JPH01131189A - ドコサヘキサエン酸含有リン脂質の製造法 - Google Patents

ドコサヘキサエン酸含有リン脂質の製造法

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JPH01131189A
JPH01131189A JP28835887A JP28835887A JPH01131189A JP H01131189 A JPH01131189 A JP H01131189A JP 28835887 A JP28835887 A JP 28835887A JP 28835887 A JP28835887 A JP 28835887A JP H01131189 A JPH01131189 A JP H01131189A
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phosphatidylcholine
liquid
phosphatidylethanolamine
docosahexaenoic acid
fractionated
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JP28835887A
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Nobuo Fukuda
信雄 福田
Hidehiko Hibino
日比野 英彦
Osamu Nakachi
仲地 理
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドコサヘキサエン酸をSn−2位に豊富に有
するホスファチジルコリンおよびホスファチジルエタノ
ールアミンを直接卵黄リン脂質から製造−する新規な方
法に関する。
〔従来の技術〕
ドコサヘキサエン酸はエイコサペンタエン酸と同様にコ
レステロール低下作用および抗高脂血作用を有すること
が知られ、その生理的重要性が認められるようになった
。一方、生化学分野においてドコサヘキサエン酸は脳や
神経系の主な構成脂質であるリン脂質中で、何らかの生
理作用を司っていることが示唆されている。また形質膜
の物性を支配するリン脂質中の高度不飽和脂肪酸が特に
注目を受け、これらの中に存在するドコサヘキサエン酸
をSn−2位に豊富に有するホスファチジルコリンおよ
びホスファチジルエタノールアミンに癌などの未分化細
胞の正常誘導作用も認められている。ドコサヘキサエン
酸やアラキドン酸の様な高度不飽和脂肪酸は魚油中に多
い事が知られている。また動物の脳や臓器にホスファチ
ジルコリンやホスファチジルエタノールアミンが多いこ
とも知られている。     。
従来Sn−1,2位にドコサヘキサエン酸を豊富に有す
るホスファチジルコリンおよびホスファアシルエタノー
ルアミンを得るには次の化学合成法が知られている。例
えば、グリセロール骨格のSn−1位、Sn−2位の両
方にドコサヘキサエン酸が結合しているSn−1,2−
ドコサヘキサエン酸ホスファチジルコリンを得るには、
グリセロホスファチジルコリンの塩化カドミウム錯体に
ドコサヘキサエン酸の酸無水物やハロゲン化物等を反応
させ精製して得る方法がある。(特開昭62−1643
9号参照。) またグリセロール骨格のSn−2位にドコサヘキサエン
酸を有し、Sn−1位にドコサヘキサエン酸以外の脂肪
酸を有するホスファチジルコリンまたはホスファチジル
エタノールアミンを得るには、次の方法が知られている
。例えばグリセロホスファチジルコリンの塩化カドミニ
ウム錯体にバルミチン酸やオレイン酸の酸無水物または
ハロゲン化物等を反応させてSn−1,2−バルミチン
酸ホスフプチジルコリンやSn−1,2−オレイン酸ホ
スファチジルコリンが得られる。得られたこれの化合物
を酵素分解(ホスホリパーゼA2処理)すると1−アシ
ル型リゾリン脂質が得られる。
得られた1−アシル型リゾリン脂質とドコサヘキサエン
酸の酸無水物やハロゲン化物等と反応させて、Sn−1
−バルミトイル−2−ドコサヘキサエン酸ホスファチジ
ルコリンやSn−1−オレイル−2−ドコサヘキサエン
酸ホスファチジルコリンが得られる。
しかしながら、これらの方法は複雑でありSn−2−ド
コサヘキサエン酸ホスファチジルコリンの生化学的な重
要性が認められる様になったが、簡便な製造法に関して
これまで開発されていないのが現状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
