JPH0736293A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0736293A
JPH0736293A JP5199038A JP19903893A JPH0736293A JP H0736293 A JPH0736293 A JP H0736293A JP 5199038 A JP5199038 A JP 5199038A JP 19903893 A JP19903893 A JP 19903893A JP H0736293 A JPH0736293 A JP H0736293A
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JP
Japan
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transfer
image forming
image
forming apparatus
jam
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Pending
Application number
JP5199038A
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English (en)
Inventor
Osamu Sugino
修 杉野
Takashi Osawa
敬士 大沢
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成時にジャムが発生したとしても、続
いて行われる画像形成において、転写不良のない良好な
画像を得ることのできる反転現像系の画像形成装置を提
供する。 【構成】 第2センサ13による滞留ジャムの検知の場
合、及び第3センサ14によるジャム検知の場合、画像
形成がなされ、かつ転写材Pが第2及び第3センサ1
3、14間にあることから、感光ドラム1上のトナー像
が部分的あるいは全面的に転写のコロナ放電を受けるの
で、トナー飛散が多くなり、転写帯電器4の汚れが大き
くなる。そこで、クリーナー41を作動させて転写帯電
器4の汚れを除去し、続いて行われる画像形成におい
て、転写不良のない良好な画像を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反転現像系の画像形成
方法を用いる、静電複写機、デジタル複写機、LBP等
とされる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一次帯電、転写帯電等にコロナ放
電発生装置を用い、放電ワイヤクリーナーを具備する画
像形成装置においては、通常、計時手段により始業時を
検知した場合に放電ワイヤクリーナーを作動させ、更
に、所定枚数の転写材の画像形成後に再度放電ワイヤク
リーナーを作動させるシーケンスがとられている。
【0003】アナログ複写機等の、通常正規現像を用い
ている画像形成装置においては、画像形成中にジャム、
即ち紙づまりが発生し、像担持体上の現像剤が直接転写
帯電器のコロナ放電を受けた場合でも、像担持体と現像
剤との極性が逆であることから、静電的に引きつけあい
現像剤の画像形成装置本体内部への飛散は少なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタ
ル複写機、LBP等の反転現像系を用いた画像形成装置
においては、画像形成中にジャムが発生し、像担持体上
の現像剤が直接転写帯電器のコロナ放電を受けた場合、
像担持体と現像剤との極性が互いに同極性であり、現像
剤と像担持体との付着力が弱いため、現像剤の、画像形
成装置本体内部、特に転写帯電器周辺への飛散が多くな
るという問題点があった。
【0005】特にデジタル複写機の場合、階調再現が良
いことから、写真等のベタ画像の比率が高く、その画像
形成時にジャムが発生した場合には、飛散する現像剤の
量が多く、ひどい場合には、転写帯電器の放電ワイヤが
汚れ、ジャム後の画像形成時には、転写不良が多発する
という問題点があった。
【0006】また、反転現像の転写帯電の極性は、像担
持体の極性と逆であるため、転写帯電の放電電流を一定
値より多くできない。これは、放電電流を多くすると像
担持体が逆極性に帯電し、光でイレースできないため帯
電メモリとして次の画像に現れるからである。そのた
め、正規現像の場合と比べて転写不良が起きやすい傾向
がある。更に、曲率分離と除電針を併用した転写材の分
離方式は、静電分離と比べて、転写放電電流の一定値の
レベルが低くなるため、より転写不良が発生しやすいと
いう問題があった。
【0007】従って、本発明の目的は、反転現像系の画
像形成方法を用いた画像形成時にジャムが発生したとし
