JPH0116424B2 - - Google Patents

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JPH0116424B2
JPH0116424B2 JP20364184A JP20364184A JPH0116424B2 JP H0116424 B2 JPH0116424 B2 JP H0116424B2 JP 20364184 A JP20364184 A JP 20364184A JP 20364184 A JP20364184 A JP 20364184A JP H0116424 B2 JPH0116424 B2 JP H0116424B2
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JP
Japan
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asphalt
foam
melt
weight
impregnated
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JP20364184A
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English (en)
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JPS6181438A (ja
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Sadao Kumasaka
Satomi Tada
Koretoshi Katsuki
Ryoji Nagamine
Hiroshi Taniguchi
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HYUUMAN INDASUTORII KOOHOREESHON KK
Original Assignee
HYUUMAN INDASUTORII KOOHOREESHON KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は出願人が先に提案したアスフアルトフ
オーム、特に、その切断屑や成形不良品を溶融処
理し、得られた溶融物および連続気泡を有するポ
リウレタンフオームから再生アスフアルトフオー
ムを製造する方法に関する。
〔発明の技術的背景〕
連続気泡を有するウレタンフオームに溶融アス
フアルトあるいはアスフアルトエマルジヨンを含
浸させることにより、撥水性および緩徐な復元力
を付与したものが目地材等として従来広く用いら
れているが(以下、このようにアスフアルトの撥
水性と発泡体の復元力を備えたものをアスフアル
トフオームという)、この従来のアスフアルトフ
オームには所謂含浸ムラを生じて均一な品質が得
られないという問題や、繰り返し圧縮されると含
浸により発泡体の気泡壁に付着されたアスフアル
トが徐々に失われて品質劣化を生じるという問題
があつた。
そこで、出願人は品質ムラ及び品質の劣化を生
じないアスフアルトフオームの製造方法を先に提
案した。この製造方法は、アスフアルトの水性エ
マルジヨンに、エチレンオキサイド含有率15%以
上のポリエーテルポリオールと有機イソシアネー
トとを反応させて得らたウレタンプレポリマーを
添加混合して発泡させることを特徴とするもので
ある。なお、使用するウレタンプレポリマーを特
に限定したのは、アスフアルト成分を水系エマル
ジヨンとして添加することから、この場合のウレ
タンプレポレマーには水との良好な親和性が要求
され、上記のウレタンプレポリマーがこの要件を
満たすからである。
この場合、水性アスフアルトエマルジヨン及び
ウレタンプレポリマーを混合撹拌すると、ウレタ
ンプレポリマーが重合反応を起してポリウレタン
リンケージが成長すると共に、アスフアルトエマ
ルジヨン中の水とウレタンプレポリマー中の遊離
イソシアネート基が下記のように反応して炭酸ガ
スを発生し、発泡作用が行なわれるものである。
−N=C=O+H2O→−NH2+CO2 そして、上記生成した炭酸ガスによる発泡作用
と撹拌による機械的な混合操作によりアスフアル
ト粒子は全体に均一に分散されるから均一な品質
が得られ、またアスフアルト自体がフオーム基体
を構成しているから従来のようにアスフアルトが
フオーム基体から分離して品質の劣化を生じるこ
とがなく、優れた耐久性を有している。
しかも、このアスフアルトフオームはアスフア
ルト成分が多い気泡構造を有しており、優れた吸
音性や遮音性を有していることが見出された。こ
のため、上記の製造方法で得られたアスフアルト
フオームは自動車のフロア材やダツシユパネルと
して好適に用いることができ、現在ではこの方面
で多量に使用されてきている。
