JPH01177062A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH01177062A
JPH01177062A JP33634287A JP33634287A JPH01177062A JP H01177062 A JPH01177062 A JP H01177062A JP 33634287 A JP33634287 A JP 33634287A JP 33634287 A JP33634287 A JP 33634287A JP H01177062 A JPH01177062 A JP H01177062A
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Norifumi Koitabashi
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は転写方式の電子写真装置・静電記録装置L!2
等の画像形成装置に関する。更に詳しくは感光体・誘電
体等のa′担持体面に、該像担持体面を正又は負の所定
電位に実質的に均一帯電する行程を含む作像プロセスを
適用して像を形成し、その像を転写材に転写させ、像担
持体は繰返して作像に供する画像形成装置に関する。
〔従来の技術と問題点〕
便宜上、電子写真装置を例にして説明する。
電子写真は周知のように像担持体たる感光体の面を所定
の電位に実質的に均一帯電処理する行程を含んでいる。
その帯電処理手段としては現在実用化されている電子写
真装置の殆ど全てがワイヤ電極とシールド電極を主構成
部材とするコロナ放電器を利用している。しかし該コロ
ナ放電器は以下のような問題点を有している。
1)高電圧印加 感光体上に 500〜700vの表面電位を得るために
4〜8KVといった高電圧をワイヤに印加する必要性が
あL、電極及び本体へのリークを防止すべくワイヤから
電極の距離を大きく維持する等のために放電器自体が大
型化し、又高絶縁被覆ケーブルの使用が不可欠である。
2)帯電効率が低い ワイヤからの放電電流の大半はシールド電極へ流れ、波
帯tL体たる感光体側へ論れるコロナ電流は総放電電流
の数パーセントにすぎない。
3)コロナ放電生成物の発生 コロナ放電によってオゾン等の発生があL、装置構成部
品の酸化、感光体表面のオゾン劣化による画像ボケ(特
にこの現象は高湿環境下において著しい)が生じ易く、
またオゾンの人体への影響を考慮してオゾン吸収・分解
フィルタ及びフィルタへの気流発生手段であるファンが
必要である。
4)ワイヤ汚れ 放電効率をあげるために曲率の大きい放電ワイヤ(一般
的には607zm〜100gmの直径のものが用いられ
る)が使用されるが、ワイヤ表面に形成される高電界に
よって装置内の微小な塵埃を集塵してワイヤ表面が汚れ
る。ワイヤ汚れは放電にムラを生じ易く、それが画像ム
ラとなってあられれる。従ってかなり頻繁にワイヤや放
電器内を清掃処置する必要がある。
そこで最近では上記のような問題点の多いコロナ放電器
の代りに、接触帯M、手段を利用することが検討されて
いる。
具体的には、被帯電体たる感光体の帯電の場合は感光体
の表面に 1.5KV程度の直流電圧を外部より印加し
た導電性繊維毛ブラシあるいは導電性弾性ローラ等の導
電性部材(導電性電位維持部材)を接触させることによ
り感光体表面に電荷を直接注入して感光体表面を所定の
電位に帯電させるものである。
又像転写は転写部材として導電性ローラを感光体面に接
触させて配設し、該ローラに外部より電圧を印加し、感
光体面と該ローラとのニップ間に転写材を導入して感光
体面側の像を転写材面側へ転写させるものである。ロー
ラには正規現像の場合−1,5KV程度の電圧が印加さ
れる。
しかし接触帯電とはいえ1.5KV程度以上の電圧を発
生させる電源が必要なため、決定的なコストダウンや装
置の小型化には結びつかない。
本発明は接触帯電を利用するものであるが、上記のよう
