JPS6135224A - 押出成形装置内の樹脂の置換方法 - Google Patents

押出成形装置内の樹脂の置換方法

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JPS6135224A
JPS6135224A JP15696084A JP15696084A JPS6135224A JP S6135224 A JPS6135224 A JP S6135224A JP 15696084 A JP15696084 A JP 15696084A JP 15696084 A JP15696084 A JP 15696084A JP S6135224 A JPS6135224 A JP S6135224A
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resin
ethylene
polyolefin
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polyolefin resin
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JP15696084A
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Yoshihiro Ishizaki
石崎 美弘
Takashi Yamashita
隆 山下
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は、押出成形装置内の樹脂の置換方法I/cr!
Aシ、さらに詳しくは、押出成形装置内に滞留するエチ
レン−α、β−不飽和カルボン酸またはその無水物共重
合体樹脂、もしくはその金属中和物をポリオレフィン樹
脂に置換する方法に関する。
(A)従来の技術 エチレン−α,β−一不飽和カルボン酸t+けその無水
物共重合体樹脂、もしくはその金属中和物は、単体でま
たは他樹脂との混合物として、押出成形装置を用いてイ
ンクレージョン成形、Tダイ成形、押出ラミネーション
成形、共押出成形等によりフィルム、シート、およびそ
れらの積層物等に成形されている。
これら押出成形において、その装置は、ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオシフイン樹脂の成形を兼用し
て交互に用いられる場合が殆どである。その場合、先の
成形に使用して押出成形装置内に残留する樹脂を新たに
使用する樹脂に置換する必要があり、従来は、ポリオレ
フィン樹脂を成形してから前記共重合体樹脂もしくはそ
の金属中和物を成形するにおいて、および、前記共重合
体樹脂もしくはその金属中和物を成形してからポリオレ
フィン樹脂を成形するにおいてのいずれ共に、新たに成
形する樹脂を直ちに押出機に供給して押出成形装置内に
残留する先に成形した樹脂を置換することが行われてい
た。
(3)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、ポリオレフィン樹脂を成形してから前記
共重合体樹脂もしくけその金属中和物を成形するにおい
ては、一般に短時間のうちに円滑に押出成形装置内の樹
脂の置換を行い得るが、前記共重合体樹脂もしくけその
金属中和物を成形した後にポリオレフィン樹脂を成形す
るにおいては、これら共重合体樹脂が押出機、アダプタ
ー、ジヨイント、ダイ等の押出成形装置内に滞留し易く
、それらがゲル化してポリオ−フィン樹脂成形品に長時
間にわたって混入し、外観不良、ピンホールや膜割れの
発生、機械的物性の低下等を来たすことから、樹脂の置
換には数時間以上を硬し、場合によってはそれでも置換
を行い得す、押出成形装置を分解して清掃するに到るこ
ともしばしばであった。そして、この傾向は、特に、押
出ラミネーション成形等で2.40℃以上の押出温度で
、前記共重合体樹脂を成形した後、および、ポリオレフ
ィン樹脂を成形する場合において顕著であった。
本発明は、上述の如く、エチレン−σ、β−不飽和カル
ボン酸またはその無水物共重合体樹脂、もしくばその金
属中和物を成形した押出成形装置nを用いて、引続いて
ポリオレフィン樹脂を押出成形するにおいて、押出成形
装置内に滞留するこの共重合体樹脂もしくはその金属中
和物をポリオレフィン樹脂に置換するに当り、ポリオレ
フィン樹脂成形品に前述の如き品質上の問題を来たすこ
となく、効率的に安定して置換を行い得る方法を提供す
ることを目的としてなされたものである。
(4)問題点を解決するための手段 本発明の押出成形装置内の樹脂の置換方法は、以下詳述
すれば、押出成形装置内に滞留するエチレン−α、β−
不飽和カルボン酸またはその無水物共重合体樹脂、もし
くはその金属中和物■をポリオレフィン樹脂C)に置換
するにおいて、エチレン−α、β−不飽和カルボン酸エ
ステル共重合体樹脂卸を供給して前記樹脂(4)を樹脂
(B)に置換した後、ポリオレフィン樹脂0を供給して
前記樹脂(A)を樹脂C′)に置換することを特徴とす
る。
本発明において、エチレン−α、β−不飽和カルボン酸
またはその無水物共重合体樹脂、もしくけその金属中和
物(4)とけ、エチレンと、アクリル酸、メタクリル酸
、α−エチルアクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フ
マル酸ま7?、はこれらの無水物、ジカルボン酸のモノ
エステル(マレイン酸水素メチル、フマル酸水素メチル
、フマル酸水素エチル等)等との共重合体、もしくFi
該共重合体の酸部分の全部または一部が1〜3価の金属
イオンにより中和されたイオン性共重合体をいい、通常
、α、β−不飽和カルボン酸またはその無水物の含有量
がO,OS〜40重量%で、メルトフローレートが0.
