JPH01156324A - ポリメリックペルオキシエステル - Google Patents

ポリメリックペルオキシエステル

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JPH01156324A
JPH01156324A JP31424087A JP31424087A JPH01156324A JP H01156324 A JPH01156324 A JP H01156324A JP 31424087 A JP31424087 A JP 31424087A JP 31424087 A JP31424087 A JP 31424087A JP H01156324 A JPH01156324 A JP H01156324A
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JP
Japan
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polymeric
molecular weight
peroxyester
peroxide
head
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JP31424087A
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English (en)
Inventor
Shuji Suyama
須山 修治
Katsuki Taura
田浦 克樹
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NOF Corp
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Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビニル型単量体の遊離基重合開始剤として使
用される新規なポリメリックペルオキシエステルに関す
るものである。
(従来の技術) 三塩基性酸塩化物と過酸化す) IJウムとを重縮合反
応させて得たジアシル型ポリメリックペルオキシドは公
知である。即ち、ヘリヒテ・デル・ドイチェン・ヘミジ
エン・ゲゼルシャフト(Ber、 )27巻1510頁
(1894)にフクル酸塩化物と過酸化ナトリウムとの
反応により、相当するジアシル型ポリメリックペルオキ
シドが、またケミカル・アブストラクト(Chem、 
AbSt、)第60巻5293d(1940)及び同巻
10892e (1964)に脂肪族三塩基性酸塩化物
と過酸化ナトリウムとの反応によって次の一般式 (ここでnは2〜10、Xは16〜35を示す)で示さ
れるジアシル型ポリメリックペルオキシドが報告されて
いる。また特開昭53−149918号公報には、分子
内にエステル結合を有する三塩基性酸塩化物と過酸化ナ
トリウムとの反応によって得られるエステル結合を有す
るジアシル型ポリメリックペルオキシドが、また特開昭
59−38233 、特開昭59−93725 、特開
昭59−176320、特開昭59−227904号公
報には、分子内に分岐または不飽和の炭化水素を有する
三塩基性酸と過酸化す1−リウムとの反応によって得ら
れるジアシル型ポリメリックペルオキシドが開示されて
いる。
またズルナール・オーガニチェスコイ・ヒミー(Zh、
 Org、 Khim、)第13巻第9号1842頁(
1977)に脂肪族または芳香族二塩基性塩化物と2,
5−ジメチル−2,5−ジヒドロペルオキシドとの反応
により、相当するポリメリックペルオキシエステルが、
米国特許庁3,117,166号明細書には、フタル酸
またはフマル酸塩化物と2.5−ジメチル−2,5−ジ
ヒドロペルオキシドとの反応により、相当するポリメリ
ックペルオキシエステルが開示されている。
これらのジアシル型ポリメリックペルオキシドまたはポ
リメリックペルオキシエステルはビニル型単量体の遊離
基重合開始剤(以下重合開始剤と称す)として有用であ
ることも公知である。たとえばケミカル・アフ゛ストラ
クト(Chem、八bst、 )第67巻54.445
