JPH01142969A

JPH01142969A - 文書データ表示装置

Info

Publication number: JPH01142969A
Application number: JP62301686A
Authority: JP
Inventors: Hideo Suzuki; 秀夫鈴木
Original assignee: Casio Computer Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd
Priority date: 1987-11-30
Filing date: 1987-11-30
Publication date: 1989-06-05
Anticipated expiration: 2012-07-02
Also published as: JP2625782B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、オフィスコンピュータ、ワードフロセッサ
等の文書編集装置に関する。

［発明の要点］この発明は、表示画面上に透明タッチパネルが　　　　
　　′配設された表示手段を備えた文書ｔＡ集型装置お
いて、透明タッチパネルに対する複数のタッチ位置の全
てを内包する透明タッチパネルの領域を算出し、その領
域に表示される文書データの範囲に対して編集処理を行
うことにより、編集ブロックの指示を容易に行えるよう
にしたものである。

［従来の技術］従来、文書編集装置においては１文書データの入力、表
示画面上での位置指定、および、挿入、削除、移動等の
編集指示は、一般に、キーボードにより行われていた。

しかし、このキーボードでの位置指定は、カーソル移動
キーを押下し続けることにより、所望の位置までカーソ
ルを移動させる必要があり、ダイレクトに所望の位置を
指定することができず、指定操作が面倒であった。

そこで、位置指定を容易にするため、表示画面上に透明
タッチパネルを配設して、所望の位置を指などで触れる
こ、とにより、表示画面上の位置を読取らせ、ダイレク
トに所望の位置を指定できるようにしたポイント入力装
置を備えた文書編集装置が登場してきた。

［発明が解決しようとする問題点］しかし、透明タッチパネルによる編集ブロックの指定は
、キーボードを用いた場合と同様に、編集ブロックの対
角位置の２点を始点位置、終点位置として指定していた
。そのため、透明タッチパネルを介して、始点位置と終
点位置とを正確にタッチする必要があり、使い勝手が悪
かった。

この発明の課題は、透明タッチパネルによる編集ブロー
２りの指定を容易に行えるようにすることである。

［問題点を解決するための手段］この発明の手段は次の通りである。

記憶手段ａ（第１図の機能ブロック図を参照。

以下同じ）は文書データを記憶する。

表示手段すは、記憶手段ａに記憶された文書データを表
示する。

透明タッチパネルＣは、表示手段すの表示画面上に配設
され、表示内容がその上から見えるように透明部材によ
って構成されている。

検出手段ｄは、透明タッチパネルＣに対するタッチ位置
を検出する。

算出手段ｅは、検出手段ｄにて検出された複数のタッチ
位置の全てを内包する透明タッチパネルＣの領域を算出
する。

編集処理手段ｆは、算出手段ｅにて算出されたタッチパ
ネル領域に表示される記憶手段ａ中の文書データの範囲
に対し、所定の編集処理を実行する。

［作　用］この発明の手段の作用は次の通りである。

表示手段すには、記憶手段ａに記憶された文書データが
記憶され、その表示内容は、透明タッチパネルＣを介し
て見えている。そこで、透明タッチパネルＣを介して表
示内容の所望の位置をタッチすると、そのタッチ位置は
検出手段ｄにより検出される。そして、算出手段ｅは、
検出手段ｄにて検出された複数のタッチ位置の全てを内
包する透明タッチパネルＣの領域、たとえば、検出され
た複数のタッチ位置を示す座標群のＸ成分、およびｙｔ
、分の最小値と最大値を判別し、Ｘ成分、Ｘ成分ともに
最小値で示される座標位置と、Ｘ成分、Ｘ成分ともに最
大値で示される座標位置とを対角位置とする四角形の領
域を算出する。算出手段ｅにより透明タッチパネルＣの
領域が算出されると、編集処理手段ｆは、文書データの
対応する範囲に対し、たとえば、移動や、消去等の所定
の編集処理を実行する。

したがって、透明タッチパネル上で大まかに楕円等を描
くだけで編集ブロックを指定することができ、透明タッ
チパネルによる編集ブロックの指定が容易になる。

［実施例］以下、一実施例を第２図ないし第５図を参照しながら説
明する。

峻−虞第２図は一実施例による文書編集装置の構成図である。

この文書編集装置は、キー人力部ｌから入力された文字
データを、ＣＰＵ２の制御のもとに、例えば、カナ漢字
変換等の各種処理を行ない、その処理結果等を文書デー
タとして文書メモリ３に格納、表示部４に表示、印字部
５にて印字するものである。また、後述の透明タッチパ
ネル４Ａをタッチすることにより、文書データに対する
編集指示が行われる。

