JPS5910759B2 - ドライクリ−ニング用洗浄剤組成物 - Google Patents
ドライクリ−ニング用洗浄剤組成物Info
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- JPS5910759B2 JPS5910759B2 JP12802380A JP12802380A JPS5910759B2 JP S5910759 B2 JPS5910759 B2 JP S5910759B2 JP 12802380 A JP12802380 A JP 12802380A JP 12802380 A JP12802380 A JP 12802380A JP S5910759 B2 JPS5910759 B2 JP S5910759B2
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- JP
- Japan
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- carbon atoms
- surfactant
- dry cleaning
- detergent composition
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は洗浄とともに仕上効果を付与することができる
ドライクリーニング用洗浄剤組成物に関するものである
。
ドライクリーニング用洗浄剤組成物に関するものである
。
さらに詳しくは抱水能が大きく、すぐれた洗浄力、再汚
染防止力を示すとともに被洗布にすぐれた柔軟、帯電防
止効果を付与することができるドライクリーニング用洗
浄剤組成物に関するものである。近年ドライクリーニン
グ洗浄工程の短縮化、合理化のために洗浄と同時に柔軟
処理、帯電防止処理を付与することができる洗浄方法が
望まれているために、これまでアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸
エステル塩等のアニオン界面活性剤とポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、脂肪酸アルキロールアミド等のノ
ニオン界面活性剤を併用したり(特開昭54−1307
)、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤やカル
ボキシベタイン等の両性界面活性剤を単独で用いたり、
さらにはカチオン界面活性剤にノニオン界面活性剤、両
性界面活性剤またはアニオン界面活性剤を組合わせた洗
浄剤組成物(特開昭52−94306、特開昭54−1
08812、特開昭54−139907、特開昭55−
31862)などが用いられてきている。
染防止力を示すとともに被洗布にすぐれた柔軟、帯電防
止効果を付与することができるドライクリーニング用洗
浄剤組成物に関するものである。近年ドライクリーニン
グ洗浄工程の短縮化、合理化のために洗浄と同時に柔軟
処理、帯電防止処理を付与することができる洗浄方法が
望まれているために、これまでアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルリン酸
エステル塩等のアニオン界面活性剤とポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、脂肪酸アルキロールアミド等のノ
ニオン界面活性剤を併用したり(特開昭54−1307
)、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤やカル
ボキシベタイン等の両性界面活性剤を単独で用いたり、
さらにはカチオン界面活性剤にノニオン界面活性剤、両
性界面活性剤またはアニオン界面活性剤を組合わせた洗
浄剤組成物(特開昭52−94306、特開昭54−1
08812、特開昭54−139907、特開昭55−
31862)などが用いられてきている。
しかしアニオン界面活性剤とノニオン界面活性剤とを併