ても、続いて行われる画像形成において、転写不良のな
い良好な画像を得ることのできる画像形成装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、該静
電潜像と同極性の電荷をもつ現像剤で反転現像して顕像
化する現像手段と、該顕像を転写材に転写する転写手段
とを備えた画像形成装置において、前記転写手段がクリ
ーニング部材を備え、かつ前記潜像形成手段及び現像手
段による画像形成中に転写材のジャムが発生した場合
に、画像形成装置本体が稼動状態に復帰する際、前記ク
リーニング部材を作動させることを特徴とする画像形成
装置である。
【0009】また、前記ジャムの後、画像形成装置本体
が稼動状態に復帰後、所定枚数の転写材に対して転写電
流を強めることが好ましい。
【0010】さらに、本発明の他の態様によれば、像担
持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、該静電潜
像と同極性の電荷をもつ現像剤で反転現像して顕像化す
る現像手段と、該顕像を転写材に転写する転写手段とを
備えた画像形成装置において、前記潜像形成手段及び現
像手段による画像形成中に転写材のジャムが発生した場
合、画像形成装置本体の稼動状態へ復帰後、所定期間の
予備回転時と、転写材通過時とで転写電流を切り替える
ことを特徴とする画像形成装置である。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。
【0012】実施例1 図1を参照して、本発明による画像形成装置の第1の実
施例について説明する。同図において、画像形成装置の
中央部には、像担持体としての感光ドラム1が矢印R1
方向に回転自在に設けられている。又、感光ドラム1の
周りには、その回転方向に沿って、感光ドラム1の表面
を均一に帯電させる一次帯電器2、露光用のレーザ光L
を照射する潜像形成手段20、現像手段としての現像ス
リーブ3aを有する現像器3、感光ドラム1上に形成さ
れたトナー像を転写材Pに転写するための転写手段とし
ての転写帯電器4、残留トナーを除去するためのクリー
ナ11及び前露光を行う露光ランプ10が配設されてい
る。尚、転写帯電器4には転写帯電器用クリーナー41
が付設されている。
【0013】本実施例においては、反転現像によって静
電潜像の顕像化が行われる。即ち、一次帯電器2によっ
て感光ドラム1表面を、例えばマイナス(−)に一様に
帯電し、半導体レーザ等の露光によって静電潜像を形成
する。この静電潜像は現像器3のマイナスに帯電してい
る現像剤であるトナーによって現像され、トナー像とな
る。
【0014】次に、感光ドラム1上のトナー像は、転写
帯電器4によって転写材Pに転写される。転写材Pは、
給紙カセット22から給紙ローラ等を介して、レジスト
ローラ5に搬送され、更に、転写ガイド6によって感光
ドラム1に均一に密着され、転写帯電器4のコロナ放電
によって、トナー像が転写される。その際、転写材P
は、コロナ放電によって裏面側にトナーとは逆極性(プ
ラス)の電荷が与えられ、これにより感光ドラム1上の
トナーは、転写材P上に電気的に強く吸着され、転写さ
れる。
【0015】トナー像が転写された転写材Pは、分離除
電針帯電器7によって裏面の余電荷が除去され、感光ド
ラム1から分離される。分離された転写材Pは、ガイド
部材8に沿って搬送され、転写材搬送部9に受け渡され
る。その後、転写材Pは、定着器16によってトナー像
が定着され、機外に排出される。
【0016】なお、上述の画像形成の際には露光ランプ
10により前露光が行われ、クリーナ11により感光ド
ラム1上の残留トナーの除去・回収が行われる。
【0017】また、上記の画像形成装置には、転写材P
の有無を検知することによりジャムの発生を判断するた
め4個のセンサ、即ち、転写材カセット22を出た転写
材Pを検知する第1センサ12、レジストローラ5に入
る直前の転写材Pを検知する第2センサ13、転写終了
後の転写材搬送部9内の転写材Pを検知する第3センサ
14及び定着器16周辺の転写材Pを検知する第4セン
サ15がそれぞれ配設されている。
【0018】次に、本発明の特徴部分を構成する、上記
センサ12、13、14、15によるジャムの検知と転
写帯電器4のクリーナー41の作動との関連について説
明する。
【0019】通常の画像形成、即ち潜像形成及びその現
像は、レジストローラ5前の第2センサ13の検知信号
を基準として行われる。
【0020】転写材カセット22近傍に設けられた第1
センサ12によって検知されたジャムの場合には、画像
形成は行われず、従ってトナーの飛散も起こらないの
で、ジャム後に復帰したときに、転写帯電器4のクリー
ナー41は作動させない。
