JPH01139863A - ドライクリーニング用洗浄剤組成物 - Google Patents

ドライクリーニング用洗浄剤組成物

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JPH01139863A
JPH01139863A JP29546887A JP29546887A JPH01139863A JP H01139863 A JPH01139863 A JP H01139863A JP 29546887 A JP29546887 A JP 29546887A JP 29546887 A JP29546887 A JP 29546887A JP H01139863 A JPH01139863 A JP H01139863A
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JP
Japan
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composition
dry cleaning
cleaning
detergent composition
acid
Prior art date
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JP29546887A
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English (en)
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Tsutomu Nehashi
根橋 勉
Kazuo Iguchi
井口 和男
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、防錆性に優れたドライクリーニング用洗浄剤
組成物に関する。
〔従来の技術〕
テトラクロルエチレン、トリクロルエチレン、トリクロ
ルエタン、トリクロルトリフルオロエタンなどのハロゲ
ン化炭化水素、或いはパラフィン、ナフテン、芳香族炭
化水素などからなる石油系溶剤を用いるドライクリーニ
ングにおいては、水溶性汚れ及び固体汚れ除去のために
種々の活性剤が用いられている。ドライクリーニング用
洗浄剤組成物は一般に界面活性剤(使用上の便宜から配
合組成物の5乃至80重量%−以下%と記す一配合され
ている)、ドライクリーニング溶剤、粘度低下剤、及び
防錆剤等が配合された液状洗浄剤組成物であって、使用
に際しては、この液状洗浄剤組成物をドライクリーニン
グ溶剤に対して0.1乃至5%の割合に希釈して使用し
ている。
ドライクリーニング用洗浄剤に要求される性能は、洗浄
力、再汚染防止能、抱水能、帯電防止性、柔軟性などで
あり、これらの性能を満たすため種々の界面活性系が提
案されている。又、アルキルリン酸エステル塩を配合し
、これらの性能について検討した先行技術としては次に
挙げるものが知られている。例えばアルキルリン酸エス
テル塩とノニオン界面活性剤の併用により、カチオン界
面活性剤を使用することなく、帯電防止性、柔軟性を付
与せんとするもの(特開昭54−13’07号公報)、
カチオン界面活性剤、カチオン性共重合体及びアルキル
リン酸エステル塩のうち2種以上の化合物を併用するこ
とにより、洗浄力、再汚染防止性を向上させ、併せて帯
電防止性、柔軟性を付与せんとするもの(特開昭55−
31862号公報)、アミドアミン型両性界面活性剤、
アルキルリン酸エステル塩、ジアルキルスルホサクシネ
ート及び非イオン界面活性剤を併用し、親木性汚垢を効
果的に除去し併せて帯電防止性、柔軟性を付与せんとす
るもの(特開昭56−72093号公報)、ノニオン界
面活性剤、スルホン化型又は硫酸化型アニオン界面活性
剤及びリン酸エステル型界面活性剤を併用することによ
り、抱水力を増大すると共にクリーニング装置の金属侵
食を抑制せんとするもの(特公昭44−69740公報
)、高級脂肪酸のアルカノールアミドとアルキルリン酸
エステルを併用したドライクリーニング溶剤用防錆剤(
特公昭61−25760号公報)等である。
このように、アルキルリン酸エステルはドライクリーニ
ング洗浄剤において、基本性能を付与するための基剤と
して、或いは防錆剤として使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
近年、ドライクリーニング洗浄工程の短縮、合理化の要
望から、衣料の洗浄と同時に柔軟処理、帯電防止加工の
仕上げ加工処理工程を同時に一つの洗浄剤で実施する洗
浄方法が広まっており、係る仕上げ加工処理剤として陽
イオン活性剤が広く使用されている。
しかしながら、カチオン界面活性剤は金属腐蝕作用が強
