JPH01155964A - 浸漬塗布方法 - Google Patents

浸漬塗布方法

Info

Publication number
JPH01155964A
JPH01155964A JP31521887A JP31521887A JPH01155964A JP H01155964 A JPH01155964 A JP H01155964A JP 31521887 A JP31521887 A JP 31521887A JP 31521887 A JP31521887 A JP 31521887A JP H01155964 A JPH01155964 A JP H01155964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
coating
tank
viscosity
flow rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31521887A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Yoshihara
淑之 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP31521887A priority Critical patent/JPH01155964A/ja
Publication of JPH01155964A publication Critical patent/JPH01155964A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、塗布槽に、少なくとも塗布中は塗料を供給
□、循環させる塗布装置を用いて、被塗布物を浸漬塗布
する塗布方法に関し、特には電子写真感光体の塗布方法
に関する。
く従”来の技術とその問題点〉 電子写真感光体は一般にシート状又は円筒状の導電性基
体上に光導電体を含む感光層、また必要に応じて、中間
層、バリヤー層、保護層等が設けられているが、これら
の層を形成する方法として浸漬塗布法が広く用いられて
いる。これは塗料を貯留した塗布槽に被塗布体を浸漬し
、所定速度で引き上げることによシ、被塗布体に塗料を
塗布する方法である。
ところで電子写真感光体の感光層あるいは中間層などは
一般に0.1〜数lθミクロンの範囲の極めて薄い膜厚
を形成する必要が6シ、またその膜厚は基体全面にわた
る精度の高い均一性が要求される。これは膜厚の差によ
る電子写真特性の差が画像のム2となりて表われてくる
ためである。
このため、塗布槽の塗料を別途設けた塗料タンクよシ、
ポンプ等で供給、循環させつつ塗布を行う方法がとられ
ている。これによシ塗布槽中の塗料の状態が常に均一に
保たれ、かつ、膜厚をコントロールしやすくなる。
しかしながらこの場合、塗料供給に伴うポンプ等の脈動
が生じ、基体と塗料面との相対速度が脈動のピッチで変
動するため、膜厚がそれに対応したピッチムラになりて
しまりという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてまされたものであり
て、その目的とするところは、塗布槽に、少なくとも塗
布中は塗料を供給、循環させる塗布装置を用いて、被塗
布物を浸漬塗布する塗布方法において、ポンプ等の脈動
による膜厚ム、うを生じない浸漬塗布方法を提供するに
ある。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明に係る浸漬塗布方法
は、 塗布槽に、少なくとも塗布中は塗料を供給、循環させる
塗布装置を用いて、被塗布物を浸漬塗布する塗布方法に
おいて、該塗料の粘度η(m−Pa−8)。
該塗布装置の塗料の総量V(功、該塗布装置を循環する
塗料の流量S(17分)の間に S=k・V−11つ「・・・(イ) (但、5X10−3<k<0.1) の関係が成立するようにした。
低粘度の塗料を用いる場合はIンゾ等の脈動の影響を受
けやすい。また塗布される膜厚も薄いため、生じた膜厚
ム2は平均膜厚に対し大きな値となシやすい。一方、よ
シ高粘度の塗料の場合は比較的脈動の影響を受けにくい
また、装置系内にある塗料の総量が多いほど、塗料流量
は大きくする必要がある。流量が小さいと、塗料総量が
多いほど塗料全体の流速が遅くなシ、装置系内における
塗料が停滞状態に近くなり、塗料の均一性が損なわれや
すいからである。
本発明者はこれらの事情に鑑み、種々の塗料について均
一な塗膜の得られる条件を検討したところ、(イ)式を
見出した。
すなわち、塗料の流量Sが0.IVy’rよシ大きい場
合拡上記の脈動ム2を生じ、る。一方Sが5X10−s
Vβよシ小さい場合は、塗布装置系内の塗料が溶剤蒸発
、沈降等を起こし、濃度、速度、の均一性を失い膜厚ム
ラを生じるため好ましくない。僅り、て塗料+7)fi
量S t 5X10−’Vy’T ト0.IV)/r 
トO間の値とすることによシ液供給の速度ムラをなくし
、膜厚のピッチム2を防止することができる。
一般に電子写真感光体に用いる塗料の粘度は、機能分離
製感光体の電荷発生層等の場合は膜厚が0.1〜1μ程
度となる必要があシ、傘りτ塗料粘度は1〜数m−P&
・Sとなる必要、がある。一方硫化カドミウム粉体を分
散した光導電層の場合は膜厚が30〜50μでメジ、塗
料粘度としては200〜5.00m−Pa−8程度とな
る。浸漬塗布法によシミ子写真感光体を製造する場合、
一般に塗料粘度としては、上記に例示した塗料粘度の間
の値となることが多い。また、塗布装置系内の塗料の総
量は、感光体の生産規模によりて弯わるものの、一般に
数ノから数100!である。従って、この範囲で本発明
は十分適用できる。
〈実施例〉 次に本発明の具体的実施例及び比較例を説明する。なお
、本発明の具体的実施例及び比較例には第1図に示す塗
布装置を用いた。
第1図において、2は塗布槽でアシ塗料3が貯留されて
いる。塗布槽2には下部及び上部に管が接続されておシ
□、塗布槽2下部に接続されている管9は塗料タンク4
′の下部に連通しておυ、塗布槽2上部に接続されてい
る管10は塗料タンク4の上部に至っている。塗布槽2
下部に接続されている管9には途中にボンf5及び塗料