a (1967)に前記のポリメリックペルオキシドを
重合開始剤として使用すると過酸化ベンゾイルを用いた
場合に比較して分子量が2倍の重合体が得られたことが
、またケミカル・アブストラクト(Chem、 Abs
t、 )第84巻136.12Of(1976)に酢酸
ビニルの重合開始剤として前記のポリメリックペルオキ
シドを使用したとき、過酸化ベンゾイルを用いた場合に
比較して分子量が大きく且つ分岐の程度の少ない重合体
が得られたことが報告されている。
(発明が解決しようとする問題点) この様に公知のジアシル型ポリメリックペルオキシドま
たはポリメリックペルオキシエステルは、何れもスチレ
ン及びアクリロニトリルの様なビニル型単量体の高分子
量化反応またはスチレン−メチルメタクリレート、スチ
レン−酢酸ビニル等のブロック共重合体製造に於て有用
な重合開始剤であるが、次のような欠点を持っている。
1) 前者のジアシル型ポリメリックペルオキシドは、
一般に各種有機溶媒への溶解性が極めて低く(ケミカル
・アフ゛ストラクト(Chem、八bst、 )第59
巻7651 (1963)参照)、または衝撃摩擦に対
して敏感であり、爆発性の化合物で(ケミカル・アブス
トラクト(Chem、 Abst、 )第64巻159
89 g(1968) 、王化誌第69巻718頁(1
966)参照)、工業的に使用することが困難であり、
また上記の欠点が改善されたジアシル型ポリメリックペ
ルオキシドが特開昭59−38233 、特開昭59−
93725、特開昭59−176320、特開昭59−
227’904号公報で開示されている。これらジアシ
ル型ポリメリックペルオキシドは、10時間半減期温度
を60〜70°Cの間に持つものである。これらジアシ
ル型ポリメリックペルオキシドを用いてスチレンの重合
をまたはスチレンと共重合可能なビニル型単量体との共
重合をさせることにより、高分子量化または二種のビニ
ル型単量体を逐次的に重合させて、いわゆるブロック共
重合体を得ることができる。しかしより重合速度を上げ
生産性を向上させるためには、重合温度を高める必要が
ある。そのためには10時間半減期温度をもう少し高い
75〜85°Cのものが必要とされ、また所望されてい
た。
2)後者のポリメリックペルオキシエステルは高温活性
ではあるが、そのほとんどが融点が高く、固体であり(
米国特許庁3.117.166参照)衝撃摩擦に対して
敏感であり、また各種有機溶媒への溶解性が極めて低く
、工業的に重合開始剤として使用することが非常に困難
である。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明者らは、上記種々の欠点を解消し、重合開
始剤として有用であり、しかも製造や取扱が安全であり
、ビニル型単量体に速やかに溶解し、高分子量化及びブ
ロック共重合体製造に於て、工業的に価値のあるポリメ
リックペルオキシドで且6一 つ10時間半減期温度75〜85°Cを有する新規ポリ
メリックペルオキシエステルとして次式 なるものを見いだし、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は一般式 で表される構成単位60〜40モル%と次式で表される
構成単位40〜60モル%とが交互に結合した鎖状化合
物で、その結合様式は頭頭及び頭尾結合のランダム結合
であり、平均分子量1000〜15000であるポリメ
リックペルオキシエステルである。
本発明のポリメリックペルオキシエステルは次の方法で
製造できる。
即ち、−数式 %式% で表される酸塩化物と次式 で表されるヒドロペルオキシドとをモル比6:4〜4:
6の割合でアルカリ存在下、ベンゼンまたはトルエン等
の溶媒の存在下で反応させることによって製造すること
ができる。反応温度は−10〜40°C1好ましくは0
〜30°Cであり、反応時間は1〜10時間、好ましく
は3〜5時間である。反応に用いるアルカリは、ピリジ
ン等のアミン類または水酸化カリウム、水酸化ナトリウ
ム等の無機塩基、あるいはそれらの水溶液である。
尚、前述のモル比の範囲より外れたモル比では、ポリメ
リックペルオキシエステルの収率が低くなるので好まし
