JPH01154181A - 回転部材支持装置 - Google Patents

回転部材支持装置

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JPH01154181A
JPH01154181A JP31349087A JP31349087A JPH01154181A JP H01154181 A JPH01154181 A JP H01154181A JP 31349087 A JP31349087 A JP 31349087A JP 31349087 A JP31349087 A JP 31349087A JP H01154181 A JPH01154181 A JP H01154181A
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JP
Japan
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sleeve
rotating member
magnet
supporting device
side plate
Prior art date
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Application number
JP31349087A
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English (en)
Inventor
Tsumutoshi Sato
積利 佐藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は回転部材支持装置に関し、より詳細には磁気ブ
ラシ現像装置や磁気ブラシクリーニング装置に適用しう
る回転部材支持装置に関するものである。
(従来技術) 電子写真複写機及び他の画像形成装置において。
磁気ブラシ現像装置や磁気ブラシクリーニング装置が適
用されている。
こ九らの磁気ブラシ現像装置や磁気ブラシクリーニング
装置では共にマグネットロールが使用される。このマグ
ネットロールは外周部が非磁性材で作製されたスリーブ
と、そのスリーブ内に遊嵌された磁石の組合せからなる
モして使用の態様として、■磁石を固定してスリーブを
回転させる。■スリーブを固定して磁石を回転させる。
■磁石とスリーブを共に回転させる等の何れかの態様が
選ば才りる。これらの態様は何れもスリーブと磁石との
間に相対的な運動が成立し得るので、以下このような関
係を相対的に回転されると称することとする。
このような、相対的に回転される関係を利用して磁気ブ
ラシをスリーブ周面上に転動させて、磁気ブラシ現像装
置ではトナーを感光体に供給し、磁気ブラシクリーニン
グ装置では残留トナーを感光体から除去するのである。
ところで、上記相対的な回転運動を得るためにはスリー
ブ若しくは磁石の何れかを回転自在、又は双方を回転自
在に支持する等種々の組合せになる回転部材支持方式が
考えられる。
そこで、従来採られている回転部材支持方式を2例紹介
する。
一つの例は、スリーブの開端外周部を側板に軸支すると
共にこの外周部の一端側の延設端にギヤを固定して回転
動力を投入できるようにし、一方、該スリーブの両端フ
ランジの各々の中心部に磁石支持軸を軸支させ、この磁
石保持軸の一端を上記フランジより外部に延設させた上
、不動部材に固定した回転部材支持方式である。
もう一つの例は、スリーブの一端外周部を側板に軸支す
ると共にこの外周部の延数端にギヤを固定して回転動力
を投入できるようにし、一方、該スリーブの両端フラン
ジの各々の中心部に磁石支持軸を軸支させ、スリーブの
他端側について上記磁石支持軸をフランジより外部に延
設させた上。
側板に固定してスリーブの他端側を支持する回転部材支
持方式である。
これらの各側は何れも磁石支持軸に磁石が固定されてい
て、この固定された磁石に対してスリーブが回転する方
式であり、スリーブ両端部における各フランジは事実上
スリーブの内部室間を密閉した構成となっている。
一方、マグネットロールは一般に熱を発生するものであ
り、この熱発生原因としては■スリーブと現像剤(キャ
リア及びトナー)の摩擦熱■スリーブ(金属)と磁石と
の相対運動に伴なって生ずる渦電流による発熱■同室内
に併設される他ユニット例えば定着ヒータからの伝熱に
起因する加熱等が考えられる。
そして、このようなマグネットロールの高熱化現象は合
成樹脂を成分に含む現像剤の熱溶着を生じさせる要因と
なり、熱溶着はマグネットロールの現像性能やクリーニ
