JPH01157038A - 偏向ヨーク装置 - Google Patents
偏向ヨーク装置Info
- Publication number
- JPH01157038A JPH01157038A JP31383387A JP31383387A JPH01157038A JP H01157038 A JPH01157038 A JP H01157038A JP 31383387 A JP31383387 A JP 31383387A JP 31383387 A JP31383387 A JP 31383387A JP H01157038 A JPH01157038 A JP H01157038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- generating means
- field generating
- deflection
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 claims abstract description 24
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 abstract description 3
- 240000000136 Scabiosa atropurpurea Species 0.000 abstract 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は3本の電子銃がインライン状に配列されたカラ
ーテレビジョン受像機やカラーデイスプレィ装置等に使
用される偏向ヨーク装置に関する。
ーテレビジョン受像機やカラーデイスプレィ装置等に使
用される偏向ヨーク装置に関する。
〈従来の技術〉
周知のように、インライン配列の3本の電子銃を有する
カラー受像管上に装着して各電子銃によって発生するビ
ームを偏向してなる偏向ヨーク装置においては、水平偏
向コイルを全体として糸巻型偏向磁界となるように構成
し、また、垂直偏向コイルをバレル型偏向磁界となるよ
うに構成することにより、そして、これに加えて、受像
管のネック部内に、中央のビームと両サイドのビームの
偏向感度を受像管画面上で一致させる複数枚の磁性体を
組み合わせてなる磁界制御素子(フイールドコントロー
ラ)(以下FCと称す)を組み込むことにより、3つの
ビームの感度合わせを行ない、理論的にはミスコンバー
ジェンスをベストの状態とすることができる。しかし、
実際には、受像管、偏向ヨーク装置等の組み合わせによ
り、或は pcの性能の劣化、バラツキ等により、ミス
コンバージェンスをベストの状態とすることは困難であ
り、例えば、第6図に示すように、画面の上・下点で、
中央に位置する電子銃(グリーン銃)から発生する中央
のビームGが両サイドに位置する電子銃(レッド銃、ブ
ルー銃)から発生する両サイドのビームB、几に対して
感度が不足するミスコンバージェンス(以下このミスコ
ンバージェンスをビームGの感度不足と称す)を生じる
ものである。
カラー受像管上に装着して各電子銃によって発生するビ
ームを偏向してなる偏向ヨーク装置においては、水平偏
向コイルを全体として糸巻型偏向磁界となるように構成
し、また、垂直偏向コイルをバレル型偏向磁界となるよ
うに構成することにより、そして、これに加えて、受像
管のネック部内に、中央のビームと両サイドのビームの
偏向感度を受像管画面上で一致させる複数枚の磁性体を
組み合わせてなる磁界制御素子(フイールドコントロー
ラ)(以下FCと称す)を組み込むことにより、3つの
ビームの感度合わせを行ない、理論的にはミスコンバー
ジェンスをベストの状態とすることができる。しかし、
実際には、受像管、偏向ヨーク装置等の組み合わせによ
り、或は pcの性能の劣化、バラツキ等により、ミス
コンバージェンスをベストの状態とすることは困難であ
り、例えば、第6図に示すように、画面の上・下点で、
中央に位置する電子銃(グリーン銃)から発生する中央
のビームGが両サイドに位置する電子銃(レッド銃、ブ
ルー銃)から発生する両サイドのビームB、几に対して
感度が不足するミスコンバージェンス(以下このミスコ
ンバージェンスをビームGの感度不足と称す)を生じる
ものである。
従来、斯かるミスコンバージェンス(ビームGの感度不
足)を解消して良好な画面特性を得るために、第7図に
示すように、偏向ヨークを構成するコイルボビン1の後
部拡大部1a背面に、インライン状に配列された3本の
電子銃(R,G、B)の配列方向に対し直交状に一対の
