JPH01128859A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、記録装置に関し、特に、高密度、高精彩、か
つ高速度に連続記録が可能な記録装置に関するものであ
る。

［従来の技術］ 近年、計算機システムや画像処理システムなどの情報処
理システムの急速な普及に伴い、それらシステムに用い
られる各種機器の高速化の要求が益々高まってきでいる
。これらシステムにおける情報の出力装置としての記録
装置においても改良がなされており、中には記録に係る
情報の供給源としてのホスト装置の情報処理速度ないし
は情報の転送速度を上まわる動作速度で駆動できるもの
まで開発されてきている。

［発明が解決しようとする問題点］ このような場合、記録装置としては、記録すべき情報が
供給されるまで記録を中断するように、すなわち記録を
断続的に行うように構成することが考えられる。しかし
なが４、このような断続動作には記録媒体搬送系の駆動
／停止を伴うので、搬送機構において用いられるギアの
バックラッシュや記録媒体の伸縮等の要因により、均質
であ゛るべき記録画像に重なりが生じたり間隙が生じた
りすることがある。

特に、高密度、高精彩の画像記録を行う上でこの影響は
重大である。例えば上記要因により生じるドツト（画素
）のずれが数１００μｍ程度であったとしても、１画素
を１００μｍ程度で構成する場合には、甚だしい記録画
像の品位の低下を招来することになる。

【問題点を解決するための手段］ 本発明は、供給される画像情報の転送速度に対応させて
記録速度を制御することにより上記問題点を解決するこ
とを目的とする。

そのため、本発明では、画像データ供給源より供給され
る所定量の画像データの転送速度より大なる速度で前記
所定量のデータ記録が可能な記録ヘッドと、該記録ヘッ
ドに対し記録媒体を搬送する搬送手段と、前記転送速度
に応じて前記搬送子［作　用１ 本発明では、制御手段により転送速度に合わせて記録媒
体搬送速度が調整されるので、記録ヘッドの動作速度に
合わせて搬送手段による搬送状態を断続する必要がなく
、従って、搬送の断続による生じる不都合を防止できる
ことになる。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明記録装置の一構成例を示す。ここで、１
０１は第４図示の処理手順等に従って各部を制御する例
えばマイクロプロセッサ形態のＣＰＵｌ０Ｉは外部のホ
スト装置Ｈとの間で記録に係る画像データや制御信号等
の送受信を制御するインタフェース部であり、ホスト装
置Ｈからの所定量の画像データの受信に応じ、ＣＰＩｌ
ｌ［！ｌに対しデータ受信割込み信号ｌＮＴｌを発生す
る。１０３はホスト装置Ｈから転送されてきた画像デー
タを一時格納しておくバッファメモリ部である。

１０４は記録媒体の搬送速度を制御する搬送コントロー
ル部であり、搬送速度に合わせて記録タイミングをＣＰ
ｔ１１０１および記録コントロール部１０５にそれぞれ
通知するための同期割込み信号ＩＮＴ２および記録タイ
ミング信号Ｐを送出する。１０６は搬送コントロール部
１０４により制御される搬送系のモータであり、例えば
ＤＣモータとすることができる。

記録コントロール部１０５は、バッファメモリ部１０３
より送出された所定量の記録データを記録タイミング信
号Ｐに同期して記録ヘッドユニット１０７に供給する。

記録ヘッドユニット１０７は、記録媒体の１ライン毎に
記録を行うラインヘッドであり、例えば記録媒体の全幅
に対応させてインク吐出ノズルを設けたいわゆるフルマ
ルチタイプのインクジェット記録ヘッドとすることがで
きる。

１０８はＣＰＵｌ０Ｉが実行する処理手順の他、ホスト
装置からの画像データの転送速度に対応させた記録媒体
の搬送速度を規定するデータのテーブルを格納してお（
ＲＯＭ　、　１０９はカウンタ等作業用に用いるＲＡＭ
である。また、１１０は各部１０１〜１０５゜１０８お
よび１０９を結合するアドレスバス、コントロールバス
およびデータバスを集合したパスラインである。

第２図は搬送コントロール部の一構成例を示す。ここで
、２０１はＣＰＵｌ０Ｉからの搬送速度の指令値を出力
する出力ポート、２０２は当該出力された指令値（ディ
ジタルデータ）をアナログ量に変換するＤ／Ａ変換器、
２０３は当該アナログ量の指令値に基づきモータ１０６
の回転速度を制御する速度制御部、２０４は速度制御部
２０３の出力を増幅してモータ１０６に供給するアンプ
である。

２０６はモータ１０６の回転速度に比例したパルス信号
を出力するエンコーダであり、この出力を速度制御部２
０３にフィードバックするとともに、割込みイ８号全発
生２０７に導く。割込み信号発生部２０７では、エンコ
ーダ２０６の出力、すなわち記録媒体の搬送状態に基づ
き、記録タイミングをＣＰＯＩＯＩに通知する割込み信
号ＩＮＴ２および記録コントロール部１０６に通知する
タイミング信号Ｐを発生する。

本例において、ホスト装置Ｈからの画像データはバッフ
ァメモリ部１０３に貯えられ、記録コントロール部１（
１５への画像データはそのバッファメモリ部１０３から
読出されて行くものであるから、バッファメモリ部１０
３に格納されているデータの量、すなわちバッファメモ
リ部１０３の使用率を認識すれば、ホスト装置Ｈからの
転送速度に合わせて搬送速度、ひいては記録装置におい
て所定量のデータを記録するに要する記録速度を調整で
きることになる。何となれば、転送速度に比して記録速
度が高ければ使用率が低下して行くからである。