表示部４は、透明タッチパネル４Ａと液晶デイスプレィ
部４Ｂとを有しており、透明タッチパネル４Ａは、液晶
デイスプレィ部４Ｂの表示画面上に配設されている。こ
の透明タッチパネル４Ａは、可撓性の透明フィルム上に
、透明部材からなるタッチスイッチ群が、第３図に０で
示したように、マトリクス状に配設された構造となって
おり、その下の液晶デイスプレィ部４Ｂの表示内容が見
えるようになっている。また、各タッチスイッチは、液
晶デイスプレィ部４Ｂの表示画面に表示された文字とｌ
対ｌに対応しており、座標データによって互いに識別さ
れている。

サンプリング回路６は、常時、タッチスイッチを１個ず
つサイクリックにサンプリングしている。タッチ座標検
出部７は、まず、サンプリング回路６によりサンプリン
グされたタッチスイッチのオン／オフ状懲を調べる。そ
して、サンプリングされたタッチスイッチがオンのとき
は、その座標のＸ成分データ、Ｘ成分データを、それぞ
れレジスタＸ、レジスタｙに上書きし、オフのときはレ
ジスタＸ、レジスタｙの内容をクリアする。また、タッ
チ座標検出部７は、レジスタＸ、レジスタｙ中のＸ成分
データ、Ｘ成分データをＣＰＵ２に順次転送する。そこ
で、ＣＰＵ２は、一連の転送に係るＸ成分データ、Ｘ成
分データを解析することにより、複数のタッチ座標の全
てを内包する最小の四角形を特定すべく、その四角形に
おける対角位置の２点の座標を算出する。この算出に際
しては、ＫＯ、ｙＯ、ｘｌ　、７１　の各レジスタが利
用される。このようにして特定された四角形に対応する
範囲の文書メモリ３中の文書データは、移動対象の文書
データとして、補助メモリ８に格納される。この後、文
書メモリ３中の上記格納に係る文書データは消失される
。

文書アドレスバッファ９には、移動先としてタッチ入力
されたタッチ位置に対応する文書メモリ３のアドレスが
、格納される。そして、このアドレスを始点として、補
助メモリ８中の文書データが文書メモリ３に格納され、
移動処理が行われる。

勲−一作次に、この実施例の編集動作を第４図および第５図を参
照しながら説明する。

移動範囲を指定すべく、透明タッチパネル４Ａをタッチ
すると、ＣＰＵ２は、所定のプログラムにしたがって、
タッチ座標検出部７により、タッチ座標を検出させ、そ
のＸ成分データをレジスタＸに格納させた後、レジスタ
ＫＯ、ＸＩ　に転送させ、Ｘ成分データをレジスタｙに
格納させた後、レジスタ７０　、　　ｙｌ　に転送させ
る（第４図ステップＳｌ）、次に、タッチの有無を判断
しくステップＳ２）、タッチ有りのときは、検出された
タッチ座標のＸ成分データ、Ｘ成分データを、それぞれ
レジスタｘ、ｙに格納させる（ステップＳ３）、そして
、レジスタＸの内容がレジスタＸ＋の内容より大である
か否かを判断しくステップＳ４）、　大−ｒあるとぎは
、レジスタＸの内容をレジスタＸｌ　にロードする（ス
テップＳ５）。一方、レジスタＸの内容がレジスタＸｌ
　の内容より大きくないと判断されたときは、ステップ
Ｓ６に進んで、レジスタＸの内容がレジスタＸＯの内容
より小であるか否かを判断する。その結果、小であると
きは、レジスタＸの内容をレジスタＸＯにロードしくス
テップＳ７）、ステップＳ８に進む、−方、小でないと
判断されたときは、直ちに、ステップＳ８に進む、この
ようなステップＳ４〜Ｓ７の処理によって、レジスタＸ
Ｏには、現時点までに検出されたタッチ座標の最小のＸ
成分データが格納され、レジスタＸ１には、現時点まで
に検出されたタッチ座標の最大のＸ成分データが格納さ
れる。

ステップＳ８では、レジスタｙの内容がレジスタｙ１の
内容より大であるか否かを判断する。その結果、大であ
るときは、レジスタｙの内容をレジスタｙ１にロードし
くステップＳ９）、ステップＳ２に戻る。一方、大でな
いと判断されたときは、ステップ５１０に進んで、レジ
スタｙの内容がレジスタｙｏの内容より小であるか否か
を判断する。その結果、小であるときは、レジスタｙの
内容をレジスタｙｏにロードして（ステップ５１１）、
ステップＳ２に戻る。一方、小でないときは、直ちにス
テップＳ２に戻る。このようなステラ７’Ｓ８〜Ｓｌｌ
の処理によってレジスタ７０．７＋　には、それぞれ、
現時点までに検出されたタッチ座標の最小、最大のＸ成
分データが格納される。