ング性能を著しく損なうものであるから忌避されるべき
現象である。
しかしながら、前記した従来の回転部材支持方式におい
てはスリーブ内が密封状となっているために内部に熱を
貯えるなど放熱が行なわれ難く、現像性能やクリーニン
グ性能を悪化させる原因となっている。
(目  的) 従って本発明の目的はスリーブ部の高温化を防止するこ
とのできる回転部材支持装置を提供することにある。
(構  成) 本発明は上記の目的を達成させるため1両端部をスリー
ブ支持手段で支持されているスリーブと、このスリーブ
内を貫通している貫通部材と、この貫通部材の両端部を
支持している貫通部材支持手段を設け、上記スリーブと
上記貫通部材とが相対的に回転されるようにし、上記ス
リーブの両端部を外気と連通状態にしたことを特徴とし
たものである。
さらに、例えば上記スリーブは両端外径部をそれぞれ側
板に軸支し、貫通部材は上記スリーブ内の領域に磁石を
設けると共に各軸端部は上記スリーブ両端よりそれぞれ
突出させて側板に固定する構成とする。
そして、上記貫通部材の一方の軸端部に細長穴を形成し
、この細長穴の一端を外気に開放し、他端をスリーブの
軸方向上、貫通部材支持手段配置部よりも内側にてスリ
ーブと連通するよう開放した構成とする。
そして、さらに貫通部材の一方の軸端部については側板
を突き抜けて延出させ、その端部を不動部材の凹部内に
連通させ、この凹部と上記端部との接合部は上記側板に
取付けたシール部材で封じた上で、この凹部に圧縮空気
吹込口を設けた構成として、この圧縮空気吹込口より冷
却用の空気を吹込むのである。
以下1本発明の一実施例に基づいて具体的に説明する。
実施例1 (第1図、第2図参照)。
第1図において符号81はスリーブを示し、その両端部
は外周部についてそれぞれスリーブ支持手段たる軸受8
2.83により側板4,5に軸支されている。
このスリーブ81内は、貫通部材たる磁石支持軸86が
貫通していて、この磁石支持軸の両軸端部は貫通部材支
持手段どしての他の側板87.88に固定支持されてい
る。そして、磁石支持軸86には磁石MGが取付けられ
ている。
スリーブ81は図示を省略した回転駆動手段により回転
されるようになっている。このスリーブ両端には従来技
術の如くスリーブの中空部を塞ぐフランジは設けられて
おらず外気と連通状態にある。
従って、スリーブについて加熱、Jl!熱要因があって
も矢印で示す如くスリーブ内を抜ける通気現象を生じて
放熱が促進され高熱どなることはない。
第2図についても第1図と基本的構成は同じである。
実施例2(第3図参照)。
本例は上記実施例1における第2図中の側板5と側板8
8とを以て一体的な二重側板89を形成し、かつこの二
重側板を利用してスリーブ内径部に連通ずる空気室90
を形成し、この空気室の一部に通路91を形成してスリ
ーブ内径部を外気と連通させたものである。スリーブの
他端側も同一構成とする。或いは実施例1と同様にする
この構成では自然通風させることもできるが。
必要に応じ、上記通路91に圧縮空気を流し込んで強制
空冷させることも可能である。
実施例3(第4図参照)。
本例は前記第2図の構成を基本にしてこれに若干の手を
加えたものである。
すなわち、側板88の内側に磁石支持軸86を囲むよう
にしてリング体92を固定し、さらにこのリング体92
の表面に断面V字状のシールリング93を固定している
このシールリング93の自由端はスリーブ81の端面に
摺接して気密を保持する。
一方、リング体92の一部には通気孔94が形成されて
いて、自然通風口若しくは圧縮空気流入口に供される。
なお、スリーブ他端側も同一構成とする。或いは実施例
1と同様にする。
実施例4(第5図参照)。
本例は前記第3図の構成を基本にしてこれに若干の手を
加えたものである。第3図の構成と異なる点は、二重側
板89に通路91が設けられておらず。
スリーブ81との連通部を除き空気室90は密封されて
いること、及び磁石支持軸86の軸端部に細長穴95を
形成したことである。
この細長穴95はその一端が外気に開放され、他端はス
リーブ内に開放されていてスリーブ内側を外気に連通し
ている。
この細長穴95についても、自然通風口若しくは圧縮空
気流入口に供される。
なお、スリーブ他端側も同一構成とする。或いは実施例
1と同様にする。
実施例5(第6図参照)。
本例は複写機におけるクリーニング装置のスリーブにつ
いての実施例である。
図示される如く、スリーブ81の両端内部が軸受96を
介してフランジ97に軸支されていて、このフランジ9
7は側板88に固定されている。そして、このフランジ
の中心部に形成された穴に軸受98を介して磁石支持軸
86が軸支されている。この磁石支持軸86には前記第
5図の例に準じて細長穴95が形成されている。
この構成ではスリーブ及び磁石支持軸のそれぞれが回転
自在となっており、Rs長穴95が軸受98部を通って
いることからこの軸受部の冷却作用を果す点に特徴があ
る。
実施例6(第7図ないし第9図参照)。
第7図におり)で、スリーブ30はその両端側外周部を
前側板43A、後側板4311上の前側軸受50A、後
側軸受50[1によりそれぞれ軸支されている。
磁石支持軸47は前側板43A上の3箇所のスタッド部
53(1箇所図示してない)及び後側板43n上の3箇
所のスタッド部54(1箇所図示してない)に固定され
たブラケット55.56に嵌合支持されている。さらに
いえばこの磁石支持軸47には磁石ホルダ49を介して
磁石MGが取付けられており、一方の軸端はビス58で
ブラケット55に締付けることにより固定され、他方の
軸端は上記のブラケット56に支持され、磁石支持軸4
7及び磁石MGはスリーブ30と非接触状態にある。
磁石支持軸47の図中右端部に相当する後軸端部には軸
方向に細長穴100が形成されており、この細長穴の一
端はね端にて開放されており、他端はブラケット・56
よりも内側にてスリーブと連通するように開放されてい
る。
なお、この後者の開放部は第8図、第9図に示されるよ
うに軸直角方向に放射状に3箇所120゜ずつの間隔を
おき、かつピッチPをずらして開口されている。これは
上記開口により軸部の強度を減じさせないためと空気吹
出の均一化を図るための配慮である。
磁石支持軸47の後端部は後端側43[1を突き抜けて
延出していて、その端部が不動部材たる本体後側板44
と一体のブラケット45に形成した凹部45A内に嵌入
されてい・る。
そして、ブラケット56を挟んで、かつ、磁石支持軸4
7に貫通されて、断面V字状のシールリング52A、 
5211該ブラケツト56に取付けられており、シール
リング52Aの自由端はスリーブ30の端面に圧■妾さ
れ、シールリング52Bの自由端はブラケット45の端
面に圧接されて空気もれに対するシール機能を果してい
る。
これにより、凹部45Aは細長穴100を介してスリー
ブ30の内径部と連通され空気もれも防止されたことに
なる。
なお、スリーブ30は外部の駆動源から歯車57を介し
て回転されるのでシールリング52Aの自由端はスリー
ブ30の端面に摺接されつつシールすることになる。一
方、シールリング52Bの自由端はブラケット45が静
止体なので摺接することはないが。
前側板43A、後側板4313を含むユニット全体が第
7図において左右方向に案内移動されて本体に対して着
脱自在であり装着位置決め時においてブラケット45に
圧接してシールすることになる。
さらに、前側軸受50Aの外側にはシールリング51A
が前側板43Aに、後側受5011の外側にはシールリ
ング518が後側板にそれぞれ取付けられていて、各シ
ールリングの内径部はスリーブ30の外周部に摺接され
るようになっていて各軸受50A、 50[1からの空
気もれを防止している。
ブラケット45には、圧縮空気吹込口たる管状金具48
がねじ込まれていて、この管状金具にはチューブ46が
接続され、チューブ他端に接続された空気圧縮機の吐出
口より凹部45A内に空気が送り込まれるようになって
いる。
そして、この送り込まれた空気は図中矢印で示すように
細長穴100及びスリーブ30内を経て外部に流出され
、スリーブ30を空冷する。
磁気ブラシクリーニング4!31能を担う上記スリーブ
30に関しては本例の如き空冷手段を設けることがクリ
ーニング性能保持上有効である。それは経時的にスリー
ブ30が昇温する傾向にあり、スリーブの高温化に伴な
ってクリーニング性能が低下する現象があるからである
そこで次に、スリーブ30によるクリーニング機能につ
いて説明する。
第7図において、スリーブ30にはクリーニング対向ロ
ーラ34が所定間隔で対向位置決めされており、このロ
ーラにはベルト状の感光体30が掛は回されていてスリ
ーブ30と対向している。
感光体4は第10図に詳細を示すようにポリエステルフ
ィルムからなる感光体基材4A、412蒸着層からなる
導電Mj4B、 CGL層4C及びCTL層4Dからな
る有機光導電体4E、導電塗料層4Fなどから構成され
ていて、導電塗料層4Fはアースブラシ41を介して接
地されている。
一方、スリーブ30は第11図に示されるようにスリー
ブバイアス電源59の負極が導通されている。
又、スリーブ30に近接(v4えばギャップ1.711
m)して回収ローラ37が設けられている。回収ローラ
37は金属芯金370の周面に誘電体熱収縮チューブ3
7Aを被覆した構成となっていて、金属芯金37Bには
スキャベンジバイアス電源60の負極が導通されている
ここで現像剤はキャリアとトナーからなり、キャリアは
粒径約100μm前後の鉄粉の周囲を樹脂でコーティン
グした磁性体として、トナーは粒径数10μmでカーボ
ン粉と樹脂とが混合状態となっている非磁性体どしてそ
れぞれ構成されている。
上記の如く、キャリアは磁性体であるのでスリーブ30
内の磁石MGによる磁力線にそって立ち上り、所謂磁気
ブラシを形成する。
そして、不動の磁石NGに対してスリーブ30が回転さ
れることに伴なって主磁気ブラシの穂はスリーブの周囲
を転動攪拌されてキャリア及びキャリアに付着している
トナー等相互間の摩擦に伴なう摩擦帯電により感光体上
の残留トナーを吸引し得る電荷を帯びる現象を呈する。
一方、感光体4上に残留していてスリーブ30により感
光体上から吸引除去されるべき残留トナーは予め正極性
の帯電状態に整えられているものとする。
而して、スリーブ30によるクリーニング作用は主とし
て次の3つの作用の総力として行なわれると考えられる
第1の作用は1例えば第11図に示されるバイアス電圧
印加手段により与えられるバイアス効果による電気的な
力で吸引することで、正極性の残留トナーをスリーブ3
0の負極に吸引するのである。
こうしてスリーブ30に吸引されたトナーは、さらに、
バイアス効果により回収ローラ37に転移されて回収さ
れる。
第2の作用は前記した如くキャリア、トナー相互間の摩
擦帯電により、キャリアがトナーを吸引する電荷を帯び
、これにより残留トナーを吸引することである。
第3の作用は、磁気ブラシを所謂ブラシ的に作用させて
機械的に残留トナーを除去することである。
これら3つの作用の中、第1の作用及び第2の作用はス
リーブ30が高温化することに伴なって結果的に劣えて
意味をなさなくなる。第3の作用によるクリーニング効
果は補助的微弱なものにすぎないから、スリーブの高温
化はクリーニング性能を著しく損うことがわかる。
スリーブ高温化の原因はマグネットロールの発熱原因と
して既述した通りであり、高温原因そのものを無くこと
は装置の本質に係わることであり極めて困難である。
但し、渦電流による発熱に関してはこれを低減すること
はある程度可韓であり、例えばスリーブ30の材質とし
てAQよりは抵抗の大きいステンレス(例えば5053
04)を用い、磁路中を通過する導体薄板の断面積を小
さくするべく肉厚を0.8mm程度として薄板中を流れ
る電流量を小さくして渦電流による発熱を可及的に小さ
くしている。
しかし、このようにしても渦電流による発熱そのものは
避けられない訳であり、空冷機能を発揮する本例の構成
は極めて有効である。
スリーブ部の高温化とクリーニング性能低下の関係は、
キャリア抵抗の上昇とクリーニング性能低下の関係にお
きかえて説明することができる。
すなわちスリーブ部が高温化するとキャリア抵抗値が上
り、第11図に示したスリーブバイアス電源59が有効
に作用しに(くなってクリーニング性能が低下すると考
えられるからである。
又、後述するスペント化によりキャリアの機能が減殺さ
れて実質的にトナーとトナーとの摩擦した行なわれず前
記第2の作用も不十分となるためである。
例えばクリーニング率とキャリア体積抵抗との関係を示
した第1・1図において、キャリア体積抵抗値が初値値
である106 Ω・cm程度でクリーニング率は最高で
あり、この値を越えるとクリ−リング率は低下する傾向
がみられる。なお、ここでクリーニング率(K)とは次
の定義式に従うものをいう。
ここで入力トナー量とはクリーニング前に感光体上に付
着している残留トナー量をいう。
本実施例によれば、第16図に符号1000で示す如く
、コピー動作時間が経過してもスリーブ30上剤中温度
と外気との温度差を5 deg以下に抑えることができ
、従ってキャリア抵抗値も第15図に符号101で示さ
れるようにコピー枚数が増しても108Ω・amからさ
ほど上昇せず、初期状態に近い極めて良好なりリーニン
グ性能を保持できるのである。
これに対し、本実施例を適用しない従来のクリーニング
装置では第16図に符号1020で示す如く外気に対し
てスリーブ上の剤中温度が上昇し、これに伴なってキャ
リア抵抗値が第15図に符号103で示される如く上昇
するのでクリーニング性能は著しく低下する。これは主
にキャリアのスペント化現象によりキャリア抵抗値が上
ったためである。
スペント化現象とはキャリアと1ヘナーがスリーブ上を
