JPH01149744A - フェノールのヒドロキシル化方法 - Google Patents

フェノールのヒドロキシル化方法

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JPH01149744A
JPH01149744A JP63261663A JP26166388A JPH01149744A JP H01149744 A JPH01149744 A JP H01149744A JP 63261663 A JP63261663 A JP 63261663A JP 26166388 A JP26166388 A JP 26166388A JP H01149744 A JPH01149744 A JP H01149744A
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ジャン−ミシェル ポパ
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    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C37/60Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by oxidation reactions introducing directly hydroxy groups on a =CH-group belonging to a six-membered aromatic ring with the aid of other oxidants than molecular oxygen or their mixtures with molecular oxygen

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フェノール又はフェノールエーテルの過酸化
水素によるヒドロキシル化方法に関する。
〔従来の技術〕
過酸化水素によるフェノール又は置換されたフェノール
のヒドロキシル化によるジフェノールの製造は既知の反
応である。
m 2,071,464として公表されたフランス特許
Nct69/45,467は、例えば過塩素酸又は硫酸
のごとき強酸により反応が触媒される方法を記載してい
る。
独国特許m 2,410,742は、過酸化水素を種々
の無水有機溶液の形で使用する、上記の方法に類似する
方法を記載している。
これら2つの方法は非常に有利であり、そして第−の方
法は工業的に使用される。
しかしながら、過去数年の間、反応媒体からの固体の分
離及びその再使用を簡単にするため、及び溶解した酸触
媒の除去の間に最もしばしば生ずる塩湖産物を除去する
ため、媒体に溶解していない固体を用いてヒドロキシル
化反応を触媒する試みが行われている。
すなわち、フランス特許Na 81/17,023 (
N12.489,816として公開)は、過酸化水素に
よる芳香族化合物のヒドロキシル化のための不均一触媒
としてのチタンシリカライト(titanium 5i
licalite)の使用を推奨している。
実際に、この触媒は再現性についての大きな困難を示す
。さらに、使用される触媒粒子が微細であることが、反
応媒体からのその分離を非常に困難にしており、そして
工業工程においては高価な触媒を再利用することが必須
であるがその再使用をめんどうなものにしている。
触媒分離のこの問題を解決するため、!lh 200 
、260として公開されたヨーロッパ特許出願において
はチタンシリカライトのこれらの微細粒子の凝集体を用
いることが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、経済的に許容される条件下で工業的に使
用され得る、過酸化水素によるフェノール又はフェノー
ルエーテルのヒドロキシル化反応の不均一触媒がなお求
められていることが明らかである。これがまさに本発明
の目的である。
〔課題を解決するための手段〕
従って、本発明は、次の式(I): (式中、R1は水素原子、メチル基、エチル基、又はフ
ェニル基であり;そしてR6は水素原子、炭素原子数1
〜4個のアルキル基、炭素原子数1〜4個のアルコキシ
基、フェニル、又はシクロヘキシル基である) で表されるフェノール又はフェノールエーテルの過酸化
水素との反応によるヒドロキシル化方法であって、酸化
珪素及び酸化チタンを基礎とするMFI構造を有しそし
て焼成後攻の式(■)=S1196−Xl + TlX
01lj2         (If )(式中、Xは
およそ・0.1〜6である)で表されるゼオライトの有
効量の存在下で反応を行うことを特徴とする方法から成
る。
これらのゼオライトを、本明細書においては、「チタノ
ゼオシライトJ  (titanozeositite
)と称する。
本発明の方法において使用されるチタノゼオシライトは
第1表に定義されるX−線回折ダイアダラム及び単斜晶
系を有する。
この表においては、異なる格子面間隔dhklの極端な
値が与えられており、そしてゼオライト格子に導入され
るチタンの限界濃度、又はより正確にはTi/Si比に
対応する。
確かに、チタノゼオシライトの同定は実際にそのX−線
回折ダイアダラムを確立することにより有利に行うこと
ができる。
1−1一致 X−線回折ダイアダラム 1.110−1.128  5−ss   O,378
5−0,3845mso、991−1.012  5−
ss   0.3735−0.3795   mo、9
72−0.986   va    O,3715−0
,3775mo、895−0.906   ww   
 O,3705−0,3765mo、803−0.81
3  111111   0.3645−0.3700
  1+!0.666−0.678   w    O
,3430−0,3485w(u+)0.632−0.
