JPH01124254A - バイポーラトランジスタ - Google Patents
バイポーラトランジスタInfo
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- JPH01124254A JPH01124254A JP28250587A JP28250587A JPH01124254A JP H01124254 A JPH01124254 A JP H01124254A JP 28250587 A JP28250587 A JP 28250587A JP 28250587 A JP28250587 A JP 28250587A JP H01124254 A JPH01124254 A JP H01124254A
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
本発明はポリSiエミッタトランジスタの構造に関し、
そのhFEの向上を目的とし、
例えばnpnTrに於いて、エミッタ/ベース間に、S
iN、のような、正孔に対して高い障壁となり電子に対
しては低い障壁になる薄層を介在させて構成する。
iN、のような、正孔に対して高い障壁となり電子に対
しては低い障壁になる薄層を介在させて構成する。
本発明は多結晶シリコン(以下、ポリSt)のエミッタ
を有するバイポーラトランジスタの構造に関わる。
を有するバイポーラトランジスタの構造に関わる。
集積回路に組み込まれるバイポーラトランジスタを高速
化する場合、そのエミツタ幅を縮小することは有効な処
置である。素子全体の小型化を含めてエミツタ幅の縮小
を実現する構造として、SS T (Super Se
lf−align Transister)と呼ばれる
形状が提案されている。
化する場合、そのエミツタ幅を縮小することは有効な処
置である。素子全体の小型化を含めてエミツタ幅の縮小
を実現する構造として、SS T (Super Se
lf−align Transister)と呼ばれる
形状が提案されている。
これは第4図に断面形状が示されるように、単結晶Si
基板内のn型コレクタ領域11にp型不純物を選択的に
拡散してベース領域12を形成し、ポリStのベース引
出し電極16を形成した後、第2のSiO□層15層液
5形成し、その上にn型ポリSi層を堆積してエミッタ
13を形成したものである。
基板内のn型コレクタ領域11にp型不純物を選択的に
拡散してベース領域12を形成し、ポリStのベース引
出し電極16を形成した後、第2のSiO□層15層液
5形成し、その上にn型ポリSi層を堆積してエミッタ
13を形成したものである。
第2のS i Oz層を堆積してベース拡散窓を自己整
合的に縮小し、エミッタ拡散窓とすることから上記の名
称が生まれたが、このような処理は例えばRrEのよう
なエツチング法を利用することで可能であり、当業者に
は周知の技術である。
合的に縮小し、エミッタ拡散窓とすることから上記の名
称が生まれたが、このような処理は例えばRrEのよう
なエツチング法を利用することで可能であり、当業者に
は周知の技術である。
SSTはトランジスタの高速化に有効な技術であるが、
素子のhFEを大にするものではない、hIはコレクタ
電流とベース電流の比として定義されるが、コレクタ電
流はエミッタ電流からベース電流を差し引いたものであ
り、ベース電流に比ペエミンタ電流が十分大であればh
Ftも大となる。
素子のhFEを大にするものではない、hIはコレクタ
電流とベース電流の比として定義されるが、コレクタ電
流はエミッタ電流からベース電流を差し引いたものであ
り、ベース電流に比ペエミンタ電流が十分大であればh
Ftも大となる。
npn)ランジスタの場合、ベース電流はベースからエ
ミッタへの正孔の注入量によって、エミッタ電流はエミ
ッタからベースへの電子の注入量によって定まるから、
正孔の注入量を滅じ電子の注入量を増せば、エミッタ電
流は大、ベース電流は小となり、hrtは大となる。
ミッタへの正孔の注入量によって、エミッタ電流はエミ
ッタからベースへの電子の注入量によって定まるから、
正孔の注入量を滅じ電子の注入量を増せば、エミッタ電
流は大、ベース電流は小となり、hrtは大となる。
第4図の構造の素子を形成する場合、ベース拡散の後、
大気中で処理することからエミッタ/ベース間に自然酸
化膜が介在することになる。この酸化膜(SiO□)が
素子のhrtを大ならしめているとする考えがあ名。
大気中で処理することからエミッタ/ベース間に自然酸
化膜が介在することになる。この酸化膜(SiO□)が
素子のhrtを大ならしめているとする考えがあ名。
エミッタ/ベース間にSiO□の薄層が存在する場合の
エネルギ帯ダイヤグラムは第5図のようになり、エミッ