な問題点を除去して装置の小型化、コストダウンの可能
な画像形成装置を提供することを]」的とする。
口、発明の構成 C問題点を解決するための手段〕 本発明は。
像10持体面に、該像担持体面を目的の所定の表面電位
vSに実質的に均一帯電する行程を含む作像プロセスを
適用して像を形成し、その像を転写 材に転写し、像転
写後の像担持体は繰返して作像に供する画像形成装置で
あって。
像担持体面に対して対設され、電源より給電を受け、像
担持体面との間に供給された転写材面に対して像11持
体而側に形成担持されている像を転写させると共に、像
転写後の像担持体面を目的の所定の表面電位VS以上の
電位v1に帯電させる転写部材と、 電圧■2が印加され或は接地されて電圧V2=0であL
、前記転写部材により帯電されて表面電位V、である像
転写後の像担持体面に接触して像担持体面を目的の所定
の表面電位VSで且つ実質的に均一な帯電面にならし除
1tする除電部材を有し、 除電部材による像担持体の電荷転移開始電圧をV TH
、像担持体面と転写部材との相対的な面移動速度をG、
像担持体面と転写部材の対設部の長子方向の長さ寸法を
L、を担持体の単位面請出りの静電6琶をC1としたと
き、 lv、−v21≧IVT吐カッIV rol≧IV 2
1(7) 関係’t mたし、電位vlを得るために転
写部材へ給電する転写電流をIとすると、 I≧G拳C#L(vTH+V2)となるように転写電流
Iを定電流とした。
ことを特徴とする画像形成装置 を要旨とする。
〔作 用〕
転写部材により帯電された像転写後の像担持体面の表面
電位■iに不均一性があってもその像担持体面に次に作
用する電圧の印加された或は接地された除電部材により
像担持体面は目的の所定の電位VSで且つ実質的に均一
な帯電面にならし除電される。該除電部材を接地した構
成とするときは電源は不要であL、電源から電圧を印加
する場合でも使用電源としてはそれのみでは像担持体を
帯電させることができないような小さな電圧(電荷転移
開始電圧差V 丁o以下)を出力するだけの低電圧電源
で済み、しかもより高い所望の電位に像担持体面を帯電
状態にできる。
また、被帯電体面を帯電されていない状態からいきなり
所望の電位vSに帯電させるような帯電ローラに比べ、
−旦帯電手段で目的の所要の電位VS以上の電位vIに
帯電させておいてから、除電部材で目的の所要電位VS
に除電した方がムラのない均一な帯電面を得ることがで
きるという効果がある。
上記の原理を下記のような実験により具体的に説明する
第12図において、lは被帯電体としての電子写真感光
体ドラムの一部であL、アルミニウム等のドラム基体1
aの外周面に感光層1bを形成してなるもので、ドラム
の回転駆動により外周面が矢示a方向に所定の周速度G
で面移動する。
本例の感光体ドラムlの感光層1bは、アゾ顔料をCG
L(キャリア発生層)とし、その上にヒドラゾンと樹脂
を混合したものをCTL (キャリア輸送層)として1
9pmの厚さに積層した負極性有機半導体層感光体(O
PC感光体)である。
2は上記感光体ドラム1面に対して所定圧力をもって接
触させた除電部材としての導電性ローラであL、本例の
場合は感光体ドラムlの回転に伴い、ドラムに対する所
定の圧力を保って従動回転する。3は導電性ローラに対
する電圧印加電源である。
而して、導電性ローラ2に直流電圧V ocを印加して
暗所で上記OPC感光体ドラム1面の接触帯電を行わせ
るものとし、 a、導電性ローラ2の位置を通過する前の感光体ドラム
面の表面電位即ち接触帯電前の感光体表面電位v1と。
b、導電性ローラ2に対する印加直流電圧Voc(=導
電性ローラ2の表面電位V2)と、C1導電性ローラ2
の位置を通過した後の感光体ドラム面の表面電位即ち接
触帯電後の感光体表面電位vSと、 の関係を調べた。
第13図・第14図のグラフはその測定結果を示すもの
である。
第13図は、接触帯電前の感光体表面電位v1をパラメ
