JPH01149074A - 電子写真装置のシール構造 - Google Patents
電子写真装置のシール構造Info
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- JPH01149074A JPH01149074A JP30758487A JP30758487A JPH01149074A JP H01149074 A JPH01149074 A JP H01149074A JP 30758487 A JP30758487 A JP 30758487A JP 30758487 A JP30758487 A JP 30758487A JP H01149074 A JPH01149074 A JP H01149074A
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- seal
- photosensitive body
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- seal panel
- sealing panel
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Links
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Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、電子写真方式を採用した複写機やプリンタ
等の電子写真装置において、光学系の汚れを回避するた
めに、感光体層りに配設される現像器等から発生するト
ナークラウドが光学系領域へ浸入する事態を阻止するシ
ール構造の改良に関する。
等の電子写真装置において、光学系の汚れを回避するた
めに、感光体層りに配設される現像器等から発生するト
ナークラウドが光学系領域へ浸入する事態を阻止するシ
ール構造の改良に関する。
[従来の技術]
従来この種の電子写真装置のシール構造としては、電子
写真装置の機体内に感光体周辺領域と光学系領域とが区
画される区画フレームを設け、この区画フレーム部分に
光学系領域からの光像を感光体上に導くべく窓開口を開
設し、シール窓ユニットで上記窓開口を閉塞するように
したものが既に提供されている。
写真装置の機体内に感光体周辺領域と光学系領域とが区
画される区画フレームを設け、この区画フレーム部分に
光学系領域からの光像を感光体上に導くべく窓開口を開
設し、シール窓ユニットで上記窓開口を閉塞するように
したものが既に提供されている。
このような構造において、上記シール窓ユニットとして
は、通常、ガラスや樹脂等の透過性のシールパネルと、
このシールパネルを保持して上記窓開口縁に装着される
保持枠とからなり、しかも、光の反射を極力回避すると
いう観点から、光学系から感光体へ向かう光軸に対して
上記シールパネルの姿勢を直交配置するようにしたもの
が用いられている。
は、通常、ガラスや樹脂等の透過性のシールパネルと、
このシールパネルを保持して上記窓開口縁に装着される
保持枠とからなり、しかも、光の反射を極力回避すると
いう観点から、光学系から感光体へ向かう光軸に対して
上記シールパネルの姿勢を直交配置するようにしたもの
が用いられている。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、電子写真装置自体のコンパクト化を図ろうと
すると1.感光体とシール窓ユニットとの間に充分なス
ペースを確保することが困難になり、必然的に、感光体
とシールパネルとが接近配置されてしまう。
すると1.感光体とシール窓ユニットとの間に充分なス
ペースを確保することが困難になり、必然的に、感光体
とシールパネルとが接近配置されてしまう。
このような状態において、上記感光体が回転作動すると
、これに伴って感光体の周りに空気流が生じ、この空気
流が比較的強く上記シールパネルに衝合するという事態
が起り得る。すると、感光体周りの現像器やクリーナか
ら流出するトナークラウドが上記空気流に乗って上記シ
ールパネルに比較的強く衝合し、その分、トナー粉が上
記シールパネルに付着し易く、シールパネルが汚れ易い
という問題を生ずる。
、これに伴って感光体の周りに空気流が生じ、この空気
流が比較的強く上記シールパネルに衝合するという事態
が起り得る。すると、感光体周りの現像器やクリーナか