ステップＳ２に戻って、タッチ有りと判断されたときは
、ステップ５３〜Ｓ１１の処理を繰返す、その結果、例
えば、第５図（ａ）の破線のように、透明タッチパネル
４Ａ上で、楕円状に指を摺動した場合、最終的には、レ
ジスタＸＯの内容は、ｒＧＪ、「Ｍ」に対応する最小の
Ｘ成分データとなり、レジスタｙｏの内容は、ｒＢＪ、
「Ｃ」、「Ｄ」、「Ｅ」、「Ｆ」に対応する最小のＸ成
分データとなる。また、レジスタＸｌ　の内容は、「Ｆ
」、ｒＩ、Ｊに対応する最大のＸ成分データとなり、レ
ジスタ７１　の内容は、ｒＭＪ、ｒＮＪに対応する最大
のＸ成分データとなる。その結果、レジスタｘｏ　、ｙ
ｏ　で示される位置は、ｒＡＪの位置となり、レジスタ
ＸＩ　、　　ｙｌ　で示される位置は、右下のハツチン
グ部分となる。すなわち、「Ａ」と右下のハツチング部
分とは、複数のタッチ位置の全てを内包する最小の四角
形（第５図（ａ）に示した太線のブロック二編集ブロッ
ク）の対角位置を示していることになる。

ステップＳ２にて、タッチ無しと判断されたときは、ス
テップＳ１２に進んで、レジスタｘＯ１ｙｏ　で示され
る位置と、レジスタＸＩ　、７＋　で示される位置を対
角位置とする四角形で囲まれた編集ブロックに対応する
文書データを、文書メモリ３から読出し、補助メモリ８
に格納する０次に、上記読出しに係る文書データを文書
メモリ３から消去しくステップ５１３）、移動先指定の
ためのタッチが行われるのを待つ（ステップ５１４）。

そして、タッチがなされたときは、タッチ座標に対応す
る文書メモリ３上のアドレスを算出し、文書アドレスバ
ッファ９に格納する（ステップ５１５）。次に、文書メ
モリ３に対し、算出したアドレスを始点として、補助メ
モリ８の文書データをコピーし、補助メモリ８、および
文書アドレスバッファ９の内容を消去する（ステップ５
１６）、その結果、たとえば、第５図（ｂ）に示したよ
うに、ステップＳ１４において、以前「Ｎ」が表示され
ていた位置をタッチしたときは、その位置を始点として
、補助メモリ８中の文書データがコピーされ、結局、移
動処理が行われたこととなる。

このように、編集ブロックの対角位置の２点（始点と終
点）を正確にタッチする必要はなく、楕円等を大まかに
描くだけで、自動的に、その楕円を内接するブロックが
編集ブロックとして算出されるので、ａｉｌ集ブロブロ
ック定が容易になる。

なお、この発明は、上述の実施例に限定されることなく
、例えば、編集内容としては、文書複写、文書消去１文
書印刷等を行うことも可能である。

［発明の効果］この発明によれば、表示される文書データの文書範囲を
、透明タッチパネル上で大まかに囲むだけで、囲まれた
領域を内包する文書範囲が決まり、その文書範囲が編集
すべき編集ブロックとして取扱われるので、透明タッチ
パネルによるによる編集ブロックの指定が容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の機能ブロック図、第２図は一実施例
の構成図、第３図は透明タッチパネル上　　　゛に形成
されたタッチスイッチ群の配列状態を示す図、第４図は
編集動作を示すフローチャート、第５図は第４図の動作
を説明するための図である。２・・・・・・ＣＰＵ、３・・・・・・文書メモリ、４
・・・・・・表示部、４Ａ・・・・・・透明タッチパネ
ル、４Ｂ・・・・・・液晶デイスプレィ部、７・・・・
・・タッチ座標検出部、８・・・・・・補助メモリ、９
・・・・・・文書アドレスバッファ。Ｘ−４２３４５

Claims

【特許請求の範囲】

（１）文書データを記憶する記憶手段と、この記憶手段
に記憶された文書データを表示する表示手段と、この表
示手段の表示画面上に配設されてなる透明タッチパネル
と、この透明タッチパネルに対するタッチ位置を検出す
る検出手段とを有する文書編集装置において、前記検出手段にて検出された複数のタッチ位置の全てを
内包する透明タッチパネルの領域を算出する算出手段と
、この算出手段にて算出された透明タッチパネルの領域に
表示される前記記憶手段中の文書データの範囲に対し、
所定の編集処理を実行する編集処理手段と、を備えたことを特徴とする文書編集装置。
（２）前記編集処理手段は、前記所定の編集処理として
、文書移動処理を実行することを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の文書編集装置。