ータとしたときの、ローラ2への印加電圧Voc(=V
z)に対する接触帯電後の感光体表面電位vSを示して
いる。結果をまとめると、■−■、接触帯電前の感光体
表面電位v1に対してローラ2への印加電圧Vocが±
550v以内の場合は、接触帯電後の感光体表面電位V
Sは電位vlに等しい、 ニー■、電位V1に対して印加電圧Vocが± 550
V以外の場合は、 Voc−Vl ≦−550vc7)ときは、VS=Vo
c −(−550) v Voc−V+ ≧÷550vのときは。
VS=Voc −(+550) v の関係がある。
第14図は、ローラ2に対する印加電圧Voc(=V2
)をパラメータとしたときの、接触帯電前の感光体表面
電位vIに対する接触帯電後の感光体表面電位vsを示
している。結果をまとめると、 ■−■、接触帯電前の感光体表面電位V、と、ローラ2
に対する印加電圧Vocとの差が± 550V以下では
接触帯電前の電位vIがそのまま接触帯電後の電位VS
となる(VS=V、)。
■−■、電位vIと印加電圧Vocとの差が± 550
Vの範囲外では電位■sはほぼ一定の値となり。
VS=Voc −(−550)v (V+ ) (Vo
c◆550)v)VS−IVoc  +  (−550
)v   (V+   ((Voc−550)v)の関
係がある。
以上のニー■・■、■−■・■の結果をまとめ直すと、 ■−■、接触帯電前の感光体表面電位v1とローラ2に
対する印加電圧Vocとの差の絶対値が550V以内の
ときは、接触帯電後の感光体表面電位VSは除電も帯1
ニもなされず接触帯電前の電位VIのままである。
■−■、電位V1と印加電圧vDcとの差の絶対値が5
50vi!hのときは、接触帯電後の感光体表面電位v
Sと印加電圧Vocとの差が550vとなL、安定する
即ちローラ2と感光体表面との間で電荷が移動するため
に少なくとも550V以上の電位差が必要で、電位差が
550vになるまで電荷が移動して安定することを示し
ている。
′ ここで上述に出てくる電位差550vというのは本
例で用いている感光体の電荷転移開始電位差VTHであ
L、パッシェンの法則を用いて導出できる。
第15図のモデル図に示すように導電性ローラ2と感光
体層1bとの間の微視的空隙Zにかかる電圧Vgは以下
の(1)式で表わされる。
Voc:ローラ2に対する印加電圧 V :感光体表面電位 Z :空隙 Ls:感光体層の厚み εS:感光体層の比誘電率 一方、空隙Zにおける放電現象はパッシェンの法則によ
L、Z=8gm−1100p程度までの領域においては
空隙の破壊電圧vbは次の1次式(2)で近似できる。
Vb−312+l11.2Z     、 、、、、、
、(2)(1)・(2)式をグラフ化すると第16図の
ようになる。横軸は空隙距離Z、縦軸は空隙破壊電圧v
bを示し、下に凸の曲線■がパッシェンの曲線、上に凸
の曲線■・■・■が夫々1Voc−vlをパラメータと
した空隙電圧Vgの特性を示している。
電荷転移が起るための最低条件はパッシェンの曲線■と
1曲線■〜■が交点を有するときであL、電荷転移が開
始する点においては、vg=vbとおいたZの二次式で
判別式が0になる。すなわち、 4X  8.2X  312XLs/ ε s、°、 
 Voc −V o  = (7737,8X L、s/ sコ+312+8.2 
X Ls/ 6g)、、、、、(3) =  VTH となる。
(3)式の右辺に先の実験で用いたOPC感光体層1b
(7)比誘電率ε5II3、CTL厚みLs==19p
mを代入すると、 Vro=573v が得られ、前記の電位差550vとほぼ一致する。
また、  CTLとして上記実験と同じ材質を使い(比
誘電車ε5=3)、厚さLsを30JLmに設定した感
光体についてその電荷転移開始電位差VTRを測定した
ところ、V TH−620VとなL、理論的に算出され
るV T)I・620vとほぼ一致していることが確認
された。