用したものは、抱水能(水溶性汚垢に対する洗浄力の指
標の1つであり、値力伏きい程水溶性汚垢に対する洗浄
力が大きい。
用したものは、抱水能(水溶性汚垢に対する洗浄力の指
標の1つであり、値力伏きい程水溶性汚垢に対する洗浄
力が大きい。
)が大きくすぐれた洗浄力を示すが柔軟、帯電防止効果
は十分でない。またカチオン界面活性剤や両性界面活性
剤を単独で用いた場合には、すぐれた柔軟、帯電防止効
果を発揮するものの抱水能、洗浄力とも十分でないため
に、しばしば衣料の縮み、色なき等のトラブルが発生し
ている。これを解決するために第4級アンモニウム塩型
カチオン界面活性剤と脂肪酸ジエタノールアミド等のノ
ニオン界面活性剤や両性界面活性剤を併用しても抱水能
はいまだ十分ではなく、他の性能も良くバランスしてい
るとはいえない。またカチオン界面活性剤とアニオン界
面活性剤を併用したものは、抱水能が向上しないのみな
らず均一安定な液状のものが得られていないのが現状で
ある。そこで仕上効果のすぐれたカチオン界面活性剤を
。含有し、かつ抱水能が大きく、すぐれた洗浄力を有す
るドライクリーニング用洗浄剤の開発が望まれている。
本発明者らは前記目的を十分達成しえるドライクリーニ
ング用洗浄剤組成物を開発すべく鋭意研究した結果、特
定の第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤(4)
、ジアルキルスルホコハク酸エステル若しくはその塩(
B)、ノニオン界面活性剤C)及びドライクリーニング
用溶剤CD)を含有し、かつ成分(4)(8)(C)を
特定の範囲内で配合することにより、従来品よりも大き
な抱水能を有し、洗浄力、再汚染防止力、柔軟効果、帯
電防止効果のいずれについてもすぐれた効果を発揮する
こと及び液安定性も良好であることを見出し本発明をな
すに至つた。
は十分でない。またカチオン界面活性剤や両性界面活性
剤を単独で用いた場合には、すぐれた柔軟、帯電防止効
果を発揮するものの抱水能、洗浄力とも十分でないため
に、しばしば衣料の縮み、色なき等のトラブルが発生し
ている。これを解決するために第4級アンモニウム塩型
カチオン界面活性剤と脂肪酸ジエタノールアミド等のノ
ニオン界面活性剤や両性界面活性剤を併用しても抱水能
はいまだ十分ではなく、他の性能も良くバランスしてい
るとはいえない。またカチオン界面活性剤とアニオン界
面活性剤を併用したものは、抱水能が向上しないのみな
らず均一安定な液状のものが得られていないのが現状で
ある。そこで仕上効果のすぐれたカチオン界面活性剤を
。含有し、かつ抱水能が大きく、すぐれた洗浄力を有す
るドライクリーニング用洗浄剤の開発が望まれている。
本発明者らは前記目的を十分達成しえるドライクリーニ
ング用洗浄剤組成物を開発すべく鋭意研究した結果、特
定の第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤(4)
、ジアルキルスルホコハク酸エステル若しくはその塩(
B)、ノニオン界面活性剤C)及びドライクリーニング
用溶剤CD)を含有し、かつ成分(4)(8)(C)を
特定の範囲内で配合することにより、従来品よりも大き
な抱水能を有し、洗浄力、再汚染防止力、柔軟効果、帯
電防止効果のいずれについてもすぐれた効果を発揮する
こと及び液安定性も良好であることを見出し本発明をな
すに至つた。
すなわち本発明は、下記一般式(1)で表わされる第4
級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤囚、下記一般式
1)で表わされるジアルキルスルホコハク酸エステル若
しくはその塩(B)、ノニオン性界面活性剤(C)及び
ドライクリーニング用溶剤Q))を含有し、かつ界面活
性剤(A)(3)(C)の総和に対して、界面活性剤(
4)が15〜50重量%、界面活性剤(B)が3〜20
重量%、界面活性剤C)が30〜80重量%の範囲内に
あることを特徴とするドライクリーニング用洗浄剤組成
物である。(ここでR1は炭素数10〜22のアルキル
