JPH01175404A - 基準電圧回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、負荷変動による影響を減少する基準電圧回路
に関する。

従来の技術 第２図は、従来のトランジスタを用いた基準電圧回路の
回路構成図である。第２図で、１は電源電圧端子、２は
出力端子である。抵抗Ｒ７＋　Ｒ８゜Ｒ９は電源電圧Ｖ
ＣＣを分割している。抵抗ＲＩＯおよびトランジスタＱ
６は定電流源を構成し、ダイオード接続されたトランジ
スタＱ７およびトランジスタＱ８は定電圧源を構成して
いる。トランジスタＱ９および抵抗Ｒ口は、前述の定電
圧源の出力を取り出すエミッタフォロワの出力回路を構
成している。

以上のように構成された従来の基準電圧回路について、
以下、その動作を説明する。電源電圧ＶＣＣは抵抗Ｒ？
、Ｒ８，Ｒ９によって分圧されており、抵抗ＲＢ、Ｒ９
の接続点の電圧は、トランジスタによる定電圧源Ｑ７．
　Ｑ［１および抵抗Ｒ＋ｏ、　トランジスタＱ６による
定電流源によって変換され、抵抗Ｒ目、トランジスタＱ
９によって構成されたエミッタフォロワ回路によって出
力端子２に出力電圧Ｖ　０ＩＪＴが現われる。この出力
電圧Ｖ　０１ｌＴは、トランジスタＱ？、ＱＢ、Ｑｓの
ベース−エミッタ間の電圧をそれぞれＶＢＥ７．　ＶＢ
Ｅ８１　ＶＢＥ９トすると、次のようになる。

十Ｖ　ＢＨ３＋　Ｖ　ＢＨ３Ｖ　ＢＨ３−−（１）ここ
で、出力端子２に接続された負荷が変動した場合を考え
る。負荷の変動によって、出力電圧Ｖ　０ＩＪＴか変化
すると、前記（１）式からも分かるように、その変化の
影響を減少させることはできない。よって、負荷の変動
は、出力電圧ｖＯＵ丁を変化させる。

発明が解決しようとする問題点 従来の構成では、負荷の変動によって出力電圧が変動す
るという問題を有していた。

本発明は、上記問題を解決するもので、出力電圧の変化
を補償することのできる基準電圧回路を提供することを
目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、第１の基準電位にベース電位設定された第１
のトランジスタを含む電流源と、前記電流源に直列され
たダイオードおよび前記ダイオードに直列され、第２の
基準電位にベース電位設定された第２のトランジスタを
含む電圧源と、前記電圧源の電位をインピーダンス変換
して出力する出力回路部と、前記出力回路の電圧にベー
ス電位設定され、前記電流源の電流を制御する第３のト
ランジスタを含む検出回路部とをそなえた基準電圧回路
である。

作用 本発明によると、出方回路部に結合された負荷によって
、同出力回路部の電位が変動しようとすると、検出回路
部でこの変動を検知して、直ちに、電流源の電流値を制
御し、これによって、出力電圧変動を減少することがで
きる。

実施例 第１図に本発明の実施例回路の回路構成図を示す。第１
図で、１は電源端子、２は出力端子である。点線で囲ん
だＡ部分は、基準電圧発生回路で、抵抗Ｒ１，Ｒ２およ
び同Ｒ３によって電源電圧ＶＣＣを分割している。そし
て、点線で囲んだＢ部分は調整可能な電流源で、抵抗Ｒ
４およびＰＮＰトランジスタＱ１て構成されている。点
線で囲んだＣ部分は定電圧源で、ダイオード接続された
ＮＰＮトランジスタＱ２及びＰＮＰ　トランジスタＱ３
によって構成されている。そして、点線で囲んだＤ部分
は出力回路で、ＮＰＮトランジスタＱ５および抵抗Ｒ６
によってエミッタフォロワ構成されている。そして点線
で囲んだＥ部分は、検出回路でＮＰＮトランジスタＱ４
および抵抗Ｒ５より構成されている。

出力端子２に現われる出力電圧ＶＯＵＴは、トランジス
タＱ２．Ｑ３および同Ｑ５の各ベース−エミッタ間の電
圧をそれぞれ、ＶＢＥ２．　ＶＢＥ３．ＶＢＥ５とする
と、次のようになる。

＋ＶＢＥ２＋ＶＢＥ３−ＶＢＥ５　　−−（２）また、
トランジスタＱ＋のエミッタ電流を１２とし、その電流
増幅率ｈＦＥが十分太き（ベース電流が無視てきるとす
れば、トランジスタＱ２．Ｑ３に流れる電流も同し電流
値Ｉ２となる。よって、前記（２）式は次のようになる
。

前記（３）式の電流値Ｉ２の値は次のように決めること
ができる。抵抗Ｒ４に流れる電流を１１．トランジスタ
Ｑ１のベース−エミッタ間の電圧をＶＢＥＩ。

トランジスタＱ４のエミッタ電流を１３とすると、ｈＦ
Ｅが十分大きくベース電流が無視できるとすれば、次の
ようになる。

・・・・・・（４） 前記（４）式をまとめると次のようになる。

よって、前記（３）式の電流値Ｉ２は、前記（５）式を
満たす電流値Ｉ２と同値であり、これによって出力−６
＝ 電圧ｖｏＵＴは決定される。

ここで、負荷の変動によって出力電圧ｖｏｕ’ｒが△Ｖ
ｏ変化した場合を考える。出力電圧の変化△Ｖｏは、前
記（４）式からもわがるように、まず電流１３を変化さ
せ、そして電流Ｉ２の変化となる。

その変化後の電流Ｉ２をＴ２’とすると、次のようにな
る。

前記（６）式を満たずＩ２’が、出方電圧変化後の電流
値となる。ここで、電流値Ｉ２の変化量を△Ｉ２とし、
Ｉ２’−１２＋△■２とすると前記（３）式は次のよう
になる。

前記（７）式かられかるように、出方電圧の変化△Ｖ。

は、電流値Ｉ２の電流変化△Ｉ２に変換され、その電流
変化によって、トランジスタＱ２．Ｑ３のＶ　ＢＦ２　
。

Ｖ　ＢＦ２を調整し、出力電圧の変化△ＶＯを吸収し、
出力電圧ｖｏｕ’ｒの電圧変化を減少させることができ
る。

なお、第１の実施例では、定電圧源を、ダイオード接続
したＮＰＮ）ランシスタと、ＰＮＰ　トランジスタのヘ
ースーエミッタによって構成したが、これは、ＮＰＮ）
ランジスタ、ＰＮＰトランジスタに限定されるものでは
なく、同等機能を有するものであれば何でもよい。

発明の効果 本発明によると、検出回路を設けることにより、負荷変
動による出力電圧の変化を減少させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基準電圧回路の回路構成図、第２図は
従来例の回路構成図である。 １・・・・・・電源端子、２・・・・・・出力端子、Ｒ
１−Ｒ３・・・・・・抵抗、Ｑ１〜Ｑ５・・・・・・ト
ランジスタ。 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名外出

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１の基準電位にベース電位設定された第１のトランジ
   スタを含む電流源と、前記電流源に直列されたダイオー
   ドおよび前記ダイオードに直列され、第２の基準電位に
   ベース設定された第２のトランジスタを含む電圧源と、
   前記電圧源の電位をインピーダンス変換して出力する出
   力回路部と、前記出力回路の電位にベース電位設定され
   、前記電流源の電流を制御する第３のトランジスタを含
   む検出回路部とをそなえた基準電圧回路。