JPH01156806A - Faコントローラシステム - Google Patents

Faコントローラシステム

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JPH01156806A
JPH01156806A JP62315810A JP31581087A JPH01156806A JP H01156806 A JPH01156806 A JP H01156806A JP 62315810 A JP62315810 A JP 62315810A JP 31581087 A JP31581087 A JP 31581087A JP H01156806 A JPH01156806 A JP H01156806A
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Hisashi Yao
尚志 八尾
Sakuyuki Oonishi
大西 作幸
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、FAコントローラのプログラムをシンボリ
ックにデバッグするためのデバッグ装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 第6図はFAコントローラとデバ・ラグ装置の構成図を
示し、同図において、(10)は、中央処理装置(1)
、実行プログラム(2a)とデバッグコマンド実行手順
(2b)を記憶してなるメモリ(2)、及びインタフェ
イス装置(7)を備えたFAコントローラである。これ
に対して、(11)は、中央処理装置(3)、操作員か
らのコマンドを入力するキー入力装置(4)、コマンド
実行結果やメツセージを表示する表示装置(5)、マン
マシンインタフェイス手順(6a)を記憶してなるメモ
リ(6)及びインタフェイス装置(8)を備えてなるデ
バッグ装置を示す。
ここで、マンマシンインタフェイス手順(8a)は、キ
ー入力装置(4)から入力された文字を表示装置(5)
の画面上にエコーバック表示しながら一連のデバッグコ
マンドを入力し、該コマンドが正しいか判断し、正しい
ならば該コマンドをインタフェイス装置(8)に出力す
ると共に、該コマンドの実行結果を表示装置(5)の画
面上に表示する。
また、デバッグコマンド実行手順(2b)は、実行プロ
グラム(2a)より呼出されデバッグ装置(11)より
受信したデバッグコマンドを実行しその結果をデバッグ
装置(11)に送信するようになっている。
さらに、上記実行プログラム(2a)の機械語命令並び
は第3図のようになっており、第3図において、命令X
はデバッグコマンド実行手順(2b)を呼出す命令、命
令A、B、CはFAコントローラ(10)のソースプロ
グラムの1ステツプに対応した実行命令群(機械語)で
ある。
次に、従来例におけるデバッグ動作を、第7図のフロー
チャートを参照して説明する。
まず、操作員は、デバッグ装置(11)をデバッグモー
ド(デバッグ可能な状態)にし、実行プログラム(2a
)をスタートした後、デバッグコマンドをキー入力装置
(4)により入力すると中央処理装置(3)が該コマン
ドを解析してメモリ(6)に記憶されたマンマシンイン
タフェイス手順(6a)を呼出す。マンマシンインタフ
ェイス手順(6a)は、入力されたデバッグコマンドが
正しいか判断し、間違っていれば操作員に対して表示装
置(5)の画面上にエラーメツセージを表示し再入力を
促す(第7図ステップS70. S71の処理)。入力
されたデバッグコマンドが正しいならば該コマンドをイ
ンタフェイス装置(8)に出力する(ステップS82の
処理)。ここで、FAコントローラ(10)の中央処理
装置(1)は、実行プログラム(2a)を第7図及び第
8図ステップS89. S90の様に実行している。
デバッグコマンド実行手順(2b)を呼出すと(ス、テ
ップS89の処理)、該手順はデバッグ装置(11)か
らの上記デバッグコマンドをインタフェイス装置(7)
に受信したか判断しくステップ386の処理)、受信し
たならば該コマンドをインタフェイス装置(7)より入
力しくステップS87の処理)、該コマンドを実行し実
行結果をインタフェイス装置(7)に出力する(ステッ
プ388の処理)。その後、実行プログラム(2a)は
ソースプログラムの1ステツプに対応する実行命令群(
機械語)を実行する(ステップS90の処理)。第7図
の命令XはステップS89の処理に、命令A、B、Cは
ステップS90の処理にそれぞれ対応する。マンマシン
インタフェイス手順(6a)は、デバッグコマンド実行
手順(2b)により求められた上記デバッグコマンド実
行結果をインタフェイス装置(8)に受信したか判断し
くステップS83のlA理)、受信したならば該実行結
果をインタフェイス装置(8)より入力しくステップS
84の処理)、該実行結果を表示装置(5)の画面上に
表示する(ステップS85の処理)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のデバッグ装置(11)は、デバッグコマンドの実
行によりバグを見つけ出すというものであり、その後は
ソースプログラムを修正・コンパイルして実行プログラ
ムを生成して、それをFAコントローラ(10)に転送
してから再び動作確認・デバッグしなければならないの
で、非常に時間がかかりデバッグ効率が悪かった。
この発明はこの様な問題点を解決するためになされたも
ので、デバッグコマンドの実行によりバグを見つけ出し
たならばそこでパッチファイルをキー入力によりデバッ
グ装置のメモリに作成し、その後すぐに上記パッチファ
イルを実行し動作確認・デバッグを引続き行うことによ
りデバッグ効率を大幅に向上させるデバッグ装置を得る
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るデバッグ装置は、数値制御装置やプログ
ラマブルコントローラ等を統括制御するFAコントロー
ラに接続されるデバッグ装置において、コマンドを入力
するキー入力装置と、キー入力した文字をエコーバック
表示し上記コマンド実行結果やメツセージを表示する表
示装置と、上記キー入力装置から入力されるコマンドの
適否を判断し、FAコントローラのプログラムをデバッ
グ中に見つけ出したバグを修正するためのパッチファイ
ルをメモリに作成可能とし該パッチファイル実行のため
に必要なアドレスをパッチファイルアドレステーブル及
びFAコントローラのパッチポイントアドレステーブル
に書込むマンマシンインタフェイス手順、上記パッチフ
ァイルの実行開始要求を示す情報を上記FAコントロー
ラより受信しパッチファイル実行手順を呼出す受信実行
手順、上記メモリに作成された上記パッチファイルを上
記パッチファイルアドレステーブルを参照して上記パッ
チファイルの開始アドレスを求め該パッチファイルを実
行し実行終了後それを示す情報を上記FAコントローラ
に送信するパッチファイル実行手順、上記パッチファイ
ルアドレステーブル、上記パッチファイル、及び上記パ
ッチファイル作成時の中間バッファとなるパッチファイ
ルバッファを記憶してなるメモリと、上記マンマシンイ
ンタフェイス手順、上記受信実行手順、上記パッチファ
イル実行手順及び上記パッチファイルを実行する中央処
理装置を備えると共に、上記FAコントローラ側に、制
御用の実行プログラム、該実行プログラムより呼出され
上記パッチポイントアドレステーブルを参照し上記パッ
チファイルを上記デバッグ装置に実行させるか判断し実
行させると判断したならば上記パッチファイルを実行さ
せる要求を示す情報をデバッグ装置に送信し上記パッチ
ファイルの実行が終了したことを示す情報をデバッグ装
置より受信するまで上記実行プログラムの実行を中断状
態にするデバッグコマンド実行手順、及び上記パッチポ
イントアドレステーブルを記憶してなるメモリと、上記
実行プログラム、及び上記デバッグコマンド実行手順を
実行する中央処理装置を備えたものである。
〔作用〕
この発明のデバッグ装置においては、まず、プログラム
をデバッグしていてバグを見つけたならば、バグを修正
するためのパッチファイルをキー入力によりデバッグ装
置のメモリに作成し、作成と同時にパッチファイル実行
のために必要なアドレスがパッチファイルアドレステー
ブル、パッチポイントアドレステーブルに書込まれる。
この後、プログラム中のバグのある行を実行する前にデ
バッグコマンド実行手順が上記パッチファイルをデバッ
グ装置に実行させるかをパッチポイントアドレステーブ
ルを参照して判断し、実行させると判断するとプログラ
ムを中断状態にし、上記パッチファイル実行開始要求を
示す情報をデバッグ装置に送信する。受信実行手順が該
パッチファイル実行開始要求を示す情報を受信すると、
