JPH0731425Y2 - テープリール - Google Patents
テープリールInfo
- Publication number
- JPH0731425Y2 JPH0731425Y2 JP1988109365U JP10936588U JPH0731425Y2 JP H0731425 Y2 JPH0731425 Y2 JP H0731425Y2 JP 1988109365 U JP1988109365 U JP 1988109365U JP 10936588 U JP10936588 U JP 10936588U JP H0731425 Y2 JPH0731425 Y2 JP H0731425Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- pivot
- tape reel
- shape
- peripheral side
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 11
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
- G11B23/087—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
- G11B23/08707—Details
- G11B23/08728—Reels or cores; positioning of the reels in the cassette
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/037—Single reels or spools
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はビデオカセットなどのテープカセットのテープ
リールに関する。
リールに関する。
(従来の技術) 第5図は従来のテープリールの要部断面を示す図であ
る。
る。
同図において、1はハブであり、2は上フランジであ
り、共に合成樹脂で成形されている。3はカセットケー
ス(図示せず)側の板バネであり、ハブ1の上面中央部
に圧接している。
り、共に合成樹脂で成形されている。3はカセットケー
ス(図示せず)側の板バネであり、ハブ1の上面中央部
に圧接している。
テープリールは、テープ走行中、高速回転するため板バ
ネ3と圧接したハブ1の上面中央部は摩耗する危険があ
る。
ネ3と圧接したハブ1の上面中央部は摩耗する危険があ
る。
そこで、ハブ用合成樹脂材料は、耐摩耗性の優れたポリ
アセタール樹脂が使用されていた。しかし、ポリアセタ
ール樹脂は、スチレン系樹脂に比べ成形生産性が悪く、
また、高価である。
アセタール樹脂が使用されていた。しかし、ポリアセタ
ール樹脂は、スチレン系樹脂に比べ成形生産性が悪く、
また、高価である。
そこで、第6図のように、ハブ1をスチレン系樹脂で成
形し、その中心部上に別体のピボット4を設置し、この
ピボット4を板バネ3により弾圧する。ピボット4は、
ポリアセタール樹脂で成形する。また、ピボット4は、
ハブ1に比べ重量が小さく、ホリアセタール樹脂を使用
しても生産性及び材料コストに対し、問題にならない。
更に、ピボット4の固定方法は、ハブ1と上フランジ2
によって挟んで組立て、ピボットの脱落を防止する。
形し、その中心部上に別体のピボット4を設置し、この
ピボット4を板バネ3により弾圧する。ピボット4は、
ポリアセタール樹脂で成形する。また、ピボット4は、
ハブ1に比べ重量が小さく、ホリアセタール樹脂を使用
しても生産性及び材料コストに対し、問題にならない。
更に、ピボット4の固定方法は、ハブ1と上フランジ2
によって挟んで組立て、ピボットの脱落を防止する。
(考案が解決しようとする課題) 通常、ハブと上フランジは、超音波溶着により接着され
組立てられるが、ハブと上フランジとの間にピボットを
挟む場合、組立て工程は、まず、ハブの上にピボットを
乗せ、次に上フランジを乗せ、溶着する。
組立てられるが、ハブと上フランジとの間にピボットを
挟む場合、組立て工程は、まず、ハブの上にピボットを
乗せ、次に上フランジを乗せ、溶着する。
この組立て工程で、ピボットを乗せて、次の上フランジ
を乗せる間の移動において、ピボットが軽量であるた
め、脱落したり、ハブ中心位置からずれたりして、問題
が発生しやすい。
を乗せる間の移動において、ピボットが軽量であるた
め、脱落したり、ハブ中心位置からずれたりして、問題
が発生しやすい。
そこで、ピボットをハブに圧入して、仮固定して、前記
の脱落・ずれ等の問題を解決する方法が考えられる。
の脱落・ずれ等の問題を解決する方法が考えられる。
圧入形状として、従来、第7図及び第8図に示すものが
考えられている。
考えられている。
第7図の圧入形状は、ハブ1の中央部に孔aを設け、ピ
ボット4にボスbを設ける。この形状は、圧入上、問題
ないが、ハブ1を成形する金型上で、問題がある。すな
わち、ハブの樹脂流入口は、ハブ中心部に設けること
が、ハブの成形性上、必要であるが、この第7図の形状
では、孔aがあるために、樹脂流入口をハブ中心部に設
けることができない。
ボット4にボスbを設ける。この形状は、圧入上、問題
ないが、ハブ1を成形する金型上で、問題がある。すな
わち、ハブの樹脂流入口は、ハブ中心部に設けること
が、ハブの成形性上、必要であるが、この第7図の形状
では、孔aがあるために、樹脂流入口をハブ中心部に設
けることができない。
次に、第8図の形状は、ハブ1にボスcを設け、ピボッ
ト4に盲孔dを設ける。この形状では、ハブ成形上、ボ
スcの側面に金型上抜き勾配を設けなければならず、ま
た、ピボット4の盲孔dにも孔の側面に金型上抜き勾配
が必要である。これらの抜き勾配がついた面どうしで圧
入すると、ピボットが浮き上がって圧入による嵌合力が
弱い。また、ピボットとハブの嵌合状態が目視で検査で
きない。
ト4に盲孔dを設ける。この形状では、ハブ成形上、ボ
スcの側面に金型上抜き勾配を設けなければならず、ま
た、ピボット4の盲孔dにも孔の側面に金型上抜き勾配
が必要である。これらの抜き勾配がついた面どうしで圧
入すると、ピボットが浮き上がって圧入による嵌合力が
弱い。また、ピボットとハブの嵌合状態が目視で検査で
きない。
よって、第7図及び第8図に示す従来の圧入形状には、
以上のような課題がある。
以上のような課題がある。
そこで、本考案は上記した従来の技術の課題を解決した
テープリールを提供することを目的とする。
テープリールを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために、合成樹脂製ハブ
の中心部上に設けたハブとは別体の可撓性を有するピボ
ットをカセットケース側の板バネにより弾圧するように
構成され、前記ピボットが上フランジとハブに挟まれる
ことにより固定されるテープリールにおいて、前記ハブ
の上面に前記ピボットの外周側面の一部又は全部を囲む
ような形状の突起と、この突起の内周部側面に前記ハブ
の中心軸方向に突出し、かつ略垂直に立設し、アンダー
カット部が存在しないようにして先端が徐々に細くなっ
ていく形状にされた複数のリブと、前記ピボットの外周
部側面に全周に亘って鍔状に突出し、かつ先端が徐々に
薄くなっていく形状にされて、前記ピボットの前記突起
への圧入時のガイドとなる案内傾斜面を有するようにし
た浮き上がり防止爪とを備えてなり、前記ハブの上面の
前記突起の内周部に前記ピボットの外周側面を圧入する
ことにより前記ピボットが前記ハブに仮固定されるよう
にしたことを特徴とするテープリールを提供するもので
ある。
の中心部上に設けたハブとは別体の可撓性を有するピボ
ットをカセットケース側の板バネにより弾圧するように
構成され、前記ピボットが上フランジとハブに挟まれる
ことにより固定されるテープリールにおいて、前記ハブ
の上面に前記ピボットの外周側面の一部又は全部を囲む
ような形状の突起と、この突起の内周部側面に前記ハブ
の中心軸方向に突出し、かつ略垂直に立設し、アンダー
カット部が存在しないようにして先端が徐々に細くなっ
ていく形状にされた複数のリブと、前記ピボットの外周
部側面に全周に亘って鍔状に突出し、かつ先端が徐々に
薄くなっていく形状にされて、前記ピボットの前記突起
への圧入時のガイドとなる案内傾斜面を有するようにし
た浮き上がり防止爪とを備えてなり、前記ハブの上面の
前記突起の内周部に前記ピボットの外周側面を圧入する
ことにより前記ピボットが前記ハブに仮固定されるよう
にしたことを特徴とするテープリールを提供するもので
ある。
(作用) 本考案のテープリールによるハブ形状では、中心部に孔
がないので、樹脂流入口をハブ中心部に設けることが可
能である。また、ピボット外周部側面及びハブの上面の
突起の内周部側面にそれぞれピボット浮き上がり対策形
状としての浮き上がり防止爪及び複数のリブを設けるこ
とが容易である。更に、ピボット外周部は、内周部に比
べ弾性変形量が大きいので、スムーズに圧入することが
可能である。
がないので、樹脂流入口をハブ中心部に設けることが可
能である。また、ピボット外周部側面及びハブの上面の
