JPH011715A - ロ−ル用樹脂の製造方法 - Google Patents

ロ−ル用樹脂の製造方法

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Publication number
JPH011715A
JPH011715A JP62-156544A JP15654487A JPH011715A JP H011715 A JPH011715 A JP H011715A JP 15654487 A JP15654487 A JP 15654487A JP H011715 A JPH011715 A JP H011715A
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JP
Japan
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resin
rolls
roll
temperature
bis
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JP62-156544A
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JPS641715A (en
Inventor
和夫 山田
裕治 斉藤
昭良 井上
高岡 泰弘
善二郎 小柳津
裕 鈴木
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株式会社 金陽社
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Application filed by 株式会社 金陽社 filed Critical 株式会社 金陽社
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Publication of JPS641715A publication Critical patent/JPS641715A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙、布、磁気テープ等の薄層材料の圧締お工
び艶出し仕上げに適したロール用樹脂の製造方法に関す
る。
〔従来の技術および問題点〕
従来、樹脂ロールは、紙、布、磁気テープ等の薄層材料
の圧締や艶出し加工においてカレンダー用ロールやプレ
スロール等として使用されている。
例えばカレンダー加工や圧締に使用される樹脂製カレン
ダーロールは、金属ロールと対向させ、これらの加圧回
転下に薄層材料を通過させて使用されており、薄紙を製
造する製紙業や、布を加工すル#!維業や磁メ記録媒体
としての磁ステープ製造業における製品の高品質化に伴
い、カレンダー用ロールとして使用されるロール用樹脂
の硬度、耐熱性等の材質に対する要求も高度なものとな
ってきた。
この工うなロール用樹脂は、使用時におけるシ、アーD
硬度が80〜97程度であり、耐熱性に優れ、特に使用
温度にともなう硬度の変動(温度依存性)が少ないもの
が好ましい。しかし、従来使用されているロール用樹脂
は、有機材料であるため、温度上昇に伴い硬度が低下す
るため、使用中に変形してしまい良好な圧締や艶出し加
工ができないと同時にロールの耐久性において満足でき
るものではなかった。
このような問題点を解決する樹脂ロールとしてイソシア
ネート基含有率20重量−以上の芳香族ポリイソシアネ
ートを70重iチ以上含有してなるポリイソシアヌレー
ト圀脂形成用注型材を用い注型後加熱キーアーさせるこ
とにエリ得られる樹脂ロール(特開昭61−11261
2号公報参照)等が提案され、高硬度で温度依存性の改
善が図られたが、締圧限界を越え破壊する際に、樹脂ロ
ール破片が飛散するために作業者の危険をまねくという
問題点を有し、未だ充分に満足できるものではなかった
〔問題点を解決するための手段〕
このような状況に鑑み、本発明者らは、高硬度で強靭性
があり、弾性の一定温度までの温度依存性が少なく、一
定温度以上で急激な弾性低下をすると同時に耐圧性に優
れしかもロール破断時に樹脂ロール破片が飛散しないロ
ール用樹脂を得るべく鋭意研究を重ねた結果、芳香族ポ
リアミンと特定の有機イソシアネート環状トリマーとを
組み合わせることにより従来に72い優れた物性を有す
るロール用樹脂が得られることを見出し、本発明を完成
するに至った。即ち本発明は、芳香族ポリアミンと脂肪
族ポリイソシアネートの環状トリマーとを反応させるこ
とを特徴とするロール用樹脂の製造方法に関するもので
ある。
本発明の方法で使用する芳香族ポリアミンは具体的には
例えば、4.4’−メチレン ビスアニリン、4.4′
−メチレン ビス(2−クロロアニリン)、4.4′−
メチレン ビス(2,3−ジクロロアニリン)、4.4
’−7’チレン ビス(2−メチルアニ+J 7 )、
4.4′−メチレン ビス(2−エチルアニリン)、4
.4′−メチレン ビス(2−イソグロビルアニリン)
 、 4.4’−メチレン ビス(2,6−ヅメチルア
ニリン)、4.4′−メチレン ビス(2,6−ジクロ
ロアニリン)、4.4’−メチレン ビス(2−エチル
−6−メチルアニリン)、4.4’−メチレン ビス(
2−クロロ−6−メチルアニリン)等のソアミノソフェ
ニルメタ/系の芳香族ジアミン、1,3−ゾロパンツオ
ール ビス(4−アミノベンゾニー))、1.4−ブタ
ンジオール ビス(4−アミノベンゾエート)等のアル
キレングリコール ビス(アミノベンゾエート)系の芳
香族ソアミン、ジエチレングリコール ビス(4−アミ
ノベンゾエート)、テトラエチレングリコール ビス(
4−7ミノベンゾエート)、ポリテトラメチレングリコ
ール ビス(4−アミノベンゾエート)、ポリエチレン
グリコール ぎス(4−アミノベンゾエート)等のアル
キレンエーテルグリコール ビス(アミノベンゾエート
)系の芳香族ソアミン、4−クロロ−3,5−ソアミノ
安息香酸イソプロピ/l/、4−クロロ−3,5−ノア
ミノ安息香酸イソブチル等のアミノ安息香醸エステル系
芳香族ソアミン等が挙げられ特に好ましいものとして4
,4′−メチレン ビス(2−クロロアニリン)、1.
3−7’ロパンソオール ビス(4−アミノベンゾエー
ト)、ポリテトラメチレングリコール ビス(4−アミ
ノベンゾエート)または4,4′−メチレン ビス(2
−クロロアニリン)とポリテトラメチレングリコール 
ビス(4−アミノベンゾニー))08合物が挙げられる
。また活性水素を有する例えばブタンジオール等のポリ
オールも使用できる。
また、本発明の方法で使用する脂肪族ポリイソシアネー
ト環状トリマーは、ヘキサメチレン−1,6−ジイソシ
アネート、2,2.4− )リメチルへキサメチレン−
1,4−ツインシアネート、4−インシアネートメチル
−1,8−オクタメチレンジイソシアネート、1.3t
6−へキサメチレントリインシアネート等の脂肪族ポリ
イソシアネートを公知の方法に従い三量化触媒を添加す
ることにより三量化して合成される環状トリマー(イン
シアヌレート)が挙げられ、特に好筐しいものとしてヘ
キサメチレン−1,6−ジイソシアネートの環状トリマ
ーが挙げられる。これらの脂肪族ポリイソシアネートの
環状トリマーは前記の脂肪族ポリイソシアネートを三量
化触媒を使用して生成させたものをそのまま使用しても
よく、または単離して使用してもよい。また三量化触媒
として具体的には例えば、炭素数が2〜12のカルボン
酸のアルカリ金属塩(酢酸カリウム、fロピオン酸カリ
ウム。
2−エチルへキサン酸カリウム、安息香酸ナトリウム等
)、炭素数が13以上のカルボン酸のアルカリ金属塩(
オレイン酸ナトリウム、リルン酸カリウム等)、ナトリ
ウムフェルレートのようなカルがン酸以外の弱酸のアル
カリ金属塩などの塩基性物質、ナトリウムメトキシド、
ベンジルトリメチルアンモニウムヒドロキシド、アルカ
リ土属水酸化物等の強塩基性物質、サリチルアルデヒド
とカリウムのキレート化合物で代表されるキレート化合
物、ナフテン酸カルシウム、ナフテン酸鉛。
カプリル酸鉛などのカルノン酸のアルカリ金属塩以外の
金属塩、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリ
ブチルアミン、N−メチルモルホリン、 N、N’−ノ