Sn−2位にドコサヘキサエン酸を豊富に有するリン脂
質は、動物脂や肝臓等に微量に存在するが、その部位の
みを特異的に採取することは難しく適当な原料がない。
比較的容易に入手できるウシ脳の脂質中にはドコサヘキ
サエン酸が数%含まれていることが知られているが、ウ
シ脳から溶剤分画、カラム分画、精製を行い、Sn−2
位にドコサヘキサエン酸を豊富に有するリン脂質を大量
に得るには多量の溶剤と複雑な処理工程が多い為、長時
間を要し、実際の原料には不適当であった。
また、Sn−2−ドコサヘキサエン酸ホスファチジルコ
リンとSn−2−ドコサヘキサエン酸ホスファチジルエ
タノールアミンを分離して得るには分析用高速液体クロ
マトグラフィーにより、単離する方法も検討されている
が、非常に困難であり、多数の脂肪酸を含むリン脂質か
ら効率よく、大量に分取する方法はまだない。また従来
のリン脂質の合成法は多段階を経る複雑な反応であり、
使用する試薬も高価なものが多い。
更に、副生成物も多く、精製に多大な労力を必要とし、
収率も低い。
また、卵黄リン脂質からホスファチジルコリンおよびホ
スファチジルエタノールアミンを分画するには、分析手
法を用いてシリカゲルやアルミナゲルを充填した吸着分
配クロマトグラフィーにより行うことはできる。しかし
、吸着分配クロマトグラフィーは高性能液体クロマトグ
ラフィーに装着して使用できるが、大量のホスファチジ
ルコリンやホスファチジルエタノールアミンを分画する
には多量の溶剤が必要であり、処理時間が長く労力を要
する。
更に、ホスファチジルコリン以外のリン脂質の影響によ
り、カラム内で不溶物を生じ、めづまりや分M濃の低下
を起こすので工業的に不適当である。
本発明の目的は、経済的に高収率で且つ簡単な工程によ
りSn−2にドコサヘキサエン酸を豊富に有するリン脂
質を製造する方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ドコサヘキサエン酸をグリセロール骨格のS
n−2位に豊富に有するリン脂質の製造にあたり、卵黄
リン脂質を溶剤処理してリン脂質を濃縮し、次いで遠心
液々連続多段分画装置を用いてホスファチジルコリンと
ホスファチジルエタノールアミンを分離し、次いでそれ
ぞれの成分から逆相分配カラムを装着した大量分取液体
クロマトゲラフイーを用いてドコサヘキサエン酸含有成
分を分取することを特徴とする。
本発明において、卵黄リン脂質は通常の市販品が使用で
きる。その成分は一般に中性脂質約70%、リン脂質約
30%程度である。これを溶剤処理してリン脂質を濃縮
して用いる。即ちアセトン処理して中性脂質を除去して
得られたリン脂質はホスファチジルコリン約70%、ホ
スファチジルエタノールアミン約15%を含有している
。さらにこのリン脂質をエタノール処理すると不溶分と
してホスファチジルエタノールアミンが残り、ホスファ
チジルエタノールアミフッ0%程度のものが得られる。
上記の濃縮した卵黄リン脂質、ホスファチジルコリン、
ホスファチジルエタノールアミンの脂肪酸組成の分析値
を表−1に示す。
表−1かられかるように卵黄リン脂質中にドコサヘキサ
エン酸は約6%含まれていた。また卵黄リン脂質から分
画したホスファチジルコリン中にドコサヘキサエン酸は
約5%含まれており、ホスファチジルエタノールアミン
中にはドコサヘキサエン酸は約12%含まれていた。
従って、卵黄リン脂質からホスファチジルコリンおよび
ホスファチジルエタノールアミンを純度よく分画するこ
とによりドコサヘキサエン酸を含むホスファチジルコリ
ンおよびホスファチジルエタノールアミンを得ることが
できる。
本発明においてホスファチジルコリンおよびホスファチ
ジルエタノールアミンを精密に分離するために遠心液々
連続多段分画袋w(以下CPC)を用いる。CPCは2
相の分離液のうち一方を固定相として遠心力により保持
しつつ、他方を移動相として連続的に固定相内を通過さ
せて、移動相内に注入された試料を連続的に分画する向
流分配クロマトグラフィーである。即ち、CPCは比重
および極性が異なり、2相に分離する2種の溶媒の一方
を固定相、他方を移動相とし、遠心加速度の作用により
固定相中を移動相を移動させ、試料中の各成分を分配係
数の差を利用して多段分配平衡によりクロマトグラフィ
ー的に分画する。
本発明において用いる2相の溶離液は、ヘキサン−エタ
ノール系またはへブタン−エタノール系の溶剤が好まし
く、この際のエタノールは90%エタノール(エタノー