コ字状の磁性体(フェライトコア、珪素鋼板等)2.3
を脚片同志を対向させて配置し、磁性体2.3の各連結
部に補助コイル4.5を全体として直列状に巻回すると
ともに、補助コイル4.5を垂直偏向コイル6.7に対
し直列に接続し、補助コイル4.5に垂直偏向電流を供
給するものであった。そして、この場合、磁性体2,3
の各脚片から、第8図に示すように、中央のビームGに
作用する磁界B1、B1を発生させ、中央のビームGの
感度(補正量FG)を両サイドのビームB、Rの感度(
補正量FBIFR)に比べてアップし、第6図に示すミ
スコンバージェンスの補正を行なうものである。
足)を解消して良好な画面特性を得るために、第7図に
示すように、偏向ヨークを構成するコイルボビン1の後
部拡大部1a背面に、インライン状に配列された3本の
電子銃(R,G、B)の配列方向に対し直交状に一対の
コ字状の磁性体(フェライトコア、珪素鋼板等)2.3
を脚片同志を対向させて配置し、磁性体2.3の各連結
部に補助コイル4.5を全体として直列状に巻回すると
ともに、補助コイル4.5を垂直偏向コイル6.7に対
し直列に接続し、補助コイル4.5に垂直偏向電流を供
給するものであった。そして、この場合、磁性体2,3
の各脚片から、第8図に示すように、中央のビームGに
作用する磁界B1、B1を発生させ、中央のビームGの
感度(補正量FG)を両サイドのビームB、Rの感度(
補正量FBIFR)に比べてアップし、第6図に示すミ
スコンバージェンスの補正を行なうものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、このような従来の構成においては、画面
上のビームGの感度不足は解消されるが、偏向ヨークの
後部側で垂直偏向磁界成分として極端な糸巻型(ピン)
磁界を形成するもので、本来、垂直偏向磁界はバレル型
に形成されるものであることから、バレル型磁界に糸巻
型磁界が合成された形となり、見かけ上、垂直偏向コイ
ル(垂直偏向磁界)の偏向中心が偏向ヨークの後部側に
ずれた状態となり、第9図に示すように、画面の各象限
の中央部で両サイドのビームB、Rが新たに正クロスの
ミスコンバージェンスを生シル、トいう問題点があった
。
上のビームGの感度不足は解消されるが、偏向ヨークの
後部側で垂直偏向磁界成分として極端な糸巻型(ピン)
磁界を形成するもので、本来、垂直偏向磁界はバレル型
に形成されるものであることから、バレル型磁界に糸巻
型磁界が合成された形となり、見かけ上、垂直偏向コイ
ル(垂直偏向磁界)の偏向中心が偏向ヨークの後部側に
ずれた状態となり、第9図に示すように、画面の各象限
の中央部で両サイドのビームB、Rが新たに正クロスの
ミスコンバージェンスを生シル、トいう問題点があった
。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたも
ので、電子銃の配列方向に対し直交状および延長線上に
位置して第1.第2の補助磁界発生手段を設けるととも
に、第1.第2の補助磁界発生手段によって発生する各
補助磁界発生手段間の磁界をバイパスする磁性片を設け
、新たなミスコンバージェンスを生じることなく、画面
上の中央ビームの感度不足を効率良く解消することがで
きる偏向ヨーク装置を提供することを目的とする。
ので、電子銃の配列方向に対し直交状および延長線上に
位置して第1.第2の補助磁界発生手段を設けるととも
に、第1.第2の補助磁界発生手段によって発生する各
補助磁界発生手段間の磁界をバイパスする磁性片を設け
、新たなミスコンバージェンスを生じることなく、画面
上の中央ビームの感度不足を効率良く解消することがで
きる偏向ヨーク装置を提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
複数個の電子銃がインライし状に配列されたカラー受像
管1番こ装着される偏向ヨーク装置において、電子銃に
よって発生するビームに対し垂直偏向電流若しくは垂直
偏向電流と同期した補正電流に基づく磁界を加え、中央
に位置するビームの感度をアップしてなる各々対をなす
2組の第1、第2の補助磁界発生手段を、各組ごとに垂
直偏向コイルの後部側で電子銃の配列方向に対し直交状
および延長線上に位置して設けるとともに、電子銃の配
列方向に対し延長線上に位置して設けた第2の補助磁界
発生手段の両側部に、第1.第2の補助磁界発生手段に
よって発生する磁界のうち各補助磁界発生手段間の磁界
をバイパスする磁性片を設けてなるものである。
複数個の電子銃がインライし状に配列されたカラー受像