〔背景技術の問題点〕
ところで、上記の製造方法で得られたアスフア
ルトフオームを目地材や自動車用のフロアー材等
の具体的な用途に使用する場合、一般的には大き
なブロツク状に発泡成形されたアスフアルトフオ
ームを適当な厚さのシート状にスライスして用い
られ、場合によつてはこれを更に各種の形状にカ
ツトしたり、打抜き加工して用いられる。このた
め、最終的な製品とするまでに多量の加工裁断屑
が発生し、またアスフアルトフオームブロツクの
上皮や下皮等のように表面性状が不良なものや、
発泡成形時に発生する不良品等、製品にはなし得
ない不良品がかなりの量に達する。
このため、これらの裁断屑や不良品等を有効利
用する方法が検討課題として提起されるに至つて
いる。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、出
願人が先に提案した方法で製造されたアスフアル
トフオームの加工裁断屑や不良品を溶融処理し、
これにより得られた溶融物および連続気泡を有す
るウレタンフオームからアスフアルトフオームを
再生製造する方法を提供し、前記の加工裁断屑や
不良品を有効利用することを目的とするものであ
る。
〔発明の概要〕
本発明による再生アスフアルトフオームの製造
方法は、エチレンオキサイド含有率15%以上のポ
リエーテルポリオールと有機イソシアネートとの
反応で生成したウレタンプレポリマーをアスフア
ルトの水性エマルジヨン中に添加混合して発泡さ
せることにより得られたアスフアルトフオームに
対し、無機炭酸塩および必要に応じアスフアルト
を添加して加熱撹拌することにより溶融した後、
該溶融物を連続気泡を有するポリウレタンフオー
ムに適量含浸させ、固化させることを特徴とする
ものである。
上記本発明はアスフアルトフオームを溶融する
工程と、得られた溶融物を連続気泡を有するウレ
タンフオームに含浸させて固化する工程とからな
る。
まず溶融工程について説明すると、この工程に
おける最大の特徴はアスフアルトフオームを加熱
溶融するに際し、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム等の無機炭
酸塩を添加して一緒に加熱することである。その
添加比率はアスフアルトフオーム100重量部に対
して炭酸塩0.5〜20重量部で、これによりアスフ
アルトフオームの溶融に要する加熱時間を略1/2
に短縮でることが明らかになつた。
溶融工程を実施する際、アスフアルトフオーム
は細片化(チツプ化)して使用するのが好まし
い。加熱温度はアスフアルトフオームの密度や大
きさにより異なるが、170℃〜270℃程度でよい。
また、前記の無機炭酸塩と共にアスフアルトを
添加すれば更に良好な結果が得られるが、このア
スフアルトの添加比率はアスフアルトフオーム
100重量部に対して5.0〜100重量部とするのがよ
い。
なお、上記のようにして一旦アスフアルトフオ
ームを溶融した後は、この溶融物中にアフアルト
フオーム及び無機炭酸塩を次々に添加して加熱撹
拌することにより溶融でき、より迅速且つ効率的
な溶融処理が可能となる。然も、この場合には無
機炭酸塩の添加料が著しく少なくてすみ、またア
スフアルトの添加は全く不要である。
こうして得られた溶融物は約70℃以上の加温状
態では液体であるが常温付近の温度では固化し、
略アスフアルトと同様の性状を有している。但
し、この溶融物中にはウレタン成分や無機炭酸塩
が含まれている点で通常のアスフアルトとは異な
り、ウレタン成分が含有されていることから通常
のアスフアルトよりもウレタンフオームに対して
優れた親和性を有している。
次に、上記で得られた溶融物から再生アスフア
ルトフオームを製造する工程について説明する
と、本発明ではこの溶融物を連続気泡を有するポ
リウレタンフオーム中に含浸させる。その際、溶
融物の粘度を調節するため略70℃〜150℃の温度
に加温した状態で含浸させる。また、剛性や難燃
性等のような製品の物性を改良するため、必要に
応じて炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム等の
充填材を新たに添加してもよい。含浸量は目的と
する製品の物性や含浸基体に用いるウレタンフオ
ームの密度等によつて異なるが、ポリウレタンフ
オーム100重量部に対して150重量部以上が好まし
い。
溶融物をポリウレタンフオームに含浸させる方
法としては、浴槽による浸漬法、スプレー法、或
いは転写法等を使用できるが、前記のように粘度
調節のための加熱が必要とされるため、転写法ま
たは浸漬法によるのが特に好ましい。
添付の図面は浸漬法で含浸を実施する方法の一
例を示す説明図である。同図において、1は浸漬
槽で、該浸漬槽には前述の溶融物2を満たしてあ
る。再生溶液を所定の温度に加熱するために浸漬
槽1には加熱ヒータを設けるか、或いは外側に加