そのため、本例にあっては、第３図に示すようにバッフ
ァメモリ部１０３の使用量に搬送速度を対応づけて記録
媒体の搬送が行われるようにする。

具体的には、バッファメモリ部１０３の使用量を示すデ
ータに対応させて搬送コントロール部１０４への指令値
のデータをｆｌＯＭ１０８内にテーブル化しておき、こ
れを読出すようにすればよい。また、使用量を示すデー
タとしては、ＲＡＭ１０９にカウンタとして用いる領域
（以下これをバッファカウンタという）を設けると共に
、バッファメモリ部１０３に対して所定量（例えば１ラ
イン分）のデータがアクセスされる度にバッファカウン
タの内容をインクリメントまたはディクリメントするよ
うになし、適宜バッファカウンタの値を用いるようにす
ればよい。なお、第３図示の例にあっては使用量ｎ２％
以上で最大速度、０２％未満ｎ１％以上で適宜の速度が
得られ、ｎ１％未満では搬送系を停止するようにしてい
る。

第４図（Ａ）　、　ＣＢ）および（Ｃ）は本例による記
録速度制御手順の一例を示す。まず、同図（Ａ）はホス
ト装ｅＨからの所定量の画像データ受信に応じてインタ
フェース部１０２が発生する割込み信号ｌＮＴｌによっ
て起動される手順であり、このステップＳＡＩにてバッ
ファカウンタの内容を＋１歩進して処理を終了する。な
お、インタフェース部１０２は、記録コントロール部１
０５に一回に供給される量（例えば１ライン）のデータ
を受信したときに信号ｌＮＴｌを発生するようにするこ
とができる。

同図（Ｂ）は搬送コントロール部１０４が発生する割込
み信号ＩＮＴ２に応じて起動される手順である。

このときはまずステップＳＢＩにてバッファメモリ部１
０３から所定量のデータを記録コントロール部１０５に
転送させ、次にステップＳＢ３にてバッファカウンタの
内容を一１歩進して処理を終える。

同図（Ｃ）は適切なタイミングで起動される指令値補正
の手順である。ここではまずステップＳＣＩにてバッフ
ァカウンタの内容を読み、ステップＳＣ３にてその値に
応じた搬送コントロール部１０４への指令値を読出す。

次いで、ステップＳＣ５にてこの指令値を搬送コントロ
ール部１０４に送出し、処理を終了する。これにより、
バッファ使用領すなわち転送速度に応じた搬送速度が得
られることになる。

以上の実施例によれば、ホスト装置Ｈからの記録惜報の
転送速度に応じて記録装置の記録速度を制御するように
したので、一つの連続した情報の記録中に搬送系を停止
しなくて済み、従って記録媒体の伸縮等に起因した画像
のみだれを防止できた。また、記録ヘッドユニット１０
７としてインクジェット記録ヘッドを用いる場合におい
ては、記録中断に伴う吐出の不均一化を予防できること
になる。

なお、本発明は、上側のようにインクジェット記録ヘッ
ドを用いた記録装置に限られることなく、ホスト装置等
画像データ供給源からの画像データ転送速度を上回る動
作速度で駆動できる記録装置であれば、その記録方式に
よらず極めて有効かつ容易に適用できるのは勿論である
。

また、記録速度の調整も、バッファ使用量に応じて行う
のみならず、例えば転送速度そのものに基づいて行うよ
うにしてもよく、さらに、調整データの決定も第３図示
の曲線に限られないのは言うまでもない。

加えて、各部構成も上述のものにのみ限られないのは勿
論である。例えば上側では搬送系の駆動源としてＤＣモ
ータを採用したが、これはパルスモータ等で看換するこ
とも可能であり、この場合には第２図の構成に関してＤ
／Ａ変換器２０２や速度制御部２０３の閉ループ系も不
要ないし著しく簡略化できる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、供給される画像
情報の転送速度に合わせて記録速度を調整するようにし
たので、記録速度が転送速度を上回る場合にも搬送系の
駆動の中断を要さず、従って、駆動の断続により生じる
記録媒体の伸縮等に起因する記録画像の乱れを防止でき
、これにより品位の高い画像記録を行うことが可能とな
った。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明記録装置の一構成例を示すブロック図、 第２図は第１図における搬送コントロール部の−構成例
を示すブロック図、 第３図は画像データの転送速度と記録媒体の搬送速度と
の対応づけの一例を説明するための線図、 第４図（Ａ）〜（Ｃ）は実施例による搬送速度制御手順
の一例を示すフローチャートである。 １０１・・・ｃｐｕ　。 １０２・・・インタフェース部、 １０３・・・バッファメモリ部、 １０４・・・搬送コントロール部、 １０５・・・記録コントロール部、 １０６・・・モータ、 １０７　・・・記録へラドユツト、 １０８・・・ＲＯＭ　。 １０９　・・・ＲＡＭ　。 ２０６・・・エンコーダ、 ２０７・・・割込み信号発生部、 Ｈ・・・ホスト装置。゛ 第１図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画像データ供給源より供給される所定量の画像データの
   転送速度より大なる速度で前記所定量のデータ記録が可
   能な記録ヘッドと、 該記録ヘッドに対し記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記転送速度に応じて前記搬送手段による搬送と 速度を制御する制御手段とを具えたことを特徴とする記
   録装置。