タからベースに注入される電子、ベースからエミッタに
注入される正孔の何れに対しても障壁が形成されたこと
になる。しかしながら、この障壁をキャリヤがトンネル
する確率を考えると、有効質量の小さい電子のトンネル
確率は有効質量の大きい正孔のトンネル確率よりも大で
あることから、相対的にエミッタからベースへの電子の
注入が増すことになり、トランジスタのり、えは大にな
ると見るのである。
エネルギ帯ダイヤグラムは第5図のようになり、エミッ
タからベースに注入される電子、ベースからエミッタに
注入される正孔の何れに対しても障壁が形成されたこと
になる。しかしながら、この障壁をキャリヤがトンネル
する確率を考えると、有効質量の小さい電子のトンネル
確率は有効質量の大きい正孔のトンネル確率よりも大で
あることから、相対的にエミッタからベースへの電子の
注入が増すことになり、トランジスタのり、えは大にな
ると見るのである。
なお、本明細書では伝導帯、価電子帯の何れの障壁であ
っても、キャリヤの移動を妨げる効果の大きい場合を、
障壁が「高い」と表現することにする。
っても、キャリヤの移動を妨げる効果の大きい場合を、
障壁が「高い」と表現することにする。
〔従来技術と発明が解決しようとする問題点〕このよう
にエミッタ/ベース間に自然酸化膜が介在することは素
子のh□を大にする点では有効であるが、コレクタ電流
を大きく出来ないという問題がある。また、自然酸化膜
のように成り行きまかせでは、素子特性の再現性を良好
ならしめることはできない。
にエミッタ/ベース間に自然酸化膜が介在することは素
子のh□を大にする点では有効であるが、コレクタ電流
を大きく出来ないという問題がある。また、自然酸化膜
のように成り行きまかせでは、素子特性の再現性を良好
ならしめることはできない。
本発明は、St基板に形成されるポリSiエミッタトラ
ンジスタのエミッタ/ベース間に絶縁物等の薄層を積極
的に介在させることにより、素子のコレクタ電流を大き
くとることが出来、且つhFEも大にする技術を提供す
るものである。
ンジスタのエミッタ/ベース間に絶縁物等の薄層を積極
的に介在させることにより、素子のコレクタ電流を大き
くとることが出来、且つhFEも大にする技術を提供す
るものである。
npn型ポリSiエミッタトランジスタのり、アを大と
するため本発明では、エミッタ/ヘース間に禁制帯の幅
がS i O!よりも狭<Stよりも広い物質の薄層を
介在させる。
するため本発明では、エミッタ/ヘース間に禁制帯の幅
がS i O!よりも狭<Stよりも広い物質の薄層を
介在させる。
第1の実施例ではこれは不純物をドープしない5isN
aであり、第2の実施例ではn型不純物を多量にドープ
したs+N、(X−0,1〜1)である。
aであり、第2の実施例ではn型不純物を多量にドープ
したs+N、(X−0,1〜1)である。
第1の実施例の場合、第2図に示されるように、伝導帯
に生ずる障壁の高さ及び価電子帯の障壁の高さはいずれ
も5t(hのそれよりも低(なるが、伝導帯の障壁の方
が低くなる効果が顕著であり、相対的に電子のトンネル
確率が増加することになる。
に生ずる障壁の高さ及び価電子帯の障壁の高さはいずれ
も5t(hのそれよりも低(なるが、伝導帯の障壁の方
が低くなる効果が顕著であり、相対的に電子のトンネル
確率が増加することになる。
また第2の実施例の場合、第3図に示されるように、伝
導帯に生ずる障壁を極めて低いものとすることが可能で
あり、電子はトンネルではな(ドリフトによってエミッ
タからベースに移動し、正孔は依然トンネルによってベ
ースからエミッタに移動することになる。第3図(a)
は電圧を印加しない状態のもの、同図山)は動作電圧を
印加した状態のものである。図の(1)はn型エミッタ
、(2)は5iN8、(3)はp型ベース、(4)はコ
レクタの範囲を示す。
導帯に生ずる障壁を極めて低いものとすることが可能で
あり、電子はトンネルではな(ドリフトによってエミッ
タからベースに移動し、正孔は依然トンネルによってベ
ースからエミッタに移動することになる。第3図(a)
は電圧を印加しない状態のもの、同図山)は動作電圧を
印加した状態のものである。図の(1)はn型エミッタ
、(2)は5iN8、(3)はp型ベース、(4)はコ
レクタの範囲を示す。
いずれの場合も、本発明のような処置を講じない素子に
比べて、h、アは大となる。
比べて、h、アは大となる。
第1図は本発明の素子の断面構造を示す模式図である。
全体の形状は第4図の従来型の素子に類催しており、各
部分の寸法も特に変わるところはない。本発明の素子に
於いては、ポリStエミッタ13の下に窒化シリコン膜
のようにS i Otよりもバンドギャップが小である
皮B17が設けられている点が特徴となっている。
