JPH0116822Y2 - - Google Patents

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JPH0116822Y2
JPH0116822Y2 JP9470384U JP9470384U JPH0116822Y2 JP H0116822 Y2 JPH0116822 Y2 JP H0116822Y2 JP 9470384 U JP9470384 U JP 9470384U JP 9470384 U JP9470384 U JP 9470384U JP H0116822 Y2 JPH0116822 Y2 JP H0116822Y2
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JP
Japan
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tile
eaves
view
main body
corrugated
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JP9470384U
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English (en)
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JPS619414U (ja
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Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は石綿セメントのような窯業系の軒先瓦
の前端部の構造に関するものである。
[背景技術] 従来の石綿セメントの窯業系の軒先瓦A′にあ
つては、第7図、第8図に示すように瓦本体1′
の前端部を下方に屈曲して垂れ部3′を形成して
あつた。しかし屈曲して垂れ部3′を形成すると
屈曲部付近で材料の不均一を生じ、積雪地や寒冷
地では凍害を受けやすいという欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは瓦片を接着する
ことにより従来のような屈曲部なしで垂れ部を形
成できて材料の不均一を生じず凍害を受けにくい
軒先瓦を提供するにある。
[考案の開示] 本考案軒先瓦は瓦本体1の前端下面に、瓦本体
1の断面形状と同じ断面形状の瓦片2を接着して
前端に垂れ部3を形成しものであつて、上述のよ
うに構成することにより従来例の欠点を解決した
ものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
Aは石綿セメントにて形成せる軒先瓦であつ
て、断面波形の瓦本体1の前端下面に、瓦本体1
の断面形状と同じ形状をした瓦片2を接着して垂
れ部3を形成してある。つまり断面波形の瓦本体
1を横方向に切断した切断片を瓦片2とし、第3
図に示すように接着層4を介して瓦本体1の前端
下面に接着してある。第4図に示すように軒先瓦
Aを形成した後、第1図に示すように釘孔5を穿
孔してある。なお上記接着層4の配合は例えば下
記の通りである。
セメント 100重量部 珪砂 60重量部 アクリルエマルジヨン樹脂 10重量部 ビニロン 0.2重量部 セピオライト 2重量部 水 30重量部 また軒先以外の部分に葺く波形瓦6は第5図に
示す上記瓦本体1と同じ形状に形成されており、
釘孔5を有する。
次に本考案軒先瓦Aを用いて屋根を葺く動作を
説明する。第6図に示すように先ず野地板7上に
屋根下地シート11を敷き、野地板7の軒先端に
断面略逆L字状の金属水切板8を配置し、野地板
7の軒先端側から釘9を打入して金属水切板8を
取付ける。かかる金属水切板8は例えばテフロン
表面加工の鋼板やステンレス鋼板である。次いで
野地板7上の軒先側に軒先瓦Aを配置し、垂れ部
3を金属水切板8上に載置し、軒先瓦Aの上から
釘孔5を介して野地板7に釘10を打入して軒先
瓦Aを固定する。次いで軒先瓦Aより棟側に向か
つて波形瓦6を次々並べ、釘孔5から釘10を打
入して波形瓦6を固定する。上記のように屋根を
葺くと次の利点がある。軒先瓦Aの前端の垂れ部
3が広小舞の役目を果たし広小舞が不要である。
垂れ部3の下面が波形で、金属水切板8との間に
隙間を生じ、軒先瓦Aの裏面側に通気が自由で凍
害防止に役立つ。軒先瓦Aの前端部分を釘止めす
るので軒先瓦Aの瓦片2の接着部分は剥離の危険
が少ない。金属水切板8の上面側には釘が貫通し
ないので防水性がよい。
[考案の効果] 本考案は叙述のように瓦本体の前端下面に、瓦
本体の断面形状と同じ断面形状の瓦片を接着して
前端に垂れ部を形成しているので、従来のように
屈曲しないで垂れ部を形成できて従来のように材
料の不均一な部分ができず、凍害を生じにくく、
積雪地や寒冷地で有用に利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の一実施例の斜視図、第1図
bは第1図aの側面図、第2図は同上の分解斜視
図、第3図は同上の瓦片を接着した状態の拡大断
面図、第4図は瓦片を接着した状態の斜視図、第
5図は波形瓦の斜視図、第6図は同上の施工状態
の断面図、第7図は従来例の斜視図、第8図は第
7図の断面図であつて、1は瓦本体、2は瓦片、
3は垂れ部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 瓦本体の前端下面に、瓦本体の断面形状と同じ
    断面形状の瓦片を接着して前端に垂れ部を形成し
    て成る軒先瓦。
JP9470384U 1984-06-25 1984-06-25 軒先瓦 Granted JPS619414U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9470384U JPS619414U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 軒先瓦

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9470384U JPS619414U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 軒先瓦

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS619414U JPS619414U (ja) 1986-01-20
JPH0116822Y2 true JPH0116822Y2 (ja) 1989-05-17

Family

ID=30653415

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JP9470384U Granted JPS619414U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 軒先瓦

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JP (1) JPS619414U (ja)

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JPS619414U (ja) 1986-01-20

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