パッチファイル実行手順を呼出す。しかして、パッチフ
ァイル実行手順は、実行するパッチファイルの開始アド
レスをパッチファイルアドレステーブルを参照して求め
、該開始アドレスよりパッチファイルを実行し、実行終
了したならばパッチファイル実行終了を示す情報をFA
コントローラに送信する。ここで、デバッグコマンド実
行手順は、上記パッチファイル実行終了を示す情報を受
信したならば中断状態にしていたプログラム中の行より
実行再開する。この様にしてパッチファイル実行により
バグを修正実行し、引続き動作確認デバッグを行う。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明に係るFAコントローラとデバッグ装置の
構成図を示し、同図において、第6図の従来例と同一符
号は同一部分を示してその説明は省略する。この第1図
構成において従来例と異なる点はデバッグ装置(11)
のメモリ(6)に、マンマシンインタフェイス手順(6
a)の他に、受信実行手順(6b)、パッチファイル実
行手順(6c)、パッチファイルアドレステーブル(6
d)、パッチファイルバッファ(6e)及びパッチファ
イル(6f)を記憶しており、また、FAコントローラ
(lO)のメモリ(2)に、実行プログラム(2a)、
デバッグコマンド実行手順(2b)の他に、パッチポイ
ントアドレステーブル(2c)を記憶している点である
ここで、マンマシンインタフェイス手J[1(7a)は
、キー入力装置(4)から入力された文字を表示装置(
5)の画面上にエコーバック表示しながら一連のデバッ
グコマンドを入力し、該コマンドが正しいか判断し、正
しいならば該コマンドをインタフェイス装置(8)に出
力すると共に、また、パッチファイル編集を可能とし編
集されたパッチファイルをパッチファイルバッファ(6
e)を通してメモリ (6)に書込み(パッチファイル
(6f))、パッチファイル実行のために必要なアドレ
スをパッチファイルアドレステーブル(6d)及びパッ
チポイントアドレステーブル(2c)に書込む。
また、受信実行手順(6b)は、インタフェイス装置 
(8)にFAコントローラ(10)より何か受信したか
調べ、受信したならばその内容を調ベパッチファイル実
行開始情報ならばパッチファイル実行手順(6c)を呼
出し、受信内容がコマンド実行結果ならばそれを表示装
置 (5)の画面上に表示する。
さらに、パッチファイル実行手順(6c)は、FAコン
トローラ(10)より受信したパッチファイル実行開始
情報よりパッチファイルアドレステーブル(6d)を参
照して実行するパッチファイルの開始アドレスを求め該
アドレスよりパッチファイルを実行し、実行終了したな
らばパッチファイル実行終了情報をインタフェイス装置
 (8)に出力する。これに対し、パッチファイルアド
レステーブル(6d)の構造は第4図(a)のようにな
っており、上記の様にパッチファイル実行手順(6c)
が実行するパッチファイルの開始アドレスを求めるため
に参照するアドレステーブルでパッチポイントアドレス
及びパッチ開始アドレスが格納されている。
また、パッチファイルバッファ(6e)は、操作員がパ
ッチファイルlJa集を開始してから終了するまで編集
内容が格納されるエリアで、パッチファイル編集終了す
るとマンマシンインタフェイス手順(6a)が編集内容
をパッチファイルバッファ(6e)から最終的にパッチ
ファイル(6f)が格納されるエリアに書込まれるよう
になされている。
他方、FAコントローラ(10)のメモリ (2)にお
ける実行プログラム(2a)はFAコントローラ(lO
)を制御するプログラム(機械語)で、第3図の様な命
令並びになっている。また、デバッグコマンド実行手順
(2b)は実行プログラム(2a)より呼出され、バッ
ファイル(6f)をデバッグ装置(11)に実行させる
かをパッチポイントアドレステーブル(2c)を参照し
て判断し、実行させると判断したならば実行プログラム
(2a)の実行を中断状態にしパッチファイル実行開始
情報をインタフェイス装置 (8)に出力すると共に、
インタフェイス装置 (8)に何か受信したかを調べ、
受信したならば受信内容を調へそれがパッチファイル実
行終了情報ならば中断状態にしていた実行プログラム(
2a)を再開し、受信内容がコマンドならば該コマンド
を実行し結果をインタフェイス装置 (8)に出力する