部分の寸法も特に変わるところはない。本発明の素子に
於いては、ポリStエミッタ13の下に窒化シリコン膜
のようにS i Otよりもバンドギャップが小である
皮B17が設けられている点が特徴となっている。
第1の実施例では窒化シリコンはSi3N4の如き化学
量論的組成で、不純物はドープされないものである。1
亥Si3Ng膜17の厚さは20〜100人で、このよ
うな皮膜はプラズマCVD法により、原料ガスとして5
iHe、NHiを用い、成長温度300〜500℃、圧
力0.5〜1.5 torrSRF出力0.1〜1.0
W/am”の条件で堆積することが出来る。
量論的組成で、不純物はドープされないものである。1
亥Si3Ng膜17の厚さは20〜100人で、このよ
うな皮膜はプラズマCVD法により、原料ガスとして5
iHe、NHiを用い、成長温度300〜500℃、圧
力0.5〜1.5 torrSRF出力0.1〜1.0
W/am”の条件で堆積することが出来る。
Si3N、膜の成長法としてはこの他にスパンタ法、蒸
着法、熱CVD法、ECR−CVD法などが利用可能で
あるが、自然酸化膜の生成を極力抑えることが必要で、
大気中の作業時間は可能な限り短縮しなければならない
、或いは5izNa膜成長前のプラズマ処理によって自
然酸化膜を除去することも有効である。本実施例の素子
の他の部分は公知のSST形成方法によって形成される
。
着法、熱CVD法、ECR−CVD法などが利用可能で
あるが、自然酸化膜の生成を極力抑えることが必要で、
大気中の作業時間は可能な限り短縮しなければならない
、或いは5izNa膜成長前のプラズマ処理によって自
然酸化膜を除去することも有効である。本実施例の素子
の他の部分は公知のSST形成方法によって形成される
。
本実施例の素子の動作電圧を印加した状態のエネルギ帯
ダイヤグラムは第2図のようになる。図の+11はn型
エミッタ、(2)は5i3Na、(3)はp型ベース、
(41はn型コレクタの範囲を示す。
ダイヤグラムは第2図のようになる。図の+11はn型
エミッタ、(2)は5i3Na、(3)はp型ベース、
(41はn型コレクタの範囲を示す。
図から明らかなように、本実施例の素子に於いては伝導
帯、価電子帯の何れにも障壁が存在する。
帯、価電子帯の何れにも障壁が存在する。
しかしながら、その高さは伝導帯、価電子帯の何れに於
いてもS i Otによる障壁よりも低い。そのためコ
レクタ電流を大とすることが可能になる。
いてもS i Otによる障壁よりも低い。そのためコ
レクタ電流を大とすることが可能になる。
また、伝導帯の障壁に着目すれば、5iOzの場合、そ
の高さは略3.5 e Vであるのに対し、5izN4
のそれは略2.OeVであり、電子のトンネル確率は大
幅に増大する。同時に価電子帯の障壁も低くなって正孔
のトンネル確率も増すが、電子のトンネル確率増加の方
がより効果的であり、素子のり、は大となる。
の高さは略3.5 e Vであるのに対し、5izN4
のそれは略2.OeVであり、電子のトンネル確率は大
幅に増大する。同時に価電子帯の障壁も低くなって正孔
のトンネル確率も増すが、電子のトンネル確率増加の方
がより効果的であり、素子のり、は大となる。
該実施例と同様の効果を示す障壁材料としては、5ty
x、SiC,、SiN、Oyなどがあり、夫々の組成は
、5iO1lがSiとStowの間、5iCXがSiと
SiCの間であれば良く、S iN x Ovでは実現
可能な組成の禁制帯幅はSingのそれよりも狭い。
x、SiC,、SiN、Oyなどがあり、夫々の組成は
、5iO1lがSiとStowの間、5iCXがSiと
SiCの間であれば良く、S iN x Ovでは実現
可能な組成の禁制帯幅はSingのそれよりも狭い。
第2の実施例も断面構造は第1図に示されるものと同じ
であって、この実施例ではSiN、と表現される窒化シ
リコンII!17の厚さは20〜200人、Xの値は0
.1〜1、不純物が燐の場合、P / S iの組成比
は10−4〜10−1である。このような皮膜はプラズ
マCVD法により、原料ガスとしてS i Hs +N
H3+ P H5(Asドープの場合はA3H3)を
用い、成長温度250〜550℃、圧力0.5〜1.5
torr、 RF出力0.1〜’−OW / crm
zの条件で堆積することが出来る。SiN、膜の成長
法としてはこの他にスバッタ法、薄着法、熱CVD法、
ECR−CVD法などが利用可能である0本実施例の素
子の他の部分は公知のSST形成法によって形成される
。
であって、この実施例ではSiN、と表現される窒化シ
リコンII!17の厚さは20〜200人、Xの値は0
.1〜1、不純物が燐の場合、P / S iの組成比
は10−4〜10−1である。このような皮膜はプラズ
