JPS621714A - 熱硬化性樹脂の製造方法 - Google Patents

熱硬化性樹脂の製造方法

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JPS621714A
JPS621714A JP60140491A JP14049185A JPS621714A JP S621714 A JPS621714 A JP S621714A JP 60140491 A JP60140491 A JP 60140491A JP 14049185 A JP14049185 A JP 14049185A JP S621714 A JPS621714 A JP S621714A
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敏夫 鈴木
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収 鈴木
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聡 天野
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靖雄 今城
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐熱性及びNm性と高い強度とを有し。
加工性にも優れた新規な熱硬化性樹脂及びその製造方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
公知の高分子化合物であるポリカルボジイミド。
特に芳香族ポリカルボジイミドは、全般的にかなり耐熱
性の高い化合物として知られているが、高分子量のポリ
カルボジイミドでさえ200℃前後の温度で若干軟化す
るものであるというように、該ポリカルボジイミドを硬
化させるためには長時間にわたる加熱を必要とし、従っ
て、ポリカルボジイミドは到底実用的な熱硬化性樹脂と
はいえなかった・ 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記のようにポリカルボジイミドが熱硬化性樹脂として
実用できないのは、これを硬化させるためにはカルボジ
イミド結合自体の重合を充分に進行させる必要があり、
そのため硬化樹脂を得るのに高温での加熱と長い時間と
を要するからである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述した従来技術の難点を解消して、ポリカル
ボジイミド自体の持つ高い耐熱性と高い強度とを損なう
ことなく、しかも加工性に富む熱硬化性樹脂とその製造
方法を提供することを目的としてなされたもので、本発
明の熱硬化性樹脂は、ポリカルボジイミドと、分子中に
エポキシ基を有する化合物の一種以上とを反応させて得
られることを特徴とするものであり、その製造方法は、
ポリカルボジイミドと9分子中にエポキシ基を有する化
合物とを、適宜温度に加熱することを特徴とするもので
あるか、又は、一種以上の有機ポリイソシアネートと、
一種以上の、イソシアネートのカルボジイミド化を促進
する触媒と、一種以上の、分子中にエポキシ基を有する
化合物を含む組成物を、適宜温度に加熱することを特徴
とするものであるか、或いは、一種以上の有機ポリイソ
シアネートと、一種以上の有機モノイソシアネートと、
一種以上の、イソシアネートのカルボジイミド化を促進
する触媒と、一種以上の、分子中にエポキシ基を有する
化合物とを含む組成物を適宜温度に加熱することを特徴
とするものである。
以下に本発明の詳細な説明する。
上記した本発明の構成における「ポリカルボジイミド」
とは、分子中に多数のカルボジイミド結合を有する高分
子化合物であって、この化合物自体は公知である。
而して、分子中に2以上のカルボジイミド結合を有する
上記ポリカルボジイミドは、例えば、有機ポリイソシア
ネートから、イソシアネートのカルボジイミド化を促進
する触媒の存在下に製造することができ、この場合の有
機ポリイソシアネー1−とじては、2.4−トリレンジ
イソシアネート、2゜6−トリレンジイソシアネート、
2,4−と2,6−トリレンジイソシアネートの混合物
、粗トリレンジイソシアネート、粗メチレンジフェニル
ジイソシアネート、4.4’、4’″−トリフェニルメ
チレントリイソシアネート、4,4′−ジメチルジフェ
ニルメタン−2,2’−5,5’−テトライソシアネー
ト、キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレン−1,
6−ジイソシアネート、リジンジイソシアネートメチル
エステル、水添メチレンジフェニルイソシアネート、m
−フェニレンジイソシアネート、ナフチレン−1,5−
ジイソシアネート、l−メトキシフェニル−2,4−ジ
イソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソ
シアネート、4,4′−ビフェニレンジイソシアネート
、3,3′−ジメトキシ−4,4″−ビフェニルジイソ