くない。
本発明のポリメリックペルオキシエステルは、前記酸塩
化物とヒドロペルオキシドとの脱塩酸縮合ペルオキシエ
ステル化反応で得られることから構成単位Iと構成単位
■とが交互に結合した鎖状化合物であることは容易に理
解できる。さらにその末端基は、カルボキシル基または
ヒドロペルオキシ基の何れかである。
また本発明のポリメリックペルオキシエステルの分子量
は、反応原料相互間のモル比により変化し、当モルのと
き理論的には無限大となるが、現実には副反応などのた
めに限界がある。反応原料が前述したモル比の範囲内に
あるとき平均分子量は1000〜15000である。
製造した本発明のポリメリックペルオキシニス=9= チルは、赤外線吸収スペクトルによりエステルのの構造
を明らかにすることにより同定され、その化学構造が決
定される。またVPO法(コロナ電気社製117型分子
量測定装置を使用)により、その平均分子量が求められ
、さらにヨード滴定法からの活性酸素量によってペルオ
キシド基の保存量を求めることができる。
(発明の効果) 異常のようにして得られた本発明のペルオキシエステル
は次のような多数の利点を有する。
(1)−分子中にペルオキシド基を数多く有している為
、ビニル型単量体の重合にあたって通常の単官能のペル
オキシドでは得られない特異的な重合反応を行うことが
できる。例えば、本発明のポリメリックペルオキシエス
テルを用いてスチレンを重合させたとき、類似構造を有
するし一ブチルペルオキシへキザヒドロペンゾエートを
用いた時よりも分子量が約2倍のポリスチレンを得るこ
とが=10− できた。
(2) 75〜85°Cの10時間半減期温度を有する
比較的高温活性のペルオキシドであり、特にスチレンの
重合またはスチレンとの共重合可能なビニル型単量体と
の共重合に於て従来のジアシル型ポリメリックペルオキ
シドを用いた場合と比べて、重合温度を上げることがで
きる。重合速度を上げて生産性の向上及び高分子量化を
図ることができる。スチレンと共重合可能なビニル型単
量体としては、例えば酢酸ビニル、アクリル酸エステル
、メタクリル酸エステル、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル等が挙げられる。
(3)常温で粘性液体であり、衝撃及び摩擦に対して鈍
感で爆発性が少なく、製造及び取扱が安全である。
(4)有機溶媒例えばベンゼン、トルエン等の芳香族炭
化水素、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン等の環状エーテルメチルエチ
ルケトン、クロロホルム、四塩化炭素等に対する溶解度
が優れており、従って重合開始剤としてビニル型単量体
に添加したとき、その単量体に速やかに溶解する為、工
業的な利用に際し作業性に優れている。
(5)本発明のポリメリックペルオキシエステルを用い
て二種のビニル型単量体を重合させると、ブロック共重
合体を得ることができる。例えば、第一段階でスチレン
をこのペルオキシドで重合してポリスチレン中に一以上
のペルオキシド基を導入せしめ、さらに第二段階でこの
ペルオキシド基含有のポリスチレンにメチルメタクリレ
ートの様な異種のビニル型単量体を重合せしめることに
より、ブロック共重合体を得ることができる。
以上の様にして本発明のポリメリックペルオキシエステ
ルは製造及び取扱が安全で、しかもビニル型単量体に添
加した場合速やかに溶解し、また75〜85°Cの10
時間半減期温度を有した高温活性の重合開始剤であり、
スチレンの重合またはスチレンと共重合可能なビニル型
単量体との共重合に於て、生産性、高分子量化及びブロ
ック共重合体製造可能な重合開始剤として優れた利点を
有し、その工業的価値は極めて高い。
(実施例) 次に本発明を実施例から詳細に説明する。
実施例 1 撹拌機及び温度計を備える500mI!、四日フラスコ
に2.5−ジメチルヘキシン−3−2,5−ジヒドロペ
ルオキシド(以下2.5− HYと略称する)52、.
3g (0,3モル)、ピリジン47.5g及びベンゼ
ン190gを入れ撹拌しなから5°Cに冷却し、次いで
シス−1,2−シクロヘキサンジクロライド(以下1.