次に、第2図(a) 、 (b) 、 (c)はバグを
修正するためにパッチファイルを編集する場合のキー入
力及び表示例、第3図は実行プログラム(2a)の命令
並び、第4図(a) 、 (b) 、 (c)は、パッ
チファイルアドレステーブル(6d)、パッチファイル
(6f)、及びパッチポイントアドレステーブル(2c
)の構造内容、第5図(a) 、 (b) 、 (c)
はこの発明の動作フローチャートで、(a)はデバッグ
装置(11)側のマンマシンインタフェイス手順(6a
)、(b)は同パッチファイル実行手順(6C)と受信
実行手順(6b)、(C)はFAコントローラ(10)
側の実行プログラム(2a)とデバッグコマンド実行手
順(2b)の内容をそれぞれ示したもので、これら図面
を参照してこの実施例の動作説明をする。
操作員がデバッグコマンドの入力実行によりバグを見つ
け出す場合の動作は従来と同じであるので、バグを見つ
け出した時にパッチファイルを作成し、その後すぐにパ
ッチファイルを実行してバグを修正実行し動作確認・デ
バッグを引続き行う場合の動作を説明する。
第2図(a)のACTIという名のプログラムの動作確
認・デバッグを行っていて1010行のPRINT#1
:0%の0%が実はB%のまちがいであるというバグを
見つけた場合、1010行を実行する前に0%をB%に
置換える処理をパッチファイルとして作成し、1010
行の実行前に該パッチファイルを実行し実行終了後10
10行を実行すれば良い。
まず、パッチファイルを作成する操作としてキー入力装
置(4)よりパッチファイル−編集のためのコマンドを
入力する(第2図(b)の操作(20))、なお、第2
図において下線部は操作員が入力する。この操作(20
)において、FATCHONはコマンド名、1は作成し
たパッチファイルの登録番号としてのID番号、ACT
Iはプログラム名、1010は中断状態にするプログラ
ムの行番号をそれぞれ示し、作成したパッチファイルは
ID番号で管理し、プログラム実行が1010行に達し
たならばここでプログラムを中断状態にし、作成したパ
ッチファイルを実行後、1010行よりプログラムを再
開することを示す。操作(20)の入力により中央処理
装置 (3)が入力されたコマンドを解析してマンマシ
ンインタフェイス手順(6a)を呼出す。
すなわち、マンマシンインタフェイス手順(6a)はキ
ー入力により呼出されるが、他の処理(受信実行手順(
6b)、パッチファイル実行手順(6C)、パッチファ
イル(6f))が実行中にキー入力された場合、実行中
の処理は中断しマンマシンインクフェイス手順(6a)
を優先的に実行し実行終了後、中断していた処理を再開
する。これは、人間の操作であるキー入力による処理の
応答性を高くするためである。操作(20)の入力によ
り呼出されたマンマシンインタフェイス手順(6a)は
、第3図(a)の如く、入力されたコマンドが正しいか
判断しくステップ5al)、間違っていれば操作員に対
して表示装置 (5)の画面上にエラーメツセージを表
示し再入力をうながす(ステップ5a2)。入力された
コマンドが正しいならば該コマンドがパッチファイル編
集コマンドが判断しくステップ5a3) 、そうである
ならば以降パッチファイル編集が有効となるモードにし
くステップ5a4)、パッチファイル編集のための入力
を持つ。そこで操作員はパッチファイルに記述したいコ
マンドを入力すると(第2図(b)の操作(21))、
ステップSal、Sa3の処理を通ってステップSa5
の処理に進み、ここで、既にパッチファイル編集は有効
となっているのでステップSa6の処理に進む。ここで
はキー入力されたコマンドがパッチファイル編集終了を
示すものかを調べるが、そうではないのでステップSa
7の  ′処理に進み入力されたコマンド(0%;B%
)をこのまソースレベルでパッチファイルバッファ(6
e)に書込む。次に、バグ修正実行のためにはC%=B
%のみ実行すれば良いのでパッチファイル編集終了コマ
ンドを入力すると(第2図(b)の操作(22))、ス
テップSat、 Sa3、Sa5及びSa6を通ってス
テップSa8の処理に進み、パッチファイル実行時に中
断状態にする実行プログラム(2a)中の対応する命令
(第3図の命令B)のアドレス(以下、パッチポイント
アドレスと呼ぶ)をパッチファイルアドレステーブル(
6d)とパッチポイントアドレステーブル(2c)に書