突起の内周部側面にそれぞれピボット浮き上がり対策形
状としての浮き上がり防止爪及び複数のリブを設けるこ
とが容易である。更に、ピボット外周部は、内周部に比
べ弾性変形量が大きいので、スムーズに圧入することが
可能である。
(実施例) 本考案のテープリールの一実施例について、以下に図面
と共に説明する。
と共に説明する。
第1図は本考案のテープリールの一実施例の要部断面を
示す図である。なお、以下の図において、前出の図中の
同一構成部分には同一番号を付す。
示す図である。なお、以下の図において、前出の図中の
同一構成部分には同一番号を付す。
第1図において、ハブ1の上面にピボット4の外周側面
の全部を囲むような形状の円環状の突起eを設ける。そ
して、この円環状の突起eにピボット4の外周部側面f
を嵌合させ、圧入し、仮固定した上で上フランジ2を溶
着する。
の全部を囲むような形状の円環状の突起eを設ける。そ
して、この円環状の突起eにピボット4の外周部側面f
を嵌合させ、圧入し、仮固定した上で上フランジ2を溶
着する。
本考案のテープリールによる圧入形状では、ピボット浮
き上がり対策形状を容易に実施することができる。ま
た、ピボットとハブの嵌合状態を目視で検査することが
できる。
き上がり対策形状を容易に実施することができる。ま
た、ピボットとハブの嵌合状態を目視で検査することが
できる。
第2図はピボット浮き上がり防止爪gを設けたピボット
の実施例である。
の実施例である。
浮き上がり防止爪gは、ピボット4の外周側面に全周に
亘って鍔状に突出し、かつ先端が徐々に薄くなっていく
形状にされて、ピボット4を円環状の突起eへ圧入する
時のガイドとなるテーパ面である案内傾斜面を有する。
亘って鍔状に突出し、かつ先端が徐々に薄くなっていく
形状にされて、ピボット4を円環状の突起eへ圧入する
時のガイドとなるテーパ面である案内傾斜面を有する。
このような浮き上がり防止爪gは、ピボット4の外周部
側面に設けることが可能であるのは、第3図に示すピボ
ット金型断面のように、金型のキャビティ側とコア側の
分割面を爪形状によって自由に設定できるからである。
側面に設けることが可能であるのは、第3図に示すピボ
ット金型断面のように、金型のキャビティ側とコア側の
分割面を爪形状によって自由に設定できるからである。
また、ハブ突起形状を、第4図に示すように、円環状の
突起eの内周部側面にハブ1の中心軸方向に突出し、か
つ略垂直に立設し、アンダーカット部が存在しないよう
にして先端が徐々に細くなっていく形状にされた複数の
リブhを設けるようにすることにより、ピボットとの嵌
合面積が減少し、ピボット外周部及びハブの円環状の突
起内周部の寸法がばらついても、リブhの変形により、
圧入力のバラツキが減少し、安定した圧入力が得られ
る。
突起eの内周部側面にハブ1の中心軸方向に突出し、か
つ略垂直に立設し、アンダーカット部が存在しないよう
にして先端が徐々に細くなっていく形状にされた複数の
リブhを設けるようにすることにより、ピボットとの嵌
合面積が減少し、ピボット外周部及びハブの円環状の突
起内周部の寸法がばらついても、リブhの変形により、
圧入力のバラツキが減少し、安定した圧入力が得られ
る。
また、ハブ成形上においても、金型上、第4図のi部分
(突起内周部分)に抜き勾配を設けるので、ピボットと
嵌合するj部分(突起先端部分)に抜き勾配を設けなく
とも成形は可能であり、更に、このj部分に抜き勾配を
設けないので、ピボット4をハブ1へ圧入する時に浮き
上がり防止爪gの先端が変形し嵌合されることにより、
浮き上がり防止爪gの先端がj部分に強く付けられ、ピ
ボット4がそこに仮固定されるので、ピボット浮き上が
り防止になる。
(突起内周部分)に抜き勾配を設けるので、ピボットと
嵌合するj部分(突起先端部分)に抜き勾配を設けなく
とも成形は可能であり、更に、このj部分に抜き勾配を
設けないので、ピボット4をハブ1へ圧入する時に浮き
上がり防止爪gの先端が変形し嵌合されることにより、
浮き上がり防止爪gの先端がj部分に強く付けられ、ピ
ボット4がそこに仮固定されるので、ピボット浮き上が
り防止になる。
なお、ハブ1に設ける突起eの形状は、円環状に限ら
ず、例えば円環の一部分を切欠いてピボットの外周側面
の一部を囲むような、例えば第4図のリブhの位置の4
箇所の突起片(リブ)でも良い。
ず、例えば円環の一部分を切欠いてピボットの外周側面
の一部を囲むような、例えば第4図のリブhの位置の4
箇所の突起片(リブ)でも良い。
(考案の効果) 以上の如く、本考案のテープリールによれば、テープリ
