JPH08272274A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH08272274A
JPH08272274A JP7071569A JP7156995A JPH08272274A JP H08272274 A JPH08272274 A JP H08272274A JP 7071569 A JP7071569 A JP 7071569A JP 7156995 A JP7156995 A JP 7156995A JP H08272274 A JPH08272274 A JP H08272274A
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JP
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light
light emitting
under
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Application number
JP7071569A
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English (en)
Inventor
Yasushi Koshimura
靖 越村
Kazuhiro Nakazawa
和浩 中沢
Kiyoharu Nakagama
清張 中釜
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像露光以外に感光体を照射する発光手段の発
光光量を調整して、感光体の光疲労の防止し、センサ破
損の誤判別を無くし、センサの信頼性を向上する事を目
的とする。 【構成】 像形成中の発光手段が第一の光量で照射を行
う第一のモードと、待機中は前記発光手段が第一の光量
より光量を減じた第二の光量でのパルス状の照射を行う
第二のモードと、前記発光手段の調整中には前記発光手
段が前記第一の光量で照射を行う第三のモードとを切り
換える制御手段とを有する事を特徴とする電子写真装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は像露光以外にも、感光体
の表面を照射する発光手段を有する電子写真装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真装置は、像露光以外にも
感光体ドラムを照射する発光手段を有する装置として、
感光体ドラムへの転写材の巻きつきを監視するドラム巻
きつきジャム検知装置を有していた。ドラム巻きつきジ
ャム検知装置は、電子写真装置の動作中には、常時光を
感光体ドラムに照射しているので、感光体のうち、発光
手段の照射を受けている部分のみが光疲労を受ける。従
って感光体ドラムの一部のみが光疲労を受けてコピー画
質に悪影響を及ぼすという問題があった。
【0003】これに対して、特開昭60−8866号公
開公報に記載の技術は、ドラム巻きつきジャム検知装置
を、転写紙が感光体ドラムに巻きつくタイミングのみ光
を照射して感光体の光疲労を防止しようというものであ
る。
【0004】またドラム巻きつきジャム検知装置の他に
も前記発光手段を有する装置としては、テスト画像を像
露光して潜像形成と現像を行い、現像されたテスト画像
のトナー付着量から現像剤の濃度特性を制御するトナー
濃度制御装置などがある。トナー濃度制御装置は画像形
成毎、若しくは所定回数の画像形成毎に一回、感光体ド
ラムの一部分にテスト画像を形成する。従って感光体ド
ラムの一部のみが光疲労を受けてコピー画質に悪影響を
及ぼすという問題があった。一方前記公開公報に記載の
技術は、ドラム巻きつきジャム検知装置の動作タイミン
グを制御する技術であって、例えばトナー濃度制御装置
による感光体の光疲労を解決する技術は記載されていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同公開
公報に記載の技術は、前記タイミングでしか発光手段の
照射が行われないためにセンサーの動作チェックがしに
くく、検査ミスをしやすいという問題や、ジャム処理後
の再始動時に万が一ジャム紙の除去が不十分であって
も、複写動作の開始時にはセンサーは発光しないからジ
ャム紙の検出は不可能であって、感光体はジャム紙が付
着したまま回転を開始して、電子写真装置が破損してし
まうという問題や、サービスマンによるセンサーの発光
光量の調整がしにくいという問題点があった。
【0006】また、発光手段を有するトナー濃度制御装
置においても、特定のタイミングでしか照射が行われな
いためにセンサーの動作チェックがしにくく、検査ミス
