JPH01166610A - フリップフロップ回路 - Google Patents

フリップフロップ回路

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JPH01166610A
JPH01166610A JP62323910A JP32391087A JPH01166610A JP H01166610 A JPH01166610 A JP H01166610A JP 62323910 A JP62323910 A JP 62323910A JP 32391087 A JP32391087 A JP 32391087A JP H01166610 A JPH01166610 A JP H01166610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
inverter circuit
switch
input
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP62323910A
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English (en)
Inventor
Yoshihide Nakamura
好秀 中村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、フリップフロップ回路に関し、例えばMO
SFET (絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)によ
り構成され、リセット又はセット機能付のフリップフロ
ップ回路に利用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
0MO3(相補型MO3)回路により構成されるフリッ
プフロップ回路として、第2図に示すような回路がある
。CMOSフリップフロップ回路をスタンダードセルと
して用いるものとしては、例えば■日立製作所昭和60
年3月発行「日立高速CMOSロジック HD74HC
シリーズj頁52がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第2図のフリップフロップ回路では、帰還用インバータ
回路N4の駆動能力を小さく設定することにより、入力
用インバータ回路(Ql−Q3)でインバータ回路N3
とN4からなるループ内の論理を反転するようにしてい
る。しかしながら、この場合には、論理の反転に際して
帰還用インバータ回路N4と入力用インバータ回路の出
力の競合により、レベル遷移速度が低下すること、両イ
ンバータ回路を貫通して直流電流が流れることにより消
費電力の増加すること、及びプロセス変動により入力用
インバータ回路の駆動能力が低下した場合入力信号の取
り込みが不能になるという問題を持つ。また、同図のよ
うにリセットMOSFETQ4を設けた場合、リセット
時にもMOSFETQ4とインバータ回路N4との間で
の競合によるレベル遷移速度の低下及び直流電流が流れ
るという問題が生じる。
この発明の目的は、高速化と低消費電力化を実現したフ
リップフロップ回路を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、セット又はリセット信号がアクティブレベル
にされたとき実質的に非動作状態にされる入力用インバ
ータ回路の出力信号をクロックパルスによりインバータ
回路の入力に伝える第1のスイッチ回路を設け、このイ
ンバータ回路の出力信号を帰還用のインバータ回路の入
力に結合させ、上記クロックパルスにより第1のスイッ
チ回路と相補的にスイッチ制御され第2のスイッチ回路
を上記帰還用のインバータ回路の出力と上記インバータ
回路の入力との間に挿入し、上記インバータ回路の入力
と所定の電圧端子との間に上記セット又はリセット信号
によりスイッチ制御されるスイッチMOSFETを設け
るとともに、上記第2のスイッチ回路と上記帰還用のイ
ンバータ回路の出力との間に上記セット又はリセット信
号により上記スイッチMOS F ETと相補的にスイ
ッチ制御される第3のスイッチ回路を設ける。
〔作 用〕
上記した手段によれば、入力信号の取り込みのとき、及
