JPH01133784A - 熱転写記録媒体 - Google Patents

熱転写記録媒体

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JPH01133784A
JPH01133784A JP62290645A JP29064587A JPH01133784A JP H01133784 A JPH01133784 A JP H01133784A JP 62290645 A JP62290645 A JP 62290645A JP 29064587 A JP29064587 A JP 29064587A JP H01133784 A JPH01133784 A JP H01133784A
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JP
Japan
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layer
wax
weight
parts
thermal transfer
Prior art date
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JP62290645A
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English (en)
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Yoshitomo Shimura
志村 良知
Masaaki Kobayashi
正明 小林
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
    • B41M5/42Intermediate, backcoat, or covering layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41M5/423Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by non-macromolecular compounds, e.g. waxes
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    • B41M5/44Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は熱転写プリンター用の熱転写記録媒体に関する
ものであり、特に印字後の画像の信頼性が優れた熱転写
記録媒体に関するものである。
[従来技術] 熱転写記録方式による画像は発色型感熱記録方式による
画像に比較すると、色材にカーボンブラックを含む任意
の色調を選択できる為、色調、耐光性、耐熱性に優れた
画像が形成でき、また、非画像部も紙、プラスチックシ
ート等からほぼ任意に選択できる為、耐光性、耐水性、
耐熱性に優れている。この結果屋外や100℃以上の高
温下等にさらしても画像が変褪色しにくく、従ってこの
面では信頼性が高いのであるか、他方画像上を硬質なも
のでこすると画像がとれたり、尾引き(スミア−)が発
生したりする上、一般に薬品に浸されやすく、はとんど
の有機溶剤に多かれ、少なかれ浸されてにじんだり画像
かとれてしまったりする。
この欠点の為に画像がこすれる可能性がある所や有機溶
剤と接触する可能性のある所、すなわち外包装へ添(=
jするラベル、クレジットカード、テレホンカード等の
カード類、機械等の組立ライン用ラベル等には用いられ
ていなかった。
このような欠点を解決しようとする手段として、転写後
インクを架橋させようとするもの(特開昭55−393
79 、特開昭54− ][1i3044、特開昭55
−39378 ) 、被転写物の表面と親和性の良いイ
ンクを用いて人エネルギー印加して一体化させようとす
るもの(特開昭62−179992)等の提案があるが
、これらは大きな印加エネルギーを必要としプリンター
は特殊な仕様となり、現在市場で多く稼動している熱転
写プリンターにはマツチングしない。又、被転写紙を限