〔実施例〕 実施例−1 第1図は本発明に従う一実施例画像形成装置(電子写真
装置)の概略構成図である。
lは中心支軸を中心に矢示a方向に所定の周速度Gで回
転駆動されるドラム型の電子写真感光体であL、前述の
実験で使用したものと同じ負極性のOPC感光体ドラム
であるCCTLの厚さL s = 19pm、比誘電率
(S触3、電荷転移開始電圧差V rn−s5ov)。
2は感光体ドラム1面に所定の圧力をもって接触させた
除電部材としての導電性ローラである。
本実施例で用いた導電性ローラ2は芯金2aの外周を導
電性ゴム層2bで被覆した導電性ゴムローラであL、ゴ
ム部2bの体積固有抵抗は例えば102Ω・camであ
る。この体積固有抵抗は1G’Ω・am−10”Ω・c
m程度にしても構わない。
ローラ2全体の抵抗は第2図(a) 拳(b)に示した
ように感光体ドラム1面に所定の圧力をもって接触させ
たローラ2とドラムlとのニップ幅Wに相当する金属板
電極Mとローラ芯金2aとの間の抵抗のことを指し、本
実施例の場合は104Ω〜10’Ωである。
導電性ゴムローラ2は感光体ドラムlの回転に伴い従動
回転する回転ローラとしである。そしてその導電性ゴム
ローラ2の芯金2aは本例では接地状態にしてあL、従
って該ローラの表面電位V 2(V oc )はOvに
保持されている。
5は画像複写すべき原稿であL、不図示の往復動型原稿
台ガラス上に画像面下向きにa置セットされ、或は不図
示の搬送ローラ対で画像面下向きで感光体ドラムlの回
転と同期した速度で搬送され、その搬送過程で下向き画
像面が露光ランプ4で照明され、その照明光の原稿面反
射光が短焦点レンズアレイ (SLA) 3によL、上
記導電性ゴムローラ2位置を通過した後の感光体ドラム
1面に結像露光りされる。これにより感光体ドラム1面
に露光像に対応した静電潜像が形成される。感光体ドラ
ムlに対する画像露光は、時系列電気画素信号の入力を
受けて制御されるレーザビーム走査装置・ LEDアレ
イ・液晶シャッタアレイ等で目的画像情報を走査露光し
て書き込み処理する方式にすることもできる。
6は現像装置であL、感光体ドラム1面の帯電極性と逆
極性の従って正のトナーによりドラム面の静電潜像を顕
像化する(正規現像)。
7は転写部材としての導電性ローラである。
この導電性ローラ7(以下便宜上第1ローラと記す)は
前記の除電部材としての導電性ローラ2(以下便宜上第
20−ラと記す)と同様の仕様のもので、感光体ドラム
1面に所定の圧力をもって接触させてあL、感光体ドラ
ムlの回転に伴ない従動回転する。該第1ローラ7の芯
金7aに対して高圧定電流電源8からトナーとは逆極性
の従って負の電圧を一定電流をもって供給する。而して
不図示の給送部より転写材10が感光体ドラム1と該第
1ローラ7とのニップ部に導入されて該転写材10面に
感光体ドラム1側のトナー像が順次に転写されていく。
像転写を受けた転写材10は感光体ドラム面から分離さ
れて不図示の定着装置へ導入されて像定着を受け、複写
物として機外へ排出される。
像転写時の感光体ドラム1面は次にクリーニング器9で
転写残りトナー等が除去されて清冷面化され、1&り返
して像形成に供される。
第3図(a)〜(nは感光体ドラムの回転サイクル図、
第4図は作像行程のタイミング(シーケンス)チャート
である。
装置の制御系にスタート信号ガ入力されると感光体ドラ
ムlの所定周速度Gでの回転駆動が開始される。本例で
はG=50■鳳7secに設定しである。
これに伴ない第1及び第20−ラ7・2は何れも夫々感
光体ドラムlに対して所定の圧接力を保った状態でドラ
ムlと同じ周速度にて従動回転状態となる。
■、次いで第4図のタイミング■において、転写部材と
しての第10−ラ7に対する高圧定電流電源8がオンさ
れる。この時点において第1ローラ7が接触している感
光体ドラム1面の位置を便宜り基準位置Aとする(第3
図(a))。
電源8のオンにより第1ローラ7に定電流Iで電圧が印