シアネート、3,3′−ジメチル−4゜4′−ビフェニ
ルジイソシアネート、3.3′−ジメチルジフェニルメ
タン−4,4′−ジイソシアネート、イソホロンジイソ
シアネートや、これらの有機ポリイソシアネートを多官
能性活性水素化合物に対し化学量論的に過剰に用いて°
得られる所謂末端イソシアネートプレポリマーを例示す
ることができるが、中でも末端に2以上のイソシアネー
ト基を有する有機ジイソシアネートの一種以上を、脱炭
酸することにより重縮合せしめた線状のものが成型性の
点で優れている。
又、ポリカルボジイミドは、その分子量を、有機モノイ
ソシアネートの一種以上を用いて重縮合を停止させる等
することにより制御したものが熱溶融性の点で優れてい
て、このようにポリカルボジイミドの末端を封止してそ
の分子量を制御するための有機モノイソシアネートとし
ては、フェニルイソシアネート、(オルト、メタ、パラ
)−トリルイソシアネート、ジメチルフェニルイソシア
ネート、シクロヘキシルイソシアネート、メチルイソシ
アネート、クロロフェニルイソシアネート、トリフルオ
ロメチルフェニルイソシアネート、ナフチルイソシアネ
ート等を例示することができる。
尚、イソシアネートのカルボジイミド化を促進する触媒
には種々のものが使用できるが、1−フェニル−2−ホ
スホシン−1−オキシド、3−メチル−2−ホスホシン
−1−オキシド、1−フェニル−2−ホスホシン−1−
スルフィド、l−エチル−2−ホスホシン−1−オシキ
ト、l−エチル−2−ホスホシン−1−オキシドやこれ
らの3−ホスホレン異性体等が収率その他の面で好適で
ある。
一方、前記ポリカルボジイミドと反応させて本発明熱硬
化性樹脂を得るための化合物としては、分子中にエポキ
シ基を有するものであれば全て用いることができるが、
エピクロルヒドリン、フェニルグリシジルエーテル、ス
チレンオキシド等の一官能性エポキシ化合物、ビスフェ
ノールのジグリシジルエーテル及びその誘導体、レゾル
シノールのジグリシジルエーテル、ブタンジオールのジ
グリシジルエーテル、ノボラック型フェノールのグリシ
ジルエーテル及びその誘導体等のグリシジルエーテル類
、フタル酸グリシジルエステル等のグリシジルエステル
類、付−ジグリシジルアニリン、p−7ミノフエノール
のグリシジルエーテル等のグリシジルアミン類の一種以
上を例示することがで、きる(以下エポキシ化合物と略
す)。
本発明熱硬化性樹脂は、前記ポリカルボジイミドと前記
エポキシ化合物の一種以上とを反応させることにより得
られるものであるが、より短時間にこの熱硬化性樹脂を
得るためには、例えば100℃以上300℃以下の温度
に加熱すれば良い。
一方、上述した本発明熱硬化性樹脂は、例えば。
次に述べるような本発明方法により製造することができ
る。
まず1本発明方法の−は、ポリカルボジイミドを予め調
製しておき、これとエポキシ化合物とを混合して適宜温
度に加熱するものであり、この方法において使用される
ポリカルボジイミドは、前述したように例えばイソシア
ネートのカルボジイミド化を促進する触媒の一種以上を
使用する等して、有機ポリイソシアネートから実質的に
生ゼしぬれば良く、又、この際有機モノイソシアネート
を共存させることにより分子量を規制したものであって
も良いことは勿論である。
又、ポリカルボジイミドとエポキシ化合物とを反応させ
るにあたり、例えばジアザビシクロオクタン、ベンジル
ジメチルアミン、ジメチルアミノフェノール、ペンタア
ルキルジエチレントリアミンのような、分子中に少なく
とも一の第三級窒素原子を有する化合物を、好ましくは
0.1重量%乃至10重量%加えれば、当該両化合物の
硬化反応速度を高められることが判明している。
ポリカルボジイミド化反応は、カルボジイミド化触媒の
存在下、無溶媒又は適当な溶媒を用いて行うことができ
、若しポリカルボジイミド化を溶液中で行うなら2反応
生成物、即ちポリカルボジイミドを直ちに粉末として取
り出すことができるので、これをエポキシ化合物と混合
すれば良いのであるが、無溶剤下で行うときは、固体樹
脂状物として得られるから、エポキシ化合物と混合する
には何等かの方法で粉砕する必要がある。
尚、繊維質補強剤、粉末充填剤などは、いずれの段階で
も配合することができ、又、ポリカルボジイミドは適当
な溶剤例えばトリクレン、THF。
キシレン、DMF、DMSO等による溶液とすることが
できるから、これに前記エポキシ化合物を配合してワニ
スとして用いることも可能であり、自明のことであるが
、該ワニスよりフィルムを形成せしめることは、もちろ
ん可能である。
更に、エポキシ化合物を共存させたポリ力ルボジイミド
には、繊維質補強材、粉末又は結晶状充填材を配合する
こともでき、ポリカルボジイミドに該充填材を配合した
後にエポキシ化合物と共存せしめてもよく、液状エポキ
シ化合物とポリカルボジイミドを共存させ、繊維質補強
材に含浸せしめればプリプレグシートとすることもでき
る。
又、他の本発明方法は、前述した一種以上の有機ポリイ
ソシアネートと、一種以上のカルボジイミド化触媒と、
一種以上のエポキシ化合物とを適宜割合で包含する組成