ら流出するトナークラウドが上記空気流に乗って上記シ
ールパネルに比較的強く衝合し、その分、トナー粉が上
記シールパネルに付着し易く、シールパネルが汚れ易い
という問題を生ずる。
このた、め、シールパネルの汚れに気付かずに画像形成
操作を行なう機会が多発し易くなり、転写画像にシール
パネルの汚れに基づくかぶりが生ずる等の画像品質の劣
化原因に繋がるほか、シールパネルの清掃作業頻度を多
くしなければならない分メンテナンス作業が面倒になる
という問題を生ずる。
操作を行なう機会が多発し易くなり、転写画像にシール
パネルの汚れに基づくかぶりが生ずる等の画像品質の劣
化原因に繋がるほか、シールパネルの清掃作業頻度を多
くしなければならない分メンテナンス作業が面倒になる
という問題を生ずる。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、以上の問題点に着目して為されたものであ
って、感光体周りに浮遊するトナークラウドのシールパ
ネルへの付着を少なく抑えるようにした電子写真装置の
シール構造を提供するものである。
って、感光体周りに浮遊するトナークラウドのシールパ
ネルへの付着を少なく抑えるようにした電子写真装置の
シール構造を提供するものである。
すなわち、この発明は、第1図に示すように、感光体7
周辺領域から光学系6領域を区画する区画フレーム20
部分に光学系6領域からの光像を感光体7上に導くべく
窓開口21を開設し、透過性のシールパネル31を備え
たシール窓ユニット30で前記窓開口21を閉塞するよ
うにした電子写真装置のシール構造を前提とし、感光体
7の回転方向m側に向かって感光体7の接線方向nから
拡開するように上記シールパネル31を所定角度Xで傾
斜配置したものである。
周辺領域から光学系6領域を区画する区画フレーム20
部分に光学系6領域からの光像を感光体7上に導くべく
窓開口21を開設し、透過性のシールパネル31を備え
たシール窓ユニット30で前記窓開口21を閉塞するよ
うにした電子写真装置のシール構造を前提とし、感光体
7の回転方向m側に向かって感光体7の接線方向nから
拡開するように上記シールパネル31を所定角度Xで傾
斜配置したものである。
このような技術的手段において、上記シール窓ユニット
30としては、少なくともガラスや樹脂等の透過性シー
ルパネル31を備えていればよく、このシールパネル3
1を窓開口21縁に直接的に取付けるようにしてもよい
し、シールパネル31を保持枠に保持し、この保持枠を
窓開口21縁に取付けるようにしてもよい。また、この
発明の対象となるシール窓ユニット30としては、各種
付加vaa手段、例えば浮遊トナーをシールパネル以外
の箇所へ積極的に付着させる帯電手段、シールパネルの
浮遊トナーによる汚れを検知する汚れ検知手段あるいは
シールパネルを清掃するクリーニング手段等を具備した
ものをも含む。
30としては、少なくともガラスや樹脂等の透過性シー
ルパネル31を備えていればよく、このシールパネル3
1を窓開口21縁に直接的に取付けるようにしてもよい
し、シールパネル31を保持枠に保持し、この保持枠を
窓開口21縁に取付けるようにしてもよい。また、この
発明の対象となるシール窓ユニット30としては、各種
付加vaa手段、例えば浮遊トナーをシールパネル以外
の箇所へ積極的に付着させる帯電手段、シールパネルの
浮遊トナーによる汚れを検知する汚れ検知手段あるいは
シールパネルを清掃するクリーニング手段等を具備した
ものをも含む。
また、シールパネル31の傾斜角度については、反射光
量が極端に大きくならない程度の範囲に設定することが
可能であるが、傾斜に伴う光の透過具合を良好に保つと
いう観点から、光透過率を下げないようにシールパネル
31の厚さを薄く設定することが好ましい。また、光の
乱反射を防止すべくシールパネル31面に透過性の乱反
射防止膜を塗布したりするようにしてもよい。
量が極端に大きくならない程度の範囲に設定することが
可能であるが、傾斜に伴う光の透過具合を良好に保つと
いう観点から、光透過率を下げないようにシールパネル
31の厚さを薄く設定することが好ましい。また、光の
乱反射を防止すべくシールパネル31面に透過性の乱反
射防止膜を塗布したりするようにしてもよい。
[作用]
上述したような技術的手段によれば、シール窓ユニット
30のシールパネル31は、感光体7の回転方向m側に
向かって感光体7の接線方向nから拡開するように所定
角度Xで傾斜配置されているため、仮に、感光体7とシ
ールパネル31とが接近配置されているとしても、感光
体7の回転作動に伴って生ずる空気流がシールパネル3
1面に衝突する際のシールパネル31面に直交する方向
の衝撃エネルギ成分は、シールパネル31の傾斜姿勢弁
だけ傾斜しない場合に比べて小さ(なる。
30のシールパネル31は、感光体7の回転方向m側に
向かって感光体7の接線方向nから拡開するように所定
角度Xで傾斜配置されているため、仮に、感光体7とシ
ールパネル31とが接近配置されているとしても、感光
体7の回転作動に伴って生ずる空気流がシールパネル3
1面に衝突する際のシールパネル31面に直交する方向
の衝撃エネルギ成分は、シールパネル31の傾斜姿勢弁
だけ傾斜しない場合に比べて小さ(なる。
従って、感光体7周りに浮遊するトナークラウドが上記
空気流に乗ってシールパネル31に衝突したとしても、
その衝撃力は比較的小さく抑えられる。
空気流に乗ってシールパネル31に衝突したとしても、
その衝撃力は比較的小さく抑えられる。
[実施例]
以下、添附図面に示す実施例に基づいてこの発明の詳細
な説明する。
な説明する。
実施例1
第2図はこの発明を適用した電子写真方式の複写機を示
すものである。
すものである。
同図において、複写機は、紙詰りの除去性や保守点検作
業性を向上させた所謂分割開口型のもので、複写シート
の給送路を境として機体1を上下に分割し、下側に位置
するロアフレーム2の一側縁に上側に位置するアッパフ
レーム3を枢支し、ロアフレーム2に対してアッパフレ
ーム3を開m可能にしたものである。そして、上記アッ
パフレーム3の上部開口には原稿4を載置するためのプ
ラテン5が配設されると共に、このプラテン5の下方に
は、露光ランプ6a、複数のミラー6b及び結像レンズ
6Cからなる光学系6が配設されている。また、光学系
6の下方には、光学系6からの原稿光像に基づく潜像を
形成する感光体7が配設されており、感光体7の周囲に
は、感光体7を予め帯電する前帯電器8、原稿領域以外
の領域の電荷を消去するイレーザ9、感光体7上に形成
された潜像をトナー現像する現像器10、感光体7上の
トナー像を複写紙11に転写する転写器12、転写され
た複写紙11を感光体7から剥離する剥離用帯電器13
、剥離用帯電器13で剥離されなかった複写紙11を強
制的に剥離する分離爪14及び感光体7上の残留トナー
を除去するクリーナ15等が配設されている。尚、符号
16は複写紙11を供給する給紙トレイ、17は複写紙
11上の転写像を定着させる定着器、18は定着器の複
写紙11を排出収容する排紙トレイ、19は給紙トレイ
16内の複写紙11を転写部、定着部、排紙トレイ18
へと搬送する複写紙搬送系である。
業性を向上させた所謂分割開口型のもので、複写シート
の給送路を境として機体1を上下に分割し、下側に位置
するロアフレーム2の一側縁に上側に位置するアッパフ
レーム3を枢支し、ロアフレーム2に対してアッパフレ
ーム3を開m可能にしたものである。そして、上記アッ
パフレーム3の上部開口には原稿4を載置するためのプ
ラテン5が配設されると共に、このプラテン5の下方に
は、露光ランプ6a、複数のミラー6b及び結像レンズ
6Cからなる光学系6が配設されている。また、光学系
6の下方には、光学系6からの原稿光像に基づく潜像を
形成する感光体7が配設されており、感光体7の周囲に
は、感光体7を予め帯電する前帯電器8、原稿領域以外
の領域の電荷を消去するイレーザ9、感光体7上に形成
された潜像をトナー現像する現像器10、感光体7上の
トナー像を複写紙11に転写する転写器12、転写され
た複写紙11を感光体7から剥離する剥離用帯電器13
、剥離用帯電器13で剥離されなかった複写紙11を強
制的に剥離する分離爪14及び感光体7上の残留トナー
を除去するクリーナ15等が配設されている。尚、符号
16は複写紙11を供給する給紙トレイ、17は複写紙
11上の転写像を定着させる定着器、18は定着器の複
写紙11を排出収容する排紙トレイ、19は給紙トレイ
16内の複写紙11を転写部、定着部、排紙トレイ18
へと搬送する複写紙搬送系である。
また、この実施例において、上記アッパフレーム3には
、光学系6領域と感光体7の周辺領域とを区画する区画
フレーム20が設けられ、感光体7周りの現像器10や
クリーナ15から流出するトナークラウドが光学系6を
汚染する事態を防止している。そして、上記区画フレー
ム20のうち光学系6から感光体7へ向かう光路が横切
る箇所には窓開口21が開設されており、この窓開口2
1にシール窓ユニット30が装着されている。
、光学系6領域と感光体7の周辺領域とを区画する区画
フレーム20が設けられ、感光体7周りの現像器10や
クリーナ15から流出するトナークラウドが光学系6を
汚染する事態を防止している。そして、上記区画フレー
ム20のうち光学系6から感光体7へ向かう光路が横切
る箇所には窓開口21が開設されており、この窓開口2
1にシール窓ユニット30が装着されている。
上記シール窓ユニット30は、特に第3図に示すように
、ガラス製の矩形状のシールパネル31と、このシール
パネル31を保持する保持枠32とで構成されている。
、ガラス製の矩形状のシールパネル31と、このシール
パネル31を保持する保持枠32とで構成されている。
この実施例において、上記シールパネル31は、光透過
率を下げないように比較的薄い厚さ0.5〜1aw+程
度のもので、感光体7の回転方向m側に向かって感光体
7の光学系6からの光入射ポイントPにおける接線方向
nから拡開するように所定角度X(この実施例では約2
0°)傾斜して配置されている。また、上記保持枠32
は、シールパネル31より若干小さな開口33を有し、
この間口33縁にシールパネル31が着脱自在に保持さ
れる保持溝34を形成したものである。そして、上記保
持枠32の両側縁には取付片35.36が立設され、一
方の取付片35は、その外側に形成された係止凹条35
aを対応する窓開口21の一側縁に形成された係止突条
22に係合させて取付けられると共に、他方の取付片3
6は、その外側に固着されたウレタン等の弾性体37を
対応する窓開口21の他側縁に弾接させて取付けられる
ようになっている。尚、上記保持枠32の奥側には位置
決め片38が立設され、この位置決め片38の一部に突
設された位置決めボス39が対応するアッパフレーム3
の背面部の位置決め孔40と係合するようになっている
。
率を下げないように比較的薄い厚さ0.5〜1aw+程
度のもので、感光体7の回転方向m側に向かって感光体
7の光学系6からの光入射ポイントPにおける接線方向
nから拡開するように所定角度X(この実施例では約2
0°)傾斜して配置されている。また、上記保持枠32
は、シールパネル31より若干小さな開口33を有し、
この間口33縁にシールパネル31が着脱自在に保持さ
れる保持溝34を形成したものである。そして、上記保
持枠32の両側縁には取付片35.36が立設され、一
方の取付片35は、その外側に形成された係止凹条35
aを対応する窓開口21の一側縁に形成された係止突条
22に係合させて取付けられると共に、他方の取付片3
6は、その外側に固着されたウレタン等の弾性体37を
対応する窓開口21の他側縁に弾接させて取付けられる
ようになっている。尚、上記保持枠32の奥側には位置
決め片38が立設され、この位置決め片38の一部に突
設された位置決めボス39が対応するアッパフレーム3
の背面部の位置決め孔40と係合するようになっている
。
従って、この実施例に係る複写機のシール構造によれば
、第4図に示すように、感光体7が回転作動すると、こ
れに伴って感光体7の周りには空気流Aが生じ、感光体
7周りの現像器10やクリ−す15から流出するトナー
クラウドが上記空気流Aに乗って上記シールパネル31
側へと移動する。
、第4図に示すように、感光体7が回転作動すると、こ
れに伴って感光体7の周りには空気流Aが生じ、感光体
7周りの現像器10やクリ−す15から流出するトナー
クラウドが上記空気流Aに乗って上記シールパネル31
側へと移動する。
このとき、上記シールパネル31は仮想線で示す標準姿
勢(第3図に示す接線方向に沿う姿勢)に対して角度X
だけ傾斜配置されているため、シールパネル31に直交
する方向への空気流Aの衝撃力成分Fは、仮想線で示す
標準姿勢のものに対する衝撃力成分F°とすればFo
・cosxとなり、シールパネル31の傾斜角度分だけ
仮想線で示す場合よりも小さなものになる。このため、
空気流Aに乗ってシールパネル31部分へ移動してきた
トナー粉Tは傾斜姿勢のシールパネル31に対しては標
準姿勢のものに比べてそれ程強く衝突しないことになり
、その分だけ、上記トナー粉Tがシールパネル31に付
着し難いことになる。
勢(第3図に示す接線方向に沿う姿勢)に対して角度X
だけ傾斜配置されているため、シールパネル31に直交
する方向への空気流Aの衝撃力成分Fは、仮想線で示す
標準姿勢のものに対する衝撃力成分F°とすればFo
・cosxとなり、シールパネル31の傾斜角度分だけ
仮想線で示す場合よりも小さなものになる。このため、
空気流Aに乗ってシールパネル31部分へ移動してきた
トナー粉Tは傾斜姿勢のシールパネル31に対しては標
準姿勢のものに比べてそれ程強く衝突しないことになり
、その分だけ、上記トナー粉Tがシールパネル31に付
着し難いことになる。
このことを実証するために、シールパネル31を標準姿
勢にしたものを比較例として、この実施例に係るものの
性能を見ると、シールパネル31の汚れに基づいてコピ
ー画質上にかぶりが生ずるインターバルが比較例の5〜
6倍程度長くなり、しかも、コピー画質や光聞低下等も
引起さないことが確認された。
勢にしたものを比較例として、この実施例に係るものの
性能を見ると、シールパネル31の汚れに基づいてコピ
ー画質上にかぶりが生ずるインターバルが比較例の5〜
6倍程度長くなり、しかも、コピー画質や光聞低下等も
引起さないことが確認された。
友i■ユ
第5図において、シール窓ユニット30は、実施例1と
同様に、傾斜配置されたシールパネル31とこれを保持
する保持枠32とを備えているが、実施例1と異なり、
上記保持枠32を現像器10の使用トナーと逆極性に帯
電する帯電手段50が設けられている。
同様に、傾斜配置されたシールパネル31とこれを保持
する保持枠32とを備えているが、実施例1と異なり、
上記保持枠32を現像器10の使用トナーと逆極性に帯
電する帯電手段50が設けられている。
すなわち、この実施例においては、上記保持枠32は絶
縁性部材で構成されており、帯電手段50は、上記保持
枠32の感光体7側面の周囲に矩形リング状の電極51
を貼着し、この電極51に帯電用電I!52からの電圧
(この実施例ではDCl、000〜2.0OOVを印加
スルヨウニなっている。尚、この実施例においては、安
全上の観点から、紙詰り処理やメンテナンス作業時等に
おいて上記アッパフレーム3を開放したような場合には
、アッパフレーム3の開放状態を検知するインタロック
スイッチ53からのオン信号に基づいて、マイクロコン
ピュータ等の制御ユニット54が上記帯電用電源52及
び複写機の1電155を切るようになっている。
縁性部材で構成されており、帯電手段50は、上記保持
枠32の感光体7側面の周囲に矩形リング状の電極51
を貼着し、この電極51に帯電用電I!52からの電圧
(この実施例ではDCl、000〜2.0OOVを印加
スルヨウニなっている。尚、この実施例においては、安
全上の観点から、紙詰り処理やメンテナンス作業時等に
おいて上記アッパフレーム3を開放したような場合には
、アッパフレーム3の開放状態を検知するインタロック
スイッチ53からのオン信号に基づいて、マイクロコン
ピュータ等の制御ユニット54が上記帯電用電源52及
び複写機の1電155を切るようになっている。
従って、この実施例によれば、上記シール窓ユニット3
0の保持枠32は帯電手段50にてトナーの極性と逆極
性に帯電されているため、現像器10等から発生するト
ナークラウドが感光体7の回転作動に伴う空気流に乗っ
てシールパネル31側へ向かったとしても、トナー粉T
は、仮想線で示すようにシールパネル31側へ向かうこ
となく、帯電された保持枠32側へ強制的に吸着されて
しまうため、トナー粉Tがシールパネル31へ付着する
事態はより確実に防止される。
0の保持枠32は帯電手段50にてトナーの極性と逆極
性に帯電されているため、現像器10等から発生するト
ナークラウドが感光体7の回転作動に伴う空気流に乗っ
てシールパネル31側へ向かったとしても、トナー粉T
は、仮想線で示すようにシールパネル31側へ向かうこ
となく、帯電された保持枠32側へ強制的に吸着されて
しまうため、トナー粉Tがシールパネル31へ付着する
事態はより確実に防止される。
実施例3
第6図において、シール窓ユニット30は実施例2と異
なる帯電手段50を有している。
なる帯電手段50を有している。
すなわち、この実施例において、帯電手段50は、絶縁
性部材からなる保持枠32の感光体7側面の幅方向両側
に一対の電極51a 、51bを貼着し、一方の電極5
1aに正帯電用電源52aからの正電圧(DC+1,0
00〜2.0OOV)が印加され、他方の電極51bに
負帯電用電源52bからの負電圧(DC−1,000〜
2,000v)が印加されるようになっている。尚、制
御ユニット54はインタロックスイッチ53からのオン
信号に基づいて、上記各帯電用電源52a。
性部材からなる保持枠32の感光体7側面の幅方向両側
に一対の電極51a 、51bを貼着し、一方の電極5
1aに正帯電用電源52aからの正電圧(DC+1,0
00〜2.0OOV)が印加され、他方の電極51bに
負帯電用電源52bからの負電圧(DC−1,000〜
2,000v)が印加されるようになっている。尚、制
御ユニット54はインタロックスイッチ53からのオン
信号に基づいて、上記各帯電用電源52a。
52b及び主電源55を切るようになっている。
従って、この実施例によれば、現像器10等でトナーの
一部が所望の極性に帯電されずに他方の極性に帯電され
、両方の極性のトナークラウドがシールパネル31部分
へ向ったとしても、夫々の極性のトナー粉TI 、T2
は夫々逆極性に帯電された保持枠32部分へと強制的に
吸着されるため、トナー粉のシールパネル31への付着
閣止効采は実施例2よりも確実になる。
一部が所望の極性に帯電されずに他方の極性に帯電され
、両方の極性のトナークラウドがシールパネル31部分
へ向ったとしても、夫々の極性のトナー粉TI 、T2
は夫々逆極性に帯電された保持枠32部分へと強制的に
吸着されるため、トナー粉のシールパネル31への付着
閣止効采は実施例2よりも確実になる。
実施例4
第7図において、シール窓ユニット30は、上記各実施
例と同様なシールパネル31及び保持枠32を有するが
、上記各実施例と異なり、シールパネル31の汚れを検
知する汚れ検知手段60を有している。
例と同様なシールパネル31及び保持枠32を有するが
、上記各実施例と異なり、シールパネル31の汚れを検
知する汚れ検知手段60を有している。
すなわち、上記汚れ検知手段60は、絶縁性部材からな
る保持枠32の感光体7側面の周囲にコテ状の電極61
を貼着し、この電極61間に電源62及び調整抵抗63
を接続すると共に、上記電源62と直列に電流計64を
介装し、この電流計64からの情報をマイクロコンピュ
ータ等の制御ユニット65に入力し、この制御ユニット
65で電流値の変化に応じてシールパネル31の汚れ度
合を判別するようにしたものである。そして、この実施
例においては、上記制御ユニット65は、シールパネル
31の汚れ度合が所定レベルに達すると、メツセージボ
ード等の表示手段66に所定の警告を表示するようにし
ている。
る保持枠32の感光体7側面の周囲にコテ状の電極61
を貼着し、この電極61間に電源62及び調整抵抗63
を接続すると共に、上記電源62と直列に電流計64を
介装し、この電流計64からの情報をマイクロコンピュ
ータ等の制御ユニット65に入力し、この制御ユニット
65で電流値の変化に応じてシールパネル31の汚れ度
合を判別するようにしたものである。そして、この実施
例においては、上記制御ユニット65は、シールパネル
31の汚れ度合が所定レベルに達すると、メツセージボ
ード等の表示手段66に所定の警告を表示するようにし
ている。
従って、この実施例によれば、現像器10等からのトナ
ークラウドがシール窓ユニット30に向うと、トナー粉
Tはシールパネル31及び保持枠32に付着することに
なる(実施例2.3の作用からしてトナー粉Tは主とし
て保持枠32側に吸着される)が、保持枠32のトナー
吸着量をシールパネル31の汚れのパラメータとして汚
れ検知が行なわれている。
ークラウドがシール窓ユニット30に向うと、トナー粉
Tはシールパネル31及び保持枠32に付着することに
なる(実施例2.3の作用からしてトナー粉Tは主とし
て保持枠32側に吸着される)が、保持枠32のトナー
吸着量をシールパネル31の汚れのパラメータとして汚
れ検知が行なわれている。
より具体的には、今、電源62の電圧を感光体7の潜像
電位(例えば1.0OOV)より若干高い値(例えば1
.200V)とし、また、調整抵抗63の値を適宜調整
して調整抵抗63、電極61の抵抗及びそれ以外の抵抗
の総和を約1MΩとなるように設定したとすると、保持
枠32へのトナーの付着がなければ、電流計64はN流
m1−1.2mAを指標し、制御ユニット65がこれを
検知することになり、この実施例においてはこの値を初
期値としてメモリ内に予め記憶しておく。
電位(例えば1.0OOV)より若干高い値(例えば1
.200V)とし、また、調整抵抗63の値を適宜調整
して調整抵抗63、電極61の抵抗及びそれ以外の抵抗
の総和を約1MΩとなるように設定したとすると、保持
枠32へのトナーの付着がなければ、電流計64はN流
m1−1.2mAを指標し、制御ユニット65がこれを
検知することになり、この実施例においてはこの値を初
期値としてメモリ内に予め記憶しておく。
そして、トナー粉Tによる保持枠32の汚れが進み、例
えば抵抗総和が1.4MΩになったとすると、この時の
電流計64は電流値1=0.86mAとなり、制御ユニ
ット65はこれを検知する。
えば抵抗総和が1.4MΩになったとすると、この時の
電流計64は電流値1=0.86mAとなり、制御ユニ
ット65はこれを検知する。
このような検知動作過程において、シールパネル31の
汚れ度合としての閾値(例えば初期値の0.8または0
.9等)を予め決めてメモリに格納しておき、制御ユニ
ット65が検知信号として上記閾値を検知した時点で表
示手段66に表示制御信号を送出するようにしておけば
、表示手段66は「シールパネルを清掃して下さい」等
の警告表示をすることになり、この段階で、オペレータ
はシールパネル31の汚れを認識する。
汚れ度合としての閾値(例えば初期値の0.8または0
.9等)を予め決めてメモリに格納しておき、制御ユニ
ット65が検知信号として上記閾値を検知した時点で表
示手段66に表示制御信号を送出するようにしておけば
、表示手段66は「シールパネルを清掃して下さい」等
の警告表示をすることになり、この段階で、オペレータ
はシールパネル31の汚れを認識する。
尚、この実施例においては、シールパネル31の汚れ度
合が進んだ段階において表示手段66に警告表示するよ
うにしているが、これに限られるものではなく、表示手
段66に警告表示すると共に、警告表示後、一定の条件
、例えば規定枚数コピーした段階で機械を強制的に停止
させるようにしてもよい。
合が進んだ段階において表示手段66に警告表示するよ
うにしているが、これに限られるものではなく、表示手
段66に警告表示すると共に、警告表示後、一定の条件
、例えば規定枚数コピーした段階で機械を強制的に停止
させるようにしてもよい。
[発明の効果1
以上説明してきたように、この発明に係る電子写真装置
のシール構造によれば、シール窓ユニットのシールパネ
ルの配設姿勢を工夫することにより、感光体の回転作動
に伴う空気流に乗った浮遊トナーのシールパネルへの衝
撃力を比較的小さく抑えるようにしたので、浮遊トナー
のシールパネルへの付着量を少なくすることが可能にな
り、その分、シールパネルの汚れに基づく画像品質の劣
化を有効に防止することができ、しかも、シールパネル
の清掃作業頻度を少なくすることができる分、メンテナ
ンス作業を簡略化することができる。
のシール構造によれば、シール窓ユニットのシールパネ
ルの配設姿勢を工夫することにより、感光体の回転作動
に伴う空気流に乗った浮遊トナーのシールパネルへの衝
撃力を比較的小さく抑えるようにしたので、浮遊トナー
のシールパネルへの付着量を少なくすることが可能にな
り、その分、シールパネルの汚れに基づく画像品質の劣
化を有効に防止することができ、しかも、シールパネル
の清掃作業頻度を少なくすることができる分、メンテナ
ンス作業を簡略化することができる。
第1図はこの発明に係る電子写真装置のシール構造の構
成を示す説明図、第2図は電子写真方式の複写機にこの
発明を適用した実施例1を示す全体概略図、第3図は第
2図中■部詳細図、第4図は実施例1に係るシール窓ユ
ニット周りの状態を示す模式図、第5図ないし第7図は
この発明に係る電子写真装置のシール構造の実施例2な
いし実施例4を示す要部説明図である。 [符号の説明] 6・・・光学系 7・・・感光体 20・・・区画フレーム 21・・・窓開口 30・・・シール窓ユニット 31・・・シールパネル 32・・・保持枠 50・・・帯電手段 60・・・汚れ検知手段 特許出願人 富士ゼロックス株式会社代 理 人
弁理士 中村 智廣(外2名) 区 〒11 帳 第3図 第4図 第5図
成を示す説明図、第2図は電子写真方式の複写機にこの
発明を適用した実施例1を示す全体概略図、第3図は第
2図中■部詳細図、第4図は実施例1に係るシール窓ユ
ニット周りの状態を示す模式図、第5図ないし第7図は
この発明に係る電子写真装置のシール構造の実施例2な
いし実施例4を示す要部説明図である。 [符号の説明] 6・・・光学系 7・・・感光体 20・・・区画フレーム 21・・・窓開口 30・・・シール窓ユニット 31・・・シールパネル 32・・・保持枠 50・・・帯電手段 60・・・汚れ検知手段 特許出願人 富士ゼロックス株式会社代 理 人
弁理士 中村 智廣(外2名) 区 〒11 帳 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)感光体(7)周辺領域から光学系(6)領域を区画
する区画フレーム(20)部分に光学系(6)領域から
の光像を感光体(7)上に導くべく窓開口(21)を開
設し、透過性のシールパネル(31)を備えたシール窓
ユニット(30)で前記窓開口(21)を閉塞するよう
にした電子写真装置のシール構造において、上記シール
パネル(31)は、感光体(7)の回転方向(m)側に
向かって感光体(7)の接線方向(n)から拡開するよ
うに所定角度(x)で傾斜配置されていることを特徴と
する電子写真装置のシール構造。 2)シール窓ユニット(30)は、シールパネル(31
)と、、このシールパネル(31)を保持する絶縁性の
保持枠(32)と、この保持枠(32)の少なくとも一
部を帯電する帯電手段(50)とを備えていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子写真装置のシ
ール構造。 3)帯電手段(50)は、保持枠(32)を正負両極性
に帯電するものであることを特徴とする特許請求の範囲
第2項記載の電子写真装置のシール構造。 4)シール窓ユニット(30)は、シールパネル(31
)と、このシールパネル(31)を保持する保持枠(3
2)と、上記シールパネル(31)の汚れを検知する汚
れ検知手段(60)とを備えていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の電子写真装置のシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30758487A JPH01149074A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 電子写真装置のシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30758487A JPH01149074A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 電子写真装置のシール構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01149074A true JPH01149074A (ja) | 1989-06-12 |
Family
ID=17970822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30758487A Pending JPH01149074A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 電子写真装置のシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01149074A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109100890A (zh) * | 2017-06-20 | 2018-12-28 | 上海微电子装备(集团)股份有限公司 | 一种光配向设备及其运动和旋转方法 |
-
1987
- 1987-12-07 JP JP30758487A patent/JPH01149074A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109100890A (zh) * | 2017-06-20 | 2018-12-28 | 上海微电子装备(集团)股份有限公司 | 一种光配向设备及其运动和旋转方法 |
CN109100890B (zh) * | 2017-06-20 | 2021-04-16 | 上海微电子装备(集团)股份有限公司 | 一种光配向设备及其运动和旋转方法 |
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