JPS6315278A - クリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は電子写真複写機等の画像形成ｖｃ置におけるク
リーニング装置に係り、詳細にはローラ状の導電性毛ブ
ラシにバイアス電圧を印加して像担持体表面上の残留ト
ナーを除去するクリーニング装置に関する。

【従来の技術】

一般に転写型電子写真複写機等の画像形成装置において
は、光導電性感光層を外周面に有する回転ドラム式の像
担持体を使用し、該像担持体を回転させながら前記感光
層に静電潜像を形成してトナーにより現像し、得られた
トナー像を記録用紙に転写することが行われる。転写を
終えた後の像担持体の外周面は、付着した残留トナーを
クリーニング装置によって剥離・清掃され再び静電潜像
を形成して新たな画像による転写が行われることになる
。 記録用紙に転写を終元な後の像担持体外周面に付着した
残留トナーを除去するための方法として、導電性のクリ
ーニングブラシにトナーの電荷と逆極性の電荷を与えて
、像担持体外周面を摺擦して、該像担持体外周面の残留
トナーを除去するクリーニング装置が考えられている。 第４図は導電性クリーニングブラシを用いた従米のクリ
ーニング装置の構成図である。 転写工程終了後像担持体１の外周面に残留している未転
写のトナー３は、像担持体１の矢印方向の回（にともな
ってクリーニング装置のクリーニングブラシ４の毛体５
で摺擦される。該クリーニングブラシ４の毛体５は第１
のバイアス電圧電源６によってバイアス電圧が印加され
てトナーと逆極性に帯電しており、ｉＩ′Ｎ電引力全引
力−３に作用させて該トナー３を毛体５に吸着せしめ像
担持体１の外周面２から除去する。従って像担持体１の
外周面２の残留トナー３は該像担持体１とクリーニング
ブラシの摺擦と相反する双方の回転にともなって順次該
クリーニングブラシ４の側に移行せしめられる。 クリーニングブラシ４の毛体５に吸着されたトナー３は
次に、該クリーニングブラシ４に接触回転する回収ロー
ラで回収される。該回収ロー２７は第２のバイアス電圧
電ａ８によってバイアス電圧が印加されてトナーと逆極
性に帯電しており、静電引力をトナーに作用させて該ト
ナー°を尊回収ローラ７に吸着せしめてクリーニングブ
ラシの毛体から回収する。そして回収ローラに回収され
たトナーはブレード９によって掻き落され、トナー収納
箱に収納される。 導電性毛ブラシにバイアスを印加し像担持体に摺擦させ
て残留トナーを除去するクリーニング装置については、
特公昭４２−１６５９０においてクリーニングブラシに
バイアスを印加する基本的な方法が開示され、次いで特
公昭４９−２０２２７においてクリーニングブラシに吸
着されたトナーを回収するローラにバイアスを印加して
該クリーニングブラシからトナーを回収し、該ローラに
付着したトナーをブレードで掻き取る方法が開示された
。そして特公昭５６−４０３４９でクリーニングブラシ
の毛体を導電性繊維で構成する方法が開示された。 その後、クリーニングブラシをｈ１成する毛体の材質、
密度、抵抗値、クリーニングブラシに印加するバイアス
電圧の値とその制御方法等、種々の検討の結果が開示さ
れた。

【発明が解決しようとする問題点］ 導電性毛体にバイアス電圧を印加して行うクリーニング
法では、該導電性毛体にトナーと逆極性のバイアス電圧
を印加して静電的な力によって像担持体上のトナーをク
リーニングするので該トナーの帯電状態がクリーニング
の成否に大きく影響する。 像担持体上における未転写の残留トナーはその帯電量に
バラツキがあり一部は逆極性に帯電している等該トナー
の帯電状態が一様でないため、前記導電性毛体によるク
リーニングの結果にも差異が生じクリーニング不良のた
め１こ画像形成の際に芳しくない影響を与える等の欠点
を持つものである。 又一方、ジャム（紙づまり）時には、記録紙が転写極ま
で搬送されないために像担持体上のトナーが該転写１亜
による直接のチャージを受けることになるので、該トナ
ーの帯電極性が反転して逆になりクリーニング性が極度
に悪化してクリーニング不良を招くというような欠点を
有するものであった。 本発明の目的は上記の如き従来技術の欠点に鑑み、導電
性毛体で摺擦する直前の像担持体上の未転写トナーを一
様な帯電状態にせしめて、その後すぐに逆極性の該毛体
で摺擦してクリーニングの効果を高めようとするもので
あり、更には、ジャム時における転写極での直接のチャ