加され、該第1ローラ7と接して回転している感光体ド
ラム1面は該ローラ7により接触帯電vIを受ける0本
例では電流エミ13pAに設定している。
この電流Iは、感光体ドラム1と、転写部材としての第
1ローラ7のニップ部における相対的な面移動速度(=
ドラムlの所定の回転周速度G)、および第10−ラ7
と感光体ドラムlのニップ部の長平方向の長さL等に依
存するため、その条件により適宜変える必要がある。
第5図にニップ長L = 20cmの場合において、速
度Gをパラメータとした場合の電源8から第10−ラ7
へ供給される電流■と、第1ローラ7により帯電を受け
た感光体の表面■1との関係を示す。
この関係は次のようなモデルを考えると理解し易い、す
なわち単位時間に、感光体lとgSlローラ7とのニッ
プ部によって構成されるコンデンサを感光体の面移動と
共に次々と充電していく過程であると考えてよい。
感光体の単位ニップ幅当り(感光体の単位面積当り)の
静電容1cは、ニップ長L、感光体の厚み(ここでは0
丁りの厚み)d、感光体の比誘電率εSとすると。
となる、第1ローラ7で帯電を受けた感光体の表面電位
がvIになるとすると、単位ニップ幅当りの電荷Qは。
Q = CV 、         、、、、、、、(
5)となる、そして、第1ローラ7と感光体1とのニッ
プ部における相対的な面移動速度Gと、流れる電流Iと
の関係は I=QG          ・・・・・・・(6)で
あるから、 (4)・ (5)・ (6)式よりという
関係が成り立つ、よってV、について書き直せば であL、第10−ラ7で帯電を受けた感光体lの表面電
位V、は電流Iに比例、第10−ラ7の感光体表面との
相対的な面移動速度G、感光体の比誘電率εS、ニップ
長りに反比例することがわかる。
ここで、G = 50mm/see、  e s = 
3、d = 19JLm、L=20cs+、 e  。
 s8.854X  10−”  c  a  v −
’  am−東、I=11pAを代入すると、VS’、
 eeo(v )となL、実測値(第5図)とほぼ等し
いことがわかる。これによりG = 50mm/sec
で感光体表面が動く場合にI =−13ルAの定電流と
すると、この段階では感光体の表面vIは一800vと
なることがわかる。また上記説明したようにG = 3
0m■/secにすると、−800Vに帯電させるには
半分の−8,5ILAでよいことは上記の説明より明ら
かである。
■、感光体ドラム1の引続く回転に伴ない基準位置Aが
除電部材としての第20−ラ2の位置に到達すると(第
4図のタイミング■、第3図(b))、以後該第20−
ラ2の位置を通過していく感光体ドラム1の表面電位v
1は該第20−ラ2が接地されていてその表面電位V2
=Voc=Ovとなっているので全面的に各部均一の目
的の所要の表面電位V s = −550v (= −
VTH)にグリッドされる。
01次いで感光体ドラムlの基準位mAが露光位置に到
達した時点から感光体ドラム1面に対する画像露光りが
開始され、所要の表面電位VSになっている基準位置A
以後の感光体ドラム1面に画像露光に対応した静電潜像
が順次に形成されていく。
次いで感光体ドラムlの基準位fiAが現像装置6の現
像ローラ・現像スリーブ等の現像部材に対向する位置に
到達(第4図のタイミング■、第3図(C))すると、
不図示の現像用電源が入L、例えばジャンピング現像(
J現像)などによって感光体ドラム1面の静電潜像が順
次にトナー現像(■トナー)されていく。
でΦ、次いで、感光体ドラムlの基準位置Aが第10−
ラ7の位置に到達した時点で(第4図のタイミング■、
第3図(d))、転写材lOの先端部が感光体ドラムl
と転写部材としての第10−ラ7とのニップ部に到達す
るタイミングとなるように不図示の給送部より転写材l
Oが同期給送され、転写材10の面に対する感光体ドラ
ム1面側のトナー像の転写が開始される。第1ローラ7
の位置を通過した転写材部分は感光体ドラム1から分離
