JPH06274074A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JPH06274074A
JPH06274074A JP5873993A JP5873993A JPH06274074A JP H06274074 A JPH06274074 A JP H06274074A JP 5873993 A JP5873993 A JP 5873993A JP 5873993 A JP5873993 A JP 5873993A JP H06274074 A JPH06274074 A JP H06274074A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はバイアスクリーニング法を用いた電
子写真記録装置に関するものであり、その目的とすると
ころは、感光体表面の残留トナーを効率よく清掃するこ
とであり、また高効率の清掃を維持できるような適正値
を感光体流れ込み電流、導電性清掃部材擦過幅及び導電
性清掃部材抵抗値に求めることである。 【構成】 転写器5とバイアスクリーニング装置10の
間の位置に、感光体1回転方向上流より順に電荷供給手
段8、光イレーズ手段9を配置し、電荷供給手段8によ
る電荷供給領域外で光イレーズ手段9による光照射を行
うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真技術を利用し
た電子写真記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真記録装置において、周知の帯
電、露光、現像及び転写工程終了後、用紙に転写されず
に感光体表面に残留したトナーを清掃する方法の一つ
に、導電性の清掃部材にトナーの電荷と逆極性の電荷を
与えて感光体表面を摺擦し、前記残留トナーを除去す
る、いわゆるバイアスクリーニング法が知られている。
バイアスクリーニング法においては、静電的な力によっ
て感光体表面の残留トナーを清掃するので、残留トナー
の帯電状態が清掃性に大きく影響する。一般に、転写後
の感光体表面の残留トナーの極性は一様ではなく、逆極
性や無帯電のトナーが混在している。
【0003】そこで、特開昭63−15278号公報に
よれば、導電性のクリーニングブラシで感光体を摺擦す
る直前に直流帯電手段により感光体表面の残留トナーを
一様な帯電状態にすることによって清掃効果を高める方
法が知られている。また、感光体に対する残留トナーの
付着力を弱め、残留トナーの感光体からの分離を容易に
するために、特公昭55−33075号公報によれば、
除電チャージャーと除電チャージャーの放電領域を更に
越えて同時に光照射を行う光源ランプを設け、感光体の
除電を行う方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように感光体
表面の清掃性を高めるために直流帯電器等の電荷供給手
段が知られているが、電荷供給手段により残留トナーの
帯電がなされる場合、その帯電量が過剰であると残留ト
ナーと感光体との付着力は強くなり、逆に清掃性が悪く
なる。また、清掃後の感光体電圧が一様でなく、次の作
像のための帯電に支障をきたす。
【0005】また、電荷供給手段により感光体に流れ込
む電流(以下、感光体流れ込み電流と称する)が、残留
トナーの清掃性に及ぼす影響力は、残留トナーの帯電状
態によって傾向が異なってくる。残留トナーはその形成
過程によって、以下の4種類に大別できる。 (1)感光体上のトナー像の転写は通常に行われたが、
トナー像を形成していたトナー層の一部が感光体上に付
着したままとなったトナー(以下、通常残留トナーと称
する) (2)本来のトナー像とは別に感光体上にカブリとして
付着しているトナー(以下、カブリ残留トナーと称す
る) (3)ジャム(紙詰まり)、用紙部分欠落等により、用
紙に接触できず、転写部からの直接のチャージを受ける
こととなった感光体上の未転写トナー(ジャム残留トナ
ー) (4)転写部への給電不良等により、用紙上への転写が
できずに感光体上に残ったトナー(以下、無給電トナー
と称する) このように感光体表面には、特性の異なる残留トナーが
存在するため、全ての種類の残留トナーを清掃するに
は、感光体流れ込み電流の値を適正範囲内に維持する必
要がある。
【0006】また、バイアスクリーニング法において
は、導電性清掃部材と感光体との擦過幅が、感光体表面
の残留トナーの清掃性及び感光体の寿命に影響を与え、
擦過幅が適正範囲外にあると、清掃効率の低下や感光体
の摩耗による寿命低下が生じる。
【0007】更に、バイアスクリーニング法において
は、導電性清掃部材の抵抗値が清掃性に対して影響力を
持つ。導電性清掃部材の抵抗値は、感光体あるいは回収
ローラに対して、導電性清掃部材が静止状態であるか、
あるいは動作状態であるかによって異なった値を示す。
ここで、清掃性に対して特に重要なのは、動作状態にお
ける抵抗値であり、これによって残留トナーの清掃効率
は変動する。しかしながら、導電性清掃部材への印加電
圧の値や回収ローラとの接触状態によっても抵抗値は容
易に変動する。そこで、清掃効率を高く保つためには、
感光体清掃時と同条件で測定された抵抗値を知ることが
重要である。しかしながら、電子写真記録装置におい
て、清掃に使用される導電性清掃部材の抵抗値は導電性
清掃部材作成時あるいは非清掃時に測定されるのが通常
であり、清掃時の抵抗値についての適正値が把握されて
いなかった。
【0008】本発明の目的は、バイアスクリーニング法
を用いた電子写真記録装置において、清掃効率の向上及
び清掃能力維持時間(寿命)の延長を図ることである。
更に本発明の目的は、感光体流れ込み電流、感光体清掃
時における導電性清掃部材と感光体との擦過幅及び導電
性清掃部材の抵抗値を適正値とすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、感光体上に
形成されたトナー像を転写材に転写する転写器と、転写
後、感光体上に残留したトナーを除去する電圧が印加さ
れた導電性清掃部材及び前記導電性清掃部材に付着した
トナーを回収する前記導電性清掃部材より高電圧が印加
された回収ローラとを備えたバイアスクリーニング装置
を有する電子写真記録装置において、前記転写器と前記
バイアスクリーニング装置との間の位置に感光体回転方
向上流より順に、感光体表面に電荷を与える電荷供給手
段、感光体表面に光を照射する光イレーズ手段を配置す
るとともに、前記電荷供給手段による電荷供給領域外で
前記光イレーズ手段による光照射を行なうことによって
達成される。
【0010】更に、前記電荷供給手段による感光体流れ
込み電流の直流成分の絶対値を0.01〜0.2μC/
cm2とすることにより達成される。更に、感光体清掃
時における導電性清掃部材と感光体との擦過幅を5〜2
0mmとすることにより達成される。更に、感光体清掃
時における導電性清掃部材と回収ローラ間の抵抗を両者
の擦過面積で割った値を0.003〜2MΩ/cm2
することにより達成される。
【0011】
【作用】上記構成及び条件による電子写真記録装置で
は、以下に示す過程を経て感光体上の残留トナーを清掃
する。 (1)感光体上に形成されたトナー像は、転写器により
用紙に転写される。この際、用紙への転写を妨げられた
トナーは、残留トナーとして感光体表面に残る。
【0012】(2)バイアスクリーニングに先立って、
電荷供給手段により残留トナーに電荷供給することによ
り残留トナーの極性を揃え、逆極性トナーや無帯電のト
ナーをなくす。 (3)光イレーズ手段により電荷供給手段による電荷供
給領域外で光照射を行うことにより感光体と残留トナー
との付着力を弱める。 (4)電荷供給手段及び光イレーズ手段を通過し、導電
性清掃部材に到った残留トナーは、導電性清掃部材の回
転力による機械的な作用の他に、導電性清掃部材への印
加電圧による静電引力によって感光体表面から清掃され
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。図
1は、本発明による電子写真記録装置の一実施例を示す
断面図であり、矢印A方向に回転駆動される感光体1の
周囲には、帯電器2、露光部3、現像機4、転写器5、
電荷供給手段8、光イレーズ手段9及びバイアスクリー
ニング装置10がそれぞれ配置されている。
【0014】以下に、電子写真記録装置の動作について
説明する。帯電器4により表面を一様に帯電された感光
体1は、露光部3により露光され静電潜像が形成され
る。前記静電潜像は、現像機4通過時にマイナスに帯電
したトナーによって可視化されトナー像が形成される。
一方、図示しない給紙装置より搬送されてきた用紙6裏
面には、転写器5よりプラスの電荷が与えられ感光体1
上のトナー像は用紙6上に転写される。この時、用紙6
に転写されなかったトナーは感光体1表面に残留トナー
として残る。尚、通常転写後の残留トナーの大部分はマ
イナスに帯電している。残留トナーはまず電荷供給手段
8により好適には−0.02〜−0.1μC/cm2
感光体流れ込み電流が与えられ、マイナスに電荷が揃え
られる。次に、電荷供給手段8の電荷供給領域外で光イ
レーズ手段9によって2〜10μW/mm2の光照射が
行われた後、電源14により残留トナーとは逆の極性の
+300V〜+1000Vのバイアス電圧が印加された
導電性清掃部材11によって清掃される。
【0015】導電性清掃部材11に付着したトナーは、
電源15により導電性清掃部材11よりも更に高圧であ
る+500〜+1500Vのバイアス電圧が印加された
回収ローラ12へと移動する。その後、回収ローラ12
上のトナーは、ブレード13によって掻き落とされバイ
アスクリーニング装置10内部へ回収される。回収され
たトナーは、スクリュー21によりバイアスクリーニン
グ装置10内部から排出され、トナーホッパ20へと搬
送され、再び現像に用いられる。
【0016】本実施例では、導電性清掃部材11として
ブラシを使用した。ブラシは毛体として太さ4〜6デニ
ール、長さ2〜10mmのものを使用し、材質はカーボ
ンを混入した、またはカーボンの層を内在したアセテー
ト、またはポリアミド等の樹脂を用いた。外径は20〜
40mm、軸方向の長さは200〜500mmである。
尚、導電性清掃部材11としてブラシではなくスポンジ
状部材を用いてもよい。
【0017】また、回収ローラ12の材質については、
導電性に限られるものではなく、SUS、または表面に
アルマイト処理を行ったアルミ部材等の絶縁物を用いる
ことも可能である。
【0018】本実施例では、導電性清掃部材11及び回
収ローラ12へ印加するバイアス電圧の電源14、15
を別個に設けたが、回収ローラ12に導電性清掃部材1
1より高圧のバイアス電圧を印加する構成とするなら
ば、図3に示すように共通の印加電圧電源22を用いる
ことも可能である。
【0019】本実施例では、電荷供給手段8により印加
する電荷の極性を残留トナーと同極性としたが、これを
反対の極性とし、導電性清掃部材11及び回収ローラ1
2へ上記とは反対極性のバイアス電圧を印加しても同様
のクリーニング効果が得られる。しかしながら、回収ト
ナーを再び現像に用いる場合には、電荷供給手段8の印
加極性は残留トナーと同極性とするのが好ましい。これ
は、トナーを予め帯電することによって現像機4でのト
ナーの帯電時間を短縮できるためである。また、本実施
例では電荷供給手段8として直流を用いたが、これに限
定されるものではなく、直流成分に交流成分を重畳した
ものであって、その直流成分が上記条件を満たすもので
あってもよい。
【0020】図2は電荷供給手段8及び光イレーズ手段
9の実施例を示す断面図である。図2(イ)は、電荷供
給手段8及び光イレーズ手段9を並設し、同一モールド
内に組みこんだものである。図中、16はシールド板、
17は管灯光源ランプ、18は遮蔽板を示している。図
2(ロ)は、光イレーズ手段9を電荷供給手段8背面へ
設け、内壁を反射面とした遮光板18による反射光を感
光体1へ照射する構成としたものである。図2(ハ)
は、光イレーズ手段9を感光体1周辺とは限定されない
位置に設け、管灯光源ランプ17による光を光ファイバ
ー19等により導き電荷供給手段8通過後の感光体1へ
照射するようにしたものである。
【0021】図2(ニ)は、図2(ロ)同様光イレーズ
手段9を電荷供給手段8背面へ設け、電荷供給手段8前
後において光イレーズ手段9による光照射が行われるよ
うにしたものである。また、この例の応用として、2つ
の光源を電荷供給手段8前後に配置し、これらを一体化
あるいは別々のモールドで構成し、図2(イ)のように
光源から直接感光体上に光照射を行うことも可能であ
る。図2(ホ)は、光イレーズ手段9として発光ダイオ
ード17bを用いたものである。尚、図2(イ)〜
(ニ)の各々についても、図2(ホ)と同様発光ダイオ
ード17b等の管灯光源ランプ17以外の光源を用いる
ことができる。また、図1、図2においては、電荷供給
手段8としてコロトロンタイプの帯電器で示したが、ス
コロトロンタイプである方が一層望ましい。
【0022】上記のように、電荷供給手段8及び光イレ
ーズ手段9を一体ユニット化することにより装置の小型
化が図れ、保守を容易にすることができる。更に、電荷
供給手段8、光イレーズ手段9及びバイアスクリーニン
グ装置10を図7に示すように一体ユニット化すると更
なる小型化を図ることができる。
【0023】図3はバイアスクリーニング装置10の他
の実施例を示す断面図である。回収ローラ12を導電性
清掃部材11の感光体1回転方向上流側の位置に感光体
1に接触あるいは近接させて設けてある。本構成によれ
ば、回収ローラ12が感光体1清掃の手助けとなり、更
には導電性清掃部材11の回転によって下方に落下して
きたトナーを捕集できるという利点がある。
【0024】図4は電荷供給手段8によって感光体1上
に与えられる電荷供給量と残留トナー清掃性の特性図で
ある。図中、aは通常残留トナー、bはカブリ残留トナ
ー、cはジャム残留トナー、dは無給電残留トナーにつ
いての清掃特性を表している。また、清掃効率は転写後
の感光体上の残留トナー量をxとし、xからバイアスク
リーニング装置通過後の残留トナー量を引いた値をyと
し、y/xで求めた。清掃効率が80%以上にある領域
をAで示す。図4からわかるように、a、b、c、dは
それぞれAに含まれる電荷供給量が異なっており、a〜
dの全てがAに含まれるためには、直流成分の絶対値が
0.02〜0.1μC/cm2にある電荷供給を行う必
要がある。また、a、bのみを清掃の対象とするなら
ば、直流成分の絶対値は図示していないが0.02〜
0.2μC/cm2あればよい。尚、より下回る清掃効
率をもって設定可能な系においては、直流成分の絶対値
を図示していないが0.01〜0.2μC/cm2とす
る設定も可能である。
【0025】図5は導電性清掃部材と感光体の擦過幅、
残留トナー清掃性及び感光体寿命の特性図である。a、
b、c、d及びAの符号が意味するところは図4と同様
である。eは、擦過幅を変えたときの各々の感光体寿命
LBと感光体寿命仕様値LAとの比を示したものであり、
BはLB/LAが1以上となる領域を示したものである。
これは、感光体寿命からみた適正領域を意味する。図5
からわかるように、擦過幅を増していくと清掃効率は上
がるが、導電性清掃部材の擦過による感光体の摩耗が進
み感光体寿命は逆に短くなっていく。そこで、擦過幅の
適正値はA及びBの両方に含まれる5〜20mmの範囲
となる。
【0026】図6は導電性清掃部材抵抗値と残留トナー
清掃性の特性図である。a、b、c、d及びAの符号が
意味するところは図4、図5と同様である。図6からわ
かるように、清掃効率は抵抗値によって変動する。ここ
で、Aで示される領域を適正範囲とすると、回収ロール
と導電性清掃部材間の抵抗を両者の擦過面積で割った値
は、0.003〜2MΩ/cm2の範囲が良い。好まし
いのは、清掃効率の低下が少ない0.01〜1MΩ/c
2の範囲、更に好ましいのは、清掃効率の低下が殆ど
無い0.03〜0.8MΩ/cm2の範囲である。
【0027】上記した図4〜図6の実験における条件は
以下のとおりである。 感光体周速 :250mm/s トナー電荷量 :15〜25μC/g 導電性清掃部材:アセテート、ポリアミド等の樹脂にカーボンを分散せしめ (ブラシ)材質 た繊維、あるいは前記樹脂中にカーボン層を含んだ繊維 導電性清掃部材:135rpm 回転数 ただし、感光体周速:100mm/s、400mm/
s、トナー電荷量:10〜20μC/g、20〜30μ
C/g、導電性清掃部材回転数:50〜200rpmと
しても同様の結果が得られた。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、バイアスクリーニング
法を用いた電子写真記録装置において、転写器とバイア
スクリーニング装置との間に電荷供給手段及び光イレー
ズ手段を配置し、電荷供給領域外で光照射を行なうよう
にしたので、感光体表面の残留トナーを効率よく清掃す
ることができ、清掃不良による次サイクルの転写材の汚
れを抑えることができる。
【0029】また、感光体流れ込み電流、導電性清掃部
材と感光体との擦過幅及び導電性清掃部材と回収ローラ
間の抵抗を両者の擦過面積で割った値の適正値を求めた
ので、感光体の寿命を短くすることなしに常に安定した
清掃性を保つことができる。更に、回収トナーを現像に
再使用する系においては、現像機でのトナーの帯電時間
を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電子写真記録装置の一実施例を
示す断面図である。
【図2】 本発明による電荷供給手段及び光イレーズ手
段の実施例を示す断面図である。
【図3】 本発明によるバイアスクリーニング装置の他
の実施例を示す断面図である。
【図4】 電荷供給量と残留トナー清掃性の特性図であ
る。
【図5】 導電性清掃部材擦過幅、残留トナー清掃性及
び感光体寿命の特性図である。
【図6】 導電性清掃部材抵抗値と残留トナー清掃性の
特性図である。
【図7】 本発明による電荷供給手段、光イレーズ手段
及びバイアスクリーニング装置の他の実施例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1は感光体、5は転写器、8は電荷供給手段、9は光イ
レーズ手段、10はバイアスクリーニング装置、11は
導電性清掃部材、12は回収ローラ、13はブレード、
14は導電性清掃部材印加電圧電源、15は回収ローラ
印加電圧電源である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西野 慎一 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成されたトナー像を転写材
    に転写する転写器と、転写後、感光体上に残留したトナ
    ーを除去する電圧が印加された導電性清掃部材及び前記
    導電性清掃部材に付着したトナーを回収する前記導電性
    清掃部材より高電圧が印加された回収ローラとを備えた
    バイアスクリーニング装置を有する電子写真記録装置に
    おいて、 前記転写器と前記バイアスクリーニング装置との間の位
    置に感光体回転方向上流より順に、感光体表面に電荷を
    与える電荷供給手段、感光体表面に光を照射する光イレ
    ーズ手段を配置するとともに、前記電荷供給手段による
    電荷供給領域外で前記光イレーズ手段による光照射を行
    なうことを特徴とする電子写真記録装置。
  2. 【請求項2】 前記電荷供給手段により感光体に流れ込
    む電流の直流成分の絶対値が0.01〜0.2μC/c
    2であることを特徴とする請求項1記載の電子写真記
    録装置。
  3. 【請求項3】 感光体清掃時における前記導電性清掃部
    材と感光体との擦過幅が5〜20mmであることを特徴
    とする請求項1記載の電子写真記録装置。
  4. 【請求項4】 感光体清掃時における前記導電性清掃部
    材と前記回収ローラ間の抵抗を両者の擦過面積で割った
    値が0.003〜2MΩ/cm2であることを特徴とす
    る請求項1記載の電子写真記録装置。
  5. 【請求項5】 前記電荷供給手段の感光体回転方向上流
    の位置に更に光イレーズ手段を配置したことを特徴とす
    る請求項1記載の電子写真記録装置。
  6. 【請求項6】 前記電荷供給手段と前記光イレーズ手段
    を同一ユニット中に設けたことを特徴とする請求項1記
    載の電子写真記録装置。
  7. 【請求項7】 前記バイアスクリーニング装置、前記電
    荷供給手段及び前記光イレーズ手段を同一ユニット中に
    設けたことを特徴とする請求項1記載の電子写真記録装
    置。
  8. 【請求項8】 前記バイアスクリーニング装置に搬送手
    段を接続し、前記回収ローラにより回収されたトナーを
    再び現像に使用することを特徴とする請求項1記載の電
    子写真記録装置。
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