JPH01128910A - 皮膚化粧料 - Google Patents

皮膚化粧料

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JPH01128910A
JPH01128910A JP28776487A JP28776487A JPH01128910A JP H01128910 A JPH01128910 A JP H01128910A JP 28776487 A JP28776487 A JP 28776487A JP 28776487 A JP28776487 A JP 28776487A JP H01128910 A JPH01128910 A JP H01128910A
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JP
Japan
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skin
superoxide dismutase
modified
cosmetic
polyalkylene glycol
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Kenji Mori
憲治 森
Hiroshi Nakayama
博 中山
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、顔面等に塗布して用いることのできる皮膚
化粧料に関するものである。
〔従来の技術〕
スーパーオキシドジスムターゼは、動物、植物。
微生物等の生体内に広く分布する酵素であり、最近、こ
のスーパーオキシドジスムターゼの酵素作用を応用した
化粧料がいくつか提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点] しかしながら、スーパーオキシドジスムターゼをそのま
ま化粧料に用いると、■化粧料の製造時に酵素活性が低
下しやすい、■酵素が原因となって化粧料の色や匂いが
経口的に変化しやすい、■酵素が原因となって皮膚に刺
激やアレルギーを与えやすい、等の問題があり、その解
決が望まれていた。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、経
日的安定性と皮膚へのなじみ性が改善された修飾スーパ
ーオキシドジスムターゼ含有皮膚化粧料の提供をその目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明の皮膚化粧料は、
銅、亜鉛型スーパーオキシドジスムターゼにポリアルキ
レングリコールを結合させた修飾スーパーオキシドジス
ムターゼと水溶性多価アルコールとを必須成分とすると
いう構成をとる。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
この発明に用いる銅、亜鉛型スーパーオキシドジスムタ
ーゼは公知の物質で、植物の葉や動物の血球、肝臓、胎
盤等から得られる。そして、この酵素は、経皮吸収され
て真皮の線維芽細胞や表皮の基底細胞に働きかけ優れた
老化防止効果を発揮する。
上記スーパーオキシドジスムターゼを修飾するために用
いるポリアルキレングリコールとしては、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、エチレンオキ
サイド−プロピレンオキサイド共重合体等があげられ、
単独で使用して、も併用してもよい。なお、これらのポ
リアルキレジグリコールには、その片末端がメチル基や
エチル基で封鎖されているものも含まれる。これらはい
ずれも親水疎水両親媒性を示す。上記ポリアルキレンゲ
リコールの分子量は特に限定されるものではないが、効
果の点から1000〜20000のものが好適である。
この発明の修飾スーパーオキシドジスムターゼは、上記
スーパーオキシドジスムターゼと上記ポリアルキレング
リコールとを用い、例えばつぎのようにして製造するこ
とができる。すなわち、まず上記ポリアルキレングリコ
ールを適当な結合剤との結合によって活性化する。そし
て、上記活性化ポリアルキレングリコールの活性部位と
スーパーオキシドジスムターゼのアミン基とを結合させ
ることにより、スーパーオキシドジスムターゼの修飾を
