JPH01174358A - 圧扁フレーク状肉片の製造法 - Google Patents

圧扁フレーク状肉片の製造法

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JPH01174358A
JPH01174358A JP62335751A JP33575187A JPH01174358A JP H01174358 A JPH01174358 A JP H01174358A JP 62335751 A JP62335751 A JP 62335751A JP 33575187 A JP33575187 A JP 33575187A JP H01174358 A JPH01174358 A JP H01174358A
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meat
heating
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drums
heated
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Joji Sano
佐野 譲二
Shuichi Kawabata
秀一 川端
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規な圧扁フレーク状肉片の製造法に関する
(従来の技術) 従来、フレーク状肉片としては、一般にかつを節を削る
ことによって得ることが一般である。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の削り加工によりフレーク状肉片を製造することは
、生産性が低い。而もかかるけづり節様とでも称すべき
圧扁フレーク状肉片の製造が、魚介類、獣鳥肉類、きの
こ類などの広範囲の食品に可能となることが好ましく、
これにより、各種の好みに応じた「ダシ」や副食品など
として食卓に供することができることが望まれる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記従来の問題を解決すると共に上記の要望
を満足せしめると共に各種の食品原料からけづり節状製
品を生産効率良く得るようにした圧扁フレーク状肉片の
製造法を提供するもので、魚介類、獣鳥肉類、きのこ類
から選んだ少くとも1種類の原料を事前処理にした清浄
な肉塊に加工処理した後、該肉塊を1対の加熱加圧用ド
ラムを通し加熱加圧してドラム面に付着した不完全乾燥
状態のフィルム状に圧扁した後、該フィルム状肉をかき
取り部材でかき取ることを特徴とする。
(実施例) 本発明実施の1例を次に説明する。
本発明を実施するには、例えば、ジョンソンボイラ株式
会社のドラム乾燥装置を使用することができることを知
見した。該ドラム乾燥装置は、その主要部はジョンミル
ダーとして公知で主として、豆腐おから、緑茶、パパイ
ヤ、豆乳おから、バナナなどの植物性肉質原料を10%
以下の乾燥粉末食品の製造用に市販されている。
その構造は、左右1対の加熱加圧用ドラムを少許の間隙
を存して配設し、その各ドラム内に蒸気を導入し、5 
kg / c♂程度の飽和蒸気によりドラム面を150
℃程度の高温に加熱しておき、その1対の加熱加圧用ド
ラム間に前記の植物性原料を上方から原料供給機を介し
て供給し、この1対の互に反対方向に回転する加熱ドラ
ム間を通して圧潰すると共にドラム面にフィルム状に付
着せしめて一挙に10%程度以下に乾燥し、その各ドラ
ム面の外側に対向して設けたかき取り部材によりその乾
燥フィルムをかき取ることにより一挙にパウダー食品を
製造するものである。
この加熱加圧式ドラム乾燥装置を上記の方法によって、
魚介類や獣鳥類の切り身やきのこ類を前記の1対の加熱
加圧用ドラム間の上面に供給し、その上面から適当な抑
圧部材で押圧して加熱加圧ドラム間に押圧供給して約1
50℃の高温の該1対の加熱加圧用ドラム間で圧扁しド
ラム面に付着したそのフィルム状物をかき取り部材でか
き取るときは、その乾燥パウダーが得られるが、目的の
けづり節様の即ち圧扁フレーク状の肉片は得られなかっ
た。
本発明者等は、種々検討し試験研究の結果、これらの動
物性肉質原料及びきのこ類は、該1対の加熱加圧用ドラ
ム内に供給される蒸気圧を2.5kg/cIIIに下げ
ドラム面の温度を約130℃に下げて、加熱加圧するこ
とにより不完全乾燥状態の圧扁フィルム状としたものを
かき取るときは、粉末状にならず、その原料の全部又は
その大部分はけづり節様の圧扁フレーク状製品に得られ
ることを知見した。又、意外なことには、このように−
旦不完全乾燥した圧扁フレーク状品は、次で、これを蒸
気圧を5kg/cJ(約150℃)の高温の加熱加圧用
ドラム間を通し、且つかき取っても粉状にならず、圧扁
フレーク状を維持しながら乾燥製品が得られることが知
見された。従って、半乾燥圧扁フレーク状製品は、保存
のため、密封包装する前に、乾燥処理する場合、熱風乾
燥などの手段でもよいが、迅速に大量の乾燥製品を生産
する場合に、或いは必要に応じその圧扁状態を複数工程
で行なった方がよい場合には、加熱加圧用ドラムにより
乾燥せしめることが好ましい。
この複数回の1対の加熱加圧用ドラムによる圧扁フレー
ク状乾燥製品を製造するには、少くとも2対の該ドラム
を前後に配設し、その第1の加熱加圧用ドラム対は、半
乾燥の圧扁製品の製造に、残る少くとも1対の加熱加圧
用ドラムを完全乾燥の圧扁製品に使用し、連続的に乾燥