物を調製し、該組成物を適宜温度に加熱するものであり
、この方法においては、反応系中で有機ポリイソシアネ
ートが、カルボジイミド化触媒の存在下まず実質的にポ
リカルボジイミドに変化し、これにエポキシ化合物が反
応することになる。
更に残る本発明方法は、一種以上の有機ポリイソシアネ
ートと、一種以上の有機モノイソシアネートと、前記カ
ルボジイミド化触媒およびエポキシ化合物とを適宜割合
で包含する組成物を調製し。
この組成物を適宜温度に加熱するものであり、この方法
においては反応系中で有機ポリイソシアネートと有機モ
ノイソシアネートとから実質的に分子量の規制されたポ
リカルボジイミドが生成し。
これにエポキシ化合物が反応することになる。
尚、有機モノイソシアネートは、始めから共存させても
良く、成る程度ポリカルボジイミド化反応が進行してか
ら加えるようにしても良い。
而して、いずれの場合も有機イソシアネート化合物等の
ポリカルボジイミド化に際し、分子中にエポキシ基を有
する化合物が共存することになるが、この場合、エポキ
シ基の有機ポリイソシアネート及び有機モノイソシアネ
ートに対する反応性が非常に低ければ前記触媒の存在下
では優先的進行するため、反応の進行自体に支障はない
ものと考えられる。
カルボジイミド化反応が進行するのに伴い炭酸ガスが発
生するので、もし最終製品として発泡体を希望するなら
ば1発生する炭酸ガスを系内に分散保持せしめれば良く
、必要であれば、ポリアルコキシシリコーン等の気泡安
定剤を配合すれば良く、この段階で繊維質補強材、粉末
又は結晶状充填剤を配合することもできる。
更に、前記した分子中に少なくとも一の第三級窒素原子
を有する化合物の一種以上を併用すれば、生成するポリ
カルボジイミドとエポキシ化合物との硬化時間を短縮す
ることができる。
〔発明の作用及び効果〕 本発明熱硬化性樹脂は、前述したようにポリカルボジイ
ミドとエポキシ樹脂との反応により得られるものである
が、その最大の特徴は高い強度と耐熱性にある。
即ち、前述のようにポリカルボジイミドは公知の高分子
化合物であり、特に芳香族ポリカルボジイミドはかなり
耐熱性の高いものとして知られているが、本発明の熱硬
化性樹脂は、このポリカルボジイミドの持つ高耐熱性を
何等損うことのないものだからである。
更に、硬化に伴なうガスが発生しないため非常に緻密、
且つ、高強度を有する成型品が容易に得られるという効
果もある。
以下に、本発明の実施例を述べる。
■末端がフェニル基であるポリカルボジイミド(数平均
分子量約2500) 100 g、フェニルグリシジル
エーテルを十分に混合する。得られた混合物を150℃
5分間加圧成型した後に200℃で更に10分間加圧す
ることにより、濃赤色の樹脂成型品を得た。
このものの物性は次の通りであった。
密   度        1.19g/ff1曲げ強
度      450kg/aJ■末端にp−トリル基
を有するポリカルボジイミド(数平均分子量約2000
) 100 g、ビスフェノールAのジグリシジルエー
テル100gを十分に混合したのち、ジアザビシクロオ
クタン1gを加え更に混合する。得られた粉末状樹脂を
180℃、10分間加圧成型することにより赤黄色樹脂
成型品を得た。
このものの物性は次の通りであった。
密   度         1.21g/c!曲げ強
度      474kg/c+(■4,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート125g、2.4−トリレ
ンジイソシアネートを65%含む2゜4−及び2.6−
 トリレンジイソシアネートの混合物87gを十分に混
合した後、3−メチル−1−フェニル−2−ホスホシン
−1−オキシド0.2gを加える。
このものを120℃で2時間処理することにより発泡体
を得、この発泡体をボールミルで48時間粉砕した後に
ノボラック型0−クレゾールのグリシジルエーテル(エ
ポキシ当量210)35 gを加え、更にボールミルで
48時間混合する。このようにして得られた混合物を1
00°Cで5分間加圧した後、200℃で10分間加圧
成型することにより濃赤色樹脂成型品を得た。
このものの物性は次の通りであった。
密   度         L23g/a1曲げ強度
      483kg/aI■粗メチレンジフェニル
ジイソシアネート140 g、フェニルイソシアネート
50g、フタル酸ジグリシジルエーテル −l−エチル−2−ホスホシン−1−オキシド0.2g
をよく混合し、120℃で1時間処理することにより、
樹脂状発泡体を得た。この発泡体100 gと炭酸カル
シウム30gをボールミルで24時間混合し、得られた
混合物を180℃で15分間加圧成型することにより樹
脂硬化物成型品を得た。
このものの物性は次の通りであった。
密   度        1.50 g /ad曲げ
強度      610kg/cd■2.4−トリレン
ジイソシアネートを80%含む2,4−及び2,6−ト
リレンジイソシアネートの混合物87g、フェニルイソ
シアネート20g.p−トリルイソシアネート22g.
