。また運転を停電した後、再度運
転を開始する場合、樹脂流路内のゲル化、あるいは発泡
分解し黄変化したEVOHが長期にわたシ排出される為
、正常な製品を採取するのに多大な時間と格外ロス品が
生じてしまう。最悪の場合、装置ti路内を分解掃除す
る必要がある。
これらの問題点を解決する為、長期運転中ゲル、スジ等
の異常が発生した場合、あるいは運転を停止する場合、
EVOH樹脂の流路内をたとえば高密度ポリエチレン(
HDPK)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE’
)、ポリスチレン(ps)、ポリプロピレン(pp)等
で置換(パージング)する方法が採用されている。特に
パージングの効率を上げる為、パージング剤の溶融粘度
指数(190℃メルトインデックス 0.05〜1Ot
llO分)の低い樹脂を使用し、あるいは場合によって
は段階的に粘度指数の低い樹脂に切り替え、押出温度を
下げる、あるいは/及び吐出量を増す等の処置が取られ
ている。
しかしながら、該パージング操作は複雑であシ、かつ多
くの時間とパージング剤が必要なだけでなく、悪い事に
はパージング完了後、流路にEVOHを導入し、再立上
げを行なう場合、パージング剤が長期間製品中に残存し
、正常な製品が採取可能になる為に多大の時間が必要で
ある。特にEVOHとの共押出、共射出多層−遺体にお
いて透明性が要求されるPS1ポリエチレンテレフタレ
ート(PET)、ポリカーボネート(pc)等の多層高
あるいは延伸操作返却わる構成体においては、パージン
グ剤によるゲル、プツ状物の混入あるいはゲル、ブツ状
物による延伸時のEVO)1層の破れピンホールが問題
となる。さらに悪い事にはEVOH流路内の滞留ゲル状
物を除去するKは、パージング剤の溶融粘性指数(メル
トインデックス)が低いほど効果的でるるか、逆にEV
OHで再立上げを行なった場合、パージング剤の排出が
容易でなく、長時間製品中に残存、混入する。この対策
としてEVOHで再立上げする場合に際しパージング剤
のメルトインデックスを段階的に増す方法も一部で採用
はされているが、操作が煩雑であシ、時間及びパージン
グ剤の量が非常に多くなプ効果的でなかった。
それ故EVOH流路内の滞留ゲル状物の除去が容易であ
シ、かつ、E’10Hによるパージング剤の排出が容易
である、すなわちEVOHでの再立上げ時、短時間で製
品化可能なパージング剤の開発が重要な課題の一つであ
る。
C0発明が解決しようとする問題点 EVOHは前記した様に優れた緒特性を持っている反面
、溶融押出し成形を長期間あるいは停止再立上げを行な
うと、ゲル、プッ、スジ等が製品に混入する場合がある
。そこで本発明者らはEVOH流路内に滞留するゲル状
物の除去が容易であわ、かつEVOHで再立上げ時短時
間で排出が可能なパージング剤を開発すべく鋭意検討を
行なった結果、本発明を完成するに至った。
本発明は、エチレン含有量25〜60モル%、けん化度
90%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物3
0〜95重量%とポリアミド−ポリエーテル共重合体、
ポリアミドーボリエーテルーホリエステル共重合体およ
びポリエステル−ポリエーテル共重合体よシ選ばれる重
合体70〜5重量−からなる組成物(A)からなシ、が
っ、置換されるエチレン−ビニルアルコール共重合体(
Blに対して下記式(I)、(n)及び(2)を満足す
る溶融樹脂流路0.111MI(ん−209/10分 
  ・・・曲回間(11102M I fAl/M I
 (B)≧0.1     −・−曲間・−(IllD
中1/D(A)≦0.9            ・・
・曲曲曲flllltDoで除した値である。    
          ノE0発明のよシ詳細な説明 E V OH樹脂をシート、フィルム、カップ、ボトル
等に溶融押出成形、共押出成形、共射出成形するに際し
、長期間運転あるいは運転停止再立上げ時、ゲル状物の
混入及びスジなどが発生する。
そこで本発明者らはEVOH樹脂流路を各種パージング
剤でパージングを行ない、ゲル、スジの推移を観察し、
パージング剤の効果を調べた。すなわちパージング剤と
して溶融粘性指数(メルトインデックス、190℃)が
EVOHのそれより高いPE、PS等はゲル、スジの改