基若しくはアルケニル基、R2は炭素数1〜3のアルキ
ル基、R3は一(CH2CHO)NHを表わすがこの場
合R5は水素またはメチル基であり、nは1〜10の整
数を表わし、R4はR2またはR3と同一の置換基であ
る。
級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤囚、下記一般式
1)で表わされるジアルキルスルホコハク酸エステル若
しくはその塩(B)、ノニオン性界面活性剤(C)及び
ドライクリーニング用溶剤Q))を含有し、かつ界面活
性剤(A)(3)(C)の総和に対して、界面活性剤(
4)が15〜50重量%、界面活性剤(B)が3〜20
重量%、界面活性剤C)が30〜80重量%の範囲内に
あることを特徴とするドライクリーニング用洗浄剤組成
物である。(ここでR1は炭素数10〜22のアルキル
基若しくはアルケニル基、R2は炭素数1〜3のアルキ
ル基、R3は一(CH2CHO)NHを表わすがこの場
合R5は水素またはメチル基であり、nは1〜10の整
数を表わし、R4はR2またはR3と同一の置換基であ
る。
またXはハロゲン原子または炭素数1〜3のアルキルサ
ルフエートを表わす。)(ここでR6,R7はいずれも
炭素数6〜18のアルキル基またはアルケニル基、Mは
水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルカノール
アミンのいずれかを表わす。)本発明において成分(A
)は前記一般式(1)で表わされる第4級アンモニウム
塩型界面活性剤であり、本発明の目的を達成するために
はR1〜R4が特定のものであることが重要である。
ルフエートを表わす。)(ここでR6,R7はいずれも
炭素数6〜18のアルキル基またはアルケニル基、Mは
水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルカノール
アミンのいずれかを表わす。)本発明において成分(A
)は前記一般式(1)で表わされる第4級アンモニウム
塩型界面活性剤であり、本発明の目的を達成するために
はR1〜R4が特定のものであることが重要である。
すなわち、R1の炭素数が10未満では繊維吸着量が低
下し、柔軟効果、帯電防止効果が悪くなり、22を越え
ると親油性が強くなるため洗浄力、再汚染防止力が低下
するからである。またR3,R4におけるアルキレンオ
キサイドの合計が1未満では表面張力が低下するために
洗浄力が低下し、20を越えると親水性または親油性が
強くなるために再汚染防止力が低下するからである。R
1の好ましい炭素数は12〜18であり、R3,R4と
して好ましいものは両者に対するエチレンオキサイドの
合計付加モル数が2〜10である。成分(4)として好
ましいものを例示すると次の通りである。ステアリルエ
チルジヒドロキシエチルアンモニウムエチルサルフエー
ト、ステアリルエチルジヒドロキシエチルアンモニウム
クロライド、ステアリルメチルジヒドロキシエチルアン
モニウムメチルサルフエート、ステアリルメチルジヒド
ロキシエチルアンモニウムクロライド、ラウリルメチル
ジヒドロキシエチルアンモニウムクロライド、ラウリル
エチルジヒドロキシエチルアンモニウムエチルサルフエ
ート、ラウリルエチルジヒドロキシエチルアンモニウム
クロライド、ラウリルメチルジヒドロキシエチルアンモ
ニウムメチルサルフエート、ステアリルジメチルヒドロ
キシエチルアンモニウムメチルサルフエート、ステアリ
ルジヒドロキシプロピルメチルアンモニウムメチルサル
フエート、ベヘニルジメチルヒドロキシエチルアンモニ
ウムクロライド等であるがこれらは限定を意味するもの
ではない本発明の成分(B)は前記一般式()で表わさ
れるジアルキルスルホコハク酸エステル若しくはその塩
である。
下し、柔軟効果、帯電防止効果が悪くなり、22を越え
ると親油性が強くなるため洗浄力、再汚染防止力が低下
するからである。またR3,R4におけるアルキレンオ
キサイドの合計が1未満では表面張力が低下するために
洗浄力が低下し、20を越えると親水性または親油性が