エチルビペラジン、 2,4.6− )リス(ツメチル
アミノメチル)フェノール、 N、N’、N”−トリス
(ノアルキルアミノアルキル)へキサヒドロ−3−トリ
アノン等の三級アミン類、特願昭58−12671号に
記載されているようなアジリジニル化合物および三級ア
ミン類および/またはアノリソニル化合物助触媒(フェ
ノール類、エポキシ化合物、アルキルカーゴネート類な
ど)の組み合わせ等が挙げられる。
本発明の製造方法に従いロール用樹脂を製造するには、
具体的には次のようにして製造する。すなわち前記芳香
族ポリアミンをその融点!QIO〜20℃高い温度で完
全に溶融し、次いでこれを50℃以上の温度で溶融し液
状化した脂肪族ボリイソンアネー) 3JJ状トリマー
の所定量に加え良く混合する。このときの前記芳香族ポ
リアミンと脂肪族ポリイソシアネート環状トリマーとの
混合割合は、通常アミノ基とインシアネート基との当量
比が0.90〜1.10好ましくは1.00へ1.05
の範囲で混合する。その後この混合液′t−10〜20
−Hgの減圧下で十分脱泡し、100へ140℃に予熱
した金型に注入し、約1時間成形した後脱型し、同温度
でさらに23時間後硬化し、次いで室温にて1週間コン
rイショニングすることにより目的とするロール用樹脂
全製造することができる。
また本発明の方法においては必要に応じ、ポリウレタン
の分野で通常使用されているトリエチルソアミン、ソア
デピシク口ウンデセン、ソプチルスズソラウレート、ス
タナスオクテート等の反応触媒、ポリウレタンニジスト
マーお工びゴム分野で通常使用されている酸化防止剤、
紫外綜吸収剤。
着色防止剤、加水分解防止剤、防黴剤、難燃剤。
着色剤、増量剤、充填剤などをその樹脂の用途に応じて
適宜添加することができる。
〔発明の効果〕
本発明の製造方法により得られるロール用樹脂は、高硬
度1強靭で耐熱性に優れ、使用温度にともなう研度の変
動(温度依存性)が少ないものである。即ち温度140
℃線圧300ψらで初めて破断状態に至り、さらにその
破断時の伸びが数十%を有することにLり破壊して飛散
することがなく作業者の危険を招くことのないという優
れた特性を有するものである。
〔実施例〕
以下に実施例により、本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 120℃で加熱溶融した4、4′−メチレン ビス(2
−クロロアニリン)66.1重量部を、50℃に予熱し
たコロネー) E H(商品名9日本ポリウレタン工業
株式会社製のへキサメチレン−1,6−ヅイソシアネー
トの環状トリマー、 NCO含有[21′M量チ)10
0重景重量混合し、10〜20m1匂の減圧下で脱泡し
100℃に予熱した金型に注入し、同温度で1時間硬化
した。次いで金型エリ脱型し、さらに100℃で23時
間後硬化した。その後室温で7日間コンデンヨニングし
、ロール用樹脂を得た。尚、この組成によるアミ7基と
インシアネート基の当量比は1.01とした。
このロール用樹脂のポリマー物性はJISK−6301
に準じて測定した。その結果を表1に示す。
実施例2 実施例1の4.4′−メチレン ビス(2−クロロアニ
リン)に代えて4−クロロ−3,5−ノアミノ安息香酸
イソブチル60重量部を使用した以外は、実施例1と同
様に行いロール用樹脂を得た。その物性測定結果を表1
に示す。
実施例3 実施例1の4,4′−メチレン ビス(2−クロロアニ
リン)に代えて1,3−プロパンツオール ビス(4−
アミノベンゾエート) 77.71廿部を使用した以外
は、実施例1と同様に行いロール用樹脂全得た。その物
性測定結果を表1に示す。
実施例4 実MPJIの4,4′−メチレン ビス(2−クロロア
ニリン)に代えてテトラエチレングリコールビス(4−
アミノベンゾニー))11.9重量部を使用した以外は
実施例1と同様に行いロール用樹脂を得た。その物性測
定結果を表1に示す。
実施例5 実1% 例1の4,4′−メチレン ビス(2−クロロ
アニリン)に代えて4,4′−メチレン ビス(2−ク
ロロアニリン)64.5重量部とポリテトラメチレング
リコール ビス(p−アミノベンゾエート)(平均分子
