JPS59500497A - 分離方法 - Google Patents

分離方法

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JPS59500497A
JPS59500497A JP57501163A JP50116382A JPS59500497A JP S59500497 A JPS59500497 A JP S59500497A JP 57501163 A JP57501163 A JP 57501163A JP 50116382 A JP50116382 A JP 50116382A JP S59500497 A JPS59500497 A JP S59500497A
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phospholipid
fraction
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セン・グプタ・アキントヤ・クマ−
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ユニリ−バ− ナ−ムロ−ゼ ベンノ−トシヤ−プ
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    • A23J7/00Phosphatide compositions for foodstuffs, e.g. lecithin
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/14Ultrafiltration; Microfiltration
    • B01D61/145Ultrafiltration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 分 離 方 法 本発明は、実質的に無極性の溶媒の中で混合ミセルすなわち共ミセル(Co−m 1celles )を形成する化合物を含有する混合物から、該化合物のうちの いずれかに冨む両分を回収する方法に関するものである。
このような化合物の例には植物または動物源の燐脂質すなわちホスファチドがあ けられる。これらの燐脂体、特に大豆の燐脂体は無極性有機溶媒特にヘキサン中 でミセル状凝集物を形成する。このミセルは分子の会合によって形成され、その 分子量は500.() OOにも達する。燐脂体中の極性基および荷電基はミセ ルの芯部を形成しており、一方、エステル化脂肪酸の炭化水素基は無極性の外殻 部を形成している。糖類、ステロールグリコシド、水、蛋白質の如き多くの極性 −非脂質成分はミセル形成用共働成分となり得るものであって、すなわち、これ らの成分は燐脂質ミセルの極性保有芯部の中に存在し得る。このミセルを形成す るので、燐脂質は極性およびイオン性構造を有すのにもかかわらずヘキサンに容 易に溶解し得るのである。糖類、ステロールグルコシド等についても上記のこと か成り立ち、これらもまた、共ミセルの形成によっテヘキサンに可溶となるので ある。
一般に大豆油の工業的製法は、破砕されかつペレット化された原料豆に熱ヘキサ ンを用いて抽出操作を行うことからなる。このヘキサン溶液はグリセリド油を主 成分として含むが、しかしまた、少量の燐脂質、遊離糖類、ステロール、ステロ ールグルコシド等をも含んでいる。燐脂質:グリセリド油の比率は一般に1:3 0ないし1:40である。この燐脂質は主として次の4種の成分、すなわち、ホ スファチジルコリン(pc )、ホスファチジルエタノールアミン(PE) 、 ホスファチジルイノシトール(P工)、ホスファチジン酸(PA)からなる。大 豆の燐脂質はまた少量の他種化合物たとえはホスファチジルセリン(ps)、カ ルシオリピン(CL)、スフィンゴホスファチド(S、P) 、および一般にリ ゾ燐脂質と呼ばれている一部加水分解された物質〔たとえはりゾホスファチジル コリン(LPG) )をも含んでいる。
大豆のへキサン抽出物(粗生成物)中には@配の植種の燐脂質が混合ミセルの形 で存在し、しかしてこのミセルはまた共ミセル形成用共働成分たとえば遊離糖分 、ステロールグリコシド等をも含有する。
粗製大豆油の精製のために、燐脂質、およびそれと糖分等とからなる混成物を除 去しなければならなし・。
本発明者は以前に下記の方法を開発した(英国特許第1,509,543号)。
