JPH01143356A - Gtoサイリスタ - Google Patents

Gtoサイリスタ

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JPH01143356A
JPH01143356A JP30214387A JP30214387A JPH01143356A JP H01143356 A JPH01143356 A JP H01143356A JP 30214387 A JP30214387 A JP 30214387A JP 30214387 A JP30214387 A JP 30214387A JP H01143356 A JPH01143356 A JP H01143356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thickness
spike voltage
voltage
gto
base layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP30214387A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayasu Kawamura
川村 貴保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01143356A publication Critical patent/JPH01143356A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、GTO(ゲートターンオフ)サイリスクに関
する。
B9発明の概要 本発明は、P+ N+ P* N2の4層3接合を備え
るGTOサイリスクにおいて、 N、ベース層の厚さをターンオフ時のスパイク電圧耐量
の条件から設定した構造とすることにより、 スパイク電圧による素子破壊を防止でき、しかも耐電圧
と可制御電流の比を向上した素子製作を確実にするもの
である。
C1従来の技術 GTO(ゲートターンオフ)サイリスクは、ゲ−l−電
流による自己消弧能力を有し、一般のサイリスクに必要
な転流回路を不要にし、電力変換装置等のスイッヂ素子
に採用して変換効率の向」−や装置の小型、軽量化を図
ることができ、最近では各種電力制御装置への適用が多
く見られる。特に、大電力制御装置になるほどGTOサ
イリスクの特長を発揮できることから、GTOサイリス
クはその高耐圧化、可制御電流の増大が望まれてきてい
る。
GTOサイリスクの耐電圧は、Nベース層の比抵抗、厚
さ及びPベース層の濃度勾配等から比較的容易に設計し
うるちので、耐電圧4500ボルトクラスの高耐圧GT
Oサイリスクが実用化されているし、研究段階ではそれ
以」二の高耐圧GTOサイリスタも発表されている。
一方、GTOサイリスクの可制御電流I TGOMは、
次の関係にあることが知られている。
I TGOM =Goff−1gr CCGoff−V
J+/ρspB但し、Goffは電流利得、Igrはゲ
ート逆電流、V 、、+ 1はゲート・カソード間の逆
電圧、ρSPBはPベース層のシート抵抗である。
上述の関係から、GTOサイリスクの可制御電流の増大
には逆電圧V J Iを大きくするか、又はシート抵抗
ρSPBを小さくする必要がある。このうち、逆電圧v
、71の増大はオフゲート電源電圧の高圧化、制御電力
増で制限される。
そこで、ソート抵抗ρSr’Bを実質的に小さくするも
のとして、第2図に示ず埋込ゲート型GTOサイリスク
がある。このGTOサイリスタは、P。
N、P2 N24層3接合において、P、ベース層中に
放射状、格子状などの適当なパターンを持つ高濃度不純
物層P2゛を設け、ゲート電極Gからのオフゲート電流
を大きくかつ分割カソード型と同様に電流集中を回避す
る。なお、Kはカソード電極、Aはアノード電極を示す
D0発明が解決しようとする問題点 従来の埋込ゲート型GTOサイリスクは、シート抵抗ρ
SPBを低減し、低電圧のオフゲート電源によるもオフ
ゲート電流1grを増大するが、ターンオフ時にスナバ
回路のリード線インダクタンスで発生ずるスパイク電圧
によってターンオフ電力損失の瞬時値過大で素子破壊を
起こす問題がある。
第3図は一般的なGTOサイリスクのターンオフ時のア
ノード電流IA、アノード・カソード間電圧VD及び両
者の積になる電力損失Lossの波形を示す。同図から
も明らかなように、GTOサイリスクの電力損失L o
ssの瞬時値が最も大きくなるのは電圧VD波形にスパ
イク電圧Vspが現れる時点になり、このスパイク電圧
Vspによって素子破壊を起こす。
に述のスパイク電圧Vspは、素子のターンオフ時の過
電圧dv/dt抑制のために設けるスナバ回路部品がイ
ンダクタンス分を含むことに因るもので、該インダクタ
ンス分の低減が望まれる。しかし、GTOサイリスクが
高耐圧化するにしたがってスナバ回路部品の耐電圧も高
くする必要があり、このことから回路部品のインダクタ
ンスの低減を難しくしている。
上述までのことから、従来のGTOサイリスクは、埋込
ゲート型にするも耐電圧3000ボルト。
4500ボルトクラスの素子において可制御電流が30
00アンペアを超すものは実用化を難しくしていた。
本発明の目的は、スパイク電圧に対する素子耐量を向上
させ、耐電圧と可制御電流の比も向上させる素子構造を
提供するにある。
E6問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するためになされたもので、P
 + N+ P 2 N2の4層3接合を備えるGTo
サイリスタにおいて、前記N、ベース層の厚さd(μ)
はターンオフ時に素子破壊に至らない最大スパイク電圧
Vsp(V)設定値との比がd/Vsp  =1.0〜
1.4 になる構造にしたことを特徴とする。
F9作用 本発明者等は、種々の耐電圧を有するGTOサイリスク
について実験、研究した結果、ターンオフ時に素子破壊
に至らない最大スパイク電圧(スパイク電圧耐量と呼ぶ
)は素子の径とは殆ど関係なく、Nベース層の厚さにほ
ぼ比例することを見し冒」」シた。第1図は種々のNベ
ース層の厚さ(単位はマイクロ)を持つGTOサイリス
クについてのスパイク電圧耐量(単位はボルト)の測定
結果を示し、Nベース層の厚さが高くなるほどスパイク
電圧耐量も増し、両者の関係は直線AとBで囲まれる領
域で定められる。直線Aは勾装置の特性になり、直線B
は勾装置、2の特性になり、GTOサイリスクに要求さ