マCVD法により、原料ガスとしてS i Hs +N
H3+ P H5(Asドープの場合はA3H3)を
用い、成長温度250〜550℃、圧力0.5〜1.5
torr、 RF出力0.1〜’−OW / crm
zの条件で堆積することが出来る。SiN、膜の成長
法としてはこの他にスバッタ法、薄着法、熱CVD法、
ECR−CVD法などが利用可能である0本実施例の素
子の他の部分は公知のSST形成法によって形成される
。
該実施例のエネルギ帯ダイヤグラムは第3図に示される
。同図(alは熱平衡状態に於けるダイヤグラムで・エ
ミッタ、ベース、コレクタはいづれもシリコンであるか
ら禁制帯幅は等しく、導電型によってフェルミレベルの
位置が異なっている。
。同図(alは熱平衡状態に於けるダイヤグラムで・エ
ミッタ、ベース、コレクタはいづれもシリコンであるか
ら禁制帯幅は等しく、導電型によってフェルミレベルの
位置が異なっている。
SiN、はこれ等より禁制帯幅が広く、n型不純物を含
有するので、エネルギ帯ダイヤグラムは同図+a)のよ
うに表される。
有するので、エネルギ帯ダイヤグラムは同図+a)のよ
うに表される。
通常の動作のようにエミッタに負極性、ベースおよびコ
レクタに正極性の電圧を印加するとエネルギ帯ダイヤグ
ラムは(b1図のようにバンドが変形するが、エミッタ
/ベース間に着目すると次のような特徴が認められる。
レクタに正極性の電圧を印加するとエネルギ帯ダイヤグ
ラムは(b1図のようにバンドが変形するが、エミッタ
/ベース間に着目すると次のような特徴が認められる。
即ち、伝導帯には僅かな高低差が存在するのみで電子は
ドリフトによって極めて容易にエミッタからベースに移
動するのに対し、価電子帯はSiNx9M域で大きく下
に突き出ており、正孔がベースからエミッタに移動する
には高い障壁をトンネルしなければならない。
ドリフトによって極めて容易にエミッタからベースに移
動するのに対し、価電子帯はSiNx9M域で大きく下
に突き出ており、正孔がベースからエミッタに移動する
には高い障壁をトンネルしなければならない。
このようにエミッタ/ベース間に特異な障壁が設けられ
た結果、ベースからエミッタへの正孔の注入であるベー
ス電流は小となり、エミッタからベースへの電子の注入
であるエミッタ電流は大となるので、先に述べたように
り、□が大となる。
た結果、ベースからエミッタへの正孔の注入であるベー
ス電流は小となり、エミッタからベースへの電子の注入
であるエミッタ電流は大となるので、先に述べたように
り、□が大となる。
上記再実施例に於いて、エミッタの材料としてはポリS
lの他に、シリコンカーバイドやマイクロクリスタルS
iと呼ばれるアモルファスに近いSi層などを用いても
良い。
lの他に、シリコンカーバイドやマイクロクリスタルS
iと呼ばれるアモルファスに近いSi層などを用いても
良い。
窒化シリコンのような障壁層が設けられた結果、エミッ
タからベースへの電子の注入はベースからエミッタへの
正孔の注入に比べて相対的に増加することになり、バイ
ポーラトランジスタのhFEが大となる。
タからベースへの電子の注入はベースからエミッタへの
正孔の注入に比べて相対的に増加することになり、バイ
ポーラトランジスタのhFEが大となる。
第1図は本発明の素子の構造を示す模式断面図、第2図
は第1の実施例に於けるエネルギ帯ダイヤグラム、 第3図は第2の実施例に於けるエネルギ帯ダイヤグラム
、 第4図は従来の素子の構造を示す模式断面図第5図は従
来の素子に於けるエネルギ帯ダイヤグラム、 であって、 図に於いて 11 はコレクタ、 12 はベース、 13 はエミッタ、 14、15は5ift、 16 はポリ5i 17 は窒化Si である。
は第1の実施例に於けるエネルギ帯ダイヤグラム、 第3図は第2の実施例に於けるエネルギ帯ダイヤグラム
、 第4図は従来の素子の構造を示す模式断面図第5図は従
来の素子に於けるエネルギ帯ダイヤグラム、 であって、 図に於いて 11 はコレクタ、 12 はベース、 13 はエミッタ、 14、15は5ift、 16 はポリ5i 17 は窒化Si である。
Claims (5)
- (1)半導体単結晶領域に第1導電型のコレクタ及び第
2導電型のベース領域が形成され、前記半導体単結晶に
付加的に第1導電型のエミッタ領域が形成されて成るバ
イポーラトランジスタであって、前記ベース領域と前記
エミッタ領域との間に、二酸化シリコンの禁制帯幅より
も狭く且つシリコンの禁制帯幅よりも広い禁制帯幅を有
する材料の薄層が設けられて成ることを特徴とするバイ
ポーラトランジスタ。 - (2)前記ベース領域と前記エミッタ領域との間に設け
られる前記範囲の禁制帯幅を有する材料は、第1及び第
2導電型のキャリヤに対して障壁となり、第1導電型の