熱液または蒸気等を循環させるようにする。溶融
物2中には一対の浸漬ロール31,32が配置され
ており、また浸漬槽1の上端部には絞りロール4
,42が配置されている。この絞りロールはヒー
トロールとするのがよい。含浸さるべきポリウレ
タンフオームシート10は供給ロールから浸漬ロ
ール31,32および絞りロール41,42を通して
連続的に送給される。この間に含浸ロールで溶融
物を含浸される一方、絞りロールによつて過剰の
再生液が除去される。その後、溶融物を含浸され
たポリウレタンフオーム10′は冷却ゾーン5に
導入されて硬化され、製品としてロールに巻取ら
れる。
上記本発明の方法で製造された再生アスフアル
トフオームは、既述のように含浸された再生溶液
がポリウレタンフオームに対する良好な親和性を
有しているため、従来のように通常の溶融アスフ
アルト等を含浸させて製造された従来のアスフア
ルトフオームに比較すると品質の劣化が生じず、
優れた品質を有している。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の一実施例を説明する。
実施例 (1) アスフアルトフオームの製造 ブローンアスフアルト50重量部、水50重量部
および界面活性剤としてアルキル硫酸ナトリウ
ム0.3重量部をホモジエナイザー(混合分散機)
で均一に混合分散させて水性アスフアルトエマ
ルジヨンを得た。
これとは別に、エチレンオキサイド含有率60
%のポリエーテルポリオール(分子量3000、3
官能)と、トリレンジイソシアネートとを撹拌
しながら85℃で4時間反応させ、遊離イソシア
ネート基9.5%のウレタンプレポリマーを得た。
次いで、上記得られた水性アスフアルトエマ
ルジヨン100重量部に対して、上記ウレタンプ
レポリマー30重量部を混合して発泡させ、比重
0.15のアスフアルトフオームを得た。
(2) アスフアルトフオームの溶融処理 上記で製造されたアスフアルトフオームを打
抜き加工する際に形成された打抜き屑を粉砕機
にて細片化し、その200gをステンレス容器内
に計量した。これに炭酸カルシウム20gとアス
フアルト100gとを加え、220℃に加熱撹拌した
ところ、アスフアルトフオームが液状に溶融し
た。
温度を220℃に維持しながら更に少しずつア
スフアルトフオームの細片を加え、何等支障な
く合計1000gのアスフアルトフオームを溶解し
た。
こうして得られた溶融液は、常温に冷却する
ことにより容易に固化した。
(3) 再生アスフアルトフオームの製造 上記のようにして溶融処理されたアスフアル
トフオームの溶融物を浸漬槽中で110℃に加熱
しておき、該溶融液浴中に密度0.020g/cm3
厚さ10mmの軟質ポリウレタンフオームシートを
浸漬して溶融液を含浸させた。続いて絞りロー
ルを通過させることにより、溶融液の含浸量を
軟質ポリウレタンフオーム100重量部に対して
260重量部に調節した。その後、冷却ロールを
通過させて常温に冷却し、再生アスフアルトフ
オームを得た。
上記実施例で得られた再生アスフアルトフオー
ムは復元速度が遅く、吸音性および遮音性に優れ
る等、アスフアルトフオームとしての特徴を具備
していた。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば先の出願
人の提案になる方法で製造されたアスフアルトフ
オームの加工裁断屑や発泡成形時の不良品を溶融
処理し、該溶融液を用いて高品質の再生アスフア
ルトフオームを製造できる、顕著な効果が得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本発明による再生アスフアルトフ
オームの製造方法を実施するための含浸装置の一
例を示す説明図である。 1……含浸槽、2……溶融液、31,32……含
浸ロール、41,42……絞りロール、5……冷却
ゾーン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エチレンオキサイド含有率15%以上のポリエ
    ーテルポリオールと有機イソシアネートとの反応
    で生成したウレタンプレポリマーをアスフアルト
    の水性エマルジヨン中に添加混合して発泡させる
    ことにより得られたアスフアルトフオームに対
    し、無機炭酸塩および必要に応じアスフアルトを
    添加して加熱撹拌することにより溶融した後、該
    溶融物を連続気泡を有するポリウレタンフオーム
    に適量含浸させ、固化させることを特徴とする再
    生アスフアルトフオームの製造方法。
JP59203641A 1984-09-28 1984-09-28 再生アスフアルトフオ−ムの製造方法 Granted JPS6181438A (ja)

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