中へのゴミ等の混入を避けるためのフィルター6が設け
られている。なお、塗料タンク4には、塗料タンク4内
の塗料の均一性を図るための攪拌器7が設けてらる。
塗料タンク4内の塗料はポンプ5を通して塗布槽2下部
に供給され、塗布槽2上部からはオーバーフローした塗
料が管10を通りて塗料タンク4内へ戻るようになりて
いる。
1は円筒状基体であシ、これをチャッキング・アーム8
で支持して、チャッキング・アーム8を塗布槽2の上方
において鉛直方向に往復動させることによシ、円筒状基
体1に塗料3を浸漬塗布することができる。
なお、以下に述べる実施例、比較例においては、□塗布
装置系内の塗料の総量をすべて601とした。
実施例1 円筒状基体として、表面を鏡面加工処理した径60■、
長さ360m+、肉厚1.5−のアルミニウムシリンダ
ーを用いた。
塗料として、電子写真感光体を構成するための以下の3
種を用意した。
塗料1(下引き層)・・・樹脂としてポリアミド樹脂(
商品名、アミ27CM−8000、東し製)を用意し、
溶剤としてメタノールとn−ブタノールを3対10割合
(重量割合、以下同じ)に混ぜたものを用意し、これら
の樹脂と溶剤を8対92の割合に混ぜたものを塗料とし
た。なお粘度は7.0m−Pa−8でめりた。
塗料2(電荷発生層)・・・ジスアゾ顔料からなる電荷
発生材、ポリメチルメタク、リレート樹脂(商品名、B
R−80、三菱レーヨン族)及びシクロヘキサノンとM
EKを1対10割合に混ぜた溶剤を、それらが2対1対
970割合となるように混ぜたものを塗料とした。なお
粘度は2.5m−Pa−8でめった。
塗料3(電荷輸送層)・・・ヒドラゾン染料からなる電
荷輸送材、ポリサルホン樹脂(商品名、P−3500,
8産化学製)及び七ノクロルベンゼンとジクロル、エタ
ンを3対1の割合に混ぜた溶剤を、それらが1対1対5
0割合となるように混ぜたものを塗料とした。なお粘度
は230m−Pa−8でめった。
これらの塗料を塗料1、塗料2、塗料3の順に第1図に
示す塗布装置に投入し、アルミニウムシリンダー上に塗
料1、塗料2、塗料3の順に塗布を行ない電子写真感光
体を製造した。なお、塗料1.2.3の臆布時の流量を
、第1表に示した数値に設定した。
注;0内はS=k・V−βにおけるkの値(以下同じ)
このようにして作成した感光体は目視においてもムラの
ない均一なm膜が形成されていた。また複写機に装着し
て画像評価を行りたところ画像上においてもa度ムツは
見られなかりた。
比較例1及び比較例2 第2表に示す如く、比較例1については塗料2の流量を
、比較例2については塗料3の流量を、実施例1に対し
て変化させ、他の*件は実施例1と全く同様にして電子
写真′感光体を作成した。
第2表 塗布時の流量S(17分) 比較例1については塗料2の流量が大きすぎたため、シ
リンダーに対して輪状の塗布ムラを生じ、画像上でもそ
れに対応した濃度ムラが表われ、実用には適さなかりた
また比較例2については、塗料3の流量が小さく、目視
では判断できないが、装置内塗料の溶剤蒸発に伴う濃度
ムラ等に起因する塗膜の乱れが生じ、画像上に濃度ム2
となりて現われていた。
実施例2 円筒状基体として、実施例1と同じものを用い、塗料と
して以下に示すものを用意した。
塗料1(導電被覆層)・・・酸化スズからなる導電性顔
料、フェノール樹脂(商品名、J−325、大日本イン
キ製)及びメタノールとメチルセルソロプを1対10割
合で混ぜた溶剤を、それらが1対1対2の割合となるよ
うに混ぜたものを塗料とした。なお粘度は80m−Pa
・Sでめった。
塗料2(バリア層)・・・ラフチックカゼイン及び水と
アンモニアを90対1の割合で混ぜた溶剤を、それらが
1対90割合となるように混ぜたものを塗料とし゛た。
なお粘度は12m−P&・Sであった。
塗料3・・・実施例1の塗料2と同じものを用いた。
塗料4・・・実施例1の塗料3と同じものを用いた。
これらの塗料を塗料1,2.3.4の順に第1図に示す
塗布装置に投入し、アルミニウムシリンダー上に塗料1
.2.3.4の順に塗布を行ない電子写真感光体を製造
した。なお、塗料1,2゜3.4の塗布時の流量を、第
亭表に示した数値に設定した。
第3表 塗布時の流量FJC1層) このようにして作成した感光体は、実施例1と同様に画
像評価を行ったが、塗布のピッチムラ、スジムラ等は見
られず、均一な濃度の画像が得られた。
実施例3 円筒状基体として、径80■、長さ360鱈のアルミニ
ウムシリンダーを用いた。
塗料として以下のものを用意した。
塗料(光導電層)・・・硫化カドミウム(CdS )、
塩ビー酢ビ樹脂(商品名、VMCH,ユニオンカーパー
ト製)、及びMEKとMI BKを1対10割合に混ぜ
た溶剤を、それらが9対1対6の割合となるように混ぜ
たものを塗料とした。なお粘度は360m5Pa−8で
あった。
この塗料を第1図に示す塗布装置に投入し、アルミニウ
ムシリンダー上にこの塗料の塗布を行ない、更に光導電
層上の絶縁層は、4リエステルフイルム(25μ厚、接
着剤5μ塗布剤シートフイルム)を巻きつけて作成し、
感光体とした。
この実施例においても均一な濃度の画像が得られた。
なお、上記実施例1,2.3において感光体を10本〜
20本連続塗布を行ったが、安定して均一な塗膜が得ら
れた。
〈発明の効果〉 本発明は、塗料の粘度η(m*Pa*s)、塗布装置の
塗料の総量V(初、塗料の流量S(17分)の間にS=
k・V−y’F” (ffl、5X10−s<k<0.
1’)C)関係を成立させることとしたため、−ンデ等
の脈動による膜厚ムラを生じない。
更に本発明の副次的効果として、塗料は塗料供給口を通
じて塗布槽に供給されるため、供給口付近の塗料の流速
と他の部分の塗料の流速との不均一によシ膜厚がスジ状
に厚くなることがあるが、この問題点も、塗料流量を塗
料粘度、塗料総量との関係で上記値に制限することによ
シ、解決される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例及び比較例に用いた塗布装置の
説明図である。 1・・・円筒状基体、2・・・塗布槽、3・・・塗料、
4・・・塗料タンク、5・・・ポンプ、9.lO・・・
管。 代理人 弁理士 山 下 穣 平