ールのハブ,ピボット及び上フランジの組立て工程で、
ハブの上にピボットを乗せて、次に上フランジを乗せ、
ピボットを固定するまでの間において、ピボットをハブ
の上面に仮固定させることができ、特に、 ハブの中心部に孔を設けてないので、樹脂流入口をハ
ブ中心部に設けることができ、 ピボット外周部側面及びハブの上面の突起の内周部側
面にそれぞれピボット浮き上がり対策形状としての浮き
上がり防止爪及び複数のリブを設けることが容易であ
り、 ピボット外周部は、内周部に比べ弾性変形量が大きい
ので、スムーズに圧入することが可能であり、 ハブの突起の内周部側面にリブを設けることにより、
圧入力のバラツキが減少し、安定した圧入力が得られ、
ハブ成形上においても、ピボット浮き上がり防止にな
り、 ピボットとハブの嵌合状態を目視で検査することがで
き、 ハブの上面の突起に設けた複数のリブは、アンダーカ
ット部(金型の抜き方向に対して突出する部分が存在す
る形状)が存在しない形状のため、金型構造が複雑にな
らずにすみ、 ピボットとハブ上面の突起との嵌合部分では、突起の
内周側面の複数のリブの先端が徐々に細くなっており、
また、ピボットの外周側面の浮き上がり防止爪の先端が
徐々に薄くなっているので、ピボットをハブへ圧入する
時にリブの先端や浮き上がり防止爪の先端を変形させて
嵌合させることができ、これにより寸法の誤差を吸収で
き、 従来のテープリールのピボットの仮固定のための圧入形
状の問題を解決することができ、 もって、テープリールの組立て品質が安定し、生産性が
向上するといった特長を有する。
ールのハブ,ピボット及び上フランジの組立て工程で、
ハブの上にピボットを乗せて、次に上フランジを乗せ、
ピボットを固定するまでの間において、ピボットをハブ
の上面に仮固定させることができ、特に、 ハブの中心部に孔を設けてないので、樹脂流入口をハ
ブ中心部に設けることができ、 ピボット外周部側面及びハブの上面の突起の内周部側
面にそれぞれピボット浮き上がり対策形状としての浮き
上がり防止爪及び複数のリブを設けることが容易であ
り、 ピボット外周部は、内周部に比べ弾性変形量が大きい
ので、スムーズに圧入することが可能であり、 ハブの突起の内周部側面にリブを設けることにより、
圧入力のバラツキが減少し、安定した圧入力が得られ、
ハブ成形上においても、ピボット浮き上がり防止にな
り、 ピボットとハブの嵌合状態を目視で検査することがで
き、 ハブの上面の突起に設けた複数のリブは、アンダーカ
ット部(金型の抜き方向に対して突出する部分が存在す
る形状)が存在しない形状のため、金型構造が複雑にな
らずにすみ、 ピボットとハブ上面の突起との嵌合部分では、突起の
内周側面の複数のリブの先端が徐々に細くなっており、
また、ピボットの外周側面の浮き上がり防止爪の先端が
徐々に薄くなっているので、ピボットをハブへ圧入する
時にリブの先端や浮き上がり防止爪の先端を変形させて
嵌合させることができ、これにより寸法の誤差を吸収で
き、 従来のテープリールのピボットの仮固定のための圧入形
状の問題を解決することができ、 もって、テープリールの組立て品質が安定し、生産性が
向上するといった特長を有する。
第1図は本考案のテープリールの一実施例の要部断面
図、第2図は本考案のピボットの実施例を示すピボット
断面図、第3図は第2図で示したピボットの金型断面
図、第4図は本考案のハブの実施例を示す斜視図、第5
図はポリアセタール樹脂で成形されたハブを使用した従
来のテープリールの要部断面図、第6図は別体のピボッ
トを使用した従来のテープリールの要部断面図、第7図
及び第8図は従来のピボット圧入形状を示すハブ断面図
である。 1……ハブ、2……上フランジ、3……板バネ、4……
ピボット、e……ハブ1の突起、f……ピボット4の外
周部側面、g……浮き上がり防止爪、h……リブ。
図、第2図は本考案のピボットの実施例を示すピボット
断面図、第3図は第2図で示したピボットの金型断面
図、第4図は本考案のハブの実施例を示す斜視図、第5
図はポリアセタール樹脂で成形されたハブを使用した従
来のテープリールの要部断面図、第6図は別体のピボッ
トを使用した従来のテープリールの要部断面図、第7図
及び第8図は従来のピボット圧入形状を示すハブ断面図
である。 1……ハブ、2……上フランジ、3……板バネ、4……
ピボット、e……ハブ1の突起、f……ピボット4の外
周部側面、g……浮き上がり防止爪、h……リブ。
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂製ハブの中心部上に設けたハブと