善効果は少なく、逆にメルトインデックスがEVOHよ
り低いものはパージング時ゲル等の排出が認められ効果
が期待されたが、EVOHでの再立上げ時、長期間にわ
たシパージング剤の排出が認められ、多大の格外品が生
じた。
そこで本発明者らは、鋭意検討を行なった結果、意外な
事に熱安定性が悪く、ゲル、スジ、ブツを発生しゃすい
EVOHにポリエーテルとポリアミドを主成分とする共
重合体エラストマーをEVOH30〜95重量%に対し
該エラストマーを70〜5重量%含有してなるEVOH
組成物(A)がパージングに際しゲル、スジの改善効果
が大きいだけでなく、おどろくべきことにEVOHでの
再立上げに際し、短時間でプッ、ゲル、ス°ジの無い良
好な製品が採取可能である事がわかり、本発明にいたっ
た。この原因としてポリアミド−ポリエーテルエラスト
マー自身、樹脂流路壁面への付着が少ない事、あるいは
/及びポリアゴドーボリエーテルエラストマーがEVO
Hの熱劣化性を改善する為と考えられない事もないが、
それだけでは説明の付かない現象も種々認められるにい
たシ、さらに鋭意検討した結果、おどろくべき事に置換
されるEVOH樹脂(Blのスウェル比が、EVOHと
該エラストマーとをブレンドした樹脂(A)のスウェル
比より小さいほど、すなわち(至)を満足するときプツ
、スジの改善効果が大きい事が判明した。この原因はさ
だがではないが、スウェル比の相対的に大きなパージン
グ用樹脂(A)が同一粘性特性を持ち、スウェル比が小
さなものよりスジ、ゲル等の原因となる樹脂流路に付着
した熱劣化物を除去する効果が大きい為ではないかと推
定され、本発明を完成させるにいたった。この事実は後
述する実施例からも明らかである。また本発明において
は+1)の他に(I)およびfIllを満足することも
重要である。
以下、本発明を更て詳しく説明する。本発明に使用され
るEVOHは、エチレン含有量25〜60モル%、好適
には25〜55モル係、酢酸ビニル成分のけん化度は9
0%以上、好適には95%以上のエチレン−酢酸ビニル
共重合体けん化物である。エチレン含有量が25モルチ
以下になると成形温度が分解温度に近くなり、成形が困
難となる。
一方、エチレン含有量が60モル係以上になると、原因
はさだかではないが、スジ、ゲルの除去効果などパージ
ング剤としての性能が十分でなくなる。
置換されるBVOHfBlのエチレン含量、けん化度の
範囲は前記パージング剤として使用するEVOHのエチ
レン含量、けん化度の範囲から選ばれるが、使用するに
あたっては、同一のエチレン含量、けん化度のEVOH
を使用してもよいし、異なるものを使用してもよい。ま
た両EVOHは本発明の目的が阻害されない範囲内で他
の共重合性モノマーで変性されていてもよい。
EVOHにブレンドする重合体としては、5〜95モル
チ含有してなるポリアミド−ポリエーテルブロック共重
合体あるいはポリアミド−ポリエーテルポリエステルブ
ロック共重合体あるいはポリエステル−ポリエーテルブ
ロック共重合体が好適なものとしてあげられる。ポリエ
ーテル成分としてはポリエチレングリコール、ポリプロ
ピレングリコール、ポリテトラエチレングリコールなど
ポリ脂肪族グリコールが、ポリアミド成分としては6ナ
イロン、6・6ナイロン、6・12ナイロン、6・9ナ
イロン、6・lOナイロン、12ナイロン′などが、ま
たポリエステル成分としては、各種脂肪族ポリエステル
、芳香族ポリエステル類が使用される。これらの共重合
体中に占めるポリエーテル成分の含有量は5〜95モル
%う:好ましく、さらに好適には20〜80モルチであ
る。共重合体中のポリエーテル成分が51s以下の場合
にはパージング後のEVOH再立上げ時、長期間にわた
りノく一ジング剤の排出が認められる。−万ポリエーテ
ル成分が95%以上の場合にはパージングによるゲル、
スジ解消効果が十分でない。好適にはポリエーテル成分
の含有量は10〜70モルチである0これらのブロック
共重合体はポリエーテル成分と、ポリアミド成分お1び
/またはポリエステル成分を溶融ブレンドすることによ
り得られるが、さらKはポリエーテル成分、ポリアミド
を構成する成分(εカプロラクタムなど)、ポリエステ
ルを構成する成分(ジカルボン醗成分と多価アルコール
成分)を共縮合することによっても得られる。