管1番こ装着される偏向ヨーク装置において、電子銃に
よって発生するビームに対し垂直偏向電流若しくは垂直
偏向電流と同期した補正電流に基づく磁界を加え、中央
に位置するビームの感度をアップしてなる各々対をなす
2組の第1、第2の補助磁界発生手段を、各組ごとに垂
直偏向コイルの後部側で電子銃の配列方向に対し直交状
および延長線上に位置して設けるとともに、電子銃の配
列方向に対し延長線上に位置して設けた第2の補助磁界
発生手段の両側部に、第1.第2の補助磁界発生手段に
よって発生する磁界のうち各補助磁界発生手段間の磁界
をバイパスする磁性片を設けてなるものである。
く作 用〉
電子銃の配列方向に対し直交状および延長線上に位置し
て設けた第1.第2の補助磁界発生手段のうち、電子銃
の配列方向に対し延長線上に位置して設けた第2の補助
磁界発生手段の両側部に磁性片を設けたことにより、第
1.第2の補助磁界発生手段によって発生する磁界のう
ち各補助磁界発生手段間の磁界を磁性片によりバイパフ
1するもので、偏向ヨーク後部側の磁界を極端に変化さ
せず、新たなミスコンバージェンスを生じることなく、
中央ビームの感度のアップをなすものである。
て設けた第1.第2の補助磁界発生手段のうち、電子銃
の配列方向に対し延長線上に位置して設けた第2の補助
磁界発生手段の両側部に磁性片を設けたことにより、第
1.第2の補助磁界発生手段によって発生する磁界のう
ち各補助磁界発生手段間の磁界を磁性片によりバイパフ
1するもので、偏向ヨーク後部側の磁界を極端に変化さ
せず、新たなミスコンバージェンスを生じることなく、
中央ビームの感度のアップをなすものである。
〈実施例〉
以下、本発明偏向ヨーク装置の一実施例を図面を用いて
詳細に説明する。第1図において、偏向ヨーク11は、
一対の半環状コアを接合してなる円内状のコア12と、
コア12の内面に巻装された一対のくら型の水平偏向コ
イル13.14と、コア12の外周に巻回された一対の
トロイダル型の垂直偏向コイル15.16と、コア12
の内面に配置され水平偏向コイル13.14と垂直偏向
コイル15.16間の絶縁を保持し、かつ、各コイル1
3,14,15.16の位置を規定するコイルボビン1
7とから構成され、ブルー、グリーン、レッドの3本の
電子銃(B、G、R)が水平方向に一列(インライン状
)に配列されたカラー受像管ネック部18上に装着固定
される。このうち、水平偏向コイル13.14は糸巻型
の水平偏向磁界を発生し、垂直偏向コイル15.16は
バレル型の垂直偏向磁界を発生するものであることは従
来と同じである。
詳細に説明する。第1図において、偏向ヨーク11は、
一対の半環状コアを接合してなる円内状のコア12と、
コア12の内面に巻装された一対のくら型の水平偏向コ
イル13.14と、コア12の外周に巻回された一対の
トロイダル型の垂直偏向コイル15.16と、コア12
の内面に配置され水平偏向コイル13.14と垂直偏向
コイル15.16間の絶縁を保持し、かつ、各コイル1
3,14,15.16の位置を規定するコイルボビン1
7とから構成され、ブルー、グリーン、レッドの3本の
電子銃(B、G、R)が水平方向に一列(インライン状
)に配列されたカラー受像管ネック部18上に装着固定
される。このうち、水平偏向コイル13.14は糸巻型
の水平偏向磁界を発生し、垂直偏向コイル15.16は
バレル型の垂直偏向磁界を発生するものであることは従
来と同じである。
偏向ヨーク11を構成する垂直偏向コイル15゜16の
後部側でコイルボビン17の後部拡大部17aの背面に
は、受像管ネック部18の外側に、各々対をなす2組の
第1.第2の補助磁界発生手段19,20,21.22
が設けられる。このうち、第1の補助磁界発生手段19
.20は電子銃(B、()、R,)の配列方向に対し直
交状に位置して互いに対向して配置され、第2の補助磁
界発生手段21.22は電子銃(B、G、几)の配列方
向に対し延長線上に位置して互いに対向して配置される
。電子銃(B、G、R,)の配列方向に対し直交状に位
置して配置された第1の補助磁界発生手段19.20は
、第2図に示すように、それぞれ略コ字状のフェライト
コア、珪素鋼板等からなる磁性体23.24と磁性体2
3.24に巻装された補助コイル25.26とから構成
され、磁性体23.24は脚片23a 、24aがそれ
ぞれ3電子銃のうち両サイドに位置する電子銃(B、R
)に略対向するように形状が設定されている。一方、電
子銃(B 、G、R)の配列方向に対し延長線上に位置
して配置された第2の補助磁界発生手段21.22は、
