JPH01170509A - 熱間連続圧延機の速度制御方法 - Google Patents

熱間連続圧延機の速度制御方法

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JPH01170509A
JPH01170509A JP62328120A JP32812087A JPH01170509A JP H01170509 A JPH01170509 A JP H01170509A JP 62328120 A JP62328120 A JP 62328120A JP 32812087 A JP32812087 A JP 32812087A JP H01170509 A JPH01170509 A JP H01170509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stand
rolling mill
rolling
rolled material
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP62328120A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hirose
広瀬 勇次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH01170509A publication Critical patent/JPH01170509A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、熱間連続圧延機の速度制御方法に関し、と
くに圧延材の尾端部が通過しようとする圧延機に後方張
力が発生するように速度を制御して、圧延材の横流れを
防止するものである。
〔従来の技術〕
一般に、熱間連続圧延は6〜7スタンドの圧延機群によ
って行なわれている。第1図は定常圧延状態における熱
間連続圧延機を示し、各スタンドの圧延機(同図ではi
、i−1,i−2の3スタンドを図示)2により圧延さ
れる圧延材1は各スタンド間に設置されたルーパ3によ
って弱い張力が与えられ、これにより圧延材1の横流れ
(板幅方向の偏位)を防止し、安定した圧延状態を維持
するようになっている。
(発明が解決しようとする問題点〕 上記のように、定常圧延状態においては各スタンド間の
圧延材1に張力がかけられているが、圧延材lの尾端部
1aが、たとえば第2図に示すように、i−1スタンド
の圧延機2により圧延されて最終段のiスタンドの圧延
機2を通過しようとするとき、i−1スタンドとiスタ
ンドとの間では張力がなくなる。この結果、iスタンド
の圧延機2からみると後方張力がなくなった状態となり
、圧延材1の尾端部1aに横流れが発生しやす(なる。
また、従来の熱間連続圧延方法においては、圧延材1の
尾端部1aの圧延時は圧延速度を順次滅速してい(方法
が一般に行われているが、上記の場合にiスタンドの圧
延機2の速度を減速すると、iスタンドの圧延機2には
負側の後方張力、すなわち押込み力が作用するため、ま
すます横流れを起こす危険性が高くなる。
このため、圧延材1の尾端部1aには横流れによる絞り
込み、あるいはたぶり込みと称する事故がしばしば発生
し、とくに薄物圧延材においてはこのような事故が頻発
して操業性を著しく悪化させる原因となっている。
なお、圧延材の横流れを防止する方法としては、たとえ
ばルーバロールを水平面内で圧延材の幅方向に対して傾
斜させる手段(特開昭58−173009号公報)、あ
るいはルーバロー/L/ 0) 外J1 面にクラウン
を形成する手段(実開昭57−102407号公報)等
が提案されているが、これらの方法によっても圧延材の
尾端部が通過したスタンドと隣り合う下流側のスタンド
の圧延機については後方張力を発生させることができな
いため、圧延材の尾端部の横流れを防止することはでき
ない。
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもの
であり、圧延材の尾端部が通過しようとするスタンドの
圧延機に後方張力を発生させることが可能な熱間連続圧
延機の速度制御方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明においては、圧延材の尾端部が通過しようとす
るスタンドの圧延機とそれよりも下流側のスタンドの各
圧延機との速度を加速し、圧延材の尾端部に慣性力によ
る張力を与えた状態で圧延することにより上記の問題点
を解決するものである。
〔実施例〕
以下、この発明の方法により前記第2図のiスタンドの
圧延機に後方張力を発生させる場合について説明する。
第3図にiスタンドの圧延機についての速度制御パター
ンの一例を示す。
iスタンドの圧延機2は、圧延材1の尾端部1aがi−
1スタンドの圧延機2を通過するまでは従来と同様に減
速しているが、圧延材1の尾端部1aがi−1スタンド
の圧延機2を通過した時点からαm/5ec2の加速度
で加速する。この加速は圧延材1の尾端部1aがiスタ
ンドの圧延機2を通過するまで続行し、圧延材1の尾端
部1aがiスタンドの圧延機2を通過すると同時に減速
する。
このような速度制御は、従来の圧延機速度制御技術をそ
のまま適用することにより容易に実施することができる
上記のようにiスタンドの圧延機2の速度をαm/se
c”の加速度で加速した場合、圧延材1の尾端部1aの
長さを!!(m)、板厚をt(m)、板幅をw(m)、
密度をρ(m/1on)とすると、圧延材lの尾端部1
aは、ρ1wtαの慣性力を受けた状態となる。このた
め、iスタンドの圧延機2には第4図に示すように、圧
延材の単位断面積光たりρlαの後方張力Fが発生する
ことになる。
いま、α= 3.3 m/s”としたときの後方張力F