ル/水: 90/10:V/V)が分離性能および収率
の面で特に好ましい。エタノールの代わりにメタノール
やアセトニトリル等を用いると分離不能もしくは収率が
著しく低下する。溶離液は前記2種の溶剤をあらかじめ
混合攪拌後、2相に分配し、下層液を固定相液、上層液
を移動相液として用いる。
CPCはローター(R)上に多数のカートリッジ(C)
(以下分配管)を第8図に示すように円周状に配列し、
分配管同士をチューブで直列に接続しである。分配管は
フッ素系の樹脂板に細い溝をジグザク状に施し、樹脂板
を数枚重ねて1個の分配管を構成する。固定相液をポン
プで分配管に充填した後、ローターを回転させて一定の
遠心力を与えながら、移動相液を連続的に送液する。固
定相液は遠心力により分配管の中に保持され、移動相液
がその中を微細な液滴となって連続的に通過し多段連続
液々分配抽出が行われる。溶出液を薄層クロマトグラフ
ィーでチエツクし、分画はフラクシジンコレクターで行
う。なお、移動相液の送液の終了後に、送液方向を逆転
して固定相液を入口側から押し出すと、固定相液中に保
持されていた成分を分取することができる。
このようにしてCPCによりホスファチジルコリンとホ
スファチジルエタノールアミンを精度良く迅速に好収率
で分離することができる。次に、得られた未スフブチジ
ルコリンまたはホスファチジルエタノールアミンをそれ
ぞれ逆相分配カラムを装着した大量分取液体クロマトグ
ラフィー(以下HP L C’)にかけて、ドコサヘキ
サエン酸成分を分取する。
分画に使用する液体クロマトグラフィーは分取用のもの
が好ましく、特に高圧、高速、大量分取用のものが好ま
しい、クロマトグラフィーに装着するカラムはできるだ
け大きいものが好ましく、例えば2インチカラム(直径
55.0+n、長さ60cm)のものが使用できる。カ
ラムに充填する固定相としてはシリカゲル、アルミナゲ
ル、゛ケイソウ上等、一般にリン脂質の分画に使用され
ているものが使用できる。溶離液としては、メタノール
やアセトニトリル等のリン脂質の分画に使用する通常の
極性溶媒が使用できるが、メタノール−リン酸バッファ
ー系のものが好ましい。
HPLCからドコサヘキサエン酸成分を分取するには、
合成した標準体のホスファチジルコリンまたはホスファ
チジルエタノールアミン(例えば1−バルミトイル−2
−ドコサヘキサエン酸ホスファチジルコリンや1−オレ
イル−2−ドコサヘキサエン酸ホスファチジルコリン、
1−バルミトイル−2−ドコサヘキサエン酸ホスファチ
ジルエタノールアミンや1−オレイル−2−ドコサヘキ
サエン酸ホスファチジルエタノールアミン)をHPLC
にかけると最先頭に溶出してピークが現れることから類
推して、)(PLCの最初のメインピークの区分を分取
すると目的物が得られる。
この区分をFAB−質量分析計で解析した結果、ドコサ
ヘキサエン酸を含む目的物の分子イオンに相当するスペ
クトラムの強度が強いことから確認できた。このホスフ
ァチジルコリン区分はホスホリパーゼA2処理後、メチ
ルエステル化し、ガスクロマトグラフィーで分析を行い
脂肪酸組成を測定した結果Sn−2位の脂肪酸にドコサ
ヘキサエン酸が豊富に含まれていた。即ち、本発明の目
的物は卵黄リン脂質からCPCで分取したホスファチジ
ルコリンおよびホスファチジルエタノールアミンをHP
LCで繰り返し目的ピークを分取すれば容易に得られる
事が判明した。
〔発明の効果〕
本発明はcpcおよびHPLCを用いて卵黄リン脂質よ
り直接Sn−2位にドコサヘキサエン酸を豊富に有する
ホスファチジルコリンおよびホスファチジルエタノール
アミンを分離して得ることができるので、ホスファチジ
ルコリンやホスファチジルエタノールアミンを化学合成
することなく、また多量の溶剤や重金属塩等を使用せず
に、Sn−2位にドコサヘキサエン酸を豊富に有するリ
ン脂質を効率良く、多量に製造することができる。
〔実施例〕
以下実施例によって本発明を詳述する。実施例中、%は
重量%を示す。
実施例1゜ 市販卵黄リン脂質1.0kgを冷アセトン11および冷
n−ヘキサン21に溶解後、撹拌下、冷アセトン102
を徐々に添加し不溶物を濾過してケーキを回収した。回
収したケーキを再び冷アセトン22および冷n−ヘキサ
ン2!に溶解後、攪拌下、冷アセトン101を加え、濾
過後、脱溶剤して乾燥物450gを得た。得られた乾燥
物をエタノール溶液51で45℃にて2回繰り返し、攪
拌抽出した。次いで、エタノール層と沈澱層を分離した