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗布槽に、少なくとも塗布中は塗料を供給、循環
    させる塗布装置を用いて、被塗布物を浸漬塗布する塗布
    方法において、該塗料の粘度η(m・Pa・S)、該塗
    布装置の塗料の総量V(l)、該塗布装置を循環する塗
    料の流量S(l/分)の間に S=k・V・√η (但し、5×10^−^3<k<0.1) の関係が成立することを特徴とする浸漬塗布方法。
  2. (2)上記被塗布物が電子写真感光体であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の浸漬塗布方法。
JP31521887A 1987-12-15 1987-12-15 浸漬塗布方法 Pending JPH01155964A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31521887A JPH01155964A (ja) 1987-12-15 1987-12-15 浸漬塗布方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31521887A JPH01155964A (ja) 1987-12-15 1987-12-15 浸漬塗布方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01155964A true JPH01155964A (ja) 1989-06-19

Family

ID=18062819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31521887A Pending JPH01155964A (ja) 1987-12-15 1987-12-15 浸漬塗布方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01155964A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03118858A (ja) * 1989-10-02 1991-05-21 Kubota Corp 浸漬型塗布装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03118858A (ja) * 1989-10-02 1991-05-21 Kubota Corp 浸漬型塗布装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6214513B1 (en) Slot coating under an electric field
JPS5895351A (ja) 電子写真感光体
JPH0567345B2 (ja)
US5219690A (en) Substrate and process for coating a substrate with multi-pigment charge generation layers
US5279916A (en) Process for producing electrophotographic photosensitive member
JPH01155964A (ja) 浸漬塗布方法
US6048658A (en) Process for preparing electrophotographic imaging member
JPS6243173B2 (ja)
JP4294240B2 (ja) スプレー塗布法、電子写真装置用部品の製造方法及びそれを用いた電子写真装置
EP1222964B1 (en) Liquid spray-coating method and electrophotographic photoreceptor formed by the method
JPH05702B2 (ja)
JP2853336B2 (ja) 電子写真用感光体の製造方法
JPH02188757A (ja) 塗膜形成方法及び電子写真感光体
JP2624523B2 (ja) 電子写真感光体の塗布方法
JPH02300759A (ja) 電子写真感光体
JP3497570B2 (ja) 浸漬塗布装置および当該装置を使用した電子写真感光体の製造方法
JPH0410943Y2 (ja)
JPH08220786A (ja) 電子写真感光体の製造方法および浸漬塗布装置
JPH10286516A (ja) 塗布方法
JPS6275454A (ja) 電子写真感光体の製造方法
JPS63187253A (ja) 電子写真感光体
JPS5964847A (ja) 電子写真感光体の製造方法
JP3767226B2 (ja) 電子写真感光体及びその製造方法
JPH02140751A (ja) 電子写真感光体の塗布装置
JPH10286504A (ja) 塗布装置及び塗布方法