行う。活性化ポリアルキレングリコールの過剰な活性基
は、上記修飾反応後、リジン、グリシン、アミノエタノ
ール等のアミノ基を有する化金物と反応させて後処理を
行う。また、残存している未反応の結合剤等は、限外濾
過等によって分離除去する。このようにして目的とする
修飾スーパーオキシドジスムターゼを製造することがで
きる。
上記製法において、ポリアルキレングリコールを活性化
する結合剤および結合方法は特に限定されるものではな
く、酵素を失活させるような反応条件によるものでなけ
ればどのようなものであってもよい。このような結合剤
としては、例えばp−ニトロフェニルクロロホルマート
、1.1’−カルボニルジイミダゾール等があげられる
。修飾の方法としては、例えば、ポリアルキレングリコ
ールの末端水酸基を二酸化マンガン等によりカルボキシ
ル基に変換したのちこのカルボキシル基と酵素のアミノ
基とをカルボジイミド等で結合させる方法や、N−ヒド
ロキシコハク酸イミド等でカルボキシル基を活性エステ
ルに変えたのちこの活性エステル基と酵素のアミノ基と
を結合させる方法等があげられる。
なお、上記スーパーオキシドジスムターゼとポリアルキ
レングリコールの修飾反応は、酵素の失活を防ぐために
、中性もしくは弱アルカリ溶液中において室温で行うこ
とが好適である。また、上記スーパーオキシドジスムタ
ーゼとポリアルキレングリコールの配合割合は、ポリア
ルキレングリコールの分子量や構造によって異なり、必
ずしも限定されるものではないが、皮膚とのなじみ性を
考慮すれば、ポリアルキレングリコール量が、スーパー
オキシドジスムターゼ量に対し、重量基準で0.5倍よ
りも多いことが好ましい。
このようにして得られる修飾スーパーオキシドジスムタ
ーゼは、高い活性を維持しており、しかも、抗原性が殆
どもしくは完全に抑制されている。
上記修飾スーパーオキシドジスムターゼとともにこの発
明に用いる水溶性多価アルコールは、上記修飾スーパー
オキシドジスムターゼの水溶液中での経日的劣化を抑制
する働きをするもので、例えばエチレングリコール、プ
ロピレングリコール。
1.3−ブチレングリコール、1.4−ブチレングリコ
ール、ジブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリ
ン、グルコース、マルトール、マルチトール、蔗糖、フ
ラクトール、キシリトール、ソルビトール、マレトリオ
ース、スレイトール、エリスリトールがあげられる。こ
れらは単独で用いても2種以上を併用してもよい。
この発明の皮膚化粧料は、上記修飾スーパーオキシドジ
スムターゼと、水溶性多価アルコールとを用い、通常の
化粧料と同様にして製造することができる。例えば精製
水に修飾スーパーオキシドジスムターゼと水溶性多価ア
ルコールとを均一に混合することによりスキンローショ
ンを得ることができる。また、油性物質や乳化剤を組み
合わせることにより化粧用乳液や化粧用クリーム等を得
ることができる。もちろん、上記各種化粧料には、必要
に応じて着色剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等
の添加物を適宜配合することができる。
上記製法において、修飾スーパーオキシドジスムターゼ
の配合量は、その酵素量が全量に対して0、 OOOO
1〜1重量%(以下「%」と略す)となるように設定す
ることが好適である。すなわち、修飾スーパーオキシド
ジスムターゼがo、 o o o 。
1%より少ないと得られる皮膚化粧料における酵素の働
きが充分でなく、1%を超えると皮膚化粧料の肌への刺
激が強くなる傾向が見られるからである。
また、水溶性多価アルコールの配合量は、全量に対し0
.5〜50%となるように設定することが好適である。
0.5%より少ないと皮膚化粧料の経日安定性が低下し
て変色や変臭を生起しやすくなり、50%を超えると皮
膚化粧料の感触がべたついて好ましくないからである。
さらに、上記製法において用いる精製水は、通常化粧料
製造に用いられる、イオン交換樹脂で処理した脱イオン
精製水や蒸留水等が適用される。
そして、その配合量は、通常40〜99%程度である。
このようにして得られた皮膚化粧料を用いると、皮膚が
紫外線に晒されたり傷を受けたりしたときに多量に発生
するスーパーオキサイドを修飾スーパーオキシドジスム
ターゼの作用により不均化分化するため、スーパーオキ