強くなるために再汚染防止力が低下するからである。R
1の好ましい炭素数は12〜18であり、R3,R4と
して好ましいものは両者に対するエチレンオキサイドの
合計付加モル数が2〜10である。成分(4)として好
ましいものを例示すると次の通りである。ステアリルエ
チルジヒドロキシエチルアンモニウムエチルサルフエー
ト、ステアリルエチルジヒドロキシエチルアンモニウム
クロライド、ステアリルメチルジヒドロキシエチルアン
モニウムメチルサルフエート、ステアリルメチルジヒド
ロキシエチルアンモニウムクロライド、ラウリルメチル
ジヒドロキシエチルアンモニウムクロライド、ラウリル
エチルジヒドロキシエチルアンモニウムエチルサルフエ
ート、ラウリルエチルジヒドロキシエチルアンモニウム
クロライド、ラウリルメチルジヒドロキシエチルアンモ
ニウムメチルサルフエート、ステアリルジメチルヒドロ
キシエチルアンモニウムメチルサルフエート、ステアリ
ルジヒドロキシプロピルメチルアンモニウムメチルサル
フエート、ベヘニルジメチルヒドロキシエチルアンモニ
ウムクロライド等であるがこれらは限定を意味するもの
ではない本発明の成分(B)は前記一般式()で表わさ
れるジアルキルスルホコハク酸エステル若しくはその塩
である。
式中R6,R7の炭素数は、それぞれ7〜13の範囲の
ものが好ましく、またMはナトリウム、ジエタノールア
ミンが好ましい。成分(8)の好ましいものとしては、
ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ジオクチルスル
ホコハク酸ジエタノールアミン塩、ジデシルスルホコハ
ク酸ナトリウム、ジデシルスルホコハク酸ジエタノール
アミン塩、ジドデシルスルホコハク酸ナトリウム等であ
る。本発明の成分(C)はノニオン界面活性剤であり、
通常洗浄剤に用いられているものが該当するが特に一般
式()で表わされるノニオン界面活性剤が好ましい。
ものが好ましく、またMはナトリウム、ジエタノールア
ミンが好ましい。成分(8)の好ましいものとしては、
ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ジオクチルスル
ホコハク酸ジエタノールアミン塩、ジデシルスルホコハ
ク酸ナトリウム、ジデシルスルホコハク酸ジエタノール
アミン塩、ジドデシルスルホコハク酸ナトリウム等であ
る。本発明の成分(C)はノニオン界面活性剤であり、
通常洗浄剤に用いられているものが該当するが特に一般
式()で表わされるノニオン界面活性剤が好ましい。
R8O(C2H4O)MH・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・II)(ここでR8は炭素数6〜18
のアルキル基、アルケニル基または炭素数6〜18のア
ルキル基、アルケニル基を有するアルキル(アルケニル
)フニニル基を表わし、mは3〜9の整数を表わす。
・・・・・・・・II)(ここでR8は炭素数6〜18
のアルキル基、アルケニル基または炭素数6〜18のア
ルキル基、アルケニル基を有するアルキル(アルケニル
)フニニル基を表わし、mは3〜9の整数を表わす。
)すなわち本化合物を用いた場合には、式()における
R8の炭素数が6未満または18を越えるものを用いた
場合に比べ親油性汚垢に対する洗浄力及び抱水能の点で
すぐれた効果を発揮し、またエチレンオキサイドの付加
モル数が3〜9の範囲にあるものはこの範囲外のものに
比べてすぐれた洗浄力を示す。式(11)で表わされる
ノニオン界面活性剤としてはポリオキシエチレン(5モ
ル)ノニルフエニルエーテル、ポリオキシエチレン(5
モル)オクチルフエニルエーテル、ポリオキシエチレン
(5モノ(ハ)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
(5モル)ノニルエーテル、ポリオキシエチレン(7モ
ノ(ハ)ノニルフエニルエーテル、ポリオキシエチレン
(7モル)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(5