込む(第4図(a)のエリア(40)と同図(c)のエ
リア(44))。また、実行するパッチファイルの開始
アドレス(以下、パッチファイル開始アドレスと呼ぶ)
をパッチファイルアドレステーブル(6d)に書込む(
第4図(a)のエリア(41))。そして、ステップS
a9の処理に進み、パッチファイルバッファ(6e)に
書込んだ編集内容(C%=B%)の最後にパッチファイ
ル実行終了コマンド(END)を付けて最終的にパッチ
ファイルが格納されるエリアに転送する(第4図(b)
のエリア(42))。この後、パッチファイル編集が有
効となっているのを無効としパッチファイル編集を終了
する(ステップ5alOの処理)。
次に、以上の様な操作によりデバッグ装置(11)のメ
モリ (6)に作成したパッチファイル(6f)を実行
する動作を説明する。実行プログラム(2a)は第3図
の様な命令並びになっており、命令Xはデバッグコマン
ド実行手順(2b)を呼出す命令、命令A、B、Cはソ
ースプログラムの1ステツプの実行命令群(機械語)で
、命令Xと命令A、B、Cは必ず1対になっている。パ
ッチファイル実行は、実行プログラム(2a)の実行が
命令Bに達した時ここで命令Bを実行しないで中断状態
にし、その後パッチファイルをデバッグ装置(11)が
実行する。まず、第3図の命令X (32)を実行する
と(第5図(C)のステップSclの処理)、デバッグ
コマンド実行手順(2b)は命令Bのアドレスがパッチ
ポイントアドレスかをパッチポイントアドレステーブル
(2C)を参照し、命令Bのアドレスと一致するアドレ
スがあるかを調べて判断する(ステップ5c3)。ここ
では、命令Bのアドレスはバッチポイントアドレスであ
るパッチポイントアドレステーブル(2C)の中に命令
Bのアドレスは有り、したがって、ステップSc4の処
理に進む。そして、デバッグ装置(11)にパッチファ
イル(6f)を実行させる要求を示すパッチファイル実
行開始情報をインタフェイス装置 (7)に出力しデバ
ッグ装置(11)に送信する。上記パッチファイル実行
開始情報は、パッチファイル実行開始要求であることを
示すデータ(特定のコード)とパッチポイントアドレス
(命令Bのアドレス)からなる。
一方、デバッグ装置(11)では、デバッグ装置(11
)を立上げると中央処理装置 (3)がタイマを使用し
て受信実行手順(6b)を周期的に繰返し実行する。ス
テップSb5の処理では、インタフェイス装置 (8)
にFAコントローラ(10)より何か受信したか調べ、
受信したならば受信内容を入力しくステップSb6の処
理)、その内容が上記パッチファイル実行開始情報かコ
マンド実行結果かを判断しくステップSb7の処理)、
前者ならばパッチファイル実行手順(6c)を呼出しく
ステップSb8の処理)、後者ならば上記コマンド実行
結果を表示装置語の画面上に表示する(ステップSb9
の処理)。この受信実行手順(6b)はタイマにより周
期的に実行されるので、パッチファイル実行手順(6C
)を呼出した後、両者は見た目には同時平行して実行さ
れる様にする。これは、パッチファイル実行中であって
も従来通りコマンド入力実行を可能とするためである。
ここで、FAコントローラ(10)より上記パッチファ
イル実行開始情報を受信したならばパッチファイル実行
手順(6c)は、パッチファイル開始アドレスをパッチ
ファイルアドレステーブル(6d)を参照して求める(
ステップSblの処理)。パッチファイルアドレステー
ブル(6d)の構造は第4図(a)の様になっており、
パッチポイントアドレスとパッチファイル開始アドレス
を1組のデータとして、これが作成したパッチファイル
の数だけ格納されている。したがって、パッチファイル
実行開始情報中のパッチポイントアドレスと一致するア
ドレスをパッチファイルアドレステーブル(6d)を参
照して探し見つかったところの次のデータが求めるパッ
チファイル開始アドレスとなる。
パッチファイル開始アドレスを求めたならば、パッチフ
ァイル実行手順(6C)はパッチファイルの内容を1ス
テップ実行しくステップ5b2) 、パッチファイル実
行終了コード(END)を見つけたならば(ステップS
b3の処理)、該パッチファイルの実行を終了し、パッ
チファイル実行終了情報をインタフェイス装置 (8)
に出力しFAコントローラ(10)に送信する(ステッ
プ5b4)。尚、パッチファイルの1ステップ実行はコ
