JPH01125427A - 防食カバーのシール部材 - Google Patents

防食カバーのシール部材

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Publication number
JPH01125427A
JPH01125427A JP28198687A JP28198687A JPH01125427A JP H01125427 A JPH01125427 A JP H01125427A JP 28198687 A JP28198687 A JP 28198687A JP 28198687 A JP28198687 A JP 28198687A JP H01125427 A JPH01125427 A JP H01125427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrosion
cover
pile
sealer
lining material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28198687A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Shintani
新谷 一成
Katsuhiko Kashiwagi
勝彦 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
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Publication of JPH01125427A publication Critical patent/JPH01125427A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
IL之支五月次1 本発明は、水中に打設される鋼管杭または鉄筋コンクリ
ート杭等の腐蝕を防止するために、該杭の水と接触する
周面に密着して取付けられる防食カバーに関し、特に、
杭に連続して多数取付けられる防食カバーの中間連結部
および上下端部もしくは杭に単独に取付けられる防食カ
バーの上下端部をシールして防食すべき杭表面への水の
侵入を防止するシール部材に関する。
【釆弦韮 港湾等において海底に打設された鋼管杭または鉄筋コン
クリート杭等は、その海水と接触する表面が海水により
腐蝕し易い。従ってこのような杭の腐蝕を防止するため
に従来種々の手段が講じられているが、その1つとして
、半割りにした円筒体の各半部を形成する1対の防食カ
バーを、杭の周面に両側から当てがい、各防食カバーの
側部に突出さゼたフランジどうしをボルトで締付けて該
防食カバーを杭の周面に密着させ、これにより海水を杭
の表面から遮断する防食手段が知られている。 この防食カバーは、杭に沿って上下に多数連続して設け
られる場合もあり、または杭に単独に取付けられる場合
もあるが、内面に内張すされた防食層を介して杭周面に
密着し、該周面への海水の侵入を防止する。 が 電しようとする口 、 しかし連続して取付けられた防食カバーの中間連結部お
よび多数もしくは単独の防食カバーの最上、最下端部か
ら海水が防食面に侵入するので、これらの部分をシール
する必要がある。 ところで、防食カバーの外周面は必ずしも正確な円周面
をなしておらず、例えば工作精度に起因する不規則な凹
凸や、補強のために意図的に設けられた凸部等が存在し
、さらに既設の防食カバーには付着物や破損等による部
分的な凹凸が多数存在する。従って前記中間連結部をシ
ールするために隣接する防食カバーにまたがってバンド
材を巻ぎ付けても、バンド材と防食カバーとの間にどう
しても隙間が生じ、この隙間から海水が侵入するので、
満足なシール効果は得られない。また、防食カバーの最
上端部および最下端部には杭との間に外径の差による段
差が形成されているので、上記のようなバンド材による
シールはさらに困難である。 そこで従来は、たとえ上記のようなバンド材を使用する
場合でも、その外側をさらに水中硬化型樹脂で固め、該
樹脂を前記隙間に充填する等の補助シール施工を必要と
し、完全なシール効果を得るために細心の注意と手間を
要していた。 ロ    ° るた の   ゛よ 本発明は、このような事情に鑑み、防食カバーの中間連
結部もしくは端部を簡単にかつ有効にシールできるシー
ル部材を得ようとするものである。 すなわち本発明のシール部材は、防食カバーの外面形状
にほぼ合致する内面形状を有する分割型の締付バンドの
内面に弾性材料から成る内張材を張設して構成されてい
る。 このシール部材は、分割された締付バンドを防食カバー
周面の所定箇所に当てがい、ボルト等で締付けることに
より、極めて容易に該所定箇所に取付けられる。そして
この時、締付バンドの内面に張設された内張材が締付力
によって変形し、防食カバー周面の部分的凹凸等により
生ずる隙間を埋めて該周面に均一に密着するので、外部
からの水の侵入を確実に防止することができる。このシ
ール部材は上記のように機械的に防食カバーに固定され
るので、簡単に取付け、取外しを行うことができ、従っ
てメインテナンスが容易である。また、内張材を介して
防食カバーおよび杭の周面に接するので、これらを損傷
させることがない。締付バンドの形状は防食カバーの形
状に合わせて任意に選択できるので、複雑な外形を有す
る防食カバーにも容易に対応することができる。 友−亙−1 以下、本発明を図示の実施例について説明する。 第1図は海中に打設された杭に取付けられた防食カバー
の一例を示す側面図で、1は杭、2は防食カバーである
。杭1には複数個の防食カバー2が端部と端部を接して
連続して設けられており、第1図には隣接する2つの防
食カバー2.2の中間連結部3が示されている。各防食
カバー2は第2図から分るように円筒を軸線方向に半割
りにした形状の1対のカバー本体4.4から成り、各カ
バー本体4の内周面には防食材層5がうちぼりされてい
る。各カバー本体4の両側縁部には該側縁部に沿って半
径方向外方へ突出したフランジ6が設けられており、両
力バー本体4の互いに対向するフランジ6間にガスケッ
トを挟んでこれらのフランジ6をボルト7によって締付
けることにより、防食カバー2が杭1に締着固定され、
杭1の周面  −に海水が接触するのを防止している。 しかしこのようにして杭周面への海水の侵入を防いでも
、防食カバー2.2間の継目8から海水が防食しようと
する杭周面部に侵入するので充分な防食効果が得られな
い。そこで防食カバー2.2の中間連結部3に第1図に
仮想線で示されているようなシール部材10を嵌着する
。しかしシール部材10を嵌着すべき防食カバー2の端
部の周面ば正確な円筒面ではなく、例えば第2図に示す
ように外側へ盛上って厚肉部を形成する凸部11が形成
されている。本実施例におけるこの凸部11は両力バー
本体4.4の互いに当接する端面をボルト7による締付
力に対して補強するためのものである。 第3図は上記のような中間連結部3に嵌着されるシール
部材10を示す横断面図である。同図において12は短
円箇条の締付バンドで、2つの半部12a 、 12b
に分割されている。そして各半部12a。 12bの両端部にはそれぞれフランジ13が突設されて
おり、互いに対向するフランジ13.13間にガスケラ
ト14を挟んでボルト15とナツト16で締付(プるこ
とにより半部12bと12bとが一体に連結され、かつ
前記防食カバー2の周面を締付けてこれに固定される。 締付バンド12の内面は防食カバー2の外面にほぼ合致
した円筒面をなしているが、この内面に例えばフオーム
ラバー等の弾力性を有する材料から成る内張材17が貼
着されている。この内張材17は締付バンド12の各半
部12a 、 12bにそれぞれ貼着されているが、該
半部12a 、 12bを連結した時には周方向に連続
した内張層を形成する。 なお、締付バンド12は合成樹脂または繊組強化樹脂(
FRP)等の材料で作られている。 このシール部材10を第1図の防食カバー2.2の中間
連結部3に取付けた時の前記凸部11近傍の状態を、第
4図に断面で示しである。中間連結部3に締付バンド1
2だけを締付けて固定したとすると、締付バンド12が
凸部11につかえてそれ以上に締付けることができない
ので、凸部11の両側に隙間が生ずるが、本実施例のシ
ール部材10においては締付バンド12の内面に弾性材
料から成る内張材1γが貼着されているので、該内張材
17が締付力によって変形し、第4図に示すように防食
カバー2の凸部11を含めた全周面に隙間なく密着する
。従って外部の海水が防食カバー2の外周面とシール部
材10の内周面との間で遮断され、防食カバー2.2間
の継目8に達することがない。 第5図は杭1に取付けられた防食カバー2の最上端部を
示す側面図で、第6図はこのような最上端部に取付けら
れるシール部材10の一方の半部をその分割面側から見
た図面である。このシール部材10には締付バンド12
の内周面に杭1に対応する小径部分1aと、防食カバー
2に対応する大径部分2aとが形成され、防食カバー2
の最上端部と杭1との間に形成される段部18に対応す
る段部18aが小径部分1aと大径部分2aとの間に形
成されている。そしてこのようにして形成された締付バ
ンド12の内周面に沿わせて前記と同様な内張材17が
貼着されている。このシール部材10を第5図の防食カ
バー2と杭1とにまたがらせて取付けると、第7図に示
すように内張材17はその圧縮変形によって防食カバー
2の外周面から段部18を経て杭1の外周面までl!B
i間なく密着し、海水の侵入を有効に阻止する。 第8図は杭1の既に防食カバー19で防食されている部
分の下部に防食カバー19とは径の異なる防食カバー2
を新たに付は加えて該下部をも防食しようとする場合に
、防食カバー19と防食カバー2との間に本発明による
シール部材10を取付けた例を示す。シール部材10の
構造は第6,7図のものとほぼ同様である。 l虱立盈】 以上の通り、本発明のシール部材は、防食カバーの外面
形状にほぼ合致する内面形状を有する分glJ型の締付
バンドの内面に弾性材料から成る内張材を張設して構成
されているので、防食カバーの中間連結部もしくは端部
に極めて容易に取付けられるとともに、内張材が締付力
によって変形し、防食カバー周面の部分的凹凸や防食カ
バーと杭との間の段差等によって生ずる隙間を埋め、外
部からの水の侵入を確実に防止する。また取付け、取外
しを簡単に行うことができメインテナンスが容易で、防
食カバーおよび杭の周面を損傷させることがなく、かつ
複雑な外形を有する防食カバーにも容易に対応すること
ができる等、防食カバーのシール部材として多くの優れ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は杭に取付けられた防食カバーの一例を示す側面
図、第2図は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は
第1図の防食カバーの中間連結部をシールするシール部
材の拡大横断面図、第4図は同シール部材を防食カバー
に取付けた状態を示す拡大横断面図、第5図は杭に取付
けられた防食カバーの上端部を示す側面図、第6図は同
上端部をシールするシール部材の半部を示す拡大側面図
、第7図は同シール部材を防食カバー上端部に取付けた
状態を示す図面、第8図は他の実施例を示す側面図であ
る。 1・・・杭、2・・・防食カバー、3・・・中間連結部
、4・・・カバー本体、5・・・防食材層、6・・・7
ランジ、7・・・ボルト、8・・・継目、10・・・シ
ール部材、11・・・凸部、12・・・締付バンド、1
3・・・フランジ、14・・・ガスケット、15・・・
ボルト、16・・・ナツト、17・・・内張材、18・
・・段部、19・・・防食カバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  杭の表面に嵌着されて該周面を防食する防食カバーの
    中間連結部もしくは端部をシールするシール部材におい
    て、前記防食カバーの外面形状にほぼ合致する内面形状
    を有する分割型の締付バンドの内面に弾性材料から成る
    内張材を張設して構成したことを特徴とする防食カバー
    のシール部材。
JP28198687A 1987-11-10 1987-11-10 防食カバーのシール部材 Pending JPH01125427A (ja)

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JP28198687A JPH01125427A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 防食カバーのシール部材

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JP (1) JPH01125427A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993015277A1 (en) * 1992-02-04 1993-08-05 Doleshal Donald L Method and apparatus for treatment, repair and encapsulation of a submerged pile
JP2008175058A (ja) * 2002-03-28 2008-07-31 Mitani Sekisan Co Ltd 既製杭の保護ソケット、既製杭の埋設方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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