されて不図示の像定着装置へ搬送されていく。
転写部材としての第10−ラ7に対する転写電圧と、転
写材10に対するドラム面側からのトナー像の転写率を
第6図に示す、転写材10としてf14g/rn’の紙
も何れも−1,lKV以上でほぼ80%程度に飽和する
又転写後の感光体ドラムlの表面電位の最小値は第7図
のようになる。転写後の感光体ドラム1の表面電位vl
は引続く作像を実行するために最小電位が15trol
v lu上の電位レベル状態でplS20−ラ2へ向う
必要がある。第7図のグラフは転写材として84g/m
″の紙を使用したときは転写手段としてのmlローラ7
に対する印加電圧を少なくとも転写材10が該ローラ位
置を通過している間は−1,8KV以上にしないと、又
120g/rn”の紙を使用したときは−2,2KV以
上にしないと、転写後の感光体ドラム1面は155o1
v以上にならないことを示している。
そこで転写材10が少なくとも転写ローラとしての第1
0−ラ7位置を通過中は該ローラ7に対する印加電圧を
使用転写材IOのg/rrr’との関係において例えば
上記−1,8KV以上或は−2,2KV以上に切換え、
転写材10の後端が第1ローラ7位置を通過し終ったら
−1,IKVに再び切換える制御をする、或は印加電圧
を変えないのであれば、予め転写後の感光体ドラム1面
の表面電位v1が−550v以上となる電圧を第1ロー
ラ7に印加するものである。
ところで、ここでは第10−ラ7に対する給電FL流I
は一13ルAの定電流にしているため。
紙(転写材10)の種類や厚みに応じて電圧が自動的に
変動する。転写材lOがなく感光体lと第1ローラ7が
直接に接触している場合は1.35KVでアル、 84
 g/*’紙が介在t 6 ト−1,8KV、 128
g紙が入ると−2,2KVの電圧に変化する。
(Φ、かくして転写後の感光体ドラム1面の表面電位V
、は第8図ら)のように−550V以上の状態で再び第
2a−ラ2の位置へ至り(第4図のタイミング■、第3
図(e))、該ローラ2の位置を通過することにより第
8図(b)のように−550vの均一帯電面に再びなら
される。この効果はたとえていえば、乱雑にのび状態に
ある芝草を一定の高さに切りそろえることができる芝刈
り機で整然と刈りそろえるのに似ている。引続き画像露
光りを受けて潜像が形成され、現像装置6で現像を受け
る(第4図のタイミング■、第3図(f))。
このようにして作像プロセスが繰り返され、感光体ドラ
ムlの周長が目的画像の長さ(転写材10の長さ)より
も短くとも1行程のみで支障なく良好な画像を形成させ
ることができる。
本実施例で使用したOPC感光体ドラム1においてCT
L層の厚さを251Lm以上にすることで感光体の絶縁
耐圧を上げることが可能であL、 Cl3層の厚さが1
91LmのときVTN−550VであL、25gmのと
きはV TO”580 V テあL、CTL層の厚さを
30gmとしたときのV TOは前記のように 620
vとなる。
転写部材・除電部材としての第1及び第2の導電性ロー
ラ7φ2は何れも第9図(a)のように金属芯線7a・
2aに、カーボン等の導電性物質を分散させて導電性を
iたせたEPDM・ウレタン・ NBR等の弾性ゴム層
7b−2bを被覆したもの、同図(b) (7)ように
金属芯線7a*2aに、EPDM−NBR等の弾性ゴム
やスポンジなどの弾性体層7c・2cを設け、その周面
にカーボン等を分散させて導電性を持たせたEPDM・
ウレタン−NBR等のゴム層7d・2dを設けたもの、
同図(c)のように金属芯線7a・2aに、カーボンを
分散した発泡ウレタンゴム層7e・2eを被覆したもの
等を用いることができる。
又除電部材としての第2の導電性ローラ2は非回転のロ
ーラやパッド部材、ブレード部材等であってもよい、も
っともローラタイプの場合それを非回転に固定して感光
体ドラム1に接触させると感光体面の経時的損耗度が従
動回転の場合よりもはやまL、感光体の絶縁耐圧が下が
