JPH01125710A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドの製造方法

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Publication number
JPH01125710A
JPH01125710A JP62284963A JP28496387A JPH01125710A JP H01125710 A JPH01125710 A JP H01125710A JP 62284963 A JP62284963 A JP 62284963A JP 28496387 A JP28496387 A JP 28496387A JP H01125710 A JPH01125710 A JP H01125710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
melting point
low
gap
track control
Prior art date
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Pending
Application number
JP62284963A
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English (en)
Inventor
Mikio Kitamura
幹夫 北村
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −lの1 本発明はVTRやフロッピーディスクドライブ等の磁気
記録装置に使用される磁気ヘッドのコア加工に関する技
術である。
従3j刈支術− 従来VTR等に使用される磁気ヘッドは、図3の(a)
〜(d)に示すごとく、まずフェライトブロック1に、
トラック幅tを規制する溝2を形成し、この溝に、低融
点ガラス4を溶融充填する。
次に巻線窓用溝3を形成して、ギャップ衝合わせ而7を
鏡面研磨した後この面に0.3〜1μm程度のギャップ
長に相当するギャップスペーサ(例えば5102) 5
をスパッタ等で被着形成する。
こうして形成したフェライトコア半体どうしを、衝合わ
せ加熱してトラック規制溝に充填したガラスを再溶融し
て接着していた。
口(゛よ′口 従来の製造方法においては次のような問題がある。
第1に、フェライトコア半体どうしを溶融接着するガラ
スは、トラック規制溝に充填するときと、溶融接着する
ときの2回の溶融過程を経るため、ガラスの結晶化や気
泡の発生という不具合が生じる。
第2に、両コア半体の衝合わせ面のガラス部表面にも、
ギャップスペーサ(例えば5so2)5!@存在するた
め、衝合わせ溶着したとき、このSIO□等がガラス中
に拡散したり、反応して、衝合わせ面付近のガラスの熱
膨張係数等が変化し、接着強度の劣化やガラスのクラッ
ク等の不具合が生じる。
n′の 本発明は上記問題点を解決するために、トラック規制溝
に鉛(Pb)含有率が70%〜95%程度のPb1Jツ
チな低融点ガラスを充填した後、ギャップスペーサを被
着する直前で、−旦この充填したガラスを全て弱酸性液
でエツチング除去する。
1皿 この様にギャップ衝合わせ面の鏡面研磨を高平坦度に仕
上げるために充填したガラスを一旦除去した後、ギャッ
プスペーサを形成し、フェライトフア半体どうしを溶着
する時、トラック規制溝に接着用ガラスを流し込むこと
により、最終的に残るガラスは、溶融過程は1回しかな
いので、ガラスの結晶化や、気泡の発生を抑制すること
ができる。また、ギャップスペーサはフェライト面にし
か存在しないため、衝合せ面付近のガラスは均質なもの
となり、接着強度の劣化やクラックの発生をも抑制でき
る。
災胤医 本発明の実施例を図1の(a)〜(e)にそって説明す
る。
図1の(a)に示すように、先ず、フェライトブロック
1にトラック規制溝2をダイサー等により加工形成する
次にトラック規制溝2に、低融点ガラス4を溶融充填し
た後、巻線窓用の溝3をダイサー等により加工形成する
。(図1の(b))ここで低融点ガラス4は、鉛含有率
が70%〜95%程度の鉛リッチのものがよい。
その後ギャップ衝合せ面7を鏡面研磨し、トラック規制
溝4に充填されている低融点ガラスを弱酸性の液、例え
ば氷酢酸=H20が1:50を用いてエツチング除去す
る。この時、フェライトはほとんどエツチングされない
次に、ギャップ衝合せ面に、ギャップスペーサ、例えば
S i O2をスパッタリング等で形成する。
(図1の(C)) このようにして、形成されたコア半体1と巻線窓用の溝
3を有しない他はこれと同様のコア半体1′どうしを、
図1の(d)に示すようにトラック1合わせして、衝合
せ、ガラスファイバー8を巻線窓内に挿入し、これを加
熱溶融して、溶着し、図1の(e)のごとき、磁気ヘッ
ドブロックを得る。
図2の(a)、(b)は本発明の製造方法の他の実施例
を示す。トラック規制溝2”にセンダストを被着した後
トラック規制溝2を形成し、鉛リッチな低融点ガラス4
を充填する。(図2の(a))次に酢酸対H20が1:
50の弱酸性液で、この低融点ガラスをエツチング除去
する。その後の工程は図1の(d)(e)と同じである
発刊1處l」 本発明の磁気ヘッドの製造方法によれば、最終的にトラ
ック規制溝に充填されたガラスは、1回しか加熱溶融過
程を経ないため、ガラスの結晶化や、気泡の発生が抑制
され、また、ギャップ衝合せ面のガラス部に、ギャップ
スペーサが存在しないため、コアブロックの接着強度が
強く、ガラスのクラッタ等の発生も抑制される。
よって、磁気ヘッドの製造歩留が向上するとともに信頼
性も高くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気ヘッドの製造方法の一実施例
を示すコアブロックの斜視図、及び正面図、第2図は他
の実施例の主要工程を示すコアブロックの斜視図、第3
図は従来の磁気ヘッドの製造方法を示すコアブロックの
斜視図。 1・・・フエライトファブロック、 2・・・トラック規制溝、 3・・・巻線窓用溝、 4・・・鉛リッチな低融点ガラス、 5・・・ギャップスペーサ、 6・・・溶着ガラス。 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気ヘッドコア半体のトラック幅規制溝に、鉛含有率の
    大きい低融点ガラスを溶融充填した後、ギャップ衝合わ
    せ面を鏡面研磨し、その後弱酸性液で、この低融点ガラ
    スをエッチング除去し、ギャップ衝合わせ面にギャップ
    スペーサを被着して、コア半体どうしを衝合わせ溶着す
    ることを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
JP62284963A 1987-11-11 1987-11-11 磁気ヘッドの製造方法 Pending JPH01125710A (ja)

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JPH01125710A true JPH01125710A (ja) 1989-05-18

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