モル)ジノニルフエニルエーテル、ポリオキシエチレン
(5モル)オレイルエーテル等であり、これらは単独で
も複数種混合しても用いることができる。また成分(C
)として炭素数10〜18の脂肪酸のアルカノールアミ
ドのエチレンオキシド(1〜7モノ(ハ)付加物も好ま
しいものであり、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリ
スチン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノー
ルアミド、ラウリン酸モノエタノールアミドのポリオキ
シエチレン(P=5)付加物などが例示される。
R8の炭素数が6未満または18を越えるものを用いた
場合に比べ親油性汚垢に対する洗浄力及び抱水能の点で
すぐれた効果を発揮し、またエチレンオキサイドの付加
モル数が3〜9の範囲にあるものはこの範囲外のものに
比べてすぐれた洗浄力を示す。式(11)で表わされる
ノニオン界面活性剤としてはポリオキシエチレン(5モ
ル)ノニルフエニルエーテル、ポリオキシエチレン(5
モル)オクチルフエニルエーテル、ポリオキシエチレン
(5モノ(ハ)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
(5モル)ノニルエーテル、ポリオキシエチレン(7モ
ノ(ハ)ノニルフエニルエーテル、ポリオキシエチレン
(7モル)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(5
モル)ジノニルフエニルエーテル、ポリオキシエチレン
(5モル)オレイルエーテル等であり、これらは単独で
も複数種混合しても用いることができる。また成分(C
)として炭素数10〜18の脂肪酸のアルカノールアミ
ドのエチレンオキシド(1〜7モノ(ハ)付加物も好ま
しいものであり、ラウリン酸ジエタノールアミド、ミリ
スチン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノー
ルアミド、ラウリン酸モノエタノールアミドのポリオキ
シエチレン(P=5)付加物などが例示される。
成分a))はドライクリーニング用溶剤であり、石油系
溶剤としてナフテン、パラフイン含量の多い溶剤、合成
系溶剤としてテトラクロルエチレン、トリクロルエチレ
ン、トリクロルエタン、トリクロロトリフルオロエタン
等の溶剤が例示される。
溶剤としてナフテン、パラフイン含量の多い溶剤、合成
系溶剤としてテトラクロルエチレン、トリクロルエチレ
ン、トリクロルエタン、トリクロロトリフルオロエタン
等の溶剤が例示される。
成分(C)は輸送や取り扱いやすさの点からドライクリ
ーニング組成中5〜80重量?を占めるのが好ましい。
本発明のドライクリーニング用洗浄剤組成物は上記の成
分(A)(B)(C)(D)を必須成分として含有する
ことに加えて、さらに成分(A)(B)(C)を特定量
含有することが必要である。
ーニング組成中5〜80重量?を占めるのが好ましい。
本発明のドライクリーニング用洗浄剤組成物は上記の成
分(A)(B)(C)(D)を必須成分として含有する
ことに加えて、さらに成分(A)(B)(C)を特定量
含有することが必要である。
すなわち成分(A)(B)(C)の総和に対して、成分
八)が15〜50重量?、成分(B)が3〜20重量?
、成分(C)が30〜80重量%の範囲内にあることで
ある。成分(A),(B),(C)単独では本発明の目
的を達成することができないことはいうまでもなく、成
分(4)と(B)、成分八)と(C)、成分Bと(C)
を組合せても抱水能、洗浄力、柔軟性、帯電防止性、再
汚染防止能のすべてについてすぐれた性能を有するもの
は得られないが、上記したように成分(A)(B)(C
)を極めて限定された範囲内とすることによりはじめて
本発明の所期の目的を達することができるのである。本
発明においては、更に通常のドライクリーニング用洗浄
剤に配合される成分をその目的に応じて配合することが
できる。
八)が15〜50重量?、成分(B)が3〜20重量?