擦り合いながら転動しているときにキャリアにトナーが
溶着してしまう現象をいう。
この溶着原因は熱によるのが殆んどある。[・ナーは樹
脂でできているために熱定着が進む程、キャリアの抵抗
値は上る訳である。
次に、第7図ないし第9図に即して説明した実施例6に
係る回転部材支持装置を適用したクリーニング装r11
29の詳細を第12図によりさらに詳しく説明する。
図において、スリーブ30の中には、両軸端で固定され
た磁石MGが8極配設されている。又、スリーブ30の
周面上にはクリーニング剤として機能する現像剤がある
。この現像剤は既述の如くキャリアとトナーからなる。
本装置ではスリーブ30が直径3抛mであって、クリー
ニング剤31は約630g入っている。
矢印で示す感光体4の回動力向上、スリーブ30の上流
側にはクリ−リング前除電用の口Cチャージャ27と、
クリーニング前チヤージ用のFCCチャージャ28とが
配置されている。
QCチャージャ27は残留トナーを除電させる機能を有
し、FCCチャージャ28は残留トナーを一様に一方向
(ここでは正電荷側)に帯電させる機能をもっている。
従って、 QCチャージャ27にはAC8KV、 FC
Cチャージャ28にはDC+6KVがそれぞれパワーパ
ック32よりコロナワイヤに印加されるようになってお
り。
これらの各チャージャを通過した感光体上の残留1−ナ
ーは正電荷を帯びるようになる。
なお、感光体4は約10〜20%の光透過率を有する透
明の材料を使用しており、裏面より除電ランプ23から
フィルタ33を介して光を照射することで転写効率及び
クリーニング効率を上げている。フィルム33は光の短
波畏成分をカットする。
クリーニング対向ローラ34は両軸端が軸受で支承され
、軸受ホルダの上部を板ばね35で押圧することにより
側板に押し付けて感光体4とスリーブ30との間にある
一定のギャップを形成している。
本装置では、このギャップは2nu++になっている。
クリーニングスリーブ30は反時計回りの向きに回転さ
れ、感光体4とはカウンタ方向となる様に設定されてい
る。
符号36はドクタ部材を示し中空形状になっている。ス
リーブ30とドクタ部材先端とのギャップは2mmに調
整されている。ドクタ部材36はクリーニング剤31が
スリーブ30上に一定層厚となるようにする機能を有す
る。ドクタ部材31の上流側(図中有鍔)には側留り部
がある。
ドクタ部材36の下流側には回収ローラ37がある。
この回収ローラ37は感光体4上の残留トナーがクリー
ニングされた後のクリーニング剤31中のトナーを回収
する役目を有している。
この回収ローラ37の表面に電気的に付着しているトナ
ーはチップブレード38でかき落される。かき落された
トナーは[・ナー搬送スプリング39によリフリーニン
グ装置29の機外へ排出される。
クリーニング装置29の上部には2つのフィルター40
があり、機内圧力が外部圧力と同じになるようにしてい
る。
クリーニング装置29はレールガイド102に支持され
て第12図の紙面に重直な方向に出し入れ自在どなって
いる。この出し入れの方向は第7図における左右方向に
合致する。
このような構成のクリーニング装置29は、第13図に
示される複写機の一構成部分をなしている。
そこで以下、第13図により複写機の概略について説明
する。
この複写機はコンタクトガラス1上の原稿2の全面を光
源たるフラッシュランプ3A、 3Bで瞬時に照射して
原稿面上の像全体を同時に感光体4上に結像する全面同
時露光タイプである。
感光体4は駆動ローラ5と3つの従動ローラ6゜7.8
に掛は回されていて駆動モータ12から回転動力を与え
られる。符号42はイレーザを示す。
コピー動作開始時は、まず駆動モータ12及び図示され
ないメインモータによりその他のユニット例えば給紙装
置やクリーニング装置が駆動され、それと共に感光体4
が矢印方向に回転されて感光体端部に設けた同期マーク
をマーク検知センサ13が検知する。
この検知が行なわれると周辺のプロセス装置が予め設定
されたタイミング条件で動作を開始する。
具体的には、まず帯電チャージャ14によって感光体表
面が所定の極性である負極性に帯電させる。
一方、前記の如くフラッシュランプ3A、 311によ
り全面露光された原稿の反射光は第1ミラー15、レン
ズ16.第2ミラー17を通り感光体4の露光面に照射
結像される。
かくして、感光体表面には原稿の画像に対応する静電潜
像が担持され、この潜像は感光体4の回転に伴ない現像
装置18に至り、ことのき正帯電トナーが未露光潜像部
に吸着されて潜像が可視像化される。
この様にして形成された可視像は給紙装置19゜20、