共重合体とEVOHのブレンド比率に関してはEVOH
の含量が30重量%以下の場合には、ノ(−ジング後の
EVOH再立上げ時、長期間にわたりパージング剤の排
出が認められる。一方、 EVOHの含有量が95重量
%以上の場合には、/り一ジングによるゲル、スジ解消
効果が十分でない。
好適なEVOHO含fは40〜90重量%である。
さらに、該共重合体とEVOHとをブレンドした組成物
の溶融挙動がパージング効果に大きく影響する。すなわ
ち前述したとおシ本発明においては(11、(II)お
よび(Bを満足することが重要である。
8≧M I (A)7M I (B)≧0.3    
 ・・・・・・・・・・・・・・・(■)′0.8≧D
 (B)/ D (A)≧0.1      ・・・・
・・・・・・・・・・・(I[D’M I (A)7M
 i (B)がlOよシ大きい場合あるいは/およびD
(B)/D(A)が0.9よシ大きい場合パージングに
よるゲル、スジ解消効果が十分でなく、また逆にMI囚
/MI(B)が0.1以下の場合にはパージング後のE
VOH再立上げ時、長期間にわた)パージング剤の排出
が認められる。
EVO)lと該重合体のブレンド組成物の中にグリコー
ル系あるいは金属セッケンなどの可塑剤、ヒンダードフ
ェノール、あるいはヒンダードアミン類等の熱安定剤、
酢酸カルシウム、酢酸マグネシウム、シリカ、酸化チタ
ン等の金属塩、無機物の粉末類、シリコン系、フッソ系
脂肪族エステル、アミド系滑剤あるいは顔料などを本発
明の効果を阻害しない範囲で添加する事は自由である。
該パージング剤を作るに際してはEVOHと該重合体と
をトライブレンドした後、溶融押出しペレット化する事
が好ましい。fg@押出しに関しては時に限定されるも
のではなく、−軸押出機、二重押出機が使用される。パ
ージング剤が使用される急融押出装債に関しても特に限
定されるものではなく、たとえば単層フィルム押出機、
単層インフレ押出機、共押出シートW膜機、共押出フイ
ルム製膜機、共押出ブロー成形機、共射出成形機等に使
用される。
パージング剤の使用方法に関しては、通常EvOH側押
出機ホッパー内の樹脂が無くなった後、パージング剤を
押出機樹脂滞留量の約6〜20倍投人する。この場合ス
クリュー回転数の増加、押出機温度の低下等が効果的で
おる。さらに、パージング剤のメルトインデックスを段
階的に低いものに変更する事も有効である。パージング
完了後、降温停止する場合もあシまた引きつづき直ちに
EvOHで再立上げす慝場合もめる。引きつづきEVO
Hで再立上げする場合、押出機ホッパー内の樹脂が無く
なった後、EVOHを投入して運転を続行する場合もあ
るが、正常な製品を早く得る為にパージング剤のメルト
インデックスを上記とは逆に段階的に高いものに変更し
た後、EVO)Iを投入する事がよりのぞましい場合も
ある。運転停止後昇温して再立上げする場合、パージン
グ剤で短期間押出しを行なった後、EVQHに切替える
事がのぞましい。この場合もパージング剤のメルトイン
デックスを段階的に高いものに変更した後EVOHに切
替える事がより効率的である。以下実施例によゆ本発明
をさらに説明するが本発明はこれによってなんら限定を
受けるものではないOF、実施例 実施例1 エチレン含有量31モル%、けん化度99.4%、メル
トインデックス(M1190℃−216Of)1.3f
/10分のEVOH(クラレ製EVAL−EP−FIO
I)  にポリエチレングリコール成分を60モルチ含
有するポリアミド−ポリエーテル共重合体を30重量%
を配合し二軸スクリュ−タイプベント式40φ押出機に
てN2下200°Cで押出しペレット化を行なった。得
られたペレット(A)を80℃−8時間乾燥しパージン
グ剤を作成した。パーM I (B)= #/ 5.5
 = 0.18、D(B)/ D(A)= 1.3 /
 1.8=0.7であった。
フィードブロック型3種5層共押出装置(EVOH側押
出機220℃、接着性樹脂押出機230’C,PET側
押出機280℃、フィードブロック及びダイ270°C
)を用い、最外層ポリエステル(クラレ製PET  K
X900−9)が800μ、接着性樹脂(l#;水マレ
イン酸によるグラフト変性エチレン−酢酸ビニル共重合
体;クラレ製ED551)各50μさらに最内層にE 
V OH(B) (クラレ製EP−E105、MI=5
.5F/10分)50μのシートを成形した所、3日後
よj5EVOH層にスジ及びゲルが認められる様になっ
た。そこで上記運転条件下EVOH側押出機(吐出量5
kg/hr)に上記パージング剤を約30分投入した後
、再度EVOHに切替えた所、60分後よりスジ、プツ
の無い良好な製品シートが得られた。
矢に再度パージング剤で上記同条件下パージした後、運
転を停止した。翌日、装置を昇温し上記運転条件下、E
vOH側押出機(吐出i 5 kg/ hr )をパー
ジング剤で約30分置換した後、EVOHに切替えた所
、60分後よりスジ、プッの無い良好な製品シートが得
られた。
実施例2〜3 パージング剤に使用するEVOH及びポリエーテル系共
重合体の組成銘柄を第1表に示すとおシ、変更を行ない
、それ以外は実施例1と同様に行なった。いずれの場合
も良好な結果が得られた。
比較例1〜7 パージング剤を用いない場合、あるいはPE、PSをパ
ージング剤として使用した場合、さらにはEVOH及び
ポリエーテル系共重合体の組成銘柄を第1表に示すと訃
り、変更を行なった場合、いずれの場合もパージング剤
としては不適当であった。
実施例4 実施例1において、共押出シートの最外層をポリカーボ
ネート、EVOHをクラレ製BP−FIOIに変更し、
さらにパージング剤中のEVOHをEP−E105(C
2H4含有量44モル%、けん化度99.4%、M■=
55)に変更して、実施例1と巨]様に行なった。この
時パージング剤のMIは5、O?/10分、M I f
Al/M I fBl= 5.0 / 1.3 =3.
7、DfBl/ D(Al= 1.271.8 = 0
.66であった。EVOH押出機にパージング剤を30
分投入しただけではゲル状物の排出が一部認められた為
、さらに30分間パージングした後、EVOHに再度切
換えた所、30分後よりスジ、ブツの無い良好な製品が
得られた。
実施例5 実施例4において実施例1で使用したM I (A)の
低いパージング剤を15分間使用した後、実施例4で使
用したMI(A)の高いパージング剤を15分間流した
。その後EVOHに切り替えた所、30分後よりスジ、
プツの無い良好な製品が得られた。
実施例6 日nIASB社製共射出延伸ブロー装置を用いて最外層
にPET160μ、中間層にEVOH(クラレ製EP−
FIOI  C2H4含有132モル%、M■二1.3
?/10分’120μ、最内層にPET((η〕=0.
7dt/?)構成の2種3層ボトルを製造時、実q 4
;す2で用いたパージング剤で20分間パージングし運
転を停止した。次の日装置の昇温完了後、該パージング
剤で約20分パージングした後、EV OHに切替えた
所、30分後より良好な製品がG0発明の効果 本発明のパージング剤によればEVOHを溶融成形する
装置において、溶融流路内に残存するEVOHをすみや
かに排出でき、かつEVOHを再度、波路内に導入した
場合、パージング剤の残存による製品ロスを大巾に改善
することができる。
特許出願人 株式会社 り ラ し

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン含有量25〜60モル%、けん化度90
    %以上のエチレンビニルアルコール共重合体30〜95
    重量%とポリアミド−ポリエーテル共重合体、ポリエス
    テル−ポリエーテル共重合体およびポリアミド−ポリエ
    ステル−ポリエーテル共重合体から選ばれる重合体70
    〜5重量%の組成物(A)からなり、かつ置換されるエ
    チレン−ビニルアルコール共重合体(B)に対して下記
    式( I )、(II)および(III)を満足する溶融樹脂流
    路内置換用組成物。 0.1≦MI(A)≦20・・・・・( I ) 10≧MI(A)/MI(B)≧0.1・・・・・(I
    I) D(B)/D(A)≦0.9・・・・・(III) 〔但し MI(A)・・・(A)のメルトインデックス(190
    ℃−2160g) (g/10分) MI(B)・・・(B)のメルトインデックス(190
    ℃−2160g) D(A)・・・(A)のスウエル比 D(B)・・・(B)のスウエル比〕
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