JPH01138839A - デーダ端末アダプタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、データ端末を収容可能なディジタル電子交換
機、ディジタル電子ボタン電話システム等に接続するデ
ータ端末アダプタ装置に関する。

（従来の技術） 第３図は、ディジタル電子交換機にデータ端末及びモデ
ムを収容する代表的な構成例である。第３図において、
１はディジタル電子交換機、２と３は交換機のディジタ
ル信号とデータ端末のディジタル信号とを交換する端末
アダプタ装置、４はパーソナルコンピュータ等のデータ
端末（ＤＴＥ）。

５はディジタル信号とアナログ信号を変換するモデム、
６と７は、ＣＣＩＴＴ勧告Ｖ、２４（７）ディジタル信
号線、８はアナログ外線である。ま゛た、９は交換機の
端末と交換機との制御情報を伝達する制御線であり、１
０と１１は本来音声信号を伝達する音声線である。さら
に、１２は実際の交換制御を行なう呼制御手段であり、
１３は呼制御手段１２の指示で、端末相互の音声交換リ
ンクを接続・切断するリンクスイッチ部である。

次に、上記構成例の動作について説明する。第１図にお
いて、データ端末（ＤＴＥ）４からモデム５を使用して
、アナログ外線８を通してデータ通信を行なう場合、デ
ータ端末（ＤＴＥ）４に接続されている端末アダプタ装
置２は、制御線９を通し。

呼制御手段１２にモデム５と接続されている端末アダプ
タ装置３に対する接続をコマンド等で要請する。呼制御
手段１２は端末アダプタ装置３が着信可能な場合、端末
アダプタ装置２と端末アダプタ装置３の接続をリンクス
イッチ部に指示する。これで、データ端末（ＤＴＥ）４
とモデム５間のデータ通信が可能となる。

通常モデムを使用して、データ通信を行なう場合、送信
側端末は、ＣＣＩＴＴ勧告ｖ、２４の回路１０５（以下
ＲＴＳと称す）をＯＮ状態にする。これによりモデムは
、キャリアを発振する。また、受信側端末はモデムが相
手からのキャリアを受けると同じ＜Ｖ、２４の回路１０
９（以下ＤＣＤと称す）をＯＮ状態となり、相手が送信
を開始することを認識する。

このＲＴＳとＤＣＤとは、ディジタル信号線７により、
端末アダプタ装置３が制御及び認識を行なう。

しかしながら、実際にデータ通信を行なうのはデータ端
末（ＤＴＥ）４であるから、何らかの方法で、信号線７
の変化をそのまま信号線６に伝達しなければならない。

従来、これを行なうために、端末アダプタ装置２及び端
末アダプタ装置３は、この変化を制御線９を通して、コ
マンド等で行なっていた。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記従来の端末アダプタ装備では、キャ
リア信号の変化をコマンドに変換して、交換機に送り、
交換機から指示を受けるため、キャリア信号の変化の伝
達に大きな遅延が生じるという問題と、半二重伝送にお
ける送信権の衝突などが生じる可能性が高くなるという
問題とがあった。

本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、キャリア信号の伝達遅延を最少限にできる優れたデー
タ端末アダプタ装置を提供することを目的とするもので
ある。

また、本発明は、半二重伝送における送信権の衝突など
がないデータ端末アダプタ装置を提供することを目的と
するものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記目的を達成するために、ディジタル電子
交換機に接続されたモデムとデータ端末間のキャリア信
号をデータの一部に入れることにより伝送速度を高速化
したものである。

（作　用） したがって１本発明によれば、キャリア信号の変化をほ
とんど遅延なく相手まで伝達することができ、データ端
末は直接モデムと接続されているように動作が可能であ
る。

これにより、半二重伝送における送信権の衝突などが、
最少限にできるという効菓を有する。

（実施例） 第１図は、本発明の一実施例の構成を示すものである。

第１図において、２０はデータ端末アダプタ装置で、２
１はディジタルデータ入力線、２２はディジタルデータ
出力線でありこの２線で電子交換機などと接続されてい
る。また、２３はその送受信手段、２４はモデムまたは
データ端末を想定した端末装置、２５は送信キャリア信
号線、２６は受信キャリア信号線、２７は送信データ線
、２８は受信データ線である。

また、２９はキャリア信号検出手段、３０はキャリア信
号生成手段、３１は送信データ取出手段、３２は受信デ
ータ復元手段、３３は送信データ多重化手段、３４は受
信データ分解手段である。