サイドによる肌の乾燥化、老化を防ぐことができる。ま
た、スーパーオキシドジスムターゼがポリアルキレング
リコールによって修飾されているため、スーパーオキシ
ドジスムターゼ自体の抗原性が除去されており、肌荒れ
を起こすことがない。しかも、水溶性多価アルコールの
存在によって修飾スーパーオキシドジスムターゼが経口
的に劣化することがない。したがって、この発明の皮膚
化粧料は、長期間安心して使用することができ、その効
果も高い。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて説明する。
なお、実施例に示す酵素活性の測定と、荒肌改善効果試
験、角質改善効果試験、実用試験、酵素活性の経口安定
試験の各種試験は、つぎのようにして行った。
〈活性の測定〉 キサンチン−キサンチンオキシダーゼによるスーパーオ
キシド生成系にチトクロームCと酵素または修飾酵素を
共存させチトクロームCの還元速度を低下させる量を指
標として酵素の活性を測定した。
〈荒肌改善効果試験〉 下脚に荒れ肌を有する中高年被験者20名を対象として
4週間連続塗布効果を調べた。被験者の左側下脚試験部
位に1日1回約1gの試料を塗布し、試験開始前および
終了後の皮膚の状態を下記の判定基準により判定した。
右側下脚は試料を塗布せず対照とした。
*皮膚乾燥度の判定基準* −:正常 ±  :やや乾燥、落屑なし +  :乾燥、落屑軽度 ++:乾燥、落屑中程度 +++:乾燥、落屑顕著 そして、試験前後の試験部位と対照部位の判定結果を比
較し、皮膚乾燥度が2段階以上改善された場合(例えば
、十→−1++→±)をを効、1段階改善された場合を
やや有効、変化がなかった場合を無効とした。試験結果
は、有効、やや有効となった被験者の人数で示した。
く角質改善効果試験〉 前述の荒肌改善効果試験開始前後の被験者皮膚にメンデ
ィングテープにチバン社製)を接着し、これを剥離した
ときテープに付着した角質細胞の状態を走査型電子顕微
鏡によって詳細に調べた。
そして、下記の基準によって皮膚角質細胞抗剥離性を解
析し、角質改善効果を求めた。
*角質改善効果(角細胞抗剥離性増大)の判定基準* 評価点1=スケールを認めず 2:小スケール点在 3:小〜中スケール顕著 4:大スケール顕著 評価は、4週間連続塗布後の試験部位の評価点と対照点
のそれとの差が2点以上の場合を有効、1点の場合をや
や有効、0点の場合を無効とした。
判定結果は、有効、やや有効となった被験者の人数で示
した。
〈実用試験〉 荒れ肌、小皺、乾燥肌等を訴える女子被験者(35〜5
5才)20人に試料を1日朗夕2回、連続3力月塗布し
、その直後に下記項目について評価した。
*評価項目* 皮膚の湿潤性:皮膚に潤いが生じたと答えた人数 べたつき感 :試料にべたつきを惑したと答えた人数 皮膚の平滑性:皮膚が滑らかになったと答えた人数 弾力性   :皮膚に張りが生じたと答えた人数 刺激性   :塗布時に刺激を感じたと答えた人数 かぶれ   二使用期間中に肌がかぶれたと答えた人数 〈経日安定性試験〉 試料を密封、遮光の条件下、45°Cの恒温槽に3力月
放置したのち、色と匂いの変化の有無を観察した。
〔実施例1] ■修飾スーパーオキシドジスムターゼの調製ポリエチレ
ングリコール(平均分子11900)5.0g、p−ニ
トロフェニルクロロホルマート0、6 gを無水アセト
ニトリル30mに溶解したのちこれにトリエチルアミン
0.3gを加えた。この溶液を室温25“Cで一昼夜撹
拌したのちジエチルエーテル200dを加え4℃で一昼
夜静置して結晶を析出させた。この結晶を濾別したのち
ジエチルエーテル−アセトニトリル混合溶媒を用いて再
結晶を行い、ジエチルエーテルでよく洗浄してから乾燥
し、活性化ポリエチレングリコールの白色結晶4.5g
を得た。
一方、生存血球から得られた銅、亜鉛型スーパーオキシ
ドジスムターゼ(シグマ社製、2350’  U/■)
50■を0.075 M−リン酸カリウム緩衝液(pH
7、8) 20 dlに溶解し、上記活性化ポリエチレ
ングリコール100■を室温25°Cで一昼夜撹拌した
。得られた反応液にグリシン0.1 gを加え5時間処
理反応を行ったのち溶液を限外濾過により精製、濃縮し
、凍結乾燥して修飾スーパーオキシドジスムターゼを得
た。
この修飾酵素の活性保持率は78%であった。