びセット又はリセット時にインバータ回路と帰還用イン
バータ回路のループが遮断されるから、直流電流の発生
を防止できるとともにレベル遷移を高速に行うことがで
きる。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係るフリップフロップ回路の一
実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子は、
公知のCMO3集積回路の製造技術によって、1個の単
結晶シリコンのような半導体基板上において形成される
。以下の説明において、特に説明しない場合、MOS 
F ETはNチャンネルMOSFETである。なお、同
図において、チャンネル(バックゲート)部に矢印が付
加されたMOSFETはPチャンネル型である。
特に制限されないが、集積回路は、単結晶P型あるいは
N型シリコンからなる半導体基板に形成される。Nチャ
ンネルMOSFETは、かかる半導体基板表面に形成さ
れたソース領域あるいはP型ウェル領域内のソース領域
、ドレイン領域及びソース領域とドレイン領域との間の
半導体基板表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形成
されたポリシリコンからなるようなゲート電極から構成
される。PチャンネルMOS F ETは、上記半導体
基板表面に形成されたN型ウェル領域あるいは半導体基
板表面に形成される。これによって、半導体基板は、そ
の上に形成された複数のNチャンネルMOS F ET
の共通の基板ゲートを構成する。
N型ウェル領域は、その上に形成されたPチャンネルM
OS F ETの基板ゲートを構成する。Pチャンネル
MOSFETの基板ゲートすなわちN型ウェル領域は、
第1図の電源端子Vccに結合される。NチャンネルM
OS F ETの基板ゲートすなわちP型半導体基板に
は回路の接地電位が供給される。あるいはP型ウェル領
域は、その上に形成されたNチャンネルMOS F E
Tの基数ゲートを構成する。NチャンネルMOSFET
の基板ゲートすなわちP型ウェル領域は、回路の接地電
位が供給される。PチャンネルMOSFETの基板ゲー
トすなわちN型半導体基板には第1図の電源端子Vcc
に結合される。
入力用インバータ回路は、PチャンネルMOSFETQ
1とNチャンネルMOSFETQ2.Q3が直列接続さ
れて構成される。上記MOS F ETQlとQ2のゲ
ートには、入力信号りが供給され、MOSFETQ3の
ゲートには、リセット信号Rが供給される。
上記入力用インバータ回路の出力信号は、Pチャンネル
MOSFETQ5とNチャンネルMOSFETQ6から
な、るCMOSスイッチ回路を介してインバータ回路N
3の゛入力に伝えられる。このCMOSスイッチ回路は
、クロックパルスCKが   −ハイレベルのアクティ
ブにされたときオン状態にされる。それ故、Nチャンネ
ルMOSFETQ6のゲートにはクロックパルスCKが
そのまま供給され、PチャンネルMOSFETQ5のゲ
ートには、クロックパルスGKがインバータ回路N1に
より反転されて供給される。このインバータ回路N3の
入力と電源電圧Vccとの間には、リセット用のPチャ
ンネルMOSFETQ4が設けられる。
このMOSFETQ4のゲートにはリセット信号Rが供
給される。上記インバータ回路N3の出力信号は、帰還
用インバータ回路N4の入力に伝えられる。
この実施例では、上記帰還用のインバータ回路N4の出
力信号は、2つのCMOSスイッチ回路を介して上記入
力インバータ回路N3の入力に伝えられる。すなわち、
PチャンネルMOS F ETQlとNチャンネルMO
SFETQ8からなる一方のCMOSスイッチ回路には
、クロックパルスCKが供給され、クロックパルスCK
がハイレベルのアクティブにされたとき、上記MOS 
F ETQlとQ8はオフ状態にされる。このようなス
イッチ制御のため、PチャンネルMOSFETQ7のゲ
ートには、クロックパルスCKがそのまま供給され、N
チャンネルMOSFETQ8のゲートには、クロックパ
ルスCKがインバータ回路N1により反転されて供給さ
れる。このような一方のCMOSスイッチ回路は、イン
バータ回路N3の入力側に設けられる。
これに対して、PチャンネルMOSFETQ9とNチャ