。エタノール層を脱溶剤して300gのリン脂質Aを得
、沈澱層を脱溶剤してリン脂質Bを110g得た。得ら
れたリン脂質A、Bはクロロホルム/メタノール混液(
2/I V/V)に溶解し、イヤトロスキャン法(展開
溶媒:クロロホルム/メタノール/水: 65/25/
4V/V/V ’)で定量した。その結果Aにはホスフ
ァチジルコリンを71.2%含有し、Bにはホスファチ
ジルエタノールアミンを73%含有していた。
実施例2゜ 実施例1で得たリン脂質Aを20g用いた。分配液はn
−ヘキサンと90%エタノール(エタノール/水: 9
0/10 V/V )を混合し、2相に分離すルマで静
置し調製した。調製した分配液の上層液10〇−と下層
液10−を抜取り、20gの卵黄リン脂質を溶解させて
試料とした。前に調製した分配液の下層液をCP C(
CPC−L B92−N型、三鬼エンジニアリング■製
)の分配管に充填した。試料溶液を注入後、分配液の上
層液を10−7分の流速で11送液した。この際のロー
ターの回転数は11000RPで行った。送液圧力は1
5kg/adであった。上層溶出液は5〇−毎に分画し
た。
分画した溶出液を濃縮後、薄層クロマトグラフィー(以
下TLC)でチエツクしながらホスファチジルコリンと
ホスファチジルエタノールアミン部分を分画した。TL
Cの展開溶媒はクロロホルム/メタノール/水(2/1
10.I V/V/V) テ行い、発色はアニスアルデ
ヒド試薬(アニスアルデヒド/酢酸/メタノール/硫酸
: 0.5/10/8515 V/V/V/V)を噴霧
してホスファチジルコリンおよびホスファチジルエタノ
ールアミンの青紫色を呈する方法で行った。
得られた上層溶出液画分の18フラクシヨンは濃縮後、
TLCでチエツクし、その結果を第1図に示した。また
フラクション毎の収量も求めた。TLCの結果と収量か
らホスファチジルエタノールアミン画分は2.4g得ら
れ、ホスファチジルコリンとホスファチジルエタノール
アミンが混存する両分は2.6gであった。
分配管に保持されているホスファチジルコリンを分離す
るために次の方法で行った。分配液の下層液11は、分
配管の出口側から逆方向に送液した。流速は10d/分
、送液圧力は15kg/c11、ローターの回転数は1
1000RPで行った。溶出液は5〇−毎に分画した。
16フラクシヨンを濃縮し、上記同様TLCでチエツク
した。TLCの結果を第2図に示した。ホスファチジル
コリン画分は14.5 g得られた。
得られたホスファチジルコリンをイヤトロスキャン法(
ヤトロン社)で定量した結果95.3%であった。1サ
イクルにおける総溶出量は19.5 gであった。イヤ
トロスキャン法で定量したホスファチジルコリンを分析
用HP L C(HLC−803A型、東洋曹達工業■
製、シリカカラム: 4.6mm X 25clI+、
流速1.01#1/分、溶離液ニアセトニトリル/メタ
ノール/リン酸(900/9515 V/V/V)、検
出: UV210nm)で測定した。クロマトグラムか
らホスファチジルコリン純度98.2%であった。cp
cで分画したホスファチジルコリンの分子種分離を行う
ため分画したホスファチジルコリンを直接HPLCに注
入した。その方法を下記に示した。
CPCで分画したホスファチジルコリンの一部1gをメ
タノール/1mMリン酸パンファー(95:5 V/V
 、 PH=7.4)の溶離液100−に溶解して試料
とした。1%溶液20−を全自動分取型高速液体クロマ
トグラフィー(HLC−837型、東洋曹達工業■製)
に注入した。カラムは逆相分配カラムで、粒径20−の
高保持力ODS化学結合型を充填した2インチカラム(
カラム径Xカラム長さ:55.OmmX60cm、断面
積23.7.j、カラム体積1423cd)を用いた。
溶離液は上記試料を溶解したものを用いた。
流速は40−7分で送液した。検出はU V 20Sn
mで行った。
得られたクロマトグラムを第3図に示した。分画時間は
10〜15分の範囲とし、−工程を150分として30
回の連続稼動を行った。分画されたA区分の総溶出液量
は121であった。得られたA区分全量を濃縮した。濃
縮物全量は、分液ロートに移し濃縮物に対して5倍量の
クロロホルムを加えて抽出した。抽出液を硫酸ナトリウ
ムに通して脱水した。脱水した抽出液を:a縮後、66
7.3mgのホスファチジルコリンが得られた。得られ
たホスファチジルコリンの一部を三フッ化ホウ素メタノ
ールでメチルエステル化した。
エステル化物の脂肪酸組成は、カーボワックス20Mの