【0021】また、レジストローラ5前の第2センサ1
3による遅延ジャムの検知の場合も、画像形成のための
基準信号がオンにならないため、画像形成がなされない
ことから、ジャム後に稼動状態へ復帰したときにも、転
写帯電器4のクリーナー41は作動させない。
【0022】しかしながら、第2センサ13による滞留
ジャムの検知の場合、及び第3センサ14によるジャム
検知の場合、画像形成がなされ、かつ転写材Pが第2及
び第3センサ13、14の間にあることから、感光ドラ
ム1上のトナー像が部分的あるいは全面的に転写のコロ
ナ放電を受けるので、トナー飛散が多くなり、転写帯電
器4の汚れが大きくなる。この状態が続くと転写不良を
発生することとなるので、これを防止するため転写帯電
器4のクリーナー41を作動させる。
【0023】尚、定着器16後の第4センサ15によっ
て検知されたジャム(遅延/滞留)の場合には、感光ド
ラム1上にトナー像が形成され、そのトナー像が転写材
Pに転写された後に起きるジャムであるので、トナー飛
散或は転写部の汚れは生じないので、ジャム後に稼動状
態へ復帰したときにも、転写帯電器4のクリーナー41
は作動させない。
【0024】次の表1は、上記の各センサ12〜14が
ジャムを検知したときの転写帯電器4のクリーナー41
作動の有無についてまとめたものである。
【0025】
【表1】
【0026】以上説明してきたように、反転現像による
画像形成時にジャムが発生したとしても、転写帯電器の
トナーによる汚れをクリーナーで除去することにより、
続いて行われる画像形成において、転写不良のない良好
な画像を得ることができる。
【0027】実施例2 次に、本発明による画像形成装置の第2の実施例につい
て、図1により説明する。尚、画像形成装置の構成は第
1の実施例と同様である。
【0028】前述のように、反転現像系を用いる画像形
成装置は、転写帯電の極性が感光ドラム1の極性と逆で
あることから、転写材Pのないときに転写帯電器4によ
る放電を行うと、放電を受けた部分の感光ドラム1が逆
極性に帯電する。この場合光によるイレースが困難であ
るため、次の画像上にメモリーとしてその跡が現われ
る。従って、転写帯電器4のコロナ放電は、その影響を
最小限に抑えるため、通常転写材Pの転写帯電器4上の
通過時のみに限られている。
【0029】しかしながら、画像形成中のジャム等によ
り、転写帯電器4がトナー或は紙粉等により汚れると、
その直後の放電が安定するまで一定の時間を要するた
め、汚れがひどい場合には、ジャム直後の2、3枚の転
写材の画像形成は放電の不安定による転写不良を生じる
傾向が強い。
【0030】そこで、本実施例では、ジャム後の画像形
成時には所定枚数の転写材だけ転写電流及び除電針電流
を大きくすることで、転写帯電器の放電の安定化を図
り、転写不良を防止するものである。このため、表2に
示すように、プロセススピード150mm/secで感
光ドラム1にOPCを用いた画像形成装置において、通
常の転写放電/除電針電流に対するジャム直後の転写放
電/除電針電流を、所定の枚数の画像形成時にのみ、大
きくするものである。
【0031】
【表2】
【0032】以上のような電流値のアップを画像形成時
のジャム後、例えば10枚程度の転写材の画像形成時に
ついて行い、以後には電流値を通常値に戻すことによ
り、除電針の劣化を早めることなく、転写帯電器の放電
を安定化させ、転写不良を防止することができる。
【0033】尚、ジャム後において、何枚程度の転写材
に対して電流値をアップするかは転写電流或はプロセス
スピードの変化に応じて変化しうるものである。
【0034】また、上記のような電流値のアップに加え
て、第1実施例のようにジャム時に転写装置のクリーナ
ーを作動させることにより、さらに確実に転写不良を防
止することができる。
【0035】実施例3 次に、本発明による画像形成装置の第3の実施例につい
て説明する。
【0036】本実施例においては、画像形成時のジャム
後における一定枚数の転写材に対する放電を安定化させ
るため、感光ドラムの駆動直後に通常値より大きい電流
値で転写帯電器を放電させ、同時に感光ドラムの帯電メ
モリーを防止するため、除電針電流を更にアップして放
電電流の多くを分離除電針へ流し込むようにした。そし
て、転写材通過時には、通常の転写/除電針電流値に切
り替えるものである。下記の表3は、前回転時及び転写
材通過時の本実施例における各電流値を示したものであ
る。
【0037】
【表3】
【0038】尚、図2は、ジャム後における所定枚数の
画像形成シーケンスを示すタイムチャートであり、図3
は、図2と比較するための通常の画像形成シーケンスを
示すタイムチャートである。両チャートにより、転写帯
電器及び分離除電針の作動時間に関して、図2のシーケ
ンスが図3のシーケンスより長いことが示されている。
【0039】上記のように、画像形成時のジャム後に、
予備回転時にも転写帯電器に放電させ、その大半を分離
除電針に流すことにより、帯電メモリーなどの悪影響を
感光ドラムへ与えることなしに、放電の安定化を図り、
転写帯電器の汚れによる転写不良を防止することが可能
となる。
【0040】また、予備回転時の放電をジャム後の例え
ば2〜3枚の転写材に限定することで分離除電針の劣化
を抑制することができる。更に、ジャム時に転写帯電器
のクリーナーを作動させることにより、更に確実に転写
不良を防止することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による画像形成装置は、転写手段がクリーニング部材を
備え、かつ潜像形成手段及び現像手段による画像形成中
に転写材のジャムが発生した場合に、画像形成装置本体
が稼動状態に復帰する際、前記クリーニング部材を作動
させる構成を備えることにより、反転現像による画像形
成時にジャムが発生したとしても、転写手段の現像剤に
よる汚れをクリーニング部材で除去することにより、続
いて行われる画像形成において、転写不良のない良好な
画像を得ることができる。
【0042】更に、他の態様として、潜像形成手段及び
現像手段による画像形成中に転写材のジャムが発生した
場合、画像形成装置本体の稼動状態へ復帰後、所定期間
の予備回転時と、転写材通過時とで転写電流を切り替え
る構成を備えることにより、画像形成時のジャム後に、
予備回転時にも転写手段に放電させ、その大半を除電針
に流すことにより、帯電メモリーなどの悪影響を像担持
体へ与えることなしに、放電の安定化を図り、転写手段
の汚れによる転写不良を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の第1及び第2実施
例を示す概略構成図である。
【図2】第3実施例におけるジャム後の所定枚数の画像
形成シーケンスを示すタイムチャートである。
【図3】図2の実施例に比較すべき通常の画像形成シー
ケンスを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 3 現像装置 4 転写帯電器(転写手段) 7 分離除電針帯電器 20 潜像形成手段 41 転写手段用クリーニング部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に静電潜像を形成する潜像形
    成手段と、該静電潜像と同極性の電荷をもつ現像剤で反
    転現像して顕像化する現像手段と、該顕像を転写材に転
    写する転写手段とを備えた画像形成装置において、 前記転写手段がクリーニング部材を備え、かつ前記潜像
    形成手段及び現像手段による画像形成中に転写材のジャ
    ムが発生した場合に、画像形成装置本体が稼動状態に復
    帰する際、前記クリーニング部材を作動させることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ジャムの後、画像形成装置本体が稼
    動状態に復帰後、所定枚数の転写材に対して転写電流を
    強めることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 像担持体上に静電潜像を形成する潜像形
    成手段と、該静電潜像と同極性の電荷をもつ現像剤で反
    転現像して顕像化する現像手段と、該顕像を転写材に転
    写する転写手段とを備えた画像形成装置において、 前記潜像形成手段及び現像手段による画像形成中に転写
    材のジャムが発生した場合、画像形成装置本体の稼動状
    態へ復帰後、所定期間の予備回転時と、転写材通過時と
    で転写電流を切り替えることを特徴とする画像形成装
    置。
JP5199038A 1993-07-16 1993-07-16 画像形成装置 Pending JPH0736293A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140124A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Seiko Epson Corp 画像形成装置

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140124A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Seiko Epson Corp 画像形成装置

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