圧扁フレーク状製品を迅速に大量生産するようにするこ
とが好ましい。ここで、不完全乾燥は、多くの場合、原
料の含有水分の半分位の加熱加圧による貯水を行なうこ
とが一般で、その乾燥は、保存に適する水分5〜15%
の範囲にすることが一般であるが、「するめ」のように
19%前後でも乾燥状態で保存できるように、原料の種
類により乾燥度が異なる場合もある。尚、ドラムの回転
数、ドラム間の間隙などは所望に変えることができる。
次に更に、本発明の実施例を詳細に説明する。
下記の表に示す各種原料を夫々前処理した適当な大きさ
、重量の肉塊を、蒸気圧2.5kgで加熱された半乾燥
用の1対の加熱加圧ドラム間の間隙0.1〜0.15+
nmに、適当な押圧部材により押圧供給して通して回転
数5.6r、p、mの割合で互に反対方向に回転する該
1対のドラムにより加圧加熱してその各ドラム面にフィ
ルム状の圧扁シートに付着せしめ、そのドラムの外周面
に摺接せしめたかき取り部材によりそのフィルム状を掻
き取り落下せしめて、その下方の1対の受器により受け
とるようにした。然るときは、該表の各欄に示すような
該受器内に、大部分が不完全乾燥状態の圧扁フレーク状
食品が得られた。
次に、かくして得られた圧扁フレーク状食品は、保存し
得るように乾燥するため、隣接して設けた同様の1対の
加熱加圧ドラムを、内部に5 kg / c−の蒸気圧
をもつ約150℃に加熱された状態に準備した後、該圧
扁フレーク状食品を通してこれを加圧加熱乾燥した後、
かき取り、その下方の1対の受器内に、圧扁フレーク状
の維持された乾燥製品が得られた。
比較のため、同じ夫々の原料の前処理ずみの肉塊を、初
めから、蒸気圧5 kg / cdとしたドラム面の温
度が約150℃に加熱された1対の加熱加圧用ドラムに
通して、−挙に加圧乾燥し、そのドラム面に付着したそ
のフィルム状物をかき取り部材によりかき取った。然る
ところ、その下方の1対の受器には、殆どが粉末状の食
品が得られるのみで、圧扁フレーク状の食品は得られな
かった。
一  8 − (註) 原料の前処理は次のように行い検体を得た。
化イカ:内蔵・皮を取り水洗したもの(皮つき)生鮭フ
イレー(切身):冷凍の鮭を3枚におろし皮と骨をとっ
たもの (血合はそのまま) ボイル鮭フイレー:冷凍の鮭を3枚におろし皮と骨をと
ったものを100℃ のボイル水で8〜10分処理 し且つ血合を取ったもの 生イワシ二頭、内蔵をとったもの ボイルイワシ:頭、内蔵を抜き90〜100℃、10分
間ボイル処理したもの 生ホタテ貝−貝柱のみとしたもの ボイルホタテ貝:貝柱のみとし たものを90〜100℃、10分間ボ イル処理したもの 尚、ドラムの回転数を毎分1回転程度とすると、不法に
よれば10%以下の含有水分の乾燥製品が得られ、通常
これを袋に密封して製品とする。
上記から明らかなように、原料肉を比較的低温の加熱加
圧により一旦不完全乾燥処理したものは圧扁フレーク状
として得られるに対し、比較的高温の加熱加圧により一
挙に乾燥したものは粉状となり、目的とする圧扁フレー
ク状製品が得られないことか分る。又−旦不完全乾燥処
理した圧扁フレーク状肉片は、次で、高温の加熱加圧処
理を施しても圧扁フレーク状を維持して迅速に乾燥製品
かえられることが分る。
尚、ドラムの加熱は、上記による他、通気加熱などの他
の加熱手段によってもよい。
(発明の効果) このように本発明によるときは、魚介類、獣鳥肉類、き
のこ類から選んだ少なくとも1種類の原料肉を、加熱加
圧ドラムを通して不完全乾燥とするので、圧扁フレーク
状食品が得られ、各種の肉類のけづり節様薄片が得られ
てだしを取るため或いはおかず、つまみなどして多種多
用の食品を製造し得られ、従来の粉状製品乾燥機を使用
して経済的且つ容易迅速に得られ、又更に乾燥用加熱加
圧ドラムを通すときは、保存に適した乾燥製品が迅速に
得られる等の効果を特する 特許 出 願 人  有限会社 用秀商店同     
上      佐   野   譲   二代    
 理     人   北   村   欣   −外
3名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、魚介類、獣鳥肉類、きのこ類から選んだ少くとも1
    種類の原料を事前処理にした清浄な肉塊に加工処理した
    後、該肉塊を1対の加熱加圧用ドラムを通し加熱加圧し
    てドラム面に付着した不完全乾燥状態のフィルム状に圧
    扁した後、該フィルム状肉をかき取り部材でかき取るこ
    とを特徴とする圧扁フレーク状肉片の製造法。 2、魚介類、獣鳥肉類、きのこ類から選んだ少くとも1
    種類の原料を事前処理にした清浄な肉塊に加工処理した
    後、該肉塊を1対の加熱加圧用ドラムを通し加熱加圧し
    てドラム面に付着した不完全乾燥状態のフィルム状に圧
    扁した後、該フィルム状肉をかき取り部材でかき取り、
    次で該かき取りにより得られた圧扁フレーク状肉片を、
    上記より高温に加熱された1対の加熱加圧ドラムを通し
    加熱加圧して保存に適する乾燥状態に乾燥することを特
    徴とする圧扁フレーク状肉片の製造法。
JP62335751A 1987-12-28 1987-12-28 圧扁フレーク状肉片の製造法 Expired - Lifetime JPH0673436B2 (ja)

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