5COTカラムを装着したガスクロマトグラフィー(H
P−588OA、ヒユーレットパラカード社製)を用い
て定量した。また、A区分のホスファチジルコリン10
0mgをジクロロメタン1−にン容解した・ハブ毒(T
rtmeresurus flavoviridis和
光純薬工業側製) 50n+gをスクリューキャップに
計りとり0,1M酢酸バッファー(pH=5.4)を2
〇−加えた。この酵素液を90℃以上の湯浴に5分間浸
して酵素中のタンパク質を凝集させ氷冷した。水冷後、
遠心分離機(300ORPM X10分)で遠心分離を
行った。タンパク質は沈澱し上澄み液(ホスホリパーゼ
A2溶液とする)を1−使用した。0.2 M )リス
−塩酸緩衝液(pH7,4)を2−10.1M塩化カル
シウム2.0ml、ジエチルエーテル1−を加えた。
反応混合物は10−のスクリューキャップ付試験管中に
テフロンスターラーバーを入れて37℃で2時間激しく
攪拌しながらインキュページ目ンした。
反応混合物は、プライ・ダイア−抽出法により抽出した
。抽出液を乾固し、窒素気流下で濃縮した。この中にア
セトン1−を加えて洗浄し、遊離脂肪酸を除去した。こ
の溶液を濃縮し、上記と同様にメチルエステル化した。
エステル化物はガスクロマトグラフィーを用いて脂肪酸
組成を測定した。
CPCで分画したホスファチジルコリンと、それをHP
LCで分取したA区分のホスファチジルコリンと、A区
分のホスファチジルコリンを酵素分解(ホスホリパーゼ
A!処理)して得られた各々の脂肪酸組成の分析結果は
、次の表−2の通りである。
表−2から、HPLC処理したものは、ドコサヘキサエ
ン酸成分が著しく高いことがわかり、また、酵素分解処
理の結果からSn−2位にドコサヘキサエン酸成分が高
いことがわかる。
HPLCで分取したA区分のホスファチジルコリンの分
析値は、FAB−質量分析により分子量805(CM 
+ H) +8o6 )に強度が強く認められた(第7
図)。
実施例3゜ n−へブタン/90%エタノールを用いる他は実施例2
に記載した方法と同様の方法でホスファチジルコリンを
分画した0分配液の上層液から100m1と、下層液か
ら90−を抜き取り、20gの卵黄リン脂質を溶解させ
て試料とした。下層液はCPCの分配管に充填した。
試料溶液を注入後、上層液は10mj/分の流速で11
を送液した。ローターの回転数は11000RPで行っ
た。送液圧力は20kg/adであった。上層溶出液は
501111毎に分画した。分画した溶出液を濃縮後、
TLCでチエツクしながらホスファチジルコリン部分を
分画した。TLC条件は実施例2と同様に行った。TL
Cの結果と重量からホスファチジルエタノールアミン画
分は2.8g得られ、ホスファチジルコリンとホスファ
チジルエタノールアミンが混在する両分は2.6gであ
った。
分配管に保持されているホスファチジルコリンを分離す
るために、次の方法で行った。下層液11は分配管の出
口側から逆方向に送液した。流速は、20−7分、送液
圧力は35kg/cj、ローター回転数は11000R
Pで行った。溶出液は5〇−毎に分画した。 16フラ
クシヨンを濃縮し、実施例2と同様TLCでチエツクし
た。ホスファチジルコリン画分は、13.1g得られた
得られたホスファチジルコリンをイヤトロスキャン法で
定量した結果、96.0%であった。イヤトロスキャン
法で定量したホスファチジルコリンを実施例2と同様に
分析用HPLCで測定した。クロマトグラムからホスフ
ァチジルコリン純度98.0%であった。CPCで分画
したホスファチジルコリンの分子種分離を行うため実施
例1と同様に直接HPLCに注入した。HP L C(
HLC−837型)条件は実施例工と同様に行った。得
られたクロマトグラムは実施例1と同じであった。得ら
れたA区分は全量濃縮しクロロホルムで抽出した。抽出
液は硫酸ナトリウムに通して脱水した。脱水後、濃縮し
、683.4mgのホスファチジルコリンが得られた。
得られたホスファチジルコリンの一部をメチルエステル
化した。また、ホスファチジルコリンを酵素分解くホス
ホリパーゼA2処理)し、遊離脂肪酸を除去した。この
溶液を濃縮しメチルエステル化した。エステル化物をガ
スクロマトグラフィーを用いて脂肪酸組成を測定した。
その結果、CPCで分画したホスファチジルコリンと、
HPLCで分取したへ区分と、へ区分を酵素分解したも
のは実施例2の表−2とほぼ同様の結果であった。
実施例4゜ 実施例1で得たリン脂質Bを20g用いた。分配液はn