れるスパイク電圧耐量を1ボルト上昇させるにはNベー
スの厚さを1〜1.2マイクロ増大ずれば良いことが判
る。換言すれば、Nベース層の厚さd(μ)を素子に要
求されるスパイク電圧耐量Vsp(V)との比か になる素子構造にすることで所期のスパイク電圧耐量を
持たせたGTOサイリスクを実現できる。
実用」−は少しの余裕度を持たせるべく、d/Vsp 
=1〜1.4に、好ましくは1.1〜1.3に設計する
。即ち、d/Vsp の下限は要求されるスパイク電圧
耐量に対する製品の歩留り及び素子耐電圧から決められ
、d/Vspの上限は素子のオン電圧の上昇など他の特
性から決められる。
」二連までの事実から、Nベース層の厚さdとスパイク
電圧設定値Vspとの比d/Vspが1〜1.4になる
構造とすることにより、所期のスパイク電圧耐量を得る
ことができる。
また、従来はNベース層の厚さdが主に耐電圧の観点か
ら決められており、可制御電流I Tcoxが2000
アンペア以上のGTOサイリスクで耐電圧VDMとの比
が =8− を超えるものは製品化を困難にしていた。これは、耐電
圧のみを考慮してNベース層の厚さdを小さくしすぎる
ことでスパイク電圧による素子破壊を招いていたものと
考慮される。この点についても、Nベース層の厚さdの
下限をスパイク電圧から考慮した上述の範囲に制限する
ことで、可制御電流と耐電圧との比が0.8を超える素
子を製造し得ることになる。
G、実施例 以下、本発明の実施例を従来素子と対比させて詳細に説
明する。
GTOサイリスクにおいて、耐電圧4500ボルトを得
るには、Nベース層を比抵抗が250〜350Ω〜CR
で厚さが約800 ltで実現され、従来の設計でもN
ベース層の厚さを上記のものにしていた。
この素子において、しゃ断電流3000アンペアの制御
を行うとき、スナバ回路のインダクタンスが約0.15
μHの条件ではスパイク電圧が約800ボルトになる。
このスパイク電圧は第1図の特性からNベース層の厚さ
800μではスパイク電圧耐量800〜960ボルトよ
りも低いため、上記素子構造で耐電圧4500ボルト、
可制御電流3000アンペアを実現できる。
ここで、耐電圧4500ボルトで可制御電流4500A
 (ITGOM/VDM= 1 、 0)とするには素
子径を大きくすることになるが、この電流増大に比例し
てスパイク電圧Vspも上昇する。この電流4−500
 Aでは上記スナバ回路のスパイク電圧は約1200ボ
ルト程度まで上昇し、この値は上記厚さ800μのNベ
ース層のスパイク電圧耐重を越えることから該スパイク
電圧によって素子破壊になる。
ここで、本発明ではNベース層の厚さdとスパイク電圧
耐量Vspの比から該厚さdを制限した素子構造にする
。この構造は、上記耐電圧4500ポルI−1可制御電
流4500アンペアを得るのに、スナバ回路によるスパ
イク電圧I200ポルトからNベース層の厚さdを12
00〜1680μにする。この条件による実験として、
Nベース層の厚さdを1300μにし、他の条件は従来
と同様にした素子を試作した結果、スパイク電圧耐量1
200ボルト以」二でかつ可制御電流4500アンペア
、耐電圧4500ボルトを達成した。
なお、本発明は埋込ゲート型GTOサイリスク−11= に限らず、一般のGTOサイリスクに適用して同等の作
用効果を得ることができる。
H3発明の効果 以上のとおり、本発明によれば、Nベース層の厚さをス
パイク電圧耐量から設定した構造とするため、従来の耐
電圧から設定するものに較べてスパイク電圧による素子
破壊を確実に防止し、また可制御電流と耐電圧の比を高
くした素子の実現を確実、容易にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るNベース層厚さとスパイク電圧耐
量の関係を示す図、第2図は埋込ゲート型GTOサイリ
スクの断面構造図、第3図はGTOサイリスクのターン
オフ時の各部波形図である。 第1図 Nへ・−スフf厚さとスパイク 電圧耐!のrjI賃、充示オ(2) 200 4006008001000120ONへ−ズ
層厚j(μ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  P_1N_1P_2N_2の4層3接合を備えるGT
    Oサイリスタにおいて、前記N_1層の厚さd(μ)は
    ターンオフ時に素子破壊に至らない最大スパイク電圧V
    sp(V)設定値との比が d/Vsp=1.0〜1.4 になる構造にしたことを特徴とするGTOサイリスタ。
JP30214387A 1987-11-30 1987-11-30 Gtoサイリスタ Pending JPH01143356A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30214387A JPH01143356A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 Gtoサイリスタ

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JP30214387A JPH01143356A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 Gtoサイリスタ

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JP30214387A Pending JPH01143356A (ja) 1987-11-30 1987-11-30 Gtoサイリスタ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58189A (ja) * 1981-06-12 1983-01-05 ペンウオルト・コ−ポレ−シヨン 高ガンマ相ポリフツ化ビニリデン圧電材料
JPS6074679A (ja) * 1983-09-30 1985-04-26 Toshiba Corp 半導体素子の保護回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58189A (ja) * 1981-06-12 1983-01-05 ペンウオルト・コ−ポレ−シヨン 高ガンマ相ポリフツ化ビニリデン圧電材料
JPS6074679A (ja) * 1983-09-30 1985-04-26 Toshiba Corp 半導体素子の保護回路

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