21の中から選択された紙サイズに対応した給紙装置内
の転写紙が供給され転写チャージャ22を裏側から光を
照射する除電ランプ23の働きにより感光体4上のトナ
ー可視像で転写紙に転写される。
なお、従動ローラ7.8はローラ直径が26+*mと小
さく、紙の腰を利用した所謂曲率分離方式により感光体
4から分離する。そして、信頼性を高めるための分離チ
ャージャ24により分離を確実なものにしている。
分離後の転写紙は定着装置25を通る間に定着され、排
紙トレイ26に排出される。
そして、感光体4上に残った残留トナーはQCチャージ
ャ27. FCCチャージャ28により一様な正極性の
電荷状態に揃えられ、その後、クリーニング装置29に
よりクリーニングされる。
第1図ないし第7図について説明した各実施例は複写機
等の磁気ブラシクリーニング装置に適用されることは勿
論であるがその他の磁気ブラシ現像装置その他のスリー
ブ空冷手段としても適用できる。
特に第1図ないし第5図及び第7図の実施例については
スリーブを左右2鑓の軸受だけで支承し、貫通部材につ
いては固定支持であるので同軸加工が高精度に行なわれ
得る利点がある。
また、各実施例共、磁気ブラシクリーニング装置、磁気
ブラシ現像装置に適用した場合には空冷効果により、剤
のスペントfヒを防止でき長期にわたり初期性能を維持
することができる。
(効  果) 本発明によればスリーブを有効に冷却することができ好
都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図はそれぞれ本発明の一実施例を説明
した回転部材支持装置の要部断面図、第8図は磁石支持
軸の斜視図、第9図は同上図における軸部の断面図、第
10図は感光体の断面図、第11図はバイアス電圧印加
回路図、第12図はクリーニング装置の断面図、第13
図は複写機の説明図、第14図はキャリア体積抵抗とク
リーニング率との関係を説明した図、第15図はコピー
枚数とキャリア抵抗値の変化を説明した図、第16図は
コピー動作詩間ど装置内剤中温度どの関係を説明した図
である。 30、81・・・・スリーブ、47.86・・・・磁石
支持軸、50A、 50B、 82.83・・・・軸受
、 87.88・・・・側板。 形1図 形2口 壱4幻 イI/U うf幻 コし一土〃イ乍(、ff  中尺)吋I′fl(MLン
ハlθ圀 う44国 h ハだ口 弗Jb図 クピー牧数(xaθ孜)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、両端部をスリーブ支持手段で支持されているスリー
    ブと、このスリーブ内を貫通している貫通部材と、この
    貫通部材の両端部を支持している貫通部材支持手段を有
    し、上記スリーブと上記貫通部材とが相対的に回転され
    る回転部材支持装置であって、 上記スリーブの両端部を外気と連通状態にしたことを特
    徴とする回転部材支持装置。 2、特許請求の範囲第1項において、スリーブは両端外
    径部がそれぞれ側板に軸支され、貫通部材は上記スリー
    ブ内の領域に磁石が設けられると共に各軸端部は上記ス
    リーブ両端よりそれぞれ突出して側板に固定されている
    ことを特徴とする回転部材支持装置。 3、特許請求の範囲第2項において、貫通部材の一方の
    軸端部に細長穴が形成され、この細長穴は一端が外気に
    開放され他端がスリーブの軸方向上、貫通部材支持手段
    配置部よりも内側にてスリーブと連通するように開放さ
    れていることを特徴とする回転部材支持装置。 4、特許請求の範囲第3項において、貫通部材の一方の
    軸端部は側板を突き抜けて延出していて、その端部が不
    動部材の凹部内に連通し、この凹部と上記端部との接合
    部は上記側板に取付けたシール部材で封じられているこ
    とを特徴とする回転部材支持装置。 5、特許請求の範囲第4項において、凹部に圧縮空気吹
    込口を設けたことを特徴とする回転部材支持装置。
JP31349087A 1987-12-11 1987-12-11 回転部材支持装置 Pending JPH01154181A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010078950A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 回転力伝達装置、画像形成体および画像形成装置

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