、成分(C)が30〜80重量%の範囲内にあることで
ある。成分(A),(B),(C)単独では本発明の目
的を達成することができないことはいうまでもなく、成
分(4)と(B)、成分八)と(C)、成分Bと(C)
を組合せても抱水能、洗浄力、柔軟性、帯電防止性、再
汚染防止能のすべてについてすぐれた性能を有するもの
は得られないが、上記したように成分(A)(B)(C
)を極めて限定された範囲内とすることによりはじめて
本発明の所期の目的を達することができるのである。本
発明においては、更に通常のドライクリーニング用洗浄
剤に配合される成分をその目的に応じて配合することが
できる。
すなわちメタノール、エタノール等の低級アルコール、
グリセリン、工チレングリコール、プロピレングリコー
ル、尿素等の可溶化剤、ベンゾトリアゾールの如き金属
腐食防止剤、ビフエニル系またはクマリン系の螢光剤や
香料を添加することができるが、石油系溶剤を用いる場
合には高温低温安定性の点からグリセリンを添加するの
が好ましい。本発明の洗浄剤を適用する対象繊維は天然
の動植物繊維に限らず、各種の合成繊維並びにこれらの
混紡品、パルプ繊維などを包含する。
グリセリン、工チレングリコール、プロピレングリコー
ル、尿素等の可溶化剤、ベンゾトリアゾールの如き金属
腐食防止剤、ビフエニル系またはクマリン系の螢光剤や
香料を添加することができるが、石油系溶剤を用いる場
合には高温低温安定性の点からグリセリンを添加するの
が好ましい。本発明の洗浄剤を適用する対象繊維は天然
の動植物繊維に限らず、各種の合成繊維並びにこれらの
混紡品、パルプ繊維などを包含する。
また本発明のドライクリーニング用洗浄剤は使用に際し
て任意の濃度に希釈されるが界面活性剤の濃度が0.3
〜1.0重量?の範囲内で用いられるのが好ましい。
て任意の濃度に希釈されるが界面活性剤の濃度が0.3
〜1.0重量?の範囲内で用いられるのが好ましい。
本発明のドライクリーニング用洗浄剤は従来のカチオン
界面活性剤を含有した洗浄剤に比べ、大きな抱水能を有
するために親水性汚垢に対する洗浄力がすぐれ、かつ油
性汚垢に対してもすぐれた洗浄力を有し、洗浄と同時に
仕上処理を施すことが可能なすぐれた洗浄剤である。
界面活性剤を含有した洗浄剤に比べ、大きな抱水能を有
するために親水性汚垢に対する洗浄力がすぐれ、かつ油
性汚垢に対してもすぐれた洗浄力を有し、洗浄と同時に
仕上処理を施すことが可能なすぐれた洗浄剤である。
次に実施例により本発明を詳細に説明する。
実施例 1界面活性剤60重量%、石油系溶剤(ミネラ
ルターペン)40重量eからなる組成物を調整し、この
組成物の性能(洗浄力、再汚染防止能、抱水能、柔軟性
、帯電防止能)を測定した。
ルターペン)40重量eからなる組成物を調整し、この
組成物の性能(洗浄力、再汚染防止能、抱水能、柔軟性
、帯電防止能)を測定した。
使用した界面活性剤の種類、量(全界面活性剤中の重量
%として表示。以下同じ)及び性能を表−1に示したが
本発明品は比較例に比べてすぐれていることが良くわか
る。また本発明品は液安定性も良好であつた。なお、性
能は次の方法により測定した。
%として表示。以下同じ)及び性能を表−1に示したが
本発明品は比較例に比べてすぐれていることが良くわか
る。また本発明品は液安定性も良好であつた。なお、性
能は次の方法により測定した。
(1)洗浄力
洗浄剤を石油系溶剤にて1.0%濃度となるように調整
した後Scrub−0−Meter洗浄機を用い、油化
学協会法カーボン汚垢を付着したウールの汚染布(5×
5C1!L)を入れて25℃、25分間の条件で洗浄し
、ELREPHO光電反射計により洗浄前後の反射率か
ら求める。
した後Scrub−0−Meter洗浄機を用い、油化
学協会法カーボン汚垢を付着したウールの汚染布(5×
5C1!L)を入れて25℃、25分間の条件で洗浄し
、ELREPHO光電反射計により洗浄前後の反射率か
ら求める。
(2)再汚染防止能
油化協汚垢を付着させたウールモスリン布(油化協汚垢
布)と白いコツトン布とポリエステル布とを同時にSc
rub−0−Meter洗浄機を用いて、洗浄剤1.0
%石油系溶液で25℃、25分間の条件で処理した。
布)と白いコツトン布とポリエステル布とを同時にSc
rub−0−Meter洗浄機を用いて、洗浄剤1.0
%石油系溶液で25℃、25分間の条件で処理した。
次に処理前後の白いコツトン布又はポリエステル布の反
射率を測定し、次式より再汚染防止力を求めた。
射率を測定し、次式より再汚染防止力を求めた。
3)抱水能
100d共栓付シリンダーに洗浄剤8fを石油系溶剤4
0mjに均一に溶解する。
0mjに均一に溶解する。
次に、水を少量ずつビユレツトより添加、よく振盪する
