JPH04366737A - 温度センサ回路 - Google Patents
温度センサ回路Info
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- JPH04366737A JPH04366737A JP14284091A JP14284091A JPH04366737A JP H04366737 A JPH04366737 A JP H04366737A JP 14284091 A JP14284091 A JP 14284091A JP 14284091 A JP14284091 A JP 14284091A JP H04366737 A JPH04366737 A JP H04366737A
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- transistor
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- transistors
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Links
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 11
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温度センサ回路に関し、
特に半導体集積回路に適した温度センサ回路に関する。
特に半導体集積回路に適した温度センサ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の温度センサ回路は、図3に示すよ
うに、カスコード接続された2個のNPN型のトランジ
スタQ1,Q2と、それぞれトランジスタQ1,Q2の
ベースに接続された抵抗R1,R2と、それぞれトラン
ジスタQ1,Q2のエミッタに接続された定電流源I1
,I2とから構成されていた。トランジスタQ1,Q2
のコレクタおよび抵抗R1の一端は接地され、定電流源
I1,I2は電源端子TSに接続され、トランジスタQ
2のエミッタに出力端子TOが接続されていた。
うに、カスコード接続された2個のNPN型のトランジ
スタQ1,Q2と、それぞれトランジスタQ1,Q2の
ベースに接続された抵抗R1,R2と、それぞれトラン
ジスタQ1,Q2のエミッタに接続された定電流源I1
,I2とから構成されていた。トランジスタQ1,Q2
のコレクタおよび抵抗R1の一端は接地され、定電流源
I1,I2は電源端子TSに接続され、トランジスタQ
2のエミッタに出力端子TOが接続されていた。
【0003】次に、従来の温度センサ回路の動作につい
て説明する。
て説明する。
【0004】この回路は、NPNトランジスタのベース
エミッタ電圧が、以下に示す(1)式で表され、エミッ
タ電流が一定ならば温度のみに依存することを利用して
、トランジスタQ2のエミッタ端子の電圧をモニタする
ことにより温度変動を感知することができるものである
。
エミッタ電圧が、以下に示す(1)式で表され、エミッ
タ電流が一定ならば温度のみに依存することを利用して
、トランジスタQ2のエミッタ端子の電圧をモニタする
ことにより温度変動を感知することができるものである
。
【0005】
【0006】ただし、VBEはベースエミッタ電圧、I
E はエミッタ電流、IS は飽和電流、kはボルツマ
ン定数、qは電荷、Tは温度である。
E はエミッタ電流、IS は飽和電流、kはボルツマ
ン定数、qは電荷、Tは温度である。
【0007】図3において、トランジスタQ1,Q2の
直流電流増幅率をhFEとし、それぞれのベース電流を
IB1,IB2、コレクタ電流をIC1,IC2、エミ
ッタ電流をIE1,IE2ととし、定電流源の電流値を
I0 とすると、トランジスタQ2のエミッタ電流IE
2は次式で表される。
直流電流増幅率をhFEとし、それぞれのベース電流を
IB1,IB2、コレクタ電流をIC1,IC2、エミ
ッタ電流をIE1,IE2ととし、定電流源の電流値を
I0 とすると、トランジスタQ2のエミッタ電流IE
2は次式で表される。
【0008】IE2=I0
したがって、トランジスタQ2のベースエミッタ電圧V
BE2 は次式で表される。
BE2 は次式で表される。
【0009】
【0010】次に、トランジスタQ1のエミッタ電流I
E1は次式で表される。
E1は次式で表される。
【0011】IE1 =I0 −IB2 ここで、
IB2は次式の値となる。
IB2は次式の値となる。
【0012】
【0013】したがって、トランジスタQ1のエミッタ
電流IE1は、次式で表される。
電流IE1は、次式で表される。
【0014】
【0015】また、トランジスタQ1のベースエミッタ
電圧VBE1 は次式で表される。
電圧VBE1 は次式で表される。
【0016】
【0017】(2),(3)式より出力端子電圧VOは
、次式に示すように温度に比例するので、温度センサと
して動作するというものであった。
、次式に示すように温度に比例するので、温度センサと
して動作するというものであった。
【0018】
【0019】(4)式から明らかなように、本回路はト
ランジスタQ1,Q2の直流電流増幅率hFE依存性を
有する。直流電流増幅率hFEが十分大きくない場合に
は、hFEの変動により出力端子電圧VOに誤差を発生
する。 一例として、MOS型半導体において、バイポーラトラ
ンジスタを形成し、これを図3の温度センサ回路のトラ
ンジスタQ1,Q2として用いる場合の直流電流増幅率
hFEは10程度である。この場合、直流電流増幅率h
FEが10%変動すると、出力電圧VOは数mV変動し
、温度に換算して、0.2〜0.5°C程度の誤差を発
生する。
ランジスタQ1,Q2の直流電流増幅率hFE依存性を
有する。直流電流増幅率hFEが十分大きくない場合に
は、hFEの変動により出力端子電圧VOに誤差を発生