[1237)7.2重量部の混合物を使用した場外は実
施例1と同様に行いロール用樹脂を得た。その物性測定
結果を表1に示す。
比較列1 ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート100
重量部にデスモフェン2020(商品名)9イニル製、
ポリへキサメチレンカー−?ネートジオール、水酸基価
56.2 ) 603!tk部を60℃で溶融混合した
この混合物に05重量部のN、N’ eW’−ト+)ス
(ジメチルアミノプロピル)へキサヒドロ−8−) I
Jアヅンを加え、激しく攪拌混合し、10〜20tmH
Hの減圧下で脱泡し金型に注型し140℃で2時間硬化
した。次いで金型から脱型し、さらに180℃で4時間
後硬化した。その後室温で7日間コンディショニングし
ロール用樹脂″f:得た。
その物性測定結果を表1に示す。
比較例2 ポリキュアI C−701(商品名、三洋化成工業製、
耐熱・耐衝撃性ポリウレタン樹脂、インシアネート成分
)90重量部に予め触媒A(三洋化成工業製耐熱・耐衝
撃性ポリウレタン樹脂、インシアネート五景化触媒)を
0.5重量部混合しであるポリキュア5V−101(商
品名、三洋化成工業製。
耐熱・耐衝撃Mポリウレタン樹脂、ポリオール成分)1
0重量部を50℃で加熱混合し10〜20mHHの減圧
下で脱泡し60℃に予熱した金型に注入し同温度で一時
間硬化した。次いで金型エリ脱型し150℃で5時間後
硬化した。その後室温で7日間コンディショニングしロ
ール用樹脂を得た。
その物性測定結果を表1に示す。
実施例6(樹脂ロールの製造例) 接着剤としてConap 1146 (商品名、 Co
nap社製フェノール系接着剤)を塗布した鉄芯を貫通
させた注型用モールド内へ、実施例1〜5.比較例1お
工ひ比較例2の注型材を注入し、所定の硬化条件にエリ
硬化を完了させ、生成した硬化物を上記モールドから取
り出し、常法に工り表面研磨仕上げを行った。その後7
日間コンディジ、ニングをし、実施例1〜5.比較例1
おLび比較例2のロール用樹脂で被覆した鉄芯直径14
0m5ロール1a160■、ロールl1ulOO鱈の樹
脂ロールを得た。
上記のロールをそれぞれ表面温度がコントロールできる
金属ロールと組み合わせ、ロール回転テストを行った。
テスト条件は、初め回転数を40 Orpm +金属ロ
ール温度は初め40℃エリ20℃ずつ増大させ、1つの
温度について圧力(線圧、以下同様の意味を示す。)は
50 kg7cmより50ゆ偽ずつ増大させ、1つの圧
力について2時間ずつ印加し、300kli/=mまで
行った。次に回転数を80 Orpmとし、金属ロール
温度及び圧力については回転数400rpmの場合と同
様として、それぞれのロール用樹脂で被覆されたロール
の被覆が破壊に至るまで試験を行いその破壊の状態を観
察した。
それぞれのロールについて破壊に至った試験条件お工び
破壊状況を表1に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 芳香族ポリアミンと脂肪族ポリイソシアネートの環状ト
    リマーとを反応させることを特徴とするロール用樹脂の
    製造方法。
JP62-156544A 1987-06-25 ロ−ル用樹脂の製造方法 Pending JPH011715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-156544A JPH011715A (ja) 1987-06-25 ロ−ル用樹脂の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-156544A JPH011715A (ja) 1987-06-25 ロ−ル用樹脂の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS641715A JPS641715A (en) 1989-01-06
JPH011715A true JPH011715A (ja) 1989-01-06

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