JP2010078950A - 回転力伝達装置、画像形成体および画像形成装置 - Google Patents
回転力伝達装置、画像形成体および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010078950A JP2010078950A JP2008247545A JP2008247545A JP2010078950A JP 2010078950 A JP2010078950 A JP 2010078950A JP 2008247545 A JP2008247545 A JP 2008247545A JP 2008247545 A JP2008247545 A JP 2008247545A JP 2010078950 A JP2010078950 A JP 2010078950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- image forming
- developer
- image
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
【解決手段】歯車106は、軸201に回転自在な状態で支持され、現像剤を感光体ロールに供給するための現像剤供給用ロール301に駆動力を伝達する。歯車106と軸201との間には、隙間204が形成されており、歯車106が回転すると、遠心力により、開口206から隙間204内の空気が排出され、また開口205から通路207を経由して隙間204に空気が流入する。これにより、軸201から放熱が行われ、現像剤供給用ロール301から現像剤に熱が伝わることによる現像剤の変質が抑えられる。
【選択図】図2
Description
(画像形成ユニット)
以下、発明を利用した一例を説明する。図1は、本発明を利用した画像形成ユニットの一例を示す斜視図である。図1には、画像形成ユニット100が示されている。画像形成ユニット100は、後述する画像形成装置に着脱可能であり、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)から選ばれた1つの色のトナー象を形成する機能を備えている。図1では、画像形成ユニット100が備える外側の筐体の一部が図示省略され、歯車105等の内部構造を見易くした状態が示されている。
図2〜4は、図1の歯車106に関連する構成を示す概念図である。ここで、図2(A)は、図1をX軸の正の方向から見た場合の外観が示され、(B)は、(A)を軸方向(Y軸方向)で切った断面の状態が示されている。また、図3は、図2と90°異なる視点から見たものであり、図3(A)は、図1をZ軸の負の方向から見た場合の外観が示され、図3(B)は、(A)を軸方向(Y軸方向)で切った断面の状態が示されている。また、図4には、Y軸の正の方向からみた外観の様子が示されている。
図5は、画像形成装置の一例を示す概念図である。図5には、画像形成装置400が示されている。画像形成装置400は、用紙供給装置401を備えている。用紙供給装置401は、用紙が複数枚収められ、画像形成装置400に着脱自在な構造とされている。用紙供給装置401内の用紙は、引き出しロール402によって引き出される。この引き出された用紙は、搬送ロール403、404を経て、搬送ベルト405に送られる。搬送ベルト405に対向した位置に、用紙の搬送経路に沿って、YMCKの各基本色のトナー像を形成する4つの画像形成ユニット406〜409が配置されている。
図示省略するが、感光体ドラム103の周囲には、回転上流側から順に除電装置、クリーニング装置および帯電装置が配置されている。感光体ドラム103が図5の時計回り方向に回転している状態において、まず除電装置によって感光体ドラム103の表面に残存する電荷が除去され、さらに残存物がクリーニング装置によって除去される。そして表面の残存物が除去された部分が、帯電装置によって帯電させられる。この帯電した部分に光学系ユニットから書き込みのためのレーザ光が走査されつつ照射されることで、感光体ドラム103の表面に静電潜像が形成される。そして、この静電潜像が形成された部分に現像剤供給用ロール301から現像剤が供給され、先の静電潜像に対応したトナー象が感光体ロール103の表面に形成される。こうして、感光体ドラム103に対する現像が行われる。これらの構造および仕組みは、画像形成ユニット607〜409においても同じである。
以下、図5に示す画像形成装置の動作の一例を説明する。画像の形成動作が開始されると、用紙供給装置401から用紙が、引き出しロール402によって引き出され、搬送ロール403、404を経て、搬送ベルト405に向かって搬送される。搬送ベルト405に接触した用紙は、図の下から上に向かって搬送され、画像形成ユニット406〜409において、各基本色のトナー像がその表面に順次重ねられて形成される。
以上説明した例示における現像剤の温度上昇を抑える機能について説明する。まず、現像剤の温度上昇が起こる原因として、以下に例示する要因があると考えられている。まず、図5に示す構造において、定着装置410の熱が、画像形成ユニット406〜409に伝わることである。特に、用紙の両面に画像の形成を行う際、定着装置410を通過した温められた用紙が、常温まで温度低下することなく、符号413の搬送経路を通って再び画像形成ユニット406〜409を通過する。温められた用紙の熱は、感光体ドラムを温める。そして感光体ドラムを温めた熱は現像剤供給用ロール301を温め現像剤に伝達する。両面の画像形成が連続するような場合には、特に顕著に、符号103の内部に収容された現像剤供給用ロール301、現像剤などの温度上昇が起こる。この傾向は、画像形成装置400が小型化され、部品の実装密度が高く程高くなる。これは、ファン等で冷却風を通過される隙間が狭くなり熱がこもり易くなっていることが一因と考えられている。次に、現像剤供給用ロール301、現像剤などが収容された符号103の内部空間(例えば現像器内部等)自身の要因で発生する熱である。現像剤供給用ロール301等が回転駆動される際に軸受けや現像剤等と接触して擦れることで生じる熱が生じる。特に、画像形成装置400の小型化に伴い、現像剤供給用ロール301、現像剤などが収容された符号103の内部空間(例えば現像器内部等)の容積も小型化された場合、現像剤供給用ロール301等が回転駆動される際に軸受けや現像剤等と接触して擦れることで生じた熱が、現像剤などが収容された符号103の内部空間(例えば現像器内部等)から速やかに放熱されること無くこもってしまう。上記二つの要因以外にも、画像形成装置400のプリント速度や設置環境等、種々の要因が考えられるが、画像形成装置400が小型化され、部品の実装密度が高くなった場合に、特に顕著な要因を例示した。
図2の通路207の経路を軸201の軸方向に螺旋を描く形状としてもよい。この際、この螺旋の向き(螺子に置き換えた際に螺子の進む回転の方向)を歯車106の回転の方向に合わせると、通路207自体に開口205から空気を内部に取り入れる作用が得られる。開口205および/または開口206の数は、1つでもよいし、3以上でもよい。また、歯車をプーリに置き換えてもよい。
Claims (8)
- 軸となる第1の部材と、
前記第1の部材の外周に少なくとも一部が接触した内周を備え、前記第1の部材を軸として相対的な回転が可能な第2の部材と、
前記第1の部材と前記第2の部材との間に形成された隙間と、
前記隙間に繋がった開口と、
を備え、
前記相対的な回転により現像剤の搬送を行うことを特徴とする回転力伝達装置。 - 前記開口は、
前記相対的な回転に際して、空気が流入する第1の開口と、
前記相対的な回転に際して、空気が流出する第2の開口と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の回転力伝達装置。 - 前記第2の部材は、前記第1の部材の回りを回転し、
前記第2の開口は、前記第2の部材の外周に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の回転力伝達装置。 - 前記第2の部材は、前記第1の部材の回りを回転し、動力を伝達する回転体であり、
前記第1の開口は、前記回転体の軸方向における一方の端面に形成され、
前記第2の開口は、前記回転体の前記軸方向における他方の端面の位置またはそこから前記軸方向に離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の回転力伝達装置。 - 軸方向から見て、前記第1の開口の位置と、前記第2の開口の位置とが異なることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の回転力伝達装置。