すなわちこの方法では、大豆のヘキサン抽出物の粗製物(これはまた粗製大豆油 ヘキサンミセルとも称する)を加圧下に、適当な半透膜を通過させて限外濾過す るが、このときグリセリド油のヘキサン溶液は半透膜を通過し、燐脂質、および 燐脂質と共に共ミセルのヘキサン浴液を形成する糖類、ステロールグリコシド等 はすべて膜を通過できずに残留する。したがって上記の方法は、燐脂質およびそ れと会合する非脂質(糖類等)から非含燐−脂質(すなわちトリグリセリド、遊 1[fl、 nW脂肪酸)を完全に分離できる方法である。限外濾過の濾液から ヘキサンを除去することによって、燐脂質を全く含まない油が得られ、一方、レ チンテート(retentate)ミセルからは、蒸留によって市販用レシチン か得られる。
この種の市販用レシチンはまた、他の手段で得ることもでき、たとえは、最初に 粗製大豆油ヘキサンミセルからヘキサンを留去させ、次いで熱湯または水蒸気を 用いる水和操作を行って燐脂質を油不溶性のものにすることによって燐脂質か分 離でき、これは遠心分離操作によって容易に回収できる。市販のレシチンは燐脂 質の他にグリセリド脂肪、色素(pigment) 、糖類、ステロールグルコ シドおよび其他の不純物等を含んでいる。市販大豆レシチンの大略の組成を次表 に示す。
グリセリド脂肪 約35I 遊離糖類 約3−5Ii ステロールグルコシトオヨヒ そのエステル 約5−7g PC約13−15g PE 約12−11’ PA 約9−12g PI 約10−15g 他の燐脂質 約6−51 既述の如く、燐脂質のヘキサン溶液においてはすべての燐脂質かかなりの寸法の ミセルを形成しており、そしてこれは適当な半透膜を用いる限外濾過によってグ リセリド油から完全に分離できる。
栽植の溶媒混合液(すなわち混合溶媒)中ではミセル形成は選択的に行われ、す なわち、大きな混合ミセル中に通常入り込むような1棟またはそれ以上の化合物 は、前記の栽植の溶媒混合液中ではその一部または全部がミセルから排除され、 分子の状態で存在するという意外な事実が今回見出された。この発見を利用すれ は、混合ミセルな形成する前We化合物か分離(分画)できる。たとえは、前記 の選択的ミセル形成が起るような溶媒混合液中に化合物を含んでなる溶液を作り 、この溶液を半透膜と接触させた場合には、1棟またはそれ以上の前記化合物は その一部または全部がミセルから排除されているので、これは溶存分子の形で前 記の膜を通過する。
したかつて本発明は、実質的に無極性の溶媒中では混合ミセルな形成する化合物 を含む混合物から、該化合物のうちのいずれかに富む画分(fraction) を回収1−るために、選択的なミセル形成が起るような適当な溶媒混合液中に前 記混合物を含んでなる浴液を加圧下に半透膜と接触させることによってパーメエ ート(permeat、e ;膜透過液)とレチンテート(膜不透過停滞液)と に分け、このレチンテートおよび/またはパーメエートから溶媒を除去すること によって富化画分を回収することを特徴とする方法に関するものである。
本発明方法は特に燐脂質の分画のために適した方法である。大豆の燐脂質を、炭 化水素とアルコールとの混合液たとえはヘキサンとインプロパツールとの混合液 (4:1)に溶解した場合には(すなわち、ヘキサンまたは他の純粋な炭化水素 溶媒の代りに前記混合液中に溶解した場合には)、PCは該燐脂質の混合ミセル 内に全く入らないかまたは一部しか入らないことが判った。このような浴液に限 外濾過を行ったときに得られる濾液(すなわちパーメエート)は、グリセリド脂 肪およびPC,ならびに比較的少量のPAおよびPEを含有するものであった。
糖類、P工および他の少量の燐脂質は、多量のPAおよびPEと共に膜によって 保持された。かように、この方法に従えは限外濾過によって燐脂質が分画でき、 すなわち、多種類の燐脂質の混合物からpc富化物および/またはPI富化物が 得られるのである。
適当な溶媒混合液は実質的に無極性溶媒と極性溶媒とを含有するものである。こ の2種の溶媒の比率が、この分離方法の選択率と収率とを決定する。この2種の 溶媒の最適比率は、使用される溶媒の種類および富化すべき化合物の種類に左右 される直である。個々の分離操作のときに使用される或特定の浴媒類の最適比率 は、簡単な実験によって容易に知ることができる。
たとえは、無極性溶媒と極性溶媒とからなりそして極性溶媒含有量が1−5q6 である混合液中に大豆の燐脂質を含有する浴液を半透膜に接触させた場合には、 ステロールダルコシド、ステロールダルコシドエステル、ステロールおよびグリ セリドの大部分が該膜を通過することが見出された。無極a溶媒と極性啓媒とか らなる適当な混合液の例にはヘキサン/アルコール、ジエチルエーテル/アセト ン、クロロホルム/メタノール等があけられる。したがって、燐脂質に富む画分 はレチンテートから回収され得る。しかしながら、レチンテート溶液中の極性済 媒の量を20−25%にふやした場合には、PCは膜を通過する。この2段階方 法によって、PCに冨みそして糖類、ステロール、ステロールダルコシドおよび そのエステルならびにグリセリドの含有量の低い両分が、最後のバーメエートか ら回収できる。これによって得られた生成物は非常に薄い黄色を有するものであ る。勿論この方法は、同じ啓媒を他種溶媒と共に種々の比率で用いて、かつこの 比率を同じに保つかまたは種々変えて何回も反覆実施することも可能である。
適当な無極性溶媒はヘキサンや他の炭化水素、ジエチルエーテルの如きエーテル 、酢酸エチルの如きエステル等の実質的中性(aprotic) i媒である。
また、ハロゲン化された炭化水素、エーテル、エステルも使用でき、その例には クロロホルム、塩化メチL/7、シ塩化メチレン、モノ−、ジーおよびトリ塩化 エチレンがあけられる。
極性溶媒は実質的にプロトン性(protic)溶媒であり、好ましくは低級1 価アルコールが使用され、たとえはメタノール、エタノール、プロパツール、イ ンプロパツール、ブタノール、インブタノール等が使用される。また、エノール 型のものであるときにプロトン性酊媒の如き挙動を示すケトン、たとえはアセト ン、メチルエチルケトン等も使用できる。
極性溶媒対無極性啓媒の最適比率は、使用される物質、レチンテート中に保つこ とが所望される化合物、およびバーフェート中への移行が所望される化合物の種 類に応じて種々変わるであろう。このD媒混合液は一般に極性溶媒を1−50重 量%含むものである。
PCを膜を通過させることが所望される場合には、との溶媒混合液は極性溶媒を 15−30重量%、好ましくは20−25重1%含有するものであることが一般 に望ましい。
PCに富む両分を収得すべき場合には、出発原料は好ましくは植物性燐脂質たと えは粗製大豆燐脂質もしくはレシチンを含有する混合物である。他の方法にょつ て、たとえは粗製燐脂質を低級アルコールで抽出することKよって得られた成程 度PCに富む燐脂質画分を出発原料として使用することもできる。
また、前記のミセル形成および分離方法の効率は水の存在によって影響を受ける ことも見出された。燐脂質は60%迄の水と結合し得る。したがって前記の燐脂 質含有混合物は水を約1−30重量%含有し得る。
さらにまた、ミセル形成は塩の存在、特にマグネシウム、カルシウム、アルミニ ウムおよび鉄の如き2価および3価のカオチンを含む塩の存在によっても影響燐 脂質混合物は一般に充分な量のカルシウムおよびマグネシウムを含有するが、或 場合には、特にアルコール可爵性燐脂質の場合には前記のカチオンまたは他のカ チオンを若干量追加するのが好ましい。
塩を添加すべき場合には、この塩は、分画すべき燐脂質含有混合物に添加でき、 あるいはまた、植物油の脱ゴム(degumming)操作によって得られた水 性スラッジに添加でき、あるいはこの脱ゴム操作に使用される水にさえ添加でき る。
水および/または塩の添加によって得られる効果は、ミセルの寸法が増大し、カ ットオフ限界値の大きい膜が使用できるようになり、これによって、生産量が増 加できることである。しかしながら、これによって選択率が影響を受けることも あり得る。
分画すべき化合物の浴液は、圧力下に膜と接触させる。一般に1−50パール、 好ましくは2−10パールの絶対圧力が使用される。
この方法の実施温度は臨界条件ではなく、シたがって、使用される溶媒混合液の 凍結点から沸点までの間の任意の温度においてこの方法か実施できる。しかしな から一般に、温度が高げれは高い程、フラッフスレ−) Blux rat、e )が一層大きくなる。
半透膜は等方性または異方性を有するものであってよ<、シかしてこの膜はカッ トオフ限界で特徴つけられる。ここに「カットオフ限界」は、この膜を重度通過 し得る分子または分子錯体の寸法として定義される用語である。カットオフ限界 は公称分子量単位で表わされる。本発明方法ではカットオフ限界500−300 .000の膜か適当である。好1しくはカットオフ限界の値は1000−150 00である。適当な膜の詳細な説明は英国特許第1,509;543号明細書に 記載されている。
適当な半透膜の例には、シアフロ膜として知られているアミコン社のぷおよびP Mシリースのものがあけられるが、これはポリエチレンからなる支持層の上に担 持された7 +)スルホン皮膜(たとえはジフェニル−4、4/ −ジスルホニ ル−’j タはジフェニル−エーテル−4,4’−ジスルホニル重合体皮膜)か らなるものである。他の適当な膜の例には、ローン−ブーラン社から市販されて いるポリアクリロニトリル皮膜、およびアブコア社から市販されているポリアミ ド皮膜があげられる。