定し被転写紙側に染料を熱移行させ染着(特開昭62−
〇0989)、もしくは発色反応(特開昭62−109
690)させて、高信頼性の画像を得ようとする提案も
あるか、このような方法は画像形成用の色材と被転写紙
をほぼ任意に選択できると言う熱転写記録方式の大きな
利点を放棄するもので得策とは諷えない。
「1」  的] 本発明の目的は従来の熱転写記録方式の利点をそのまま
持ち、かつ現在市場にて稼動中の熱転写プリンターをそ
のまま利用して任意の紙、プラスチックシートに印字す
ることが可能で耐コスレ性や耐溶剤性か優れた高信頼性
の画像を得ることができる熱転写記録媒体を提供するこ
とにある。
[構 成] 本発明の熱転写記録媒体は耐熱性の支持体上に少なくと
も4層以上を積層してなる多層構造を有しており、支持
体に最も近い第1層がワックス成分を含み熱により容易
に融解する層であり、それに積層する第2層はセルロー
スの脂肪酸エステル、塩化ビニル樹脂、および塩化ビニ
リデン樹脂からなる群から選択される一種または二種以
上よりなることを特徴とする。この2層に更に色材を含
有する熱溶融性又は熱軟化性のインク層を積層する。イ
ンク層は必要に応じてさらに多層化しても良い。インク
層の上に更に増感と接着性向上のためのオーバー層を設
けた構造を有する。
第1層は低融点、低溶融粘度のいわゆるワックスからな
る剥離層で層全体の転写性をあげ、小さな印加エネルギ
ーでの印字を可能にする。
第1層に用いられる材料は従来良く知られているワック
スが用いられる。そのようなワックスの例としては、パ
ラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フ
ィシャートロプシュワックス、モンタン系ワックス、カ
ルナウバワックス、ライスワックス、キャンデリラワッ
クス、カスターワックス、脂肪酸アミド類、みつろう、
ポリオレフィン系ワックス等があげられる。又、第1層
の機械的強度をあげる為に適当な樹脂類を少量添加する
ことも有効である。第1層を形成する方法としては、ホ
ットメルトコーティングが最も望ましいのであるが、有
機溶剤や水に分散して塗布する溶剤分散塗布方法によっ
ても良い。
第2層は画像保護の為の中間層でここに用いられる祠料
はセルロースの脂肪酸エステル、塩化ビニル樹脂および
塩化ビニリデン樹脂から選択される一種または二種以上
が最適である。塩化ビニル樹脂としては塩化ビニルホモ
ポリマーの他に塩化ビニルと酢酸ビニルエチレン、プロ
ピレン、マレイン酸、フマル酸、アクリル系モノマー、
アクリロニトリル等との共重合体があげられる。塩化ビ
ニリデン樹脂としては塩化ビニリデンホモポリマーの他
に塩化ビニル、アクリル系モノマーとの共重合体、塩化
ビニル−塩化ビニリデン−アクリルの三元系共重合体等
も含まれる。セルロースの脂肪酸エステルとしては、ア
セチルセルロース、セルロースアセテートブチレート、
セルロースアセテートプロピオネート等から選ばれる。
耐溶剤性を向上させるにはアセチル基含有率が高く、分
子量が大きいものが望ましいか、このようなものは剛性
が大きくカールしやすく接着性が悪いので、必ずしも第
2層の材料として最適ではなく、材料の選択はこれら全
部の性能を鑑みてなされなければならない。セルロース
の脂肪酸エステルは第2層の乾燥重量の50%以上、望
ましくは70%以上含有することにより効果が発揮され
る。また、塩化ビニル、塩化ビニリデン樹脂は第2層の
乾燥重量の50%以上、望ましくは70%以上含有する
ことにより効果が発揮される。
第2層の材料としてセルロースの脂肪酸エステル、塩化
ビニル樹脂および又は塩化ビニリデン樹脂か用いられる
理由は汎用有機溶剤に対する抵抗力が大きく、かつ適当
な軟化温度を有し、転写性にも優れているからである。
第2層はこれらの他にこれと相溶する樹脂、ワックス、
可塑剤等を添加する事も許されるが、本発明の目的の為
にはこれらの添加物は少ない方が望ましい。第2層は同
じ理由から顔料、染料等は含まないクリヤーな層である
事が望ましい。
第2層は適当な溶剤に溶解するか、分散するかしての溶
剤コーチインクにより形成される。
厚みは0,1〜2μmの範囲、望ましくは0.1〜0.
5μm程度が適している。
第2層の上には従来より良く知られている熱溶融性ビヒ
クルに着色材を添加したインク層が形成される。インク
層のビヒクルとしてはワックスよりも強度の大きい樹脂
成分を主体とした方か望ましく、そのような樹脂として
はスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、
エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアクリレ
ート共重合体の他、第2層の41料として用いられる塩
化ビニル及び、又は塩化ビニリデン樹脂が用いられる。
インクの転写性向上の為にワックスを添加する場合はパ
ラフィンワックスやマイクロクリスタリンワックス、み
つろう、木ロウのような軟質ワックスは避けた方が望ま
しく、カルナバワックス、キャンデリラワックス、カス
ターワックカス、ポリオレフィン系ワックスのような硬
質のワックスの方が望ましい。又添加量はビヒクル全体
の70%を越えるべきてはない。色材はインク層以外の
層にも添加することか可能である。
インク層の上にはワックスと活管付与剤樹脂よりなるオ
ーバー層を設ける。オーバー層の機能は接着性の向上と
増感である。接着性を向上させるには粘希付与樹脂の増
量か効果があり、増感にはワックス分を増量するのが効
果がある。
ワックスとしてはインク層同様、硬質のワックスか望ま
しく粘着付lj樹脂としてはテルペン系樹脂およびロジ
ン系樹脂がワックスとの供用において特に接着力を大き
く、本発明の1」的に合致している。テルペン系樹脂と
はα−ピネン、β−ピネン等を主成分とするテルペン類
をフリーデルクラフト型触媒を用いて重合して得られる
樹脂でこれらの水添物、フェノール、芳香族系モノマー
との共重合物も含まれる。本発明の目的の為には環球式
軟化点が60℃以上のものが望ましい。ロジン系樹脂と
しては、ロジン、水添ロジン、あるいはこれらのグリセ
リン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールとのエ
ステル化物が好ましい。
耐熱性支持体の例としては、ポリエステル、ポリイミド
、ポリエステルスルホン等の樹脂フィルム、あるいはコ
ンデンサー紙が用いられる。
厚さは2〜15μm程度が適当である。
支持体の裏面には、必要によりシリコーン樹脂層あるい
はステアリン酸金属塩等の滑剤を含有した樹脂層等を設
けることにより、耐ステイツキング性を向上させること
かできる。
本発明の熱転写記録媒体を用いる印字には従来の熱転写
プリンターを使用する事かできる。
剥離層とオーバー層の増感の相乗効果により単層の熱転
写記録媒体の熱溶融性ビヒクルより機械強度に優れた材
料を転写させる事ができる。
このような材料はオーバー層と相溶して被転写紙に強固
に接着する他、色剤を強固に保持してスミア−の発生を
防止する効果もある。
このようにして得られた本発明の熱転写記録媒体は紙、
プラスチックシートに強固に接着した青色イン′りの−
りに保護層としての塩化ビニルおよび又は塩化ビニリデ
ン樹脂よりなる層が重なり、さらに−格上に剥離層であ
ったワックスよりなる層が覆う形となり画像が耐溶剤性
、機械強度に優れ、かつ滑性、撥水性のある複合構造の
保護膜により保護される。
次に実施例により本発明を史に詳しく説明する。
実施例] 第1層(剥離層) パラフィンワックス 155下  50重量部カルナウ
バワックスN o、 1  50重量部を 100°C
にて溶解混合したものをホットメルトコーティング法で
厚さ 5.7μmの2軸延伸ポリエステルフイルムに厚
さが1,5μmになるように塗布し、第1層を形成した
第2層(中間層) 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体樹脂 (電気化学工業■製、 デンカビニール# 100OA )  5重量部メチル
エチルケトン     95重量部を溶解混合した塗布
液をワイヤーバーにて第1層の上に乾燥後の厚みが0.