同じく第2図に示すように、それぞれ1字状の磁性体2
7.28と磁性体27 、28に巻装された補助コイル
29.30とから構成され、磁性体27.28の各々の
一端は両サイドに位置する電子銃(B、R)に対向する
ものである。
後部側でコイルボビン17の後部拡大部17aの背面に
は、受像管ネック部18の外側に、各々対をなす2組の
第1.第2の補助磁界発生手段19,20,21.22
が設けられる。このうち、第1の補助磁界発生手段19
.20は電子銃(B、()、R,)の配列方向に対し直
交状に位置して互いに対向して配置され、第2の補助磁
界発生手段21.22は電子銃(B、G、几)の配列方
向に対し延長線上に位置して互いに対向して配置される
。電子銃(B、G、R,)の配列方向に対し直交状に位
置して配置された第1の補助磁界発生手段19.20は
、第2図に示すように、それぞれ略コ字状のフェライト
コア、珪素鋼板等からなる磁性体23.24と磁性体2
3.24に巻装された補助コイル25.26とから構成
され、磁性体23.24は脚片23a 、24aがそれ
ぞれ3電子銃のうち両サイドに位置する電子銃(B、R
)に略対向するように形状が設定されている。一方、電
子銃(B 、G、R)の配列方向に対し延長線上に位置
して配置された第2の補助磁界発生手段21.22は、
同じく第2図に示すように、それぞれ1字状の磁性体2
7.28と磁性体27 、28に巻装された補助コイル
29.30とから構成され、磁性体27.28の各々の
一端は両サイドに位置する電子銃(B、R)に対向する
ものである。
そして、第1.第2の補助磁界発生手段19,20.2
1.22の各補助コイル25 、26 、29゜30は
、第3図に示すように、垂直偏向回路31に接続した垂
直偏向コイル15.16に対して直列状に接続されるも
ので、補助コイル25 、26および29.30には垂
直偏向コイル15 、16と同じく垂直偏向電流が流れ
るものである。この際、必要に応じて、補助コイル25
,26,29゜30に対して並列にボリウム(抵抗)3
2 、33を接続することにより、補助コイル25と2
6゜29と30に流れる電流量の調整を行なうことがで
きる。また、コイルボビン17の後部拡大部11aの背
面で、電子銃(B、G、几)の配列方向に対し延長線上
に位置して設けた第2の補助磁界発生手段21.22の
両側部(上、下部)には、それぞれ対をなす2組の磁性
片34 、35 、36゜37が補助磁界発生手段21
.22を上下から挾むように設けられるものである。
1.22の各補助コイル25 、26 、29゜30は
、第3図に示すように、垂直偏向回路31に接続した垂
直偏向コイル15.16に対して直列状に接続されるも
ので、補助コイル25 、26および29.30には垂
直偏向コイル15 、16と同じく垂直偏向電流が流れ
るものである。この際、必要に応じて、補助コイル25
,26,29゜30に対して並列にボリウム(抵抗)3
2 、33を接続することにより、補助コイル25と2
6゜29と30に流れる電流量の調整を行なうことがで
きる。また、コイルボビン17の後部拡大部11aの背
面で、電子銃(B、G、几)の配列方向に対し延長線上
に位置して設けた第2の補助磁界発生手段21.22の
両側部(上、下部)には、それぞれ対をなす2組の磁性
片34 、35 、36゜37が補助磁界発生手段21
.22を上下から挾むように設けられるものである。
次に、本発明偏向ヨーク装置の動作状態について説明す
る。補助磁界発生手段19,20.21゜22を構成す
る補助コイル25,26,29.30はそれぞれ垂直偏
向コイル15.16に直列に接続されているもので、各
補助コイル25 、26゜29.30には垂直偏向コイ
ル15.16と同様に鋸歯状波の垂直偏向電流が流れる
。補助コイル25.26.29.30に鋸歯状波の垂直
偏向電流が流れることにより、磁性体23,24,27
゜28には、第4図に示すように、磁界φ人、φB。
る。補助磁界発生手段19,20.21゜22を構成す
る補助コイル25,26,29.30はそれぞれ垂直偏
向コイル15.16に直列に接続されているもので、各
補助コイル25 、26゜29.30には垂直偏向コイ
ル15.16と同様に鋸歯状波の垂直偏向電流が流れる
。補助コイル25.26.29.30に鋸歯状波の垂直
偏向電流が流れることにより、磁性体23,24,27
゜28には、第4図に示すように、磁界φ人、φB。
φCが発生する。この磁界φ人、φB、φCはネック部
18内で合成され、かつ、第2の補助磁界発生手段21
.22の両側部に設けた磁性片34 、35 、36.