- 前記第1の開口と前記第2の開口とを結ぶ経路が、軸方向と交差することを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の回転力伝達装置。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の回転力伝達装置と、
前記第1の部材が固定された筐体と、
前記第2の部材の前記第1の部材に対する回転により、現像剤を搬送する搬送手段と
を備えることを特徴とする画像形成体。 - 潜像が形成され当該潜像が請求項7記載の画像形成体によって搬送される現像剤にて現像されると共に現像された像を保持する像保持体と、
前記像保持体上の像が転写された用紙を通過させると共に前記像に熱を加えて当該像を用紙に定着させる定着手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008247545A JP5212902B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 回転力伝達装置、画像形成体および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008247545A JP5212902B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 回転力伝達装置、画像形成体および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010078950A true JP2010078950A (ja) | 2010-04-08 |
JP5212902B2 JP5212902B2 (ja) | 2013-06-19 |
Family
ID=42209470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008247545A Expired - Fee Related JP5212902B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 回転力伝達装置、画像形成体および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5212902B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01154181A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 | Ricoh Co Ltd | 回転部材支持装置 |
JPH0464652U (ja) * | 1990-10-17 | 1992-06-03 | ||
JPH0863057A (ja) * | 1994-08-24 | 1996-03-08 | Konica Corp | カラー画像形成装置 |
JP2006011275A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2007292124A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Ricoh Co Ltd | 駆動装置 |
-
2008
- 2008-09-26 JP JP2008247545A patent/JP5212902B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01154181A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 | Ricoh Co Ltd | 回転部材支持装置 |
JPH0464652U (ja) * | 1990-10-17 | 1992-06-03 | ||
JPH0863057A (ja) * | 1994-08-24 | 1996-03-08 | Konica Corp | カラー画像形成装置 |
JP2006011275A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2007292124A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Ricoh Co Ltd | 駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5212902B2 (ja) | 2013-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5530674B2 (ja) | 周回ベルト装置、定着装置および画像形成装置 | |
JP2013068930A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016126197A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2010061056A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5252273B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP5137452B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5424539B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5934153B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5062297B2 (ja) | 現像剤収容装置および画像形成装置 | |
JP5549195B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010107694A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5212902B2 (ja) | 回転力伝達装置、画像形成体および画像形成装置 | |
JP2007298629A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011154173A (ja) | プロセスカートリッジ | |
JP2009145633A (ja) | ドラムユニット及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP5420048B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6202466B2 (ja) | 駆動ユニット及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP4606893B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012003059A (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP4479202B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6667132B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2006208641A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007147862A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014227258A (ja) | 記録材搬送装置及び画像形成装置 | |
JP6988095B2 (ja) | 冷却装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110822 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5212902 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130217 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |