JPH0114508Y2 - - Google Patents

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JPH0114508Y2
JPH0114508Y2 JP2424084U JP2424084U JPH0114508Y2 JP H0114508 Y2 JPH0114508 Y2 JP H0114508Y2 JP 2424084 U JP2424084 U JP 2424084U JP 2424084 U JP2424084 U JP 2424084U JP H0114508 Y2 JPH0114508 Y2 JP H0114508Y2
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hook
mail
fitting
floor
floor mat
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JP2424084U
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  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば自動車等のフロア面にフロ
アマツトを着脱自在に装着するのに用いられるフ
ロアマツト装着用ホツクに関するものである。
一般にトラツクおよびバン型車のフロアマツト
は、フロア面に穿設した孔に、スクリユ、あるい
はピン部材でホツクメールを固着し、フロアマツ
トに設けたホツクヒメールを前記ホツクメールに
嵌合させフロアに装着していた。
[従来技術] 従来、フロアマツト装着用ホツクは第1図およ
び第2図に示すようにフロアC側のホツクメール
本体20とフロアマツトD側のホツクヒメールB
とから成立つており、ホツクメール本体20をス
クリユ50やピン部材60等でフロアCに止着す
るとともに、他方のホツクヒメールBをフロアマ
ツトD側に止着し、これらのホツクメールA0と
ホツクヒメールBとを相互に嵌合することによつ
てフロアマツトDをフロアCに装着するようにな
つている。
このような従来のフロアマツト装着用ホツクに
あつてはホツクメールA0、ホツクヒメールBを
それぞれフロアおよびフロアマツトに固着してい
ることにより、フロアマツトD側のホツクヒメー
ルBの取付け位置のずれ、およびフロアマツトD
の材質の伸縮による取付け位置の変化や、またフ
ロアCに穿設したホツクメールA0の取付け孔7
0の位置ずれなどによりホツクメールA0とホツ
クヒメールBの取付け中心が合わなくなり、フロ
アマツトDの取付けが困難になる。無理に取付け
ると嵌合部が外れ易く、またフロアマツトD側に
シワが発生し見栄が悪くなるといつた問題があつ
た。この対策としてホツクずれの発生し易い場所
に面フアスナ等を使用していたが取付け位置の自
由度が大きいためかえつて取付け位置のずれが発
生するといつた問題が起きてきた。
[考案の目的] 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
つて、フロアマツト側のホツクヒメール取付け位
置ずれおよびフロアマツトの材質の伸縮による取
付け位置の変化や、フロアに穿設したホツクメー
ル取付け孔の位置ずれが発生した場合でも容易に
フロアマツトの取付けができるようにしたフロア
マツト装着用ホツクを提供しようとするものであ
る。
[考案の構成] 本考案は上記目的を達成するために合成樹脂材
料により成形され、円形状で軸と直角方向に長孔
を設けた全体中ぶくらみ形状の嵌合部材と、上面
が該嵌合部材の座部となり、該座部の下面に中空
円柱状の嵌着軸を有する本体と、頭部に軸径より
大径の平頭部を有するピン部材とからなり、該ピ
ン部材で、前記嵌合部材を前記本体に軸着するホ
ツクメールをフロアに穿設した取付け孔に前記嵌
着軸を以つて嵌着するとともに、前記ホツクメー
ルと対をなして該ホツクメールの前記嵌合部材に
嵌合するホツクヒメールをフロアマツト側に止着
し、これらのホツクメールとホツクヒメールとを
相互に嵌合することによつてフロアマツトをフロ
ア面に着脱自在に装着する構成としたものであ
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説
明すると、第3図ないし第6図に示す実施例にお
いて、ホツクメールAは、フロアマツトD側のホ
ツクヒメールBに嵌合する全体が中ぶくらみ形状
の嵌合部材1と、上面が該嵌合部材1の座部21
となり、下面に嵌着軸22を設けた本体2と、こ
れら嵌合部材1と本体2とをフロアCに軸着する
ピン部材3とのナイロンまたはポリエチレン等の
比較的硬質の合成樹脂材料で成形された3部品か
ら構成されている。
前記、嵌合部材1は円形状で上面に後述する、
ピン部材3の平頭部32が嵌入する凹嵌部11を
有し外周部断面形状はフロアマツトD側に設けた
ホツクヒメールBの開口リングB1が嵌合するよ
うに中ぶくらみ形状をなしている。
また、第6図に示すように該嵌合部材1の平面
中央部には、短径が前記ピン部材3の軸部31の
外径とほぼ同径で、長径は前記ピン部材3の外径
の約3倍となした長孔12が穿設されている。
さらに、該嵌合部材1の下面は前記中ぶくらみ
形状から連続して外方向へ突出しわずかのフラン
ジを形成している。
次に、前記本体2は上面が円盤状で前記嵌合部
材1のフランジ部より大径の座部21と該座部2
1と一体的に下方に中空円柱状の嵌着軸22とを
設けてある。
該嵌着軸22の中空部は前記本体2の上端面で
ピン部材3の軸部31の外径とほぼ同径の内径と
なし該嵌着軸22の先端で先細テーパ孔25をな
している。
また、該嵌着軸22は第7図および第8図に示
すような中空円柱状の嵌着軸221内部にテーパ
状の複数の突起222,222を設けるようにし
てもよい。該嵌着軸22の下端部には底部23を
設け該底部23に小径の孔24を設けている。
次に、前記ピン部材3は、前記嵌合部材1の長
孔12の短径ならびに前記本体2の中空円柱状の
嵌着軸22の内径とほぼ同径の軸部31と該軸部
31上端に該軸部31の外径より大径の平頭部3
2を設けている。該平頭部32の厚さは前記嵌合
部材1の上部に設けた凹嵌部11の深さとほぼ同
じかそれより小さい寸法となつている。また、軸
部31の前記平頭部32から下方の長さは、嵌合
部材1の前記凹嵌合部11の深かを除いた厚さと
前記本体2の嵌着軸22の中空円柱状の深さを加
えた寸法よりわずかに長く形成されている。
以上のような嵌合部材1と本体2とピン部材3
との3部品で構成されたホツクメールAと対をな
すホツクヒメールBは、ホツクメールAの嵌合部
材1に嵌合する開口リングB1と該リングB1を
抱持する態様に下部を膨出せしめた冠部材B2と
を有し、ホツクヒメールBはフロアマツトD側に
かしめB3により止着され、その構造は従来のも
のと同一であり、従来のホツクヒメールBをその
まま使用し得る。
前記ホツクメールAは、上記の嵌合部材1、本
体2、ピン部材3の3部品を第4図に示すように
あらかじめ本体2上部に嵌合部材1を載置し両者
の軸を合せてピン部材3により組付け、フロアC
に、取付ける際に、第5図に示すようにフロアC
に穿設した取付け孔C1に本体2の嵌着軸22を
挿入しピン部材3の平頭部32を強制的に押圧す
ることにより、ピン部材3の軸部31が本体2の
嵌着軸22内の先細テーパ孔25に案内され嵌着
軸22を外周方向に弾性変形させ前記取付け孔C
1に嵌着し、ホツクメールAはフロアCに強固に
取付けられることになる。
以上のように、フロアCに取付けられたホツク
メールAは、該ホツクメールAの嵌合部材1にピ
ン部材3の軸部31の外径とほぼ同径の短径と該
軸部31の外径の約3倍の長径を有した長孔12
が穿設されていることにより、該嵌合部材1は本
体2の座部21の上面を長径方向に摺動する。
さらにピン部材3の長さを嵌合部材1の凹嵌部
12の深さを除いた厚さと、本体2の嵌着軸22
の中空円柱状の深さを加えた寸法よりわずかに長
く形成することにより、嵌合部材1とピン部材3
の平頭部32とにわずかな隙間を設けて、嵌合部
材1が本体2の座部21の上面を摺動するのを容
易にしている。
ホツクメールAの嵌合部材1が本体2の座部2
1の上面を摺動可能としたことによりフロアマツ
トDの複数のホツクメールB,BとフロアCのホ
ツクメールA,Aとを嵌合させ、フロアマツトD
を取付ける際にホツクヒメールBとホツクメール
Aとの取付け中心が合わなくなつた場合に、ホツ
クメールAの嵌合部材1を摺動させ、ホツクヒメ
ールBとの取付け中心を調節することによりフロ
アマツトDをフロアCに取付ける。
[考案の効果] 以上のように、ホツクメールの嵌合部材が該ホ
ツクメールの取付け位置に対して摺動するように
したことにより、フロアマツトをフロアに装着す
る際フロアマツト側のホツクヒメール取付け位置
ずれ、およびフロアマツトの材質の伸縮による取
付け位置の変化、また、フロアに穿設したホツク
メール取付け孔の位置ずれなどによりホツクメー
ルとホツクヒメールの取付け中心が合わなくなつ
た場合が生じても嵌合部材を摺動せしめてホツク
メールとホツクヒメールの相対的な位置を合せる
ことにより容易にフロアマツトの取付けが可能と
なる。
また、フロアマツトを無理に取付けることがな
くなるためホツクメールとホツクヒメールの嵌合
が外れたり、フロアマツト側にシワが発生するこ
ともなくなる。さらにホツクメールと対をなすホ
ツクヒメールは、ホツクメールの嵌合部をあらか
じめホツクヒメールに対応させ形成することによ
り従来のものをそのまま使用することができ、し
たがつて既存のホツクヒメールを止着したフロア
マツトにも容易に適用できる等の実用的価値を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示し、第1図は
スクリユでホツクメール本体を取付けた縦断面
図、第2図はピン部材でホツクメール本体を取付
けた縦断面図、第3図ないし第8図は本考案の実
施例を示し、第3図はホツクメールの分解斜視
図、第4図はホツクメールの組付け縦断面図、第
5図はフロアマツトに取付けたホツクヒメールと
フロアに取付けたホツクメールの縦断面図、第6
図は第5図の−線に沿つた断面図、第7図お
よび第8図は他の実施例を示し、第7図は本体の
平面図、第8図は第7図の正面図である。 ホツクメール……A0,A、ホツクヒメール…
…B、フロア……C、フロアマツト……D、嵌合
部材……1、凹嵌部……11、長孔……12、本
体……2、座部……21、嵌着軸……22、ピン
部材……3、軸部……31、平頭部……32。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂材料により形成され、円形状で軸と直
    角方向に長孔を設けた全体中ぶくらみ形状の嵌合
    部材と、上面が該嵌合部材の座部となり、該座部
    の下面に中空円柱状の嵌着軸を有する本体と、頭
    部に軸径よりも大径の平頭部を有するピン部材と
    からなり、該ピン部材で前記嵌合部材を前記本体
    に軸着するホツクメールをフロアに穿設した取付
    け孔に前記嵌着軸を以つて嵌着するとともに、前
    記ホツクメールと対をなして該ホツクメールの前
    記嵌合部材に嵌合するホツクヒメールをフロアマ
    ツト側に止着し、これらのホツクメールとホツク
    ヒメールとを相互に嵌合することによつてフロア
    マツトをフロア面に着脱自在に装着するようにな
    したフロアマツト装着用ホツク。
JP2424084U 1984-02-21 1984-02-21 フロアマツト装着用ホツク Granted JPS60135234U (ja)

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JP2424084U JPS60135234U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 フロアマツト装着用ホツク

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JPS60135234U JPS60135234U (ja) 1985-09-09
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