ることにもなるから、従動回転式とするのがよりベータ
である。
実施例−2 上記の実施例−1においては除電部材としての第20−
ラ2についてこれを接地して該ローラ2の表面電位v2
をOvとしたが、該ローラ2に電源により電圧を印加し
て例えばV2=ニー150Vの表面電位にすれば該ロー
ラ2の位置を通過した後の感光体ドラム1の表面電位V
Sは−700v (−550v÷(−150V ))と
なる、このように第20−ラ2に電圧を印加する態様と
した場合でもその使用電源としてはそれのみでは感光体
ドラム1面を帯電させることができないような小さな電
圧(電荷転移開始電圧差VTR以下)を出力するだけの
低電圧電源で済み、しかもより高い所望の電位に感光体
ドラム1面を帯電状態にできる。
実施例−3 感光体lのCTLの厚みを30gmの膜厚にすれば該感
光体の電荷転移開始電圧差VTMは820 vとなるた
め除電部材としての第20−ラ2へ電圧を印加せずども
(Vz=O)Mローラ位鐙を通過した後の感光体表面電
位は一620vと高い帯電電位レベルとなる。モして3
0#Lmという膜厚となるため絶縁破壊も起こしにくく
なる。
実施例−4 第1θ図例の装置は第1図の装置における除電部材とし
ての第2の導電性ローラ2を導電性ブレード2Aの形態
とし、それをクリーニング器9と一体に構成したもので
、該ブレード2Aは接地しである。該ブレード2Aの材
質はカーボン等を分散させたウレタン・ NOR・EP
DM等のゴムを用いている。抵抗は102Ω・amであ
る。
転写部材としての第1の導電性ローラフに対する高圧電
源8は定電流型となっていて、−8pAの電流が流れる
ように固定している。感光体ドラムlの回転周速度Gは
25mm/secに設定しである。そのため転写後の感
光体表面電位vlは一740v以上となっている(第5
図参照)0画像形成のプロセスは実施例−1と同様に行
われ良好な画像を得ることができる。
実施例−5 第11図に、転写手段としてコロナ放電器7Aを使った
ものを示した。ここで、コロナ放電器7Aのシールド7
1を絶縁性の部材とすると、ワイヤ72から発するイオ
ン流はほぼ全てドラム1方向に流れるため転写ローラ7
を用いた場合と同様の定電流の電圧を印加することで転
写材lOの厚み等が変化しても転写後のドラム表面電位
v1は所望の゛電位vS以上となL、除電部材2により
均一に除電されて目的の表面電位VSを得ることができ
る。
また、コロナ放電器7Aのシールド71は通常の導体で
あっても良く、この場合はワイヤ72からシールド71
へ流れる電流を検出してドラム1方向へ流れる分の電流
を定電流とすることで、上記と同様な効果を得ることが
できる。
ハ、発明の詳細 な説明したように、 (1)接地(Ov)あるいは像担持体の電荷転移開始電
圧差V TH以下の小さな電圧を印加した除電部材を通
常の画像形成装置の像担持体の帯電位置に接触させ、こ
の除電部材によL、転写後の荒れたドラム表面電位を荒
れた芝を刈るように除電して整えているため1通常の帯
電プロセスにおける電源を小さくするか、あるいは省く
ことができる。
(2)また、転写のプロセスを通常の像担持体面帯電の
補助を兼ねさせることが可能であるので、特別な帯電装
置がなくとも、2回転1コピーといったプロセスとなら
ずに簡易な画像形成プロセスを行うことが可能である。
(3)上記(1)・(2)等の理由から画像形成装置の
全体的な小型化、及びコストダウンが可能になった。
(0転写部材に給電する電源を定電流電源とすることで
、転写部における転写材の有無及び厚み・種類等に依存
せずに適当な電圧で転写を行い、かつ転写後の感光体表
面電位を所定の電位(=電荷転移開始電位差V TH+
除市都市部材位V2)以上7重に保って、除電部材位置
を通過後の感光体の表面電位VSを均一にする効果があ
る。
(5)シかも、転写後の感光体表面VIを各種の転写材
を想定して、V TH+ V 2以上にするために、大