−ヘキサンと90%エタノールを2相に分離するまで加
えて調製した。調製した分配液の上層液100−と下層
液10−を抜取り、20gの卵黄リン脂質を溶解させて
試料とした。分配液の下層液をCP C(CPC−L 
892−N型、三鬼エンジニアリング側製)の分配管に
充填した。試料溶液を注入後、分配液の上層液を101
n1/分の流速で11を送液した。この際のローターの
回転数は11000RPで行った。送液圧力は15kg
/calであった。上層溶出液は50M1毎に分画した
分画した溶出液を濃縮後、TLCでチエツクしながらホ
スファチジルエタノールアミン部分を分画した。TLC
の展開溶媒はクロロホルム/メタノール/水(2/11
0.I V/V/V)で行い、発色はアニスアルデヒド
試薬(アニスアルデヒド/酢酸/メタノール/硫酸? 
0.5/10/8515 V/V/V/V)を噴霧して
ホスファチジルコリンおよびホスファチジルエタノール
アミンの青紫色を呈する方法で行った。
得られた上tit溶出液画分の18フラクシ日ンは濃縮
後、TLCでチエツクし、その結果を第4図に示した。
また、フラクション毎の収量も求めた。
TLCの結果と収量からホスファチジルエタノールアミ
ン画分は6.3g得られ、ホスファチジルコリンとホス
ファチジルエタノールアミンが混在する両分は4.1g
であった。
分配管に保持されているホスファチジルコリンを追い出
すために次の方法で行った。分配液の下層液11を分配
管の出口側から逆方向に送液した。
流速は30mf/分、送液圧力は30 kg / c+
a、ローグーの回転数は11000RPで行った9溶出
液は15〇−毎に分画した。6フラクシヨンを濃縮し、
上記同様TLCでチエ7りした。TLCの結果を第5図
に示した。ホスファチジルコリン画分は9.0g得られ
た。
上記で得られたホスファチジルエタノールアミンをイヤ
トロスキャン法で定量した結果94.2%であった。定
量したホスファチジルエタノールアミンを分析用HP 
L C(HLC−803A型、東洋曹達工業■製、シリ
カカラム: 4.6mm X 25cm、流速1.9m
17分、溶離液ニアセトニトリル/メタノール/リン酸
(900/9515 V/V/V)、検出: UV21
0nm) テ測定した。クロマトグラムからホスファチ
ジルエタノールアミン純度97.5%であった。分画し
たホスファチジルエタノールアミンの分子種分離を行う
ため分画したホスファチジルエタノールアミンを直接H
PLCに注入した。その方法を下記に示した。
CPCで分画したホスファチジルエタノールアミンの一
部1gをメタノール/ 1 m Mリン酸バッフy−(
95:5 V/V 5PH−7,4)(7)溶離液10
0mfニ溶解して試料とした。1%溶液20−を全自動
分取型高速液体クロマトグラフィー(HLC−837型
、東洋曹達工業■製)に注入した。カラムは逆相分配カ
ラムで、粒径20I!mの高保持力ODS化学結合型を
充填した2インチカラム(カラム径×カラム長さ: 5
5.0mm X 60cm、断面積23.7clJ、カ
ラム体積1423d)を用いた。溶離液は上記試料を溶
解したものを用いた。流速は40−7分で送液した。検
出はU V 20Snmで行った。
得られたクロマトグラムを第6図に示した。分画時間は
10〜15分の範囲とし、−工程を150分として30
回の連続稼動を行った。分画されたA区分の総溶出液量
は121であった。得られたA区分全量を濃縮した。濃
縮物全量は、分液ロートに移し濃縮物に対して5倍量の
クロロホルムを加えて抽出した。抽出液を硫酸ナトリウ
ムに通して脱水した。脱水した抽出液を濃縮後、634
.3mgのホスファチジルエタノールアミンが得られた
。その一部を常法によりメチルエステル化した。
エステル化物の脂肪酸組成はカーボワックス20Mの5
COTカラムを装着したガスクロマトグラフィ (II
P−588OA、ヒューレソトバッカード社製)を用い
て定量した。また得られたホスファチジルエタノールア
ミンのA区分の一部を酵素分解した。
ホスファチジルエタノールアミン100mgをジクロロ
メタンldに溶解した。ハブ毒(Trimeresur
usflavoviridis和光純薬工業■製)50
mgをスクリューキャップに計りとり、0.1M酢酸バ
ッファー(pH= 5.4)を20−加えた。この酵素
液を90℃以上の湯浴に5分間浸して、酵素のタンパク
質を凝集させ氷冷した。水冷後、遠心分離機(3000
RPM x10分)で遠心分離を行った。タンパク質は
