JPH01144746A - 画像転送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通信回線を介して画像情報の授受を行う画像転
送装置に関する。本発明はコンピュータ制御されたディ
ジタル回線用ファクシミリ装置に利用するに適する。

〔概　要〕

本発明は、通信回線を介して画像情報を転送する画像転
送装置において、 送信側では画像情報に私書箱番号を付加して送信し、受
信側では、受信した画像情報を一時的に蓄え、その私書
箱番号が指定されたときに初めて画像情報を表示するこ
とにより、 送信側と受信側とを非同期に作動させて通信回線が中断
される頻度を低減するとともに、秘密保持を伴う親展デ
ータの送信を可能とするものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来例画像転送装置のブロック構成図である。

従来の画像転送装置では、データ送信時には、画像読取
部１により画像情報を読み取り、この画像情報を画像デ
ータ変換部２によりディジタル形式の画像データに変換
し、データ送信部３から通信回線４を介して受信側に送
出する。データ受信時には、データ受信部５により通信
回線４から画像データを受信し、画像データ逆変換部６
によりイメージ化し、画像出力部７で元の画像情報を再
生していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来の画像転送装置では、 （１〕　　データ送信時に画像読取部で紙づまり等の障
害が発生すると、データ送信が中断されてしまう。

（２）データ受信時に画像出力部で紙づまり、紙不足等
の障害が発生すると、データ受信が中断されてしまう。

（３）受信と同時に受信データを画像出力するため、秘
密保持を伴う親展データの転送は不可能である。

という欠点があった。

本発明は、以上の問題点を解決し、通信回線が中断され
る頻度を低減するとともに、秘密保持を伴う親展データ
の送信を可能とする画像転送装置を提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の画像転送装置は、画像情報を読み取ってこれを
ディジタル形式の画像データとして通信回線に送出する
画像送信手段が、画像データに私書箱番号を付加してこ
の画像データを一時的に蓄える送信データ記憶手段を含
み、通信回線から画像データを受信してこれを画像表示
する画像受信手段が、受信した画像データを一時的に蓄
える受信データ記憶手段と、受信した画像データに私書
箱番号が付加されているときにはその私書箱番号が記載
された着信票を出力する着信票出力手段と、手動操作に
より私書箱番号を指定する私書箱番号指定手段と、この
私書箱番号指定手段により指定された私書箱番号が付加
された受信データを上記受信データ記憶手段から読み出
す受信データ読出手段とを含むことを特徴とする。

私書箱番号指定手段は、私書箱番号に対応して暗証番号
を記憶する暗証番号記憶手段と、手動操作により暗証番
号を指定する暗証番号指定手段と、指定された暗証番号
が私書箱番号に対応しているときに受信データ読出手段
を動作させる手段とを含むことが望ましい。

〔作　用〕

本発明の画像転送装置は、送信側および受信側で画像デ
ータを一時的に蓄えることから、画像情報の読取、画像
表示のどちらで障害が発生した場合でも、画像データの
送受信については中断することがない。また、受信側で
は私書箱番号により受信データを管理するので、画像情
報の管理が簡単になる。さらに、私書箱番号に対応して
暗証番号を使用する場合には、その暗証番号を知らない
利用者はその画像情報を出力させることができず、親展
データの転送が可能となる。

〔実施例〕

第１図は本発明実施例画像転送装置のブロック構成図で
ある。

この画像転送装置は、画像情報を読み取ってこれをディ
ジタル形式の画像データとして通信回線４に送出する画
像送信手段として、画像読取部１、画像データ変換部２
およびデータ送信部３を備え、さらに、画像データに私
書箱番号を付加して一時的に蓄える送信データ記憶手段
、すなわち私書箱番号入力部１１、送信データ格納部１
２および送信データ記憶部１３を備える。

また、通信回線４から画像データを受信してこれを画像
表示する画像受信手段として、データ受信部５、画像デ
ータ逆変換部６および画像出力部７を備え、さらに、受
信した画像データを一時的に蓄える受信データ記憶部１
４と、手動操作により私書箱番号を指定する私書箱番号
指定手段、すなわち私書箱番号・暗証番号登録部１６、
私書箱番号・暗証番号記憶部１７および私書箱番号・暗
証番号入力部１８と、私書箱番号・暗証番号入力部１８
により指定された私書箱番号が付加された受信データを
受信データ記憶部１４から読み出す受信データ読出部１
５とを含む。受信データ読出部１５および画像出力部７
は、受信した画像データに私書箱番号が付加されている
ときにその私書箱番号が記載された着信票を出力する着
信票出力手段を含む。