く、特に塩素系溶剤を用いるドライクリーニングにおい
てドライクリーニング装置の寿命を縮めるという問題が
あった。これを解決するために種々の防錆剤が検討され
ているが、前述した特公昭44−6974号公報、特公
昭61−257−60号公報に記載された技術をもって
しても防錆効果は十分でない。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる状況のもとに、本発明者らは、カチオン界面活性
剤を主洗浄基剤とするドライクリーニング洗浄剤の基本
性能を損なうことなく、防錆性を向上すべく鋭意研究の
結果、高級脂肪酸とアルキルリン酸エステルを配合し、
特定のpH範囲を有する組成物が前述の問題点を解決で
きることを見出し、本発明を完成した。
即ち本発明は、カチオン界面活性剤を主洗浄基剤とする
ドライクリーニング用洗浄剤組成物において、高級脂肪
酸を1〜lO重量%、及び下記一般式(1)で表される
アルキルリン酸エステルを0.5〜6重量%含有し、か
つ組成物のpHが6〜8であることを特徴とするドライ
クリーニング用洗浄剤組成物を提供するものである。
〔式中、Rは炭素数8〜20のアルキル基、nは1〜6
、R′は−DH又はRO−(C)I2Cl120)。−
を表す〕本発明で用いるカチオン界面活性剤は限定され
るものでないが、下記一般式(2)で表される、対イオ
ンがパラトルエンスルホン酸又はグリコール酸のアニオ
ン基であるものが、溶剤蒸溜に伴う加熱時に異臭が発生
せず、帯電防止効果に優れているので好ましい。
Rつ R1 (式中、R1は炭素数8〜22のアルキル基、R2は炭
素数1〜22のアルキル基、ヒドロキシエチル又はヒド
ロキシプロピル基、R3+ R4は炭素数1〜3のアル
キル基、ヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピル基で
あって、R3+ [+、のうち少なくとも1つはヒドロ
キシエチル又はヒドロキシプロピル基である。又、Yは
エチレン又はプロピレン基、mは0若しくは1の数を示
し、更にに はパラトルエンスルホン酸又はクリコール
酸のアニオン基を表す。) 具体的には、ステアリルジメチルヒドロキシエチルアン
モニウム、ステアロイルアミノエチルジメチルヒドロキ
シエチルアンモニウム、ジラウリルジヒドロキシエチル
アンモニウムなどのパラトルエンスルホネート、グリコ
レートが挙げられる。カチオン界面活性剤は組成物中に
一般に5〜25%配合される。
本発明で使用される高級脂肪酸としては、炭素数10〜
22の直鎮又は分岐鎖の飽和又は不飽和脂肪酸が好まし
く、具体例としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、バル
ミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、イ
ソステアリン酸などが挙げられる。
高級脂肪酸は組成物中に1〜10%、好ましくは3〜8
%配合される。
本発明で使用するアルキルリン酸エステルは、前述した
一般式(1)で表されるエチレンオキサイド付加型のも
のである。Rは好ましくはC1゜〜自、であり、また直
鎮よりも分岐鎖の方か好ましい。また、モノアルキルリ
ン酸エステル、ジアルキルリン酸エステル単独よりは、
モノ及びジの約171モル比の混合物であるセスキリン
酸エステルにおいて特に優れた防錆相乗効果が見られる
アルキルリン酸エステルは組成物中に0.5〜6%、好
ましくは1〜5%配合される。
本発明の組成物には、更にポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエー
テル及び高級脂肪酸アルカノールアミド又はそのエチレ
ンオキサイド付加物からなる群より選ばれるノニオン界
面活性剤を1〜7%配合すれば防錆性を損なうことなく
、洗浄力、再汚染防止効果をより高めることができる。
本発明のドライクリーニング用洗浄剤組成物には上記の
必須成分の他にバランス剤として、テトラクロルエチレ
ン、トリクロルエチレン、トリクロルエタン、トリフル
オロトリクロルエタン、パラフィン(沸点120乃至2
20℃)、ナフテン及び/又は芳香族炭化水素を含有す
るいわゆる石油溶剤などのドライクリーニング用溶剤が
使用される。
また、ドライクリーニング用洗浄機械が洗浄剤組成物の
自動計量投入装置を持つものは、洗浄剤組成物が低粘度
で保存安定性の良いものであることが要求される為に、
ドライクリーニング用溶剤の他にメタノール、エタノー
ル、イソプロパツール、ブタノールのような低級アルコ
ール、ブチルセロソルブのような多価アルコールエーテ
ル類、及び水等を適量配合するのが望ましい。
本発明の組成物のpHは6.0〜8.0の範囲に調整さ