沈澱し上澄み液(ホスホリパーゼA2溶液とする)を1
−使用した。0.2M)リス−塩酸緩衝液(pH7,4
)を2−10.1 M塩化カルシウム2−、ジエチルエ
ーテル1−を加えた。反応混合物は10−のスクリュー
キャップ付試験管中にテフロンスターラーバーを入れて
37℃で2時間激しく攪拌しながらインキエベーション
した。
反応混合物は、ブライ・ダイア−抽出法により抽出した
。抽出液を乾固し、窒素気流下で濃縮した。この中にア
セトン1−を加えて洗浄し、遊離脂肪酸を除去した。こ
の溶液を濃縮し、上記と同様にメチルエステル化した。
エステル化物はガスクロマトグラフィーを用いて脂肪酸
組成を測定した。
CPCで分画したホスファチジルエタノールアミンと、
それをHPLCで分取したA区分のホスファチジルエタ
ノールアミンと、A区分のホスファチジルエタノールア
ミンを酵素分解(ホスホリパーゼA2処理)して得られ
た各々の脂肪酸組成の分析結果は、次の表−3の通りで
ある。
表−3から、HPLC処理したものは、ドコサヘキサエ
ン酸成分が著しく高いことがわかり、また、酵素処理の
結果からSn−2位にドコサヘキサエン酸成分が高いこ
とがわかる。
HPLCで分取したA区分のホスファチジルエタノール
アミンの分析値はF A B −′It!分析から、分
子量763 ((M + H) ” 764)に強度が
強く認められた。
実施例5゜ n−へブタン/90%エタノールを用いる他は、実施例
4に記載した方法でホスファチジルエタノールアミンを
分画した。分配液の上層液100dと下層液90M1を
抜取り、20gの卵黄リン脂質を溶解させて試料とした
。下層液はCPCの分配管に充填した。試料溶液を注入
後、分配液の上層液を1〇−7分の流速で11送液した
。ローターの回転数は11000RPで行った。送液圧
力は20kg/−であった。上層溶出液は50id毎に
分画した。
分画した溶出液を濃縮後、TLCでチエツクしながらホ
スファチジルエタノールアミン部分を分画した。TLC
条件は実施例4と同様に行った。
TLCの結果と収量からホスファチジルエタノールアミ
ン画分は6.0g得られ、ホスファチジルコリンとホス
ファチジルエタノールアミンが混在する両分は4.5g
であった。分配管に保持されているホスファチジルコリ
ンを追い出すために次の方法で行った。
分配液の下層液11は、分配管の出口側から逆方向に送
液した。流速は30Wd/分、送液圧力は35kg /
 cd、ローターの回転数は11000RPで行った。
溶出液は1501111毎に分画した。6フラクシヨン
を濃縮し、実施例4と同様TLCでチエツクした。
ホスファチジルコリン画分は8.9g得られた。
得られたホスファチジルエタノールアミン画分をイヤト
ロスキャン法で定量した結果95.0%であった。イヤ
トロスキャン法で定量したホスファチジルエタノールア
ミンを実施例4と同様に分析用HPLCで測定した。ク
ロマトグラムからホスファチジルエタノールアミン純度
98.0%・であった。
CPCで分画したホスファチジルエタノールアミンの分
子種分離を行うため実施例4と同様に直接HPLCに注
入した。HP L C(IILc−837型)条件は実
施例4と同様に行った。得られたクロマトグラムは実施
例1と同じであった。得られたA区分を全ffi 9m
縮し、クロロホルムで抽出した。抽出液を硫酸ナトリウ
ムに通して脱水した。脱水した抽出液を濃縮後、653
.4mgのホスファチジルエタノールアミンが得られた
。得られたホスファチジルエタノールアミンの一部をメ
チルエステル化した。
またホスファチジルエタノールアミンを酵素分解(ホス
ホリパーゼA2処理)し遊離脂肪酸を除去した。この溶
液を濃縮し、メチルエステル化した。
エステル化物は、ガスクロマトグラフィを用いて脂肪酸
組成を測定した。その結果、CPCで分画したホスファ
チジルエタノールアミンと、)IPLCで分取したA区
分と、A区分を酵素分解したものは、実施例4の表−3
と、はぼ同様の結果であった。
比較例1゜ 実施例2と同様に20gのリン脂質Aを用いた。
分配液はn−ヘキサン/アセトニトリルを用いてCPC
でホスファチジルコリンを分画した。CPCの条件は、
実施例2と同様に行った。下層液を分配管に充填後、試
料を注入した。上層液を送液後、上層溶出液は5〇−毎
に分画した。16フラクシヨンを各々濃縮し、TLCで
チエツクした。その結果、原料の卵黄リン脂質組成と殆
ど同じであり、ホスファチジルコリンとホスファチジル
エタノールアミンに分離されなかった。また、その溶出