N−ジグリシジルアニリン(エポキシ当量90)7.5
g及び3−メチル−1−エチル−2−ホスホシン−1−
オキシド0.1gを十分に混合した後130℃で1.5
時間加熱す,る。得られた樹脂状発泡体100gをボー
ルミルで24時間粉砕した後、トリス(ジメチルアミノ
)フェノール1gを加え更に12時間混合する。得られ
た粉末樹脂を200’Cで7分間加圧成型することによ
り濃赤色成型品を得た。
このものの物性は次の通りであった。
密   度         1.20g/a(曲げ強
度      443kg/afl■末端をフェニル基
で封止したポリカルボジイミド(数平均分子量約300
0)100gをN−メチル−2−ピロリドン500m 
Qに溶解させる。該溶液にビスフェノールAのジグリシ
ジルエーテル誘導体(エポキシ当量180)50 gを
加え、均一な溶液となったら直ちに50℃に保ったガラ
ス板上に塗付し、1時間放置する。放置後2時間かけて
210T:まで加熱すると透明強靭なフィルムを得るこ
とができた。
このものの物性は次の通りであった。
引張り強さ     10 、 6 kg / am 
”引張り伸び     73% ■末端をフェニル基で封止したポリカルボジイミド(数
平均分子量約800)50 gと,ビスフェノールAの
ジグリシジルエーテル誘導体(エポキシ当量180)1
00 gを十分に混合し、半固体状栢脂を得る。
このものを50gのガラス長繊維ストランドマットに含
浸せしめ、次いで100℃で1時間加熱し、更に200
℃で5分間加圧成型することによりガラス繊維強化成型
品を得た。
このものの物性は次の通りであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリカルボジイミドと、分子中にエポキシ基を有す
    る化合物の一種以上とを反応させて得られることを特徴
    とする熱硬化性樹脂。 2 ポリカルボジイミドは、イソシアネートのカルボジ
    イミド化を促進する触媒の一種以上を使用する等して、
    一種以上の有機ポリイソシアネートから実質的に生ぜし
    めたものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の熱硬化性樹脂。 3 ポリカルボジイミドは、イソシアネートのカルボジ
    イミド化を促進する触媒の一種以上を使用する等して、
    一種以上の有機ポリイソシアネートと一種以上の有機モ
    ノイソシアネートとから、分子量を規制しつつ実質的に
    生ぜしめたものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の熱硬化性樹脂。 4 分子中にエポキシ基を有する化合物は、エピクロル
    ヒドリン、フェニルグリシジルエーテル、スチレンオキ
    シド等の一官能性エポキシ化合物、ビスフェノールのジ
    グリシジルエーテル及びその誘導体等のグリシジルエー
    テル類、フタル酸グリシジルエステル及びその誘導体等
    のグリシジルエステル類、N−ジグリシジルアニリン及
    びその誘導体等のグリシジルアミン類であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の熱硬化性樹脂。 5 ポリカルボジイミドと、分子中にエポキシ基を有す
    る化合物とを、適宜温度に加熱することを特徴とする熱
    硬化性樹脂の製造方法。 6 ポリカルボジイミドは、イソシアネートのカルボジ
    イミド化を促進する触媒の一種以上を使用する等して、
    一種以上の有機ポリイソシアネートから実質的に生ぜし
    めたものであることを特徴とする特許請求の範囲第5項
    に記載の熱硬化性樹脂の製造方法。 7 ポリカルボジイミドは、イソシアネートのカルボジ
    イミド化を促進する触媒の一種以上を使用する等して、
    一種以上の有機ポリイソシアネートと一種以上の有機モ
    ノイソシアネートとから、分子量を規制しつつ実質的に
    生ぜしめたものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項に記載の熱硬化性樹脂の製造方法。 8 分子中にエポキシ基を有する化合物は、エピクロル
    ヒドリン、フェニルグリシジルエーテル、スチレンオキ
    シド等の一官能性エポキシ化合物、ビスフェノールのジ