。濁りが生ずる直前の添加水量(Mj)を抱水能とする
。4)帯電防止力 ウール及びポリエステル布(5×10C!!L)を用い
、洗浄剤1%石油系溶液にて、振盪処理を25℃、20
分間行い、絞り率60%0wfまで絞り、タンブラ一乾
燥(70℃、20分)した後、20℃、20%RHで表
面固有抵抗値を測定する。
。濁りが生ずる直前の添加水量(Mj)を抱水能とする
。4)帯電防止力 ウール及びポリエステル布(5×10C!!L)を用い
、洗浄剤1%石油系溶液にて、振盪処理を25℃、20
分間行い、絞り率60%0wfまで絞り、タンブラ一乾
燥(70℃、20分)した後、20℃、20%RHで表
面固有抵抗値を測定する。
109Ω以下は ○
109〜1012Ωは Δ
1012Ω以上は ×
))柔軟性
ウール布(30×30c1n)を用いて洗浄剤1.e石
油系溶液中でドライテスターにて25℃、20分間処理
し、絞り率60%0wfまで絞つて、タンブラ一乾燥(
70℃、20分)した後、放冷し、官能評価する。
油系溶液中でドライテスターにて25℃、20分間処理
し、絞り率60%0wfまで絞つて、タンブラ一乾燥(
70℃、20分)した後、放冷し、官能評価する。
O柔らかくふつくらしている
Δ やや柔らかい
× ごわごわしている
3)総合評価
上記試験結果を総合し、ドライクリーニング用洗浄剤と
しての適正を次の基準で評価した。
しての適正を次の基準で評価した。
◎ 抱水能が大きく、すべての性能がバランスしており
特に良好。Oすべての性能にバランスがとれており良好
。
特に良好。Oすべての性能にバランスがとれており良好
。
Δ 一部の性能に問題がある。× 性能面から使用する
ことがむずかしい。
ことがむずかしい。
実施例 2成分(A)(B)(C)の配合割合の性能に
及ぼす影響を調べるために、成分^)(B)(C)の配
合割合を種々変化させて実施例1と同様の試験を行なつ
た。
及ぼす影響を調べるために、成分^)(B)(C)の配
合割合を種々変化させて実施例1と同様の試験を行なつ
た。
使用した界面活性剤の種類と量及び性能を表−2に示す
が、洗浄力、再汚染防止力がすぐれ、抱水能も大きく、
かつすぐれた柔軟、帯電防止効果を発揮するのは限定さ
れた範囲の配合であることがわかる。実施例 3成分(
4)(8)(C)の種類をかえて実施例1と同様の試験
を行なつた。
が、洗浄力、再汚染防止力がすぐれ、抱水能も大きく、
かつすぐれた柔軟、帯電防止効果を発揮するのは限定さ
れた範囲の配合であることがわかる。実施例 3成分(
4)(8)(C)の種類をかえて実施例1と同様の試験
を行なつた。
結果を表−3に示すが、これらはいずれもすぐれた効果
を有することがわかる。実施例 4パルミチルエチルジ
ヒドロキシエチルアンモニウムエチルサルフエート18
重量%、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム6重量%
、ポリオキシエチレン(5モル)ノニルフエニルエーテ
ル36重量%、グリセリン5重量?、石油系溶剤(ミネ
ラルターペン)35重量?からなるドライクリーニング
用洗浄剤組成物を調整し、この組成物1に対して、水0
.5、ミネラルターベン8.5を添加してブラシ液をつ
くつた。
を有することがわかる。実施例 4パルミチルエチルジ
ヒドロキシエチルアンモニウムエチルサルフエート18
重量%、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム6重量%
、ポリオキシエチレン(5モル)ノニルフエニルエーテ
ル36重量%、グリセリン5重量?、石油系溶剤(ミネ
ラルターペン)35重量?からなるドライクリーニング
用洗浄剤組成物を調整し、この組成物1に対して、水0
.5、ミネラルターベン8.5を添加してブラシ液をつ
くつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式( I )で表わされる第4級アンモニウ
ム塩型カチオン界面活性剤(A)、下記一般式(II)で
表わされるジアルキルスルホコハク酸エステル若しくは
その塩(B)、ノニオン性界面活性剤(C)及びドライ
クリーニング用溶剤(D)を含有し、かつ界面活性剤(
A)(B)(C)の総和に対して、界面活性剤(A)が
15〜50重量%、界面活性剤(B)が3〜20重量%
、界面活性剤(C)が30〜80重量%の範囲内にある
ことを特徴とするドライクリーニング用洗浄剤組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼……………( I )
(ここでR_1は炭素数15〜22のアルキル基若しく
はアルケニル基、R_2は炭素数1〜3のアルキル基、