前記の膜は、選択された膜材料として使用するに適した任意の慣用形態で使用で きる。たとえはこの膜は板状、管状または繊維状形態で使用できるが、後者の形 の弾性膜はあまり好ましくない。板状または管状形態のものを使用する場合には 、濾過実施時にかかる液圧に堪え得るようにするために1少なくとも適当な機械 的支持体を被膜に取付けなけれはならない。この支持体は多孔性金属、ガラス繊 維または他の多孔性剛体構造のものであり得る。
本発明方法を実施する場合には、使用すべき膜に、非水性液中使用適性を与える ための処理を行うことか必要なこともあり得る。製造業者から出荷されるときに 、多くの膜は既にたとえば水やグリセロール中に浸漬された状態になっているか ら、この膜は本方法に使用される前に水、中間溶媒および希釈溶媒(本方法に使 用される溶媒)と順次接触させることからなる予備処理を行わなけれはならない 。後者の溶媒かへキサンである場合には、前記中間溶媒としてインゾロパノール が使用できるが、当業者に知られているような他の適当なものを使用してもよい 。この中間溶媒は水および前記希釈溶媒の両者と混和し得るものでなければなら ないか、この混和度は或限られた範囲内のものであってもよい。この膜を長時間 使用した後には、この膜の効力を回復させるために前記の場合と同様な洗浄処理 方法によって被膜を処理するのか好ましい。
本発明を一層具体的に例示するために、次に実施例を示す。しかしながら本発明 の範囲は決して実施例記載の範囲内に限定されるものではない。
例1 ヘキサ76 Kfとインプロパツール2 Kfとの混合液に脱脂大豆燐脂質2  Kfを溶解した。この結果得られた溶液に限外濾過を50℃、3.8バールにお いて、カットオフ限界15,000のポリアクリロニトリル膜を用いて行った。
この膜はMessrs patterson CandyInzernazio nal (Whitchurch 、 Hampshire 。
England )のIT 6BJであって、全膜表面積は0.0 A m2  であった。
2時間後に得られた最初のパーメエート2.9 Ky (すなわちフラツクスは 36 Kt / m2.h ) から、燐脂質31.2gが得られた。回収され た溶媒は再びレテンテートタ/りに供給し、この限外濾過を続けた。全部で6種 類の両分が得られた。
74メント 燐脂質 画分l 2.9〜 31.2g 画分■ 3.2騨 31.21 両分[3,IKp ・34.6 g 画分子v 2.5Kf24.211 画分画分 ろ、2 Ky 25.3 E1画分Vl 1.9 Kp 19.2  g燐脂質パーメエート(165,79)全部に分析を行った。
この実験の結果を、出発物質である脱脂大豆燐脂質との比較のもとに次表に示す 。
ル胡耐友豆力朝讃 パーメエートに椙朝讃全燐量 3.01 2.58 糖類全量 5.1% <0.1% P C25,0% 51.2% PE 24.7% 14.2% PA 9.1 % 3.6% P I I4.5% 0.6% LPC1,6% 2.8チ 他のm脂質 5.9多 0.1 チ ステロールグルコント2.1 % 2.6%例2 アルコール抽出によって得られたPCに富む市販ダイズレシチ:/ (Oelw erke 8pyckの「Bolec F 304 J )である試料に、例1 記載の限外濾過操作を行った。このレシチンの全量1.5Kyを、ヘキサン7. 5KPとインプロパツール2.5に2どの混合液に溶解した。パーフェート中に おいて全部で1.066にグのレシチンが得られた。
出発原料である「Bolec F 304 Jとパーメエートレシチンとの両者 に脱脂操作を行い、次いで分析した。
この結果を次表に示す。
出発原料であるし バーメエートレ PC52,8% 65.0 % PE 10.6 % 7.7 % PA 4.Q % 1.2% PI 3.4 % 1.0 % LPC1,1チ 2.1 % 他の燐脂質 4.5% 1.2% この結果から明らかなように、市販レシチンを混合溶媒に溶解した場合には、半 透膜を用いる濾過によって糖類が除去でき、PCに富む生成物が得られるのであ る。
例3 ダイズ燐脂質(市販レシチン)の試料を、冷アセトンで何回も洗浄し次いで乾燥 することによって脱脂した。この脱脂燐脂質80gを、ヘキサ/とエタノールと の混合液〔混合比(vol/vol) = 75 : 25 〕3209に溶解 した。?リスルホン膜r PMl 0J CAmlconGmbH、Wizze n (Ruhr ) 、 Germany で製造されたもの〕を固定した「A m1con 401 Sモジュール」(カントオフ限界10,000)を用いて 前記溶液500m1の限外濾過を20°G、4バールにおいて行った(全投入量 は40 ci rulであった)。限外濾過によって得られたパーメエート液を 乾燥状態になるまで蒸発させたが、これによって薄黄色残留物が8.4g得られ た。この残留物を分析し、個々の燐脂質の含有量を調べた。前記の市販レシチン の脱脂物もまた同様な方法に従って分析した。この実験の結果を次表に示す。