きめの転写電圧を印加しておいた場合に比べて大幅に感
光体の絶縁破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う一実施例画像形成装置の概略構成
図、第2図ら)・(b)は導電性部材としての導電性ゴ
ムローラの抵抗測定法の説明図、第3図(a)乃至同図
(f)は第1図装置の感光体ドラムの回転サイクル図、
第4図は作像行程のタイミング(シーケンス)チャート
、第5図は第10−ラ7への供給電流と、該ローラで帯
電を受けた感光体の表面電位の関係グラフ、第6図は第
10−ラに対する印加電圧と、転写効率の関係グラフ、
第7図は第1ローラに対する印加電圧と、転写後の感光
体ドラム面の電位の関係グラフ、第8図(a)は転写後
の感光体ドラム面のドラム長手に沿う電位外41図、第
8図(b)は第20−ラ位置通過後の感光体ドラム面の
ドラム長手方向に沿う電位分布図、第9図(a)・(b
)・(c)は夫々導電性部材としての第1及び第2の導
電性ゴムローラの各種構成形態の断面図、第1θ図は他
の実施例画像形成装置の概略構成図、第11図は更に他
の実施例画像形成装置の概略構成図、第12図は接触帯
電の説明図、第13図は接触帯電前の感光体表面電位v
Iをパラメータとしたときの、導電性ゴムローラへの印
加電圧Vocと、接触帯電後の感光体表面電位Vとの関
係を示す測定グラフ、第14図は導電性ゴムローラに対
する印加電圧Vocをパラメータとしたときの、接触帯
電前の感光体表面電位vIと、接触帯電後の表面電位■
との関係を示す測定グラフ、第15図は感光体層と導電
性ローラの空隙ギャップモデル図、第16図はパッシェ
ンの曲線と空隙電圧の関係グラフである。 1は像担持体としての感光体ドラム、7・2・2Aは導
電性部材、3は電圧印加電源、8は定電流電源。 第11図 し 第2図(Q) 第2図(b) 第4図 第3図 第5図 ′tj先 I 第6図 (L) (転写ローラ) 第7図 1A10−ラフ1: 91 j 4 EPDCJ電L 
       (K’7)(転写ローラ) 第15図 第16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、像担持体面に、該像担持体面を目的の所定の表面電
    位V_Sに実質的に均一帯電する行程を含む作像プロセ
    スを適用して像を形成し、その像を転写材に転写し、像
    転写後の像担持体は繰返して作像に供する画像形成装置
    であって、 像担持体面に対して対設され、電源より給電を受け、像
    担持体面との間に供給された転写材面に対して像担持体
    面側に形成担持されている像を転写させると共に、像転
    写後の像担持体面を目的の所定の表面電位V_S以上の
    電位V_1に帯電させる転写部材と、 電圧V_2が印加され或は接地されて電圧V_2=0で
    あり、前記転写部材により帯電されて表面電位V_1で
    ある像転写後の像担持体面に接触して像担持体面を目的
    の所定の表面電位V_Sで且つ実質的に均一な帯電面に
    ならし除電する除電部材を有し、 除電部材による像担持体の電荷転移開始電圧をV_T_
    H、像担持体面と転写部材との相対的な面移動速度をG
    、像担持体面と転写部材の対設部の長手方向の長さ寸法
    をL、像担持体の単位面積当りの静電容量をC、とした
    とき、 |V_1−V_2|≧|V_T_H|、かつ|V_T_
    H|≧|V_2|の関係を満たし、電位V_1を得るた
    めに転写部材へ給電する転写電流をIとすると、 I≧G・C・L(V_T_H+V_2)となるように転
    写電流Iを定電流とした、 ことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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