れる。この範囲外では良好な防錆力は得られない。pH
,Jl整はアルカノールアミンで行うことが溶解性、保
存安定性の面で望ましい。
〔発明の効果〕
本発明の組成物によりカチオン界面活性剤を主洗浄基剤
とするドライクリーニングにおいて、洗浄性能、再汚染
防止効果を損なうことなく、装置の腐蝕を防止すること
ができる。
〔実 施 例〕
以下、実施例をあげ本発明の詳細な説明するが、本発明
はこれら実施例に制約されるものではない。
実施例1 第1表に示す組成物を調整し、下記に示す方法で防錆力
の評価をした。
防錆試験法 100−の耐圧ガラスビンに塩素系ドライクリーニング
用溶剤130g、 ドライクリーニング用洗浄剤組成物
10g1水10gを入れ、良く撹拌した後、表面を研磨
した金属片の一つをガラスビン中のテスト液の液相に浸
漬し、金属片の他の一つをビン中の気相にステンレス製
針金で吊るして密封した後、該ガラスビンを100℃の
恒温水槽に浸漬し、48時間後両金属片を取り出し、亜
鉛は15%の酢酸水でガーゼ拭取方法で錆を除き、鉄は
5%希硫酸で同様に錆取りを行い、乾燥後重量測定を行
い、予め測定してあったテスト前の重量から腐食減量を
求め、防錆効果の判定を下記の基準で行った。
錆発生量: 〜20mg以内    ○ (合格) 21〜30mg      △ (合格)31mg以上
     × (不合格)金属片;サイズ 20 X3
0 X2mm亜鉛(Zn)  JIS H−4321鉄
(Fe) JIS G−3141 実施例2 実施例1の実験Nα1.3.4.7.12の組成物につ
いて、洗浄力、再汚染防止力を評価し、その結果を第2
表に示した。
性能試験方法 (1)洗浄試験法 ドライクリーニング用洗浄剤組成物0.5容量%を含有
するパークロルエチレン100mj!に汚染布と再汚染
評価用白布くウール、綿)を入れ、スフラボメーター(
東洋精機製)にて25℃、10分間洗浄を行う。
(2)人工汚染布の油組成及び洗浄力、再汚染防止力の
評価 〈人工汚染布の油組成〉 綿実油       60% コレステロール        10%オレイン酸  
         10%パルミチン酸       
  10%液体及び固体パラフィン    10%洗浄
力、再汚染防止力の評価は、汚染(インジケーターとし
てカーボンブラックを常法により混入)前の原布及び洗
浄後の汚染布の反射率を自記色彩計(島津製作所製)に
て測定(550μm)L、次式によって洗浄率(%)及
び再汚染率(%)を求めた。
R(o)=原布の反射率 R(s)=洗浄前の反射率 R(w)=洗浄後の反射率 第   2   表 本は比較例

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カチオン界面活性剤を主洗浄基剤とするドライクリ
    ーニング用洗浄剤組成物において、高級脂肪酸を1〜1
    0重量%、及び下記一般式(1)で表されるアルキルリ
    ン酸エステルを0.5〜6重量%含有し、かつ組成物の
    pHが6〜8であることを特徴とするドライクリーニン
    グ用洗浄剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、Rは炭素数8〜20のアルキル基、nは1〜6
    、R′は−OH又はRO−(CH_2CH_2O)_n
    −を表す〕 2 アルキルリン酸エステルがセスキアルキルリン酸エ
    ステルである特許請求の範囲第1項記載のドライクリー
    ニング用洗浄剤組成物。 3 組成物のpHがアルカノールアミンで調整されたも
    のである特許請求の範囲第1項記載のドライクリーニン
    グ用洗浄剤組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10503235A (ja) * 1994-07-21 1998-03-24 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 希釈時に粘度増加しうる濃縮洗浄剤組成物
US10883071B2 (en) * 2015-05-29 2021-01-05 Zynon Technologies, Llc Cleaning solvent compositions and their use
US11713434B2 (en) 2020-08-18 2023-08-01 Zynon Technologies, Llc Cleaning solvent compositions exhibiting azeotrope-like behavior and their use

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