■スキンローションの調製 上記修飾スーパーオキシドジスムターゼ(以下「修飾5
ODJと略す)を用い、下記のような原料組成にしてこ
れらを均一に混合することによりスキンローションヲ得
り。
修飾SOD     0.01% グリセリン   10.00〃 精製水     89.99 〃 〔実施例2〕 ■修飾SODの調製 ポリエチレングリコールに代えてモノメトキシポリエチ
レングリコール(平均分子ff15000)を用いた。
それ以外は実施例1と同様にして修飾SODを得た。
この修飾酵素の活性保持率は76%であった。
■スキンローションの調製 上記修飾SODを用い、下記のような原料組成にしてこ
れらを均一に混合することによりスキンローションを得
た。
修飾SOD        0.0001%ジプロピレ
ングリコール 1.0000 〃精製水       
 98.9999 〃〔実施例3〕 ■修飾SODの調製 ポリエチレングリコールに代えてオキシエチレン−オキ
シプロピレンランダム共重合体(平均分子ff1375
0、三洋化成社製、ニューボール50HB5100)を
用いた。それ以外は実施例1と同様にして修飾SODを
得た。
この修飾酵素の活性保持率は94%であった。
■スキンローションの調製 上記修飾SODを用い、下記のような原料組成にしてこ
れらを均一に混合することによりスキンローションを得
た。
修飾S OD           O,1%1.3−
ブチレングリコール 10.0 〃精製水      
     89.9〃〔実施例4〕 ■修飾SODの調製 ポリエチレングリコールに代えてオキシエチレン−オキ
シプロピレンブロック共重合体(平均分子ff1750
0〜9000、旭電化工業社製、プルロニックF−68
)を用いた。それ以外は実施例1と同様にして修飾SO
Dを得た。
この修飾酵素の活性保持率は80%であった。
■スキンローションの調製 上記修飾SODを用い、下記のような原料組成にしてこ
れらを均一に混合することによりスキンローションを得
た。
修飾S OD           0.1%1.3−
ブチレングリコール  is、o〃精勅水      
     94.9 〃〔実施例5〕 ■修飾SODの調製 モノメトキシポリエチレングリコール(平均分子量50
00)10.0gと塩化シアヌル1.1 gとを無水ベ
ンゼン80m1に溶解し、これに無水炭酸ナトリウム2
.0gを加えた。この溶液を室温25°Cで48時間撹
拌して反応させたのち反応残留物を濾別した。そして、
濾液に石油エーテル100m!を徐々に滴下して白色沈
澱物を得た。この沈澱物を再び無水ベンゼン70m!に
溶解し、石油エーテルを徐々に滴下して再沈澱を行い、
石油エーテルでよく洗浄したのち乾燥して2−0−メト
キシポリエチレングリコール−4,6−ジクロロ−S−
トリアジンを得た。
一方、牛肝臓から得られた銅、亜鉛型スーパーオキシド
ジスムターゼ(シグマ社製、2800U/mg) 25
 mgを0.1Mホウ砂水溶液(pH9,5)に溶解し
、上記活性化ポリエチレングリコール400■を加えて
室温25°Cで1時間撹拌し反応させた。この反応液を
限外濾過により精製、濃縮し、凍結乾燥して修飾SOD
を得た。
この修飾酵素の活性保持率は79%であった。
■スキンミルクの調製 上記修飾SODを用い、下記のような原料組成にして油
相と水相をつくった。そして、80°Cに加熱した油相
に同じく80°Cに加熱した水相を加えて均一に撹拌し
ながら速やかに冷却しスキンミルクを得た。
油相 流動パラフィン     20. O0%セチルアルコ
ール     5.OO〃ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノオレート             5. OO
〃水相 修飾SOD         0.01%ジグリセリン
       5.00〃メチルパラベン      
0.10 〃精製水         64.89 〃
〔実施例6〕 ■修飾SODの調製 ポリエチレングリコール(平均分子15000)5.0
gを無水ベンゼン50mflに溶解し、無水炭酸ナトリ
ウム2.5gを加えて80°Cで30分間加熱還流した
。そして、塩化シアヌル180■を加えて一昼夜80℃
で還流上反応を行ったのち反応残留物を濾別した。そし
て、濾液に石油エーテルを徐々に滴下して沈澱を生じさ
せ、この沈澱物を石油エーテルでよく洗浄したのち乾燥