量は19.3 gであった。次に下層液を逆送して得ら
れたホスファチジルコリン画分は、イヤトロスキャン法
で96.9%であったが、ホスファチジルコリン画分の
溶出量は0.3gと非常に少なかった。
比較例2゜ 実施例4と同様に20gの卵黄リン脂質Bを用いた。分
配液はn−ヘキサン/アセトニトリルを用いてCPCで
ホスファチジルエタノールアミンを分画した。CPCの
条件は実施例4と同様に行った。下層液を分配管に充填
後、試料を注入した。
上層液を送液後、上層溶出液は50yd毎に分画した。
16フラクシヨンを各々濃縮し、TLCでチエツクした
。その結果、原料の卵黄リン脂質組成と殆ど同じであり
分離されなかった。また、その溶出量は19.0 gで
あった。次に下層液を送液して得られたホスファチジル
エタノールアミン画分は、イヤトロスキャン法で97.
1%であったが、ホスファチジルコリン画分の溶出量は
0.5gと非常に少なかった。
比較例3゜ 実施例2において、CPCの分配液としてn−ヘキサン
/メタノールを用いた以外は、実施例2と同様に行った
。しかし、溶剤系とリン脂質がすべて均一になり、ホス
ファチジルエタノールアミンとホスファチジルコリンを
全く分離できなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は実施例2において得られたTLCの展
開図である。図中、PCはホスファチジルコリン、PE
はホスファチジルエタノールアミンである。 第3図は実施例2において得られたホスファチジルコリ
ン分子種のHPLCクロマトグラムである。 第4図と第5図は実施例4において得られたTLCの展
開図である。図中、PCはホスファチジルコリン、PE
はホスファチジルエタノールアミンである。 第6図は実施例4において得られたホスファチジルエタ
ノールアミン分子種のHPLCクロマトグラムである。 第7図は実施例2で得られたSn−2位にドコサヘキサ
エン酸を豊富に有するホスファチジルコリンの質量分析
計で得たマススペクトグラムである。 第8図は本発明に使用するcpcの概略線図である。 R・・・ローター、     C・・・カートリッジ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ドコサヘキサエン酸をグリセロール骨格のSn−2位に
    豊富に有するリン脂質の製造にあたり、卵黄リン脂質を
    溶剤処理してリン脂質を濃縮し、次いで遠心液々連続多
    段分画装置を用いてホスファチジルコリンとホスファチ
    ジルエタノールアミンを分離し、次いでそれぞれの成分
    から逆相分配カラムを装着した大量分取液体クロマトグ
    ラフィーを用いてドコサヘキサエン酸含有成分を分取す
    ることを特徴とするドコサヘキサエン酸含有リン脂質の
    製造法。
JP28835887A 1987-11-17 1987-11-17 ドコサヘキサエン酸含有リン脂質の製造法 Pending JPH01131189A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997027275A1 (en) * 1996-01-26 1997-07-31 Abbott Laboratories Polyunsaturated fatty acids and fatty acid esters free of sterols and phosphorus compounds
WO2000027369A1 (en) * 1998-11-10 2000-05-18 Idexx Laboratories, Inc. Phospholipid-coated microcrystals for the sustained release of pharmacologically active compounds and methods of their manufacture and use
CN104961765A (zh) * 2015-07-08 2015-10-07 广州白云山汉方现代药业有限公司 一种以磷脂酰乙醇胺为主成分的磷脂的制备方法
JP2016053156A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 日清ファルマ株式会社 高度不飽和脂肪酸結合型リン脂質の製造方法

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