次に、上記実施例の動作について説明する。上記実施例
において、端末装置２４で送出すべきデータがある場合
、送信キャリア信号線２５がＯＮ状態となり、送信デー
タ線２７から送信データが送出される。送信キャリア信
号線２５がＯＮ状態となったことをキャリア信号検出手
段２９が検出し、送信データ多重化手段３３に通知する
。同様に、送信データ線２７からのデータは、送信デー
タ取出手段３１により、特定の単位毎に、送信データ多
重化手段３３に送られる。

通常、ディジタルデータ入力線２１及び出力線２２は、
音声データの送受信に使用されるため、６４Ｋｂｐｓ程
度の伝送能力を持つ。一方、端末装置２４が送受信する
データの速度は、３００〜９６００ｂｐｓ程度である。

即ち、ディジタルデータ入力線２１及び出力線２２は、
端末装置２４からのデータを伝送するのに十分な容量を
持つ。従って送信データ多重化手段３３では、通常送信
データを送るべきデータ位置をキャリア信号を送るため
、″使用し、残りを実際の送信データに使用する。具体
的には、第２図に示すように１通常１２５ｕＳ毎にフレ
ーム信号４１が送受信号手段２３に与えられ、その時、
８ビツト分のデータの送受信が可能であり、この８ビツ
トに端末装置からのデータを送受信するが、多重化のた
め、先頭の１ビツトをキャリア信号４２用に、残りの７
ビツトをデータ４３用に使用する。多重化されたデータ
は、送受信手段２３によりディジタルデータ出力線２２
から出力される。

受信時は、送信時と全く逆の手順となる。ディジタルデ
ータ入力線２１から入ったデータを送受信手段２３が受
け、受信データ分解手段３４に渡す。受信データ分解手
段は、第２図に示す８ビツトデータをキャリア信号４２
とデータ４３に分け、それぞれ、キャリア信号生成手段
３０と受信データ復元手段３２に送出する。キャリア信
号生成手段３０は、キャリア信号の有無を受信キャリア
信号線２６に送出し、端末装置２４へ通知する。また、
受信データ復元手段３２は、得られたデータを、端末装
置２４が認識できるデータに復元して、受信データ線２
８へ送出する。

このように、上記実施例によれば、送信キャリア信号線
２５の状態は、送信データと多重化されて、相手側に伝
送されるため、非常に速く相手に伝達され、相手側の受
信キャリア信号線２６に反映される。従って、キャリア
Ｂ号のデータに対する遅延及び時間的な遅延が少なくな
り、キャリア制御による半二重通信の送信権衝突問題等
が起こりにくくなるという効果を有する。

（発明の効果） 本発明は、上記実施例より明らかなように、ディジタル
電子交換機の端末として接続されたデータ端末アダプタ
装置内で、データの一部をキャリア信号としたものであ
るから、キャリア信号の伝達速度を高速化できるととも
に、半二重通信の送信権衝突の問題が起こりにくいとい
う効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例における構成図、第２図は
、データ構造図、第３図は、従来のデータ端末アダプタ
装置を含む構成例である。 １　・・・ディジタル電子交換機、２，３　・・・デー
タ端末アダプタ装置、４　・・・データ端末（ＤＴＥ）
、５・・・モデム、６，７・・・ディジタル信号線、８
　・・・アナログ外線、９　・・・制御線、１０．１１
・・・音声線、１２・・・呼制御手段、１３・・・　リ
ンクスイッチ部、２０・・・データ端末アダプタ装置、
２１・・・ディジタルデータ入力線、２２・・・ディジ
タルデータ出力線、２３・・・送受信手段、２４・・・
端末装置、２５・・・送信キャリア信号線、２６・・・
受信キャリア信号線、２７・・・送信データ線、２８・
・・受信データ線、２９・・・キャリア信号検出手段、
３０・・・キャリア信号生成手段、３１′・・・送信デ
ータ取出手段、３２・・・受信データ復元手段、３３・
・・送信データ多重化手段、３４・・・受信データ分解
手段、４１・・・　フレーム信号、４２・・・　キャリ
ア信号、４３・・・データ。 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディジタル電子交換機に接続されたモデムとデータ端末
   間のキャリア信号をデータの一部に入れることにより伝
   送速度を高速化したデータ端末アダプタ装置。