ンネルMOSFETQI Oからなる他方のCMOSス
イッチ回路には、リセット信号Rが供給され、リセット
信号Rがロウレベルのアクティブにされたとき、上記M
OSFETQ9とQ10はオフ状態にされる。このよう
なスイッチ制御のため、NチャンネルMOSFETQI
 Oのゲートには、リセット信号Rがそのまま供給され
、PチャンネルMOSFETQ9のゲートには、リセッ
ト信号Rががインバータ回路N2により反転されて供給
される。このような他方のCMOSスイッチ回路は、帰
還用インバータ回路N4の出力側に設けられる。
上記インバータ回路N3の入力信号は、出力用インバー
タ回路N6を介して非反転出力信号Qとされる。また、
インバータ回路N3の出力信号は、出力用インバータ回
路N5を介して反転出方信号Qとされる。
クロックパルスCKがハイレベルにされる入力信号の取
り込み動作においては、CMOSスイッチ回路(Q5と
Q6)がオン状態に、CMOSスイッチ回路(Q7とQ
8)がオフ状態にされる。
それ故、入力信号りは入力用インバータ回路とCMOS
スイッチ回路(Q5.Q6)を介してインバータ回路N
3の入力に伝えられる。このとき、クロックパルスCK
のハイレベルに応じて上記CMOSスイッチ回路(Q7
.Q8)がオフ状態になり、帰還ループが遮断されてい
るから、入力用インバータ回路の出力と帰還用インバー
タ回路N4の出力とが競合することなく、インバータ回
路N3の入力レベルは、高速に入力信号りに従ってレベ
ルに変化し、上記入力用インバータ回路のPチャンネル
MO3FF、T(又はPチャンネルMOSFET)と帰
還用インバータ回路N4のNチャンネ/lzMOSFE
T(又はPチャンネル間O8FET)との間で貫通電流
が発生することがない。
クロックパルスGKがハイレベルからロウレベルに変化
すると、CMOSスイッチ回路(Q5とQ6)がオフ状
態に、CMOSスイッチ回路(Q7とQ8)がオン状態
になるため、上記帰還用インバータ回路N4の出力信号
がインバータ回路N3の入力に伝え°られるという正帰
還ループが形成されるので、上記取り込んだ入力信号り
を保持するものとなる。すなわち、クロック信号CKの
立ち下がりエツジで入力信号の実質的な取り込みが行わ
れるものとなる。
ただし、上記の場合いずれもリセット信号Rはハイレベ
ルに維持されているものとする。
上記クロックパルスCKがハイレベルにされる入力信号
りの取り込み期間中、言い換えるならば、CMOSスイ
ッチ回路(Q5とQ6)がオン状態のとき、リセット信
号Rをロウレベルにすると、入力用インバータ回路が実
質的に非動作状態になりリセット動作が優先的に行われ
る。すなわち、入力用インバータ回路は、リセット信号
Rがロウレベルのアクティブにされると、MOSFET
Q3がオフ状態にされるため、実質的に非動作状態にさ
れる。入力信号りがハイレベル(MOSFETQIがオ
フ状態で、MOSFETQ2がオン状態)状態のとき、
リセット信号RがロウレベルにされるとMOSFETQ
3がオフ状態になり出力がハイインピーダンス状態にさ
れる。これにより、リセットMOSFETQ4のオン状
態により入力信号りには無関係にインバータ回路N3の
入力をハイレベルにすることができる。これにより、リ
セットMOSFETQ4と入力用インバータ回路のMO
SFETQ2との競合が回避され、そこには直流電流が
流れない。入力信号りがロウレベルなら、リセット信号
Rがロウレベルにされても入力用インバータ回路の出方
はハイレベルを維持する。しかしながら、このときには
リセット用MOSFETQ4(Dオ’4;tsによって
インバータ回路N3の入力信号をハイレベルにするもの
であるから、上記入力用インバータ回路の出力ハイレベ
ルが何等問題になることなく、却ってリセット動作を高
速にする。
また、クロックパルスCKがロウレベルにされる情報保
持状態において、言い換えるならば、CMOSスイッチ
回路(Q7とQ8)がオン状態のとき、上記リセット信
号iをロウレベルにすると、CMOSスイッチ回路(Q
9とQIO)はオフ状態にされる。それ故、例えば帰還
用インバータ回路N4がロウレベルにされている場合で
も、上記リセット用MOSFETQ4と帰還用インバー
タ回路N4のオン状態にされたNチャンネルMOSFE
Tとの間での競合が回避され、上記のような高速リセッ