2−CCと略称する) 69.5g (0,3−Tニル
)を10〜15°Cで滴下した。その後23〜25°C
で3時間反応を継続し、副生じたピリジン塩酸塩を濾別
した。
次に濾液を濃縮した後石油エーテルに注いだところ72
.2gの白色粘性液体を得た。2.5−HYに基づく収
率は77.5%であった。
得られた粘性液体について通常のヨード滴定法により、
その活性酸素量を求めたところ8.90%であった。
この粘性液体の赤外線吸収スペクトルに於ける特性吸収
は1775cm−’ (ペルオキシエステル基のC=0
結合)及び875 crn−’ (o −o結合)であ
り、核磁気共鳴スペクトルに於けるプロトンの化学シフ
トτ値及び強度は (a)   2 H2,94ppm (b)   4 H2,08ppm (c)   4 H1,56ppm (d)  12H1,30ppm であることから次の構成単位I゛式及び■式からなるポ
リメリックペルオキシエステルであることが確認された
II         II = 14− 一〇〜c−c=c−c−o −n 次ぎにこのポリメリックペルオキシエステルの平均分子
量をVPO法(コロナ電気社製117型分子量測定装置
)で測定したところ2500であった。
次にこのポリメリックペルオキシエステルをクメンに溶
解しく0.1モル/1)75°C〜95°Cまでの5°
C間隔でペルオキシド基に基づく熱分解速度定数を求め
、またそれらの値を用いてアレニウスの式よりこのポリ
メリックペルオキシエステルの10時間半減期温度(以
下TIOと略称する。)を求めた。このポリメリックペ
ルオキシエステルのTIGは78.6°Cであった。次
にこのポリメリックペルオキシエステル25°Cに於け
る各種溶媒(100g)に溶解する量を測定し、その結
果を第3表に示した。
実施例2〜3 2.3HY及び1.2−CCの使用量を次の第1表に示
す量に変えた以外は、実施例1と同様にして操作を行っ
た。得られたものは実施例1と同様の粘性液体であった
。得られた収量、収率を第1表に示した。また活性酸素
量及び平均分子量を実施例1と同様にして求め、その結
果を同じく第1表に示した。この粘性液体の赤外線吸収
スペクトル及び核磁気共鳴スペクトルの結果から実施例
1と同様の構成単位1式及び■式からなるポリメリック
ペルオキシエステルであることが確認された。
第1表 実施例4 1.2−CCの代わりに1.4−シクロヘキサンジカル
ボニルクロライド(以下1.4−CGと略称する)69
.5 g (0,3モル)を用いた以外は、実施例1と
同様にして操作を行った。得られた生成物は69.8g
であり、実施例1と同様の白色粘性液体であった。2.
5−HYに基づく収率は75.0%であった。
得られた粘性液体について実施例1と同様な方法で活性
酸素量を求めたところ9.11%であった。
赤外線吸収スペクトルに於ける特性吸収は1775cm
−’(ペルオキシエステル基のC=O結合)及び875
 cm−’ (o−o結合)であり、核磁気共鳴スペク
トルにおけるプロトンの化学シフトτ値及び強度は (a)    8 H2,06ppm (b)    2 H2,48ppm (c)   12H1,30ppm であることから次の構成単位1式及び■式からなるポリ
メリックペルオキシエステルであることが確認された。
次にこのポリメリックペルオキシエステルの平均分子量
をVPO法(コロナ電気社製117型分子量測定装置)
で測定したところ10800であった。
次にこのポリメリックペルオキシエステルのT1゜を実
施例1と同様にして求めた。このポリメリックペルオキ
シエステルのTIOは79.8°Cであった。
次にこのポリメリックペルオキシエステルの25゛Cに
於ける各種溶媒(100g)に熔解する量を測定し、そ
の結果を第3表に示した。
実施例5〜6 2.5−HY及びL4=CCの使用量を次の第2表に示
す量に変えた以外は、実施例4と同様にして操作を行っ
た。得られた生成物は実施例4と同様に白色粘性液体で
あった。得られた収量、収率を第2表に示す。また活性
酸素量及び平均分子量を実施例1と同様にして求め、そ
の結果を同じく第2表に示した。この粘性液体の赤外線
吸収スペクトル及び核磁気共鳴スペクトルの結果から実
施例4と同様の構成単位ビ式及び■式からなるポリメリ
ックペルオキシエステルであることが確認された。
第2表 比較例1 アジピン酸塩化物と過酸化ナトリウムとを反応させて、
公知の固体のジアシル型ポリメリックペルオキシドを製