ージで反転したトナーの極性を摺擦の直前に元に戻すこ
とでクリー二ング不良をも防止することが可能なりリー
ニング装置を提供することである。 【問題点を解決するための手段】 本発明の目的は、回動可能に構成された導電性毛体にバ
イアス電圧を印加し、該導電毛体を像担持体に摺擦させ
て該像担持体表面の残留トナーを除去する、クリーニン
グブラシと、回動可能な導電性ローラにバイアス電圧を
印加し、前記クリーニングブラシに接触させて該クリー
ニングブラシからトナーを回収する回収ローラと、前記
像担持体と前記クリーニングブラシとの摺擦部近傍にお
ける該像担持体の回転方向の上流側であって該像担持体
に近接・対向させた位置に直流帯電手段を設（すたこと
をｖｆ徴とするクリーニング装置によって達成される。

【実施例］ 以下、本発明の実施例を＠１図ないし第３図の添付１面
に基いて詳細に説明する。尚本発明は実施例に限定され
るものではない。 第１図は本発明の一実施例を説明するための電子写真複
写ｖｃ置内の像担持体周辺構造を示す図である。 図において１０は像担持体、２．０は帯電器、３０は露
光部、４０は現像ｙ！ｃ置、５０は転写器、６０は分離
器、７０は像担持体１０をクリーニングするクリーニン
グ装置である。 像担持体１ｏは導電性金属基板上に光導電性物質が一定
の厚さで積層されたドラム状の感光体であり、回励可能
に構成され矢印で示す方向に回転してその光導電面が複
数の処理ステーションを順に通過するようになっている
。 この像担持体１０は帯電５２０により帯電され該像担持
体１０の表面は一様に電荷を保持する。光導電面を一様
に帯電せしめられた像担持体１０は矢印の方向に回転し
て露光部３０に入る。 該露光部３０では原稿からの反射光がミラー・レンズ等
の光学系を通し−Ｃ像担持体１０の光導電面に照射され
露光部分の電荷を放電せしめてその部分に原稿の静電潜
像を造る。０電潜像の形成された像担持体１０は矢印方
向の回転に従って現像部４０に入る。 該現像部４０において前記静電潜像は現像器により現像
され、荷電トナー粒子を含む現像材料が該潜像に付着し
て原稿の形状に！ｌＩ像化せしめられる。 このトナーによって顕像化されたトナー像を担持した像
担持体１０は更に回転し転写部５０に入る。 転写ｉ５０では前記トナー像と同期せしめられて記録用
紙が搬送され、該記録用紙にトナー像を転写する。トナ
ー像を転写された記録用紙は転写紙として分離器６０に
より像担持体１０がら分離され、更に定着器（図示せず
）により定着されて４仮外に排紙される。 一方分離器６０で記録用紙と分離した像担持体１０は未
転写の残留トナーを担持したまま本発明に係るクリーニ
ング装置７０に入り、ここで該像担持体上の残留トナー
が取り除かれる。 クリーニング装置７０はクリーニングブラシ７１、回収
ローラ７２、ブレード７３、第１バイアス電圧電′ａ７
５、ｔｌＳ２バイアス電圧電源７６、直流帯電手段７８
等で構成され枠体８０に内股せしめられている。 クリーニングブラシ７１はアルミニューム等の導電性パ
イプに導電性の毛体７７が基布とともに導電性接着剤で
接続せしめられている。 導電性の毛体７７の材質はカーボンを混入した常温で１
０７〜１０６Ω・ｃｌの抵抗値を有する長さ５〜１０ｔ
ｚテ太さ５デニールのレーヨンである。 前記導電性毛体７７から成るクリーニングブラシ７１は
像担持体１０を摺擦する位置に設置されており第１バイ
アス電圧電ｒｊ、７５によって直流２００■のバイアス
電圧が印加されている。 回収ローラ７２は、導電性−ｆ属ａ−ラで前記クリーニ
ングブラシ７１を摺擦する位置に設置されており第２バ
イアス電圧電ｆＡ　７６によって直流４００〜１０００
Ｖのバイアス電圧が印加されている。 ブレード７３は弾性を有する硬質薄板で構成され前記回
収ローラ７２の長手方向全長にわたって圧接し該ローラ
表面からトナーを掻き落す。 直流帯電手段７８は、像担持体１０とクリーニングブラ
ン７１との摺擦部近傍における像担持体の回転方向の上
流側であって該担持体に近接・対向させた位置に設けて
あり、未転写の残留トナーが像担持体の回転にともなっ
て該帯電手段７８の対向位置を通過するとき節電電場を
形成して該トナーを帯電せしめる。 本発明のクリーニング装置は上記のような溝、我となっ
ており、以下にその動乍について説明する。 転写工程終了後、転写されず像担持体１０の外周面に残
留している未転写のトナーは像担持体１０の矢印方向の
回転に従ってクリーニングｖｃＪ７０へと進行せしめら
れる。 前記直流帯電手段７８と対向する位置まで進行してきた
該トナーは該帯電手段７８によって形成されたｅ電電界
により比較的高い水準に一様に帯電せしめられる。 該トナーは帯電後直ちに前記クリーニングブラシ７１で
摺ｍされる。該クリーニングブラシ７１の導電性の毛体
７７は第１バイアス電圧電源７５によって直流２００Ｖ
のバイアス電圧が印加されてトナーと逆極性に帯電して
おり、静電引力をトナーに作用させて該トナーを毛体７
フに吸着せしめ像担持体１０の外周面から除去する。従
って像担持体１０の外周面の残留トナーは該像担持体１
０とクリーニングブラシ７１との摺擦と相反する双方の
回転にともなって順次＠着されクリーニングブラシ７１
の側に移行せしめられる。 クリーニングブラシ７１の毛体７７に吸着されたトナー
は次に該クリーニングブラシ７１に接触回転する回収ロ
ー２７２で回収される。該回収ローラ７２は第２バイア
ス電圧電源フロによって直流４００〜１０００Ｖのバイ
アス電圧が印加されてトナーと逆極性に帯電しており、
静電引力をトナーに作用させて該トナーを回収ローラ７
２に吸着せしめてクリーニングブラシフ１の毛体フッか
ら回収する。そして回収ローラ７２に回収されたトナー
はブレード７３によって該ローラ７２から掻き落される
。 ここで、像担持体上の未転写の残留トナーをクリーニン
グ直前に予め帯電させた場合と帯電させない場合とでの
クリーニング性能の違いについて説明する。 第２図は、予め像担持体上の残留トナーに対して強制的
に帯電させた場合と帯電させない場合とで、クリーニン
グ後において該像担持体上にクリーニングし残しで残留
してしまったクリーニング残トナー量を、該担持体とク
リーニングブラシとの回転速度比を幾つか変化させた場
合について示す実験例である。 同図において横細は像担持体とクリーニングブラシの回
転速度比を示し、縦軸は像担持体上のクリーニング残ト
ナー量を示す０曲線ａは一２０μｃ／ｇに帯電した場合
、曲＠ｂは帯電させない場合を各々示す。 第３図は、予め像担持体上の残留トナーに対して強制的
に帯電させた場合と帯電させない場合とで、像担持体上
におけるトナーの回収性能を、該像担持体とクリーニン
グブラシとの回転速度比を幾つか変化させた場合につい
て示す実験例である。 同図において横軸は像担持体とクリーニングブラシの回
転速度比を示し、縦軸は像担持体上のトナーの回収率を
示す。曲線ａは一２０μｃ／ｇに帯電した場合、曲＃！
ｂは帯電させない場合を各々示す。 両図で明らかな如くクリーニング直前の帯電は顕著なり
リーニング効果を示した。 【発明の効果】 以上詳細に説明したように本発明により、クリーニング
ブラシと回収ローラと直流帯電手段とを組み合わせたク
リーニング装置で、クリーニング直前にトナーを強制的
に帯電させることによって像担持体に対するクリーニン
グブラシのクリーニング効果を高めて維持し、又ジャム
時における未、転写トナーをも効果的にクリーニング可
能となり、その結果画質の優れた画像を実現することの
できる優れたクリーニング装置が提供できることとなっ
た。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のクリーニング装置を含む像担持体周辺
の構成図、第２図はクリーニング前帯電の有無とクリー
ニング残トナー１の特性図、第３図はクリーニング前帯
電の有無とトナー回収率の特性図、第４図は従来のクリ
ーニング装置の構成図である。 １０・・・像担持体　　　　７０・・・クリーニング装
置７１・・・クリーニングブラシ フ２・・・回収ローラ ７３・・・プレード　　　　７４・・・トナー吸引手段
７５・・・第１バイアス電圧電源 ７６・・・ｔｔｔＩ２バイアス電圧電源７７・・・毛体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回動可能に構成された導電性毛体にバイアス電圧を印加
   し、該導電性毛体を像担持体に摺擦させて該像担持体表
   面の残留トナーを除去するクリーニングブラシと、回動
   可能な導電性ローラにバイアス電圧を印加し、前記クリ
   ーニングブラシに接触させて該クリーニングブラシから
   トナーを回収する回収ローラと、前記像担持体と前記ク
   リーニングブラシとの摺擦部近傍における該像担持体の
   回転方向の上流側であって該像担持体に近接・対向させ
   た位置に直流帯電手段とを設けたことを特徴とするクリ
   ーニング装置。