1〜1oo2/10分程度である。
また、ポリオレフィン樹脂(Oとは、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレ
ン−ブテン−1共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体等をいう。
そして、本発明に使用されるエチレン−α、β−不飽和
カルボン酸エステル共重合体樹脂(B)としては、エチ
レンと、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、イタコ
ン酸ジメチル、マレイン酸ジメチル、フマル酸ジメチル
等との共重合体が拳げられ、なかで、アクリル酸メチル
、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチルとの共重合体が好、ましい。該共重合体樹脂(
B)のα、β−不飽和カルボン酸エステルの含有量は、
3〜30重ffk%が好ましく、5〜20重量%が特に
好ましい。
含有量が3重量%より少ないと本発明の目的とする置換
効果が減する傾向となり、また、30重量%より多いと
ポリオレフィン樹脂(0との置換が困難になる傾向とな
り、さらに臭気も問題になってくるからである。寸た、
該共重合体樹脂03)のメルト70−レートは、好捷し
くは0.1〜100 y/10分、特に好ましくけ1〜
502/10分の範囲で、置換される前記共重合体樹脂
(4)のメルトフローレートの50〜150チであるの
が最も好ましい。
また、前記共重合体樹脂(B)を成形すべき前記ポリオ
レフィン樹脂(0に置換するにおいて、樹脂(0のメル
トフローレートが樹Jl! (Blのそれに対して50
〜150%の範囲を外れる場合には、その範囲内のメル
トフローレートを有するポリオレフィン樹脂(0を用い
て予備的な置換を行うのが好ましい。
なお、Tダイ成形の場合でダイの有効幅を調整するデッ
ケルやロッド、およびフォーミングプレート等は、ダイ
から取り外して置換を行うのが好ましい。
(5)作用 本発明は、押出成形装置内に滞留するエチレン−α、β
−不飽和カルボン酸またはその無水物共重合体樹脂、も
しくけその金属中和物(4)をポリオレフィン樹脂C)
に置換するにおいて、エチレン−α、β−不飽和カルボ
ン酸エステル共重合体樹脂(B)を供給して前記樹脂■
を樹脂(B)に置換した後、ポリオレフィン樹脂(C)
を供給して前記樹脂(B)を樹脂(C)に置換すること
とするので、押出成形装置内での樹脂(4)の滞留が減
縮され、よって、樹脂■に基づくゲルのポリオレフィン
樹脂(0成形品への混入が極めて低度に抑え得た状態で
、短時間のうちにポリオレフィン樹脂(0への置換を完
了させ得るのである。
(6)実施例 実施例1 0径90+o+の押出機を備えた押出コーティング装置
で、エチレン−アクリル酸共重合体樹脂(以下、EAA
と記す。)(アクリル酸含有量7重量%、メルトフロー
レート7 y/1o分)を280℃にて押出コーティン
グ成形した後、引続いて低密度ポリエチレン(以下、L
DPEと記す。)(密度0.91817cI、メルトフ
ローレートor/lo分)を320℃にて押出コーティ
ング成形するにおいて、エチレン−アクリル酸エチル共
重合体樹脂(以下、EEAと記す。)(アクリル酸エチ
ル含有量15重−wkチ、メルトフローレート6f/1
0分)ラスクリユー回転数30〜60 r、p、mの間
で変動させながら280℃にて押出すことにより、押出
成形装置内に滞留するEAAをEEAに置換した後、L
DPEを樹脂温度を昇温させながら、スクリュー回転数
30〜60 r、p、m、で、さらに5〜1゜r、p、
m、で押出すことにより、EEAをLDPEに置換した
EFiAによる置換操作開始25分後に押出されたLD
PEフィルムにゲルは殆ど認められなかった。
実施例2.3 実施例1におけるEEAに代えて、アクリル酸エチル含
有f?< 5重1、メルトフローレート2f710分(
DEEA (実施例2)、同じ(’20重量%、xor
/1o分のEEA“(実施例3)を用いた外は、実施例
1と同様にして樹脂を置換し、ゲルの発生状況を観察し
た、 LDPF:フィルムにゲルは殆ど認められなかった。
実施例4.5 実施例1におけるLDPKを、ポリプロピレン(以下、
ppと記す。)(密度0.90 P/cJsメルトフロ
ーレー) 2 Q f 710分)(実施例4)、エチ
レン−ブテン−1共重合体(以下、L−LDPEと記す
。)(ブテン−1含有骨1・Bftfl %、密度0.
920 y /cl、 メルトフローレート6f/10
分)(実施例5)に代えた外は、実施例1と同様にして
樹脂を置換し、ゲルの発生状況を観察した、 PPおよびL−LDPEフィルムにゲルは殆ど認められ
なかった。
実施例6 実施例1におけるEEAに代えてエチレン−アクリル酸
メチル共重合体樹脂(アクリル酸メチル含有量1071
K N % 、メルトフローレート5f/10分)を用
い、LDPEを密度0.92.427d1 メルトフロ
ーレート4 y/1o分のLDPKに代えた外は、実施
例1と同様にして樹脂を置換し、ゲルの発生状況を観察
した。
LDPEフィルムにゲルは殆ど認められなかった。
実施例7 実施例1におけるEAAを、エチレン−メタクリル酸共
重合体樹脂の亜鉛中和物(三井ポリケミカル社製、ハイ
ミラン1652. )に代えた外は、実施例1と同様に
して樹脂を置換し、ゲルの発生状況を観察した。
LDPEフィルムにゲルは殆ど認められなかった。
比較例1 実施例1において、EEAによる置換操作を実施せず、
直ちにLDPEによる置換操作を実施した外は、実施例
1と同様にした。
LDPEフィルムには多数のゲルが発生しており、ゲル
が殆ど認められなくなるまでに要した置換時間は約4時
間であった。
比較例2 実施例4において、EEAによる置換操作を実施せず、
直ちにPPによる置換操作を実施した外は、実施例4と
同様にした。
PPフィルムには多数のゲルが発生しており、ゲルが殆
ど認められなくなるまでに要しfc置換時間は約3時間
であった。
比較例3.4 実施例1におけるEEAに代えて、実施例1にて用いた
と同じLDPE(比較例3)、密度0−918 f /
ds メルトフローレートzt/1゜分のLDPE(比
較例4)を用いた外は、実施例1と同様にした。
LDPKフィルムには多数のゲルが発生しており、ゲル
が殆ど認められなくなるまでに要した置換時間は、それ
ぞれ、約4時間、約3時間であった。
比較例5 実施例7にかけるEEAに代えて実施例1にて用いたと
同じLDPEを用いた外は、実施例7と同様にした。
LDPEフィルムには多数のゲルが発生1.ており、ゲ
ルが殆ど認められなくなるまでに要した置換時間は約4
時間であった、 実施例8 実施例1におけるEEAに代えて、アクリル酸エチル含
有量2重量%、メルトフローレート6t710分のEE
Aを用いた外は、実施例1と同様にした。
LDPEフィルムにはゲルが発生していたが、ゲルが殆
ど認められなくなるまでに要した置換時間は約1時間で
あった。
実施例9 実施例1にかけるEEAに代えて、アクリル酸エチル含
有量35シイチ、メルトフローレー) 10 t71.
0分のEEAを用いた外は、実施例1と同様にした。
LDPEフィルムにゲルは殆ど認められなかったが、置
換操作中臭気が激しく、それがフィルムにも転移してい
た。
(7)発明の効果 本発明の押出成形装置内の樹脂の置換方法は、押出成形
装置内に滞留するエチレン−α,ββ−不飽和カルボン
酸またはその無水物共重合体樹脂、もしくはその金属中
和物を、効率的に安定してポリオレフィン樹脂に置換し
得るものであり、その実用的価値は多大である。
特許出願人  三菱油化株式会社 代理人 弁理士 古 川 秀 利 (ほか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 押出成形装置内に滞留するエチレン−α,β−不飽和カ
    ルボン酸またはその無水物共重合体樹脂、もしくはその
    金属中和物(A)をポリオレフィン樹脂(C)に置換す
    るにおいて、エチレン−α,β−不飽和カルボン酸エス
    テル共重合体樹脂(B)を供給して前記樹脂(A)を樹
    脂(B)に置換した後、ポリオレフィン樹脂(C)を供
    給して前記樹脂(B)を樹脂(C)に置換することを特
    徴とする押出成形装置内の樹脂の置換方法、
JP15696084A 1984-07-27 1984-07-27 押出成形装置内の樹脂の置換方法 Granted JPS6135224A (ja)

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JPH0456732B2 JPH0456732B2 (ja) 1992-09-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01178545A (ja) * 1987-12-29 1989-07-14 Kuraray Co Ltd 溶融樹脂流路内置換用組成物
JP2002292717A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd パージ剤およびパージ方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01178545A (ja) * 1987-12-29 1989-07-14 Kuraray Co Ltd 溶融樹脂流路内置換用組成物
JP2002292717A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd パージ剤およびパージ方法
JP4703024B2 (ja) * 2001-03-30 2011-06-15 三井・デュポンポリケミカル株式会社 パージ方法

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