3μMになるように塗布して第2層を形成した。乾燥条
件は70℃温風30秒である。
第3層(色材層) ポリエステル樹脂(日本合成 製、ポリエスタ−L P  035) 12重量部カル
ナウバワックス(野田ワックス製、カルナウバワックス
No、1)3重量部色材用カーボンブラック    5
重量部トルエン          80重量部をウォ
ーターハス中で溶解撹拌後、更にボールミル中で24時
間混練して得た塗布液をワイヤーバーを用いて第2層の
上に乾燥後の厚さが2μmになるように塗布して第3層
を形成した。
第4層の乾燥条件は70℃温風2分間である。
第4層 硬質ワックス(サゾール公社製、 サゾールワックスC−1)6重量部 テルペン樹脂(安原油脂工業製、 YSレジンPX300)4重量部 工業用ナフサN o、 3     90重量部をウォ
ーターバス中で加熱溶融後ボールミル中で]2時間混練
して得た塗布液を第3層の上にワイヤーバーを用いて乾
燥後の厚みが1μmになるように塗布して第4層を形成
した。第4層の乾燥条件は70℃温風1分間である。裏
面に耐熱スリップ層として信越化学製シリコーン樹脂K
S779H1%トルエン溶液を丸棒にて塗布した層を設
け、実施例1の熱転写記録媒体を作成した。
実施例2 実施例1の熱転写記録媒体の第2層を下記のものとした
他は実施例1と全く同様にして実施例2の熱転写記録媒
体を作成した。
第2層 塩化ビニル樹脂 (日本ゼオン製ゼオン1.21) 5重量部テトラヒド
ロフラン     95重量部を溶解混合し均一な溶液
からなる塗布液を得、これを第1層の上にワイヤーバー
を用いて乾燥後の厚みが0.2μmになるように塗布し
て第2層を形成した。
−13= 実施例3 第1層 カルナウバワックスエマルジョン (中東油脂製、ポリゾール524)  40重量部ポリ
ビニルアルコール1%水溶液 (クラレ製、PVA 105水溶液)5重量部水   
            55重量部を常温にて撹拌し
て得た塗布液をワイヤーバーを用いて乾燥後の厚みが1
μMになるよう塗布し第1層を形成した。第1層の乾燥
条件は65℃温風2分間である。
第2層(中間層) 塩化ビニリデンエマルジョン(県別 化学製、フレハロンラテックスRP) 30重量部 水               70重量部を混合し
て得た塗布液をワイヤーバーを用いて第1層の上に乾燥
後の厚みが1μmになるように塗布して第2層を形成し
た。第2層の乾燥条件は60℃温風2分間である。
第31※ エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂 (住友化学製、スミテートKC−40)2重量部 スチレン樹脂(三洋化成製、 ハイマー5B75)  8重量部 カルナウバワックス     12重量部色材用カーボ
ンブラック    5重量部ジイソブテン      
  85重量部をボールミル中で24時間混練して得た
塗布液をワイヤーバーを用いて第2層の上に乾燥後の厚
みが1.5μmになるように塗布して第3層を形成した
第3層の乾燥条件は70°C温風2分間である。
第4層 カルナバワックス(野田ワックス製、 カルナウバワックスNo、1)  5重量部テルペン樹
脂(衣用油脂工業製、 YSレジンP X 1000)  5重量部イソオクタ
ン        90重量部をウォーターバス中で溶
解撹拌し、更にボールミル中で4時間混練して得た塗布
液を第3層の上に乾燥後の厚みが1μMになるように塗
布して第4層を形成した。第4層の乾燥条件は70℃で
1分間である。裏面は実施例1と全く同様に加工して、
実施例3の熱転写記録媒体を作成した。
比較例1 実施例1の第2層を除き第1層の上に実施例2における
第3層すなわち色材層を形成し、更に実施例1における
第4層を色材層の上に形成して得られた3層よりなる熱
転写記録媒体を比較例1とする。
比較例2 実施例3における第2層を以下のものにおきかえた熱転
写記録媒体を比較例2とする。
第2層 ポリアミド樹脂(白水ヘンケル製、 パーサミド930)  IQ重量部 トルエン          50重量部イソプロピル
アルコール   40重量部を実施例3に於いて形成し
たものと同様の第1層の上にワイヤーバーを用いて乾燥
後の厚みが0.3μmになるように塗布して第2層を形
成した他は実施例4におけるのと全く同様にして比較例
2の熱転写記録媒体を得た。
比較例3 実施例]の第4層を除いた3層構造の熱転写記録媒体を
比較例3とする。