造した。このペルオキシドは赤外線吸収スペクトルの特
性吸収波長及び核磁気共鳴スペクトルのτ値及び強度か
ら次式 認された。またその平均分子量はVPO法による測定結
果から940であった。
次にこのペルオキシドの溶解度を実施例1と同様の方法
で求め、各々の結果を第3表に示した。
比較例2 ドデカンニ酸塩化物と過酸化ナトリウムとを反応させて
、公知の固体のジアシル型ポリメリックペルオキシドを
製造した。このペルオキシドは赤外線吸収スペクトルの
特性吸収波長及び核磁気共鳴スペクトルのτ値及び強度
から次式 認された。またその平均分子量はVPO法による測定結
果から1620であった。
次にこのペルオキシドの溶解度を実施例1と同様の方法
で求め、各々の結果を第3表に示した。
比較例3 7−ニチルーヘキサデカンーエ、16−ジカルボン酸塩
化物と過酸化ナトリウムとを反応させて、公知の粘性液
体であるジアシル型ポリメリックペルオキシドを製造し
た。このペルオキシドは赤外線吸収スペクトルの特性吸
収波長及び核磁気共鳴スペクトルのτ値及び強度から次
式 の構成単位からなるペルオキシドであることが確認され
た。またその平均分子量はVPO法による測定結果から
9280であった。
第3表から本発明のポリメリックペルオキシエステルは
公知のジアシル型ポリメリックペルオキシドと比較して
、各種溶媒に対する溶解度が優れていることが明らかで
ある。
参考例1 〔スチレンの重合(塊状重合)と平均分子量の測定〕 スチレン11に重合開始剤として実施例1または実施例
4で製造したポリメリックペルオキシエステル0.01
モルをそれぞれ溶解して調整した試料5+nI!、を内
径12mmのガラスアンプルに封入し、90°Cで8時
間重合を行った。しかる後、反応液を取り出しベンゼン
に溶解させ、内部標準法によるガスクロマトグラフィー
により未反応スチレンモノマーを定量して重合転化率を
求めた。また同様に反応液をテトラヒドロフランに溶解
させ、GPC(東洋曹達工業製高速液体クロマトグラフ
IILc〜802 UR型)によりポリスチレンの平均
分子量を求めた。
また比較の為、公知の単官能性のも一ブチルペルオキシ
ヘキサヒドロヘンゾエート及び比較例3のジアシル型ポ
リメリンクペルオキシドをポリメリックペルオキシエス
テルの代わりに用い、同様の操作を行って重合転化率及
びポリスチレンの平均分子量を求めた。これらの結果を
第4表に示した。
=24− =25− 第4表から明らかなように、本発明のポリメリックペル
オキシエステルは、公知の単官能の1−ブチルペルオキ
シへキサヒドロベンゾエートに比較してポリスチレンの
平均分子量を約2倍大きくすることができることがわか
った。また本発明のポリメリックペルオキシエステルは
公知の低温活性なジアシル型ポリメリックペルオキシド
に比較して、重合転化率及び平均分子量を著しく向上で
きることがわかり、重合開始剤として優れていることが
わかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I で表される構成単位と、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼II で表される構成単位とが交互に結合した化合物て、その
    結合様式が頭頭及び頭尾結合のランダム結合であり、且
    つ構成単位 I と構成単位IIとのモル比が6:4〜4:
    6で、平均分子量1000〜15000であることを特
    徴とするポリメリックペルオキシエステル。
JP31424087A 1987-12-14 1987-12-14 ポリメリックペルオキシエステル Pending JPH01156324A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5542888A (en) * 1993-05-31 1996-08-06 Mazda Motor Corporation Automatic transmission control system with variable pressure discharge
JP2009002520A (ja) * 2001-08-14 2009-01-08 Aisin Aw Co Ltd 発進クラッチ装置

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