マンド入力実行と同じ様に行う。すなわち、パッチファ
イル実行手順(6C)がパッチファイルの1ステツプ、
例えば第4図(b)のエリア(42)に示すC%=B%
を解析しC%=B%を実行する命令をFAコントローラ
(10)に送信する(キー入力装置(4) より入力し
たコマンドをFAコントローラ(10)に送信するのと
同じ)という具合である。
次に、FAコントローラ(10)のデバッグコマンド実
行手順(2b)は第5図(C)のステップSc4の処理
を実行後、パッチファイル実行中であることを示すパッ
チファイル実行フラグをONしくステップSc5の処理
)、インタフェイス装置 (ア)に何か受信したかを調
べ(ステップSc6の処理)、受信したならば受信内容
を入力(ステップ5c7)の処理)する。
なお、上記処理はバッチフィル実行取消し及びパッチフ
ァイル消去のコマンド(以下、パッチファイル取消しコ
マンドと呼ぶ)入力により行うが、対象パッチファイル
が実行されていない場合に入力実行しなければならない
。これは、対象パッチファイル実行中に該パッチファイ
ル取消しコマンドを入力実行すると実行中の対象パッチ
ファイルを消去してしまい誤動作(暴走など)するから
である。
上記パッチファイル取消しコマンドを入力するト(第2
図(b)の操作(24))、マンマシンインクフェイス
手順(6a)は第5図(a)のステップSat、Sc3
、及びSc5の処理を通ってステップ5ailの処理に
進み、入力されたコマンドがパッチファイル取消しコマ
ンドか判断し、そうであるのでステップ5a12の処理
に進む。そして、パッチファイルアドレステーブル(6
d)とパッチポイントアドレステーブル(2c)の対象
パッチファイルに対応するパッチポイントアドレス(第
4図(a)のエリアと同図(C)のエリア(44))と
パッチファイル開始アドレス(第4図(a)のエリア(
41))をOにし、第4図(b)のエリア(42)のパ
ッチファイルを消去する。
そうすると、第3図の命令X (30)を実行しデバッ
グコマンド実行手順(2b)を呼出した場合、デバッグ
コマンド実行手順(2b)は第5図(C)のステップS
c3の処理でパッチポイントアドレステーブル(2C)
を参照して第3図の命令Bのアドレスと一致するアドレ
スを探すが、上記のとおり第4図(C)のエリア(44
)のパッチポイントアドレスは0となっているので一致
するものはなく、パッチファイル実行開始情報をデバッ
グ装置(11)に送信しないのでパッチファイルは実行
されない。
従来のコマンド、すなわち、パッチファイル編集コマン
ド、パッチファイル取消しコマンド以外のコマンド入力
実行の動作は、該コマンドを入力するとマンマシンイン
タフェイス手順(6a)において(ステップSal、S
c3、Sc5.5ail)の処理を通りステップ5a1
3の処理に進み入力された上記コマンドをインタフェイ
ス装置 (8)に出力しFAコントローラ(10)に送
信するとFAコントローラ(10)ではデバッグコマン
ド実行手順(2b)において第5図(c)のステップS
c3、Sc4、Sc5、Sc6、Sc7、Sc8または
ステップSc3、Sc6、Sc7、Sc8の処理を通っ
てステップ5clOの処理に進み、デバッグ装置(11
)より受信した上記コマンドを実行し、実行結果をイン
タフェイス装置 (7)に出力しデバッグ装置(11)
に送信する。この後、パッチファイル実行フラグがON
か否かを調べ(ステップ5cllの処理)ONすなわち
パッチファイル実行中であるならば、該パッチファイル
実行終了までプログラムを中断状態にするために(ステ
ップSc2の処理よりプログラムを再開しないために)
ステップSc8の処理に戻る。上記パッチファイル実行
フラグがOFFならばパッチファイル実行中でなのでデ
バッグコマンド実行手順(2b)を終了し、ステップS
c2を実行する。ステップ5clOの処理でデバッグ装
置(11)に送信された上記コマンド実行結果はデバッ
グ装置(11)の受信実行手順(6b)が第5図(b)
のステップSb5、Sb6、Sb7、Sb9の処理によ
り上記コマンド実行結果を表示装置 (5)の画面上に
表示する。
〔発明の効果〕
以上のように、コマンドの入力実行によりプログラムの
バグを見つけ出した場合、そこでバグを修正するパッチ
ファイルをキー入力によりデバッグ装置のメモリに作成
しその後上記パッチファイルを実行することにより、ソ