37により第1の補助磁界発生手段19.20と第2の
補助磁界発生手段21.22間の磁界がバイパスされる
ことにより、第4図のように、ネック部18内で磁界B
S + 84 + ” 5 e B6 m B 7
tB8が発生する。今、画面の水平方向中央より上側を
見た場合、ネック部18内に発生した磁界83〜B8の
うち、磁界B3とB4の作用により、各ビームB、G、
几にはそれぞれ上方向に感度をアップさせるFB I
JGI * FR1の力が発生するが、この場合、中央
のグリーンビームGに加わる磁界の量が両サイドのビー
ムB、Rに加わる磁界の量に比べ多くなることから、ビ
ームGの補正量FGtが他のビームの補正fcFnt
w F’RIに比べて大きくなる。一方、磁界B5〜B
8の作用により、各ビームB、G、几にはそれぞれ下方
向lど感度をダウンさせるFB21 I”G2 、 F
”lt2の力が発生するが、この場合、中央のビームG
に加わる磁界の量が両サイドのビームB、几に加わる磁
界の量に比べ少なくなることから、ビームGの補正#F
a2が他のビームB、Rの補正量FB2 e )′R2
に比べて小さくなる。ここで、各ビームB、G、凡の感
度の補正は上方向の補正量と下方向の補正量の合成によ
りなされるもので、この結果、中央のビームGの感度は
上方向にアップしく上方向の補正量FGIが下方向の補
正量f”G2より大きいため)、両サイドのビームB、
Rの感度は下方向にダウンしく上方向の補正量FB’
* FRlが下方向の補正量FB2 t ”R2より小
さいため)、第5図に示すように、画面の上部側でビー
ムGを矢印(上)方向に、ビームB。
18内で合成され、かつ、第2の補助磁界発生手段21
.22の両側部に設けた磁性片34 、35 、36.
37により第1の補助磁界発生手段19.20と第2の
補助磁界発生手段21.22間の磁界がバイパスされる
ことにより、第4図のように、ネック部18内で磁界B
S + 84 + ” 5 e B6 m B 7
tB8が発生する。今、画面の水平方向中央より上側を
見た場合、ネック部18内に発生した磁界83〜B8の
うち、磁界B3とB4の作用により、各ビームB、G、
几にはそれぞれ上方向に感度をアップさせるFB I
JGI * FR1の力が発生するが、この場合、中央
のグリーンビームGに加わる磁界の量が両サイドのビー
ムB、Rに加わる磁界の量に比べ多くなることから、ビ
ームGの補正量FGtが他のビームの補正fcFnt
w F’RIに比べて大きくなる。一方、磁界B5〜B
8の作用により、各ビームB、G、几にはそれぞれ下方
向lど感度をダウンさせるFB21 I”G2 、 F
”lt2の力が発生するが、この場合、中央のビームG
に加わる磁界の量が両サイドのビームB、几に加わる磁
界の量に比べ少なくなることから、ビームGの補正#F
a2が他のビームB、Rの補正量FB2 e )′R2
に比べて小さくなる。ここで、各ビームB、G、凡の感
度の補正は上方向の補正量と下方向の補正量の合成によ
りなされるもので、この結果、中央のビームGの感度は
上方向にアップしく上方向の補正量FGIが下方向の補
正量f”G2より大きいため)、両サイドのビームB、
Rの感度は下方向にダウンしく上方向の補正量FB’
* FRlが下方向の補正量FB2 t ”R2より小
さいため)、第5図に示すように、画面の上部側でビー
ムGを矢印(上)方向に、ビームB。
几を矢印(下)方向に補正し、中央のビームGの感度不
足(ミスコンバージェンス)を解消するものである。同
様に、画面の下側においては、補助コイル25.26.