    グリシジルエーテル及びその誘導体等のグリシジルエー
    テル類、フタル酸グリシジルエステル及びその誘導体等
    のグリシジルエステル類、N−ジグリシジルアニリン及
    びその誘導体等のグリシジルアミン類であることを特徴
    とする特許請求の範囲第5項に記載の熱硬化性樹脂の製
    造方法。 9 ポリカルボジイミドと分子中にエポキシ基を有する
    化合物とを、分子中に少なくとも一の第三級窒素原子を
    有する化合物の一種以上の存在下に反応させることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項に記載の熱硬化性樹脂の
    製造方法。 10 分子中に少なくとも一の第三級窒素原子を有する
    化合物は、ジアザビシクロオクタン、ベンジルジメチル
    アミン、ジメチルアミノフェノール、ペンタアルキルジ
    エチレントリアミンであることを特徴とする特許請求の
    範囲第9項に記載の熱硬化性樹脂の製造方法。 11 一種以上の有機ポリイソシアネートと、一種以上
    の、イソシアネートのカルボジイミド化を促進する触媒
    と、一種以上の、分子中にエポキシ基を有する化合物を
    含む組成物を、適宜温度に加熱することを特徴とする熱
    硬化性樹脂の製造方法。 12 分子中にエポキシ基を有する化合物は、エピクロ
    ルヒドリン、フェニルグリシジルエーテル、スチレンオ
    キシド等の一官能性エポキシ化合物、ビスフェノールの
    ジグリシジルエーテル及びその誘導体等のグリシジルエ
    ーテル類、フタル酸グリシジルエステル及びその誘導体
    等のグリシジルエステル類、N−ジグリシジルアニリン
    及びその誘導体等のグリシジルアミン類であることを特
    徴とする特許請求の範囲第11項に記載の熱硬化性樹脂
    の製造方法。 13 一種以上の有機ポリイソシアネートと、一種以上
    の、イソシアネートのカルボジイミド化を促進する触媒
    と、一種以上の、分子中にエポキシ基を有する化合物を
    含む組成物を、分子中に少なくとも一の第三級窒素原子
    を有する化合物の存在下に加熱することを特徴とする特
    許請求の範囲第11項に記載の熱硬化性樹脂の製造方法
    。 14 分子中に少なくとも一の第三級窒素原子を有する
    化合物は、ジアザビシクロオクタン、ベンジルジメチル
    アミン、ジメチルアミノフェノール、ペンタアルキルジ
    エチレントリアミンであることを特徴とする特許請求の
    範囲第13項に記載の熱硬化性樹脂の製造方法。 15 一種以上の有機ポリイソシアネートと、一種以上
    の有機モノイソシアネートと、一種以上の、イソシアネ
    ートのカルボジイミド化を促進する触媒と、一種以上の
    、分子中にエポキシ基を有する化合物とを含む組成物を
    適宜温度に加熱することを特徴とする熱硬化性樹脂の製
    造方法。 16 分子中にエポキシ基を有する化合物は、エピクロ
    ルヒドリン、フェニルグリシジルエーテル、スチレンオ
    キシド等の一官能性エポキシ化合物、ビスフェノールの
    ジグリシジルエーテル及びその誘導体等のグリシジルエ
    ーテル類、フタル酸グリシジルエステル及びその誘導体
    等のグリシジルエステル類、N−ジグリシジルアニリン
    及びその誘導体等のグリシジルアミン類であることを特
    徴とする特許請求の範囲第15項に記載の熱硬化性樹脂
    の製造方法。 17 一種以上の有機ポリイソシアネートと、一種以上
    の、イソシアネートのカルボジイミド化を促進する触媒
    と、一種以上の、分子中にエポキシ基を有する化合物を
    含む組成物を、分子中に少なくとも一の第三級窒素原子
    を有する化合物の存在下に加熱することを特徴とする特
    許請求の範囲第15項に記載の熱硬化性樹脂の製造方法
    。 18 分子中に少なくとも一の第三級窒素原子を有する
    化合物は、ジアザビシクロオクタン、ベンジルジメチル
    アミン、ジメチルアミノフェノール、ペンタアルキルジ
    エチレントリアミンであることを特徴とする特許請求の
    範囲第17項に記載の熱硬化性樹脂の製造方法。
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