は別体の可撓性を有するピボットをカセットケース側の
板バネにより弾圧するように構成され、前記ピボットが
上フランジとハブに挟まれることにより固定されるテー
プリールにおいて、 前記ハブの上面に前記ピボットの外周側面の一部又は全
部を囲むような形状の突起と、 この突起の内周部側面に前記ハブの中心軸方向に突出
し、かつ略垂直に立設し、アンダーカット部が存在しな
いようにして先端が徐々に細くなっていく形状にされた
複数のリブと、 前記ピボットの外周部側面に全周に亘って鍔状に突出
し、かつ先端が徐々に薄くなっていく形状にされて、前
記ピボットの前記突起への圧入時のガイドとなる案内傾
斜面を有するようにした浮き上がり防止爪と を備えてなり、 前記ハブの上面の前記突起の内周部に前記ピボットの外
周側面を圧入することにより前記ピボットが前記ハブに
仮固定されるようにしたことを特徴とするテープリー
ル。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988109365U JPH0731425Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | テープリール |
MYPI89001090A MY104100A (en) | 1988-08-19 | 1989-08-10 | A tape reel of a cassette tape. |
KR2019890011844U KR920001015Y1 (ko) | 1988-08-19 | 1989-08-11 | 테이프 릴 |
PH39111A PH26175A (en) | 1988-08-19 | 1989-08-17 | Tape reel of a cassette tape |
US07/395,458 US5018680A (en) | 1988-08-19 | 1989-08-18 | Tape reel of a cassette tape |
DE3927267A DE3927267C2 (de) | 1988-08-19 | 1989-08-18 | Bandspule für ein Kassettenband |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988109365U JPH0731425Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | テープリール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0235382U JPH0235382U (ja) | 1990-03-07 |
JPH0731425Y2 true JPH0731425Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=14508385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988109365U Expired - Lifetime JPH0731425Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | テープリール |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5018680A (ja) |
JP (1) | JPH0731425Y2 (ja) |
KR (1) | KR920001015Y1 (ja) |
DE (1) | DE3927267C2 (ja) |
MY (1) | MY104100A (ja) |
PH (1) | PH26175A (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5731406Y2 (ja) * | 1977-10-11 | 1982-07-09 | ||
JPS55132784U (ja) * | 1979-03-08 | 1980-09-19 | ||
US4452404A (en) * | 1982-08-20 | 1984-06-05 | Shape Inc. | Tape reel hub assembly |
JPS59145770U (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-28 | 吉野 洋一 | カセツトテ−プ用リ−ル |
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