をしやすいという問題や、サービスマンによるセンサー
の発光光量の調整がしにくいということは問題となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記のよう
な手段により達成される。即ち、請求項1の電子写真装
置は回転可能な感光体と、前記感光体を照射する発光手
段と、前記発光手段が照射することで前記感光体に付着
した物体の有無を検出する付着物検出手段とを有する電
子写真装置において、前記発光手段の調整中には前記発
光手段が第一の光量で照射を行った上で光量を調整可能
とし、前記調整中でなくさらに前記感光体の回転中に前
記発光手段が前記第一の光量で照射を行い、前記調整中
でなくさらに前記感光体の回転停止中に前記発光手段が
第一の光量より光量を減じた第二の光量でのパルス状の
照射を行うように光量を切り換える制御手段とを有する
事を有する事を特徴とした。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、請求項1の発明にかかる
電子写真装置は、発光手段の調整中、前記調整中でなく
さらに前記感光体の回転中、前記調整中でなくさらに前
記感光体の回転停止中の三通りの場合で発光手段の発光
状態を切り換えることが可能となる。このため、発光手
段の発光光量を必要最小限に抑えることが可能となり、
前記発光手段による感光体の光疲労と、感光体の光疲労
が原因となって発生する画像欠陥を防止することが可能
となった。また、前記調整中でなくさらに前記感光体の
回転中に、照射光量を上げても、前記付着物検出手段の
信頼度を向上させた場合にも前記発光手段による感光体
の光疲労と、感光体の光疲労が原因となって発生する画
像欠陥を防止が最小限にする事が出来る。さらに、セン
サーの破損を判別することが可能となり、センサーが破
損していないときにセンサーが破損しているものと誤判
断することが無くなった。
【0009】また本発明の調整中とは、通常ではユーザ
ーには告知されない、特別な調整モードへサービスマン
が切り換えた状態や、電子写真装置の外装扉を開放した
状態などである。
【0010】
【実施例】次に本発明に係る複写装置の実施例を図面に
従って説明する。
【0011】図1は複写装置100の全体構成図であ
る。複写装置100は、記録紙Pを内蔵した給紙ユニッ
ト200と、循環式の自動原稿給送装置300と、画像
記録の終了した記録紙Pを分別排紙するソータ400を
備えている。
【0012】図中一点鎖線は記録紙Pの搬送経路を示
す。複写装置100の下部に設けた給紙カセット170
又は給紙ユニット200に収容された記録紙Pは、画像
形成部120にまで搬送される。画像形成部120で、
記録紙Pは自動原稿給送装置300が走査露光部110
に給送した原稿の画像様に画像形成された後、搬送部1
40を経て、定着部150で画像が定着される。走査露
光部110によって原稿の画像で反射した反射光の光路
EXPは図中点線により示した。
【0013】複写装置100は、記録紙Pの片面に画像
形成する場合と、両面に画像形成する場合とに対応す
る。記録紙Pの片面に画像形成する場合は、記録紙Pは
排紙切換部160からソーター400に搬送されて、排
紙トレー401上に排紙される。一方両面に画像形成す
る場合は、記録紙Pは排紙切換部160から分岐された
両面複写紙再給紙装置180に一旦ストックされた後、
再給紙されて複写装置100の給紙部130に至る循環
ルートを経て、再度画像形成部120に至り、既に画像
が定着した面の裏面に再度画像形成される。一方で、自
動原稿給送装置300の原稿は排紙トレー360に排出
される。また、原稿の両面の画像を用いて複写動作を行
う際には、原稿は自動原稿給送装置300により反転さ
れて、再度、走査露光部110に給送される。
【0014】複写装置100内の記録紙Pの搬送経路に
は前記記録紙Pを検知するため多数のジャム検知センサ
S1〜S24が設けられている。これらの多数のジャム
検知センサS1〜S24が、記録紙Pの給送不良、所謂
ジャムが発生したときに記録紙Pがジャム検知センサS
1〜S24の位置を通過するタイミングの異常や、記録
紙Pの存在を検知すると、反射型の液晶を用いた表示パ
ネル(図示せず)にジャムの発生、ジャム発生位置、ジ
ャム紙排除手順等を表示して、複写装置100を操作す
るオペレータに警告する。複写装置100はジャムが発
生すると、表示パネル4で警告を発するとともにオペレ
ータが複写装置100のジャム紙を取り除くまでその動
作を停止する。ジャム検知センサS1〜S24のうち、
巻付ジャム検知センサS24は請求項2の転写材検出手
段に係るジャム検知センサである。
【0015】インターロックスイッチ50は、オペレー
タが複写装置100の前扉102を開放した状態である
ことを検出するスイッチである。前扉102を開放する
と、複写装置100内部に設けたジャム位置表示灯(図
示せず)が点灯して記録紙Pのジャム位置を表示する。
表示方法としては、点滅又は単なる点灯でもよい。又ラ
ンプとしては、通常の豆ランプ又はLED等を用いても
よい。また、ジャム位置表示灯は複数もうけられてい
て、ジャム発生位置に対応した位置で点灯することで、
ジャム発生位置を特定するものである。
【0016】また、インターロックスイッチ50は、前
扉102を最後まで閉めないと複写装置100が作動し
ない構成とした。インターロックスイッチ50は複写装
置100に設けられていて、前扉102に設けられた凸
部材で押されないときは、OFF状態のままとなり複写
装置100側は作動せず、押されるとON状態となり画
像形成装置が作動するようになる。但し、複写装置10
0は、本発明に係る調整中に限り、通常ではユーザーに
はマニュアルなどで告知されることのない、特別な調整
モードへサービスマンが切り換えてあるので、前扉10
2を閉めなくとも、通常の動作を模した動作が可能とな
る。
【0017】次に図2を用いて、請求項3に係るトナー
濃度検出手段について説明する。
【0018】図2は画像形成部120周辺の要部断面図
である。複写装置100の本体上部中央の走査露光部1
10には、原稿Dを載せる透明ガラス製の原稿載置台1
11が配設され、原稿載置台111の左端には、原稿D
の大きさによって載置位置を指定するスケール板112
が設けられている。更に原稿載置台111の上部には、
載置した原稿Dを覆う原稿カバーを兼ねた自動原稿給送
装置300が前倒し可能に設けられている。
【0019】原稿Dは、原稿載置台111上でスケール
板112の指定するスケールに合わせて載置され、自動
原稿給送装置300で覆われることによりその移動が規
制される。スケール板112の下面側中間位置近傍に
は、表示部(図示せず)が配設されている。
【0020】原稿載置台111の下方であって複写装置
100内部には、露光ランプ、第1、第2、第3ミラ
ー、主レンズを具備した光学系113が、前記原稿載置
台111と平行に且つ図の左右方向へ直線移動可能なよ
うに設けられ、原稿Dの全面をスキャンできるようにな
っている。光路EXPは所定の光路長を保つように、第
1、第2、第3ミラーユニットは直線移動できるように
なっている。さらに光学系113の主レンズを出た光が
第4ミラー17を経て像支持体としての感光体ドラム2
0上にスリット18を介して入射するようになってい
る。
【0021】帯電極21は、感光体ドラム20に電荷を
一様に帯電させるものである。従って、前記スリット1
8を介した光入射によって時計方向に回転する感光体ド
ラム20上には、静電潜像が順次形成されることにな
る。現像器22は、この感光体ドラム20上の静電潜像
を可視のトナー像にするものである。
【0022】次に、コピーモードに入る前のトナー濃度
コントロール動作であるが、図2において、基準パッチ
115がスケール板112の裏面に取り付けられたトナ
ー濃度調整の基準となるパッチである。この基準パッチ
115は、ある基準の濃度に塗られている。
【0023】今、このパッチ115を露光ランプ10で
照射する。その反射光は、光学系113を介してミラー
17から感光体ドラム20の表面を露光する。これによ
り、ドラム表面にはパッチ115の静電潜像が形成され
る。感光体ドラム20が回転して現像器22の位置にく
ると、パッチ115の静電潜像にはトナーが吸着して感
光体ドラム20の表面にパッチ像51aが形成される。
【0024】このパッチ像51aは、時計方向に回転し
てトナー検知センサ発光部41とトナー検知センサ受光
部42が配置されている位置までくる。トナー検知セン
サ発光部41としては、例えば発光ダイオード(LE
D)が用いられ、トナー検知センサ受光部42として
は、例えばフォトトランジスタが用いられる。トナー検
知センサ発光部41からパッチ像51aを照射し、その
反射光はトナー検知センサ受光部42に入る。該トナー
検知センサ受光部42は、パッチ像51aの濃度に応じ
た電気信号(濃度信号)を発生する。
【0025】この濃度信号はトナー濃度センサドライバ
ー43でAD変換されて、CPU1(図4参照)に入
り、所定の基準値と比較される。そして、その比較結果
に応じたトナー濃度コントロール信号がCPU1から出
力され、トナー補給モータ44にフィードバックされ
る。つまり、トナー検知センサ受光部42で測定したパ
ッチ像51aの濃度が基準値よりも高い時にはトナーは
補給せず、パッチ像51aの濃度が基準値よりも低い時
には、トナー補給モータ44を駆動し、トナー補給部4