印字はラインヘッド型の印字テスト機を用いて行った。
発熱体密度は8dot/mm Nヘッド中 110mm
、プラテン圧は2kg、印字速度は40mm/秒、熱転
写媒体と被転写紙の剥離はエネルギー印加後0.2秒で
ある。被転写紙としては玉子製紙■製のポリプロピレン
合成紙、ユポF P G 150を用いた。
耐コスレ試験は試験雰囲気温度50℃において、ラブテ
スター荷重2kgで試験ヘッドに段ボール紙をつけ、1
00往復させて行った。
耐溶剤試験は試験雰囲気温度25℃において、ラブテス
ター荷重500gで試験ヘッドにテスト溶剤を浸みこま
せたガーゼを取り付け10往復させて行った。これらの
結果を印字特性と共に表にして示す。
実施例4 第1層(剥離層) パラフィンワックス 155下  50重量部カルナウ
バワックスNo。150重量部を100℃にて溶解重合
したものをホットメルトコーティング法で厚さ 5.7
μMの2軸延伸ポリエステルフイルムに厚さが1.5μ
mになるように塗布し、第1層を形成した。
第2層(中間層) アセチルセルロース(ダイセル製T−AC)2.5重量
部 ジクロルメタン      97.5重量部を溶解混合
した塗布液をワイヤーバーを使用して第1層の上に乾燥
後の厚みが0.2μmになるように塗布して第2層を形
成した。第2層の乾燥条件は70°C温風30秒である
第3層(色材層) ポリエステル樹脂(日本合成 製ポリエスタ−LP  035)  12重量部カルナ
ウバワックス(野田ワックス製、カルナウバワックスN
o、1)  3重量部色利用カーボンブラック    
5重量部トルエン          80重量部をウ
ォーターバス中で溶解撹拌後、更にボールミル中で24
時間混練して得た塗布液をワイヤーバーを用いて第2層
の上に乾燥後の厚さが2μmになるように塗布して第3
層を形成した。
第4層の乾燥条件は70℃温風2分間である。
第4層 硬質ワックス(サゾール公社製、 サゾールワックスC−1)6重量部 テルペン樹脂(支片油脂工業製、 ysレジンPX300)4重量部 工業用ナフサN o、 3     90重量部をウォ
ーターバス中で加熱溶融後ボールミル中で12時間混練
して得た塗布液を第3層の上にワイヤーバーを用いて乾
燥後の厚みがll1mになるように塗布して第4層を形
成した。第4層の乾燥条件は70℃温風1分間である。
裏面に耐熱スリップ層として信越化学製シリコーン樹脂
KS779H1%トルエン溶液を丸棒にて塗布した層を
設け、実施例4の熱転写記録媒体を作成した。
実施例5 実施例4の熱転写記録媒体の第2層を下記のものとした
他は実施例4と全く同様にして実施例5の熱転写記録媒
体を作成した。
第2層 アセチルセルロース(ダイセル製V−AC)5重量部 酢酸エチル         76重量部メタノール 
        19重量部を溶解混合し均一な溶液と
した塗布液を第1層の上にワイヤーバーを用いて、乾燥
後の厚みが0.3μ和になるように塗布して第2層を形
成した。第2層の乾燥条件は70℃温風30秒である。
実施例6 第1層 カルナウバワックスエマルジョン (中東油脂製、ポリゾール524)  40重量部ポリ
ビニルアルコール1%水溶1fk (クラレ製、PVA 105水溶液)5重量部水   
            55重量部を常温にて撹拌し
て得た塗布液をワイヤーバーを用いて乾燥後の厚みが1
μmになるよう塗布し第1層を形成した。第1層の乾燥
条件は65°C温風2分間である。
第2層(中間層) = 21− セルロースアセテートブチレート (イーストマン ケミカル製 EAB17]、)   5重量部 メチルセロソルブ      95重量部を混合して得
た塗布液をワイヤーバーを用いて第1層の上に乾燥後の
厚みが1μmになるように塗布して第2層を形成した。
第2層の乾燥条件は60℃温風2分間である。
第3層 エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂 (住友化学製、スミテートKC−10)2重量部 スチレン樹脂(三洋化成製、 ハイマー5B75)  6重量部 カルナウバワックス     12重量部色利用カーボ
ンブラック    5重量部ジイソブテン      
  85重量部をボールミル中で24時間混練して得た
塗布液をワイヤーバーを用いて第2層の上に乾燥後の厚
みが1.51zmになるように塗布して第3層を形成し
た。
第3層の乾燥条件は70℃温風2分間である。