ースプログラムを修正・再コンパイルすることなくバグ
を即座に修正実行することができるので、デバッグ効率
が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のFAコントローラとデバッグ装置の
構成図、第2図(a) 、 (b) 、 (c)はパッ
チファイル編集の入力及び表示例の説明図、第3図は従
来及びこの発明に係る実行プログラムの命令並び説明図
、第4図(a) 、 (b) 、 (c)はパッチファ
イルアドレステーブル(6d)、パッチファイル(6f
)、パッチポイントアドレステーブル(2c)の内容を
示す構成図、第5図(a) 、 (b) 、 (c)は
この発明の動作を示すフローチャート、第6図は従来の
FAコントローラとデバッグ装置の構成図、第7図は従
来の動作を示すフローチャートである。 図中、 (1) 、 (3)・・・中央処理装置、(2) 、 
(6)  ・・・メモリ、(2a)・・・実行プログラ
ム、 (2b)・・・デバッグコマンド実行手順、(2c)・
・・パッチポイントアドレステーブル、(4)・・・キ
ー入力装置、 (5)・・・表示装置、 (6a)・・・マンマシンインタフェイス手順、(6b
)・・・受信実行手順、 (6C)・・・パッチファイル実行手順、(6d)・・
・パッチファイルアドレステーブル、(6e)・・・パ
ッチファイルバッファ、(6f)・・・パッチファイル
、 (10)・・・FAコントローラ、 (11)・・・デバッグ装置。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 数値制御装置やプログラマブルコントローラ等を統括制
    御するFAコントローラに接続されるデバッグ装置にお
    いて、コマンドを入力するキー入力装置と、キー入力し
    た文字をエコーバック表示し上記コマンド実行結果やメ
    ッセージを表示する表示装置と、上記キー入力装置から
    入力されるコマンドの適否を判断し、FAコントローラ
    のプログラムをデバッグ中に見つけ出したバグを修正す
    るためのパッチファイルをメモリに作成可能とし該パッ
    チファイル実行のために必要なアドレスをパッチファイ
    ルアドレステーブル及びFAコントローラのパッチポイ
    ントアドレステーブルに書込むマンマシンインタフェイ
    ス手順、上記パッチファイルの実行開始要求を示す情報
    を上記FAコントローラより受信しパッチファイル実行
    手順を呼出す受信実行手順、上記メモリに作成された上
    記パッチファイルを上記パッチファイルアドレステーブ
    ルを参照して上記パッチファイルの開始アドレスを求め
    該パッチファイルを実行し実行終了後それを示す情報を
    上記FAコントローラに送信するパッチファイル実行手
    順、上記パッチファイルアドレステーブル、上記パッチ
    ファイル、及び上記パッチファイル作成時の中間バッフ
    ァとなるパッチファイルバッファを記憶してなるメモリ
    と、上記マンマシンインタフェイス手順、上記受信実行
    手順、上記パッチファイル実行手順及び上記パッチファ
    イルを実行する中央処理装置を備えると共に、上記FA
    コントローラ側に、制御用の実行プログラム、該実行プ
    ログラムより呼出され上記パッチポイントアドレステー
    ブルを参照し上記パッチファイルを上記デバッグ装置に
    実行させるか判断し実行させると判断したならば上記パ
    ッチファイルを実行させる要求を示す情報をデバッグ装
    置に送信し上記パッチファイルの実行が終了したことを
    示す情報をデバッグ装置より受信するまで上記実行プロ
    グラムの実行を中断状態にするデバッグコマンド実行手
    順、及び上記パッチポイントアドレステーブルを記憶し
    てなるメモリと、上記実行プログラム、及び上記デバッ
    グコマンド実行手順を実行する中央処理装置を備えたこ
    とを特徴とするデバッグ装置。
JP62315810A 1987-12-14 1987-12-14 Faコントローラシステム Expired - Lifetime JPH083748B2 (ja)

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