643   vs    O,3415−0,3470
w(w)0.595−0.605   mu+    
0.3385−0.3439   wiuo、589−
0.598   w    O,3341−0,339
4w(w)0.568−0.577   vu    
O,3290−0,3345w()゛ロード) 0.555−0.564   w     0.304
5−0.3099   w(ul)0.534−0.5
43   w(w)    0.3020−0.306
8   wO,531−0,539W(ul)   0
.2978−0.3026   wO,502−0,5
08ulw     O,2944−0,2991wO
,496−0,504mw     0.2914−0
.2961    wwo、468−0.476   
111111    0.2774−0.2818  
  wtuO,444−0,451w      O,
2676−0,2720四四0.433−0.441 
   御     0.2606−0.2648   
 wwO,423−0,431w      0.25
86−0.2627    ulw0.3985−0.
4045  w      O,2508−0,254
8wmO,3835−0,3905s      0.
2478−0.2518    wO,3805−0,
3885+as この回折ダイアグラムは、銅のKcL放射を用いる古典
的な粉末法を用いて回折計を用いて得ることができる。
角2θにより示される回折ピークの位置から、サンプル
の格子面間隔dhkl特性がnraBg等式により計算
される。測定誤差の算定、dhklに対するΔ(dhk
l)は2θの測定値に帰属される絶対誤差Δ(2θ)と
してBragg等式により計算される。
±0.2°に等しい絶対誤差が一般に許容される。
dhklの各位に帰属される相対強度I / I oは
対応する回折ピークの高さから算定される。この強度を
特徴付けるために記号のスケールがしばしば使用される
:ss=非常に強い;s=強い;  ms=中程度〜強
い;m=中程度;mu+=中程度〜弱い;騙=弱い;w
w=非常に弱い。
−Rに、チタノゼオシライトは弗素を含有し、弗素濃度
は焼成後好ましくは0.01〜0.8重量%である。
しかしながら、この発明において使用されるチタノゼオ
シライトの構造を変えることなく弗素を除去することが
できる。
この発明において触媒として使用されるチタノゼオシラ
イトは次の様にして合成することができる。すなわち、 (i)  少なくとも1つの酸化珪素源、少なくとも1
つの酸化チタン源、弗素イオン及び構造剤を水性媒体中
に含有する反応混合物であってpHが約1.5〜10.
5であるものを調製し;(ii)  この反応混合物を
結晶化せしめ、そして結晶性沈澱を回収し;そして (iii)  この結晶性沈澱を450℃より高い温度
において焼成する。
第1表に示されるX−線回折ダイアダラムは前記のよう
にして焼成にかけられたチタノゼオシライトのそれであ
る。
動員剤(mobilizing agent)の機能を
果たす、反応媒体中で弗素イオンの使用は、10未満の
pHを有する媒体中にT成分(Si及びTi)の可溶化
が得られることを可能にする。すなわち、焼成の過程で
所望であれば完全に除去することができるNH,”イオ
ンを補償陽イオンとして用いることができる。
さらに、10未満のpl+を有する媒体中で結晶化が行
われるので、核形成(nucleation)の速度が
一層ゆるやかである。従って、核形成の速度を指示する
ことによって調節されたチタノゼオシライトの結晶を得
ることができる。
反応媒体中の異なる種間のモル比は、Ti/Siについ
ては約1.5と約0.002との間であり、F / S
 iについては10と約0.04との間であり、H20
/Siについては約400と約4との間であり、そして
シリコン種に対する構造剤については約2と約0.02
との間である。
有利には、T i / S iのモル比は1と0.01
の間であり、F / S iは6と0.06の間であり
、11□O/Siは100と6の間であり、そして構造
剤とシリコン種の間では1と0.04の間である。
多くのシリカ源を用いることができる0例えばヒドロゲ
ル、エーロゲル及びコロイド懇濁物の形でのシリカ、可
溶性珪酸塩の溶液からの沈澱から又は5i(OC211
s)+のごとき珪酸エステルもしくはNa2SiF6の
ごとき鎖体の加水分解から生ずるシリ力、並びに珪酸ア
ルミニウム、アルミノシリケート及び粘土のごとき天然
の又は合成の結晶化した化合物の抽出処理及び活性化処
理により調製されなシリカを挙げることができる。ハロ
ゲン化珪素のごとき四価珪素の加水分解可能な化合物を
用いることもできる。
酸化チタン源の内、例えば、結晶化した又は非晶質の酸
化チタン及び水酸化チタン、ハロゲン化物(TiC1,
)のごとき加水分解され得る四価チタン化合物、アルコ
ラード、並びにTiOSO4及び(NH4)JiO(C
tO4)zのごとき可溶性チタン塩を特に挙げることが
できる。
シリカ源及び酸化チタン源として、元素Si及びTiを
含有する化合物、例えばこれら2種類の元素の酸化物を
基礎とするゲル又はガラスを使用することもできる。
シリカ源及び酸化チタン源は可溶性形又は微粉(pul
varulent)固体の形で、しかしさらに例えば形
の変化を伴わないで所望の構造のチタノゼオシライトに
転換され得るペレット又は押し出し成形物のごとき凝集
体の形で導入することができる。
弗素イオンは、弗化水素酸、塩、例えばNH,F 。
11ILIIF2. N11(Cally)*F 、 
N(Cdly)−F、又は反応媒体に弗素イオンを放出
する加水分解可能な化合物、例えばSiF< 、 (N
)I<)2s+Fg 、 (NH−)2TiFa等の形
で導入することができる。
弗化アンモニウム又は重弗化アンモニウムが好ましい塩
である。事実、これらの塩は非常に可溶性であり、そし
て不所望の要素に寄与せず、そしてこれらはさらに結晶
化の終点において容易に除去され得る。
チタノゼオシライトの調製のために適当な構造剤は、 ◎ 次の式(■): (式中、R,、R2及びR3は同一であり又は異なり、
アルキル基、好ましくはプロピル基又はブチル基である
) で表されるアミン; ◎ 次の式(■): R+ R4N  R2 著 (式中、R+ 、R2,R3及びR1は同一であり又は
異なり、アルキル基、好ましくはプロピル基又はブチル
基である) で表される四級アンモニウム化合物; ◎ 窒素がリン原子により置き代えられている式(1)
及び(IV)の化合物; である。
構造剤は好ましくは、テトラプロピルアンモニウム陽イ
オンを生じさせることができる化合物又はトリプロピル
アミンである。
有利には、構造剤は反応混合物に前記の陽イすンを生じ
させる四級アンモニウム塩又はアミン塩の形で添加され
る。
反応混合物は四価チタンのための同時動員剤(co−m
obilizing agent)を、珪素に対して3
〜0.01、そして好ましくは2〜0.4のモル比で含
有することができる。
この発明の方法において使用されるチタノゼオシライト
の調製のために適当な同時動員剤は、例えば蓚酸及びそ
の塩、並びに酒石酸及びその塩である。
チタノゼオシライトの結晶化は、反応混合物を約り0℃
〜約240℃、そして好ましくは75℃〜225℃の温
度において、結晶化に必要な時間にわたり。
当業界において知られているゼオライトの結晶化のため
の常法に従って行うことができる。
この加熱及びこの結晶化は好ましくは例えばポリテトラ
フルオロエタンのごときものの層によりコート・された
容器又はオートクレーブ中で行うことができる。
結晶化の後、得られた沈澱を例えば濾過により集める。
次に、この沈澱を場合によっては乾燥した後に450°
C以上、そして好ましくは500℃以上の温度に加熱し
て、焼成又は熱分解により沈澱物中に存在する有機種、
例えば構造剤及び補償陽イオン(Nl(、”)を分解す
る。
この発明の方法において好適に使用されるフェノール及
びフェノールエーテルは、R9が水素原子、メチル基又
はエチル基であり、そしてR6が水素原子、メチル基、
エチル基、Lert−ブチル基、メI・キシ基、又はエ
トキシ基である式(I)の化合物である。
例えはフェノール、アニソール、0−クレゾール、和−
クレゾール、p−クレゾール、4− Lert−ブチル
フェノール、2−メトキシフェノール及び4−メトキシ
フェノールを挙げることができるが、これらに限らない
この発明の方法は特に、ヒドロキノン及びピロカテコー
ルの製造のためのフェノールに適用される。
過酸化水素は、20重量%以上の過酸化水素濃度を一般
に有する水溶液の形で使用することができる。過酸化水
素はまた、有機溶剤中の溶液の形で使用することができ
る。過酸化水素の導入のために有用な有機溶剤として、
エステル、例えば特に飽和脂肪族カルボン酸のアルキル
又はシクロアルキルエステルを使用することができ、好
ましくは、合計4〜8個の炭素原子を有する酢酸アルキ
ル及びプロピオン酸アルキル、又はこれらのエステルの
混合物を使用することができる。さらに、例えばジオキ
サン、ジイソプロピルエーテル又はメチルtert−ブ
チルエーテルのごときエーテル中の過酸化水素の溶液を
使用することができる。
式(1)の化合物と過酸化水素とのモル比は一般に25
:1〜3:1であり、そして好ましくは20:1〜4:
1である。
この発明の方法において使用することができる上記のチ
タノゼオシライトの量は非常に広い範囲で異なることが
できる。
方法が非連続的に行われる場合、触媒は導入される式(
I)の化合物の重量に対して0.1〜20重量%である
ことかで゛きる。好ましくはこの重量比は0.5%〜1
0%である。方法が連続的に、化合物(I)と過酸化水
素溶液との混合物を触媒の固定ベツド上で反応せしめる
ことにより行われる場合、これらの触媒/化合物H)の
比はもはや意味はなく、そしてこの場合、化合物(I)
に対して過剰重量の触媒を使用することかできる。
さらに、好ましくは水と混和性であるか又は部分的に混
和性である、化合物(1)のための溶剤中でfヒ合物(
1)のヒドロキシル化反応を行うことができる。
この様な溶剤の例として、水;アルコール、例えばメタ
ノール、tert−ブタノール、イソプロパツール、又
はエタノール;ケトン、例えばアセトン又はメチルイソ
ブチルケトン;ニトリル、例えばアセl−二トリル:カ
ルボン酸、例えば酢酸;エステル、例えば酢酸プロピル
;エーテル、例えばメチルtert−ブチルエーテル;
及び極性非プロトン溶剤、例えばテトラヒドロチオフェ
ンジオキサイド(スルホラン)、エチレングリコールカ
ーボネート、プロピレングリコールカーボネート又はN
−メチルピロリドンが挙げられるが、これに限らない。
反応を行う温度は一般に、大気圧のもとて45℃と16
0℃の間である。より高温において、そして大気圧より
高い圧力において行うこともできる。
次に本発明の方法を要約する。
1、R5が水素原子、メチル基又はエチル基であり、そ
してR6が水素原子、メチル基、エチル基、terL−
ブチル基、メトキシ基、又はエトキシ基である式(I)
のフェノール又はフェノールエーテルに適用されること
を特徴とする方法。
2、フェノール、アニソール、0−クレゾール、m−ク
レゾール、p−クレゾール、4−tert−ブチルフェ
ノール、2−メトキシフェノール及び4−メトキシフェ
ノールから選択されるフェノール及びフェノールエーテ
ルに適用されることを特徴とする方法。
3、 チタノゼオシライト(titanozeosil
ite)が焼成後に0.01〜0.8重量%の弗素を含
有することを特徴とする方法。
4、前記の使用されるチタノゼオシライトが、次の段階
: (i)  少なくとも1つの酸化珪素源、少なくとも1
つの酸化チタン源、弗素イオン及び構造剤を水性媒体中
に含有する反応混合物であってpHが約1.5〜10.
5であるものを調製し;(ii’)  この反応混合物
を結晶化せしめ、そして結晶性沈澱を回収し;そして (iii)  この結晶性沈澱を450℃より高い温度
において焼成する; を含んで成る方法により得られたものであることを特徴
とする方法。
5、チタノゼオシライトの調製の間、反応混合物中のT
i/Siのモル比が1〜0.01であることを特徴とす
る方法。
6、チタノゼオシライトの調製の間、反応混合物中のF
 / S iのモル比が6〜0.06であることを特徴
とする方法。
7、チタノゼオシライトの調製の間、反応混合物中のL
O/S+のモル比が100〜6であることを特徴とする
方法。
8、 チタノゼオシライトの調製の間、構造剤/Siの
モル比が1〜0.04であることを特徴とする方法。
9、 フェノール/過酸化水素のモル比が25:l〜3
:1、そして好ましくは20:1〜4:1であることを
特徴とする方法。
10、前記触媒が、導入される式(I)の化合物の重量
に対して0.1〜20重量%、そして好ましくは0.5
〜10重旦%で存在することを特徴とする、非連続的に
行われる方法。
11、触媒の固定ベツド上で連続的に行われることを特
徴とする方法。
12、過酸化水素が水溶液の形で導入されることを特徴
とする方法。
13、過酸化水素が有機溶液の形で導入されることを特
徴とする方法。
14、前記ヒドロキシル化反応が、式(1)の化合物の
ための好ましくは水と混和性であるが又は部分的に混和
性である溶剤、例えば水、アルコール、ケトン、ニトリ
ル、カルボン酸、エステル、エーテル、又は極性非プロ
トン性溶剤中で行われることを特徴とする方法6 15、前記ヒドロキシル化反応が45℃〜160℃の温
度において行われることを特徴とする方法。
次に、例によりこの発明を説明する。
次の方法により反応混合物を調製する。
5.45gのTi(QC−tls)<を100cm’の
水中で、この混合物を6時間撹拌することにより加水分
解する。
得られる沈澱を枦取し、そして4.03gの蓚酸(CJ
20.−2LO)の存在下で107cm’の水に加熱状
態で溶解する。蓚酸チタンのこの溶液に、10.64g
のテトラプロピルアンモニウムプロミド(TPA −D
r)、2.96gの弗化アンモニウム(N11.F)、
0.19gのゼオライトMFI種子及び9.6gのAe
rosil 130タイプ・シリカを含有する溶液を添
加する。
この混合物を約15分間撹拌する。
反応混合物の1モルのシリカに対するモル組成は次の通
りである。I 5iOz : 0.I TiO2; 0
.2 C2H204:0.25 TPA−Br ; 0
.5 N11.F ; 3711*O0次に、反応混合
物を、撹拌しないで7日間170℃に加熱することによ
り、PTFEにより内部がコートされたオートクレーブ
中で結晶化する。
結晶化後、固体を沢過により分離し、水で洗浄し、そし
て80℃にて乾燥する。550℃にて4時間焼成した後
、固相をそのX−線回折スペクトルにより固定する。こ
のものは90%以上のチタノゼオシライトを含有するこ
とが見出だ、される。
このチタノゼオシライトは15〜20マイクロメーター
の長い微結晶(小ビーズを伴う)の形聾をとる。
例1aの生成物に対して行われた化学分析は、全体とし
て25のS i / T iモル比を与える。ゼオライ
ト格子中のS i / T iモル比の算定は回折ピー
クの相対シフトの測定に基づいて行うことができる。そ
して約60に等しい値が見出だされる。
例1aにおいて得られたチタノゼオシライトのX−線回
折スペクトルは次の通りである。
dhk+ (nm)     I / I 。
O,462iu O,446エ 0.436         or O,426□ 0.4084        wu+ 0.4008         田 0.3859        s 0.3826        ms o、3808        ms o、3759        m 0.3742        m 0.3718        m O,3663w O1362711+ 0.3448       w(UI>0.3431 
       四 〇、3396        ww O,3357lIl(w> 0.3317        w O,3256lA 触葺ユ]− 反応混合物を次の方法により調製する。
2.72gのTi(OC−11s)4を50cmコの水
中で、この混合物を6時間撹拌することにより加水分解
する。
得られた沈澱を枦取し、そして次に2.02gの蓚酸(
C2H20,−2H20)の存在下で43.2cm3の
水中に加熱状態で溶解する。蓚酸チタンのこの溶液に、
5.33gのテトラプロピルアンモニウムプロミド(T
P^−Br)、1.48F1の弗化アンモニウム(NI
I4F)、0.096gのゼオライトMFI種子及び4
.8gの^erosil 130タイプ・シリカを含有
する溶液を添加する。
この混合物を約15分間撹拌する。
反応混合物の1モルのシリカに対するモル組成は次の通
りである。I 5I02 : 0.I Ti0z ; 
0.2 C2H204;0.25 TP^−Br ; 
0.5 NH4F ; 371zo。
次に、反応混合物を、撹拌しないで6日間200℃に加
熱することにより、PTFEにより内部がコートされた
オートクレーブ中で結晶化する。
結晶化後、固体をr過により分離し、水で洗浄し、そし
て70℃にて乾燥する。550℃にて4時間焼成した後
、同相をそのX−線回折スペクトルにより固定する。こ
のものは90%以上のチタノゼオシライI・を含有する
ことが見出だされる。
このチタノゼオシライトは長さが10マイクロメーター
の長い非常に微細な結晶の形態をとる。
例1aの生成物に対して行われた化学分析は、全体とし
て25のS i / T iモル比を与える。ゼオライ
)・格子中のS i / T iモル比の算定は回折ピ
ークの相対シフトの測定に基づいて行うことができる。
そして約60に等しい値が見出だされる。
例1bにおいて得られたチタノゼオシライトのX−線回
折スペクトルは例1dの場合と同一である。
匠λ− 中央撹拌機、ガスホルダーと連結したコンデンサー、制
御された加熱系及び注入系を装着した100cm3のパ
イレックスガラス反応器に、この装置をあらかじめ窒素
を用いてパージした後に、26.95gのフェノール、
及び例1aにおいて調製したチク40%濃度(w/v)
の水溶液(0,063モルのH2O2)を注入する。
次に、この混合物をさらに2時間反応せしめる。
触媒を枦去した後、未転化1120□をヨウ素法により
測定し、そしてジフェノールを高速液体クロマトグラフ
ィー(HPLC)により測定する。
次の結果が得られる。
H2O2の転化率(DC) :          2
4.1%転化しなLO□に対するピロカテコールの収率
(YLD) :             16.0%
転化したH2O2に対するヒドロキノンの収率(YLD
) :              25.。%ジフェ
ノールの合計収率:       41.0%匠l工 中央撹拌機、ガスホルダーと連結したコンデンサー、制
御された加熱系及び注入系を装着した30cm3のパイ
レックスガラス反応器に、この装置をあらかじめ窒素を
用いてパージした後に、9.4gのフェノール、及び例
1aにおいて調製したチタノ%濃度(、#/V)の水溶
液(0,005モルのH2O2)を注入する。
次に、この混合物をさらに2時間30分反応せしめる。
触媒を枦去した後、未転化H2O2をヨウ素法により測
定し、そしてジフェノールを高速液体クロマトグラフィ
ー(HPLC)により測定する。
次の結果が得られる。
H202の転化率(DC) :          3
0・5%転化した1120□に対するピロカテコールの
収率(YLD) :             24.
0%転化した11□02に対するヒドロキノンの収率(
YLD) :              36.0%
ジフェノールの合計収率:       60.0%匠
先− 同じ量の反応体を用いて例3の方法を反復する。
但し、実験を80℃ではなく130℃にて行う。
次の結果が得られる。
H2O2の転化率(DC) :          9
3.0%転化した11□0□に対するピロカテコールの
収率(YLD) :             35.
5%転化した11□02に対するヒドロキノンの収率(
YLD) :              33.0%
ジフェノールの合計収率:       68.5%匠
i二11゜ 中央撹拌機、ガスホルダーと連結したコンデンサー、制
御された加熱系及び注入系を装着した30cIIl′の
パイレックスガラス反応器に、この装置をあらかじめ窒
素を用いてパージした後に、4.7どのフェノール、例
1aにおいて調製したチタノゼオシライト0.25g(
例5〜9については1d、例1〇−11についてはlb
)、及び4.7gの溶剤(後記の表を参照のこと)を仕
込む。
この混合物を撹拌しながら80℃に加熱し、そして次に
70%濃度(W/v)のH2O2(2,5ミリモル)を
注入する。
次に、この混合物をさらに2時間30分反応せしめる。
触媒をP去した後、未転化H2O2をヨウ素法により測
定し、そしてジフェノール高速液体クロマトグラフィー
(HPLC)により測定する。
得られた結果を次の表にまとめる(ピロカテコール=p
c 、ヒドロキノン=HQ)。
例5〜11に記載した方法に従って例10を反復する。
但し、100℃において行う (溶剤として水を使用す
る。) 実験的処理及び測定は例5〜11におけるのと同様にし
て行う。
次の結果が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_5は水素原子、メチル基、エチル基、又は
    フェニル基であり;そしてR_6は水素原子、炭素原子
    数1〜4個のアルキル基、炭素原子数1〜4個のアルコ
    キシ基、フェニル、又はシクロヘキシル基である) で表されるフェノール又はフェノールエーテルの過酸化
    水素との反応によるヒドロキシル化方法であって、酸化
    珪素及び酸化チタンを基礎とするMFI構造を有しそし
    て焼成後次の式(II):Si_(_9_6_−_x_)
    、Ti_xO_1_9_2(II)(式中、xはおよそ0
    .1〜6である) で表されるゼオライトの有効量の存在下で反応を行うこ
    とを特徴とする方法。
JP63261663A 1987-10-29 1988-10-19 フェノールのヒドロキシル化方法 Expired - Lifetime JPH0667861B2 (ja)

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