R_3は−(CH_2CHO)nHを表わすがこの場合
R_5は水素またはメチル基であり、nは1〜10の整
数を表わし、R_4はR_2またはR_3と同一の置換
基である。 またXはハロゲン原子または炭素数1〜3のアルキルサ
ルフェートを表わす。)▲数式、化学式、表等がありま
す▼………………(II)(ここでR_6、R_7はいず
れも炭素数6〜18のアルキル基またはアルケニル基、
Mは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルカノ
ールアミンのいずれかを表わす。 )2 成分(C)が下記一般式(III)で表わされるノ
ニオン界面活性剤である特許請求の範囲第1項記載のド
ライクリーニング用洗浄剤組成物。 R_8O(C_2H_4O)mH…………………(III
)(ここでR_8は炭素数6〜18のアルキル基、アル
ケニル基または炭素数6〜18のアルキル基、アルケニ
ル基を有するアルキル(アルケニル)フェニル基を表わ
し、mは3〜9の整数を表わす。 )3 成分(C)が炭素数10〜18の脂肪酸のアルカ
ノールアミドのエチレンオキシド(1〜7モル)付加物
である特許請求の範囲第1項記載のドライクリーニング
用洗浄剤組成物。4 成分Dが石油系または合成系ドラ
イクリーニング用溶剤であり、洗浄剤組成物中に5〜8
0重量%含有してなる特許請求の範囲第1項記載のドラ
イクリーニング用洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12802380A JPS5910759B2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | ドライクリ−ニング用洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12802380A JPS5910759B2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | ドライクリ−ニング用洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5753600A JPS5753600A (en) | 1982-03-30 |
JPS5910759B2 true JPS5910759B2 (ja) | 1984-03-10 |
Family
ID=14974569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12802380A Expired JPS5910759B2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | ドライクリ−ニング用洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910759B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ZA862286B (en) * | 1985-04-10 | 1987-11-25 | Colgate Palmolive Co | Softening and anti-static nonionic detergent composition |
JPH0684508B2 (ja) * | 1989-01-10 | 1994-10-26 | 日華化学株式会社 | 抗菌衛生ドライクリーニング洗浄剤組成物 |
TW446563B (en) * | 1996-01-16 | 2001-07-21 | Colgate Palmolive Co | Low static conditioning shampoo |
JP5301142B2 (ja) * | 2007-11-16 | 2013-09-25 | 日華化学株式会社 | 帯電防止剤及び帯電防止撥水加工剤、それらを用いた帯電防止加工方法及び帯電防止撥水加工方法、並びに前記方法により処理された繊維製品 |
EP4269680A1 (en) | 2020-12-25 | 2023-11-01 | Kao Corporation | Detergent composition for textiles |
-
1980
- 1980-09-17 JP JP12802380A patent/JPS5910759B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5753600A (en) | 1982-03-30 |
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