トと直流電流の発生を防止することができる。
上記実施例回路においては、クロックパルスCKがハイ
レベルのとき、又はリセット信号Rがロウレベルのとき
、情報保持動作を行うインバータ回路N3とN4の帰還
ループが遮断されるものであるため、入力用インバータ
回路と帰還用インバータ回路又はリセット用MOSFE
Tと帰還用インバータ回路との間での競合が生じない、
このため、動作の確実性及び入力信号の取り込みゃリセ
ット動作の高速化が可能となる。また、上記の競合によ
る直流(貫通)電流の発生が防止できるから低消費電力
化が可能となる。
また、リセット用のCMOSスイッチ回路(Q9、QI
O)を帰還用インバータll!?IaN4ノ出方側に配
置するものであるため、入力信号の取り込みを行うCM
OSスイッチ回路(Q5.Q6)側からみた負荷容!(
寄生容1りが、インバータ回路N5(7)入力容量、M
OSFETQ?、Q8の一方のソース、ドレイン拡散容
量のみとなり、上記CMOSスイッチ回路(Q9.Ql
 0)(7)拡散容量が付加されないから、上記のよう
な機能を付加したにもかかわらず、入力信号の取り込み
の高速化を妨げない、また、出力信号Q、 Qは、入力
側からみたインバータ回路の段数が最小にできるから高
速化が可能となる。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)リセット信号がアクティブレベルにされたとき実
質的に非動作状態にされる入力用インバータ回路の出力
信号をクロックパルスによりインバータ回路の入力に伝
える第1のスイッチ回路を設け、このインバータ回路の
出力信号を帰還用のインバータ回路の入力に結合させ、
上記クロックパルスにより第1のスイッチ回路と相補的
にスイッチ制御され第2のスイッチ回路を上記帰還用の
インバータ回路の出力と上記インバータ回路の入力との
間に挿入し、上記インバータ回路の入力と所定の電圧端
子との間に上記セット又はリセット信号によりスイッチ
制御されるスイッチMOSFETを設けるとともに、上
記第2のスイッチ回路と上記帰還用のインバータ回路の
出力との間に上記セット又はリセット信号により上記ス
イッチMOSFETと相補的にスイッチ制御される第3
のスイッチ回路を設けてフリップフロンプ回路を構成す
る。
この構成においては、入力信号の取り込みのとき、及び
リセット時にインバータ回路と帰還用インバータ回路の
ループが遮断されるから、入力信号又はリセット信号と
保持信号との競合が回避されるから直流電流の発生を防
止できるとともにレベル遷移を高速に行うことができる
という効果が得られる。
(2)リセット用のCMOSスイッチ回路(Q9.Q1
0)を帰還用インバータ回路N4の出力側に配置するも
のであるため、入力信号の取り込みを行うCMOSスイ
ッチ回路(Q5.Q6)側からみた負荷容量(寄生容量
)が、インバータ回路N3の入力容量、MOSFETQ
?、Q8の一方のソース、ドレイン拡散容量のみとなり
、上記CMOSスイッチ回路(Q9.QIO)の拡散容
量が付加されないから、上記のような機能を付加したに
もかかわらず動作の高速化が可能になるという効果が得
られる。
(3)出力信号Q、 Qを上記インバータ回路N3の入
力と出力とを受けるインバータ回路を介して出力させる
ことにより、入力信号端子からみたインバータ回路の段
数が最小にできるから高速化を実現できるという効果が
得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない0例えば、第1図におい
て、リセット機能に代えてセットa能を付加するもので
あってもよい。
この場合、上記リセット用MOSFETQ4を削除し、
インバータ回路N3の人力と回路の接地電位点との間に
セット用のMOSFETを設け、このMOSFETのゲ
ートにセット信号を供給するものとしてもよい、この場
合、MOSFETQ9とQIOからなるCMOSスイッ
チ回路には、上記セット信号が供給される。ただし、セ
ット用のMOS F ETは、NチャンネルMOSFE
Tにより構成されるから、セント信号は、ハイレベルが
アクティブレベルにされる。それ故、CMOSスイッチ
回路を構成するPチャンネルMOSFETQ9のゲート
にセット信号が供給され、NチャンネルMOSFETQ
