JPH01126024A - ハイブリッド回路 - Google Patents

ハイブリッド回路

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JPH01126024A
JPH01126024A JP62284503A JP28450387A JPH01126024A JP H01126024 A JPH01126024 A JP H01126024A JP 62284503 A JP62284503 A JP 62284503A JP 28450387 A JP28450387 A JP 28450387A JP H01126024 A JPH01126024 A JP H01126024A
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amplifier
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JP62284503A
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Masatoshi Yago
家合 政敏
Shuzo Wakai
若井 修造
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば、データ伝送システムにおいて、送信
と受信とが同時に可能な送受信端子をもった変復調端末
装置の内部で、送信部回路からの信号は上記送受信端子
から信号を送り出すが、受信部回路の入力端子には入力
しないで、一方では、送受信端子で受信した信号は、受
信部回路の入力端子には加わるが送信部回路には入力し
ないという機能が必要になる。このような機能をもつ回
路をハイブリッド回路というが、本発明はかかる機能を
有する回路に関するものである。
従来の技術 まず、ハイブリッド回路の基本的な構成について、第2
図を用いて一般的に説明する。
第2図は、ハイブリッド回路の一般的な機能を説明する
ための図で1はハイブリッド回路を含むデータ伝送装置
、例えば変復調端末装置、2は、そのハイブリッド回路
である。送出端子から、その一方の端子31を通じて、
信号を装置1の内部回路へ加えられる。送受信端子4は
、一方の端子41で信号を回線におくり出す。しかし、
−船釣には、一方の端子31の送出信号の一部が、受信
端子5の中の一方の端子51にも現われる。また、送受
信端子4で外部の回線から受信した受信信号は、その一
方の端子42から同装置1内の受信端子5中の端子51
に信号が現われる。しかし前と同じように一般的には、
その一部が送出端子3の他方の端子32にも現われる。
本来の機能としては、端子31および同51に現われる
各信号は、小さい方が望ましい。
さて、このような機能をもったハイブリッド回路の具体
的な構成例を第3図に示す。素子201゜206は演算
増幅器であり、素子201は抵抗202.203と共に
反転増幅器を形成する。また素子206は抵抗208,
207,209と共に加算増幅器を形成する。抵抗20
4,208はこの回路が、ハイブリッド機能をもつため
に重要なはたらきをもつ抵抗であり、抵抗205は回線
の負荷抵抗である。
端子3に加えた信号電圧V3が端子4に出力として現わ
れる信号V4は、簡単な計算で次のように示される。
・・・・・・(1) 次に入力V3が、端子5でどの(らいの出力v5となる
かをみるため、V5/V3、すなわちG5−3を求める
と次のようになる。
・・・・・・(2) 同様に、端子4に信号V4を加えたとき端子5に現われ
る信号v5は次の式で示される。
ところで、第3図の回路が、本来のハイブリッド回路機
能をもつには、(2)式からG5−3=Oの条件を満足
するように抵抗値を決定すればよいことになる。その条
件は次式で、与えられる。
以上の説明を理解するため数値例を下に示す。
R20?=  2  KΩ   R209=2.8にΩ
R204=  2  KΩ   R203=2.8にΩ
R204=  0.6にΩ   R205=0.6にΩ
とするとR208は =3.286にΩ このように抵抗R20Bの値を選べば、G5−3は零に
なり、端子3に加えられた信号は端子5には現われない
なお、端子3から端子4への利得G4−3及び端子4か
ら端子5への利得G5−4はそれぞれ(1)式(2)式
を用いて次の値になる。
L=r−0,61 以上の説明で、各定数を適当にえらべば、ハイブリッド
機能が実現することが、理解できる。
さて、次に、本発明にかかる説明をするために、第3図
の回路をより一般的に第4図に書きなおすことができる
第4図において、21は例えば第3図の素子201およ
び抵抗202.203からなる反転増幅器であり、端子
3の送出信号を反転増幅し、端子4から回線に送り出す
。22は例えば第3図の素子206および抵抗207,
208,209からなる加算増幅器である。
発明が解決しようとする問題点 第3図の従来の回路では、端子3から入力される送出信
号が抵抗208を通る経路Aと同じく、素子201.抵
抗202,204,207を通る経路Bとで、回路構成
が異なり、経路Aは抵抗208を通過する比較的簡単な
経過であるのに対し、経過Bは反転増幅器を通過する複
雑な経過である。
したがって両者の経過を通る信号の遅延時間は一般には
異ることは容易に理解できることである。
さて、このように遅延時間の異なる、即ち、位相の異な
る同一周波数の二つの信号が加算増幅器22で加算され
ると、本来相殺して端子5には現われないはずの信号が
現われる。この現象が生じることを簡単に次に説明する
第5図は、第4図に対応して二つの信号経路A、Bの遅
延時間に着目した等価回路で、遅延時間Taは経路Aと
経路Bとの遅延時間差で−Gは増幅度Gの反転増幅器で
ある。今、簡単のため、端子3に振幅1の複素信号V3
が加えられるとする。
V 3 =e r w t 信号線221での信号V22+は、 V221 =A e ”” 信号線222での信号v222は、 V222=AeJw(t−Td) ここで、Aは経路A、経路Bの各増幅度で大きさは等し
くお互に180°位相が異っているように回路が設計さ
れている。
次に、端子5での合成信号v5は次のようになる。
V5= V221 + V222= −A e ”t+
 A e”(t−Td’= A (e−jwTdl、)
 8jWiここでTdが零で両経路の遅延時間差がない
場合は、V5は恒等的に零である。
しかしながら、Tdが有限である場合は事情は異なる。
信号出力V5の絶対値すなわち振幅を求めると となる。したがってIV51は取り扱う周波数によって
その振幅は零でな(、第6図に示すごとく有限の振幅を
もつことになる。
このことは本来の目的には合致せず、Td=Oでないか
ぎり困ることである。
本発明は、取り扱う周波数のいかんにかかわらず出力信
号が零になるようにすることが目的である。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するために、二つの信号経
路A、Bの遅延時間を等しくし遅延時間差Tdを零にな
したものである。
作用 本発明によると、上記した構成により送出信号の経路A
(反転経路)と経路B(非反転経路)とで各遅延時間を
等しくし、加算後の信号出力を取扱い周波数のいかんに
かかわらず常に相殺して、受信信号出力端子5における
送出信号の残留成分を取り扱い周波数にかかわらず零に
なるようにする。
実施例 第1図は、本発明にかかるハイブリッド回路の一実施例
を示す回路図である。
第1図において、201,210,211,212゜2
06は演算増幅器(以下オペアンプとよぶことにする。
)を構成する各要素であり、オペアンプ201は抵抗2
02.203とともに反転増幅器を形成し、その増幅率
は、その両抵抗の比、R2O3/R202できまる。オ
ペアンプ206は、抵抗207,208,209ととも
に加算増幅器を形成する。抵抗205は回線の負荷イン
ピーダンスである。オペアンプ210,211,212
は、利得1の正相バッファ回路である。
以下に本実施例の動作を説明する。
送出信号は、端子3から各回路要素201,202゜2
03.204でなる反転増幅器を通して端子4に送り出
される。
一方、受信信号は、端子4から入力され、バッファ21
0を通して加算増幅器構成の各回路要素206.20’
7,208,209をへて、端子5から装置内に入力さ
れる。このとき送出信号もバッファ210を通して同加
算増幅器に入力されるので、受信信号出力端子5に本来
出力してほしくない送出信号が混入することになる。
しかし、前記のバッファ210.信号線222を通して
、加算増幅器に入力される送出信号とは逆相の送出信号
を、等しい振幅で同加算増幅器の節点223に加算する
ことによって相殺し端子5に送出信号成分が混入しない
ようにしである。
第1図において、バッファ210は、正相の利得1の増
幅器で入力インピーダンスは大きく、出力インピーダン
スが、きわめて小さい性質をもっているもので、信号線
221と222との間にインピーダンス変換すなわちバ
ッファとして挿入されている。同様の目的で、端子3か
ら信号線の間にもバッファ211,212が挿入される
今、非反転送出信号経路(端子3からバッファ211.
212を通して信号線223に至る経路)と反転送出信
号経路(端子3からアンプ201゜210を通して信号
線223に至る経路)との各遅延時間を比較すると第1
図の本発明実施例では、両者ともオペ・アンプ2個を経
過して信号線223の節点で加算されているので、もし
各回路素子として、同一の性質のものを用い、各オペア
ンプ段における遅延時間を等しいものとすると、両者の
経路の各遅延時間は等しく、Tdは零になる。
発明の効果 上記のように本発明は、送出信号の受信側への影響を取
扱う周波数のいかんにかかわらず送出信号の受信側への
影響を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のハイブリッド回路の回路図、第
2図は通常のハイブリッド回路の機能を説明するための
信号の流れを示す概要図、第3図は従来例の回路図、第
4図は第3図回路を機能的に示したブロック図、第5図
は信号経路の遅延時間差に着目した信号経路図、第6図
は第5図の回路での出力特性図である。 201.206,210,211.212・・・・・・
オペアンプ、202,203,204,205゜207
.208.209・・・・・・抵抗。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名N    
l               1fi     L
−−−−−−−−−−−−−−一」口つ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 受信信号と送出信号との二つの伝送通路に、互いの遅延
    時間を等しくするためのダミー回路を挿入したことを特
    徴とするハイブリッド回路。
JP62284503A 1987-11-11 1987-11-11 ハイブリッド回路 Expired - Lifetime JPH07120970B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1213847A1 (en) * 1999-08-20 2002-06-12 Micro M'S Inc. Two-wire four-wire converting circuit for communication device

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EP1213847A4 (en) * 1999-08-20 2003-04-16 Micro M S Inc TWO-WIRE / FOUR-WIRE CONVERSION CIRCUIT FOR COMMUNICATION DEVICE

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