従来例と同様に画像読取部１は画像情報を読み取り、画
像データ変換部２はこの画像情報をディジタル化する。

ここで本実施例では、ディジタル化された送信データが
送信データ格納部１２により送信データ記憶部１３に一
時的に格納される。この時前もって私書箱番号入力部１
１から私書箱番号が指定されている場合には、送信デー
タ格納部１２はこの私書箱番号を送信データに付加する
。データ送信部３は、送信データ記憶部１３から送信デ
ータを取り出して通信回線４に送出する。データ受信部
５は、通信回線４から受信したデータを受信データ記憶
１４に格納する。受信データ読出部１５は受信データ記
憶部１４より受信データを取り出す。その受信データに
私書箱番号が付加されていなければ、画像データ逆変換
Ｂ６がデータを逆変換し、これにより得られたイメージ
を画像出力部７が出力する。私書箱番号が付加されてい
る受信データであれば、画像出力部７から、その私書箱
番号が記載された着信票を出力する。

私書箱の利用者が、私書箱番号・暗証番号入力部１８か
ら私書箱番号および暗証番号を指定すると、この私書箱
番号・暗証番号入力部１８は、私書箱番号・暗証番号記
憶部１７に記憶されている情報と照合し、私書箱番号と
暗証番号が正しく合致した場合のみ受信データ読出部１
５を動作させ、受信データ記憶部１４に記憶されたデー
タを取り出す。画像データ逆変換部６はこのデータを逆
変換し、画像出力部７でこれを画像表示する。

私書箱番号・暗証番号記憶部１７の記憶内容については
、私書箱番号・暗証番号登録部１６から前もって設定し
ておく。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の画像転送装置は、秘密保
持を伴う親展データの転送を可能とし、障害の発生しや
すい画像入出力部の動作と通信回線の送受信動作とを非
同期に作動させることで、通信回線の中断の頻度を低減
させる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例画像転送装置のブロック構成図。 第２図は従来例画像転送装置のブロック構成図。 １・・・画像読取部、２・・・画像データ変換部、３・
・・データ送信部、４・・・通信回線、５・・・データ
受信部、６・・・画像データ逆変換部、７・・・画像出
力部、１１・・・私書箱番号人力部、１２・・・送信デ
ータ格納部、１３・・・送信データ記憶部、１４・・・
受信データ記憶部、１５・・・受信データ読出部、１Ｇ
・・・私書箱番号・暗証番号登録部、１７・・・私書箱
番号・暗証番号記憶部、１訃・・私書箱番号・暗証番号
人力部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像情報を読み取ってこれをディジタル形式の画
   像データとして通信回線に送出する画像送信手段と、 通信回線から画像データを受信してこれを画像表示する
   画像受信手段と を備えた画像転送装置において、 上記画像送信手段は、画像データに私書箱番号を付加し
   てこの画像データを一時的に蓄える送信データ記憶手段
   を含み、 上記画像受信手段は、 受信した画像データを一時的に蓄える受信データ記憶手
   段と、 受信した画像データに私書箱番号が付加されているとき
   にはその私書箱番号が記載された着信票を出力する着信
   票出力手段と、 手動操作により私書箱番号を指定する私書箱番号指定手
   段と、 この私書箱番号指定手段により指定された私書箱番号が
   付加された受信データを上記受信データ記憶手段から読
   み出す受信データ読出手段とを含む ことを特徴とする画像転送装置。
2. （２）私書箱番号指定手段は、 私書箱番号に対応して暗証番号を記憶する暗証番号記憶
   手段と、 手動操作により暗証番号を指定する暗証番号指定手段と
   、 指定された暗証番号が私書箱番号に対応しているときに
   受信データ読出手段を動作させる手段とを含む 特許請求の範囲第（１）項に記載の画像転送装置。