5から現像器22にトナーを補給する。このようにし
て、トナー濃度が一定になるようにコントロールされ
る。
【0026】次に図3を用いて請求項2に係る転写材検
出手段について説明する。図3は画像形成部120周辺
の要部断面図であり、巻付ジャムが生じた状態を示して
いる。
【0027】トナー濃度のコントロールが終了すると、
複写時には、選択された給紙カセット170(図1参
照)内の記録紙Pが、感光体ドラム20上の前記トナー
像の先端と、記録紙Pとの先端が一致するようなタイミ
ングで給紙される。
【0028】転写極28は、感光体ドラム20上のトナ
ー像を記録紙P上に転写し、引き続いて請求項2の分離
手段に係る分離極29は感光体ドラム20上から記録紙
Pを分離する。分離極29は記録紙Pを交流コロナによ
って除電する事で、記録紙Pが感光体ドラム20に吸着
する静電気力を減少させる。分離極29による除電前は
感光体ドラム20に静電的に吸着していた記録紙Pは、
除電後は像形成プロセス中の感光体ドラム20の回転に
従い、記録紙P自体の剛性と自重によって感光体ドラム
20から分離する。
【0029】しかしながら、複写装置100の設置され
ている環境が乾燥し、静電気を帯びやすい状態のとき
や、極端に薄い記録紙Pを用いた場合、また分離極29
の電極が劣化し、十分な除電が行えなかった場合などに
は、感光体ドラム20と記録紙Pの静電的な吸着力が十
分には減少しないことがある。そして、吸着力が十分に
減少しないで記録紙Pが感光体ドラム20に付着したま
ま感光体ドラム20が回転すると、記録紙Pは感光体ド
ラム20に吸着されたままクリーニング装置34に設置
されたクリーニングブレードに突入してクリーニング装
置34を損傷し、また記録紙Pが感光体ドラム20表面
を擦れることによる感光体ドラム20の損傷が発生し、
修理を行わないと画像形成部120を動作しえない状態
となることがある。
【0030】巻付ジャム検知センサS24はこれらの損
傷を回避するために、記録紙Pが感光体ドラム20に静
電的に吸着したままで感光体ドラム20が回転している
ことを検出すると感光体ドラム20の回転を停止する。
巻付ジャムとは、このように記録紙Pが感光体ドラム2
0に付着したことによって生じる給送不良のことを言
う。
【0031】分離極29で分離された記録紙Pは、転写
紙搬送手段30を経て定着装置31へ送られ、熱定着ロ
ーラ及び圧着ローラによって溶融定着された後、排紙ロ
ーラ32により排紙皿33上へ排出されるようになって
いる。
【0032】転写工程終了後、前記感光体ドラム20
は、ドラム表面に存在する残留トナーを除去するため
に、クリーニング装置34にかけられる。そして、表面
に存在する残留トナーはクリーニング装置34内のブレ
ード34aにより削りとられる。この場合において、残
留トナーの除去を容易にするため、交流のコロナ放電を
行うクリーニング除電極35がその前部に設けられてい
る。また、帯電極21の後部には、非画像部を光で消去
する帯電消去部36が感光体ドラム20に対向して配置
されている。なお、37,38はそれぞれ帯電前露光ラ
ンプ、転写前露光ランプである。転写前露光ランプ38
はPTLとも呼ばれ、転写効率を上げるためのランプで
ある。
【0033】次に図4から図6を用いて、複写装置10
0の制御を説明する。尚、図4は複写装置100の制御
ブロック図、図5は請求項3に係る電子写真装置の制御
を示すフローチャート図、図6は請求項2に係る電子写
真装置の制御を示すフローチャート図である。
【0034】図4で、CPU1は本発明の制御手段に係
り、コピースタートボタン2とインターロックスイッチ
50の双方の信号から、複写動作中(コピー中)、待機
中、本発明の付着物検出手段の調整中の3つの状態を識
別したうえで、前記3つの状態に応じて、現像器22、
トナー濃度センサドライバー43、分離極29、ジャム
検知センサドライバ63の動作を制御する信号を発す
る。
【0035】CPU1は、インターロックスイッチ50
の信号が前扉102が閉鎖された状態を検出していると
ともにオペレータがコピースタートボタン2を操作して
複写動作の実行を指令したことを検出すると、コピー中
であると判断する。また、CPU1はインターロックス
イッチ50の信号が前扉102が閉鎖された状態を検出
しているもののコピースタートボタン2のよる実行の指
令は検出されない場合は、待機中であると判断する。さ
らに、CPU1はインターロックスイッチ50の信号が
前扉102が開放された状態を検出すると調整中と判断
する。
【0036】トナー濃度センサドライバー43はトナー
検知センサ発光部41の発光タイミングと光量を制御す
るドライバーと、制御による該光量の範囲をシフトする