出発原料である パーメエート 脱脂レシチン レシチン 糖類 6.8% 0.2% pc 、 21.2% 59.2% PE 17.1 % 10.9% PA 8.3% 6.1 % p工 17.0% 1.5% LPG 2.7% 0.9% 他の燐脂質 9.6チ 2.8 % 例4 市販ダイズレンチン約3.5KPを、ヘキサンとエタノールとを95:5の容量 比で含んでなる溶媒混合液30に9に溶解し、この溶液に限外濾過を例1記載の 方法に従って行った。この限外濾過の濾液27.71を蒸留し脂肪混合物1KF を得た。この脂肪混合物に薄膜クロマトグラフ分析(TLC)を行った結果、こ れはその大部分かトリグリセリド油であって、それと共に遊離ステロール、ステ ロールエステル、遊離脂肪酸、および少量のステロールグルコノドの脂肪酸エス テルを含有するものであった。
この限外濾過の濾液から回収された溶媒をレチンテートに戻し、この限外濾過を 続けた。次の限外濾過の濾液201の蒸留によって溶媒を除去した結果、脂肪混 合物が0.7Kp得られた。この脂肪混合物は少量のトリグリセリドおよび遊離 脂肪酸の他に、主としてステロールおよびエステル化グリコシドを含有し、かつ ごく少量のPCを含むものであった。回収された溶媒混合液は再びレチンテート に戻し、限外濾過を続けた。
最後に、すべての両分にTLC分析を行ったが、その結果を次表に示す。
限外濾過による燐脂質の分画に?ける数種の溶媒混合液の効果を調べた。
この実験の装置および条件は例ろの場合と同様であった。この実験の結果を次表 に示す。得られた生成物(バーメエートおよびレチンテート中の脂質類)に、薄 膜クロマトグラフ分析法によって半定量分析を行った。これらの実施例のすべて において、次表に示され国際調査報先

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 うちの1種に富む画分を回収する方法において、選択的ミセル形成が起るような 適当な溶媒系中に前記混合物を含んでなる溶液を、加圧下に半透膜と接触させて パーメエート(透過液)とレチンテート(不透過液)とに分け、このレチンテー トオよび/またはパーメエートから溶媒を除去することによってそこから富化画 分を回収することを特徴とする方法。 2、実質的に無極性溶媒と極性溶媒からなる混合液を、溶媒混合液として使用す ることを特徴とする請求範囲第1項記載の方法。 3 へキサンの如き炭化水素、クロロホルムの如きハログゞン化炭化水素、ジエ チルエーテルの如きエーテル、および/または酢酸エチルの如きエステルを、実 質的に無極性の溶媒として使用することを特徴とする請求の範囲第1項または第 2項に記載の方法。 4、 アセトンの如きケト/、および/また(エメタノール、エタノール、フロ ノぐノール、インプロノ七ノール、ブタノールまたはインブタノールの如き低級 1価アルコールを、極性溶媒として使用することを特徴とする請求の範囲第2項 または第6項に記載の方法。 5、 カントオフ限界500−300,000好ましくは1,000−15.0 00の半透膜を使用することを特徴とする請求の範囲第1項−第4項に記載の方 法。 6.1−50バール、好ましくは2−10バールの絶対圧のもとで溶液を膜と接 触させることを特徴とする請求の範囲第1項−第5項に記載の方法。 Z 被処理混合物が燐脂質含有混合物であることを特徴とする請求の範囲第1項 −第6項に記載の方法。 8、 混合物がアルコール可溶性燐脂質画分であることを特徴とする請求の範囲 第7項記載の方法。 9、 燐脂質含有混合物が水を1−30重量多含有するものであることを特徴と する請求の範囲第7項または第8項に記載の方法。 10、燐脂質含有混合物が2価または6価カチオンの塩、好ましくはマグネシウ ム塩またはカルシウム塩を請求の範囲第7項−第9項に記載の方法。 11、ホスファチジルコリンに富む画分をパーメエートから回収することを特徴 とする請求の範囲第7項−第10項に記載の方法。 12、ホスファチジルコリントールに富む画分をレチンテートから回収すること を特徴とする請求の範囲第7項−第11項に記載の方法。 16、明細書本文中特に実施例中に実質的に開示されている請求の範囲第1項〜 第12項記載の方法。 14 請求の範囲第1項−第16項に記載の方法によって得られる1種の化合物 に富む混合物。
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