の値を実例について求めると、f) = 7.85 t
on/n?、  1−5.5 mのときF = 0.0
15 kg/mm2となる。この値は定常圧延時の後方
張力に比べると1/10〜1/20の大きさであるが、
従来の圧延方法では前述したように圧延速度を減速して
負側の後方張力が作用していたのとは反対に、この発明
の速度制御方法により、圧延材1の尾端部1aに張力を
与えた状態で圧延することができることが分かる。
上記実施例では、複数スタンドの圧延機群のうち、iス
タンドの圧延機のみを速度制御する場合について説明し
たが、これよりも上流側のスタンドの圧延機についても
前記と同様の速度制御を行なうこともできる。たとえば
圧延機の尾端部がi−2スタンドあるいはそれよりも上
流側のスタンドの圧延機を通過した時点でiスタンドの
圧延機の速度を加速してもよい。この場合はiスタンド
の圧延機だけでなく、圧延材の尾端部が通過しようとす
るスタンドとそれよりも下流側のスタンドとの各圧延機
の速度も加速する必要があるが、実損、業で圧延材の尾
端部に横流れが発生するスタンドは、最終の1〜2段間
または2〜3段であって、この発明による加速が必要な
スタンド数は少数であるから、容易に実施することがで
きる。
次に、この発明の方法の実施に好適な装置の一例を第5
図に示す。
i −1スタンドの圧延機2の下部には圧延ロールの圧
荷重を検知するロードセル4が取り付けてあり、このロ
ードセル4によってi −1スタンドの圧延機2が圧延
材1の尾端部1aの通過により降圧した時点を検出して
、その信号をプロセス制御用電算機(プロコン)5に出
力する。プロコン5には上位の計算機によりiスタンド
の圧延機2の速度、その地圧延材1の寸法などの必要な
情報が伝送されている。プロコン5はロードセル4の検
出信号が入力されると同時に、設定されている加速度信
号を主機制御装置6に出力し、主機制御装置6はこの信
号に基づいて主機7を作動させ、主機7によりiスタン
ドの圧延機2の速度を加速する。圧延材1の尾端部1a
がiスタンドの圧延機2を通過すると、iスタンドの圧
延機2の下部に設置されているロードセル8の検出信号
がプロコン5に送られ、プロコン5から主機制御装置6
に入力された信号に基づいて主機7が作動し、iスタン
ドの圧延機2の速度を減速する。
第6図は、この発明の方法を7スタンドの圧延機を備え
る熱間連続圧延機に適用して、最終段スタンドの圧延機
の速度を減速した場合と加速した場合とについて、圧延
材の尾端部の絞り発生率を示したものである。絞り発生
率は板厚1.8 mm以下の圧延材について絞り込みが
発生した本数の比率である。
同図から明らかなように、加速度を大きくするにしたが
って絞り発生率が著しく減少し、この発明の方法による
効果が現れていることが分かる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば圧延材の尾端部
が通過しようとするスタンドの圧延機に後方張力を発生
させることができるので、圧延材の尾端部に横流れが起
こる危険性が少なくなり、絞り込みやたぶり込み等の事
故防止に多大の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は定常圧延状態の熱間連続圧延機を示す側面図、
第2図は圧延材の尾端部が最終段スタンドの圧延機を通
過する直前の状態を示す側面図、第3図はこの発明の方
法による速度制御の一例を示す線図、第4図はこの発明
の方法により後方張力が発生した最終段スタンドの圧延
機を示す側面図、第5図はこの発明の方法に使用する装
置の配置図、第6図は加速度と絞り発生率との関係を示
すグラフである。 図中、1は圧延材、1aは圧延材の尾端部、2は圧延機
である。 特許出願人  川崎製鉄株式会社 代理人 弁理士 森   哲 也 代理人 弁理士 内 胚 嘉 昭 代理人 弁理士 清 水   正 弔1図 第2図 鷲?邸−嬶ヒ ♂

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数スタンドの圧延機群により圧延材の熱間連続圧延を
    行なうに当たり、圧延材の尾端部が通過しようとするス
    タンドの圧延機と、それよりも下流側のスタンドの各圧
    延機との速度を加速し、圧延材の尾端部に慣性力による
    張力を与えた状態で圧延することを特徴とする熱間連続
    圧延機の速度制御方法。
JP62328120A 1987-12-24 1987-12-24 熱間連続圧延機の速度制御方法 Pending JPH01170509A (ja)

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JP62328120A JPH01170509A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 熱間連続圧延機の速度制御方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103350115A (zh) * 2013-06-18 2013-10-16 山西太钢不锈钢股份有限公司 热连轧薄规格活套补偿主机速度变系数控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103350115A (zh) * 2013-06-18 2013-10-16 山西太钢不锈钢股份有限公司 热连轧薄规格活套补偿主机速度变系数控制方法
CN103350115B (zh) * 2013-06-18 2015-05-20 山西太钢不锈钢股份有限公司 热连轧薄规格活套补偿主机速度变系数控制方法

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