IOのゲートにインバータ回路N2により反転されたセ
ント信号が供給される。
これに応じて、入力用インバータ回路としては、Nチャ
ンネルMOSFETQ3が省略され、セット信号を受け
るPチャンネルMOSFETが付加される。また、セッ
ト及びリセットの両機能を付加するものであってもよい
。この場合、上記CMOSスイッチ回路(Q9とQ10
)は、セット信号とリセット信号の実質的な論理和信号
によりオフ状態にされる。例えばセットを優先させると
きには、リセット用MOSFETQ4に直列にPチャン
ネルMOS F ETを設けて、そのMOSFETをセ
ント信号によりオフ状態にさせればよい。
この発明は、0M03回路により構成されるフリンプフ
ロップ回路として広く利用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、リセット信号がアクティブレベルにされた
とき実質的に非動作状態にされる入力用インバータ回路
の出力信号をクロックパルスによりインバータ回路の入
力に伝える第1のスイッチ回路を設け、このインバータ
回路の出力信号を帰還用のインバータ回路の入力に結合
させ、上記クロックパルスにより第1のスイッチ回路と
相補的にスイッチ制御され第2のスイッチ回路を上記帰
還用のインパーク回路の出力と上記インバータ回路の入
力との間に挿入し、上記インバータ回路の入力と所定の
電圧端子との間に上記セット又はリセット信号によりス
イッチ制御されるスイッチMOS F ETを設けると
ともに、上記第2のスイッチ回路と上記帰還用のインバ
ータ回路の出力との間に上記セット又はリセット信号に
より上記スイッチMOSFETと相補的にスイッチ制御
される第3のスイッチ回路を設けてフリップフロップ回
路を構成する。この構成においては、入力信号の取り込
みのとき、及びリセット時にインバータ回路と帰還用イ
ンバータ回路のループが遮断されるから、入力信号又は
リセット信号と保持信号との競合が回避されるから直流
電流の発生を防止できるとともにレベル遷移を高速に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るフリップフロップ回路の一実
施例を示す回路図、 第2図は、従来のCMOSフリップフロップ回路の一例
を示す回路図である。 Q1〜QIO・・MOSFET、Nl〜N6・・インバ
ータ回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セット又はリセット信号がアクティブレベルにされ
    たとき実質的に非動作状態にされる入力用インバータ回
    路と、クロックパルスによりスイッチ制御され、上記入
    力用インバータ回路の出力信号を伝える第1のスイッチ
    回路と、上記第1のスイッチ回路を通した入力信号を受
    けるインバータ回路と、上記インバータ回路の出力信号
    を受ける帰還用のインバータ回路と、上記クロックパル
    スにより第1のスイッチ回路と相補的にスイッチ制御さ
    れ上記帰還用のインバータ回路の出力信号を上記インバ
    ータ回路の入力に伝える第2のスイッチ回路と、上記イ
    ンバータ回路の入力と所定の電圧端子との間に設けられ
    、上記セット又はリセット信号によりスイッチ制御され
    るスイッチMOSFETと、上記第2のスイッチ回路と
    上記帰還用のインバータ回路の出力との間に設けられ、
    上記セット又はリセット信号により上記スイッチMOS
    FETと相補的にスイッチ制御される第3のスイッチ回
    路とを含むことを特徴とするフリップフロップ回路。 2、上記第1ないし第3のスイッチ回路は、並列形態に
    されたPチャンネルMOSFETとNチャンネルMOS
    FETとからなるCMOSスイッチ回路からなるもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフリ
    ップフロップ回路。
JP62323910A 1987-12-23 1987-12-23 フリップフロップ回路 Pending JPH01166610A (ja)

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