第4層 カルナバワックス(野田ワックス製、 カルナウバワックスNo、1)5重量部テルペン樹脂(
衣用油脂工業製、 YSレジンP X 1000)  5重量部イソオクタ
ン        90重量部をウォーターバス中で溶
解撹拌し、更にボールミル中で4時間混練して得た塗布
液を第3層の上に乾燥後の厚みが1μmになるように塗
布して第4層を形成した。第4層の乾燥条件は70℃で
1分間である。裏面は実施例4と全く同様に加圧して、
実施例6の熱転写記録媒体を作成した。
比較例4 実施例4の第2層を除き第1層の上に実施例5における
第3層すなわち色材層を形成し、更に実施例4における
第4層を色材層の上に形成して得られた3層よりなる熱
転写記録媒体を比較例4とする。
比較例5 実施例6における第2層を以下のものにおきかえた熱転
写記録媒体を比較例5とする。
第2層 ポリアミド樹脂(白水ヘンケル製、 パーサミド930)  10重量部 トルエン          50重量部イソプロピル
アルコール   40重量部を実施例6に於いて形成し
たものと同様の第1層の上にワイヤーバーを用いて乾燥
後の厚みが0.3層Mになるように塗布して第2層を形
成した他は実施例6におけるのと全く同様にして比較例
5の熱転写記録媒体を得た。
比較例6 実施例4の第4層を除いた3層構造の熱転写記録媒体を
比較例6とする。
印字はラインヘッド型の印字テスト機を用いて行った。
発熱体密度は8dot/mm 、ヘッド巾110mm、
プラテン圧は2kg、印字速度は40mm/= 24− 秒、熱転写媒体と被転写紙の剥離はエネルギー印加後0
.2秒である。被転写紙としては玉子製紙■製のポリプ
ロピレン合成紙、ユポFRG150を用いた。
耐コスレ試験は試験雰囲気温度50℃において、ラブテ
スター荷重2kgで試験ヘッドに段ボール紙をつけ、1
00往復させて行った。
耐溶剤試験は試験雰囲気温度25℃において、ラブテス
ター荷重500gで試験ヘッドにテスト溶剤を浸みこま
せたガーゼを取り付け10往復させて行った。これらの
結果を印字特性と共に表にして示す。
[効 果] 以上のように本発明の熱転写記録媒体を用いることによ
り画像の耐コスレ性、耐溶剤性に優れた印字物か得られ
、特にバーコードラベル印字に用いた時の信頼性が非常
に高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱転写記録媒体の構成を説明する図。 1・・・耐熱性支持体、 2・・・ワックスを含有する剥離層、 訃・・セルロースの脂肪酸エステル、塩化ビニル樹脂、
塩化ビニリデン樹脂からなる群から選択される一種又は
二種以上を主成分とする層、4・・熱溶融性、もしくは
熱軟化性物質と色材を含むインク層、 5・・・ワックスと粘着付与剤を主成分とするオーバー
層、 6・・必要に応じて設けられる耐熱および又は滑性層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 耐熱性支持体の上に少なくとも4層を積層してなる熱転
    写記録媒体において、支持体に最も近い第1層がワック
    スを含み熱により容易に溶融する層であり、第2層がセ
    ルロースの脂肪酸エステル、塩化ビニル樹脂、塩化ビニ
    リデン樹脂からなる群から選択される一種または二種以
    上よりなる層であり、第3層は熱溶融性もしくは熱軟化
    性の物質に色材を分散したインク層であり、さらにその
    上に積層される記録時、被転写紙に最も近くなるオーバ
    ー層はワックス及び粘着付与剤を主成分とすることを特
    徴とする熱転写記録媒体。
JP62290645A 1987-11-19 1987-11-19 熱転写記録媒体 Pending JPH01133784A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02150391A (ja) * 1988-12-02 1990-06-08 General Kk 感熱転写記録媒体
EP0893272A1 (en) * 1997-07-25 1999-01-27 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Thermal transfer sheet for intermediate transfer recording medium

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