して2.4−ビス(0−メトキシポリエチレングリコー
ル)−6−クロロ−3−)リアジンを得た。
以下の操作は上記実施例5と同様であるが、2−0−メ
トキシポリエチレングリコール−4,6−ジクロロ−3
−)リアジンに代えて上記2.4−ビス(0−メトキシ
ポリエチレングリコール)−6−クロロ=S−)リアジ
ンを用いた。このようにして修飾SODを得た。
この修飾酵素の活性保持率は81%であった。
■スキンクリームの調製 上記修飾SODを用い、下記のような原料組成にして油
相と水相をつくった。そし士、80°Cに加熱した油相
に同じく80°Cに加熱した水相を加えて均一に撹拌し
ながら速やかに冷却しスキンクリームを得た。
油相 ミリスチン酸オクチルドデシル 35、 O0% セチルアルコール     5.00 〃セチルパルミ
テート    2. OO〃セスキステアリン酸ソルビ
タン 3、 OO〃 水相 修飾SOD         0.01%グリセリン 
     15. OO〃ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノオレエート(20B、0.)       5.
 OO//メチルパラベン      0.lO〃精製
水         34.89 〃〔比較例1〕 修飾SODに代えて生存血球から得られた銅。
亜鉛型スーパーオキシドジスムターゼ(シグマ社製、 
 2350 U/n+g)をそのまま用い、下記のよう
な原料組成にしてこれらを均一に混合することによりス
キンローションを得た。
S OD          O,003%グリセリン
   1O3000〃 精製水     89.997 〃 〔比較例2] 修飾SODとして実施例1と同様のものを用い、下記の
ような原料組成にしてこれらを均一に混合することによ
りスキンローションを得た。
修飾SOD     0.01% 精製水     99.99 〃 上記のようにして得られた6種類の実施測高および2種
類の比較測高について、前記の手順に従って各試験を行
い評価した。その結果を下記の表に示す。
(以下余白) この表かられかるように、実施別品はいずれも肌の改善
に優れた効果を示している。そして、未修飾のスーパー
オキシドジスムターゼを用いた比較例1品のような皮膚
への刺激やかぶれもない。
また、比較例2品で問題となる経口安定性も、実施別品
では全く問題がない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の皮膚化粧料は、ポリアルキレ
ングリコールによって修飾されたスーパーオキシドジス
ムターゼと水溶性多価アルコールとが含有されているた
め、これを用いると、肌荒れを起こすことなく肌の乾燥
化、老化を防止することができる。しかも、この化粧料
は、色や匂いが経日的に変化することがなく、長期間安
心して使用することができるという利点を有する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銅、亜鉛型スーパーオキシドジスムターゼにポリ
    アルキレングリコールを結合させた修飾スーパーオキシ
    ドジスムターゼと水溶性多価アルコールとを必須成分と
    することを特徴とする皮膚化粧料。
  2. (2)修飾スーパーオキシドジスムターゼの含有量が、
    酵素量として0.00001〜1重量%に設定されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の皮膚化粧料。
  3. (3)ポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリ
    コール、ポリプロピレングリコールおよびエチレンオキ
    サイド−プロピレンオキサイド共重合体からなる群から
    選ばれた少なくとも一つのポリアルキレングリコールで
    ある特許請求の範囲第1項または第2項記載の皮膚化粧
    料。
  4. (4)水溶性多価アルコールの含有量が、0.5〜50
    重量%に設定されている特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれかに記載の皮膚化粧料。
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