29.30に流れる電流(垂直偏向電流)が鋸歯状波の
ため、磁界の向きが画面の上側に比べ逆方向となるもの
で、第5図に示すように、中央のビームGを矢印(下)
方向に、ビームB、Rを矢印(上)方向に補正し、中央
のビームGの感度不足を解消するもので、最終的に各ビ
ームB、G、R,が一致した良好なコンバージェンス特
性1画面特性を得ることができるものである。この際、
第1の補助磁界発生手段19,20と第2の補助磁界発
生手段21.22間の磁界が磁性片34〜37によって
バイパスされるもので、補助磁界発生手段19,20,
21.22によって発生する磁界は極端な糸巻型磁界を
形成することはなく、垂直偏向コイル(垂直偏向磁界)
の偏向中心が偏向ヨークの後部側にずれることもないも
ので、画面の各象限の中央部における両サイドに位置す
るビームB、Rの正クロスのミスコンバージェンス(第
9図に示す)も生じることはないものである。
足(ミスコンバージェンス)を解消するものである。同
様に、画面の下側においては、補助コイル25.26.
29.30に流れる電流(垂直偏向電流)が鋸歯状波の
ため、磁界の向きが画面の上側に比べ逆方向となるもの
で、第5図に示すように、中央のビームGを矢印(下)
方向に、ビームB、Rを矢印(上)方向に補正し、中央
のビームGの感度不足を解消するもので、最終的に各ビ
ームB、G、R,が一致した良好なコンバージェンス特
性1画面特性を得ることができるものである。この際、
第1の補助磁界発生手段19,20と第2の補助磁界発
生手段21.22間の磁界が磁性片34〜37によって
バイパスされるもので、補助磁界発生手段19,20,
21.22によって発生する磁界は極端な糸巻型磁界を
形成することはなく、垂直偏向コイル(垂直偏向磁界)
の偏向中心が偏向ヨークの後部側にずれることもないも
ので、画面の各象限の中央部における両サイドに位置す
るビームB、Rの正クロスのミスコンバージェンス(第
9図に示す)も生じることはないものである。
陶、本発明偏向ヨーク装置の一実施例においては、補助
磁界発生手段を構成する補助コイルを垂直偏向コイルに
対して直列に接続し、補助コイルに垂直偏向X流を流し
て磁界を発生させるものについて述べたが、補助コイル
を垂直偏向コイルに対し連列に接続して構成しても良く
、また、補助コイルに流す電流は垂直偏向′eL流のろ
に限定されず、垂直偏向電流と同期した補正電流を流し
ても良いもので、この場合も実施例と同様の作用(ビー
ムの移動調整)を得ることができる。また、本発明の一
実施例においては、補助磁界発生手段および磁性片をコ
イルボビンの後部拡大部背面に設けるものについて述べ
たが、補助磁界発生手段および磁性片の取着位置も実施
例に限定されず、垂直偏向コイルの後部側で、コイルボ
ビンの後部拡大部前面に設けても良いものである。さら
に、補助磁界発生手段を構成する磁性体の形状を、ビー
ムに対する磁界の集中を効率良く行なうことができるよ
うに、ビームと対向する側の端部を斜め状。
磁界発生手段を構成する補助コイルを垂直偏向コイルに
対して直列に接続し、補助コイルに垂直偏向X流を流し
て磁界を発生させるものについて述べたが、補助コイル
を垂直偏向コイルに対し連列に接続して構成しても良く
、また、補助コイルに流す電流は垂直偏向′eL流のろ
に限定されず、垂直偏向電流と同期した補正電流を流し
ても良いもので、この場合も実施例と同様の作用(ビー
ムの移動調整)を得ることができる。また、本発明の一
実施例においては、補助磁界発生手段および磁性片をコ
イルボビンの後部拡大部背面に設けるものについて述べ
たが、補助磁界発生手段および磁性片の取着位置も実施
例に限定されず、垂直偏向コイルの後部側で、コイルボ
ビンの後部拡大部前面に設けても良いものである。さら
に、補助磁界発生手段を構成する磁性体の形状を、ビー
ムに対する磁界の集中を効率良く行なうことができるよ
うに、ビームと対向する側の端部を斜め状。
先細状等に形成しても良いものである。さらにまた、第
2の補助磁界発生手段の両側部に設けられる磁性片の形
状も、磁界のバイパスを効率良く行なうために、例えば
、磁性片34と36.35と37を一体化して連結した
り、或は、磁性片34と35.36と37を一体化して
連結して構成しても良いものである。さらに、偏向コイ
ルの巻回形状も実施例に限定されることはなく、垂直偏
向コイルをくら型に巻回して構成しても良いものである
。