ボリュームと、トナー検知センサ受光部42の出力する
濃度信号をAD変換するコンバータを有する。
【0037】ジャム検知センサドライバ63はジャム検
知センサ発光部61の発光タイミングと光量を制御する
ドライバーと、制御による該光量の範囲をシフトするボ
リュームと、巻付ジャム検知センサS24の出力する濃
度信号をAD変換するコンバータを有する。
【0038】図5でCPU1がコピー中と判断すると
(Step1)、CPU1は、トナー検知センサ発光部
41の発光状態をパッチ像51aを用いた濃度調整を行
うための状態になるようにトナー濃度センサドライバー
43に指令を発する。(Step4)。また、Step
4ではトナー検知センサ発光部41は、本発明の第一の
光量で発光する。
【0039】トナー検知センサ発光部41が本発明の第
一の光量に係る光量で発光中は、CPU1はトナー濃度
センサドライバー43を介して、トナー濃度センサのモ
ニターを行う。(Step5) Step5でトナー補給が必要であると判断されれば既
に説明したとおりにトナー補給が実行され、制御はSt
ep1に戻り、コピー中かどうか再度判断される。複数
枚数の記録紙Pを用いた連続コピー中は、オペレータは
一枚毎にコピースタートボタン2を操作するものではな
いが、CPU1は指定枚数に達するまではコピー中であ
ると判断する。
【0040】CPU1はStep1で、コピー中ではな
いと判断すると、待機中であるかどうかの判断をする。
(Step2) Step2でCPU1は待機中と判断すると、感光体の
疲労防止のためにトナー検知センサ発光部41の発光状
態をStep4での光量よりも減じた上でパルス状とす
るようにトナー濃度センサドライバー43に指令を発す
る(Step6)。ここで、トナー検知センサ発光部4
1を消灯させずに点滅させるのは、本実施例の複写装置
100は、トナー検知センサ発光部41が照射して感光
体ドラム20またはトナー像に反射した光を、トナー検
知センサ受光部42が一定時間に渡って検知しないと、
トナー検知センサ発光部41の故障と判断する構成とし
たためである。
【0041】Step2で待機中でないと判断すると、
トナー濃度センサの調整中であるかどうかの判断をす
る。(Step3) Step3で、トナー濃度センサの調整中であると判断
すると、トナー検知センサ発光部41の発光状態をSt
ep4での光量と同じ光量になるようにトナー濃度セン
サドライバー43に指令を発する。また、トナー濃度セ
ンサの調整は、サービスマンが、トナー濃度センサドラ
イバー43のボリュームを調整して、トナー検知センサ
発光部41の発光光量を調整する。本発明の電子写真装
置は、トナー濃度センサの調整中はトナー検知センサ発
光部41が一定光量の発光を行うようにトナー濃度セン
サドライバー43がトナー検知センサ発光部41に駆動
電圧を印加してある。このため、サービスマンはアナロ
グテスター等の簡易な測定装置を用いて駆動電圧をモニ
ターしつつボリュームを調整して、トナー検知センサ発
光部41の発光光量を所定値に設定することができる。
【0042】図5の制御フローがトナー検知センサ発光
部41の発光状態を制御するものであるのに対して、図
6の制御フローはジャム検知センサ発光部61の発光状
態を制御する点が相違する。
【0043】Step11でCPU1がコピー中と判断
すると、CPU1は、ジャム検知センサ発光部61の発
光状態を巻付ジャムの検知を行うための状態になるよう
にジャム検知センサドライバ63に指令を発する。(S
tep14)。また、Step14ではジャム検知セン
サ発光部61は、本発明の第一の光量で発光する。
【0044】ジャム検知センサ発光部61が本発明の第
一の光量に係る光量で発光中は、CPU1はジャム検知
センサドライバ63を介して、巻付ジャム発生のモニタ
ーを行う。(Step15) Step15で巻付ジャム発生が検知されると、表示パ
ネルに表示して、オペレータに処理を促す。再度コピー
スタートボタン2が操作されると、オペレータはジャム
紙を複写装置100から排除して巻付ジャムの処理が完
了したと見なして、制御はStep11に戻る。Ste
p11では、既にコピースタートボタン2が操作されて
いるから、CPU1はコピー中と判断する。従って、制
御はStep14に進んで、ジャム検知センサ発光部6
1が発光して、ジャム紙の排除が実行されたかどうかを
確認してから複写動作を再開する。
【0045】CPU1はStep11で、コピー中では
ないと判断すると、待機中であるかどうかの判断をす
る。(Step2) Step12でCPU1は待機中と判断すると、感光体
の疲労防止のためにジャム検知センサ発光部61の発光
状態をStep14での光量よりも減じた上でパルス状
とするようにジャム検知センサドライバ63に指令を発
する(Step16)。ここで、ジャム検知センサ発光
部61を消灯させずに点滅させるのは、本実施例の複写
装置100は、ジャム検知センサ発光部61が照射して
感光体ドラム20に反射した光を、ジャム検知センサ受
光部62が一定時間に渡って検知しないと、ジャム検知
センサ発光部61の故障と判断する構成としたためであ
る。
【0046】Step12で待機中でないと判断する
と、巻付ジャム検知センサの調整中であるかどうかの判
断をする。(Step13) Step13で、巻付ジャム検知センサS24の調整中
であると判断すると、ジャム検知センサ発光部61の発
光状態をStep14での光量と同じ光量になるように
ジャム検知センサドライバ63に指令を発する。また、
巻付ジャム検知センサS24の調整は、サービスマン
が、ジャム検知センサドライバ63のボリュームを調整
して、ジャム検知センサ発光部61の発光光量を調整す
る。本発明の電子写真装置は、巻付ジャム検知センサS
24の調整中はジャム検知センサ発光部61が一定光量
の発光を行うようにジャム検知センサドライバ63がジ
ャム検知センサ発光部61に駆動電圧を印加してある。
このため、サービスマンはアナログテスター等の簡易な
測定装置を用いて駆動電圧をモニターしつつボリューム
を調整して、ジャム検知センサ発光部61の発光光量を
所定値に設定することができる点は、前記トナー濃度セ
ンサの調整と同じである。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明は、発光手段の発光
光量を必要最小限に抑えることが可能となり、前記発光
手段による感光体の光疲労と、感光体の光疲労が原因と
なって発生する画像欠陥を防止することが可能となっ
た。また、前記調整中でなくさらに前記感光体の回転中
に、照射光量を上げても、前記付着物検出手段の信頼度
を向上させた場合にも前記発光手段による感光体の光疲
労と、感光体の光疲労が原因となって発生する画像欠陥
を防止が最小限にする事が出来る。さらに、センサーの
破損を判別することが可能となり、センサーが破損して
いないときにセンサーが破損しているものと誤判断する
ことが無くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した複写装置全体の構成図。
【図2】画像形成部周辺の要部断面図である。
【図3】画像形成部周辺の要部断面図である。
【図4】複写装置の制御ブロック図である。
【図5】請求項3の電子写真装置の制御を示すフローチ
ャート図である。
【図6】請求項2に係る電子写真装置の制御を示すフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
1 CPU 41 トナー検知センサ発光部 42 トナー検知センサ受光部 51a パッチ像 50 インターロックスイッチ 61 ジャム検知センサ発光部 62 ジャム検知センサ受光部 S24 巻付ジャム検知センサ 100 複写装置本体 102 前扉 110 走査露光部 120 画像形成部 200 給紙ユニット 300 自動原稿給送装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な感光体と、 前記感光体を照射する発光手段と、 前記発光手段が照射することで前記感光体に付着した物
    体の有無を検出する付着物検出手段とを有する電子写真
    装置において、 前記発光手段の調整中には前記発光手段が第一の光量で
    照射を行った上で光量を調整可能とし、前記調整中でな
    くさらに前記感光体の回転中に前記発光手段が前記第一
    の光量で照射を行い、前記調整中でなくさらに前記感光
    体の回転停止中に前記発光手段が第一の光量より光量を
    減じた第二の光量でのパルス状の照射を行うように光量
    を切り換える制御手段とを有する事を特徴とする電子写
    真装置。
  2. 【請求項2】 さらに転写材を前記感光体から分離させ
    る分離手段を有し、 前記付着物検出手段は、前記物体として前記分離手段の
    動作不良によって前記感光体の表面に付着した前記転写
    材を検出する転写材検出手段であることを特徴とする請
    求項1に記載の電子写真装置。
  3. 【請求項3】 前記付着物検出手段は、前記物体として
    前記感光体にテスト画像様に形成したトナーを検出する
    トナー濃度検出手段であることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の電子写真装置。
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