キャリヤのトンネル確率が第2導電型キャリヤのトンネ
ル確率よりも大となる材料であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のバイポーラトランジスタ。 - (3)前記エミッタ領域はn型多結晶シリコンであり、
前記障壁層は不純物をドープしない窒化シリコンである
ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のバイポー
ラトランジスタ。 - (4)前記ベース領域と前記エミッタ領域との間に設け
られる前記範囲の禁制帯幅を有する材料は第1導電型の
不純物を高濃度にドープされ、第1導電型のキャリヤに
対しては障壁を形成せず若しくは極めて低い障壁を形成
し、且つ第2導電型のキャリヤに対しては高い障壁を形
成する材料であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のバイポーラトランジスタ。 - (5)前記エミッタ領域はn型多結晶シリコンであり、
前記障壁層はn型不純物が多量にドープされた窒化シリ
コンであることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
のバイポーラトランジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28250587A JPH01124254A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | バイポーラトランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28250587A JPH01124254A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | バイポーラトランジスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01124254A true JPH01124254A (ja) | 1989-05-17 |
Family
ID=17653317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28250587A Pending JPH01124254A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | バイポーラトランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01124254A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009173350A (ja) * | 2003-03-03 | 2009-08-06 | Seaquist Perfect Dispensing Foreign Inc | エアゾル作動装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58168275A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-04 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JPS62112370A (ja) * | 1985-11-11 | 1987-05-23 | Nec Corp | 半導体接合 |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP28250587A patent/JPH01124254A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58168275A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-04 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JPS62112370A (ja) * | 1985-11-11 | 1987-05-23 | Nec Corp | 半導体接合 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009173350A (ja) * | 2003-03-03 | 2009-08-06 | Seaquist Perfect Dispensing Foreign Inc | エアゾル作動装置 |
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