2の補助磁界発生手段の両側部に設けられる磁性片の形
状も、磁界のバイパスを効率良く行なうために、例えば
、磁性片34と36.35と37を一体化して連結した
り、或は、磁性片34と35.36と37を一体化して
連結して構成しても良いものである。さらに、偏向コイ
ルの巻回形状も実施例に限定されることはなく、垂直偏
向コイルをくら型に巻回して構成しても良いものである
。
〈発明の効果〉
本発明の偏向ヨーク装置は以上詳細に述べたとおりであ
り、以下に示す効果を生じるものである。
り、以下に示す効果を生じるものである。
つまり、補助磁界発生手段と磁性片との組み合わせによ
り、独自の補助磁界を発生させて、中央に位置する電子
銃によって生じるビームの感度の不足をアップすること
ができ、併わせで、両サイドに位置する電子銃によって
生じるビームの感度をダウンすることができ、この際、
磁性片により補助磁界の一部をバイパスして極端な糸巻
型補正磁界が生じるのを防止したもので、画面の各象限
中央部におけるミスコンバージェンス(両サイドのビー
ムB、Rの正クロスのミスコンバージェンス)が生じる
こともなく、極めて簡単な構成で、画面全域にわたって
ミスコンバージェンスのない良好な画質特性を得ること
ができるものである。従って、内部にFCを備えた受像
管は勿論のこと、FCを備えない受像管用の偏向ヨーク
装置として今後益々有効となるものである。
り、独自の補助磁界を発生させて、中央に位置する電子
銃によって生じるビームの感度の不足をアップすること
ができ、併わせで、両サイドに位置する電子銃によって
生じるビームの感度をダウンすることができ、この際、
磁性片により補助磁界の一部をバイパスして極端な糸巻
型補正磁界が生じるのを防止したもので、画面の各象限
中央部におけるミスコンバージェンス(両サイドのビー
ムB、Rの正クロスのミスコンバージェンス)が生じる
こともなく、極めて簡単な構成で、画面全域にわたって
ミスコンバージェンスのない良好な画質特性を得ること
ができるものである。従って、内部にFCを備えた受像
管は勿論のこと、FCを備えない受像管用の偏向ヨーク
装置として今後益々有効となるものである。
第1図は本発明偏向ヨーク装置の一実施例における概略
構成背面図、第2図は同じく補助磁界発生手段および磁
性片の概略構成図、第3図は同じく補助磁界発生手段の
一部をなす補助コイルの結線図、第4図は同じく補助磁
界発生手段および磁性片の画面前方より見た動作説明図
、第5図は本発明偏向ヨーク装置により3電子ビームが
コンバージェンスする状態の説明図、第6図は中央のビ
ームの感度が不足してコンバージェンスされない状態の
説明図、第7図は従来の偏向ヨーク装置の概略構成背面
図、第8図は第7図に示した磁性体および補助コイルに
よって生じる磁界の発生状態を示す画面前方より見た説
明図、第9図は従来の偏向ヨーク装置において生じた画
面の各象限中央部でのビームB、Rの正クロスのミスコ
ンバージェンスの説明図である。
構成背面図、第2図は同じく補助磁界発生手段および磁
性片の概略構成図、第3図は同じく補助磁界発生手段の
一部をなす補助コイルの結線図、第4図は同じく補助磁
界発生手段および磁性片の画面前方より見た動作説明図
、第5図は本発明偏向ヨーク装置により3電子ビームが
コンバージェンスする状態の説明図、第6図は中央のビ
ームの感度が不足してコンバージェンスされない状態の
説明図、第7図は従来の偏向ヨーク装置の概略構成背面
図、第8図は第7図に示した磁性体および補助コイルに
よって生じる磁界の発生状態を示す画面前方より見た説
明図、第9図は従来の偏向ヨーク装置において生じた画
面の各象限中央部でのビームB、Rの正クロスのミスコ
ンバージェンスの説明図である。
Claims (1)
- コアと、該コアに沿って巻装される一対のくら型の水
平偏向コイルおよび一対のトロイダル型若しくはくら型
の垂直偏向コイルと、前記コアの内面に配置され、前記
水平偏向コイルと垂直偏向コイル間の絶縁をなし、かつ
、各コイルの位置を規定してなるコイルボビンとからな
り、複数個の電子銃がインライン状に配列されたカラー
受像管上に装着される偏向ヨーク装置において、前記電
子銃によって発生するビームに対し垂直偏向電流若しく
は該偏向電流と同期した補正電流に基づく磁界を加え、
前記ビームのうち中央に位置するビームの感度をアップ
してなる各々対をなす2組の第1、第2の補助磁界発生
手段を、各組ごとに前記垂直偏向コイルの後部側で前記