する。 一例として、MOS型半導体において、バイポーラトラ
ンジスタを形成し、これを図3の温度センサ回路のトラ
ンジスタQ1,Q2として用いる場合の直流電流増幅率
hFEは10程度である。この場合、直流電流増幅率h
FEが10%変動すると、出力電圧VOは数mV変動し
、温度に換算して、0.2〜0.5°C程度の誤差を発
生する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の温度セ
ンサ回路は、出力端子電圧がトランジスタの直流電流増
幅率に依存するので、直流電流増幅率が変動すると温度
測定値出力に誤差を発生するという欠点があった。
ンサ回路は、出力端子電圧がトランジスタの直流電流増
幅率に依存するので、直流電流増幅率が変動すると温度
測定値出力に誤差を発生するという欠点があった。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の温度センサ回路
は、エミッタを第一の定電流源に接続した第一のバイポ
ーラトランジスタと、前記第一のバイポーラトランジス
タの前記エミッタに接続した電圧利得が一倍の緩衝増幅
器と、前記緩衝増幅器の出力をベースに入力しエミッタ
を第二の定電流源と出力端子に接続した第二のバイポー
ラトランジスタとを備えて構成されている。
は、エミッタを第一の定電流源に接続した第一のバイポ
ーラトランジスタと、前記第一のバイポーラトランジス
タの前記エミッタに接続した電圧利得が一倍の緩衝増幅
器と、前記緩衝増幅器の出力をベースに入力しエミッタ
を第二の定電流源と出力端子に接続した第二のバイポー
ラトランジスタとを備えて構成されている。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0023】図1は本発明の温度センサ回路の第一の実
施例を示す回路図である。
施例を示す回路図である。
【0024】本実施例の温度センサ回路は、図1に示す
ように、2個のNPN型のトランジスタQ1,Q2と、
トランジスタQ1のエミッタを正相入力端子に接続し出
力端子を抵抗R2と逆相入力端子に接続した演算増幅器
A1と、それぞれトランジスタQ1,Q2のベースに接
続された抵抗R1,R2と、それぞれトランジスタQ1
,Q2のエミッタに接続された定電流源I1,I2とを
備えて構成されている。トランジスタQ1,Q2のコレ
クタおよび抵抗R1の一端は接地され、定電流源I1,
I2は電源端子TSに接続され、トランジスタQ2のエ
ミッタに出力端子TOが接続されている。
ように、2個のNPN型のトランジスタQ1,Q2と、
トランジスタQ1のエミッタを正相入力端子に接続し出
力端子を抵抗R2と逆相入力端子に接続した演算増幅器
A1と、それぞれトランジスタQ1,Q2のベースに接
続された抵抗R1,R2と、それぞれトランジスタQ1
,Q2のエミッタに接続された定電流源I1,I2とを
備えて構成されている。トランジスタQ1,Q2のコレ
クタおよび抵抗R1の一端は接地され、定電流源I1,
I2は電源端子TSに接続され、トランジスタQ2のエ
ミッタに出力端子TOが接続されている。
【0025】次に、本実施例の動作について説明する。
【0026】従来例と同様に、図1において、トランジ
スタQ1,Q2の直流電流増幅率をhFEとし、それぞ
れのベース電流をIB1,IB2、コレクタ電流をIC
1,IC2、エミッタ電流をIE1,IE2ととし、定
電流源の電流値をI0 とすると、トランジスタQ2の
エミッタ電流IE2は次式で表される。
スタQ1,Q2の直流電流増幅率をhFEとし、それぞ
れのベース電流をIB1,IB2、コレクタ電流をIC
1,IC2、エミッタ電流をIE1,IE2ととし、定
電流源の電流値をI0 とすると、トランジスタQ2の
エミッタ電流IE2は次式で表される。
【0027】IE2=I0
したがって、トランジスタQ2のベースエミッタ電圧V
BE2 は従来例と同様に次式で表される。
BE2 は従来例と同様に次式で表される。
【0028】
【0029】次に、トランジスタQ1のエミッタ電流I
E1は、ベース電流IB1のトランジスタQ2のベース
に流れる分の電流が演算増幅器A1により遮断されるの
で、トランジスタQ2のエミッタ電流IE2と同様に次
式で表される。
E1は、ベース電流IB1のトランジスタQ2のベース
に流れる分の電流が演算増幅器A1により遮断されるの
で、トランジスタQ2のエミッタ電流IE2と同様に次
式で表される。
【0030】IE1=I0
したがって、トランジスタQ1のベースエミッタ電圧V
BE1 は次式で表される。
BE1 は次式で表される。
【0031】
【0032】ここで、演算増幅器A1は前述のように出
力が逆相入力にそのまま帰還しているので電圧利得が一
倍のバッファ増幅器として作用する。したがって、トラ
ンジスタQ1のエミッタ端子電圧と等しい電圧が演算増
幅器A1の出力端子に出力される。(5),(6)式よ
り出力端子電圧VOは、次式に示すように、直流電流増
幅率hFEに対する依存性はなくなる。したがって、本
実施例の回路は温度Tに完全に比例し誤差を含まない温
度センサとして動作することになる。
力が逆相入力にそのまま帰還しているので電圧利得が一
倍のバッファ増幅器として作用する。したがって、トラ
ンジスタQ1のエミッタ端子電圧と等しい電圧が演算増
幅器A1の出力端子に出力される。(5),(6)式よ
り出力端子電圧VOは、次式に示すように、直流電流増
幅率hFEに対する依存性はなくなる。したがって、本
実施例の回路は温度Tに完全に比例し誤差を含まない温
度センサとして動作することになる。
【0033】
【0034】次に、本発明の第二の実施例について説明
する。
する。
【0035】図2は本発明の温度センサ回路の第二の実
施例を示す回路図である。
施例を示す回路図である。
【0036】本実施例の前述の第一の実施例に対する相
違点は、温度センサであるバイポーラトランジスタをト
ランジスタQ1〜Q3の3段構成とし、これに伴なって
、演算増幅器A1と同様の演算増幅器A2と、定電流源
I3と、抵抗R3とを付加したことである。
違点は、温度センサであるバイポーラトランジスタをト
ランジスタQ1〜Q3の3段構成とし、これに伴なって
、演算増幅器A1と同様の演算増幅器A2と、定電流源
I3と、抵抗R3とを付加したことである。
【0037】本実施例の出力端子電圧VOは、次式に示
すように、第一の実施例と同様に直流電流増幅率hFE
に対する依存性はなく、電圧値が第一の実施例の場合の
1.5倍と大きくなる。
すように、第一の実施例と同様に直流電流増幅率hFE
に対する依存性はなく、電圧値が第一の実施例の場合の
1.5倍と大きくなる。
【0038】
【0039】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限られることなく種々の変形が可能で
ある。たとえば、NPNトランジスタの代りにPNPト
ランジスタを用い、電源の極性を逆にしても本発明の主
旨を逸脱しない限り適用できることは勿論である。
明は上記実施例に限られることなく種々の変形が可能で
ある。たとえば、NPNトランジスタの代りにPNPト
ランジスタを用い、電源の極性を逆にしても本発明の主
旨を逸脱しない限り適用できることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の温度セン
サ回路は、緩衝増幅器を複数のバイポーラトランジスタ
の段間に挿入することにより、前段のトランジスタのベ
ース電流のうちの次段のトランジスタのベースに流れる
分の電流が緩衝増幅器により遮断されるので、出力端子
電圧がトランジスタの直流電流増幅率と無関係となり誤
差を含まない安定な温度測定値出力が得られるという効
果を有している。
サ回路は、緩衝増幅器を複数のバイポーラトランジスタ
の段間に挿入することにより、前段のトランジスタのベ
ース電流のうちの次段のトランジスタのベースに流れる
分の電流が緩衝増幅器により遮断されるので、出力端子
電圧がトランジスタの直流電流増幅率と無関係となり誤
差を含まない安定な温度測定値出力が得られるという効
果を有している。
【図1】本発明の温度センサ回路の第一の実施例を示す
回路図である。
回路図である。
【図2】本発明の温度センサ回路の第二の実施例を示す
回路図である。
回路図である。
【図3】従来の温度センサ回路の一例を示す回路図であ
る。
る。
A1,A2 緩衝増幅器
I1〜I3 定電流源
Q1〜Q3 トランジスタ
R1〜R3 抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】 エミッタを第一の定電流源に接続した
第一のバイポーラトランジスタと、前記第一のバイポー
ラトランジスタの前記エミッタに接続した電圧利得が一
倍の緩衝増幅器と、前記緩衝増幅器の出力をベースに入
力しエミッタを第二の定電流源と出力端子に接続した第
二のバイポーラトランジスタとを備えることを特徴とす
る温度センサ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14284091A JPH04366737A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 温度センサ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14284091A JPH04366737A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 温度センサ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04366737A true JPH04366737A (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=15324838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14284091A Pending JPH04366737A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 温度センサ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04366737A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008058015A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Seiko Instruments Inc | 温度センサ回路 |
US7461974B1 (en) | 2004-06-09 | 2008-12-09 | National Semiconductor Corporation | Beta variation cancellation in temperature sensors |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP14284091A patent/JPH04366737A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7461974B1 (en) | 2004-06-09 | 2008-12-09 | National Semiconductor Corporation | Beta variation cancellation in temperature sensors |
JP2008058015A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Seiko Instruments Inc | 温度センサ回路 |
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