JPH0112505Y2 - - Google Patents

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JPH0112505Y2
JPH0112505Y2 JP15852082U JP15852082U JPH0112505Y2 JP H0112505 Y2 JPH0112505 Y2 JP H0112505Y2 JP 15852082 U JP15852082 U JP 15852082U JP 15852082 U JP15852082 U JP 15852082U JP H0112505 Y2 JPH0112505 Y2 JP H0112505Y2
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JP
Japan
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wire
split
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tightening
insulator
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JP15852082U
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JPS5963619U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は作業性を改善し、固定の安定度を高め
た放電クランプに関するものである。
従来の放電クランプとして、例えば、実開昭55
−121418号公報に示されるように、電線受け部と
ホーン部を有した支持金に被覆を剥いだ電線を締
め付け、これを碍子頭部にバインド線で固定する
ようにしたものがある。
しかし、従来の放電クランプによれば、電線の
締付けとバインド線による固定の2回の厄介な操
作が必要であるため、作業性をそれほど高めるこ
とができず、また、固定の安定度にもばらつきが
生じて信頼性を高めることができなかつた。
本考案は、上記に鑑み、作業性を改善し、信頼
性を高めるため、放電クランプの碍子への仮押え
および締付け固定と、電線の放電クランプへの締
付け固定を1本のボルトを使用して連続的に操作
できるようにした放電クランプを提供することに
ある。
以下、本考案の放電クランプを図面を参照して
詳細に説明する。
第1図より第4図イ,ロは本考案の一実施例を
示し、第1図および第2図において、側部にボル
ト遊挿孔3を有し、頂部が互いにちようつがい式
に連結され、碍子頭部2に締緩自在に嵌合される
左右同一形状の2つ割本体1と、上部に電線受け
部4、下部に絶縁カバー5を有し、中間のアーキ
ングホーン固定部9aにボルト挿通孔6を有し、
後述するライナー15の固定用突起7を一対の孔
7aに通して2つ割本体のいずれか一方に固定す
ることにより該本体に固定されるアーキングホー
ン9(第4図イ,ロ、12aは後述する突起12
と係合する係合孔)と、一方に電線締付け部1
0、反対側に碍子頚部11へ一方の2つ割本体1
を締付ける突起12を備え、中央部にボルト遊挿
孔16を有した電線押え金具13と、前記固定部
材7を介してアーキングホーン9を2つ割本体1
のいずれか一方に締め付け固定する締付け固定部
8を有して電線心線部14とアーキングホーンの
受け部4との間に挿入された銅、アルミニウム等
の高導電性ライナ15と、2つ割本体1、アーキ
ングホーン9、および電線押え金具13のボルト
遊挿孔3,6,16に挿通され、座金17、皿ば
ね18、六角ボルト19を介して押え金具13を
締め付け固定する締付けボルト20(2つ割本体
1を碍子頭部2に締付ける)と、ライナ15の締
付け固定部8と押え金具13との間に平座金21
と共に配置されたコイルばね22と、碍子頭部1
1と2つ割本体1との間に設けたアルミニウムな
どの導電性軟質スペーサ23より構成される。
以上の構成において、作業者がアーキングホー
ン9の絶縁カバー5の部分を把持すると、一対の
本体1のちようつがい作用に基く下方の開放機能
によつて本体1を碍子頭部2に容易に被覆するこ
とができる。本体1を被覆した後、押え金具13
を左右何れかの方向に90゜回転すると、第3図に
示すように、押え金具13の電線締付け部10お
よび本体締付け用突起12が本体1を押圧するた
め、特別の固定操作を要しないで本体1を碍子頭
部2に対し仮固定することができる。この状態で
被覆電線の一部を剥離して心線部14を露出し、
露出した心線部14をライナ15で被われたアー
キングホーン9の電線受け部4へ嵌合させても、
電線の張力によつて本体1が碍子頭部2から外れ
るようなことはない。続いて、電線押え金具13
を90゜回転して原姿勢に戻し、ナツト19を右回
動すると、電線押え金具13が図面の左方に移動
して電線締付け部10が心線14に、そして2つ
割本体締付け用突起12が対応する本体1に設け
た溝穴(図示せず)にそれぞれ係合する、さらに
ナツト19を回動すると2つ割本体1は碍子頭部
2に強固に固定され、同時に電線心線部14もラ
イナ15およびアーキングホーン9の電線受け部
4を介して2つ割本体1への強固に固定される。
上記のように、本考案の放電クランプによれ
ば、1本の締付けボルト20の使用によつて、2
つ割本体1への電線の固定が容易にできるため放
電クランプの取付け作業が極めて簡略化される。
しかも主たる部品の数は左右同一形状で頂部にお
いてちようつがい式に連結された2つ割本体1
と、アーキングホーン9と、ライナ15と、電線
押え金具13と、コイルばね22と、締付けボル
ト20と極めて少なく、かつこれら部品が1つの
ユニツトに組立てられているため、構成が簡単、
従つてまた製造コストが低減される。
以上説明した通り、本考案の放電クランプによ
れば、放電クランプの碍子への仮押えおよび締付
け固定と、電線の放電クランプへの締付け固定を
1本のボルトを使用して連続的に操作できるよう
にしたため、作業性を改善し、固定の安定度が大
になつて信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図
は同じく側面図で電線固定状態を示す。第3図は
同じく側面図であるが、電線押え金具が90゜回転
された電線の仮固定状態を示す。第4図イ,ロは
本考案によるアーキングホーンの実施例を示し、
イは側面図、ロは部分平面図である。 符号の説明、1……2つ割本体、2……碍子頭
部、3,6,16……ボルト遊挿孔、4……電線
受け部、5……アーキング・カバー、7……固定
用突起、8……ライナの締付け固定部、9……ア
ーキングホーン、9a……アーキングホーン固定
部、10……電線締付け部、11……碍子頚部、
12……2つ割本体締付け用突起、13……電線
押え金具、14……電線心線部、15……ライ
ナ、17……座金、18……皿ばね、19……六
角ボルト、20……締付けボルト、21……平座
金、22……コイルばね、23……スペーサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 頂部が互にちようつがい式に結合された2つ割
    本体と、該2つ割本体と単一のボルトを介して係
    合し、該2つ割本体を碍子頭部へ締付け固定する
    本体締付け部と、該2つ割本体へ電線を締付け固
    定する電線締付け部を有した押え金具と、 電線受け部を有し、前記ボルトおよび前記押え
    金具を介して前記2つ割本体に固定されるアーキ
    ングホーンと、 前記ボルトに挿通されて前記2つ割本体と前記
    押え金具との間に配設され、該押え金具を前記締
    付け固定する方向と反対の方向に付勢する弾性部
    材とを備え、 前記2つ割本体を碍子頭部に係合し、 前記押え金具を90゜回動して前記本体締付け部
    および/あるいは前記電線締付け部によつて該2
    つ割本体を碍子頭部に仮固定した状態で前記アー
    キングホーンの前記電線受け部に電線をあてが
    い、前記押え金具を原姿勢に回復した後、前記ボ
    ルトを前記弾性部材に抗して締付けることにより
    碍子頭部に固定される構成を有することを特徴と
    する放電クランプ。
JP15852082U 1982-10-20 1982-10-20 放電クランプ Granted JPS5963619U (ja)

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JP15852082U JPS5963619U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 放電クランプ

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JP15852082U JPS5963619U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 放電クランプ

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Publication Number Publication Date
JPS5963619U JPS5963619U (ja) 1984-04-26
JPH0112505Y2 true JPH0112505Y2 (ja) 1989-04-12

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JP5020108B2 (ja) * 2008-01-17 2012-09-05 中国電力株式会社 耐張クランプ用分岐アダプタ

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JPS5963619U (ja) 1984-04-26

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