電子銃の配列方向に対し直交状および延長線上に位置し
て設けるとともに、前記電子銃の配列方向に対し延長線
上に位置して設けた第2の補助磁界発生手段の両側部に
、前記第1、第2の補助磁界発生手段によって発生する
磁界のうち各補助磁界発生手段間の磁界をバイパスする
磁性片を設けたことを特徴とする偏向ヨーク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31383387A JPH01157038A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 偏向ヨーク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31383387A JPH01157038A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 偏向ヨーク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01157038A true JPH01157038A (ja) | 1989-06-20 |
JPH0587931B2 JPH0587931B2 (ja) | 1993-12-20 |
Family
ID=18046057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31383387A Granted JPH01157038A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 偏向ヨーク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01157038A (ja) |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP31383387A patent/JPH01157038A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0587931B2 (ja) | 1993-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6237849A (ja) | 偏向ヨ−ク装置 | |
JPH01157038A (ja) | 偏向ヨーク装置 | |
JPS61230245A (ja) | 偏向ヨ−ク装置 | |
JP2667215B2 (ja) | カラー受像管装置 | |
JPH0359931A (ja) | カラー受像管用偏向ヨーク | |
JPH01200543A (ja) | 偏向ヨーク装置 | |
JP3041898B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
JPH01209638A (ja) | 偏光ヨーク装置 | |
JPH0750935B2 (ja) | 偏向ヨ−ク装置 | |
JP2001101983A (ja) | カラー受像管装置 | |
JPH0739164Y2 (ja) | 偏向ヨーク装置 | |
JP2714058B2 (ja) | カラー受像管用偏向装置 | |
JPH11176358A (ja) | インライン型カラー受像管用偏向ヨーク | |
JP2002190264A (ja) | 偏向ヨークおよび陰極線管装置 | |
JP2650432B2 (ja) | カラー偏向ヨーク装置 | |
JP3284780B2 (ja) | カラー受像管装置 | |
JPH01151135A (ja) | 偏向ヨーク装置 | |
JPH0727736Y2 (ja) | インライン型カラ−受像管の画像補正装置 | |
JP2000197068A (ja) | ミスコンバージェンス補正装置 | |
JP3467843B2 (ja) | 偏向装置 | |
JP2000188765A (ja) | ミスコンバージェンス補正装置 | |
JPH05328372A (ja) | 偏向ヨーク | |
JPH0391392A (ja) | カラー偏向ヨーク装置 | |
JPH01195638A (ja) | 偏向ヨーク装置 | |
JPS63298946A (ja) | 偏向装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |